コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

宇野昌磨平昌金

宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ

ようやくたどり着いた2つの結論とは

先日のブログ「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」の続きです。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨はオリンピックシーズンでもがき苦しみ、本番直前にようやく2つのシンプルな結論にたどり着くことができました。
「.献礇鵐弭柔の難度を下げること!」は前回に述べました。

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宇野昌磨はミスなく滑れるように、ジャンプ構成の難度を下げます。
金メダルを狙う米国のネイサン・チェンが4回転ジャンプ競争を仕掛けるなかで、とても勇気のいる決断を下したといえます。

しかし、それでも絶対に失敗しないプログラムなどありません。
なぜなら、オリンピックで勝利をつかむためには、何とか跳べそうなジャンプを組み込まなければならないからです。
それが四大陸選手権で滑った平昌五輪用プログラムでした。

オリンピックへ向けた心の準備が整う

ところが、宇野昌磨はフリースケーティング(FS)の冒頭の4回転ループで回転不足を取られ、続く4回転フリップは転んでいます。

私はてっきり演技後にうなだれると思ったのですが、宇野昌磨は右手を突き上げながら崩れ落ちました。
そして、試合後に落ち着いたコメントを発しています。

オリンピックへ向けた心の準備が整ったことを感じさせました。

気持ちを切り替えてミスを引きずらず

宇野昌磨は前半の2つの4回転ジャンプについては確実に決められる水準に達していないと考えていました。
うまくいかない事態も想定し、ミスを引きずらずに滑ることを自らに誓っていました。

実際、気持ちを切り替えて2本の4回転トウループを含め、後半の5つのジャンプを決めています。
コンビネーションの4回転−2回転トウループ、単発の4回転トウループは課題になっていましたが、ここをクリアしました。

試合後の「(失敗したジャンプは)じゃんけんに負けたと考えた」という独特の表現に宇野昌磨が苦悩の末につかんだ「悟り」が見て取れます。

巻き返せるように後半の負担を減らす

全日本選手権で基礎点が 1.1倍になる後半に置いていた4回転フリップを前半に移しています。
これにより、後半の難しいジャンプがトリプルアクセルと4回転トウループだけになり、精神的な負担が減りました。
それ以前に、FSの4回転ジャンプを4種類、5本から、サルコウを抜いた3種類、4本に減らしています。
本番でわずかでも心の余裕を持てればGOE(出来栄え点)も得やすくなります。

4年に一度の大舞台で緊張を避けられないのはだれしも同じです。
が、そのうえに、不安だらけの心理状態で臨んでは結果を出せません。

宇野昌磨はオリンピックシーズンに多くのミスを犯し、自信を喪失していました。
本番への最後の調整の機会となった四大陸選手権で悪い流れを食い止められたことが演技後の充実感に満ちた表情になったのでしょう。
私は久し振りになかなかの出来だったと思います。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

宇野昌磨は万全の羽生結弦に勝てない

フィギュア男子シングルでメダル候補と目されているのは、羽生結弦、宇野昌磨、米国のネイサン・チェン、スペインのハビエル・フェルナンデスの4選手です。

羽生結弦が万全のコンディションに復調し、ノーミスで滑ったら宇野昌磨はもちろん、だれも勝てないでしょう。
この選手はいまでも突出していると私は思います。
また、ネイサン・チェンが基礎点の高いジャンプ構成をノーミスで滑ったら、宇野昌磨を上回るかもしれません。

しかし、この時期にライバルの得点を気にしたところでどうにもなりません。
自分が最高の得点を出せそうな作戦を立てて臨むほかにないのです。

宇野昌磨は平昌五輪金メダルに近づく

宇野昌磨は平昌五輪でジャンプ構成の難度を落としてノーミスの演技を目指しつつ、最悪の場合も想定して後半に失敗を挽回できるプログラムにするという結論に至りました。
それでも前半のミスを完全に取り戻せないことは、四大陸選手権で2位に終わった事実から容易に推察できます。

オリンピックの勝利の女神ははたしてだれに微笑むのでしょう。
私は宇野昌磨が四大陸選手権で何とか踏み止まった冷静さと粘り強さを見て、これは平昌五輪で勝てるかもしれないと思いました。

本番ではライバルもどんなミスを犯すか分かりません。
僅差の戦いになり、GOEの差で勝負が決着することも十分にありえます・・・。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

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宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨。
自らのホームページで先ごろ、来シーズンのショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の使用曲を公表しています。

世界のトップクラスの選手の間では、こういうのは「早い者勝ち」ということがあるのでしょうか。
皆、負けず嫌いのはずですから、ライバルとかぶるのは避けたいという心理が働くように思いますが・・・。

宇野昌磨はFSでシニアデビューの2015年シーズンに用いた「トゥーランドット」を2シーズンぶりに選んでいます。

これは2006年トリノ冬季五輪の女子シングルで荒川静香が用いて金メダルを獲得した縁起のいい曲です。
オリンピックの開会式でイタリアのテノール、ルチアーノ・パヴァロッティが歌いました。
(実際に歌っているかは不明です。)
世界的なオペラ歌手のラストステージになっています。

宇野昌磨は初めてのオリンピック出場ですから緊張や負担が大きくなるのは間違いありません。
自分が好きでしかも得意な曲にしたのは賢明で冷静な判断だと思います。
2018年平昌冬季五輪では4回転ジャンプ競争になる可能性が高く、練習に多くの時間を割かなければなりません。
跳ぶ種類も本数も増やし、プログラムの基礎点を引き上げたいはずです。

一度滑った曲なら、振付は違っても「表現面」でそれなりに余裕を持てます。
宇野昌磨は金メダルをしっかりと見据えているという印象を受けました。

SPでアントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」を用います。
ウィンタースポーツなので「冬」を選んでいます。
編曲するにしろ、滑るのが難しそう。
本人は当然、曲の持つ世界観を表現できると考えているのでしょう。
見栄えの面でも、私はちょっと心配です。



トリノ五輪では1位と僅差のSP3位につけた荒川静香がFSの「トゥーランドット」で逆転優勝を収めました。
開催国がイタリアでしたので会場の盛り上がりも凄かった。

宇野昌磨はけがさえなければ、まだ伸びます。
二匹目のどじょうを狙っているわけでないでしょうが、その可能性は十分すぎるくらいにあります。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

⇒2017年4月4日「宇野昌磨の落ち着きが五輪金メダルを引き寄せる」はこちら。

⇒2017年4月2日「羽生結弦の本気、宇野昌磨の成長、平昌金銀確信」はこちら。

⇒2017年4月1日「宇野昌磨、平常心で世界選手権初優勝へ」はこちら。

⇒2017年3月30日「世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち」はこちら。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

⇒2017年3月11日「宇野昌磨、号泣からプライドへ・・・世界選手権」はこちら。

⇒2017年2月27日「宇野昌磨はへろへろの逆転優勝」はこちら。

⇒2017年2月25日「宇野昌磨の札幌冬季アジア大会」はこちら。

⇒2017年2月16日「宇野昌磨は羽生結弦と互角・・・四大陸選手権」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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