コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

宇野昌磨全日本選手権

宇野昌磨、胸に響いた出水慎一トレーナーの言葉

宇野昌磨に明らかな変化が表れる
勝利への執着心、優勝への使命感

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨。
シニアで初めて制した主要国際大会が「四大陸選手権」でした。
記者会見で「優勝できたのはすごくうれしい」と素直に喜びました。
優れた資質と照らし、遅すぎた感があります。

この大会は初出場の2015年に5位となり、そこから1年ごとに順位を1つずつ上げ、ついに1位にたどり着きました。

宇野昌磨は翌2015年シーズン、「羽生結弦」に続く存在として注目を集めました。
それはグランプリ(GP)ファイナル2位でした。
2016年シーズンはGPファイナル3位、四大陸選手権3位、世界選手権2位でした。
そして、2017年シーズンはGPファイナル、四大陸選手権、五輪、世界選手権とすべて2位でした。

オリンピック銀メダルも含まれており、立派な成績なのは確かですが、この頃から「シルバーコレクター」と揶揄されるようになりました。

宇野昌磨はずっとウオーミングアップは「体が動けばいい」くらいに思っていました。
ところが、全本選手権から四大陸選手権まで同じ右足首の捻挫を3度繰り返し、ウオーミングアップとケアの大切さが身に染みて分かりました。

宇野昌磨はショートプログラム(SP)で4位と出遅れた夜、ホテルのベッドで出水慎一トレーナーのケアを受けました。
2時間近く続いた対話で、心を許す相手にかけられた言葉が胸に響きました。
「競技人生で1位がないのはさみしい。世界選手権で1位になってもらいたい」。
優勝は皆のためにもなると考え、「使命感」が湧いてきました。

フリースケーティング(FS)で逆転できたのは、勝利への執着心が出てきたからでした。
宇野昌磨はフィニッシュポーズを決めた瞬間、糸が切れた人形のように膝から崩れ落ち、ずっとリンクに突っ伏しました。
観客がスタンディングオベーションで称えるなか、ゆっくりと立ちあがって歓声に応えました。

帰国した宇野昌磨を約70人の報道陣が迎えました。
「準優勝と優勝ではこれだけの違いがあるのか」と実感されられました。

宇野昌磨はこれまで大舞台を淡々とこなしてきました。
オリンピックでさえも他の試合と変わらないと語り、平昌五輪の金メダルに無頓着でした。

しかし、よく口にしてきた「楽しむ」について、「それは挑戦する側だから言える。いつまでも追いかけていてはだめ」と語りました。

全日本選手権、四大陸選手権を経て、結果より内容にこだわってきた宇野昌磨に明らかな変化が表れました。
世界選手権での優勝を幾度も口にしています。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年2月22日「宇野昌磨、遅すぎた主要国際大会初優勝」はこちら。

⇒2019年2月16日「宇野昌磨は勘弁、「僕の生き方」という人騒がせ」はこちら。

⇒2019年2月1日「宇野昌磨は世界選手権で男女同時金メダルを叶えよ」はこちら。

⇒2019年1月24日「宇野昌磨と高橋大輔はもう似ていない」はこちら。

⇒2019年1月23日「宇野昌磨と紀平梨花はチャレンジカップで仲よしになれ」はこちら。

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宇野昌磨は勘弁、「僕の生き方」という人騒がせ

選手生命が縮まると心配してしまった
事情を知らされ、勘弁してくれと思う

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨。
四大陸選手権ではショートプログラム(SP)で出遅れながら、フリースケーティング(FS)で会心の演技を見せ、自身初となる国際大会優勝を飾っています。
それもルール改定後のFS世界最高得点で花を添えました。

宇野昌磨は平昌五輪で羽生結弦に次ぐ銀メダルを獲得して以降、悪い成績に低迷していたわけでありません。
しかし、私はこの選手の才能に照らし、世界選手権やグランプリ(GP)ファイナルでのパフォーマンスにがっかりしてきました。

右足首の負傷を押して出場した全日本選手権で気迫に満ちた滑りを見せてくれましたが、四大陸選手権までに同じ個所を2度痛めたと明かしました。
とりわけ「捻挫」は癖になりやすい。

さて、私が全日本選手権後にまとめた記事が出てきましたので若干手を入れて掲載します。
そのときの率直な気持ちを綴っており、全日本選手権を欠場してほしいと願っていました。



周囲の反対の声を押し切り、強行出場

宇野昌磨は全日本選手権で3連覇を目指していました。
ところが、SP当日の公式練習前のウオームアップで右足首をひねりました。
何とかSPを滑り終え、102.06点で1位に立ちました。
夜に帰宿した頃に痛みが激しくなりました・・・。

翌日に病院でMRI検査を受け、強度の「右足首捻挫」という診断を受けました。
FS当日の公式練習は曲かけで一度もジャンプを跳びませんでした。
明らかな異変です。
私はウェブでこの情報に接し、これは深刻な事態と察しました。

本番を間近に控え、樋口美穂子コーチなど周囲は棄権を勧めました。
2022年北京五輪で金メダルを狙える選手ですから、当然のことです。
「どうしてそこまで出たいの」と尋ねると、宇野昌磨は「僕の生き方です」と答えました。
「地上を歩けるなら出ようと思っていました」と反対の声を押し切り、強行出場に踏み切りました。

FSまで一日空き、完全休養に充てられたことも幸いしましたが、プライドが宇野昌磨を突き動かしました。
痛み止めの薬を服用し、鬼気迫る表情でスタートポジションについています。

右足で踏み切る冒頭の4回転フリップを含む前半の3本のジャンプは乱れました。
ひどい得点になりそうだと私は観念しました。
が、体が温まったのか、スイッチが入ったのか、中盤から終盤にかけて動きがよくなり、ジャンプをきれいに決めました。
それも大きな出来栄え点(GOE)を引き出しました。
スピンとステップはレベル4をそろえました。
国際スケート連盟(ISU)非公認ですが187.04点を記録し、合計289.10点は自己ベストとなりました。

この大会までに積み重ねた練習の貯金が利いたとはいえ、王者としての気迫と極限の集中力でアクシデントを乗り切りました。
演技後にガッツポーズが出て安どの表情も浮かべています。

日本男子の二枚看板が選手生命の危機

宇野昌磨はSP後に記者から足の状態を尋ねられても「言い訳になるのでFS後に明らかにします」と一切答えませんでした。
最初から棄権する選択肢を排除していました。

「捻挫による強い痛みはありますが、滑っても選手生命に関わらないという医師の診断ですのでFSに出ます」とちょっとでも言ってくれていたら、私はやきもきしませんでした。
羽生結弦に続いて日本男子の二枚看板が選手生命の危機に直面すると、本気で案じました。
私は事情を明かされ、勘弁してくれと思いました。

宇野昌磨は「自分のわがままでご心配やご迷惑をかけたことを申し訳なく思います」と綴りました。
「僕の生き方」は人騒がせです。

今シーズンは「自分を信じる」というテーマを掲げていましたが、それができずに悩んでいました。
「けがをしたのは不注意ですが、けがをしていたからこそ成し遂げられたこともありました」と振り返りました。
実際、宇野昌磨は身体に不安があるとき、それを打ち消す演技を行ってきました。
「不安が演技でなく、けがに向かうためでないか」との自己分析でした。
ならば、文字どおり「怪我の功名」です。
ぎりぎりに追い詰められ、自分を信じるほかになかったのでしょう。

