コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

宇野昌磨ブログ

宇野昌磨、世界選手権枠取りに全日本王者の自覚と気迫!

足の負傷を抱え、SP5位と出遅れる

世界フィギュアスケート選手権男子シングルのショートプログラム(SP)。
平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨は右足甲の負傷を抱えおり、痛み止めを服用して滑りました。
自己ベストの104.87点を大きく下回る 94.26点となり、5位と出遅れました。

宇野昌磨は冒頭の4回転トウループをクリーンに決めています。
しっかりとGOE(出来栄え点)を引き出しています。

が、後半の3回転サルコウ−3回転トウループのコンビネーションジャンプで2本目が2回転になりました。
最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は何とかこらえています。

安全策で4回転を減らすもミスが出る

4回転はトウループ1本に絞りましたので、ジャンプの基礎点が8点以上も下がりました。
安全策を取ったにもかかわらず、ミスが出ました。
「3回転サルコウで力が余り、バランスを崩した。難しい構成でもよかった」と振り返っています。

ただし、持ち味の表現力などを示す演技構成点は出場全選手でトップでした。
今大会の状態を考えれば、大健闘といえます。

宇野昌磨は本調子にほど遠かったのですが、演技直後に安堵の表情を浮かべています。
「試合で気持ちが高まり、痛みなく臨めた」と語りました。
(人間の体はスイッチが入ると凄いですね。)

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世界最強の日本男子が最悪1枠の危機

来年に日本(さいたま市)で行われる世界選手権の出場枠がかかっています。
平昌五輪金メダリストの羽生結弦は右足首の治療のために欠場しました。

1〜15位は順位がそのまま、16〜24位は16、25位〜は18と数えられます。
最大3枠を確保するには、上位2人の合計が「13」以内に収まらなければなりません。
「14〜28」なら2枠、「29〜」なら1枠です。

今シーズンにシニアデビューを果たした友野一希は自己ベストの 82.61点で11位です。
もう一人、平昌五輪18位の田中刑事は 80.17点で14位です。

SPが終わった時点で宇野昌磨の5と友野一希の11を合わせて「16」となっています。
平昌五輪でワンツーフィニッシュを飾った世界最強の日本の男子シングルが最悪1枠になりかねない危機に陥っています。

枠取りに厳しい表情で、自分を責める

私が知る範囲で今大会が一番厳しい表情です。
宇野昌磨は「3枠を考えると足を引っ張っている」と自分を責めました。
このコメントには全日本フィギュアスケート選手権を連覇した王者(チャンピオン)としての自覚と気迫が感じられます。

目が光り、顔が引き締まっています。
素晴らしい、日本男児はこうでなくちゃ。

FSは4回転3種4本の可能性を探る

フリースケーティング(FS)へ向け、「枠取りもあるので、構成を攻めたい」と話しました。
右足に負担がかかるフリップを含む4回転ジャンプ3種4本に戻す可能性を探っています。
ちなみに、平昌五輪と同じ構成です。

宇野昌磨は公式練習で「トゥーランドット」の曲をかけて滑っています。
4回転ループで転倒し、4回転フリップで回転不足になっています。
SPで決めた4回転トウループは好調でした。
4回転ループはとことん苦しんでいます。
が、いくらか調子は上向きです。

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宇野昌磨は逆転優勝を諦めてはいない

世界選手権は個人戦ですが、翌年の出場枠確保という団体戦の側面を合わせ持ちます。
宇野昌磨が今大会で重んじているのは後者でしょうか。

しかしながら、逆転優勝を諦めてはいません。
SP1位の米国のネイサン・チェンとの差は7.68点であり、決して小さくありません。
ネイサン・チェンが重圧から解放された平昌五輪のFSのような演技を行うと、宇野昌磨は届きません。
とはいえ、ネイサン・チェンは101.94点と僅差の金メダル争いを演じており、FSで緊張が高まります。
何が起こるか分かりません。

宇野昌磨は前回大会、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル、1月の四大陸フィギュアスケート選手権、平昌五輪と大舞台で2位に甘んじています。
世界選手権を初制覇したいという思いは強いはずです。

日本の3選手はそれぞれ出場枠確保へ責任を感じ、懸命に滑っています。
それは十分に承知していますが、田中刑事に奮起を期待したい。
このまま終わってはだめです・・・。

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◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年3月22日「宇野昌磨は世界王者と枠取りへ強行出場か」はこちら。

⇒2018年2月24日「宇野昌磨は平昌五輪銀メダルを悔しがれ!」はこちら。

⇒2018年2月11日「宇野昌磨、五輪の魔物のぬいぐるみに笑顔」はこちら。

⇒2018年2月9日「宇野昌磨が平昌でネイサン・チェンをごくっと飲んだ!」はこちら。

⇒2018年2月7日「宇野昌磨と宇野藤雄が描く平昌五輪金メダル」はこちら。

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宇野昌磨は世界王者と枠取りへ強行出場か

宇野昌磨は世界選手権優勝候補の筆頭

世界フィギュアスケート選手権が3月21日からミラノで行われています。
男子シングルの宇野昌磨は現地メディアや国際スケート連盟(ISU)公式サイトなどが優勝候補の筆頭(本命)に挙げています。
ヘルシンキでの前回大会も、平昌五輪も羽生結弦に次ぐ2位になっており、当然でしょう。

これまでの世界選手権を振り返ると羽生結弦が2014年と2017年、スペインのハビエル・フェルナンデスが2015年と2016年、カナダのパトリック・チャンが2011年、2012年、2013年と制してきました。
しかし、今大会は過去の覇者が出場していません。
フィギュアスケートファンはニューヒーローの誕生を待ち望んでいます。

金博洋とネイサン・チェンがライバル

そして、宇野昌磨のライバル(対抗馬)となるのは中国の金博洋(ボーヤン・ジン)と米国のネイサン・チェンです。
この2選手は高いポテンシャルを秘めていますが、平昌五輪の表彰台に立てませんでした。

宇野昌磨は三つ巴の戦いを制し、高橋大輔、羽生結弦に続く日本男子で3人目の世界王者になるはずでした。

category:高橋大輔はこちら。

新調したスケート靴がしっくりしない

本人も「世界選手権へ向けて練習する」と意欲満々でした。
しかし、想定外の困難に直面しています。

オリンピック後に剛性が落ちたスケート靴を新調しました。
が、それがしっくりせず、痛みを感じていたようです。
(フィギュアスケートはきわめてデリケートな競技です。)

宇野昌磨は今大会の公式練習が散々です。
とくに得点源の高難度ジャンプは着氷できていません。

4回転フリップ転倒で足首を痛めたか

宇野昌磨は4回転フリップで転倒を繰り返した20日の公式練習で右足首を痛めたらしく、それ以降はジャンプの練習をほとんど行わず、早めに切りあげています。
患部をアイシングし、関係者に背負われて会場を出たそうです。

今大会には、さいたま市で来年開催される世界選手権の枠取りがかかっています。
宇野昌磨のほかに出場するのは、羽生結弦の代役でシニア1年目の友野一希、平昌五輪18位の田中刑事です。
(羽生結弦と宇野昌磨を追いかける選手が残念ながら現れていません。)
上位2人の順位の合計が13以内で3枠、14〜28で2枠、29以上で1枠になります。

◆書き加え(3月21日)

SPのジャンプ構成を見直して出場か

宇野昌磨は2022年北京五輪で金メダルを狙える選手ですから無理をしないほうがいいのですが、無理をしないと日本男子の出場枠は「1」になるかもしれません。
日本スケート連盟の小林芳子強化部長が病院の検査では骨に異常がなかったと語りました。

宇野昌磨は自身初の世界王者へのこだわりか、それとも枠取りへの責任か、相当な痛みに耐えて強行出場します。
(おそらく後者を重んじています。)

いくらかでも負担を軽減しようと、ショートプログラム(SP)のジャンプ構成を見直します。
難度を落としますので、基礎点も下がります。
さらに、痛み止めを飲み、本番に臨むことになります。

私はSPを乗り切ったとしても、それより演技の時間が長く、ジャンプの本数が多いフリースケーティング(FS)はどうなるのだろうと心配です。
重大なけがにつながらないことを祈るばかりです。

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◆書き加え(3月22日)

宇野昌磨は見ていて、痛々しく感じる

たったいまSPが終わりました。
見ていて、痛々しく感じました。
宇野昌磨は 94.26点で5位となりました。
かなり悪そうなので、FSで巻き返すのは難しいでしょう。
(なお、右足首でなく右足甲の痛みのようです。)

そうなるとSP11位の友野一希、14位の田中刑事に頑張ってもらうほかにありません。
が、3枠確保はとても厳しくなりました。

◇◆◇

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⇒2018年2月5日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪」はこちら。

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宇野昌磨は平昌五輪銀メダルを悔しがれ!

男女初となるワンツーフィニッシュ

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルが江陵アイスアリーナで行われました。
2月16日がショートプログラム(SP)、17日がフリースケーティング(FS)です。

私が期待した宇野昌磨は初出場のオリンピックで絶対王者の羽生結弦に続いて銀メダルを獲得しました。
自己ベストに迫る104.17点を出してSP3位で迎えた決戦のFSは最終滑走というプレッシャーのなかで何とか演技をまとめています。
まだ若い選手ですが、立派です。

しかし、私が気になったのは、金メダル獲得を願ったファンがいるにもかかわらず、本人が心の底から悔しがっていないように見受けられたことでした。
もちろん真のファンはあたたかいですから、どのような結果でも離れていくことはありません。
ましてフィギュアスケートシングルで男女を通じて初となるW表彰台ですし、ワンツーフィニッシュを飾りましたので、国民を熱狂させました。

私もお疲れさま、ありがとうという気持ちですが、宇野昌磨にもっと悔しがってほしいとも思いました。

4回転ループに失敗も大崩れはなし

FSはプッチーニのオペラ「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」の荘厳な音楽に合わせて滑りはじめました。

しかし、冒頭の4回転ループでいきなり転倒してしまいました。
この失敗を引きずらず、4回転フリップ、3回転ループを決めています。

後半のトリプルアクセル(3回転半)は態勢を崩しながらも執念でこらえました。
4回転トウループ−2回転トウループはどちらも着氷が乱れました。
4回転トウループはきれいに降りました。
トリプルアクセル−1回転ループ−3回転フリップの3連続ジャンプは決めています。
最後の3回転サルコウ−3回転トウループの連続ジャンプも決めました。

FSが202.73点で306.90点となりましたが、自己ベストに遠く及びませんでした。
4回転ジャンプは3種4本という構成であり、技術点で羽生結弦を上回りました。

ノーミスの演技で金メダルを獲れる

宇野昌磨は朝の公式練習から体が動かず、あまり調子がよくないと自覚していました。
それでも不調を想定した練習を積んでおり、大きな不安を感じることなく試合に臨んでいます。
その成果が表れ、本番でもワンミスで抑えられました。

試合後に最終滑走は嫌だったと明かしました。
全員の演技と点数を見て、自分がノーミスの演技を行えれば1位になるという計算はしていました。
しかし、最初のジャンプを失敗した時点で諦めて、そこからは焦らずに自分のことだけに集中しました。
「笑いが込みあげてきた」と言いますから、冷静だったのでしょう。

五輪の舞台に特有の緊張は感じない

宇野昌磨は表彰台に上がり、樋口美穂子コーチを喜ばせました。
決していい得点でなかったと思いつつ、「自分の演技ができた」「自分に勝てた」ことに納得しました。
団体戦SP、個人戦SP、FSと3回の演技にそれなりの満足を得ています。

五輪の舞台に特有の緊張は感じなかったという言葉にも驚きました。
この選手はもともとオリンピックを特別視していないと語っていました。
「メンタル対策」でそうした発言を繰り返しているのなら驚きませんが、本気でそう考えているように見えます。
ほとんどのアスリートがオリンピック出場を最大の目標に掲げるなかで異例でしょう。

五輪の銀メダルも他の試合の銀メダルも、重み(価値)に違いを感じないとあっけらかんとしています。

GOEがつくジャンプを身につける

宇野昌磨はこのところ主要大会で2位に留まっており、本人はそれを承知しています。
「大崩れもなく爆発もなく」という言葉は自嘲でしょうか?
単に跳ぶだけでなく、GOE(出来栄え点)がつくようなジャンプを身につけたいと課題を挙げました。

「羽生選手をいつまでも追いつづけたい」と目をきらきらさせて語りました。
宇野昌磨は羽生結弦を目標にしているというより、羽生結弦に憧れているように映ります。
ほんわかとした天然な性格なのでしょう。

表彰台の頂点への欲を持ってほしい

私はフィギュアスケートファンとして、世界最高峰に位置する日本人選手が二人いて、同時期に演技を楽しめることにこの上ない喜びと誇りを感じます。

が、宇野昌磨にオリンピックの表彰台の頂点への強い「欲」を持ってほしい。
ライバルとの競争心があるのだろうかと思うほど、つかみどころのない選手です。

樋口美穂子コーチによれば、先を越されても落ち込まずに練習を続けてきました。
だから、真面目なのは確かです。
ただし、自分は自分という考えなのでしょう。

私は、宇野昌磨は「負けず嫌い」と思っていましたが、その気持ちはどうやら他人に対してでなく自分に対して働くようです。

北京五輪よりも世界選手権で頑張る

宇野昌磨は試合後すぐに「世界選手権が残っているので頑張りたい」と3月を見据えています。
2位に留まると引きずるはずですが、けろっとしています。

また、2022年北京五輪は念頭にないと語りました。
これは目指さないという意味でなく、当面の試合もしくは一つひとつのシーズンでしっかりと滑るとの意思でしょう。

宇野昌磨は勝敗を突き抜けた世界へ

宇野昌磨はどこまでもマイペースであり、先の「大崩れもなく爆発もなく」の主因でしょうか。
私は勝負に淡白なアスリートがいることが不思議です。
彼の持ち味でもあり魅力でもある「安定感」はそこからもたらされているように思います。

