経営教本0223あすから仕事始め。
営業は早速、年始の「挨拶回り」に飛び出すことだろう。
何せ未曽有の大不況
販売や受注が半減という会社も珍しくない。
いまはまだわずかな余裕があるが、この状態が半年、1年と続くと持たないところが出てこよう。
中小・中堅製造業の社長も年始回りに奔走するかもしれない。
経営教本0224工場の稼働も確保できない非常事態に、自ら先頭に立って営業活動を行えないトップは問題外。
社内にいて「仕事がない」と嘆いているようでは乗り切れない。

年始回りの営業に一言。
今年は厳しいぞ! 覚悟せよ!
再建屋ノート3本来おめでたいはずの場で、顧客から値引き要求を突き付けられたり、取引内容の見直しを迫られたりする可能性がある。
職場でその対応について話し合ってから出向くこと!
これは上司(営業管理者)が主導して行う。
経営教本0225むろん、そうした指示を与えるのは社長

なお、社長年頭所感を述べることもあるだろう。
年始回りを含め、社員へのスピーチ、顧客への挨拶・トークのヒントや材料がふんだんに掲載されている。
経営教本0226ぜひ以下を参考にしてほしい。

◆経営◇勝ち残りの条件(一覧)
◆経営と人生の名言(一覧)
◆経営教本(一覧)
◆成功教本(一覧)
◆仕事教本(一覧)
◆営業教本(一覧)
◆営業説法(一覧)
◆営業格言(一覧)
◆2009年を占う「日本倒壊元年」

経営◇勝ち残りの条件1いずれにしろ、生き残りをかけた壮絶な一年になりそう。
景気はどん底
私は社長セミナーなどで「景気回復はいつ頃か?」とよく尋ねられる。
日本経済の悪化が本格化するのは、1月半ば以降だと思っている。そして、一段と深刻化するのは4月以降。
経営教本0227世界が協調し、かつこれまで以上の爆発的な対策を講じないかぎり、当分の間、回復は見込めない。だが、各国で事情や思惑が異なり、難しい。
とくに北米・欧州市場への輸出依存度の高いメーカーは散々のはず。

社長は強力なリーダーシップを発揮して営業の強化・再建に取り組み、経営の建て直し、業績のテコ入れを推し進めるべきだ。
2009年以降、不況は猛威を増す。
身を潜め、嵐の通り過ぎるのを待っていると死を招く。

                       ◇

社長セミナー2ところで、年末年始休暇は一瞬で終わった。
9日間もあったというのに…。
これほど短く感じたのは初めて。
私は三箇日も返上し、MBAでの「実践営業論」の授業収録の準備と、都心での「社長個別経営相談」に追われた。
経営教本0228毎年欠かしたことのない初詣も済ませていない。
何だが落ち着かない。
また、同じく毎年欠かしたことのない年始の挨拶回りも行えない。
顧客に申し訳なく思う。

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