ファンは日本一の選手と思っていない

宇野昌磨は全日本選手権を2連覇しています。
しかし、「ファンは日本一の選手と思っていないし、自分もそう考えている」と本音を吐きました。
背中を追いかける羽生結弦がプレッシャーに打ち克って突出した成績を残しているように、自分もそうでありたいと願うようになりました。

試合前に報道陣に「楽しむ」と語ってきたこれまでとは、著しい心境の変化がありました。
日本王者として自覚が増し、責任感が強まったのでしょう。
歩くのもままならない痛みを抱えながら全日本選手権で初めて納得のいく勝利を収められたゆえんです。
かならずや、飛躍のきっかけとなるはずです。

宇野昌磨は3連覇を果たし、世界選手権の代表切符をつかみました。
世界の大舞台でずっと2位に甘んじており、「シルバーコレクター」と揶揄されています。
1位になるために自分を信じ、いい演技を行い、いい結果を出したいと誓いを語りました。

3月にさいたまで行われる世界選手権ではけがからの復調が見込まれる羽生結弦、実力をつけてきた米国のネイサン・チェンと激突します。

ちなみに、私は宇野昌磨を日本一と思っています。
資質も努力も申し分がない。
そろそろ世界一になってもいい。
少なくとも私はまったく驚きません。
紀平梨花に負けるな・・・。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年2月1日「宇野昌磨は世界選手権で男女同時金メダルを叶えよ」はこちら。

⇒2019年1月24日「宇野昌磨と高橋大輔はもう似ていない」はこちら。

⇒2019年1月23日「宇野昌磨と紀平梨花はチャレンジカップで仲よしになれ」はこちら。

⇒2018年12月29日「宇野昌磨はネイサン・チェンに負け癖」はこちら。

⇒2018年12月22日「宇野昌磨は高橋大輔と全日本選手権を盛り上げる」はこちら。

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宇野昌磨はネイサン・チェンに負け癖

世界選手権とGPファイナルで3連敗
一騎打ちはネイサン・チェンに勝ち癖

待ち望んだ年末・年始休暇に入りました。
電話もメールも来客もなく、ひたすらデスクワークに打ち込める貴重な時間です。
ちょっとでも油断すると、6日間は一瞬で終わります。
おもに「営業代行」「新規開拓代行」に関わる企画設計や資料づくりなど、やるべき仕事が山のようにあり、とても幸せです。

負傷出場の宇野昌磨が試合を引き締め

さて、先ごろ「全日本フィギュアスケート選手権2018」が行われました。
地上波での放送(実況)がゴールデンタイムでしたので、私は男子シングルと女子シングルそれぞれのショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)をざっと見ました。
女子シングルについては私が感じた疑問を交えながら、あすのブログで記します。
(上位4選手の点数です。)

女子シングルと比べて男子シングルはいま一つでしたが、現役復帰の高橋大輔が大会を盛り上げ、負傷出場の宇野昌磨が試合を引き締めました。
宇野昌磨はSPがよかったうえに、立ち上がりがひどかったFSも気迫でまとめています。
本来の力を久し振りに発揮しました。

宇野昌磨はもともと根性があるのですが、このところは「空回り」が続いていました。
私は「こんなに才能に恵まれ、実力を備えながら、どうして不甲斐ない結果になってしまうのだろう」と不満と落胆を感じていました。
(加えて、メンタルも強いと思っています。)

それがやっと噛み合ったのが全日本選手権の演技です。
これくらいは滑って当たり前の選手です。
本人もファンも初めて納得のいく勝利で「3連覇」を飾っています。

ネイサン・チェンは楽な気持ちで滑る

全日本選手権が終わり、世界選手権の代表選手が決まりました。
むろん、日本王者は出場します。

宇野昌磨は前回の世界選手権、前回と今回のGPファイナルと3連敗を喫している米国のネイサン・チェンを倒さなければなりません。
フィギュアスケートはメンタルの要素も大きいので、相手に戦いやすいと思われたら負けです。
まして高難度ジャンパーに楽な気持ちで滑られたら敵いません。
(ちなみに、私はネイサン・チェンはメンタルが弱いと思っています。)

羽生結弦は全日本選手権で救済措置により代表に選考されましたが、現時点で出場が確定していません。
「世界フィギュアスケート選手権2019」も宇野昌磨とネイサン・チェンの事実上の一騎打ちになります。
二人の対決に限れば宇野昌磨は負け癖がつき、ネイサン・チェンは勝ち癖がついています。
相手は自信を深めており、きわめて厄介です。

今シーズンの採点ルール改定も宇野昌磨の追い風にならないとおかしい。
とはいえ、いまだに高難度ジャンプは得点で大きな比重を占めます。
TES(技術要素点)で攻めてくるネイサン・チェンに対し、宇野昌磨はGOE(出来栄え点)とPCS(演技構成点)で立ち向かうことも検討してほしい。
それで勝てるという保証はありませんが、開き直りと「テスト」も必要です。
自分がパーフェクトな演技を見せたときに、どれくらいの評価を得られるかをつかんでほしい。
(ライバルへの対策、点数の伸び代、練習の重点の置き方などがはっきりするでしょう。)

宇野昌磨は日本男子を代表するフィギュアスケーターであり、大勢のファンのためにも勝ってください。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月22日「宇野昌磨は高橋大輔と全日本選手権を盛り上げる」はこちら。

⇒2018年12月20日「宇野昌磨はなぜ僅差の2位に留まるのか」はこちら。

⇒2018年12月20日「宇野昌磨ファンはすかっとした気分を味わえず」はこちら。

⇒2018年12月18日「勝てない宇野昌磨は勝てる紀平梨花に学べ」はこちら。

⇒2018年10月29日「宇野昌磨はそろそろ世界一になってもいい」はこちら。

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宇野昌磨は高橋大輔と全日本選手権を盛り上げる

宇野昌磨は不安を抱えたままリンクへ
GPファイナルでネイサン・チェンに敗北

SPは逆転圏内2位も表情は晴れず

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズの男子シングル。
SPが行われ、宇野昌磨は冒頭の4回転フリップが回転不足となり、手をついてしまいました。
次の4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションは後を2回転に変えました。
最後のトリプルアクセルは高い加点を引き出しました。
演技を終えてため息を漏らしました。

1位 ネイサン・チェン(米国)    92.99 48.78 44.21 0.00
2位 宇野昌磨(日本)        91.67 46.88 44.79 0.00
3位 ミハル・ブレジナ(チェコ)   89.21 46.14 43.07 0.00
4位 チャ・ジュンファン(韓国)   89.07 47.35 41.72 0.00
5位 セルゲイ・ボロノフ(ロシア)  82.96 42.56 40.40 0.00
6位 キーガン・メッシング(カナダ) 79.56 37.56 42.00 0.00
※左からSP得点、TES、PCS、減点。

