コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

坂本花織演技構成点

坂本花織、ジャンプは幅も高さも申し分なし、着氷後が美しい

坂本花織はSPで完璧なパフォーマンス
世界選手権で高い出来栄え点(GOE)

世界フィギュアスケート選手権女子シングル。
シーズン締め括りの大会に坂本花織が初出場しました。
全日本選手権で宮原知子の5連覇を阻止し、日本女王として臨む最重要の試合です。
しかも会場がさいたまスーパーアリーナですので、高い注目度が格段に高まります。
生中継のテレビ視聴率も跳ね上がります。
自分の成長を大勢に示す最高の機会となりました。

坂本花織は持ち前のパワフルでダイナミックな滑りに柔らかさと伸びやかさが加わり、大人の女性の雰囲気も備わり、素晴らしいフィギュアスケーターに育ちました。
調子のいいときはジャンプの幅(飛距離)も高さも申し分なく、とくに着氷後の流れが美しい。
私は見ていて「おーっ」と思います。

ショートプログラム(SP)が行われ、坂本花織はルール改定後の自己ベストとなる 76.86点をマークし、2位という好位置につけました。
冒頭の3回転フリップ−3回転トウループのコンビネーション、続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、後半の3回転ループをクリーンに着氷しました。
ステップもスピンも最高評価のレベル4を得ています。
すべての要素に出来栄え点(GOE)がつく完璧なパフォーマンスです。
演技後は両手を突き上げ、喜びを爆発させました。
昼の公式練習からジャンプに乱れがなく、表情に自信がみなぎっていました。

ジャンプがプログラムに溶け込んでいて、なぜ演技構成点(PCS)があんなに低いのか疑問を感じました。
得点がもっと伸びていいはずで、気の毒です。

坂本花織は四大陸選手権のSPで首位と0.55点差の2位から逆転優勝を狙ったフリースケーティング(FS)でミスが相次ぎ、中野園子コーチ同門の先輩・三原舞依にも及ばず、4位と表彰台を外しました。
連覇への「欲」で集中力を欠いてしまい、自身も想定しなかった結果に涙を流しています。
ちなみに、グランプリ(GP)ファイナルでも4位に留まりました。
帰国後は落ち込み、中野園子コーチとの対話を経て気持ちを立て直したようです。
悔しさをバネに「平昌五輪前より練習した」という成果をいかんなく出せました。

世界選手権はSPを終えて首位のアリーナ・ザギトワと5.22点差でした。
圧倒的な優勝候補だった紀平梨花はSP冒頭のトリプルアクセルが0点となり、この時点で初制覇の夢がほぼ消えていました。
期待はおのずと坂本花織に集中しました。

審判員に認められ、演技構成点は70点台

中1日空いてFSが行われ、坂本花織は145.97点を記録して合計222.83点となり、5位に終わりました。
FSも合計も自己ベストでしたが、表彰台に0.97点届きません。
約2点の間に2位から5位まで4選手がひしめく大混戦でした。

冒頭の3回転フリップ−3回転トウループのコンビネーションを決めました。
しかし、スピードが出すぎるリンクの状態に違和感を覚えながら滑ったとのこと。
中盤の3回転サルコウでややバランスを崩し、後半のコンビネーションの最初の3回転フリップが1回転で単発になる痛恨のミスを犯しました。
終盤にリカバリーを見せましたが、取り返せませんでした。
しかし、スピンもステップもすべてレベル4を得ています。
特筆すべきは、演技構成点で国際大会初の70点台( 73.26点)に乗せたことです。
大舞台の審判員にようやく認められつつあります。

坂本花織はSP後のどや顔から一転し、FS後は頭を抱え込んで苦笑いしました。
試合後に「練習でやってきたことができなかったのが一番悔しい」と嘆き、涙をこぼしました。

悲観する必要なし、かなり伸び代がある

雪辱を誓った世界選手権は四大陸選手権に続いて表彰台さえ逃すという残念な結果になりましたが、演技そのものに日本女王の風格が漂いはじめました。
私はSPを見て、凄い選手に育ったものだと感嘆しました。
悲観する必要はなく、大学進学後の成長を楽しみにしています。
(感情の起伏の大きさもこの選手の魅力の一つですが、もうちょっと抑えたほうがいい。)
まだかなり伸び代があり、北京五輪代表選考に絡んでくるはずです。

