コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。

宮原知子ブログ

ハマちゃんとサーさんコンビ、GPファイナルの感動

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルの女子シングルが終わりました。
宮原知子はショートプログラム(SP)もそうでしたが、時間の長いフリースケーティング(FS)も丁寧に滑り切りました。
熱烈なファンの妻のうれしそうなこと・・・。

宮原知子は 210点台に乗せましたが、残念ながら表彰台に届きませんでした。
(とはいえ、別格のアリーナ・ザギトワを除けば、2位とわずか2.79点差です。)
FSでジャンプに回転不足などが出て、得点を伸ばせませんでした。
五輪代表選考レースで優位に立ちたいとの欲が出て、いくらか緊張が高まったのでしょう。
無意識のうちにけがの再発を恐れ、慎重になっていたのかもしれません。
私は、最大の原因は疲労の蓄積だと考えます。
復帰後はGPファイナルへの繰り上げ出場など、スケジュールが過密でした。
踏み切りの弱さや動きの切れのなさにそれが表れています。

しかし、いったん心身を休ませればこれらは解消できます。
平昌五輪代表切符のかかる全日本フィギュアスケート選手権までにきちんと調子を立て直してくるでしょう。
私は何の心配もしていません・・・。



宮原知子が短期間でここまで調子を取り戻すとは驚きです。
「この子は地道な練習を積み重ねて地味に開花したけれど、一番の目標だったオリンピック出場を果たせない」。
よくよく運のない選手だと気の毒に思っていたのです。
ところが、復帰わずか2戦目と3戦目で日本女子のエースということを再認識させました。

私がGPファイナルの演技を見て改めて感じたのは、1年弱のブランクがプラスになっているということでした。
SPも得点の伸びなかったFSもかちっと美しい。
(これなら舞妓としても十分にやっていけます。)

⇒2015年12月13日「宮原知子、京都舞妓の風情が漂う」はこちら。

人間的な成熟がもたらされたのか、全体的な印象が明るく開放的になり、表情が生き生きとしています。
自分と向かい合えた時間、スケート以外と触れ合えた時間が一回りも二回りも大きくしました。
(内向的で神経質な優等生という雰囲気が消えています。)
精神力の強さとそれを反映した演技の安定感にさらに磨きがかかっています。



宮原知子は「練習の虫」と評されてきました。
肝心のオリンピックシーズンにその練習を行えない状況に陥りました。
苦悩と焦りに押し潰されても不思議でありません。

むろん本人も大変でしたが、濱田美栄コーチも大変だったでしょう。
「何とか全日本選手権に間に合わせてやりたい」と願ったはずです。
おそらく互いに、はやる気持ちを抑え、辛抱を重ねました。

濱田美栄コーチは宮原知子の心の状態を前向きに保ち、体の状態を冷静に判断しながら、徐々に体力を取り戻させ、慎重に練習を積ませました。
その結果がぎりぎりのタイミングでの再生につながっています。



私は尊敬と親しみ込め、あえて「濱田美栄コーチをハマちゃん」「宮原知子選手をサーさん」と呼ばせていただきます(映画『釣りバカ日誌18』より)。

釣りの師匠・ハマちゃんと弟子・スーさんの信頼で結ばれたコンビは絶妙でした。
濱田美栄コーチと宮原知子選手の「努力」に対する信念で結ばれたコンビはとても堅固でした。
二人にとり最大の難局に直面しても揺らぐことはありませんでした。
気概と情熱を持って立ち向かっています。

1年近くの困難を乗り越えてつかんだGPファイナルでの手応えには、言い尽くせない感懐と価値があったことでしょう。
この二人の間に言葉は不要です。
(試合後の薄暗い通路で目を見て話さなくても通じるのです。)

「何にも言わなくていいです。何にも言わなくてもお気持ちはよ〜く分かります」(映画『釣りバカ日誌18』より)。

ハマちゃんとサーさん、ほんとうにお疲れさまでした。
感動をありがとう!!!
私はGPファイナルの演技に溢れ出た「生きざま」に胸が一杯になりました。
内面に、生きるひたむきさが詰まっています。

