コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

内需縮小

中小製造業は死活問題…深刻な円高に自助努力も限界

日本は円高だ。
輸出を行う製造業はたまったものでない。
自助努力に限界を感じ、絶望的な気分に陥っている。
私は講演や公開セミナーでじかに接する社長や取締役から悲鳴にも近い声を聞かされる。
彼らはほとほと困っている。

日本は円高でない?
自分が経営を行っていないから、平気で外野発言を行える。
実際にやってごらんなさい、あなた・・・。
そうした議論は評論家やもの知りに任せておけばよい。

ここ数年の混乱と低迷にもがき苦しむ日本企業に必要なのは、立て直しの時間だろう。
それが、この急激な円高・・・。
なかでも余力の少ない中小製造業は死活問題である。
収益の見通しがまるで狂う。

                       ◇

日本は確かに“内需”がしぼみつづける。
近い将来の劇的な人口減少にともない、その勢いは加速する。
しかし、企業が大きな市場を求めて海外へ出ていけば、それはまた多くの難問やリスクが立ちはだかる。
社長は大変だ。

業種によっては縮む国内に留まり、そのなかで“勝ち残り”を目指すという経営判断があっていい。
そう思えてくる昨今・・・。

ただし、製造業では輸出を行わない企業でさえ、国内のモノづくりは競争力の確保が難しい。
やはり社長は大変だ。

しかも、円高はまだまだ進みそう。
単独での介入は焼け石に水。
70円を割り込むのも時間の問題のように思える。

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「とことんやる」

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私は土日の2日間、都心の一部上場企業で「提案営業研修8日間コース」を行った。
ここは高収益で知られ、内部留保が厚い。
日本経済新聞に発表された数字を見て、私は何度か溜め息をついた。

バブル後の市場縮小下、大半の企業が業績を下落させるなか、同社はぐいぐい業容を拡大した。
しかし、その同社にして、2〜3年は頭打ちが鮮明になってきた。
成長の踊り場に差しかかったのだ。
いまは黄信号が点滅する状態だが、ここでテコ入れしなければ赤信号が点灯する。
企業は伸びるのも早いが、縮むのも早い。
いったん坂を転げ落ちると、歯止めをかけるのは容易でない。

さて、今回は第1回2日間。これを私どもでは「提案営業研修導入講座」と呼んでいる。
会場に約80名が集結。
2度目の受講者がかなり含まれる。
過去に学んだ内容の再確認と掘り下げが狙い。
実際、提案営業は思いもよらない、想像すらできない営業方法であり、非常に奥が深い。
それを1度で極めるのは不可能に近い。

「とことんやる」。
これは優良企業、とくに勝ち組に共通した際立った傾向といえよう。
頭でっかちで何一つ徹底できず、ジリ貧に陥る名門企業との決定的な違いである。
同社は経営トップが率先して受講する。
社長も専務も2度目であり、心より感謝したい。
社員に対し、単に「おまえたち、勉強しろ」などと言わない。
だが、当然!
私はトップが変わらずに営業が変わった事例を、これまで一度も見ていない。

同社から再度、研修の要請をいただき、私はおおいに感じるところがあった。
そこで、こちらから講義の延長を申し入れた。
土日それぞれ1時間のプラスにすぎないが、老いた私にはきつい。
通常でも、終了と同時に近くのホテルのベッドに倒れ込む…。

ところで、土日を2日間ともつぶした理由は?
経営トップが営業はもちろん、より多くの社員に講義を聞かせようと考えたからだ。
会場には開発や製造の関係者も集まった。
景気減速、内需縮小が取り沙汰されるなか、全員のベクトルを顧客にピタッと合わせておかなければ生き残れない。
強烈な危機感が背後にある。

                       ◇

営業再建屋としての私の結論―。
研修の実施に当たり、勝ち組は休日や祝日を絡め、業績低迷企業は平日に行う。
世の中はつくづく面白い。
格差が広がるわけである。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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