私は公開セミナーで「提案営業」の講師を務めている。
だいたいが午前10時に始まり午後5時に終わる。
“本物の提案営業”の奥深さを伝えるには、正直なところ時間が足りない。
どうすればより的確に理解してもらうことができるか、私はいつも迷いながら講義を行っている。
さて、受講者がセミナーの終了後に名刺交換にやってくる。
また、主催者がセミナーの終了時に受講アンケートを取っている。
当然だが、反応はさまざま。
先だって中小企業の社長から受講の礼とともに「このセミナーは気をつけないと意味を誤解する人が出てきそうですね」という微妙な評価をいただいた。
この社長なりの非常に率直な感想を寄せてくれたのだ。
これには、講師である私に対する反発や苦言のニュアンスも含まれていたはず。
懸念が分からないわけでない。
似たような意見が寄せられるので…。
しかし、同じセミナーでまったく正反対の感想も数多く寄せられる。
「営業の常識に近いような話ばかりだった」。
講師に容赦がない。
「私がやってきたことのおさらいができた」。
講師を見下ろしている。
また、新入社員の教育に採用してくれる企業もある。
何せ未経験だから先入観がない。営業とはそういうものという受け止め方になる。異論はなし。
概して業績が抜きん出ている。
先の社長の反応に見るように、大半の受講者は自分の会社や職場の実態を踏まえた評価しかできない。
踏まえたというより「捉われた」「縛られた」。
あまりにも「井の中の蛙」。
結局、それは営業の風土や慣行、もっと言えば「レベル」をそっくり反映している。
こうした点に気づいている受講者はどれほどいるだろう。
バブル崩壊以降、営業の“格差”は広がるばかり。
業種間の格差は少なくないが、それ以上に業種内の格差が大きい。一握りの勝ち組企業と大多数の負け組企業。
さらに企業内の格差が凄い。一握りの勝ち組営業社員と大多数の負け組営業社員。
まさに営業は月とすっぽん、雲泥の差。
不況をものともしない営業を築くには「井の上の蛙」でなくてはならない。
Copyright ©2008 by Sou Wada
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“本物の提案営業”の奥深さを伝えるには、正直なところ時間が足りない。
どうすればより的確に理解してもらうことができるか、私はいつも迷いながら講義を行っている。
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また、主催者がセミナーの終了時に受講アンケートを取っている。
当然だが、反応はさまざま。
先だって中小企業の社長から受講の礼とともに「このセミナーは気をつけないと意味を誤解する人が出てきそうですね」という微妙な評価をいただいた。
この社長なりの非常に率直な感想を寄せてくれたのだ。
これには、講師である私に対する反発や苦言のニュアンスも含まれていたはず。
懸念が分からないわけでない。
似たような意見が寄せられるので…。
しかし、同じセミナーでまったく正反対の感想も数多く寄せられる。
「営業の常識に近いような話ばかりだった」。
講師に容赦がない。
「私がやってきたことのおさらいができた」。
講師を見下ろしている。
また、新入社員の教育に採用してくれる企業もある。
何せ未経験だから先入観がない。営業とはそういうものという受け止め方になる。異論はなし。
概して業績が抜きん出ている。
先の社長の反応に見るように、大半の受講者は自分の会社や職場の実態を踏まえた評価しかできない。
踏まえたというより「捉われた」「縛られた」。
あまりにも「井の中の蛙」。
結局、それは営業の風土や慣行、もっと言えば「レベル」をそっくり反映している。
こうした点に気づいている受講者はどれほどいるだろう。
バブル崩壊以降、営業の“格差”は広がるばかり。
業種間の格差は少なくないが、それ以上に業種内の格差が大きい。一握りの勝ち組企業と大多数の負け組企業。
さらに企業内の格差が凄い。一握りの勝ち組営業社員と大多数の負け組営業社員。
まさに営業は月とすっぽん、雲泥の差。
不況をものともしない営業を築くには「井の上の蛙」でなくてはならない。
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