宇野昌磨はいい練習を積むことができ、プログラムの完成度が上がっていました。
しかし、本番が近づくにつれ、かつて経験がないほどの絶不調に陥っていました。
そして不安を抱えたままリンクに立ちました。

ネイサン・チェンに1.32点差の2位、逆転圏内につけましたが、表情は晴れませんでした。
「気持ちを切り替えてフリーで頑張る」と語るのが、精一杯でした。

FSは演技全体を通じて精彩が感じられず

FSが行われ、宇野昌磨がまたしても2位に終わりました。
最終滑走で2位となり、ネイサン・チェンとさらに点差が広がりました。
心から願った「雪辱」を果たせませんでした。

1位 ネイサン・チェン(米国)    282.42(189.43 101.79 88.64 1.00 92.99)
2位 宇野昌磨(日本)        275.10(183.43  93.29 90.14 0.00 91.67)
3位 チャ・ジュンファン(韓国)   263.49(174.42  91.58 83.84 1.00 89.07)
4位 ミハル・ブレジナ(チェコ)   255.26(166.05  79.67 87.38 1.00 89.21)
5位 キーガン・メッシング(カナダ) 236.05(156.49  74.93 83.56 2.00 79.56)
6位 セルゲイ・ボロノフ(ロシア)  226.44(143.48  66.76 76.72 0.00 82.96)
※カッコ内は左からFS得点、TES、PCS、減点、SP得点。

宇野昌磨は体に悪いところがあるのでないかと疑うほど、演技全体を通じて精彩が感じられません。
繊細で美しい極上のスケーティングが消えました。
私は持ち味の「表現」に輝きが薄れているのが気になりました。

宇野昌磨は若いといってもシニアデビューから歳月が経っています。
平昌五輪では羽生結弦の金メダルに続いて銀メダルをつかみました。
オリンピックの実績では、2010年バンクーバー五輪で銀メダルをつかんだ浅田真央と並んでいます。
いまになって心身両面の疲労が噴き出し、一時的にスランプに突入することもあるかもしれません。

宇野昌磨は試合後に「自分にあきれたところがある・・・」と申し訳なさそうでした。
とりわけSPでの失敗は自信のなさに尽きると語りました。

これまでは「楽しむ」と言ってきましたが、今シーズンは盛んに「責任感」を口にしています。
背中を追いかけてきた「羽生結弦」の姿が頭のなかにあります。
あえて自らにかけた重圧(プレッシャー)をはねのけて結果を出せる選手になりたいと考えているようです。
悩み苦しんだ先に人間としての成長、フィギュアスケーターとしての成長があります。

宇野昌磨の全日本選手権3連覇は動かない

全日本選手権は羽生結弦が3年連続で欠場しますので、宇野昌磨の優勝は動きません。
3連覇は確実ですが、演技の質が問われます。
憧れの存在、現役復帰の高橋大輔とともに男子シングルを盛り上げてほしい。

(2018年12月14日執筆)

category:宇野昌磨ブログはこちら。

◆書き加え(12月20日)

高橋大輔3枠入り、世界選手権2019出場へ

全日本選手権は来年3月にさいたまスーパーアリーナで開催される世界選手権の代表最終選考会を兼ねています。
日本は男女各3選手の出場枠を持ちます。
女子シングルで初優勝となる紀平梨花、男子シングルで3連覇となる宇野昌磨は絶対です。

安定感が売りの宮原知子はGPファイナルで高難度ジャンプが崩れています。
短期間で立て直せるかどうかは分かりません。
この大会に全日本選手権5連覇がかかりますが、濱田美栄コーチ同門の後輩・紀平梨花との大きな得点差は引っ繰り返せないはずです。
宮原知子の出来次第ですが、坂本花織は3位か2位になります。
三原舞依や本田真凜、動静が聞こえてこない樋口新葉は表彰台が遠いかもしれません。

男子シングルで現役復帰の高橋大輔が3枠に入ります。
友野一希は3位か2位でしょう。
田中刑事はおそらく表彰台に届きません。

◆書き加え(12月22日)

SPは3連覇を目指す王者にふさわしい出来

SPが行われ、3連覇を狙う宇野昌磨が気迫に満ちた演技を見せました。
直前の6分間練習の最初のほうで足を痛めたようで、それ以降はジャンプを跳びませんでした。
グループの1番滑走でしたのでそのまま滑っています。

私は心配しましたが、久し振りに納得のいく出来栄えです。
王者にふさわしい。
渾身のガッツポーズが出ました。
才能に恵まれた選手なので、これくらいは当然なのかもしれません。
百点の大台に乗せ、「やってやったぞという思いがある」と語りました。

演技後、自分の口からは何も言わないと、負傷をあっさりと認めました。
FSまで1日が空きますので何とかSPに負けない滑りを見せてほしい。

◆書き加え(12月24日)

高橋大輔の全日本王者返り咲きは気の毒

宇野昌磨は前日の公式練習に姿を現していません。
関係者が「大事を取って休養する」と説明しています。
ホテルで安静にしていて病院に行っていないということですから棄権はないでしょう。
が、状態がかなり心配です。

羽生結弦が3年連続で全日本選手権を欠場しているとはいえ、3連覇を成し遂げれば立派です。

⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。

宇野昌磨はぶっつけ本番でFSに臨むことになります。
ジャンプ構成の難度を落とし、大きなミスを避けることを第一にしてほしい。

絶対にありえないと思いますが、転倒などが相次いで2位になるようだと、32歳で日本王者に返り咲いてしまう高橋大輔が気の毒です。
そういう展開はいかんでしょう。

また、こちらもクリスマス・イヴにあまりにぶざまな演技を見せられると興ざめです。
女子選手は手に汗を握る熱戦を繰り広げてくれました。
男子選手も負けるなよ!

◆書き加え(12月24日)

宇野昌磨は全日本3連覇を諦めて棄権せよ

宇野昌磨が公式練習に2日ぶりに現れました。
始めはほとんどジャンプを跳ばず、リンクの周りをゆっくり滑りました。
右足の状態と氷の感触を確かめる程度でしょうか。

その後、アクセルのタイミングを幾度か確かめていますが、実際には跳んでいません。
FS「月光」の曲かけ練習ではジャンプもスピンも回避し、ステップに留めています。

なお、コーチと入念に話し合った後にトリプルアクセルを数本、4回転トウループを1本かろうじて降りたようです。

この記事から推察するとかなり悪そうで心配です。
右足に体重をかけられないか、体重をかけると重大な負傷を招くかいずれかでしょう。

北京五輪で金メダルを目指しているはずなので全日本選手権3連覇を諦めて、棄権したほうがいい。
自分自身が悔しいという気持ちとファンに申し訳ないという気持ちを置き、選手生命を守ることを第一にすべき。

選手が滑れない状態で滑るなどもってのほか。
メディアも関係者もファンも称えていけない。
コーチとスケート連盟は止めなくちゃダメだ。

◆書き加え(12月24日)

人騒がせ、宇野昌磨はぶっちぎりの3連覇

宇野昌磨がFSの演技後にインタビューに答えました。
SP直前の6分間練習でなく朝の練習で負傷したそうです。
医者の診断は、痛みはあっても大事にならない「捻挫」でした。
全治2週間らしく世界選手権出場に問題はありません。

