野田内閣の主要閣僚が、名前も覚えないうちに引責辞任した。
いま調べたら、鉢呂吉雄経済産業相。
大バカだ。
東京電力福島第一原子力発電所の視察後、周囲に悪ふざけとしか思えない言動を取った。
また、被災者の神経を逆なでし、心情を傷つける発言を行った。
私は、あまりのレベルの低さに呆れ返る。

鉢呂吉雄は野田佳彦首相に辞表を提出し、受理された。
最重要課題としていた原子力政策の担当閣僚だった。
V字回復の内閣支持率でスタートを切って1週間余り。
大きなダメージを受けた。

                       ◇

民主党に限らないが、政治家の質が極端に落ちた。
これは単なる「失言」では説明がつかない。
国民の痛みがまったく感じられない国会議員がどんどん増えているのだ。
現在の政治は、足を引っ張ることはあっても日本を救えない。

民間は懸命に頑張り、国民はひたすら耐えている。
政治家は危機感のかけらもない。

鉢呂吉雄は再選されるべきでない。

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