海外の4回転ジャンパーに感じるような「点取り虫」でなく、繊細さと豊饒性を備えた香気の高い演技が私は大好きです。
ある意味、勝敗を突き抜けた世界で滑っています。
この辺りが大好きだった高橋大輔と通じるところです。

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⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

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宇野昌磨、五輪の魔物のぬいぐるみに笑顔

初出場でもただ一人百点台を叩き出す

平昌五輪フィギュアスケートの男子シングル。
2月9日の開会式に先立って行われた団体戦ショートプログラム(SP)で有力選手が得点源のジャンプで大きなミスを連発しました。
そのなかでただ一人百点台を叩き出したのが宇野昌磨です。

演技後に申し訳なさそうに「緊張しなかった」と明かしました。
本人はそれではインタビューが盛りあがらないことを知っています。
オリンピック初出場にもかかわらず、普段どおりに滑りました。

ライバルが五輪に棲む魔物の餌食になるなか、宇野昌磨は五輪の魔物をぬいぐるみのように手なずけました。
この「五輪の魔物」とは、心に巣食う不安や重圧、緊張が実態です。
自分を信じきれない弱さと言い換えられます。

咄嗟の反応でミスを最小失点に留める

オリンピックは4年に一度の大舞台であり、すべてのアスリートが目標にしています。
しかし、宇野昌磨は以前から五輪を特別視しないと語っていました。
大会に優劣をつけることをしません。

個人戦でメダル争いに絡むといわれた米国のネイサン・チェン、ロシアのミハイル・コリャダ、カナダのパトリック・チャンは目を疑うほどの無残な出来でした。

それを最終滑走の宇野昌磨は控え通路のモニターで見ています。
会場が重い空気に包まれていきます。
次々と潰れていくライバルに「朝が早いからかな」「自分も失敗するかな」と不安を抱いて試合に臨んでいます。

その動揺が冒頭の4回転フリップで着氷の乱れにつながりましたが、左手をつくだけで踏ん張りました。
そして演技後半、不安に思っていた4回転トウループ+3回転トウループはきれいに着氷しました。
最後のトリプルアクセル(3回転半)は2.29点のGOE(出来栄え点)がつきました。

結局、集中力を失わず、しっかりと滑りきっています。
最初のミスを何とか最小限の失点に留められたのも体が咄嗟に反応してくれたからで、これは練習の賜物でした。

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朝が苦手という不安を吹き飛ばした

宇野昌磨が今大会でもっとも懸念したのは、競技が午前に開始されることでした。
米国でのテレビ放送の都合によるものです(不確か)。
出場選手は五輪前から生活の時間帯とリズムを変えて慣らしてきたはずです。

しかし、宇野昌磨は「早起き」が大の苦手でした。
しかも、起床後どころか午前中は動きが鈍い状態です。

本人は自分には無理と諦め、試合だけ頑張るという、いささか虫のいい決断を下しました。
マイペースを貫き、いつもどおりにするわけです。
これも五輪を特別視しないことと関係しています。

宇野昌磨は朝5時に目覚め、うとうとして6時くらいに起きました。
だったら6時に目覚めればいいと思いますが、そうはいかないようです。
公式練習では無理に体を動かそうとせず、アップもろくにしていません。
どこまでも自然体です。

「団体戦と個人戦は別物」ときっぱり

4年前のソチ五輪では羽生結弦が団体戦SPで1位になり、その勢いのまま男子シングルを制しました。
宇野昌磨は金メダルをつかみそうな予感がします。
ファンも日本人も期待して当然です。

ところが、宇野昌磨は浮かれていません。
「団体戦と個人戦はまったくの別物。たまたま僕がうまくいっただけで、何かつながるものはない」と謙虚に語りました。
20歳の若者のこの落着きはいったい何なのでしょうか。

それでもかなりの手応えを感じているだろうことは演技後とインタビューの笑顔から見て取れます。

宇野昌磨は持ち味の安定感を取り戻しました。
朝の弱点を克服するとともに平常心を保持できた経験は大きな自信になります。

16日に始まる個人戦には復帰の羽生結弦、中国の金博洋なども登場しますが、宇野昌磨はSPをノーミスで滑るなら 110点に迫る高得点を叩き出せるかもしれません。
いいイメージで臨めるのは確かです。

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⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

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宇野昌磨が平昌でネイサン・チェンをごくっと飲んだ!

宇野昌磨にオリンピック初出場の気負いなし

平昌五輪第1日、2月9日、江陵アイスアリーナでフィギュアスケート団体戦が始まりました。

男子シングルのショートプログラム(SP)。
宇野昌磨はヴィヴァルディ「四季」の「冬」で103.25点を出し、ぶっちりぎりの1位になりました。
気持ちがいい!

冒頭の4回転フリップは着氷が乱れています。
後半の4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプは決めています。
最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も決めています。

宇野昌磨は中国の金博洋に逆転されて2位に終わった1月の四大陸選手権以降はミスのない演技ができるまでやめないと誓い、練習で本番のプログラムを自分の体に染み込ませてきました。
冒頭のジャンプを失敗したにもかかわらず演技をまとめられたことにその成果がはっきりと出ています。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

私の予想で宇野昌磨はなぜ銀メダルなのか?

私は直前のブログで宇野昌磨の個人戦の順位を2位(銀メダル)としました。
熱心なファンに叱られるかもしれません。

⇒2018年2月9日「平昌五輪メダル獲得予想、日本勢は金も総数も過去最多」はこちら。

しかしながら、それは羽生結弦が万全のコンディションで臨めるという前提です。
不可能を可能にしてしまうところが羽生結弦の凄さとはいえ、現実的には難しいのでないかと思っています。
五輪王者と世界王者であり、長らく「絶対王者」として男子シングルを牽引してきた羽生結弦に対する敬意も込めました。

私はむろん羽生結弦の完全復活を願っていますが、年明けからの氷上練習でベストパフォーマンスを発揮できる水準に高めることはいささか考えにくい。

羽生結弦も個人戦に弾みをつけて金メダルへ

宇野昌磨は羽生結弦の背中を追いかけて世界ランキング2位になり、初のオリンピックに出場しました。
しかし、団体戦SPでは特別な緊張感が湧き出ることもなく、最終滑走でも自分の演技を行っています。
全日本選手権のほうが緊張したと笑わせています。

思い起こせば、羽生結弦はオリンピック初出場のソチ五輪の団体戦SPの最終滑走で1位となり、いい流れに乗って個人戦で金メダルを獲得しています。

宇野昌磨だけが大舞台の雰囲気に飲まれることなく唯一の百点台を記録しました。
2月16日から始まる個人戦へ大きな弾みをつけました。
私は二人の順序はともかくとして、ワンツーフィニッシュをまたしても確信しました。

ネイサン・チェンは得意のジャンプがぼろぼろ

宇野昌磨は昨年のGPファイナルで丁寧に滑るだけで勝利を収められました。
米国のネイサン・チェンはオリンピックシーズンに「無敗」の快進撃を続けており、勝たせてはいけない相手でした。

ネイサン・チェンはこれまでに5種類の4回転ジャンプを決めています。
ジャンプ構成の基礎点の一番高い選手ですので、本番で自信を持って滑られると厄介です。

しかし、冒頭の4回転フリップ−3回転トウループのコンビネーションジャンプはダブルトウループに変わりました。
続く4回転トウループは2回転になりました。
最後のトリプルアクセルでも転倒しています。
すべてのジャンプで致命的なミスを犯しています。

ネイサン・チェンは得意のジャンプがぼろぼろになり、うそでしょうと言いたくなる低得点 80.61点で4位に終わっています。
ちなみに、カナダのパトリック・チャンは 81.66点で3位に留まっています。
女子シングルのロシア勢の2選手、エフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワに負けそうです。

ネイサン・チェンはやはりメンタルの弱さを露呈してしまいました。
日本はいただきました!

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◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月7日「宇野昌磨と宇野藤雄が描く平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月5日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪」はこちら。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

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宇野昌磨と宇野藤雄が描く平昌五輪金メダル

国民の注目が集まり、期待が高まる

平昌五輪フィギュアスケートの男子シングル。
宇野昌磨はオリンピックに初出場となります。

世界で絶対王者とされてきた羽生結弦がけがの回復が遅れ、「ぶっつけ本番」で個人戦に臨みます。
私はいまも実力が突出していることを疑いませんが、この状況ではさすがに金メダルを獲れないと考えています。

そこで、フィギュア好きの日本人の注目が集まり、期待が高まっているのが宇野昌磨です。
「伸び盛り」という言葉をかぶせたいのですが、オリンピックシーズンに得点を伸ばそうとするあまり調子を落としています。

宇野昌磨は歴代2位の高得点記録者

とはいえ、昨年の世界選手権で321.59点の羽生結弦に迫る319.31点という高得点を出し、2位になりました。
ショートプログラム(SP)もフリースケーティング(FS)も自己ベストを更新しています。

ちなみに、歴代最高得点は羽生結弦が2015年GPファイナルで記録した330.43点です。
それに続くのは宇野昌磨が2017年ロンバルディア杯で記録した319.84点です。
羽生結弦のコンディションが上がらなくて得点を伸ばせない展開では、宇野昌磨が勝利を収めて何の不思議もないのです。

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祖父・洋画家の宇野藤雄が金予知絵

そして、平昌五輪で宇野昌磨が表彰台の一番高いところに上ると確信しているのが、宇野昌磨の90歳の祖父、洋画家の宇野藤雄氏です。
カンヌ国際展グランプリなど多くの受賞歴を持ちます。
作品はプラハ国立美術館、タヒチのゴーギャン美術館などにも収蔵されています。

私は宇野昌磨の演技に芸術の香気を感じてきましたが、血筋だったのですね。
当初から並外れた「表現力」を発揮してきました。

祖父の宇野藤雄氏は昨年10月から3か月をかけ、孫の宇野昌磨がオリンピックで優勝する「予知絵」を完成させています。

間もなく本番を迎えようとする宇野昌磨には最高の応援になるでしょう。

宇野昌磨にジャンプの転倒を奨める

祖父は宇野昌磨に「試合のたびに転ばなきゃダメだ」と言ってきたそうです。
そのせいでしょうか、宇野昌磨はオリンピックシーズンで転びっ放しでした。

そのうえで、転んだ原因を追究して本番で転ばないようにしなさいとの教えです。
祖父は宇野昌磨が転ぶたびに金メダルを確信したとか。
私にはこの芸術家の話が深すぎて、いささかついていけません。

「人々がゴッホの絵に感動するのは狂気があるから」。
フィギュアスケーターも芸術家であり、自分自身との真剣勝負を求められるそうです。

周囲に舞子が配される『氷上の舞』

絵画のタイトルは『氷上の舞』。
白い衣装の宇野昌磨が中央でポーズを取り、周囲に日本文化の象徴としての舞妓が配されています。
鑑賞に耐えられる作品にするという狙いからです。

金メダルを獲得した暁には絵を展覧会で発表したうえで本人にプレゼントします。
そうならなかったらどうするのかと突っ込みたくもなりますが、そのときはそのときなのでしょう。

祖父の思惑どおり、宇野昌磨がノーミスで滑り、なおかつ完成度の高い演技を見せられるならば、予知絵の効き目があったということです。

◆書き加え(2月6日)

宇野昌磨は団体戦の朝寝坊が心配!?

宇野昌磨が韓国・仁川空港に到着し、報道陣の取材を受けています。

団体戦はSPが開幕日の2月9日、FSが12日に行われ、どうやら先陣を切ってSPのほうを滑ります。
羽生結弦は調整が遅れて団体戦を回避しますので、宇野昌磨がエースとなります。

試合の実感が湧いていないようですが、「いい順位を取れるようにしたい」と日本チームへの貢献を誓いました。
しかし、4年に一度の大舞台の雰囲気に慣れる意味合いが強いはずです。

注目の個人戦はSPが2月16日、FSが17日に行われます。
宇野昌磨は「メダルを獲ることは重要」としつつも、「結果を出すためには自分が練習してきたことを出すのが近道」と語りました。
2位に終わった四大陸選手権の後に地元の名古屋で「質」に重きを置いた濃い練習ができたと明かしました。

今大会のフィギュアスケートは午前開始です。
宇野昌磨は朝が大の苦手ですので、「当日は寝坊しないように気をつける」と語りました。
いまのところは自然体です。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月5日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪」はこちら。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

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平昌フィギュア男女シングル、メダル争いの不安材料

期待の高まりに反し、雲行きが怪しくなる

平昌五輪の開幕が迫り、日本のお家芸のフィギュアスケート男女シングルに期待が高まっています。
それに反し、雲行きが怪しくなってきました。

メダル争いに加われそうな女子シングルの坂本花織と宮原知子、男子シングルの宇野昌磨と羽生結弦の4選手はそれぞれが不安材料を抱えています。
日本勢はかならずしも展望が明るいといえません。

坂本花織はうおのめの痛みで追い込めない

オリンピック前の最後の調整の機会となった四大陸選手権で坂本花織がうおのめで苦しんでいることが判明しました。
練習でジャンプを嫌がった理由がそれでした。
本人は中野園子コーチに視線を送り、首を横に振りました。
痛みに耐えられなかったのでしょう。

試合では応急手当てを施して逆転優勝を果たしました。
この大会では若さと勢いで乗り切ることができました。

しかし、このうおのめには現役を引退した鈴木明子もソチ五輪で悩まされました。
スケート靴できつく締めた足で滑り、そして跳ぶフィギュア選手にとっては職業病といえます。
こじらせると厄介であり、パフォーマンスが落ちます。