来シーズンはトリプルアクセル挑戦を視野に入れていますので、うまくいけばさらなる飛躍を果たすことができます。
日本女子のエースです。

category:坂本花織ブログはこちら。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年3月18日「坂本花織は滑りがやわらか、大人の女性の魅力が備わる」はこちら。

⇒2019年3月5日「坂本花織は世界選手権で緊張を「力」に変えられる」はこちら。

⇒2019年1月31日「カオちゃん、それを言っちゃあ、おしまいよ」はこちら。

⇒2019年1月30日「日本女王・坂本花織は四大陸と世界選手権で勝つ」はこちら。

⇒2019年1月29日「坂本花織はぎゃあぎゃあ騒ぎすぎ」はこちら。

Copyright (c)2019 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!

坂本花織は滑りがやわらか、大人の女性の魅力が備わる

演技全体に憧れの鈴木明子の雰囲気

フィギュアスケート女子シングルの坂本花織。
昨シーズンは全日本選手権で2枚しかない平昌五輪代表切符をつかみ、一気に世界のトップクラスの仲間入りを果たしました。
実は、シニア1年目でした。
順風満帆で今シーズンを迎え、さらに全日本選手権で宮原知子の5連覇を阻止し、女王の座を射止めました。

坂本花織はこれまでの「大雑把」を改め、音楽と動きをきちんと合わせられるように滑り込みを行ってきました。
憧れと明かす五輪2大会出場の「鈴木明子」に演技全体の雰囲気が似てきました。

演技構成点と出来栄え点が上昇する

もともとスケーティングもジャンプもパワフルでダイナミックです。
そこに「やわらかさ」が加わり、それは「しやなやさ」と「伸びやかさ」につながります。
今シーズンはとくに「大人の女性」の魅力が備わりました。
表現力を中心とする「演技構成点(PCS)」が伸びる条件、出来栄え点(GOE)を得やすい条件が整っています。

とはいえ、本人は至って冷静に自分のポジションを見詰めています。
全日本選手権で勝っても紀平梨花と宮原知子を超せたという実感はないと語りました。
「まだ必死に追いかけている」。

日本女王にふさわしい風格さえ漂う

フリースケーティング(FS)でミスを犯した四大陸選手権でしたが、ショートプログラム(SP)で「総合力」が評価されています。
「日本女王」と呼ぶにふさわしい自信と風格が漂いはじめています。

坂本花織は帰国後、神戸野田高校で卒業式に出席しました。
3年間励ましつづけてくれたクラスメイトに感謝の思いを返したいと語りました。
世界選手権ではSPもFSも納得がいく演技を行い、今シーズンを締め括ります。
4月から神戸学院大学経営学部へ進学します。
(まもなく70歳を迎える私は明治大学経営学部ですので、かおちゃんと仲良しです。)

来季にトリプルアクセルを投入予定

余談。
中野園子コーチは「全日本選手権までにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶ」と語り、大技をプログラムに組み込む意向を示しています。
オリンピック終了後の今シーズンに挑戦することも考えましたが、坂本花織の意向を尊重して見送ったという経緯があります。
演技のクオリティを重視した採点ルールへの改定があり、本人がためらいました。

しかし、運動神経が優れており、ジャンプの高さと幅に定評があります。
練習では片足で降りれそうなところまで精度が向上しています。
そして、トリプルアクセルを跳べたら、すぐに4回転ジャンプにかかります。

シニア1年目で国際大会全勝の紀平梨花が得意とする高得点ジャンプ競争が来シーズン以降に本格化します。
坂本花織もこの流れに乗り遅れるわけにはいきません。
日本女子は史上最強のはずです。

私の予想では3位です(1位でなくてごめんなさい)。

category:坂本花織ブログはこちら。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年3月5日「坂本花織は世界選手権で緊張を「力」に変えられる」はこちら。

⇒2019年1月31日「カオちゃん、それを言っちゃあ、おしまいよ」はこちら。

⇒2019年1月30日「日本女王・坂本花織は四大陸と世界選手権で勝つ」はこちら。

⇒2019年1月29日「坂本花織はぎゃあぎゃあ騒ぎすぎ」はこちら。

⇒2019年1月27日「坂本花織の演技は世界選手権で通用するのか」はこちら。

Copyright (c)2019 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!