宇野昌磨は言い訳になるのでFSの後で明らかにすると語っていました。
最初から棄権する選択肢を排除していました。
軽傷だったからかもしれません。
本番では痛み止めを用いて出場したのでしょうか(不明)。
リンク上では責任感が宇野昌磨を突き動かしているようでした。

演技そのものの出来はよく、ぶっちぎりで3連覇を成し遂げました。
私は心配してしまいました。
宇野昌磨はとても人騒がせです。

高橋大輔はかろうじて2位です。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月20日「宇野昌磨はなぜ僅差の2位に留まるのか」はこちら。

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⇒2018年12月18日「勝てない宇野昌磨は勝てる紀平梨花に学べ」はこちら。

⇒2018年10月29日「宇野昌磨はそろそろ世界一になってもいい」はこちら。

⇒2018年10月8日「宇野昌磨は憧れの高橋大輔を見にいく」はこちら。

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勝てない宇野昌磨は勝てる紀平梨花に学べ

溜まるファンのフラストレーション
戦い方は紀平梨花のほうが断然冷静

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨。
GPシリーズ第4戦「NHK杯」後はGPファイナルへ向けて密度の濃い練習を積むことができ、直前に調子が急下降した原因をつかみかねているようです。
逆に言えば、それまでは順調に来ていたわけですから、それほど心配はいらないのかもしれません。

ただし、ライバルが不在の全日本選手権は「内容」が評価されます。
本来のクオリティの高い滑りで視線を釘づけにし、会場を巻き込みながら滑り終えることができるかどうか。
現役復帰の高橋大輔が主役になるようでは話になりません。

宇野昌磨を熱心に応援するファンの期待はノーミスでの会心の演技による優勝に尽きます。
勝って当然という昨季の世界選手権を落として以降、もやもやした気持ちが晴れずに残っています。
ファンの「フラストレーション」はかなり溜まっています。

全日本選手権の先には世界選手権が控えており、GPファイナルで後塵を拝した米国のネイサン・チェンと再び相まみえます。
宇野昌磨もファンの歯がゆさを分かっているからこそ、全日本選手権では皆が納得のいく出来を目指しています。

私は質重視の新ルールの下、高確率で滑れるプログラムを滑り、それでどれくらいの点数を取れるかを確かめることが重要だと思います(国際スケート連盟非公認)。
自分が引き出せそうなGEO(出来栄え点)を探っておかないと、世界選手権での戦い方も定まらず、伸び代のイメージもわきません。

これに関しては、女子シングルのシニア1年目、紀平梨花のほうが断然冷静です。

(2018年12月16日)

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⇒2018年3月24日「宇野昌磨、世界選手権枠取りに全日本王者の自覚と気迫!」はこちら。

⇒2018年3月22日「宇野昌磨は世界王者と枠取りへ強行出場か」はこちら。

⇒2018年2月24日「宇野昌磨は平昌五輪銀メダルを悔しがれ!」はこちら。

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宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ

2年連続の「1強」はやりにくい

全日本フィギュアスケート選手権が平昌五輪代表最終選考会を兼ねて行われています。
男子シングルで2連覇がかかる宇野昌磨が20日に公開練習に臨みました。
4種類の4回転ジャンプに着氷し、好感触を得たようです。
体と滑りのコンディションはそれなり・・・。

それにしても、2年連続の「1強」はやりにくいでしょう。
羽生結弦が欠場し、戦う相手がいません。
また、自分を追い上げる選手がいません。
アスリートとして「モチベーション」を高めるのがきわめて難しい状況です。
私は気の毒になります。

GPファイナルでは順位は2位とまあまあでしたが、内容したがって得点が悪すぎました。
それを念頭に置き、宇野昌磨は目標として「ノーミス」を掲げています。
悪くても「最後まで諦めず、自分が満足できる演技をしたい」と語りました。
採点の甘い国内大会ですので、 320点に届きたいと考えているでしょう。
オリンピックで金メダルをつかむうえでもそれくらいの得点は必要です。

宇野昌磨はおそらく勝利への緊張はありませんが、ノーミスへの重圧はあります。
いい演技に対するファンと国民の期待が一身に押し寄せますので・・・。

本人は自分に集中し、「ピリッとした試合をしたい」と結びました。
とはいえ、心のコンディションを整えるのが大変です。

この大会では持ち味の「安定感」を見せることを大切にしてほしい。
ひどい破綻のない演技が、この選手の一番の魅力だと思います。
私はいつもテレビ観戦ですが、ストレスなく画面に入っていけます。
表現力」もありますので、相当惹き込まれます。
流れがいいので、ささいなミスは気になりません。
包まれるような心地よさもあります。

普通に滑ってくれるならばファンは納得するし、安心するでしょう。

はらはらさせるのが似合わない母性系の選手なのです。

◆書き加え(12月22日)

ショートプログラム(SP)を前に公式練習が行われています。
宇野昌磨は使用曲「冬」を流して冒頭の4回転フリップを決めるなど、仕上がりはまずまずでした。
トリプルアクセルもきれいに着氷しています。
曲かけでうまく跳べなかった3回転トウループ−4回転トウループのコンビネーションジャンプはあとで決めたようです。

ライバルの突然の休場により「一人横綱」になったかのような重圧を感じていることでしょう。
真の強さを見せてほしい・・・。

◆書き加え(12月22日)

先ほどSPが終わりました。
宇野昌磨は実にいい表情でした。
私は滑る前に納得し、安心しました。
自分がやらなければという気迫を十分に感じさせてくれました。
チャンピオンはこうでなくちゃと思いました。

コンビネーションジャンプで乱れるなど、出来はよくありませんでした。
が、私が宇野昌磨にもっとも求めるのは王者にふさわしい目の輝き、そしてプライドです。

羽生結弦と宇野昌磨の演技を見ているとそれが当たり前になってしまいます。
しかし、全日本選手権のなかで宇野昌磨を見ると、異次元の演技ということがよく分かります。
ほかの選手に申し訳ないですが、「クオリティ」がまったく違うのです。

心の状態を整えるのが難しかったと思いますので、まあまあといえます。
フリースケーティング(FS)で今大会を盛り上げてください。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年12月17日「宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちせよ」はこちら。

⇒2017年12月11日「宇野昌磨、ネイサン・チェンを勝たせたのは厄介」はこちら。

⇒2017年12月7日「宇野昌磨GP王者と羽生善治永世七冠、勝負師の寝癖」はこちら。

⇒2017年12月7日「宇野昌磨にどえりゃあ期待の名古屋GPファイナル」はこちら。

⇒2017年11月26日「羽生結弦と宇野昌磨は平昌五輪代表内定へ」はこちら。

⇒2017年11月18日「宇野昌磨に吹く平昌五輪金メダルの風」はこちら。

⇒2017年10月29日「三宇野昌磨、スケートカナダは完成度優先」はこちら。

⇒2017年10月11日「三原舞依と宇野昌磨のでこぼこ・・・不安と恐怖」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年9月21日「宇野昌磨のしたたかさ」はこちら。

⇒2017年9月18日「宇野昌磨「UNO1」で平昌五輪敵なし」はこちら。

⇒2017年5月6日「宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル」はこちら。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

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宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちせよ

