レスリング女子53キロ級の吉田沙保里(よしだ・さおり)。
オリンピックの日本開催が決まった当時、「東京五輪を目指します」と誇らしげに告げました。
私は、これは本気だなと思いましたが、サービス精神が旺盛だなとも思いました。
吉田沙保里はリオデジャネイロ五輪の直前に「最後の試合になるかもしれない」と周囲にもらしました。
それくらい道のりが大変だったということ!
ところが、決勝で敗れて銀メダルに終わるという想定外の事態になりました。
対戦相手に研究し尽くされ、自分のレスリングをさせてもらえませんでした。
今後のシナリオがすっかり狂ってしまいました・・・。
吉田沙保里は命をかけたといっても過言でない4連覇を逃した悔しさがこみ上げたこともあり、頭が大混乱に陥ったようです。
私にはややパニックやヒステリーに近い精神状態に見受けられました。
栄和人強化本部長が意思を確かめたところ、「もう一度五輪に向けてやる勇気がない」と明かしました。
さらに、翌朝の会見で「次を目指したい気持ちはあるけれど…」、リオの空港で「引退も頭のなかに出てきた」、帰国の挨拶で「次の道へ向けて…」と語りました。
いずれも現役引退をにおわせています。
・・・吉田沙保里は時間が経ち、だいぶ落ち着きを取り戻しました。
後日の会見で「次の五輪が東京でなければ、たぶん引退でした」と現役続行の意欲をにじませました。
報道陣からダメを押され、「引退はないです」と即答しています。
吉田沙保里のもとには大勢のファンからすでに「東京で金」「笑顔で終わってほしい」などの応援の声が寄せられています。
彼女の人望の厚さも物語っています。
リオ五輪から乙女みたいに心が揺れましたが、傷をいやし、4年後を見据えはじめました。
レスリングは人生そのものであるのは当然として、愛する家族とも重なっているのかもしれません。
この競技への思いはいまだにうぶで真っ直ぐなのでしょう。
結論として、吉田沙保里は乙女(おとめ)です。
◇◆◇
吉田沙保里に関するブログは以下のとおり。
⇒2016年8月25日「吉田沙保里と伊調馨、現役か引退か」はこちら。
⇒2016年8月20日「吉田沙保里、取り返しのつかない五輪敗因」はこちら。
⇒2016年8月19日「吉田沙保里は怖くて見られない・・・五輪4連覇」はこちら。
⇒2012年8月11日「吉田沙保里は勝って当たり前…五輪レスリング女子55kg級」はこちら。
←応援、よろしく!
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私は、これは本気だなと思いましたが、サービス精神が旺盛だなとも思いました。
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ところが、決勝で敗れて銀メダルに終わるという想定外の事態になりました。
対戦相手に研究し尽くされ、自分のレスリングをさせてもらえませんでした。
今後のシナリオがすっかり狂ってしまいました・・・。
吉田沙保里は命をかけたといっても過言でない4連覇を逃した悔しさがこみ上げたこともあり、頭が大混乱に陥ったようです。
私にはややパニックやヒステリーに近い精神状態に見受けられました。
栄和人強化本部長が意思を確かめたところ、「もう一度五輪に向けてやる勇気がない」と明かしました。
さらに、翌朝の会見で「次を目指したい気持ちはあるけれど…」、リオの空港で「引退も頭のなかに出てきた」、帰国の挨拶で「次の道へ向けて…」と語りました。
いずれも現役引退をにおわせています。
・・・吉田沙保里は時間が経ち、だいぶ落ち着きを取り戻しました。
後日の会見で「次の五輪が東京でなければ、たぶん引退でした」と現役続行の意欲をにじませました。
報道陣からダメを押され、「引退はないです」と即答しています。
吉田沙保里のもとには大勢のファンからすでに「東京で金」「笑顔で終わってほしい」などの応援の声が寄せられています。
彼女の人望の厚さも物語っています。
リオ五輪から乙女みたいに心が揺れましたが、傷をいやし、4年後を見据えはじめました。
レスリングは人生そのものであるのは当然として、愛する家族とも重なっているのかもしれません。
この競技への思いはいまだにうぶで真っ直ぐなのでしょう。
結論として、吉田沙保里は乙女(おとめ)です。
◇◆◇
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⇒2016年8月25日「吉田沙保里と伊調馨、現役か引退か」はこちら。
⇒2016年8月20日「吉田沙保里、取り返しのつかない五輪敗因」はこちら。
⇒2016年8月19日「吉田沙保里は怖くて見られない・・・五輪4連覇」はこちら。
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