坂本花織の演技は世界選手権で通用するのか

激戦の全日本選手権を総合力で初制覇
表現力が高まり演技構成点でも戦える

フィギュアスケート女子シングルの坂本花織。
全日本選手権で5連覇を狙う宮原知子、シニア1年目に破竹の快進撃を続ける紀平梨花を抑え、初優勝を飾りました。
フリースケーティング(FS)ではぐらついたジャンプもありましたが、すべてを決めました。
さらに、スピンとステップで最高のレベル4を揃えました。
多くの要素でGOE(出来栄え点)を得て、152.36点という高得点を叩き出しました。

とりわけ目を引いたのは表現力などを示す「演技構成点」の伸びでした。
グランプリ(GP)ファイナルでロシアのアリーナ・ザギトワと肩を並べた紀平梨花を上回り、宮原知子に次ぐ2位になりました。
5項目のうちの4項目が9点台であり、 73.25点です。
五輪出場で「箔」が着いたことも採点にいくらか影響しているのでしょうか。

坂本花織は表現力の土台となる「スケーティング」はもともとしっかりしていました。
4位に留まったグランプリ(GP)ファイナル後にブノワ・リショーとFSの振付を見直すなど、表現の細部に磨きをかけました。
その際に「表情が死んでいる」「審判に視線を向けていない」といった叱責も受けました。
表現力が高まり、演技構成点でも戦えるとの手応えをつかんで臨んだ大会でした。
中野園子コーチは心が入っていたと称えています。

坂本花織は憧れの選手に「鈴木明子」の名前を挙げていました。
高さと幅があるダイナミックなジャンプに、鈴木明子に通じるようななめらかさとしなやかさが全日本選手権で加わりました。
初制覇は総合力が高まった結果です。

日本女子は上位選手の実力が伯仲し、ショートプログラム(SP)もFSも2位だった坂本花織が合計1位になりました。
紀平梨花の今後の成長にもよりますが、大会ごとに順位が入れ替わるかもしれません。
見る側としてはとてもエキサイティングな状況といえます。

坂本花織は「日本女王」になっても謙虚さを失わず、紀平梨花や宮原知子にジャンプの質や表現力で及ばないと語っています。
全日本選手権で評価された演技がシーズン最高の舞台となる世界選手権ではたして通用するか。
本人は会心の出来で高校生活を締め括ろうと考えています。
来春から神戸学院大学に在籍することが決まっているようです。

(1月22日執筆)

category:坂本花織ブログはこちら。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年1月26日「坂本花織、「転ぶから見ていろよ」のド迫力」はこちら。

⇒2019年1月25日「坂本花織の顔のアップは危険・・・」はこちら。

⇒2018年12月24日「坂本花織、計算ミスで全日本初優勝の珍事」はこちら。

⇒2018年12月18日「坂本花織は自分の特色を強く押し出せ」はこちら。

⇒2018年11月8日「坂本花織は「トラウマ」から死ぬ気で「カモメ」へ」はこちら。

Copyright (c)2019 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!

坂本花織、「転ぶから見ていろよ」のド迫力

上から目線で審判に睨みを利かす
目力で点数の上積みを図る暴挙へ

坂本花織は一番シャイな女子選手

フィギュアスケート女子シングルの坂本花織。
私は日本の上位選手のなかで、彼女が一番シャイと思っていました。
(だれとも接したことがなく直観にすぎません。)
おそらく粗野で落ち着きのないがらっぱちな言動はその裏返しです。
根は繊細で恥ずかしがり屋でしょう。
ところが、全日本選手権でこうした「殻」を見事に突き破りました。

