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プロゴルファーの今田竜二が、米男子ツアーで初優勝を飾った。
青木功(1勝)、丸山茂樹(3勝)に次ぎ、日本人で3人目の快挙(通算5勝)。
おめでとう!
優勝賞金は99万ドル、約1億円。

18日、米ジョージア州ダルースのTPCシュガーローフ(パー72)で、AT&Tクラシックの最終ラウンドが行われた。
首位と3打差の6位でスタートした今田竜二は5アンダー、67と猛追。
土壇場で通算15アンダーのケニー・ペリーに並び、プレーオフ1ホール目をパーで制した。
その瞬間に夫人が立ち会った。

私はスポーツをほとんど見ないが、ゴルフはときどきチャンネルを合わせる。
しかし、今田竜二という名前はまったく聞いたことがない。
それもそのはずで、14歳のときからアメリカで実力を培ってきた31歳。
ジョージア大学で学んだので、思い出の地で念願が叶ったことになる。
米ツアーは今季で4年目を迎え、年々着実に賞金ランキングを上げてきたらしい。

昨今、日本で1〜2年いい成績を残した若手が、すぐにアメリカへ渡ってしまう。
「最高の舞台にチャレンジしたい」。
その気持ちは分からないわけでないし、その勇気はたたえられてよい。
しかし、一時の高揚した気持ちから、あまりに性急にことを進めすぎるように思う。
マスコミや周囲がちやほやすることも問題。
日本でもうちょっと我慢してプレーすれば大きく開花させられた才能をつぶす結果になりかねない。
思いどおりの成績を挙げられず、テレビカメラの前で涙を流してばかりでは幼いし、見苦しい。
いきなり上位に立てると踏んでいたのか。
甘いなぁ…。

今田竜二のように早い時期からアメリカで練習と下積みを経験してきた選手が活躍するようになると、日本のスポーツも本物である。
私は知らなかったが、今季はすでに2位が2度。
2006年の全米オープンは12位に入ったそうで、今後のメジャー大会での戦い振りが非常に楽しみになってきた。
ぜひ応援したい。

ちなみに、男前だ。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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