羽生結弦が平昌五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権に出場できそうもありません。
けがの回復が当初の予想より大幅に遅れており、練習再開の具体的なめどが立っていないようです。
羽生結弦は北京五輪まで現役を続けたいと考えていたはずですが、選手寿命を縮めかねない重症かもしれません。

⇒2017年12月12日「羽生結弦、けが回復進まず全日本選手権欠場へ」はこちら。

平昌五輪まで残り2か月を切っています。
羽生結弦は出場するとしても、十分な調整を行えない可能性があります。
ぶっつけ本番で滑って66年振りの連覇を達成できるほどオリンピックは甘くないでしょう。
普通に滑れば確実と思われた金メダルが危うくなりました。

日本男子シングルの非常事態になりましたが、私が奮起してほしいのが宇野昌磨です。
国内はもとより世界全体で眺めても彼が羽生結弦にもっとも近い位置につけています。
とりわけ今シーズンは3百点超えをコンスタントに成し遂げました。
それが途切れたのはインフルエンザ後に臨んだGPシリーズ第5戦「フランス杯」でした。
明らかな体調不良なので仕方がないとして、GPファイナルでも3百点に届いていません。
私が優勝を争ってほしかった羽生結弦が出場できませんでした。
(モチベーションも上がらなかったのでしょう。)

⇒2017年12月7日「宇野昌磨GP王者と羽生善治永世七冠、勝負師の寝癖」はこちら。

これまでは五輪王者・世界王者の羽生結弦が何かと「盾」になっていました。
フィギュア王国を実績面に加えて人気面で支えていました。
マスコミの注目が彼に集まることで、宇野昌磨は主要大会でわりと気楽な立場で滑ることができました。
それが言いすぎだとしたら、追う立場で滑ることができました。

しかし、羽生結弦の復帰の見通しが立たなくなり、これからはファン、さらに国民の期待が一身に降り注ぎます。

宇野昌磨ははたして羽生結弦が不在の全日本選手権でどのような演技を見せられるでしょうか。
順位でなく演技の水準が問われます。
昨年の全日本選手権も羽生結弦はインフルエンザで欠場しましたが、ミスが相次いでがっかりしました。
私には宇野昌磨が「勝って当然」という重圧に負けたように映りました。

⇒2016年12月23日「宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!」はこちら。

今回の全日本選手権での出来により、羽生結弦に多くを望むのが酷な平昌五輪での出来を占えそうです。
私は宇野昌磨が「挑戦」と口にする気持ちが分からないわけでありませんが、羽生結弦と並び立つ日本男子のエースにふさわしい「結果」を示してください。

宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちできる実力を備えました。
矢面に立つときがやってきたのです。
平昌五輪が近づくにつれて高まる金メダル獲得という重圧をはねのけてほしい・・・。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

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宇野昌磨は調子が悪くても大崩れしない

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第5銭「フランス杯」の男子シングル。
宇野昌磨はインフルエンザで練習を積めなかった影響がショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の演技にはっきり表れました。

私は女子シングルも男子シングルもGPファイナル進出がゼロという最悪の事態も覚悟していましたが、宇野昌磨はSPを何とか2位で終えました。
表彰台に立てばいいのですが、それがやや危うい印象です。

FSはいい滑り出しでしたが後半になると体力が残っておらず、ふらふらの状態で滑っていました。
2度の転倒には驚きました。
しかし、スピンやステップなどで着実に稼ぎ、優勝を収めたスペインのハビエル・フェルナンデスを上回っています。
本人もキスアンドクライで得点に驚いたように見えました。

宇野昌磨は5大会連続の 300点超えこそ途絶えましたが、コンディションからすれば上出来でした。
大崩れしないのは「地力」がついている証拠です。
この選手は調子が悪くても、それなりの結果を残してくれます。
ホント、頼もしい。

宇野昌磨はこれでGPファイナルに3シーズン連続で出場することになりました。
地元・名古屋の開催ということもあり、本来の滑りを取り戻すでしょう。
日本勢が男女でただ一人というのはさみしいかぎりですが、私は応援します。
(樋口新葉は他力本願ですが、出場を絶たれたわけでありません。)

羽生結弦がけがでGPファイナルに出場できませんでした。
また、万全の状態で全日本フィギュアスケート選手権に出場できません。
宇野昌磨はどちらの大会でも優勝を飾るはずです。
技術でも表現でも世界最高レベルに達しています。
その先には平昌五輪金メダルも見えています。

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宇野昌磨に吹く平昌五輪金メダルの風

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズの第5戦「フランス杯」。
男子シングルでは昨シーズンの世界フィギュアスケート選手権で銀メダルを獲得した宇野昌磨が出場します。
「時差」が苦手らしく、10日に現地入りして調整に努めてきたそうです。

宇野昌磨は第2戦「スケートカナダ」で優勝を飾っており、フランス杯で表彰台に上ればGPシリーズ上位6人が争うGPファイナル進出がおそらく決まります。

海外メディアが羽生結弦、カナダのパトリック・チャン、スペインのハビエル・フェルナンデスが出場しないGPファイナルを予想しています。
いずれも世界選手権の覇者です。
なかでも5連覇がかかっていた羽生結弦の欠場は大会の盛り上がりに水を差しました。

まさかの事態が起こり、GPファイナルは新世代が台頭します。
なかでもフランス杯に出場する宇野昌磨の存在がクローズアップされることになりました。

「小柄で、物腰やわらかで、ベビーフェイスの19歳」と紹介しています。
ほめているのか、けなしているのか訳が分かりませんが、宇野昌磨に注目していることは確かでしょう。

世界選手権で羽生結弦とわずか3点差の2位に入りました。
さらに、ロンバルディア杯、スケートカナダで圧勝を収めています。
3百点をコンスタントにマークしており、世界のトップクラスでも「安定感」は随一です。
私は素晴らしいと思います。
まだ十代ですよ・・・。

宇野昌磨は絶対王者・羽生結弦の背中を懸命に追いかけてきました。
そして昨シーズンから今シーズンにかけ、手が届くところまできました。

昨年の全日本フィギュアスケート選手権で初優勝を収めましたが、羽生結弦がインフルエンザで棄権しています。
心に引っかかり、晴れがましい気持ちになれなかったでしょう。

宇野昌磨には平昌五輪で金メダルを獲得する風が吹いてきたように思います。
しかし、あくまでも羽生結弦を倒したうえで表彰台の頂点に立ちたいと練習を積んできたはずです。
66年振りの連覇のかかるオリンピックの直前にけがで調整が遅れる羽生結弦が気の毒なのはもちろんですが、それは宇野昌磨にとっても好ましくありません。
ライバルが不運に見舞われると、目標としてきた選手も精神的なコンディションを整えるのが難しくなるのでないでしょうか。

◆書き加え(11月17日)

宇野昌磨は、スケートカナダから帰国数日後に「インフルエンザ」を発症し、39度の高熱で4日間寝込んでいました。
フランス杯へ向けた課題に「体力強化」を掲げていましたが、逆に「体力低下」を招いたようです。

日ごと調子が上がっているとのことですが、公式練習では4回転ジャンプにミスが相次いで精彩を欠いています。

とはいえ、普通に滑ることができればおのずとGPファイナル進出は決まります。
気合を入れることよりも、平常心で臨むことのほうが大切だと思います。

◆書き加え(11月18日)