坂本花織は平昌五輪の切符をもぎ取った前回同様、フリースケーティング(FS)では最終滑走でした。
ただし、前回はショートプログラム(SP)1位、今回は2位です。
自分が滑る前に紀平梨花、宮原知子、三原舞依の3選手が 220点台というハイスコアを出していました。
今シーズンは世界選手権の代表枠が「3」に増えましたが、坂本花織が確実に選ばれるためには3位以内に入っておかなければなりません。
自己ベストと照らしても、ちょっとしたミスが出たらお仕舞いという展開でした。
猛烈なプレッシャーがかかったはずです。

「死ぬ気でやるしかない」と気合

中野園子コーチから同門の三原舞依とともに「死にものぐるいでいこう」と発破をかけられました。
すでに先輩はそれに応えました。
坂本花織は「死ぬ気でやるしかない」と気合を入れてリンクへ向かいました。

ややぐらついたジャンプもありましたが、すべて着氷しました。
今シーズンの自己ベストを約10点上回る152.36点を叩き出しました。
本人は「一瞬、計算ミスかなと思った」と正直に明かしており、私もそう感じた一人ですが、順位は変わらなかったでしょう。
会心の演技で「日本女王」に輝きました。

「跳ぶから見ていろよ」のド迫力

その坂本花織が試合後、勝因に挙げたのが「目線」でした。
審判に視線を送るという意識を強烈に持って演技に臨みました。
これまではフィニッシュポーズ以外は目を合わせませんでした。
とりわけジュニア時代は目を合わせるのが恥ずかしく、また怖く感じたそうです。

勝負のFSではジャッジに「跳ぶから見ていろよ」と、上から目線で睨みを利かせました。
つまり、目力で点数の上積みを図る暴挙に出たのです。
してやったりと、演技後に不敵な笑みを浮かべました。
ジャンプが決まったからよかったものの、しくじったら「転ぶから見ていろよ」になったところでした。
どちらにしろ審判はド迫力に圧倒されますので、そろばんを弾く手が震えて当然です。

⇒2018年12月24日「坂本花織、計算ミスで全日本初優勝の珍事」はこちら。

審判をがっつりノックアウトする

シャイな自分を変えるきっかけになったのは、4位に終わったグランプリ(GP)ファイナル後に振付の手直しを受けたフランスのアイスダンスの元選手、ブノワ・リショーの言葉でした。
「視線が大事。ジャンプを跳ぶ前にしっかりとジャッジを見なさい」と諭されました。

坂本花織が大接戦を制した要因の一つに表現力などを示す「演技構成点(PCS)」が大きく伸びたことを挙げられます。
宮原知子に次ぐ2位であり、3位の紀平梨花を上回っています。
紀平梨花は技術要素点(TES)が高いだけでなく、PCSでもロシアの平昌五輪女王、アリーナ・ザギトワと肩を並べています。
坂本花織がいかに点数を稼いだか分かります。
その表現を補完したのが「がっつりノックアウトする」つもりで審判に送った視線でした。

国際スケート連盟(ISU)の公認大会でこの手が通用するか分かりませんが、坂本花織は味を占めました。
私は演技のステージが明らかに一段上がったと感じており、全日本女王として出場する世界選手権に期待してしまいます。
「転ぶから見ていろよ」にならないことを皆で祈りましょう・・・。

(1月22日執筆)

category:坂本花織ブログはこちら。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年1月25日「坂本花織の顔のアップは危険・・・」はこちら。

⇒2018年12月24日「坂本花織、計算ミスで全日本初優勝の珍事」はこちら。

⇒2018年12月18日「坂本花織は自分の特色を強く押し出せ」はこちら。

⇒2018年11月8日「坂本花織は「トラウマ」から死ぬ気で「カモメ」へ」はこちら。

⇒2018年10月31日「坂本花織、初のGPファイナルへフィンランド大会2位」はこちら。

Copyright (c)2019 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!