坂本花織は本番へ向けて猛練習を積んでいるはずです。
さらに悪化しないことを祈るばかりです。
逆に、うおのめの痛みで追い込んだ練習ができない恐れもあります。

ほかにも右肩痛に悩まされています。

category:坂本花織ブログはこちら。

宮原知子は右足甲の炎症でうまく跳べない

四大陸選手権でショートプログラム(SP)1位の宮原知子がフリースケーティング(FS)の演技後半のジャンプで転倒し、優勝を逃しています。
濱田美栄コーチの試合後のコメントにより右足甲の炎症を抱えていたことが判明しました。
宮原知子が転ぶのはよくよくのことですが、ほかに2度の「回転不足」を取られています。
ジャンプで違和感があったからでしょう。

「練習の虫」の宮原知子は左股関節の疲労骨折で、つい最近まで10か月ほど試合に出られませんでした。
右足甲の炎症はおそらく復帰の前後の猛練習が関係しています。
頑張りたいという気持ちを抑えながら慎重に調整を進めないと悪化しかねません。

足を痛めてしまっては高難度のジャンプはまず跳べません。

category:宮原知子ブログはこちら。

宇野昌磨は崩壊した安定感を取り戻せない

四大陸選手権でSP1位の宇野昌磨がFSで中国の金博洋(きん・はくよう。ボーヤン・ジン)にまさかの逆転負けを喫しました。
私は余裕の逃げ切りを予想していましたので、この結果には驚きました。

このブログで幾度か述べていますが、宇野昌磨はオリンピックシーズンが深まるにつれて最大の強みだった演技の「安定感」が崩れました。
とりわけ昨年12月のGPファイナルと全日本選手権ではその後の会見で自信喪失状態に陥っていたことが判明しています。
GPファイナルでは平昌五輪でライバルとなる米国のネイサン・チェンに自信を持たせてしまいました。
また、全日本選手権では連覇を果たしましたが、羽生結弦がけがで欠場していました。
自分が納得できる勝利と呼べない得点でした。

ただし、四大陸選手権は完成度を優先させ、ジャンプ構成の難度を落としました。
心身の負担の軽減により、今シーズンの調子の急降下に歯止めをかけられました。
なかでも鬼門となっていた4回転トウループを決められたことはプラスです。

とはいえ、回転不足や転倒が出て、本調子にほど遠い出来に変わりはありません。
本番ではジャンプミス一つで表彰台から弾き飛ばされるかもしれません。

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羽生結弦は情報を出せない事情がありそう

GPシリーズ「NHK杯」の前日練習で右足関節外側靱帯損傷のけがを負った羽生結弦は年明け1月初旬に氷上練習を再開したばかりということが判明しました。
(治ったのでなく見切り発車ということも考えられます。)

ブライアン・オーサーコーチが箝口令を敷いています。
練習の強度はどのくらいか、4回転ジャンプを跳んでいるのかなど、現時点の体力と調子、本番での得点を推察できる情報がまるでありません。

練習期間が短く、羽生結弦は平昌五輪にベストコンディションで臨めません。
4種類にまで増やした4回転ジャンプとその本数を減らすはずですので、基礎点がかなり低くなります。
難度を落としたジャンプ構成でネイサン・チェンなどのライバルと戦いますのでノーミスが五輪連覇の絶対条件になりますが、試合勘が鈍っているので容易でありません。

それ以前に、復活を目指した練習のなかで無理を重ねているかもしれません。
けがを悪化させて出場を取り止める事態もありえます。

熱烈なファンが大勢いる選手ですから、もうちょっと情報を出してあげてほしい。
皆、やきもきしているはずです。
それとも情報を出せない事情があるのでしょうか。

category:羽生結弦ブログはこちら。

私は、男子シングルでメダル2個、女子シングルでメダル1個を期待しています。
ロシアの2選手が突出する女子については銅メダルになりますが、男子については金メダルと銀メダルになることを願っています。
しかし、このブログで述べたように4選手が大きな不安材料を抱えていることも事実です。

◆書き加え(2月3日)

羽生結弦はぶっつけ本番ながら個人戦出場

このブログは2月1日に書きました。

きょう羽生結弦が個人戦で復帰することが発表されました。
情報が遅すぎますが、何はともあれよかった!!!

予想されていた団体戦は損傷個所の負担を軽くするために出場しません。
羽生結弦は文字どおりの「ぶっつけ本番」になります。
男子シングルは、2月16日にショートプログラム(SP)、17日にフリースケーティング(FS)が行われます。

なお、羽生結弦の回復の度合がもっともはっきりするのはSPとFSのジャンプ構成です。
それがまだ発表されていないのは、固めきれていないからです。
調整の水準を踏まえ、ぎりぎりのタイミングで決めるのかもしれません。

この状況で彼に金メダルを望むのは酷でしょうか。

category:冬季五輪はこちら。

◆書き加え(2月6日)

4回転ルッツ以外のジャンプはすべてOK

ブライアン・オーサーコーチは5日、羽生結弦が故障の原因となった4回転ルッツを回避することを明らかにしています。
逆に言えば、そのほかのジャンプは跳べます。
金メダルを狙えると太鼓判を押しました。
もしそうなら尋常でない回復力です。

◆書き加え(2月6日)

羽生結弦は万全の状態で個人戦に出場可能

ブライアン・オーサーコーチが平昌五輪の本番会場となる江陵アイスアリーナで報道陣の取材に応じ、「羽生結弦は 100%回復する」と楽観的な見通しを述べました。
私には奇跡としか思えませんが、個人戦に万全の状態で出場できるとのこと。

練習ではループ、サルコウ、トウループの3種類の4回転ジャンプに絞って跳んでいます。
現在は曲をかけて演技を通す練習を行うとともに、スタミナを取り戻すための練習も積んでいます。
日に日に状態が上向いているということです。

羽生結弦はGPシリーズ「ロシア杯」以来の4か月振りの実戦となりますが、本人もオーサーコーチもどちらも自信があると語っています。
私はさすがに金メダルを獲るのは難しいと考えていましたが、66年振りの五輪連覇もありうる状況です。

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宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪

眠くて体がぐらつき、朝練をやめる

平昌五輪のフィギュアスケートは異例となる午前に行われます。
表彰台を狙える有力選手は練習開始の時刻を早め、本番で最高のパフォーマンスを発揮できるように体を慣らしています。

金メダルの最有力候補の一人として名前が挙がる宇野昌磨も全日本選手権以降、「朝練」に取り組みました。
朝練とは朝の練習ですが、ニュアンスとしては「早朝練習」のこと。

ところが、宇野昌磨は四大陸選手権の前に「朝早いのがきつすぎてやめました」と明かしています。
眠くて昼の練習で体がぐらつくようです。
「しょうまないなぁ」とダジャレを言うのはよしましょう。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

宇野昌磨体内時計はクマ並みに正確

宇野昌磨は確か「時差」にも弱かったと思います。
ちなみに、平昌五輪は時差がありません。
東にある日本のほうがいくらか時間が進んでいますが、問題にならないでしょう。

私が書斎で飼うクマ(アメショー)は7時きっかりにえさを食べはじめます。
ちょっとでも遅れようものなら、がぶっと人間に噛みつきます。
彼のポリシーとして一切、手加減はしません。

宇野昌磨はいわゆる「体内時計」がとても正確に動いています。
人より2〜3時間遅れているだけのことです。

平昌五輪本番だけ頑張ることにした

実は、以前から「朝は苦手」と公言していました。
夜の世界に生きる男みたいです。
国民栄誉賞を受賞した羽生善治永世7冠に負けない凛とした寝癖をつけて公式練習に来ることもありました。

⇒2017年12月7日「宇野昌磨GP王者と羽生善治永世七冠、勝負師の寝癖」はこちら。

というわけで、宇野昌磨は「試合のときだけ頑張ろうって思って」と語りました。
要は、平昌五輪の本番は気合で乗り切れるという読みです。
余裕なのか呑気なのか分かりません。

そうは問屋が卸さないかもしれない

私はそうは問屋が卸さないかもしれないと思いました。
いくらかは試合の時間帯に体を慣らしておいたほうがいいでしょう。
しかも、宇野昌磨の朝練は9時開始らしく、私が18歳から携わった新聞配達のように日の出前でありません。
単に午前中の練習です。

本人はマイペースの調整を貫いてオリンピックに臨みます。
いろいろなことに過敏になりすぎてもいい結果は得られません。
私はちょっと気がかりですが、よしとしましょう。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

樋口美穂子コーチとタブレット確認

とはいえ、宇野昌磨はのんびりと練習をやっているわけではありません。
彼に限りませんが、いまどきの選手は科学的です。
とくに得点源の4回転ジャンプについては樋口美穂子コーチとタブレットで映像を確かめて修正に努めています。
スピードやタイミング、幅や高さ、空中姿勢や着氷姿勢などを細かく見ているのでないでしょうか。
ミスを犯さないようにするのは当然として、GOE(出来栄え点)を貪欲に高めようとしています。

演技の完成度を優先した結果、本番のフリースケーティング(FS)では4回転ジャンプを4種5本から3種4本に減らしました。
ジャンプ構成の基礎点を下げましたので、なおさらGOEにこだわっているはずです。
その差で金メダルを獲ったり逃したりするという試合展開になるかもしれません。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

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宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ

ようやくたどり着いた2つの結論とは

先日のブログ「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」の続きです。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨はオリンピックシーズンでもがき苦しみ、本番直前にようやく2つのシンプルな結論にたどり着くことができました。
「.献礇鵐弭柔の難度を下げること!」は前回に述べました。

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宇野昌磨はミスなく滑れるように、ジャンプ構成の難度を下げます。
金メダルを狙う米国のネイサン・チェンが4回転ジャンプ競争を仕掛けるなかで、とても勇気のいる決断を下したといえます。

しかし、それでも絶対に失敗しないプログラムなどありません。
なぜなら、オリンピックで勝利をつかむためには、何とか跳べそうなジャンプを組み込まなければならないからです。
それが四大陸選手権で滑った平昌五輪用プログラムでした。

オリンピックへ向けた心の準備が整う

ところが、宇野昌磨はフリースケーティング(FS)の冒頭の4回転ループで回転不足を取られ、続く4回転フリップは転んでいます。

私はてっきり演技後にうなだれると思ったのですが、宇野昌磨は右手を突き上げながら崩れ落ちました。
そして、試合後に落ち着いたコメントを発しています。

オリンピックへ向けた心の準備が整ったことを感じさせました。

気持ちを切り替えてミスを引きずらず

宇野昌磨は前半の2つの4回転ジャンプについては確実に決められる水準に達していないと考えていました。
うまくいかない事態も想定し、ミスを引きずらずに滑ることを自らに誓っていました。

実際、気持ちを切り替えて2本の4回転トウループを含め、後半の5つのジャンプを決めています。
コンビネーションの4回転−2回転トウループ、単発の4回転トウループは課題になっていましたが、ここをクリアしました。

試合後の「(失敗したジャンプは)じゃんけんに負けたと考えた」という独特の表現に宇野昌磨が苦悩の末につかんだ「悟り」が見て取れます。

巻き返せるように後半の負担を減らす

全日本選手権で基礎点が 1.1倍になる後半に置いていた4回転フリップを前半に移しています。
これにより、後半の難しいジャンプがトリプルアクセルと4回転トウループだけになり、精神的な負担が減りました。
それ以前に、FSの4回転ジャンプを4種類、5本から、サルコウを抜いた3種類、4本に減らしています。
本番でわずかでも心の余裕を持てればGOE(出来栄え点)も得やすくなります。

4年に一度の大舞台で緊張を避けられないのはだれしも同じです。
が、そのうえに、不安だらけの心理状態で臨んでは結果を出せません。

宇野昌磨はオリンピックシーズンに多くのミスを犯し、自信を喪失していました。
本番への最後の調整の機会となった四大陸選手権で悪い流れを食い止められたことが演技後の充実感に満ちた表情になったのでしょう。
私は久し振りになかなかの出来だったと思います。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

宇野昌磨は万全の羽生結弦に勝てない

フィギュア男子シングルでメダル候補と目されているのは、羽生結弦、宇野昌磨、米国のネイサン・チェン、スペインのハビエル・フェルナンデスの4選手です。

羽生結弦が万全のコンディションに復調し、ノーミスで滑ったら宇野昌磨はもちろん、だれも勝てないでしょう。
この選手はいまでも突出していると私は思います。
また、ネイサン・チェンが基礎点の高いジャンプ構成をノーミスで滑ったら、宇野昌磨を上回るかもしれません。

しかし、この時期にライバルの得点を気にしたところでどうにもなりません。
自分が最高の得点を出せそうな作戦を立てて臨むほかにないのです。

宇野昌磨は平昌五輪金メダルに近づく

宇野昌磨は平昌五輪でジャンプ構成の難度を落としてノーミスの演技を目指しつつ、最悪の場合も想定して後半に失敗を挽回できるプログラムにするという結論に至りました。
それでも前半のミスを完全に取り戻せないことは、四大陸選手権で2位に終わった事実から容易に推察できます。

オリンピックの勝利の女神ははたしてだれに微笑むのでしょう。
私は宇野昌磨が四大陸選手権で何とか踏み止まった冷静さと粘り強さを見て、これは平昌五輪で勝てるかもしれないと思いました。

本番ではライバルもどんなミスを犯すか分かりません。
僅差の戦いになり、GOEの差で勝負が決着することも十分にありえます・・・。

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⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

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宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件

ようやくたどり着いた2つの結論とは

フィギュアスケートの男子シングル。
宇野昌磨はオリンピックシーズンにもがき苦しみ、平昌五輪直前にようやく2つのシンプルな結論にたどり着くことができました。
いささか遅すぎた感も否めませんが、このブログで2回に分けて述べたいと思います。

.献礇鵐弭柔の難度を下げること!

