私が渋谷・松涛1丁目から港北ニュータウンに引っ越してきたのが、1998年春休み(不確か)。
4月、最寄りのセンター北駅ビル「ショッピングタウンあいたい」が開業。
同月、センター南駅前に「港北東急百貨店ショッピングセンター」が誕生。
2000年3月、センター北駅前に「都筑阪急」と「モザイクモール港北」が併設で登場。
それ以前、この辺一帯は空き地だらけで何もなかった。
こうした生活のインフラの整備につれ、港北ニュータウンへの人口流入が活発になった。
やがて大規模マンション開発が爆発し、人口も急増することに…。
この頃、私が驚いたことの一つは、ベンツもさることながら「BMW」の多さ。ジャガーもちらほら。いずれも高価。
その他の輸入ブランドも少なくない。
幹線道路を走っていると、BMWが颯爽と追い抜いていく。
デパートの駐車場でもよく目にした。
BMWはベンツにまとわりついたアクがなく、洗練とインテリジェンスを求める横浜市民に好まれるのだろうか。
私は先だって、九州生産性本部が福岡で開催する「営業変革トップセミナー」の講師を務めるため、新幹線で博多駅へ。
まず、タクシーで新横浜駅へ向かう。
そこで、分かったのが、輸入車の激減。
だいぶ前からベンツの姿を見る機会が減ったと感じていた。
いまはBMWまで…。
港北ニュータウンを拠点にしている運転手に尋ねると、同じことを感じていた。
驚きはさらに続く。国産車についても小さなクルマが非常に増えた。
以前はニューファミリー中心の土地柄も手伝い、排気量の大きなセダンやミニバン、ワンボックスが多かった。
日曜日には家族全員で洗車するほほえましい光景があちらこちらで見られた。
よく手入れされていたクルマは、汚れはもとよりボディやホイールに傷が目立つように…。
車検の節目にクルマを買い換えなくなった結果である。
買い換えるにしてもコンパクト、それを飛び越えて「軽」。
私はSBI大学院大学での「営業学」の授業の準備に追われ、半年程、街の光景に目をやるゆとりがなかった。
タクシーから窓外を眺めて気づいたが、わずかな期間でマイカーに対する意識が様変わりした。
恐らく原油高騰期からこうした傾向が顕著になっていたのだろう。
比較的富裕層の多い港北ニュータウンでも目に見えた変化が現れており、今後しばらく国内の新車販売はどうにもならないほど落ち込むのでないか。
◇
私は新横浜駅に着き、午後ののぞみのグリーン車に乗り込んで驚いた。
ガラガラなのだ。
一目見て、極端に減ったのがサラリーマン。上級管理職クラスが消えた。
業種で言えば、金融や不動産、ITの関係者が劇的に減った。ベンチャー系と思しき若い人がいない。それと外国のビジネスパーソン。
ここまで空席が目立つグリーン車はいつ以来だろう。
いまはカード購入によりポイントが溜まり、グリーン券に代えられるはず。
出張そのものが極端に削られている可能性がある。
Copyright ©2009 by Sou Wada
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4月、最寄りのセンター北駅ビル「ショッピングタウンあいたい」が開業。
同月、センター南駅前に「港北東急百貨店ショッピングセンター」が誕生。
2000年3月、センター北駅前に「都筑阪急」と「モザイクモール港北」が併設で登場。
それ以前、この辺一帯は空き地だらけで何もなかった。
こうした生活のインフラの整備につれ、港北ニュータウンへの人口流入が活発になった。
やがて大規模マンション開発が爆発し、人口も急増することに…。
この頃、私が驚いたことの一つは、ベンツもさることながら「BMW」の多さ。ジャガーもちらほら。いずれも高価。
その他の輸入ブランドも少なくない。
幹線道路を走っていると、BMWが颯爽と追い抜いていく。
デパートの駐車場でもよく目にした。
BMWはベンツにまとわりついたアクがなく、洗練とインテリジェンスを求める横浜市民に好まれるのだろうか。
私は先だって、九州生産性本部が福岡で開催する「営業変革トップセミナー」の講師を務めるため、新幹線で博多駅へ。
まず、タクシーで新横浜駅へ向かう。
そこで、分かったのが、輸入車の激減。
だいぶ前からベンツの姿を見る機会が減ったと感じていた。
いまはBMWまで…。
港北ニュータウンを拠点にしている運転手に尋ねると、同じことを感じていた。
驚きはさらに続く。国産車についても小さなクルマが非常に増えた。
以前はニューファミリー中心の土地柄も手伝い、排気量の大きなセダンやミニバン、ワンボックスが多かった。
日曜日には家族全員で洗車するほほえましい光景があちらこちらで見られた。
よく手入れされていたクルマは、汚れはもとよりボディやホイールに傷が目立つように…。
車検の節目にクルマを買い換えなくなった結果である。
買い換えるにしてもコンパクト、それを飛び越えて「軽」。
私はSBI大学院大学での「営業学」の授業の準備に追われ、半年程、街の光景に目をやるゆとりがなかった。
タクシーから窓外を眺めて気づいたが、わずかな期間でマイカーに対する意識が様変わりした。
恐らく原油高騰期からこうした傾向が顕著になっていたのだろう。
比較的富裕層の多い港北ニュータウンでも目に見えた変化が現れており、今後しばらく国内の新車販売はどうにもならないほど落ち込むのでないか。
◇
私は新横浜駅に着き、午後ののぞみのグリーン車に乗り込んで驚いた。
ガラガラなのだ。
一目見て、極端に減ったのがサラリーマン。上級管理職クラスが消えた。
業種で言えば、金融や不動産、ITの関係者が劇的に減った。ベンチャー系と思しき若い人がいない。それと外国のビジネスパーソン。
ここまで空席が目立つグリーン車はいつ以来だろう。
いまはカード購入によりポイントが溜まり、グリーン券に代えられるはず。
出張そのものが極端に削られている可能性がある。
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