ショートプログラム(SP)がいま終わりました。
スペインのハビエル・フェルナンデスが107.86点で1位、宇野昌磨は 93.92点で2位です。
冒頭の4回転フリップで転倒し、低得点に留まっています。
練習でも調子が上がっていませんでした。

首位とは相当な開きがあります。
フリースケーティング(FS)で巻き返しを期待したいところですが、体力が戻っていないようなので、ハビエル・フェルナンデスが大崩れしないかぎり難しいでしょう。
せめて表彰台に残ってください。

◆書き加え(11月19日)

FSが終わり、宇野昌磨は273.32点で2位に入っています。
体力が落ちた後半に転倒するなどしましたが、滑り切りました。
何とか表彰台に立てたのは地力がついている証拠です。
ハビエル・フェルナンデスは283.71点で1位を守りました。

宇野昌磨は史上最長の5戦連続 300点超えが途絶えました。
しかし、GPファイナル進出を決めています。
実は、女子シングルが残り1人になり、樋口新葉はGPファイナル進出が厳しくなっています。

私は日本で行われるGPファイナルに日本勢がゼロという最悪の事態も覚悟していました。
(それでは盛り上がりません。)
宇野昌磨はいまのコンディションとしてはよく頑張ったのでないでしょうか。

◇◆◇

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宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!

2016年全日本フィギュアスケート選手権。
2017年世界フィギュアスケート選手権の代表最終選考会を兼ねます。
男子シングルの羽生結弦がインフルエンザを発症して棄権することになりました。

本人は当然として、ひどく落胆しているのが「宇野昌磨」でしょう。
この選手は大口を叩きませんが、国内最高の舞台で戦うことを心待ちにしていたはずです。
先のグランプリ(GP)ファイナルではフリースケーティング(FS)で五輪王者の羽生結弦を上回っています。
もっとも、羽生結弦はジャンプでミスが相次ぎました。

私はひょっとして羽生結弦を倒せるかもしれないと思っていました。
負けず嫌いの二人の激突が見られないのはとても残念です。
観戦する側は気楽ですので、今大会での一番の盛りあがりを望んでいました。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

羽生結弦の欠場により、宇野昌磨の全日本選手権の初優勝が決定的になりました。
ただし、焦点は「得点」といえます。
世界で羽生結弦とスペインのハビエル・フェルナンデスの二人しか記録していない3百点を超えられるかどうか。

宇野昌磨はシーズン中盤に差しかかって上り調子です。
ショートプログラム(SP)で百点超え、FSで2百点超え、合計で3百点超えを達成してくれることでしょう。
今大会では羽生結弦との技術と表現の両面の差を一気に縮めてください。

⇒2016年12月21日「宇野昌磨は宮原知子と似ている」はこちら。

19歳を迎えたばかりの宇野昌磨一人に注目が集中する状況です。
これまでにない重圧を感じるかもしれません。
表情にあどけなさが残りますが、私はメンタルが弱いと思いません。

率直なところ、男子は勝負の見応えが薄れました。
しかしながら、無良崇人と田中刑事の頑張りに期待しましょう。
今シーズンの得点が拮抗しています。
なかでも田中刑事は初の世界選手権出場を目指しています。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

ちなみに男子シングルはだれが優勝しても全日本初制覇となります。
はたして、番狂わせがあるのでしょうか。
宇野昌磨に余裕で勝たせないでください。

◆書き加え(12月22日)

公式練習を行った宇野昌磨が棄権する羽生結弦を気遣いました。
羽生結弦もそうですが、「日本人はいいな」と思いました。

◆書き加え(12月23日)

私は、宇野昌磨は羽生結弦と2018年平昌五輪で金メダルを争えると考えています。
ですから、全日本選手権は勝って当たり前といえます。

その宇野昌磨が曲をかけた公式練習を行いました。
先のGPファイナルで自分より上の2位になった米国のネイサン・チェンしか成功させていない「4回転フリップ―3回転トウループ」のコンビネーションジャンプを決めたそうです。
素晴らしい仕上がりなので3百点を確実に上回ってくれるでしょう。

◆書き加え(12月23日)

宇野昌磨は残念ながらSPがさっぱりでした。
私はGPファイナルの得点をかならず上回ると思っていました。
(いまネットで調べたらちょっと上回っていました。)

強敵に立ち向かえば緊張が高まるし、強敵がいなければ自分一人に重圧がかかるし・・・。
勝って当然という大会のせいか、表情もジャンプを含めた演技もすごく固いなぁ。
FSで巻き返さないと。

◆書き加え(12月24日)

挑戦者としてぶつかっていけばいい羽生結弦がいなくなり、相当な重圧がかかったのでしょう。
SPもFSも固さばかりが目立ちました。

FSでは回転の軸が微妙にずれていたようで、ほとんどのジャンプを耐えて、耐えて着氷しました。
終了後、こらえきれずに涙を流しました。
勝って当然という全日本選手権の苦しさが感じられました。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月21日「宇野昌磨は宮原知子と似ている」はこちら。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア

2017年世界フィギュアスケート選手権の代表選考会(切符は男女各3枚)を兼ねる2016年全日本フィギュアスケート選手権が開幕しました。
フィギュアスケートファンには最高のクリスマスプレゼントになります。

フジテレビが地上波、衛星波BS・CS放送に加え、インターネットという4媒体で中継・配信します。

地上波では、23日午後6時30分から男子ショートプログラム(SP)を生中継します。
24日午後6時30分から女子SP、そして男子フリースケーティング(FS)を放送します。
25日は午後7時から女子FS、そして世界選手権日本代表選手の発表を生中継します。

BSフジでは、男女シングルのFSの出場全選手の演技を楽しめるそうです。
とくに女子はジュニアを含めた若い世代が伸びているので注目度が高いでしょう。

ナビゲーターは全日本選手権で5度の優勝を飾った盒饗臺紊務めます。
私はファンでしたが、姿を見るのは久しぶりです。
解説は変わらず、荒川静香と本田武史が務めます。

⇒2012年4月22日「高橋大輔とカタリナ・ビット…伝説のフィギュアスケーター」はこちら。

男子はグランプリ(GP)ファイナル4連覇の羽生結弦が全日本選手権5連覇に挑みます。
4回転フリップを組み込んだ宇野昌磨が追いかけます。
GPファイナルで2年連続の銅メダルを獲得しました。
私は宇野昌磨が羽生結弦を倒すのでないかと思っています。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

女子はエースの宮原知子が3連覇に挑みます。
GPファイナルで世界歴代4位の高得点を記録し、2年連続の銀メダルを獲得しています。
フランス杯で3位の樋口新葉、スケートアメリカで3位の三原舞依などにも期待が高まります。
坂本花織や本田真凜という2人のジュニア選手が表彰台にのぼるかもしれません。
資質を備えながら伸び悩んでいる本郷理華に奮起してほしいですね。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

私は浅田真央が全日本選手権に出場するのか気がかりです。
現時点でそれに関する情報は見当たりません。
彼女を心配するファンのためにも元気な姿を現し、笑顔を見せてほしい。
調子が整わなければ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はもちろん、難しいジャンプを跳ばないことです。
けがを悪くしてしまうのが一番怖い。