宇野昌磨は本番用プログラムを四大陸選手権で滑りました。
フリースケーティング(FS)では4回転ジャンプを4種類、5本からサルコウを抜いた3種類、4本に絞りました。
今シーズンは得点を伸ばそうとするあまり、ジャンプ構成がぐらついていました。

トップクラスのアスリートは「挑戦」という言葉を好んで用います。
これがとても曲者(くせもの)です。

挑戦は進化を遂げるうえで不可欠なのは承知していますが、本人が思っているほど前向きな意味を持つと限りません。
吠える犬のように「弱い自分」を隠そうとしていることもあります。

「挑戦」という言葉は恐怖心の裏返し

マスコミは選手が発する挑戦という言葉に飛びつきますが、記事にしやすく、読者(ファン)が喜ぶという理由です。
その言葉の背景に「勇ましい」とはやし立てるほどの価値があるかどうかを見極めているわけでありません。

挑戦の連呼は案外、メンタルの弱さの裏返しです。

有力なライバルが基礎点の高いジャンプ構成をノーミスで滑ったら勝てないという恐怖心に多分に支配されています。

男子シングルについては、有力選手ほど、米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンに振り回されました。
その結果、コンディションを崩したり、けがを負ったり・・・。

過去に多くの本命が自ら潰れていった

挑戦という言葉はままオリンピックの表彰台への欲と不安が混ざり合った精神状態で用いられています。
こうなるとむしろ後ろ向きの意味を持つわけで、過去にも多くの本命が自ら潰れていきました。

「大丈夫、勝とうとしても勝てない」

私は宇野昌磨と羽生結弦のどちらかに金メダルを獲得してほしいと思っています。

そのためには、自分がノーミスの演技を行い、それでもライバルが得点を上回ったら仕方がないとする覚悟と諦めが大切でしょう。
滑れるジャンプ構成で本番に臨むということです。
平たく言えば、ジャンプ構成の難度を下げるわけです。

自分が勝ちたくてもライバルに負けることがあります。
自分が勝てなくてもライバルが負けることがあります。
4年に一度の大舞台で何が起こるかは、だれにも分かりません。

思い返せば、ソチ五輪。
羽生結弦が勝ったのでなく、ライバルが負けたのです。
スキー女子ジャンプ、カリーナ・フォークトが勝ったのでなく、ライバルが負けたのです。

私は新規開拓、それも有力企業の上層部(決定権者)に対する開発営業の指導に当たってきました。
これまでに目の玉が飛び出る「巨額案件」の成功事例も生まれています。
一貫して説いてきたのは「大丈夫、営業はうまくいかない」でした。
さらに、「売ろうとして売れるなら、営業活動に何の苦労もない」と言い添えてきました。

金メダルに近い選手ほど心がけるべきは、「大丈夫、勝とうとしても勝てない」でしょう。
そもそもオリンピックは勝ちたいと望む選手の集まりです。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

人事を尽くして天命を待つ覚悟と諦め

金メダルは悲観を退け、楽観を選びます。
金メダルは複雑を退け、単純を選びます。

運は、考えと気持ちの整理をつけられない選手からかならず逃げていきます。
金メダルは、弱い選手が大嫌いなのです。

人事を尽くして天命を待つ。

有力候補として名前さえ挙がっていなかった選手がひょいと金メダルをさらうことがあるのは、純粋だからです。
無欲で愚直な選手はとても強い。

正論を述べれば、オリンピックに魔物が棲むはずがありません。



国を挙げてメンタルコーチを強化せよ

私は日本のコーチが技術面の指導で劣っていると思いませんが、メンタル面の指導で弱いと感じてきました。
フィギュアスケートに限りませんが、選手の力量のわりに金メダルが少ない。
国民性から、真面目すぎて、いい加減さを持ち合わせていないからです。
それでは意図して(狙って)頂点に立つことはできません。

日本は2020年の東京五輪で多くの金メダルの獲得を目指しています。
それはいいとしても、ストレッチ目標を実現するためにはメンタルコーチのサポートを強化すべきです。
専門家の講演を聞かせたくらいでメンタルが強くなるはずがありません。
個々のコーチや選手に委ねるのでは限界だと考えます。

当然ですが、メンタルの強化とは選手のメンタルを強くすることでなく楽にすることです。
本人の重圧の半分を引き受けられなければ話になりません。
もがき苦しむ選手を見守り、ときに的確な助言を行えるコーチが日本には少ない。

日本のコーチは選手との一体感が強すぎて、自らが冷静さや客観性を失い、一緒に苦悩してしまいます。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

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四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋

四大陸の内容は悪いとは思えない

宇野昌磨の苛立ちがピークに達しているように見えた四大陸フィギュアスケート選手権でした。
何に腹を立てているのかというと、自分の「不甲斐なさ」に対してです。

宇野昌磨は自分に勝つことが先決

宇野昌磨はGPシリーズ「フランス杯」、GPファイナル、全日本選手権と不安定な演技が続いていました。
全日本選手権で連覇を果たして初の五輪代表を決めたものの悔しさから眠れず、「自分に勝てていない。人に勝つ前に自分に勝ちたい」ともやもやをぶちまけました。

SPで今シーズン4度目の百点台

ところが、ショートプログラム(SP)を目前に不思議な心境になりました。
「ずっと失敗してきたので、いい演技をさせてあげたいという他人事のような・・・」と語っています。
苦悩で気持ちが弱くなったときにこうした精神状態に陥ります。
自分と闘うことに疲れ、耐えられなくなってしまうのでしょう。

SPが終わり、予想どおり宇野昌磨が今シーズン4度目の百点台で1位に立ちました。
意外だったのは中国の金博洋(きん・はくよう。ボーヤン・ジン)が自己ベストを更新し、自身初の百点超えを果たしたことです。
宇野昌磨は100.49点、金博洋は100.17点、両者の得点差はわずか0.32点。
宇野昌磨はまずまずでしたので、金博洋が大健闘です。

宇野昌磨は縮こまった自分に失望

ヴィヴァルディの「四季」の「冬」に乗せて冒頭の4回転フリップを決めました。
しかし、演技後半の4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプの3回転を2回転に切り替えています。

五輪王者の羽生結弦や前回覇者の米国のネイサン・チェンが出場せず、ライバルとなるのは金博洋くらいでした。
「自分の気持ちを小さくしすぎた」「攻めるという気持ちもなくて、体が動いていない」。
反省の言葉が次々と口を衝きました。
縮こまって堅実策に逃げた自分に失望したのでしょう。
滑りにスピードとキレを欠き、ステップでもレベル2と取りこぼしています。

フリースケーティング(FS)では、サルコウを抜いた3種類4本の4回転ジャンプという平昌五輪を戦うプログラムで臨みます。
「ジャンプは攻めているといえる構成ではないので、ジャンプ以外を攻めたい」と誓いました。

FSで転倒、金博洋に逆転される

そのFSではSP1位の宇野昌磨がFS197.45点、297.94点で初優勝を逃すという、まさかの展開になりました。
中国の金博洋がFS200.78点、300.95点で逆転優勝を飾っています。
(SP4位の米国のジェイソン・ブラウンが3位に入っています。)

宇野昌磨は冒頭の4回転ループをきれいに決めたように見えましたが、回転不足を取られています。
そして、続く4回転フリップで転倒しました。

ミスを引きずらず演技を立て直す

しかし、その後はミスを引きずらずにまとめています。
トリプルアクセルで2.29点のGOE(出来栄え点)を得ました。
4回転トウループ−2回転トウループのコンビネーションジャンプ、単独の4回転トウループ、トリプルアクセル−1回転ループ−3回転フリップの3連続ジャンプでもやはりGOEを得ています。

ステップシークエンスがレベル3に留まりましたが、スピンはレベル4を得ています。
鬼門になっていた4回転トウループを2本そろえられたことは収穫になりました。
また、「フリップに失敗しても立て直す練習をしてきた」と語ったとおり、後半に挽回できたことも自信になります。

金博洋はGPファイナルを足首の故障で欠場しましたが、今大会ではその影響を感じさせない滑りを見せました。
冒頭の4回転ルッツは素晴らしい出来で、2.71点のGOEを得ています。
完全復活といえますが、私は本番で日本勢のライバルにならないと思います。

ネイサン・チェンとの三つどもえ

宇野昌磨はオリンピックの金メダルを意識したTシャツをつくったり、金色の新衣装に変えたり、それ以前にFSで「トゥーランドット」を選んだり・・・。
勝負のシーズンに得点を伸ばそうと焦り、ジャンプ構成が揺らぎました。
4年に一度の大舞台への欲と不安がせめぎ合った結果でしょう。
(本番のFSは荒川静香などの金メダリストに多い青色の衣装で滑るようです。)

宇野昌磨としては勝った勢いで平昌五輪へ乗り込みたかったはずですが、それが叶いませんでした。
とはいえ四大陸選手権の内容は決して悪くなく、むしろ希望が持てると思います。
復帰戦の羽生結弦、今シーズン5戦負けなしの米国のネイサン・チェンとの三つどもえになります。
(正直に述べれば、私は宇野昌磨と羽生結弦の2強対決になるといまだに考えています。)

⇒2018年1月26日「四大陸フィギュア選手権女子シングル結果」はこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

⇒2017年12月22日「宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ」はこちら。

⇒2017年12月17日「宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちせよ」はこちら。

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宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る

ジャンプ構成の基礎点を下げ、完成度で勝負

四大陸フィギュアスケート選手権が台湾で行われています。
平昌五輪へ向けた最後の実戦となりますが、北米の有力選手は出場しません。
したがって、オリンピック金メダル最有力候補の一人と目される米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンは参加していません。
羽生結弦も欠場しており、大会が盛りあがりに欠けるのは致し方ありません。

⇒2018年1月10日「ネイサン・チェン、平昌金メダル最有力候補へ急浮上」はこちら。

宇野昌磨は荒川静香のトリノ金にあやかる?

宇野昌磨は公式練習に臨み、平昌五輪本番でのプログラムを滑りました。
フリースケーティング(FS)は、あの「トゥーランドット」。
荒川静香がトリノ五輪で金メダルを獲得したゲンのいい曲です。
宇野昌磨がそれにあやかろうと思ったかどうかは分かりませんが、勝負をかけているのは間違いありません。

⇒2017年5月6日「宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル」はこちら。

FSは3種類の4回転ジャンプを4本に変更

公式練習ではおもに得点源となるフリップ、ループ、トウループの3種類の4回転ジャンプを曲に合わせて跳び、念入りに確かめています。
今シーズンに取り組んだサルコウを封印し、演技の完成度、さらにノーミスにこだわったジャンプ構成です。

「だいぶ慣れてきて、何も考えなくても体が勝手に動く」と手応えを口にしています。
全日本選手権での不本意な演技を受けてプログラムを見直し、練習を積み重ねてきました。
その結果、しっくりと馴染んだようです。

初戦の「ロンバルディア杯」ではサルコウを入れた4種類5本の4回転ジャンプを着氷させて自己ベストを更新していました。
しかし、その後の試合で基礎点のより高いジャンプ構成を模索しているうちに演技全体が崩壊しました。
そこで3種類4本に減らし、しかもフリップを後半から負担の少ない前半に移しています。
精神的にも身体的にも楽なようです。
本番でも落ち着いて滑れることでしょう。

平昌五輪仕様の宇野昌磨は 320点前後が目安

25日の当日練習では4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプを何度も成功させており、調子はいいようです。
ただし、中国の金博洋(きん・はくよう。ボーヤン・ジン)も4回転ルッツを成功させているようです。
実質、この二人が四大陸選手権の頂点を争います。

平昌五輪仕様の宇野昌磨は五輪王者の羽生結弦と今シーズン5戦負けなしのネイサン・チェンを念頭に置き、今大会ではおそらく 320点前後を目安にします。

◆書き加え(1月25日)

宇野昌磨も金博洋もSPはぎりぎり百点超え

ショートプログラム(SP)が終わりました。

宇野昌磨は最終滑走者で100.49点を出し、1位に立っています。
冒頭の4回転フリップを決めました。
中盤のコンビネーションジャンプの4回転トウループ−3回転トウループが4回転−2回転になっています。
自信を持ち切れず、難度を落としたのかもしれません。
ただし、余裕で跳びましたのでGOE(出来栄え点)は取りました。
最後のトリプルアクセルはきれいに決めています。

宇野昌磨は丁寧さを心がけたせいか、スケーティングが鈍り、中盤にかけてのステップでレベル2と取りこぼしています。
が、まずまずの得点といえます。
(FSで頑張っても 320点に届かないでしょう。)

中国の金博洋が自己ベストとなる100.17点を出し、僅差の2位につけました。
(宇野昌磨と得点差はないようなものです。)

平昌五輪代表の田中刑事は自己ベストとなる 90.68点を出し、3位に入りました。
無良崇人は 76.66点で10位と振るいませんでした。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

⇒2017年12月22日「宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ」はこちら。

⇒2017年12月17日「宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちせよ」はこちら。

⇒2017年12月11日「宇野昌磨、ネイサン・チェンを勝たせたのは厄介」はこちら。

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四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し

田中刑事と無良崇人も出場

四大陸フィギュアスケート選手権が2018年1月24日から行われます。
開催場所は時差が1時間の台湾です(日本が1時間進む)。

日本勢は、男子シングルに宇野昌磨、田中刑事、無良崇人、女子シングルに宮原知子、坂本花織、三原舞依が出場します。

宇野昌磨の出来が気がかり

このうち、私がもっとも気がかりなのは宇野昌磨です。
最近は低得点にあえいでいます。
深刻なのはジャンプの出来であり、ミスが相次いでいます。

高難度ジャンプで得点を伸ばそうと試行錯誤し、プログラム構成が揺らいでしまいました。
自分を見失っている状態であり、安定感がすっかり消えました。
平昌五輪が目前に迫っており、どうか演技を立て直す機会としてほしい。

