8月下旬か9月上旬、私は地方都市の小さなゼネコン(?)の社長から相談を受けた。
事前の予約は入っていなかった。
建設業界は仕事があるとされるが、経営は決して楽でないようだ。

相談の内容は深刻だったが、それ以上に社長の表情が深刻だった。
互いに予定が詰まっていたこともあり、話し合いは1時間弱で終わった。
むろん、その場で簡単に結論を出せない。

その後、私は忙しさに紛れた。
企業での教育指導が一段落した今週、私は気になって電話をかけた。
ところが、通じない。
ホームページが閉じられていた。

あれから3カ月も経たない倒産であり、何の力にもなれなかった。
私が関わったとしても、そこまで切羽詰まっている状況だと間に合わない。
おそらく相談の時点で見込みがなかった。

私が行う営業立て直しによる受注増加や収益改善には最低でも1年くらいはかかる。
もっと早めにお話をいただければと思う。
後味が非常に悪い。

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