先だって渡瀬謙氏と電話でやり取りした。
私が理事長を務めるNPO法人営業実践大学で以前、講師を引き受けていただいた。
演題は、「『サイレントセールス』のススメ」。
副題は、「雄弁をやめよ! 時代は“無口な営業”を求めている!」。
氏は精密機器メーカーを経てリクルートに入社したが、内向的なために売れなくて苦悩していた。
ほどなく自分の性格に合った営業スタイルへ転換させ、1年目にしてトップセールスを達成した。
現在、持論の「サイレントセールス」を中心に、執筆やセミナーなどで大活躍している。
“営業職”というと、うまくしゃべられなくては務まらないと思い込む人が少なくない。
まったくの誤解だ。
むしろ、「物静か」「無口」の成績優良者が今日の主流である。
私みたいな口八丁手八丁は大成が難しい。
しかも、技術スタッフやサービススタッフなども営業活動の一翼を担わなくてならない市場環境である。
話すことを苦手とする営業関係者が増えているなかで、氏の著作と講義は光明になろう。
私は営業実践大学で渡瀬謙氏のセミナーを受け、内容がとてもよいと思った。
さらに、人柄がにじみ出ており、ちょっと恥ずかしげに話すところがいかにも「内向型営業」である。
というわけで、私がプロデュースする東京・麹町のSMBCコンサルティングの夜間セミナー、そして福岡・天神の財団法人九州生産性本部の長期セミナーで講師をお願いした。
私はリタイアが迫っており、有能な次世代にチャンスを与えたいのだ。
それらの準備が順調に進んでいるか確認(チェック?)したくて、私は電話を差しあげた。
一安心。
が、ショックを受けた。
渡瀬謙氏が10冊目の原稿を書き終えたところと知ったのだ。
テーマはやはり「営業」。
まもなく刊行されるらしい。
私はブログで幾度か述べたように何冊か出そうと誓いながら、ことごとく途中で止まっている。
「何とか頑張って仕上げよう」という気持ちがないわけでない。
が、そう思うこと自体、私のどこかに頑張りたくない気持ちが潜んでいる。
それを無視して頑張って本を出せたとしても、かならず綻びが生じる…。
私は十余年、営業講師・コンサルタントとして食べてきて、営業本は2冊しか出していない。
情けない。
来年前半までに2冊出そうかなぁ。
ブログの記事を含め、営業本を2〜3冊、他のテーマの本を数冊書けるくらいの雑文が溜まっている。
いわゆる“新書”も出してみたい。
先日「企画本を出す」と話したら、妻に「どうせ出せない」と言われた。
そばで聞いていた子どもに鼻で笑われた。
家族に限らず、仕事でつきあっている方々に本を出すと言っても、だれも信じてくれない。
私のこれまでの行動と実績を眺めれば当然といえよう。
私は家でも外でも「オオカミ少年」になってしまった。
老人だというのに…。
はたして本を出せるだろうか・・・。
Copyright (c)2010 by Sou Wada
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演題は、「『サイレントセールス』のススメ」。
副題は、「雄弁をやめよ! 時代は“無口な営業”を求めている!」。
氏は精密機器メーカーを経てリクルートに入社したが、内向的なために売れなくて苦悩していた。
ほどなく自分の性格に合った営業スタイルへ転換させ、1年目にしてトップセールスを達成した。
現在、持論の「サイレントセールス」を中心に、執筆やセミナーなどで大活躍している。
“営業職”というと、うまくしゃべられなくては務まらないと思い込む人が少なくない。
まったくの誤解だ。
むしろ、「物静か」「無口」の成績優良者が今日の主流である。
私みたいな口八丁手八丁は大成が難しい。
しかも、技術スタッフやサービススタッフなども営業活動の一翼を担わなくてならない市場環境である。
話すことを苦手とする営業関係者が増えているなかで、氏の著作と講義は光明になろう。
私は営業実践大学で渡瀬謙氏のセミナーを受け、内容がとてもよいと思った。
さらに、人柄がにじみ出ており、ちょっと恥ずかしげに話すところがいかにも「内向型営業」である。
というわけで、私がプロデュースする東京・麹町のSMBCコンサルティングの夜間セミナー、そして福岡・天神の財団法人九州生産性本部の長期セミナーで講師をお願いした。
私はリタイアが迫っており、有能な次世代にチャンスを与えたいのだ。
それらの準備が順調に進んでいるか確認(チェック?)したくて、私は電話を差しあげた。
一安心。
が、ショックを受けた。
渡瀬謙氏が10冊目の原稿を書き終えたところと知ったのだ。
テーマはやはり「営業」。
まもなく刊行されるらしい。
私はブログで幾度か述べたように何冊か出そうと誓いながら、ことごとく途中で止まっている。
「何とか頑張って仕上げよう」という気持ちがないわけでない。
が、そう思うこと自体、私のどこかに頑張りたくない気持ちが潜んでいる。
それを無視して頑張って本を出せたとしても、かならず綻びが生じる…。
私は十余年、営業講師・コンサルタントとして食べてきて、営業本は2冊しか出していない。
情けない。
来年前半までに2冊出そうかなぁ。
ブログの記事を含め、営業本を2〜3冊、他のテーマの本を数冊書けるくらいの雑文が溜まっている。
いわゆる“新書”も出してみたい。
先日「企画本を出す」と話したら、妻に「どうせ出せない」と言われた。
そばで聞いていた子どもに鼻で笑われた。
家族に限らず、仕事でつきあっている方々に本を出すと言っても、だれも信じてくれない。
私のこれまでの行動と実績を眺めれば当然といえよう。
私は家でも外でも「オオカミ少年」になってしまった。
老人だというのに…。
はたして本を出せるだろうか・・・。
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