いまの調子では厳しいですが、私は宇野昌磨が金メダルを獲得することを諦めたわけでありません。

平昌五輪代表に全日本選手権1位の宇野昌磨と2位の田中刑事は選ばれましたが、3位の無良崇人は外れました。
本人は北京五輪を目指さないと語っています。
どのような気持ちで臨むかが難しい。

◆四大陸フィギュアスケート選手権2018予定

1月24日(水) 夕方 女子ショートプログラム
1月25日(木) 夕方 男子ショートプログラム
1月26日(金) 夕方 女子フリースケーティング
1月27日(土) 午後 男子フリースケーティング
       夜 エキシビション

不確かですが、フジテレビで放送されるようです。

四大陸選手権にヨーロッパ勢は除外されます。
国際的に眺めれば、四大陸選手権とヨーロッパ選手権がおおよそ同格のようです。
ロシア勢はこちらに参加します。

◆書き加え(1月11日)

高難度ジャンプに感覚の狂い

私は宇野昌磨が自信を失っていることが心配です。
羽生結弦が欠場したとはいえ、全日本選手権で2連覇を果たし、五輪代表切符をつかみました。
しかし、会見では表情が晴れず、演技への後悔とファンへの謝罪を口にしました。
まるで敗者のようです。

宇野昌磨は目の前にオリンピックの金メダルがぶら下がり、基礎点の高いジャンプ構成に心を奪われました。
勇ましくいえば「挑戦」ですが、客観的にいえば「焦り」です。
いろいろと試しているうちに未消化になり、通して滑りきれません。
昨シーズンにできたことまで危うくなっています。

ネイサン・チェンに勝っておきたかったGPファイナル、びしっと決めておきたかった全日本選手権で納得できる結果を出せませんでした。

得点源となる高難度ジャンプで感覚の狂いが生じ、回転が足りなかったり、着氷が乱れたりしています。
また、抜けたり、転んだりもしています。
波に乗れるはずがなく、演技全体に悪影響が及びます。
審査員の印象もよくありません。

夢の大舞台へ残された時間はわずかだからこそいま一度、心を落ち着けてほしい。

このところは大会に合わせ、心身を含めてコンディションを整えることができていません。
まずは四大陸選手権をノーミスで滑り、持ち味の安定感を取り戻してほしい。
普通に力を発揮するなら、余裕で 300点を超えられる選手です。

◇◆◇

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⇒2017年12月7日「宇野昌磨GP王者と羽生善治永世七冠、勝負師の寝癖」はこちら。

⇒2017年12月7日「宇野昌磨にどえりゃあ期待の名古屋GPファイナル」はこちら。

⇒2017年11月26日「羽生結弦と宇野昌磨は平昌五輪代表内定へ」はこちら。

⇒2017年11月18日「宇野昌磨に吹く平昌五輪金メダルの風」はこちら。

⇒2017年10月29日「三宇野昌磨、スケートカナダは完成度優先」はこちら。

⇒2017年10月11日「三原舞依と宇野昌磨のでこぼこ・・・不安と恐怖」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年9月21日「宇野昌磨のしたたかさ」はこちら。

⇒2017年9月18日「宇野昌磨「UNO1」で平昌五輪敵なし」はこちら。

⇒2017年5月6日「宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル」はこちら。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

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宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下

ノーミス、演技の完成度を重視
平昌金メダルへ不安なジャンプ外し

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨。
平昌五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権でミスが続出しています。
昨シーズンから団体戦を含む5戦連続で 300点を超えていましたが、インフルエンザで体調不良のGPシリーズ「フランス杯」から3戦連続で 300点に届きませんでした。
(GPファイナルも演技が壊れていました。)

全日本選手権2連覇でも謝罪

羽生結弦が2年連続で欠場しており、2連覇を果たしています。
宇野昌磨を脅かす若手が現れていませんので、勝って当然です。
本人は不本意な出来が悔しくてほとんど眠れなかったそうです。

初の五輪代表切符をつかんだというのに、記者会見でファンに謝罪めいた言葉を発しています。
晴れがましさはまったく感じられません。

⇒2017年12月22日「宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ」はこちら。

オリンピックシーズンは初戦となった9月の「ロンバルディア杯」でおおよそパーフェクトの演技を見せました。
自身初となる4種類目の4回転ジャンプ「サルコウ」を跳びました。
しかし、それ以降は得点源となる高難度ジャンプの構成で試行錯誤を繰り返し、固めきれませんでした。

昨季世界選手権のジャンプ構成へ

全日本選手権でとくにひどかったのがフリースケーティング(FS)でした。
今後は不安要素となる4回転サルコウや2回転半(ダブルアクセル)―4回転トウループのコンビネーションジャンプを外すようです。
樋口美穂子コーチとも話し合っています。
4回転トウループ、ループ、フリップの3種4本という昨シーズンの構成に戻します。
要は、羽生結弦とわずか2.28点差の2位になった世界選手権と同じジャンプ構成です。

そうなると、オリンピックまで演技の完成度のほうを重視して練習を行うことになります。
私はもちろんファン、さらに国民は平昌五輪で羽生結弦と1位と2位を占めることを信じています。
本人もそうした期待を痛いほど分かっており、金メダル獲得を見据えた決断です。
とはいえ、本番直前に新しいプログラムを消化するのもたやすくありません。

四大陸選手権で最終リハーサル

宇野昌磨はオリンピックが迫るにつれ、どんどん調子を落としています。
私は深刻と思いましたが、救いは本人が深刻と受け止めていることです。
「自分に勝てていない。人に勝つよりも自分に勝ちたい」と語りました。
重圧が一日一日と忍び寄っているのでしょう。

五輪で表彰台に上るには 300点超えが最低条件になります。
こういう表現が適切かどうか、四大陸選手権をオリンピックの最終リハーサルとして滑れます。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

男子シングルは米国のネイサン・チェンが仕かけた4回転ジャンプ競争に攪乱されました。
宇野昌磨には早めに演技を立て直してほしい。
強みの「安定感」を取り戻したら、五輪本番の戦況次第で勝負手として4回転サルコウなどを加えることも考えられます。

が、案外、ノーミスで滑った選手が頂点に立つのでないでしょうか。

◇◆◇

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宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ

2年連続の「1強」はやりにくい

全日本フィギュアスケート選手権が平昌五輪代表最終選考会を兼ねて行われています。
男子シングルで2連覇がかかる宇野昌磨が20日に公開練習に臨みました。
4種類の4回転ジャンプに着氷し、好感触を得たようです。
体と滑りのコンディションはそれなり・・・。

それにしても、2年連続の「1強」はやりにくいでしょう。
羽生結弦が欠場し、戦う相手がいません。
また、自分を追い上げる選手がいません。
アスリートとして「モチベーション」を高めるのがきわめて難しい状況です。
私は気の毒になります。

GPファイナルでは順位は2位とまあまあでしたが、内容したがって得点が悪すぎました。
それを念頭に置き、宇野昌磨は目標として「ノーミス」を掲げています。
悪くても「最後まで諦めず、自分が満足できる演技をしたい」と語りました。
採点の甘い国内大会ですので、 320点に届きたいと考えているでしょう。
オリンピックで金メダルをつかむうえでもそれくらいの得点は必要です。

宇野昌磨はおそらく勝利への緊張はありませんが、ノーミスへの重圧はあります。
いい演技に対するファンと国民の期待が一身に押し寄せますので・・・。

本人は自分に集中し、「ピリッとした試合をしたい」と結びました。
とはいえ、心のコンディションを整えるのが大変です。

この大会では持ち味の「安定感」を見せることを大切にしてほしい。
ひどい破綻のない演技が、この選手の一番の魅力だと思います。
私はいつもテレビ観戦ですが、ストレスなく画面に入っていけます。
表現力」もありますので、相当惹き込まれます。
流れがいいので、ささいなミスは気になりません。
包まれるような心地よさもあります。

普通に滑ってくれるならばファンは納得するし、安心するでしょう。

はらはらさせるのが似合わない母性系の選手なのです。

◆書き加え(12月22日)

ショートプログラム(SP)を前に公式練習が行われています。
宇野昌磨は使用曲「冬」を流して冒頭の4回転フリップを決めるなど、仕上がりはまずまずでした。
トリプルアクセルもきれいに着氷しています。
曲かけでうまく跳べなかった3回転トウループ−4回転トウループのコンビネーションジャンプはあとで決めたようです。

ライバルの突然の休場により「一人横綱」になったかのような重圧を感じていることでしょう。
真の強さを見せてほしい・・・。

◆書き加え(12月22日)

先ほどSPが終わりました。
宇野昌磨は実にいい表情でした。
私は滑る前に納得し、安心しました。
自分がやらなければという気迫を十分に感じさせてくれました。
チャンピオンはこうでなくちゃと思いました。

コンビネーションジャンプで乱れるなど、出来はよくありませんでした。
が、私が宇野昌磨にもっとも求めるのは王者にふさわしい目の輝き、そしてプライドです。

羽生結弦と宇野昌磨の演技を見ているとそれが当たり前になってしまいます。
しかし、全日本選手権のなかで宇野昌磨を見ると、異次元の演技ということがよく分かります。
ほかの選手に申し訳ないですが、「クオリティ」がまったく違うのです。

心の状態を整えるのが難しかったと思いますので、まあまあといえます。
フリースケーティング(FS)で今大会を盛り上げてください。

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宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちせよ

羽生結弦が平昌五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権に出場できそうもありません。
けがの回復が当初の予想より大幅に遅れており、練習再開の具体的なめどが立っていないようです。
羽生結弦は北京五輪まで現役を続けたいと考えていたはずですが、選手寿命を縮めかねない重症かもしれません。

⇒2017年12月12日「羽生結弦、けが回復進まず全日本選手権欠場へ」はこちら。

平昌五輪まで残り2か月を切っています。
羽生結弦は出場するとしても、十分な調整を行えない可能性があります。
ぶっつけ本番で滑って66年振りの連覇を達成できるほどオリンピックは甘くないでしょう。
普通に滑れば確実と思われた金メダルが危うくなりました。

日本男子シングルの非常事態になりましたが、私が奮起してほしいのが宇野昌磨です。
国内はもとより世界全体で眺めても彼が羽生結弦にもっとも近い位置につけています。
とりわけ今シーズンは3百点超えをコンスタントに成し遂げました。
それが途切れたのはインフルエンザ後に臨んだGPシリーズ第5戦「フランス杯」でした。
明らかな体調不良なので仕方がないとして、GPファイナルでも3百点に届いていません。
私が優勝を争ってほしかった羽生結弦が出場できませんでした。
(モチベーションも上がらなかったのでしょう。)

⇒2017年12月7日「宇野昌磨GP王者と羽生善治永世七冠、勝負師の寝癖」はこちら。

これまでは五輪王者・世界王者の羽生結弦が何かと「盾」になっていました。
フィギュア王国を実績面に加えて人気面で支えていました。
マスコミの注目が彼に集まることで、宇野昌磨は主要大会でわりと気楽な立場で滑ることができました。
それが言いすぎだとしたら、追う立場で滑ることができました。

しかし、羽生結弦の復帰の見通しが立たなくなり、これからはファン、さらに国民の期待が一身に降り注ぎます。

宇野昌磨ははたして羽生結弦が不在の全日本選手権でどのような演技を見せられるでしょうか。
順位でなく演技の水準が問われます。
昨年の全日本選手権も羽生結弦はインフルエンザで欠場しましたが、ミスが相次いでがっかりしました。
私には宇野昌磨が「勝って当然」という重圧に負けたように映りました。

⇒2016年12月23日「宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!」はこちら。

今回の全日本選手権での出来により、羽生結弦に多くを望むのが酷な平昌五輪での出来を占えそうです。
私は宇野昌磨が「挑戦」と口にする気持ちが分からないわけでありませんが、羽生結弦と並び立つ日本男子のエースにふさわしい「結果」を示してください。

宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちできる実力を備えました。
矢面に立つときがやってきたのです。
平昌五輪が近づくにつれて高まる金メダル獲得という重圧をはねのけてほしい・・・。

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宇野昌磨、ネイサン・チェンを勝たせたのは厄介

宇野昌磨はジャンプのミスが相次ぐ

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルの男子シングルが終わりました。
ジャンプのミスが相次ぎ、出来はきわめて低調でした。
とくにフリースケーティング(FS)はがっかりです。
失敗ばかり見せられた気分です。

私は4番滑走のネイサン・チェンの得点が286.51点に留まったことを知り、6番滑走の宇野昌磨の優勝を確信しましたが、286.01点に留まりました。
1位と2位の差は 0.5点ですが、勝利は勝利です。
競技とはそういうものでしょう。
ネイサン・チェンは金メダルを首にかけられ、自信をつけています。

宇野昌磨は平昌五輪で金メダルを狙えると私は考えていました。
優勝候補に名前の挙がるネイサン・チェンは緊張や重圧に弱い。
私にはきわめて不安定な「高難度ジャンパー」という印象くらいしかありません。

⇒2017年11月18日「宇野昌磨に吹く平昌五輪金メダルの風」はこちら。

ところが、GPファイナルでネイサン・チェンが優勝したことで平昌五輪の表彰台が分からなくなりました。

宇野昌磨もむろん若いのですが、ネイサン・チェンは18歳です。
オリンピックを目前に、若い選手に「勢い」を与えてしまいました。
怖いことです。

宇野昌磨がネイサン・チェンを勝たせたわけでありませんが、ここは確実に倒しておくべきでした。
得点の水準が低かったので、私はなおさらそう思いました。
勝負事の鉄則として「出る杭」を打っておかないと厄介なことになるかもしれません。

伸び盛りのライバルに「勝てる」と思われたら、負けでしょう。
一発勝負のオリンピックは「心理戦」の占める比重が大きいですから・・・。

◆書き加え(2018年1月8日)

ネイサン・チェンは気分よく本番へ

平昌五輪代表選考会を兼ねる全米フィギュアスケート選手権が行われ、ネイサン・チェンが合計315.23点で連覇を成し遂げました。
2位に40点以上の大差をつけており、かなりのハイスコアです。