きょうだけは軽い祝杯を挙げ、全日本選手権へ向けて英気を養ってほしい・・・。
(おっと、宮原知子は19歳でした。ジュースにしてください。)
(落ち着いているので未成年ということを忘れてしまいます。)

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年12月8日「宮原知子、GPファイナルは全日本へのステップ」はこちら。

⇒2017年12月2日「宮原知子、GPファイナル出場のマイナス」はこちら。

⇒2017年11月29日「宮原知子は2位に僅差の4位なら平昌五輪代表へ」はこちら。

⇒2017年11月28日「宮原知子へ全日本選手権2位狙いのすすめ」はこちら。

⇒2017年11月27日「宮原知子は全日本選手権2017へ復活をアピール」はこちら。

⇒2017年11月25日「宮原知子はスケートアメリカで 210点に届く」はこちら。

⇒2017年11月15日「宮原知子の復帰で平昌五輪代表争いは大混戦」はこちら。

⇒2017年11月14日「宮原知子は焦りを抑え、全日本選手権に合わせる」はこちら。

⇒2017年11月12日「宮原知子の復帰戦の演技に胸が熱くなる」はこちら。

⇒2017年11月10日「宮原知子がGPシリーズNHK杯で復帰する」はこちら。

⇒2017年10月9日「宮原知子は試練と競争を乗り越えて平昌五輪代表へ」はこちら。

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宮原知子、GPファイナルは全日本へのステップ

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルが名古屋で行われます。
女子シングルで大会の直前に繰り上げ出場が決まった宮原知子が6日、会場でフリースケーティング(FS)「蝶々夫人」の曲をかけての通し練習に臨みました。
ルッツ−トウループの連続3回転ジャンプなどを決めています。
調子はかなりよさそうです。

復帰2戦目のGPシリーズ第6戦「スケートアメリカ」で素晴らしい演技を見せ、優勝を飾っています。
北米に残ってショートプログラム(SP)とFSの手直しを行い、12月4日に帰国したばかりです。

宮原知子はGPファイナルで2015年、2016年と連続で銀メダルを獲得しています。
金メダルでなかったので大きな注目を集めませんでしたが、実はこれは凄いことです。
今大会は1番手だったロシアのエフゲニア・メドベージェワがけがで欠場しており、優勝に色気が出ても不思議でありません。
ここで目立たなくてもいいので、私は地味に滑ってほしい。

宮原知子は平昌五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権へ向けて、じっくりと調整を進められるはずでした。
私は「GPファイナル出場がマイナスにならなければ」と案じていますが、本人は「試合も一つの練習。場数を踏むいいチャンス」と捉えています。

⇒2017年12月2日「宮原知子、GPファイナル出場のマイナス」はこちら。

宮原知子はけがが回復し、ようやく練習を積めるようになりました。
危ないのは、体が動くようになったときでしょう。
つい無理をしてしまいます。
しかし、あくまでも五輪代表切符がかかる全日本選手権へのステップと位置づけています。
考え方がしっかりしており、大丈夫でしょう。

自分を信じ、五輪代表選考レースのライバルとなる樋口新葉の出来を気にしないことです。



この日は国際オリンピック委員会(IOC)からロシアの平昌五輪出場禁止が発表されました。

⇒2017年12月6日「平昌五輪ロシア出場禁止も五輪旗での個人出場可能」はこちら。

宮原知子は「自分のことに精一杯で考えられない。でも、どの国の選手も五輪には出場してほしい」と語っています。
おそらくエフゲニア・メドベージェワもアリーナ・ザギトワも個人として出場してきます。

◆書き加え(12月8日)

30年近く選手の指導に携わってきた濱田美栄コーチは宮原知子を「辛抱の天才」と評しました。
知り尽くしているとはいえ、何と的確な表現なのでしょう。
「あれだけ真面目にコツコツ練習する子は初めて」と語っています。

その宮原知子は8日の公式練習で3回転ルッツ―3回転トウループ、3回転ループ、ダブルアクセルを次々と決めるなどノーミスの滑りでした。
私としては抑え気味に滑ってもらいたい気持ちもありますが、これだけ調子がよさそうだと期待してしまいます。

◆書き加え(12月8日)