坂本花織は自分の特色を強く押し出せ

紀平梨花と宮原知子の間に埋没
人気面でも採点面でも勝負面でも損

フィギュアスケート女子シングルの坂本花織。
GPシリーズ第1戦「スケートアメリカ」はショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)でノーミスの演技を見せて合計213.90を記録しました。
宮原知子に次ぐ2位になっています。

GPシリーズ第3戦「フィンランド大会」はSPでジャンプの転倒が2度あって7位に沈み、演技後に悔し涙を流しています。
しかし、FSで2位となり、合計197.42点を記録しました。
3位と巻き返しました。

連続2位ならば、GPシリーズ上位6人で争うGPファイナル進出はほぼ当確でした。
あとの選手の結果待ちという宙ぶらりんの状態でしたが、出場することができました。

坂本花織はレベル3に留まるステップの改良を課題としていました。
実は、フィンランド大会でのSPの失敗はステップに気を取られた結果です。
ちなみに、FSはジャンプの1つでエッジエラーかエッジ不明瞭となりましたが、残りの6つのジャンプでGOE(出来栄え点)を得ています。
スピンとステップもすべてレベル4であり、ほぼ完璧に近い滑りでした。

平昌五輪代表として6位と大健闘した坂本花織ですが、今シーズンは宮原知子はもとよりシニア1年目の紀平梨花とやや差がついた印象を受けます。
開き直りといっては何ですが、GPファイナルでは思い切りのよさと爆発力を発揮して力強いジャンプとスケーティングを見せてください。

本人もそれを自覚しており、「5番手(5位通過)なので、だいぶ頑張らないと表彰台に上がれない」と話していました。

(2018年12月5日執筆)

category:坂本花織ブログはこちら。

◆書き加え(12月7日)

「FSで頑張れば表彰台にいける」

GPファイナルでSPが行われ、坂本花織は 70.23点で4位でした。
「すごく緊張した」と振り返りつつ、自己採点は90点くらいとしました。

私はしっかりと滑っていて出来は悪くないという印象を受けました。
3本のジャンプにミスは出ませんでしたが、スピンやステップにレベル3が出ました。
ここをなかなか克服できません。

坂本花織自身もFSで頑張れば表彰台にいけると考えています。
おそらく 70.65点で3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ、 67.52点で6位の宮原知子との3人の争いになりそうです。

◆書き加え(12月8日)

真っ先に素朴さと元気が伝わってくる

今大会では取材が紀平梨花に集中しています。
坂本花織や宮原知子は煩わしくないともいえますが、一抹の寂しさを感じているのでしょうか。
脚光を浴びてこそのアスリート(フィギュアスケーター)という気もします。
FSでメディアを振り向かせる活躍を見せてください。

坂本花織は主要大会で滑るたびに「すごく緊張した」と語っており、それは嘘だと思っていません。
が、この選手を見ると真っ先に素朴さと元気が伝わってきて、心がほっとします。
性格ですが、演技の持ち味にもなっています。

◆書き加え(12月9日)

「すごいがくがくしちゃって・・・」

GPファイナルでFSが行われ、坂本花織は141.45点、合計211.68点で4位に留まり、表彰台を逃しました。
3位のエリザベータ・トゥクタミシェワと3.64点差でした。

2回転アクセル−3回転トウループ−2回転トウループの最後の2回転ジャンプで転倒しています。
「すごいがくがくしちゃって、それが原因かな」と、平昌五輪の次くらいに緊張感があったことを明かしました。
ほかの要素はすべて加点を得、スピンとステップはレベル4を揃え、演技構成点は 68.00点でした。

◆書き加え(12月10日)

全日本選手権へ神様からお告げがある

GPファイナルの演技を振り返り、トップ選手と比べて「表現の強弱が足りない」と語っています。

「ここで3位になると、ふわふわして全日本選手権へ向かうことになる」「4位はそうならないための神様からのお告げ」と分かったような分からないようなことを口にしました。
全日本選手権へ向け、飛躍を誓いました。

女子シングルでは4回転ジャンプ競争が始まろうとしています。
自身も徐々に練習し、北京五輪までに跳べるようにしたいと語りました。

坂本花織は実力も得点力もあり、私は日本女子の3番手と認めます。
しかし、演技の特色を強く押し出していかないと、紀平梨花と宮原知子の間に埋没します。
人気面でも採点面でも勝負面でも損になるでしょう・・・。

全日本選手権では不調の宮原知子を上回り、2位に割って入ってほしい。

◆書き加え(12月24日)