私の推察にすぎませんが、メンタルがそれほど強くありません。
オリンピックで羽生結弦や宇野昌磨の敵にならないだろうと考えていました。

しかし、アスリートには勝利が何よりの良薬です。
GPファイナルと全米選手権を制した勢いは侮れなくなりつつあります。
今シーズンは5戦全勝であり、海外メディアで金メダルの最有力候補という予想も出ています。
気分よく本番に臨まれると厄介です。

◇◆◇

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宇野昌磨GP王者と羽生善治永世七冠、勝負師の寝癖

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルが名古屋で行われます。
地元出身の男子シングル・宇野昌磨は3年連続出場、2年連続3位であり、今大会では金メダルの獲得を目指します。
フリースケーティング(FS)では、4回転ジャンプを4種類・計5本跳ぶ自身最高難度の構成で臨むそうです。
しかもコンビネーションジャンプを後半に集めており、明らかに勝ちにいっています。
ここまでの公式練習を見るかぎり調子はよさそうです。

⇒2017年12月7日「宇野昌磨にどえりゃあ期待の名古屋GPファイナル」はこちら。

宇野昌磨は調整がうまくいきすぎたのか、余裕がありすぎたのか、寝坊したうえに寝癖がついた状態で公式練習に現れました。
しかし、慌てる素振りも悪びれる様子もなく悠然とジャンプの感触を確かめています。
これぞ「王者」の風格です。



先日、将棋の羽生善治が竜王戦に勝利して通算7期となり、すでに保持している6つの永世称号(永世棋聖・永世名人・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世王将)と合わせ、史上初の「永世七冠」を達成しました。
第30期竜王戦七番勝負第5局、私は終盤を実況で見ていましたが、挑戦者で先手の羽生善治が永世竜王を決定づけた「8四香」の指し手に感動しました。
こちらが震えたくらい・・・。
羽生善治は獲得タイトルも通算99期とし、百期の大台まであと1期に迫りました。

その羽生善治といえば「寝癖」です。
私は高校時代に寝癖のひどいクラスメイトがおり、ダサすぎると感じていました。
ところが、羽生善治を知ってから、勝負師のトレードマークと思うようになりました。
(私はきょう上場企業の上層部と面談する決戦の日でしたので寝癖をつけて伺いました。)

宇野昌磨が寝癖のままGPファイナル・ショートプログラム(SP)に現れれば勝ったも同然でしょう。
注目の大一番がまもなく始まります。
私はGP王者の誕生を信じて疑いません。

◆書き加え(12月7日)

SPが終わったところです。
宇野昌磨は落ち着いて滑っているように見えましたが、ちょっと硬いかなという印象を受けました。
地元開催のGPファイナルで期待が高まり、プレッシャーがかかっているのでしょう。
予想外の転倒がありました。
FSで巻き返してください。

◆書き加え(12月8日)

女子シングルに比べ、4回転ジャンプ競争の男子シングルは低調でした。
ミスが相次ぎ、興醒めです。

私は4番滑走のネイサン・チェンの得点が286.51点に留まったことを知り、6番滑走の宇野昌磨の優勝を確信しましたが、286.01点に終わりました。
SPでの予想外の転倒による1点はともかくとして、タイムオーバーによる1点の減点が悔やまれます。
とはいえ、少なくとも3百点を上回れなくては話になりません。
残念ながら、地元の応援を「力」に変えることができませんでした。
TV画面を通じ、相当な緊張が伝わってきました。
本来の実力からすれば普通に滑るだけで勝てるのですが、大舞台で自然体を保つのは至難なのでしょう。

「羽生結弦がいればなあ」と言われるようでは、宇野昌磨もネイサン・チェンもまだまだです。
オリンピックシーズンのGPファイナルがまさか 280点台の争いになろうとは思いもしませんでした・・・。

◇◆◇

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⇒2017年10月11日「三原舞依と宇野昌磨のでこぼこ・・・不安と恐怖」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年9月21日「宇野昌磨のしたたかさ」はこちら。

⇒2017年9月18日「宇野昌磨「UNO1」で平昌五輪敵なし」はこちら。

⇒2017年5月6日「宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル」はこちら。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

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宇野昌磨にどえりゃあ期待の名古屋GPファイナル

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルが名古屋で行われます。
3年連続出場となる男子シングルの宇野昌磨が6日、本番会場で公式練習に臨んでいます。
フリースケーティング(FS)「トゥーランドット」の曲をかけての通し練習ではジャンプをスルーする場面が多かったそうです。
しかし、その後に4回転フリップなどを念入りに確認しました。
なぜ練習を切り分けるのか、素人の私には理由が分かりません。
(この時期のけがを避けようと、わずかでも不安を感じたら高難度ジャンプを跳ばないのかもしれません。)

宇野昌磨は名古屋市出身です。
2年連続で3位に入っていますが、地元開催の今大会ではどえりゃあ期待が高まっているようです。

⇒2017年12月6日「王者も女王も不在のフィギュアGPファイナル」はこちら。

かくいう私も宇野昌磨の優勝を信じて疑いません。
出場メンバーに対抗馬が見当たらないのです。
米国のネイサン・チェンは高難度ジャンパーですが、緊張の高まる大舞台ではミスが出やすいという印象を持っています。
ロシアのミハイル・コリャダがちょっぴり不気味なくらいです。

⇒2017年11月4日「ミハイル・コリャダがネイサン・チェンを上回る」はこちら。

宇野昌磨自身も「期待に応えないといけないなと思っています」となぜか苦笑いをしています。
異様な盛り上がりに若干の重圧を感じているのでしょうか。
平常心で滑ることができるなら、おのずと結果はついてきます。
「三度目の正直」という言葉もあります。
ノーミスの演技ですかっと勝ってほしい。

◆書き加え(12月7日)

宇野昌磨は公式練習でGPシリーズ2戦で封印した4種類目のサルコウに挑みました。
FSではフリップ、ループ、トウループを含む4種類の4回転ジャンプを計5本跳びます。
なかでも3度の連続ジャンプはすべて演技後半に組み込みます。
これにより、自身最高難度のプログラム構成になりました。
練習を切り分けたのはジャンプをしっかりとチェックしたかったからでしょうか。
平昌五輪の前哨戦となるGPファイナルで自己ベストの更新を狙っています。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年11月26日「羽生結弦と宇野昌磨は平昌五輪代表内定へ」はこちら。

⇒2017年11月18日「宇野昌磨に吹く平昌五輪金メダルの風」はこちら。

⇒2017年10月29日「三宇野昌磨、スケートカナダは完成度優先」はこちら。

⇒2017年10月11日「三原舞依と宇野昌磨のでこぼこ・・・不安と恐怖」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

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宇野昌磨は調子が悪くても大崩れしない

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第5銭「フランス杯」の男子シングル。
宇野昌磨はインフルエンザで練習を積めなかった影響がショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の演技にはっきり表れました。

私は女子シングルも男子シングルもGPファイナル進出がゼロという最悪の事態も覚悟していましたが、宇野昌磨はSPを何とか2位で終えました。
表彰台に立てばいいのですが、それがやや危うい印象です。

FSはいい滑り出しでしたが後半になると体力が残っておらず、ふらふらの状態で滑っていました。
2度の転倒には驚きました。
しかし、スピンやステップなどで着実に稼ぎ、優勝を収めたスペインのハビエル・フェルナンデスを上回っています。
本人もキスアンドクライで得点に驚いたように見えました。

宇野昌磨は5大会連続の 300点超えこそ途絶えましたが、コンディションからすれば上出来でした。
大崩れしないのは「地力」がついている証拠です。
この選手は調子が悪くても、それなりの結果を残してくれます。
ホント、頼もしい。

宇野昌磨はこれでGPファイナルに3シーズン連続で出場することになりました。
地元・名古屋の開催ということもあり、本来の滑りを取り戻すでしょう。
日本勢が男女でただ一人というのはさみしいかぎりですが、私は応援します。
(樋口新葉は他力本願ですが、出場を絶たれたわけでありません。)

羽生結弦がけがでGPファイナルに出場できませんでした。
また、万全の状態で全日本フィギュアスケート選手権に出場できません。
宇野昌磨はどちらの大会でも優勝を飾るはずです。
技術でも表現でも世界最高レベルに達しています。
その先には平昌五輪金メダルも見えています。

◇◆◇

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宇野昌磨に吹く平昌五輪金メダルの風

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズの第5戦「フランス杯」。
男子シングルでは昨シーズンの世界フィギュアスケート選手権で銀メダルを獲得した宇野昌磨が出場します。
「時差」が苦手らしく、10日に現地入りして調整に努めてきたそうです。

宇野昌磨は第2戦「スケートカナダ」で優勝を飾っており、フランス杯で表彰台に上ればGPシリーズ上位6人が争うGPファイナル進出がおそらく決まります。

海外メディアが羽生結弦、カナダのパトリック・チャン、スペインのハビエル・フェルナンデスが出場しないGPファイナルを予想しています。
いずれも世界選手権の覇者です。
なかでも5連覇がかかっていた羽生結弦の欠場は大会の盛り上がりに水を差しました。

まさかの事態が起こり、GPファイナルは新世代が台頭します。
なかでもフランス杯に出場する宇野昌磨の存在がクローズアップされることになりました。

「小柄で、物腰やわらかで、ベビーフェイスの19歳」と紹介しています。
ほめているのか、けなしているのか訳が分かりませんが、宇野昌磨に注目していることは確かでしょう。

世界選手権で羽生結弦とわずか3点差の2位に入りました。
さらに、ロンバルディア杯、スケートカナダで圧勝を収めています。
3百点をコンスタントにマークしており、世界のトップクラスでも「安定感」は随一です。
私は素晴らしいと思います。
まだ十代ですよ・・・。

宇野昌磨は絶対王者・羽生結弦の背中を懸命に追いかけてきました。
そして昨シーズンから今シーズンにかけ、手が届くところまできました。

昨年の全日本フィギュアスケート選手権で初優勝を収めましたが、羽生結弦がインフルエンザで棄権しています。
心に引っかかり、晴れがましい気持ちになれなかったでしょう。

宇野昌磨には平昌五輪で金メダルを獲得する風が吹いてきたように思います。
しかし、あくまでも羽生結弦を倒したうえで表彰台の頂点に立ちたいと練習を積んできたはずです。
66年振りの連覇のかかるオリンピックの直前にけがで調整が遅れる羽生結弦が気の毒なのはもちろんですが、それは宇野昌磨にとっても好ましくありません。
ライバルが不運に見舞われると、目標としてきた選手も精神的なコンディションを整えるのが難しくなるのでないでしょうか。

◆書き加え(11月17日)

宇野昌磨は、スケートカナダから帰国数日後に「インフルエンザ」を発症し、39度の高熱で4日間寝込んでいました。
フランス杯へ向けた課題に「体力強化」を掲げていましたが、逆に「体力低下」を招いたようです。

日ごと調子が上がっているとのことですが、公式練習では4回転ジャンプにミスが相次いで精彩を欠いています。

とはいえ、普通に滑ることができればおのずとGPファイナル進出は決まります。
気合を入れることよりも、平常心で臨むことのほうが大切だと思います。

◆書き加え(11月18日)

ショートプログラム(SP)がいま終わりました。
スペインのハビエル・フェルナンデスが107.86点で1位、宇野昌磨は 93.92点で2位です。
冒頭の4回転フリップで転倒し、低得点に留まっています。
練習でも調子が上がっていませんでした。

首位とは相当な開きがあります。
フリースケーティング(FS)で巻き返しを期待したいところですが、体力が戻っていないようなので、ハビエル・フェルナンデスが大崩れしないかぎり難しいでしょう。
せめて表彰台に残ってください。

◆書き加え(11月19日)

FSが終わり、宇野昌磨は273.32点で2位に入っています。
体力が落ちた後半に転倒するなどしましたが、滑り切りました。
何とか表彰台に立てたのは地力がついている証拠です。
ハビエル・フェルナンデスは283.71点で1位を守りました。

宇野昌磨は史上最長の5戦連続 300点超えが途絶えました。
しかし、GPファイナル進出を決めています。
実は、女子シングルが残り1人になり、樋口新葉はGPファイナル進出が厳しくなっています。

私は日本で行われるGPファイナルに日本勢がゼロという最悪の事態も覚悟していました。
(それでは盛り上がりません。)
宇野昌磨はいまのコンディションとしてはよく頑張ったのでないでしょうか。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

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宇野昌磨、スケートカナダは完成度優先

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズの第2戦「スケートカナダ」が行われています。

宇野昌磨が今シーズンのGP初戦に臨みます。
会場で公式練習を行い、ショートプログラム(SP)「冬」をかけて4回転フリップ、4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプを跳んでいます。
時差の心配もなく、調子もまあまあとか。

フリースケーティング(FS)だけで争ったジャパンオープンはジャンプの出来が散々でした。
感覚とのずれが目立った反省から、本大会は練習どおりの普通の演技をしようと誓っています。
ジャンプの難度を下げてプログラム全体の完成度を優先し、表現力を重視します。
2017年世界フィギュアスケート選手権の銀メダリストですから、ならばGPファイナル進出も見えてきます。

宇野昌磨は記者の突っ込みに対し、平昌五輪で金メダルを獲得したいという思いは胸にしまっていると明かしました。
自分との戦いに勝てなければ羽生結弦との戦いに勝てないと言いたかったのでしょう。
この若者は考えがしっかりとしています。

◆書き加え(10月28日)

SPが終わっています。
宇野昌磨は当然のように百点超えで首位に立ちました。
2位のカナダのパトリック・チャンに9点以上の差をつけています。
ジャンプの難度を落としてこの得点ですから、総合力を高めました。
表現はもちろん技術もよし。