先ほどSPが終わりました。
宮原知子は自己ベストに迫る 74.61点でした。
とても落ち着いて丁寧に滑っており、楽しんでいるように見えたくらいです。
しかし、全員が70点を超すハイレベルな戦いとなり、3位に留まっています。
樋口新葉も素晴らしい演技で 73.26点でしたが、5位に留まっています。
表情がとても硬かったのですが、冒頭のジャンプを決めて勢いに乗りました。
日本勢は二人とも上出来でした。

首位はカナダのケイトリン・オズモンドの 77.04点、2位はロシアのアリーナ・ザギトワの76.27点 でした。
FSでの勝負でしょう。
宮原知子も樋口新葉も表彰台に上る可能性を感じさせてくれました。

気が早いですが、平昌五輪代表は二人で決まりかな・・・。

◆書き加え(12月9日)

先ほどFSが終わりました。
宮原知子は 210点台に乗せましたが、残念ながら表彰台に届きませんでした。
私には1年弱のブランクがプラスになっているように思えます。
よく頑張りました。

平昌五輪代表切符のかかる全日本フィギュアスケート選手権までわずかです。
復帰後はGPファイナルへの繰り上げ出場など、スケジュールが過密になって疲労が蓄積しているはずです。
実績十分のベテランらしく、うまく調子を整えてほしいですね。
(といっても、まだ19歳です。)

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年12月2日「宮原知子、GPファイナル出場のマイナス」はこちら。

⇒2017年11月29日「宮原知子は2位に僅差の4位なら平昌五輪代表へ」はこちら。

⇒2017年11月28日「宮原知子へ全日本選手権2位狙いのすすめ」はこちら。

⇒2017年11月27日「宮原知子は全日本選手権2017へ復活をアピール」はこちら。

⇒2017年11月25日「宮原知子はスケートアメリカで 210点に届く」はこちら。

⇒2017年11月15日「宮原知子の復帰で平昌五輪代表争いは大混戦」はこちら。

⇒2017年11月14日「宮原知子は焦りを抑え、全日本選手権に合わせる」はこちら。

⇒2017年11月12日「宮原知子の復帰戦の演技に胸が熱くなる」はこちら。

⇒2017年11月10日「宮原知子がGPシリーズNHK杯で復帰する」はこちら。

⇒2017年10月9日「宮原知子は試練と競争を乗り越えて平昌五輪代表へ」はこちら。

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宮原知子、GPファイナル出場のマイナス

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル女子シングル。
ロシアのエフゲニア・メドベージェワが右中足骨骨折で3連覇のかかるGPファイナルを欠場することになりました。
男子シングルでは羽生結弦がGPシリーズ第4戦「NHK杯」を棄権し、5連覇のかかるGPファイナルに進出できませんでした。

どちらも平昌五輪金メダルの最有力候補です。
GPファイナルの欠場は致し方ないとし、はたしてオリンピックの大舞台に間に合わせられるのでしょうか。

⇒2017年11月23日「ザギトワがメドベージェワに勝つGPファイナル」はこちら。

シニア1年目で劇的な成長を遂げたロシアのアリーナ・ザギトワが勝利を収めるでしょう。
いまや平昌五輪金メダルの最有力候補になったといっても過言でありません。
それくらい勢いがあります。
しかし、ロシアはドーピング問題で出場できるかどうかは微妙です。

⇒2017年11月20日「平昌五輪フィギュアはロシア不出場か」はこちら。

エフゲニア・メドベージェワの棄権により、補欠の宮原知子が繰り上がりで出場することになりました。
本来なら喜ぶべきですが、けがから復帰間もない宮原知子にとっては大きなリスクをともないます。
せめてもの救いは、GPファイナルが名古屋で開催されることです。
海外と比べ、心身の負担がかなり小さくなります。
平昌五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権まで2週間もありませんので、コンディションを整えるのがきわめて難しくなります。

⇒2017年11月28日「宮原知子へ全日本選手権2位狙いのすすめ」はこちら。

NHK杯から2週間後の第6戦「スケートアメリカ」で 210点台半ばを記録しました。
私は「得点の伸びが急すぎる」との印象を受けました。
宮原知子は時間をかけ、慎重に練習を重ねることがベストでしょう。

