私は2月17日(火)、トヨタ自動車のお膝下、名古屋で社長向けのセミナーを行う。
主催は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング。
時間は、丸1日。
会場は、錦の御幸ビル10階セミナールーム。
演題は、「営業強化・収益向上12の鉄則」。
対象は、経営トップ、営業幹部、営業管理者。
コンテンツは、私の「営業変革トップセミナー」からの抜粋。
トヨタが極度の販売不振に陥っている。
新車販売が欧米、そして日本で壊滅なのだ。
業績予想の下方修正を繰り返し、営業赤字に転落…。
自動車産業は裾野が広いため、部品メーカーをはじめ地元の製造業は散々である。
仕事が大幅に減ったというより仕事がほとんどない中堅・中小工場も珍しくない。
稼働率はガタ落ち。
名古屋はかつて経験したことのない大不況の真っ只中。
このブログで幾度も述べたが、メーカーの経営トップは「営業」に対する関心と愛情が薄い。
まして、名古屋は日本のモノづくりを代表する土地柄。
さらに、長らく十二分の仕事に恵まれたとあっては…。
実際、私がセミナーを行うと、営業の必要性を否定するかのような感想や意見が寄せられた。
こと営業に関しては、日本でもっとも危機感のない地域だった。
完全に周回遅れ。
少し前、トヨタが全国のディーラー経営者を招集し、全員で「顧客第一」を確認して散会したとのニュース報道に接した。
呆れ返り、怒る気にもなれない。
この世にひどい営業活動は数あれど、クルマはその最たるもの。
客の家族構成も聞かず、趣味や趣向も問わず、平日や休日の過ごし方も尋ねず、クルマの利用機会・利用方法も知ろうとしない。
顧客第一など真っ赤なウソ。
冗談は休んでから言え。
トヨタに限らないが、カーセールスの最大の特徴は、カタログを広げて商品説明を急ぎたがること。
自社都合の塊であり、自社優先の鬼である。
顧客第一の対極、「自社第一」に徹している。
そこに一点の迷いもない。
素晴らしい!
昔、ネッツトヨタに足を運んだことがある。
日曜日とあって、営業が手一杯だったのだろう(店は混んでいた)。技術が対応した。それ自体は不満でない。
ところが、私が興味を示したクルマに対し、何としても見積書をつくろうとする。
それも、ほしくないオプションをつけさせようと必死。これが付加価値重視型の商談なのか。
カーナビに至っては、「安い市販品をつける」という私に、脅しの言葉を投げかけてきた。
素晴らしい!
クルマメーカーやカーディーラーでは、いまだに売りつけるための社内研修を行っているとしか思えない。
クルマを買うに当たり、まともなカーセールスを見つけることが難しい。
その営業は目をおおう惨状。
話が横道にそれた。
私は土砂降りの名古屋に伺うことになる。
大不況下、受講者ははたして集まるのか。
また、私の容赦ない指摘にどのような反応を示すのか。
名古屋は化石営業から抜け出す、最高の機会を迎えた。
Copyright ©2008 by Sou Wada
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主催は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング。
時間は、丸1日。
会場は、錦の御幸ビル10階セミナールーム。
演題は、「営業強化・収益向上12の鉄則」。
対象は、経営トップ、営業幹部、営業管理者。
コンテンツは、私の「営業変革トップセミナー」からの抜粋。
トヨタが極度の販売不振に陥っている。
新車販売が欧米、そして日本で壊滅なのだ。
業績予想の下方修正を繰り返し、営業赤字に転落…。
自動車産業は裾野が広いため、部品メーカーをはじめ地元の製造業は散々である。
仕事が大幅に減ったというより仕事がほとんどない中堅・中小工場も珍しくない。
稼働率はガタ落ち。
名古屋はかつて経験したことのない大不況の真っ只中。
このブログで幾度も述べたが、メーカーの経営トップは「営業」に対する関心と愛情が薄い。
まして、名古屋は日本のモノづくりを代表する土地柄。
さらに、長らく十二分の仕事に恵まれたとあっては…。
実際、私がセミナーを行うと、営業の必要性を否定するかのような感想や意見が寄せられた。
こと営業に関しては、日本でもっとも危機感のない地域だった。
完全に周回遅れ。
少し前、トヨタが全国のディーラー経営者を招集し、全員で「顧客第一」を確認して散会したとのニュース報道に接した。
呆れ返り、怒る気にもなれない。
この世にひどい営業活動は数あれど、クルマはその最たるもの。
客の家族構成も聞かず、趣味や趣向も問わず、平日や休日の過ごし方も尋ねず、クルマの利用機会・利用方法も知ろうとしない。
顧客第一など真っ赤なウソ。
冗談は休んでから言え。
トヨタに限らないが、カーセールスの最大の特徴は、カタログを広げて商品説明を急ぎたがること。
自社都合の塊であり、自社優先の鬼である。
顧客第一の対極、「自社第一」に徹している。
そこに一点の迷いもない。
素晴らしい!
昔、ネッツトヨタに足を運んだことがある。
日曜日とあって、営業が手一杯だったのだろう(店は混んでいた)。技術が対応した。それ自体は不満でない。
ところが、私が興味を示したクルマに対し、何としても見積書をつくろうとする。
それも、ほしくないオプションをつけさせようと必死。これが付加価値重視型の商談なのか。
カーナビに至っては、「安い市販品をつける」という私に、脅しの言葉を投げかけてきた。
素晴らしい!
クルマメーカーやカーディーラーでは、いまだに売りつけるための社内研修を行っているとしか思えない。
クルマを買うに当たり、まともなカーセールスを見つけることが難しい。
その営業は目をおおう惨状。
話が横道にそれた。
私は土砂降りの名古屋に伺うことになる。
大不況下、受講者ははたして集まるのか。
また、私の容赦ない指摘にどのような反応を示すのか。
名古屋は化石営業から抜け出す、最高の機会を迎えた。
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