演技後にスタンディングオベーションを受けましたが何も覚えていないそうです。
よほど集中していたのでしょう。

また、宇野昌磨は滑りの安定感が素晴らしい。
私のなかでは失敗したという印象があまり残っていません。
プレッシャーをかけるつもりはありませんが、やはり平昌五輪では金メダルを期待してしまいます。

◆書き加え(10月29日)

FSが終わっています。
宇野昌磨が唯一の3百点超えで圧勝を収めました。
2位、米国のジェイソン・ブラウンに40点近い差をつけました。
(3百点超えは5大会連続であり、得点の変動が小さい。)

コンディションはよくなかったようです。
スイッチの入ったSPでは体が動きすぎ、FSでは相当疲れた状態で滑りました。
「ここで死ぬつもり」で試合に臨み、終盤では「自分の足に動け」と言っていたそうです。
(私の耳には聞こえませんでした。)
3回転ループでバランスを崩すなどのミスも出ましたが、しっかりとまとめています。

彼の演技はたいていそうですが、見ていてすーっと入っていける自然な出来です。
(プログラム全体における表現力が優れているからでしょう。)

SPもFSも現時点で納得のいく演技だったそうです。
本大会では4回転サルコウを回避しましたので「伸び代」は残されています。
次戦のGPシリーズ「フランス杯」では自身最高のプログラムで臨めるのでしょうか。

ちなみに、上位6人が進出する12月のGPファイナルは地元の名古屋で開催されます。
その後に行われる全日本フィギュアスケート選手権、平昌五輪でも金メダルを獲得して不思議はありません。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

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三原舞依と宇野昌磨のでこぼこ・・・不安と恐怖

平昌五輪シーズンのフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズが始まります。
その先にGPファイナルがあり、その先に五輪代表選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権があります。
シングルは男子3枠、女子2枠です。

三原舞依や宇野昌磨は初出場を目指すことになります。
私は二人とも堅いと考えていますが、それでも選手当人は凄まじい重圧を感じながら日々、練習に取り組んでいます。

ここまでの大会の演技を振り返り、精神的にぐらぐらしていることが伝わってきます。
安定感が持ち味の二人にして、出来がでこぼこの状態です。
しかし、オリンピックの出場経験があり、なおかつ金メダルの獲得を果たした羽生結弦にも当て嵌まります。
世界一の実力者でさえも「平常心」を保ちながらオリンピックシーズンを送るのは至難なのでしょう・・・。

トップクラスの選手は私が想像できないほどの「不安」を抱え、「恐怖」と戦っています。
苦悩の激しさが得点の極端な波(変動)となって現れます。
それに一喜一憂していては、自分をますます追い詰めてしまいます。
得体の知れない力に押し潰されないメンタルの強さも欠かせません。
それにより、練習どおりに本番で滑ることができます。

選手は「落ち着け」「大丈夫」と言い聞かせているのでしょう。

表彰台を狙うにしてもまずは代表に選ばれなければなりません。
だれもが死に物狂いで頑張っているはずですが、オリンピックは出るか出ないかのどちらかしかない残酷な現実です。

◇◆◇

三原舞依に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年10月8日「三原舞依にいつもの安定感・・・日本女子エース」はこちら。

⇒2017年9月24日「三原舞依、女性へのイメージチェンジに苦しむ」はこちら。

⇒2017年9月22日「三原舞依、ノーミスと2百点超え」はこちら。

⇒2017年5月18日「三原舞依と浅田真央のトリプルアクセル」はこちら。

⇒2017年5月13日「三原舞依はシンデレラの魔法が解ける」はこちら。

⇒2017年5月3日「三原舞依は少女の演技を抜け出せるのか」はこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

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宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨が今シーズンの初戦で圧勝を飾りました。
イタリア・ベルガモで行われた「ロンバルディア杯」です。

フリースケーティング(FS)は4回転ジャンプを5本も組み込んだ高難度のプログラムとし、その内3本を基礎点の上がる後半に置きました。
米国のジェイソン・ブラウンに60点の差をつけました。
出場選手が戦意を喪失してしまうほど大きな開きです。

現地のメディアが華麗な舞いに対し、「奇才」「怪物」「芸術的」「目まいのする点数」などの賛辞を贈っています。
本人は納得していませんが、芸術好きなイタリアのファンを表現面でも魅了したようです。
会場では「ブラボー」という声が飛びました。

さらに、「宇野昌磨はスーパー」「羽生結弦はすでにレジェンド(伝説)」と称えました。
二人のエースがいるのがうらやましくて仕方がないのでしょう。

羽生結弦は男子シングル史上66年ぶりのオリンピック連覇をにらみます。
平昌五輪は五輪&世界王者の羽生結弦と、その背中を懸命に追いかける宇野昌磨の事実上の一騎打ちという見方をしています。
年明けの本番へ向け、世界での二人の評価と人気はさらに高まっていきます。
私は超ハイレベルな金メダル争いがとても楽しみです。

羽生結弦はカナダ・モントリオールで行われる「オータムクラシック」で今シーズンの初戦を迎えます。
現地に到着し、体調は「まあまあ」と答えました。

この大会にスペインのハビエル・フェルナンデスが出場します。
二人はブライアン・オーサーコーチに師事しており、いきなりの同門対決となります。
互いに敬意を払い、励まし合いながら練習を積む間柄ですが・・・。

羽生結弦はもちろん優勝を飾ると思いますが、勝利にこだわるというより試行や冒険を重んじるのでないでしょうか。
ハビエル・フェルナンデスをぶっちぎることにあまり意味がありません。

ところで、羽生結弦はオリンピックシーズンにもっとも得意とする曲の再演で勝負をかけます。
ショートプログラム(SP)はショパンの「バラード第1番」。
フリースケーティング(FS)は映画「陰陽師」のイメージによる「SEIMEI」。
どちらも再演というのはきわめて珍しいそうです。
しかし、2015年シーズンにGPシリーズNHK杯とGPファイナルで世界歴代最高得点を連発した最強の組み合わせであり、本人は五輪連覇を目指すうえで迷いがなかったとのこと。

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⇒2017年4月30日「羽生結弦は平昌五輪での現役引退を否定せず」はこちら。

⇒2017年4月22日「羽生結弦のお詫びと見せ場 国別対抗戦」はこちら。

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⇒2017年4月8日「羽生結弦は宇野昌磨を追いかける」はこちら。

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宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨。
自らのホームページで先ごろ、来シーズンのショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の使用曲を公表しています。

世界のトップクラスの選手の間では、こういうのは「早い者勝ち」ということがあるのでしょうか。
皆、負けず嫌いのはずですから、ライバルとかぶるのは避けたいという心理が働くように思いますが・・・。

宇野昌磨はFSでシニアデビューの2015年シーズンに用いた「トゥーランドット」を2シーズンぶりに選んでいます。

これは2006年トリノ冬季五輪の女子シングルで荒川静香が用いて金メダルを獲得した縁起のいい曲です。
オリンピックの開会式でイタリアのテノール、ルチアーノ・パヴァロッティが歌いました。
(実際に歌っているかは不明です。)
世界的なオペラ歌手のラストステージになっています。

宇野昌磨は初めてのオリンピック出場ですから緊張や負担が大きくなるのは間違いありません。
自分が好きでしかも得意な曲にしたのは賢明で冷静な判断だと思います。
2018年平昌冬季五輪では4回転ジャンプ競争になる可能性が高く、練習に多くの時間を割かなければなりません。
跳ぶ種類も本数も増やし、プログラムの基礎点を引き上げたいはずです。

一度滑った曲なら、振付は違っても「表現面」でそれなりに余裕を持てます。
宇野昌磨は金メダルをしっかりと見据えているという印象を受けました。

SPでアントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」を用います。
ウィンタースポーツなので「冬」を選んでいます。
編曲するにしろ、滑るのが難しそう。
本人は当然、曲の持つ世界観を表現できると考えているのでしょう。
見栄えの面でも、私はちょっと心配です。



トリノ五輪では1位と僅差のSP3位につけた荒川静香がFSの「トゥーランドット」で逆転優勝を収めました。
開催国がイタリアでしたので会場の盛り上がりも凄かった。

宇野昌磨はけがさえなければ、まだ伸びます。
二匹目のどじょうを狙っているわけでないでしょうが、その可能性は十分すぎるくらいにあります。

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⇒2017年4月2日「羽生結弦の本気、宇野昌磨の成長、平昌金銀確信」はこちら。

⇒2017年4月1日「宇野昌磨、平常心で世界選手権初優勝へ」はこちら。

⇒2017年3月30日「世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

⇒2017年3月11日「宇野昌磨、号泣からプライドへ・・・世界選手権」はこちら。

⇒2017年2月27日「宇野昌磨はへろへろの逆転優勝」はこちら。

⇒2017年2月25日「宇野昌磨の札幌冬季アジア大会」はこちら。

⇒2017年2月16日「宇野昌磨は羽生結弦と互角・・・四大陸選手権」はこちら。

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宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差

宇野昌磨は世界フィギュアスケート選手権で自己ベストを大幅に更新し、目覚ましい成長を遂げました。
オリンピックのプレシーズンの最終戦でしたので、頼もしいかぎりです。
(世界国別対抗戦はまあ余興です。)

宇野昌磨は羽生結弦と僅差の2位になっています。
得点だけ眺めればほぼ肩を並べたといえます。
しかし、話はそれほど単純でありません。
一番よく承知しているのは本人です。
大会後に羽生結弦が目標であることに変わりはないと語っています。

宇野昌磨はショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)でほぼノーミスの演技を揃えています。
かたや、羽生結弦はSPでジャンプの失敗に加えて、チョンボに近いミスも犯しています。
それでも勝てなかったのですから、実力の差ははっきりしています。

もう一つ、宇野昌磨には重圧にそれほど苦しまずに滑れる理由がありました。
最終グループ第1滑走の羽生結弦のFSの演技を見て、絶対に勝てないと思ったそうです。それで開き直って臨むことができました。
追い詰められた心理状態でノーミスの演技を行ったのでありません。

宇野昌磨は羽生結弦がベストの演技をすると絶対に勝てません。
対策としては、プログラム全体の点数を引き上げます。
そのためには、得点の比重の大きいジャンプの基礎点を高くします。
コンビネーションを含め、4回転ジャンプの種類と本数を増やすことになります。

宇野昌磨は記者に語っています。
羽生結弦に対して「負けたくないと考えています。勝ちたいとも考えています」。
2018年平昌冬季五輪に関して「4回転をより多く跳ぶ人、4回転をよりきれいに跳ぶ人が金メダルを獲ります」。
「多く」とは基礎点、「きれいに」とはGOE(出来栄え加点)を指すはずです。

宇野昌磨は羽生結弦に勝てば金メダルを獲れるというわけでありませんが、羽生結弦に勝たなければ金メダルを獲れないのも確かです。
身近に追いかける選手、それも先輩がいることはとてもやりやすいはずです。

世界国別対抗戦が終わると、どのようにして羽生結弦を倒すのかを考えるのでしょう。
(といっても格闘技でありませんので、おもにプログラムの構成です。)
3種類の4回転ジャンプをどんなにきれいに跳んだところで届かないと思います。

世界に目を移せば、FSで5種類の4回転ジャンプを跳ぶ選手も出てきます。

◇◆◇

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⇒2017年3月30日「世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

⇒2017年3月11日「宇野昌磨、号泣からプライドへ・・・世界選手権」はこちら。

⇒2017年2月27日「宇野昌磨はへろへろの逆転優勝」はこちら。

⇒2017年2月25日「宇野昌磨の札幌冬季アジア大会」はこちら。

⇒2017年2月16日「宇野昌磨は羽生結弦と互角・・・四大陸選手権」はこちら。

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宇野昌磨の落ち着きが五輪金メダルを引き寄せる

世界フィギュアスケート選手権男子シングル。
羽生結弦がフリースケーティング(FS)の最終グループの第1滑走で自身が持つ世界歴代最高得点を更新するパーフェクトな演技を披露しました。
ジャンプなどの「技術」においても、「表現」においても綻び(ほころび)がまったくありません。

例により“ながら視聴”の私でしたが、デスクワークの手を止め、テレビ放映に見入っていました。
これ以上の滑りを想像することができません。
(演技に慎重さは出ていますが・・・。)

羽生結弦は今シーズンの全5試合で失敗した鬼門の「4回転サルコウ―3回転トウループ」を高いGOE(出来栄え点)付きで見事に決めています。
ずっと切望していたノーミスの演技を最後の最後のFSでやっと行えました。

本人によれば、ショートプログラム(SP)の後に落ち込みました。
しかし、FSでは集中力を研ぎ澄まし、一つひとつを丁寧にやり抜きました。

そして、羽生結弦のこの驚異的な高得点が後に滑るライバルに大きいプレッシャーを与えることになります。

第2滑走の米国の17歳、4回転ジャンパーのネイサン・チェン。
SPで自己ベストを更新した第4滑走のカナダのパトリック・チャン。
SPで羽生結弦に10点以上の差をつける自己ベストを記録し、大会3連覇に近づいていた最終滑走(第6滑走)のスペインのハビエル・フェルナンデス。
どの選手もミスが相次ぎました。

ところが、第5滑走の宇野昌磨はそうでありませんでした。
本人によれば、羽生結弦の凄い演技と得点を目の当たりにし、「勝てっこない」と開き直りました。
その結果、不要なプレッシャーに押しつぶされず、落ち着いて滑ることができました。
中盤のジャンプにやや着氷の乱れが出ましたが、演技全体をしっかりとまとめました。

この選手は軽いミスを犯したとしても、流れが途切れた印象をあまり与えません。
演技がうまいからでしょう。
観客の拍手に包まれ、派手なガッツポーズで喜びを表しました。

宇野昌磨は今大会でSPでもFSでも大台に乗せて、自己ベストを更新しました。
合計では自己ベストを大幅に更新することになります。
世界歴代2位となる高得点です。
長らく背中を追いつづけてきた羽生結弦にわずか2点強の差に迫る2位に入りました。
立派です。

