日本人はわりと最近まで「忠臣蔵」が大好きだった。
師走になると決まって映画、テレビ、舞台などで上演された。
大石内蔵助は、当代きっての人気俳優が務めた。
この間、考証と研究が進み、史実が次第に明らかになってきた。
ドラマ自体は、さまざまな創作や脚色が施されている。
何より吉良側の視点が欠落し、赤穂側の立場で忠義を強調している。
しかし、日本人がどこかで大切にしてきた美意識をくすぐるのは間違いない。
とくに中高年の男性は12月14日というと、「赤穂浪士の討ち入り」を思い浮かべるだろう。
赤穂藩の旧藩士47人(赤穂四十七士)が本所の吉良邸を襲撃した。
江戸時代の出来事とはいえ、彼らの覚悟に驚かされる。
◇
私にとり、12月14日は前の妻の命日である。
当時は、プランナーからコンサルタントへの転職に挑んでおり、妻には言わなかったが食うや食わずの状態だった。
むろん、生活の厳しさは感じていたはずだ。
末期がんの妻は自分の病にまったく触れず、3人の子どもを私に託して逝った。
凄まじい覚悟だった。
私にとり、12月14日はいまの妻の誕生日である。
もっとも難しい年頃の3人の子どもがいるのを承知で、私との結婚に踏み切った。
初婚。
そして、年中無休のハードワークに耐えながら、なおかつ私と子どもの世話、そして家事をこなした。
やがて生まれた子ども、やがて富山から呼び寄せた私の両親の面倒を見た。
凄まじい覚悟である。
Copyright (c)2010 by Sou Wada
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師走になると決まって映画、テレビ、舞台などで上演された。
大石内蔵助は、当代きっての人気俳優が務めた。
この間、考証と研究が進み、史実が次第に明らかになってきた。
ドラマ自体は、さまざまな創作や脚色が施されている。
何より吉良側の視点が欠落し、赤穂側の立場で忠義を強調している。
しかし、日本人がどこかで大切にしてきた美意識をくすぐるのは間違いない。
とくに中高年の男性は12月14日というと、「赤穂浪士の討ち入り」を思い浮かべるだろう。
赤穂藩の旧藩士47人(赤穂四十七士)が本所の吉良邸を襲撃した。
江戸時代の出来事とはいえ、彼らの覚悟に驚かされる。
◇
私にとり、12月14日は前の妻の命日である。
当時は、プランナーからコンサルタントへの転職に挑んでおり、妻には言わなかったが食うや食わずの状態だった。
むろん、生活の厳しさは感じていたはずだ。
末期がんの妻は自分の病にまったく触れず、3人の子どもを私に託して逝った。
凄まじい覚悟だった。
私にとり、12月14日はいまの妻の誕生日である。
もっとも難しい年頃の3人の子どもがいるのを承知で、私との結婚に踏み切った。
初婚。
そして、年中無休のハードワークに耐えながら、なおかつ私と子どもの世話、そして家事をこなした。
やがて生まれた子ども、やがて富山から呼び寄せた私の両親の面倒を見た。
凄まじい覚悟である。
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