点数の計算ミスで全日本初制覇の珍事

FSが終わり、坂本花織が圧巻の演技を見せて初優勝を飾りました。
「点数の計算ミス」と言う人もいるようですが、私の知る範囲でベストだったのでないでしょうか。
昨年はSP1位から宮原知子に逆転され、今年はSP2位から宮原知子を逆転しています。

濱田美栄コーチ門下の宮原知子と紀平梨花、中野園子コーチ門下の三原舞依と坂本花織という関西に練習拠点を置く4選手の戦いになりました。

坂本花織がSPでもFSでも、そしてジャンプなどの技術点でも表現などの演技点でも他の選手を圧倒しました。
とくに最終滑走のFSは出色の出来栄えです。
自らの潜在力を開花させました。

今年の全日本選手権では三原舞依が出した高得点に刺激され、坂本花織がさらに高得点を叩き出しています。
坂本花織の初制覇は、三原舞依の存在も大きかったと考えます。

坂本花織は試合後、国際大会よりも全日本選手権のほうが緊張すると語りました。
しかもFSは最終滑走です。
直前滑走の宮原知子の得点を聞いて勝負をかけたようです。
そんなことをしたら余計に緊張が高まると思うのですが、それに打ち克ってノーミスというよりパーフェクトな演技を見せました。

なお、紀平梨花はトリプルアクセルを2本とも決めていますが、スケート靴を気にしながらジャンプミスを防ぐことに精一杯という印象で、スケーティングと表現の魅力が損なわれました。
ちなみに、紀平梨花は2位になってシニア1年目の2冠、宮原知子は3位になって全日本選手権5連覇を逃しました。
会心の演技をそろえた三原舞依は惜しくも4位でした。

日本で開催される世界選手権2019の代表は坂本花織、紀平梨花、宮原知子ですんなりと決まりです。
私としては三原舞依にも行ってほしいのですが、最大3枠ですから致し方ありません。

全日本選手権の結果(順位・得点)は次のとおりです。

1位 坂本花織(24番滑走)
   228.01点(152.36点 79.11点 73.25点 0.00点 75.65点)
2位 紀平梨花(20番滑走)
   223.76点(155.01点 82.95点 72.06点 0.00点 68.75点)
3位 宮原知子(23番滑走)
   223.34点(146.58点 71.49点 75.09点 0.00点 76.76点)
4位 三原舞依(22番滑走)
   220.80点(147.92点 78.15点 69.77点 0.00点 72.88点)
5位 樋口新葉(21番滑走)
   197.63点(125.00点 59.78点 66.22点 1.00点 72.63点)
6位 山下真瑚(17番滑走)
   197.14点(134.20点 69.29点 64.91点 0.00点 62.94点)
※点数はFS(TES、PCS、減点、SP)です。

見応えが凄かった。
選手の皆さん、ありがとう。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年11月8日「坂本花織は「トラウマ」から死ぬ気で「カモメ」へ」はこちら。

⇒2018年10月31日「坂本花織、初のGPファイナルへフィンランド大会2位」はこちら。

⇒2018年10月24日「坂本花織はジャンプよし、表現力よし、安定感よし」はこちら。

⇒2018年2月23日「坂本花織、平昌五輪銅メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年2月14日「坂本花織は平昌でどうした? らしくないぞ!」はこちら。

Copyright (c)2018 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!
image

フリーランス募集
コピーライター、デザイナー(グラフィック、ウェブ)、イラストレーターなどのクリエイター、コンサルタントなどを求めています。
詳しくは、和田創研のホームページをご覧ください。

和田創研
9784907620035-00

tokuhon-salestool

tokuhon-salesrobot


応援クリック
いつもおつきあいくださり、ありがとうございます。
皆さまに応援していただくと大きな励みになります。

人気ブログランキングへ

このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
著作権について
ここに掲載した記事を複写・複製・翻訳・転載・掲示・送信・配信すること、および各種媒体に入力することは、著作者の権利侵害となります。
和田創PDF無料本
(308頁。2月14日発売)
9784907620004-00

(272頁。2月10日発売)
9784907620011-00
プロフィール
wada01











和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

和田創研
お気に入り

わだ・そう

カテゴリ




QRコード
QRコード


最新記事









月別アーカイブ
  • ライブドアブログ