NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」。
明治から昭和の混乱期に「赤毛のアン」などの翻訳家として活躍した村岡花子の半生に基づく。
原案は花子の孫・村岡恵理の著書「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」。
脚本は中園ミホ。
とはいえ、あくまでもフィクションらしい。
ヒロイン・安東はな役は吉高由里子。
生涯の友・葉山蓮子(はやま・れんこ)役は仲間由紀恵。
モデルは歌人・柳原白蓮である。
語りは美輪明宏。
毎回の放送の締めに「ごきげんよう。さようなら」。
私はときどきしか見られないが、滅茶苦茶面白い。
インターネットで「花子とアン」の平均視聴率を調べて仰天した。
放送開始から20週連続視聴率21%超えの驚異(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
平均視聴率が24%超えという週もあるようだ(不確か)。
吉高由里子と仲間由紀恵は飛び切りの美人女優である。
二人の起用を決めた時点でぶつかることを期待していたか。
役者としての仲間由紀恵の存在感、そして登場人物としての葉山蓮子の性格が際立つので、ときにヒロインを押しのけてしまう。
それが刺激的である。
「花子とアン」はドラマとしてのシナリオがすっきりと軽快であり、実話が土台ということを忘れさせる。
つくりものという印象が強い。
個人的には、いくらか泥臭い仕上がりのほうが深みとリアリティが増し、もっとのめり込める気がする。
ヒロインへの共感が乏しいのだ。
が、朝ドラは面白いのが何より。
チャネルを合わせるのが習慣になった視聴者が大勢いることは十分にうなずける。
Copyright (c)2014 by Sou Wada
←応援、よろしく!
明治から昭和の混乱期に「赤毛のアン」などの翻訳家として活躍した村岡花子の半生に基づく。
原案は花子の孫・村岡恵理の著書「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」。
脚本は中園ミホ。
とはいえ、あくまでもフィクションらしい。
ヒロイン・安東はな役は吉高由里子。
生涯の友・葉山蓮子(はやま・れんこ)役は仲間由紀恵。
モデルは歌人・柳原白蓮である。
語りは美輪明宏。
毎回の放送の締めに「ごきげんよう。さようなら」。
私はときどきしか見られないが、滅茶苦茶面白い。
インターネットで「花子とアン」の平均視聴率を調べて仰天した。
放送開始から20週連続視聴率21%超えの驚異(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
平均視聴率が24%超えという週もあるようだ(不確か)。
吉高由里子と仲間由紀恵は飛び切りの美人女優である。
二人の起用を決めた時点でぶつかることを期待していたか。
役者としての仲間由紀恵の存在感、そして登場人物としての葉山蓮子の性格が際立つので、ときにヒロインを押しのけてしまう。
それが刺激的である。
「花子とアン」はドラマとしてのシナリオがすっきりと軽快であり、実話が土台ということを忘れさせる。
つくりものという印象が強い。
個人的には、いくらか泥臭い仕上がりのほうが深みとリアリティが増し、もっとのめり込める気がする。
ヒロインへの共感が乏しいのだ。
が、朝ドラは面白いのが何より。
チャネルを合わせるのが習慣になった視聴者が大勢いることは十分にうなずける。
Copyright (c)2014 by Sou Wada
←応援、よろしく!