私は正直、完全に諦めていた。
安藤美姫は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の日本代表切符を手にするという以前に、年末の全日本フィギュア選手権2013に出場することもできないと・・・。
大勢のファン、そしてフィギュアスケートを愛する国民に最後の演技を披露する機会もなく、このままひっそりと消える運命と・・・。
自らの不注意が招いた出来事が原因とはいえ、一時代を画したアスリートの現役引退としてはあまりにさみしすぎる。
安藤美姫は、日本はもちろん世界の頂点に立っている。
彼女にずば抜けた才能を感じて応援してきた私としてはやりきれない気持ちで一杯だった。
⇒2013年7月21日「安藤美姫、人はつまずくために人生を歩む」はこちら。
それが、どうだ!!!
安藤美姫は不死鳥(ふしちょう)のようによみがえった。
東日本フィギュア選手権2013。
安藤美姫は、ショートプログラム(SP)で 41.97点と13位に沈んだ。
大きく出遅れたというより、巻き返しが至難の順位である。
しかし、フリースケーティング(FS)で105.24点と1位。
合計147.21点で2位だった。
五輪代表選考会を兼ねる全日本選手権への出場は5位以内。
SPはジャンプが壊れた。
また、体力が底を突いた。
不安だらけで臨んだフリーは演技時間も長い。
ダブルアクセル−ダブルループのコンビネーションでステップアウトした。
が、ほかのジャンプはミスなくこなし、全体を何とかまとめた。
世界の主要大会でずっと戦ってきたベテランの底力を見せた。
「弱気なままで逃げたくなかった」。
安藤美姫は、このフリーが日本での最後の演技(競技会)になるかもしれないと思った。
自分で選んだ道なので悔いを残したくないと、気持ちを切り替えた。
会場を埋めたファンも彼女の頑張りを後押しした。
本人によれば、体力もさることながら、脚の筋力が低下しているとのこと。
滑りにスピードが乏しく、ジャンプにも悪影響を及ぼしている。
また、スピンとステップでレベルを取れないので、得点を伸ばせない。
彼女の本来の姿には程遠い・・・。
⇒2013年7月12日「安藤美姫演技…優しく豊かな情感で包み込む」はこちら。
安藤美姫は「日本よりも練習に集中できる」と、イタリアへ渡った。
全日本選手権に備えるため、2試合ほど国際大会に出場しながら現地で1カ月ほど滑り込む。
故障あがりの韓国のキム・ヨナ(金妍児)とも戦うようだ。
⇒2013年10月25日「安藤美姫、平昌五輪でキム・ヨナと戦え!」はこちら。
ソチオリンピック出場へ、安藤美姫は恐ろしく険しい道が続く。
全日本選手権が競技人生を総括する大舞台になるかもしれない。
私は、この目にしっかりと焼きつけておきたい。
⇒2013年10月19日「安藤美姫、全日本選手権3位以内への課題」はこちら。
◇◆◇
安藤美姫に関するブログは以下のとおり。
⇒2013年10月25日「安藤美姫、平昌五輪でキム・ヨナと戦え!」はこちら。
⇒2013年10月21日「安藤美姫は平昌オリンピックを狙える!」はこちら。
⇒2013年10月19日「安藤美姫、全日本選手権3位以内への課題」はこちら。
⇒2013年10月6日「フィギュア日本女子代表選考レースは混戦」はこちら。
⇒2013年9月28日「安藤美姫、SPマイウェイとFS火の鳥でソチへ」はこちら。
⇒2013年8月18日「華原朋美と安藤美姫…行方不明の噂」はこちら。
⇒2013年7月21日「安藤美姫、人はつまずくために人生を歩む」はこちら。
⇒2013年7月12日「安藤美姫演技…優しく豊かな情感で包み込む」はこちら。
⇒2013年7月7日「安藤美姫、出産・子育て・未婚でソチ表彰台へ」はこちら。
Copyright (c)2013 by Sou Wada
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安藤美姫は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の日本代表切符を手にするという以前に、年末の全日本フィギュア選手権2013に出場することもできないと・・・。
大勢のファン、そしてフィギュアスケートを愛する国民に最後の演技を披露する機会もなく、このままひっそりと消える運命と・・・。
自らの不注意が招いた出来事が原因とはいえ、一時代を画したアスリートの現役引退としてはあまりにさみしすぎる。
安藤美姫は、日本はもちろん世界の頂点に立っている。
彼女にずば抜けた才能を感じて応援してきた私としてはやりきれない気持ちで一杯だった。
⇒2013年7月21日「安藤美姫、人はつまずくために人生を歩む」はこちら。
それが、どうだ!!!
安藤美姫は不死鳥(ふしちょう)のようによみがえった。
東日本フィギュア選手権2013。
安藤美姫は、ショートプログラム(SP)で 41.97点と13位に沈んだ。
大きく出遅れたというより、巻き返しが至難の順位である。
しかし、フリースケーティング(FS)で105.24点と1位。
合計147.21点で2位だった。
五輪代表選考会を兼ねる全日本選手権への出場は5位以内。
SPはジャンプが壊れた。
また、体力が底を突いた。
不安だらけで臨んだフリーは演技時間も長い。
ダブルアクセル−ダブルループのコンビネーションでステップアウトした。
が、ほかのジャンプはミスなくこなし、全体を何とかまとめた。
世界の主要大会でずっと戦ってきたベテランの底力を見せた。
「弱気なままで逃げたくなかった」。
安藤美姫は、このフリーが日本での最後の演技(競技会)になるかもしれないと思った。
自分で選んだ道なので悔いを残したくないと、気持ちを切り替えた。
会場を埋めたファンも彼女の頑張りを後押しした。
本人によれば、体力もさることながら、脚の筋力が低下しているとのこと。
滑りにスピードが乏しく、ジャンプにも悪影響を及ぼしている。
また、スピンとステップでレベルを取れないので、得点を伸ばせない。
彼女の本来の姿には程遠い・・・。
⇒2013年7月12日「安藤美姫演技…優しく豊かな情感で包み込む」はこちら。
安藤美姫は「日本よりも練習に集中できる」と、イタリアへ渡った。
全日本選手権に備えるため、2試合ほど国際大会に出場しながら現地で1カ月ほど滑り込む。
故障あがりの韓国のキム・ヨナ(金妍児)とも戦うようだ。
⇒2013年10月25日「安藤美姫、平昌五輪でキム・ヨナと戦え!」はこちら。
ソチオリンピック出場へ、安藤美姫は恐ろしく険しい道が続く。
全日本選手権が競技人生を総括する大舞台になるかもしれない。
私は、この目にしっかりと焼きつけておきたい。
⇒2013年10月19日「安藤美姫、全日本選手権3位以内への課題」はこちら。
◇◆◇
安藤美姫に関するブログは以下のとおり。
⇒2013年10月25日「安藤美姫、平昌五輪でキム・ヨナと戦え!」はこちら。
⇒2013年10月21日「安藤美姫は平昌オリンピックを狙える!」はこちら。
⇒2013年10月19日「安藤美姫、全日本選手権3位以内への課題」はこちら。
⇒2013年10月6日「フィギュア日本女子代表選考レースは混戦」はこちら。
⇒2013年9月28日「安藤美姫、SPマイウェイとFS火の鳥でソチへ」はこちら。
⇒2013年8月18日「華原朋美と安藤美姫…行方不明の噂」はこちら。
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⇒2013年7月7日「安藤美姫、出産・子育て・未婚でソチ表彰台へ」はこちら。
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