⇒2016年12月15日「愛する浅田真央へ」はこちら。

2018年平昌(ピョンチャン)五輪のプレシーズンに当たりますが、来年は来年・・・。

実力どおりの展開になれば、羽生結弦と宮原知子がそれぞれ連覇を成し遂げます。
しかし、私としては宇野昌磨と浅田真央の二人に全日本選手権を面白くしてほしいと思います。
少なくとも大会をおおいに盛りあげてくれるでしょう。

◆書き加え1(12月21日)

このブログは書き溜め記事が中心になります。

羽生結弦がインフルエンザで全日本選手権を欠場することになりました。
1週間ほどの安静加療が必要という診断です。

5連覇がかかっていましたから無念でしょう。
羽生結弦を応援したくてチケットを買い求めたファンは肩を落としています。
もっとも頭を抱え込んでいるのはフジテレビとスポンサーでしょう。
スーパースターが不在だと、視聴率ががくっと落ち込むのは免れません。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

アスリートはインフルエンザ対策を徹底していますが、それでも防ぎきれません。
羽生結弦は世界選手権で勇姿を見せてくれるでしょう。

◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月22日「浅3回転を跳べない浅田真央は勝てるのか」はこちら。

⇒2016年12月20日「浅田真央は世界選手権代表へ・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年12月18日「浅田真央を弾き飛ばす若手の勢い」はこちら。

⇒2016年12月15日「愛する浅田真央へ」はこちら。

⇒2016年11月18日「浅田真央ファンは指の隙間から全日本選手権を見る」はこちら。

⇒2016年11月15日「浅田真央に「頑張れ」は禁句・・・選手生命の危機」はこちら。

⇒2016年11月14日「浅田真央、全日本選手権での早まった決断」はこちら。

⇒2016年11月13日「浅田真央は世界選手権への代表切符を逃すのか」はこちら。

⇒2016年11月12日「浅田真央、いまは我慢するしかない」はこちら。

⇒2016年10月30日「浅田真央と佐藤信夫コーチの食い違い」はこちら。

⇒2016年10月28日「浅田真央は楽しむ気配が伝わってこない」はこちら。

⇒2016年10月26日「浅田真央はスタミナ切れ」はこちら。

⇒2016年10月23日「浅田真央はメンタルが弱いのか」はこちら。

⇒2016年10月22日「浅田真央と高梨沙羅の限界…五輪メンタル」はこちら。

⇒2016年10月21日「浅田真央は緊張に負け、重圧につぶれる…東大受験」はこちら。

⇒2016年10月13日「浅田真央は基本が分かっていない」はこちら。

⇒2016年10月12日「浅田真央、引退か現役かで心が揺れる」はこちら。

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⇒2016年10月9日「浅田真央、振り付けのアイデア」はこちら。

⇒2016年10月8日『浅田真央「リチュアルダンス」世界観の演じ分け』はこちら。

⇒2016年9月22日「浅田真央、ジャパンオープン回避と視聴率」はこちら。

⇒2015年12月28日「浅田真央は生きた心地がしない」はこちら。

⇒2015年12月27日「浅田真央は「魂」をなくしたのか」はこちら。

⇒2015年12月26日「浅田真央、最高難度の無謀と動揺」はこちら。

⇒2015年12月12日「浅田真央評価…努力は報われない」はこちら。

⇒2015年11月29日「浅田真央はあんなもの」はこちら。

⇒2015年10月10日「浅田真央、GPシリーズ2015へ」はこちら。

⇒2015年10月9日「浅田真央、現役続行の条件」はこちら。

⇒2015年10月7日「浅田真央はピョンと跳び、チャンと降りる」はこちら。

⇒2015年10月5日「浅田真央、勝負師の宿命」はこちら。

⇒2015年10月3日「浅田真央が帰ってきた」はこちら。

◇◆◇

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宇野昌磨は宮原知子と似ている

フィギュアスケート男子シングルは「4回転ジャンプ」の新時代に突入しました。
高い得点を得られるので、勝ちたい選手はどうしても欲張って取り入れたくなります。
しかし、失敗による減点のダメージが大きくなっています。
メダルを獲得するには、プログラムにジャンプ構成を調和させる必要があります。
要は、完全に自分のものにし、演技全体で勝負する気持ちが大切になります。

さて、宇野昌磨は今シーズンからフリップとトウループの2種類の4回転ジャンプを組み込んでいます。
ショートプログラム(SP)で2本、フリースケーティング(FS)で3本、合計5本の4回転ジャンプを跳びます。
3百点を超えられるプログラムにしています。
これにより、シニア2年目の中盤にして羽生結弦と戦えるようになりました。

全日本フィギュアスケート選手権は事実上、二人の一騎打ちになります。
どちらも恐ろしく負けず嫌いのはずです。
意地のぶつかり合いは見応えがあります。

私は羽生結弦も応援しており、彼のすごさと強さを分かっているつもりです。
が、全日本選手権で宇野昌磨が羽生結弦を倒すことになれば、男子フィギュアはますます強く、ますます面白くなります。
宇野昌磨は挑戦者の立場ですので、全力で立ち向かってほしい。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

私は宇野昌磨の肩を持っているわけでありません。
羽生結弦はとても賢い選手で、ライバルの存在を自身の成長の刺激と肥やしにすることができます。
平昌五輪の前に国内で一度敗れることはおそらくプラスに働きます。
羽生結弦は怒りのエネルギーに点火すると、お化けのような点数を叩き出します。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

きょうのブログでは高難度ジャンプに目を向けました。
しかし、私は高橋大輔と重なる「表現力」に魅力を感じてきました。
きっと天性のものでしょう。

また、宇野昌磨は女子シングルのエースの宮原知子と類似点があります。
芯が強いせいか、彼女ほどでないとしても演技の「安定感」が光ります。
素直で真面目な性格が表情や態度ににじみ出ています。
宮原知子を取りあげたブログでも述べましたが、「素直さ」は大成に必須となります。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

気持ちを内に秘めるところも似ています。
男女の違いはあっても、小柄な体型も似ています。
生まれ年は違いますが、学年も同じです。
若い二人で全日本フィギュアスケート選手権を盛りあげてください。

・・・私は、宇野昌磨が発した大人のコメントに感心しました。
「日本一になるのが世界一になるのと同じだけ難しいというのは恵まれた環境です」。
いやはや、しびれます。

◆書き加え(12月22日)

羽生結弦がインフルエンザを発症し、全日本選手権を欠場することになりました。
本人は当然として、ひどく落胆しているのが宇野昌磨でしょう。
戦ったうえで初優勝を勝ち取るのでなくては、喜びも半減です。
私はひょっとして羽生結弦を倒せるかもしれないと思っていました。

二人の激突が見られないのはとても残念です。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの初戦「スケートアメリカ」。
宇野昌磨は早速、優勝を飾りました。
他の選手の失敗ではなく、自分の成功で1位になれたと喜びました。
史上4人目の2百点超えにもうちょっとで手が届きました。
GPシリーズは通算2勝目ですが、昨シーズンの「フランス杯」の優勝はテロの影響でショートプログラム(SP)だけの結果でした。
したがって、実質的にはGPシリーズの初勝利といえます。

