NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
放送終了まで2週間ちょっとになった11日午後、「東北地方太平洋沖地震」が起こった。
これにより、12日に放送が中断した。
そして、19日に放送が再開した。
1週間分(6日分)が飛んだ。
きのう、午後の時間帯に過去6回分がほぼ連続で放送された。
中断分でない。
おそらく毎週土曜日に放送されていた1週間分の再放送だろう。
本来なら12日。
それがやはり飛んだ。
私は大震災により、3月半ば〜5月に予定されていた企業での講演や研修が中止になった。
つまり、取りやめ。
3社を数える。
また、1社は延期になった。
未曽有の大災害であり、勉強どころでないと判断したのだ。
いずれの企業も業務に深刻な支障が出たり、いわゆる「災害特需」への対応を迫られたり…。
「東北地方太平洋沖地震」による死者は1万人に迫り、1995年1月17日の「阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)」を大きく上回って戦後最悪。
おもに津波被害である。
しかも、警察に届け出のあった行方不明者と合わせると2万人を超えた。
消息が分からない人も大勢・・・。
今回の大震災で私個人が相当な影響を受けているくらいだから、日本全体が混乱しきっている。
社会も経済も生活も…。
が、被災者のことを思えば、皆が我慢しなくてならない。
一日も早い復興を願う。
◇
ところで、「てっぱん」はシナリオが破天荒であり、私は役者泣かせだと思う。
台本(脚本)に従って演じているわけだが、出演者は“無茶振り”に近い受け止め方をしていたのでないか。
ベテランは何とかこなし、若手は体当たりで乗り切った。
皆、汗だく…。
人はだれしも二面性や多面性を持っているにしろ、出演者は表情や仕草、言い方をころっと変えなくてならない。
それが“記号”のように映り、私などは白けてしまう。
あまりに不自然。
シナリオに無理が多いからだ。
これが「てっぱん」の視聴率に幸いしたか?
案外、人気の要因かもしれない。
「てっぱん」の主要キャストのなかで、わりと自然な演技が許されたのはヒロイン・村上あかり役の瀧本美織、育ての親・村上真知子役の安田成美の二人くらいでなかろうか。
とくに19歳の瀧本美織は怖いもの知らずで、まっすぐ、のびのび、はつらつ。
この朝ドラのなかで実際に生き、実際に暮らしているようだった。
演技が達者なこともあり、“素”に見えるほどだ。
⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。
「てっぱん」は放送終了が迫る。
葉加瀬太郎作曲の「ひまわり」を聞けるのも、近藤良平振り付けの「てっぱんダンス」を見られるのも、残りわずか・・・。
前者は旋律が美しく、朝ドラでさまざまなアレンジがなされている。
後者は踊りが温かく、関西・中国地方を中心に大勢の視聴者を巻き込んでいる。
◇◆◇
朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。
⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。
⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。
⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。
⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。
⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。
⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。
⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。
⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。
⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。
⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。
⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。
⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。
⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。
⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。
⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。
⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。
⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。
⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。
⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。
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放送終了まで2週間ちょっとになった11日午後、「東北地方太平洋沖地震」が起こった。
これにより、12日に放送が中断した。
そして、19日に放送が再開した。
1週間分(6日分)が飛んだ。
きのう、午後の時間帯に過去6回分がほぼ連続で放送された。
中断分でない。
おそらく毎週土曜日に放送されていた1週間分の再放送だろう。
本来なら12日。
それがやはり飛んだ。
私は大震災により、3月半ば〜5月に予定されていた企業での講演や研修が中止になった。
つまり、取りやめ。
3社を数える。
また、1社は延期になった。
未曽有の大災害であり、勉強どころでないと判断したのだ。
いずれの企業も業務に深刻な支障が出たり、いわゆる「災害特需」への対応を迫られたり…。
「東北地方太平洋沖地震」による死者は1万人に迫り、1995年1月17日の「阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)」を大きく上回って戦後最悪。
おもに津波被害である。
しかも、警察に届け出のあった行方不明者と合わせると2万人を超えた。
消息が分からない人も大勢・・・。
今回の大震災で私個人が相当な影響を受けているくらいだから、日本全体が混乱しきっている。
社会も経済も生活も…。
が、被災者のことを思えば、皆が我慢しなくてならない。
一日も早い復興を願う。
◇
ところで、「てっぱん」はシナリオが破天荒であり、私は役者泣かせだと思う。
台本(脚本)に従って演じているわけだが、出演者は“無茶振り”に近い受け止め方をしていたのでないか。
ベテランは何とかこなし、若手は体当たりで乗り切った。
皆、汗だく…。
人はだれしも二面性や多面性を持っているにしろ、出演者は表情や仕草、言い方をころっと変えなくてならない。
それが“記号”のように映り、私などは白けてしまう。
あまりに不自然。
シナリオに無理が多いからだ。
これが「てっぱん」の視聴率に幸いしたか?
案外、人気の要因かもしれない。
「てっぱん」の主要キャストのなかで、わりと自然な演技が許されたのはヒロイン・村上あかり役の瀧本美織、育ての親・村上真知子役の安田成美の二人くらいでなかろうか。
とくに19歳の瀧本美織は怖いもの知らずで、まっすぐ、のびのび、はつらつ。
この朝ドラのなかで実際に生き、実際に暮らしているようだった。
演技が達者なこともあり、“素”に見えるほどだ。
⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。
「てっぱん」は放送終了が迫る。
葉加瀬太郎作曲の「ひまわり」を聞けるのも、近藤良平振り付けの「てっぱんダンス」を見られるのも、残りわずか・・・。
前者は旋律が美しく、朝ドラでさまざまなアレンジがなされている。
後者は踊りが温かく、関西・中国地方を中心に大勢の視聴者を巻き込んでいる。
◇◆◇
朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。
⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。
⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。
⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。
⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。
⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。
⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。
⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。
⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。
⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。
⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。
⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。
⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。
⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。
⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。
⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。
⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。
⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。
⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。
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