日本勢のワンツーフィニッシュは気持ちがいいですね。

世界選手権では2007年女子の安藤美姫と浅田真央、2014年男子の羽生結弦と町田樹の2回だけです。
宇野昌磨は「頂点に近づいている。実力がかなりついた」と今シーズンでつかんだ手応えを口にしています。

私は今大会の落ち着いた演技を見て、2018年平昌冬季五輪の金メダルをぐっと引き寄せたと感じました。
大舞台に平常心で臨むことは至難であり、それをやってのけました。
オリンピックで勝って当然と目された筆頭候補が敗れるのも平常心を失ったからです。

皆さん、宇野昌磨に期待しましょう。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年4月2日「羽生結弦の本気、宇野昌磨の成長、平昌金銀確信」はこちら。

⇒2017年4月1日「宇野昌磨、平常心で世界選手権初優勝へ」はこちら。

⇒2017年3月30日「世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

⇒2017年3月11日「宇野昌磨、号泣からプライドへ・・・世界選手権」はこちら。

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⇒2017年2月25日「宇野昌磨の札幌冬季アジア大会」はこちら。

⇒2017年2月16日「宇野昌磨は羽生結弦と互角・・・四大陸選手権」はこちら。

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羽生結弦の本気、宇野昌磨の成長、平昌金銀確信

世界フィギュアスケート選手権。
男子シングルのフリースケーティング(FS)が行われました。

羽生結弦はショートプログラム(SP)で5位と出遅れました。
しかし、FSで223.20点という驚異的な得点を叩き出し、自身が持つ世界最高得点を塗り替えています。
合計を321.59点とし、3年ぶり2度目の優勝を決めました。
すべてにおいて「パーフェクト」といえる演技でした。
今シーズンの最終盤、締めくくりでやっちゃいました。

羽生結弦は最終グループの一番滑走でしたので、私はこの時点で他の選手は超えられないと思いました。
仮に得点を超えたとしても、私のなかの世界一は断然羽生結弦です。

羽生結弦は演技を通じて会場を染め上げる力、観客とつながる力、テレビの向こうのファンを惹きつける力がとんでもなくすごい。
高得点を出せるだけの選手、ジャンプを跳べるだけの選手とは違います。
フィギュアスケートの愉悦と感動に満ちた世界をここまで堪能させてくれる選手はほかにいません。

今大会のアイスリンクでの熱狂振りときたら、わざわざヘルシンキまで応援に駆けつけたファンの反応をはるかに超えました。
進行につれ、未知の領域のパフォーマンスに対する期待がどんどん膨らんでいきます。
自然とスタンディングオベーションが起こり、プレゼントが投げ込まれます。
私は氷が埋め尽くされ、次の選手(米国の17歳、ネイサン・チェン)が滑ることができなくなると案じたくらいです。
(バレンタインでも義理チョコ一つもらえない私との違いに愕然です。)

この選手こそ、フィギュアスケートの神様に選ばれました。

私は羽生結弦が本気で勝ちにいくこともないと考えていました。
でも、金メダル以外は彼のプライドが許さなかったのでしょう。

羽生結弦にとっては練習がフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル、本番がオリンピックです。
勝ちにいって勝ちきれる実力を備えています。
彼からすれば、ネイサンも、村主章枝の姉さんも怖くないはずです。



宇野昌磨も素晴らしい技術力と表現力を合わせ持ちますが、羽生結弦は異次元に達しています。
その宇野昌磨は羽生結弦と僅差の2位でした。
採点上ではほぼ並んだといっていいでしょう。
(羽生結弦がSPをノーミスで滑っていれば、もっと差はつきましたが・・・。)

⇒2017年3月30日「世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

宇野昌磨はライバルにあれだけの演技を見せつけられても「平常心」を保って滑ることができたのが、今大会での一番の収穫でしょう。
彼はどのような大舞台でも緊張と重圧を克服できるところまで成長を遂げました。
私が目を見張ったのは、演技全体を通じた「落ち着き」でした。

そして、普通に滑れるなら、世界トップクラスの高得点はおのずとついてきます。
宇野昌磨の演技はSPもFSも充実していました。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

2018年平昌五輪は日本勢の金メダル争いになると、改めて確信しました。
ほかの選手が二人の間に割って入る余地はありません。
世界最高の羽生結弦と宇野昌磨の演技を同時に拝める私たちは幸せです。
(どちらもけがに注意しつつ練習に励んでください。)



オリンピックシーズンは高難度ジャンプを跳ぶ選手がさらに増えるでしょう。
ジャンプの基礎点でかならず勝敗が決するというわけでありませんが、戦ううえで明らかに優位に立てます。
トップアスリートは五輪で勝てる演技構成を念頭に置き、「神経戦」に入っています。
情報のリークを通じ、ライバルを揺さぶってくるはずです。

4回転ジャンプは4種類どころか5種類をプログラムに組み込む選手が現れます。
そう、トウループ、サルコウ、ループ、フリップ、ルッツ。
ひょっとするとアクセルも。

出場選手が高難度ジャンプをたくさん跳ぶと見る側も緊張を強いられ、フィギュアスケート本来の楽しさを味わえません。

フィギュアスケートを愛し、それに打ち込むアスリートをけが人だらけにする現行の採点方法(採点基準)は間違いです。

⇒2017年2月21日「羽生結弦は勝っていた・・・四大陸フィギュア採点の間違い」はこちら。



本気と冗談ハーフ・ハーフで、羽生結弦ファンの皆さまにお願いがあります。
ほかの選手にほんのちょっと結構ですからプレゼントを回してあげましょう。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年3月30日「世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

⇒2017年3月28日「羽生結弦は世界選手権で勝たなくていい」はこちら。

⇒2017年3月5日「負けず嫌い羽生結弦の世界選手権リベンジ」はこちら。

⇒2017年2月21日「羽生結弦は勝っていた・・・四大陸フィギュア採点の間違い」はこちら。

⇒2017年2月20日「羽生結弦がネイサン・チェンにつぶされた」はこちら。

⇒2017年2月17日「羽生結弦は五輪連覇の予行演習・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月15日「羽生結弦のもてっぷり・・・四大陸選手権」はこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年4月1日「宇野昌磨、平常心で世界選手権初優勝へ/a>」はこちら。

⇒2017年3月30日「
世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

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宇野昌磨、平常心で世界選手権初優勝へ

本日より2017年度になりました。
どうかよろしくおつきあいください。

さて、世界フィギュアスケート選手権の男子シングル。
すでにショートプログラム(SP)は終わっています。

私が今大会でもっとも期待する19歳の宇野昌磨はSP世界歴代3位となる百点超えの高得点を叩き出しています。

⇒2017年3月30日「世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

自信が背景にあったのでしょう、宇野昌磨はとても落ち着いていました。
4回転フリップ、4回転トウループ―3回転トウループのコンビネーションジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をすべて決めました。
自己ベストを更新するほぼノーミスの演技でした。
フィニッシュポーズの後、自然にガッツポーズが出ました。
やわらかくしっとりとした表現がとても心地いい。

初出場だった昨年の世界選手権は7位に終わり、涙をぼろぼろこぼしました。
多くの失敗や成功の経験を経てようやく大舞台で実力を発揮できるようになりました。
平常心で滑れるなら(それが難しいのですが)、初優勝を収めます。

宇野昌磨は羽生結弦が2015年のフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルで出した世界歴代最高得点に次ぐ得点でした。
が、後に滑ったスペインの25歳、ハビエル・フェルナンデスが宇野昌磨の上を行きました。
というわけで世界歴代3位ですが、それでも凄い。
宇野昌磨はキス・アンド・クライで派手めの樋口美穂子コーチと喜びを分かち合いました。
コーチも勝負服を着るのですね。

逆転するにはちょうどいい点差の2位につけています。
(こういうことを言うと、安藤美姫に叱られますよ。)
私は優勝候補の筆頭だと思っていました。

3年ぶりの優勝を狙う22歳の羽生結弦は5位に留まり、顔をしかめて悔しがりました。
しかし、公式練習での高難度ジャンプの出来は決してよくありませんでした。
不安がそのまま滑りに出ました。
4回転サルコウからのコンビネーションジャンプで失敗がありましたが、それ以前にスタートの遅れというポカミスをやらかしました。

⇒2017年2月21日「羽生結弦は勝っていた・・・四大陸フィギュア採点の間違い」はこちら。

羽生結弦は「実力が足りない」と自分への失望を口にしましたが、私はそうは思いません。
2014年ソチ冬季五輪で金メダルを取っているのですから、2018年平昌冬季五輪にピークを持っていけばいいのでは・・・。
フィギュアスケートは採点競技ということは承知していますが、SPを見て羽生結弦はやはり現時点で世界一だと感じました。
観客にアピールする力が突出しています。

フリースケーティング(FS)で巻き返すと力を込めましたが、あまり気合を入れなくていいでしょう。
ほんの半年前までの「無敵」という状況は一変しましたので、むしろ五輪王者らしくどっしりと構えて調子を整えていくべきです。
オリンピックまで時間はたっぷりとあります。

◆書き加え(4月1日)

羽生結弦のFSが終わりました。
ジャンプは完璧、表現は圧巻の演技で、私は言葉がありません。
平昌五輪に取っておいてほしいと思うくらいの出来栄えでした。

この後に滑る選手の得点にかかわらず、私は羽生結弦がいまでも世界一だと思っています。

◆書き加え(4月1日)

羽生結弦がFSで自身の世界記録を更新しました。
目の前であれだけの演技を見せられて、宇野昌磨ははたして平常心を保てるだろうかと案じていました。

ちょっとミスは出ましたが、うまくまとめました。
私は素晴らしい出来だと感じました。

僅差で初優勝を逃しましたが、大舞台で落ち着いて滑れたのが一番の収穫といえます。
精神的にも大きな成長を遂げることができました。

平昌五輪は日本勢の金メダル争いになると、改めて思いました。

ひんしゅくを買いますので、代表枠を女子と交換してほしいとは言いません。

選手の皆さん、お疲れさまでした、そしてありがとう。

◇◆◇

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⇒2017年2月4日「宇野昌磨から消えた伸びやかさ・・・敗因分析」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月25日「宇野昌磨は滅茶苦茶やばい」はこちら。

⇒2017年1月15日「宇野昌磨は世界選手権で4回転ループを跳ぶ」はこちら。

⇒2016年12月23日「宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!」はこちら。

⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月21日「宇野昌磨は宮原知子と似ている」はこちら。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

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世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち

ほんの半年前まで、日本どころか世界のフィギュアスケートファンは、羽生結弦が男子シングルの「絶対王者」ということを疑わなかったはずです。
私は2018年平昌冬季五輪で彼の連覇は間違いないと信じていました。
ところが、4回転ジャンパー、米国の17歳、ネイサン・チェンが登場し、にわかに状況が変わりました。
これにより、男子シングルは「4回転大競争」の時代に一気に突入しました。

そして、世界フィギュアスケート選手権を迎えました。
日本勢はよほどのアクシデントが起こらないかぎり、五輪3枠は大丈夫です。

今大会は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ちになり、ネイサン・チェンは3位になります。
この順位予想には、日本選手を応援する私の願望も含まれています。

勢いは宇野昌磨にあるでしょう。
ちなみに平昌五輪の順位予想も同じであり、日本勢が金メダルと銀メダルを獲ります。

22歳の羽生結弦は平昌五輪のプレ大会を兼ねて韓国・江陵で行われた四大陸フィギュアスケート選手権でネイサン・チェンに敗れて2位に留まりました。
この新星は、フリースケーティング(FS)で史上初めて4回転ジャンプを5回すべて成功させました。

羽生結弦は世界選手権と相性があまりよくないのでしょう。
2014年ソチ冬季五輪で金メダルを獲得した直後の大会で初優勝を飾りましたが、2015年と2016年は2位に甘んじています。

現地に入り、体調も仕上がりもいいと語っていました。
本人は3年ぶりの優勝を狙い、周囲からも優勝候補の筆頭に挙げられていますが、今シーズンはノーミスの演技がありません。

好調発言とは裏腹に公式練習の出来は冴えません。
しかし、実力が高く、爆発力があるのは確かです。
一時の神がかりの演技は望めないとしても、4回転ループをショートプログラム(SP)とFSに加えており、自らが持つ歴代最高得点を更新しても不思議でありません。
(私はオリンピックへ向け、闘争心を燃やして追いかける展開が似合うと考えます。)

⇒2017年3月28日「羽生結弦は世界選手権で勝たなくていい」はこちら。

19歳の宇野昌磨は冬季アジア大会、プランタン杯の2大会に出場して実戦経験を重ねています。
マイナーなプランタン杯は非公認ですが、世界歴代4位に相当する3百点超えで優勝を飾りました。
シーズン終盤が迫るにつれてジャンプに安定感が戻っています。

男子シングルは3百点をどれくらい上回れるかというハイレベルな戦いです。
SPの高難度ジャンプでミスを犯した選手はそこで脱落します。
日本勢は枠取りの重圧がなく、個々が緊張に負けないことです。
宇野昌磨が平常心で臨み、これまでの勢いを保てれば、初の頂点に立てるのでないでしょうか。

羽生結弦は抑えたほうがいいと思いますが、宇野昌磨は勝って自信をつけたほうがいいと思います。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

そろそろ羽生結弦と宇野昌磨、ネイサン・チェンがSPで滑ります。
順位を決めつけましたが正直、自信がありません。
(ネイサン・チェンは来シーズンの後半に下り坂になるのでは・・・。)

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⇒2017年1月17日「羽生結弦は平昌五輪会場で燃える・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2016年12月11日「4連覇でもがっくり、羽生結弦GPファイナル」はこちら。

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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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面白くないジョークの会会長 

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