GPシリーズの第3戦「ロシア杯」。
宇野昌磨はSPで世界歴代3位の高得点を記録し、今季世界最高で自己ベストを更新し、首位に立ちました。
史上3人目の百点超えに手が届きそうでした。
フリースケーティング(FS)で世界歴代6位の得点を記録し、やはり自己ベストを更新しました。
惜しくもスペインのハビエル・フェルナンデスに逆転されて2位になりましたが、2季連続のGPファイナル進出を一番乗りで決めました。

そして迎えたGPファイナルで宇野昌磨は昨シーズンに続いて3位に入りました。
4連覇を達成した羽生結弦をFSの得点でかなり越えています。
これまで懸命に背中を追いかけてきた羽生結弦と戦えるという手応えを得られたでしょう。

実は、宇野昌磨はフィジカルトレーニングとメンタルコントロールに取り組みました。
その成果が現れたのか、今シーズンは練習どおりの動きが試合で出ています。
4回転フリップを含む高難度ジャンプを本番で決められるようになりました。

宇野昌磨は試合の都度、レベルアップした演技を見せています。
私はシニアデビューの頃から、どこか高橋大輔に重なる表現力に魅了されてきました。

2016年全日本フィギュアスケート選手権が今週から行われます。
一番大きな注目が集まるのが、何といっても羽生結弦との対決です。
宇野昌磨は相当な重圧を感じながら演技を行うことになるでしょう。
しかし、大舞台でも実力を出せるようになっています。
私は宮原知子にいくらか近い「安定感」さえ感じています。
大崩れする姿を見せないのも、戦ううえで強みとなります。

羽生結弦が破綻のない滑りを見せれば優位は揺るぎません。
技術でも表現でも群を抜いており、他の選手を寄せつけません。

しかし、私は宇野昌磨が勝つ可能性は決して小さくないと思っています。
いや、十分にありえるでしょう。
追われる立場の羽生結弦により大きなプレッシャーがかかることも考えられます。
私は、どちらのファンも手に汗を握る「頂上決戦」になることを期待しています。

◆書き加え(12月22日)

羽生結弦がインフルエンザを発症し、全日本選手権を欠場することになりました。
本人は当然として、ひどく落胆しているのが宇野昌磨でしょう。
戦ったうえで初優勝を勝ち取るのでなくては、喜びも半減です。
私はひょっとして羽生結弦を倒せるかもしれないと思っていました。

二人の激突が見られないのはとても残念です。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル。
男子シングルの宇野昌磨は、惜しくも昨シーズンと同じ3位に留まりました。
しかし、羽生結弦、スペインのハビエル・フェルナンデスという3百点超えを経験している二人の王者に挑み、表彰台に立ったのは立派でした。
表情にどこかあどけなさの残る18歳です。
私は、この先がとても楽しみ・・・。

ショートプログラム(SP)。
4回転フリップを決めましたが、4回転トウループで転んで4位と出遅れました。
相当な緊張と気負いが伝わってきました。
表情が硬く、動きと切れが鈍かった。

フリースケーティング(FS)。
練習では、前日に振るわなかった高難度ジャンプを決め、復調を感じさせました。
冒頭の4回転フリップを見事に決め、加点をもらいました。
続く4回転トウループはステップアウトしてしまいました。
が、崩れることなく、その後は何とか演技をまとめました。
宇野昌磨はパーソナルベストを更新し、3位と巻き返しました。
4位と3位では大違いです。
SP5位から躍進した2位の米国のネイサン・チェンと0.34点差でした。

実は、FSはGPファイナル4連覇を成し遂げた羽生結弦をかなり越えています。
「湧きあがる感情を体で表現することを考えて練習している」と語るとおり、表現力に磨きがかかりました。
それでも細かいミスが出て、本人はまったく満足していません。

宇野昌磨は昨シーズンから関係者やファンの期待が一気に高まりました。
無心で滑っていた頃に感じなかったプレッシャーがのしかかってきます。
宇野昌磨が背中を追いかける羽生結弦と点数以上の差があるように思います。
もうちょっとで手が届きそうになってからが大変なのでしょう。
重圧からなのか、伸びやかさもやや薄れたように思います。

まずは全日本フィギュアスケート選手権でどこまで羽生結弦に迫れるか、羽生結弦を慌てさせられるかでしょう。
このブログで幾度か記していますが、2018年平昌五輪は二人で1位と2位を獲れます。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨。

羽生結弦は先だってカナダで行われた「オータム・クラシック」において、世界で初めて「4回転ループ」を成功させました。
宇野昌磨は4月に公式試合において、世界で初めて「4回転フリップ」を成功させました。
互いに強烈な刺激を与えあったことでしょう。

宇野昌磨はその後、さらに「ジャパンオープン」で4回転フリップを成功させました。
国内で初披露でしたので会場の緊張が高まりましたが、冒頭に軽やかに跳び、難なく着氷しました。
しかも、GOE(出来栄え点)で2点を得ました。

この大会はフリースケーティング(FS)だけですから非公認になりますが、自己ベストを更新して、日本を2連覇へ導く力となりました。
技術点で世界王者、スペインのハビエル・フェルナンデスに差をつけたことも大きな自信につながったでしょう。

宇野昌磨はシニア参戦2年目の今シーズン、「大会に臨むメンタルコントロール」を課題としています。
1年目の昨シーズン、全日本選手権はともかくとして初出場の世界選手権は気持ちが空回りしてしまい、7位に終わった苦い経験があります。
2018年平昌五輪のプレシーズンに当たり、試合へ向けた心の築き方・整え方をいろいろ試してみるようです。

羽生結弦は2014年ソチ五輪で金メダルを獲得するなど実力と実績で日本はもとより世界のライバルを圧倒しています。
しかし、宇野昌磨が昨シーズンに大きな活躍を見せるとともに将来の可能性を示しました。
長らく憧れと尊敬の対象だった羽生結弦をいまは本気で追い越したいと考えています。
それが現実味のない話と笑うファンはいないでしょう。

始まったばかりの今シーズンですが、宇野昌磨の成長が羽生結弦の進化を促していることがはっきりと見て取れます。
相乗効果はきわめて大きい。
二人が切磋琢磨を続ければ、日本の男子シングルは何年か安泰でしょう。

世界を見渡しても羽生結弦と宇野昌磨がジャンプの高難度化を引っ張っています。
平昌五輪で羽生結弦が4回転フリップを跳び、宇野昌磨が4回転ループを跳ぶなら、得点は大きく伸びます。
表彰台の1位と2位に立つことも夢でありません。

ところで、二人の直接対決は12月のフィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルと年末の全日本フィギュア選手権になりそうです。
私は、プライドがぶつかりあう、レベルの高い戦いがおおいに楽しみ・・・。

◆書き加え(10月7日)

私が個人的に思うこと。

宇野昌磨にはもともと定評のある「表現」を磨きあげてほしい。
しかし、オリンピックで勝とうとすれば、ジャンプの強化を図ることを優先せざるをえません。
「技術」を伸ばすのが高得点の近道です。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

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和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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