私は日本女子エースとして全日本選手権で代表切符をつかんでほしいと思っていますが、GPファイナル出場がマイナスにならないように祈ります。

⇒2017年11月29日「宮原知子は2位に僅差の4位なら平昌五輪代表へ」はこちら。

五輪代表選考レースをリードする樋口新葉に勝っておきたいという気持ちはあって当然ですが、GPファイナルは通過点と位置づけ、日本選手権に照準を合わせてほしい。
宮原知子はけがの再発だけは避けなければなりません。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年11月29日「宮原知子は2位に僅差の4位なら平昌五輪代表へ」はこちら。

⇒2017年11月28日「宮原知子へ全日本選手権2位狙いのすすめ」はこちら。

⇒2017年11月27日「宮原知子は全日本選手権2017へ復活をアピール」はこちら。

⇒2017年11月25日「宮原知子はスケートアメリカで 210点に届く」はこちら。

⇒2017年11月15日「宮原知子の復帰で平昌五輪代表争いは大混戦」はこちら。

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⇒2017年11月10日「宮原知子がGPシリーズNHK杯で復帰する」はこちら。

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宮原知子は2位に僅差の4位なら平昌五輪代表へ

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第6戦「スケートアメリカ」女子シングル。
最終戦でした。

宮原知子は復帰2戦目でしたが、第4戦「NHK杯」から2週間でかなり状態を上向かせています。
現時点で完璧に近い滑りだったのではないでしょうか。
持ち味の安定感も戻りつつあります。
苦しいけがとの格闘が強い「メンタル」をさらに強くしたようです。
何より大きな自信を取り戻したことでしょう。

彼女の熱烈なファンである妻は自分のことのように完全復活を喜んでいます(←おそらくこっそりと泣いています)。

宮原知子は懸念された体力の不安もフリースケーティング(FS)で吹き飛ばしてみせました。
復帰へ向けた練習ではジャンプをかなり抑えましたが、基礎的な滑りやステップ、スピンを繰り返しました。
地道な努力が今大会の正確なスケーティングにはっきりと表れています。
「つらい時期を乗り越えてよかった」と語っています。

大混戦が予想される平昌五輪代表選考レースですが、私が宮原知子の演技を見て思ったのは五輪代表に送り出したいということでした。
全日本フィギュアスケート選手権で宮原知子が2位と僅差の4位までならば、五輪代表に選んでほしい。
ここでいう僅差とは、5点以内です。
むろん、1位か2位なら無条件です。
(本人もそれを狙っています。)

宮原知子は練習を積んでいく過程で、けがが再発することがないとはいえません。
しかし、アクシデントが起こらなければ、調子はよくなる一方です。
オリンピックを迎える頃にちょうどピークに達するのでないでしょうか。

宮原知子は五輪代表有力候補のなかで最年長になりました。
経験と実績に裏打ちされた落ち着いた演技は見事です。
けががなければ日本女子のエースでした。
大舞台で力を発揮してくれると思います。

◆書き加え(11月29日)

このブログは書き溜め記事です。

私はGPシリーズを第5戦まで見て、日本の女子シングルの選手に伸び悩みを感じました。
平昌五輪の代表2枠の選考は、全日本選手権での一発勝負しかないと思いました。

⇒2017年11月21日「平昌女子フィギュアは全日本一発勝負がいい」はこちら。

ところが、宮原知子が最終戦で復活を遂げました。
私はここまでの演技と得点は予想していませんでした。
やはりエースと呼べるのは宮原知子のほかにいません。

⇒2017年11月16日「全日本フィギュア女子シングルは 210点前後の戦い」はこちら。

全日本選手権は当初考えていた 210点台後半から 220点台前半のハイレベルな戦いになりそうです。
エースが復活を遂げ、代表選考レースがぐっと引き締まります。

◇◆◇

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宮原知子へ全日本選手権2位狙いのすすめ

フィギュアスケート女子シングルの宮原知子がグランプリ(GP)シリーズ第6戦「スケートアメリカ」でほぼ完璧な演技を見せ、優勝を飾っています。
休養明け2戦目で当然のように勝ってしまうとは驚きです。
(本人もここまでの出来は想像していなかったでしょう。)
2週間前に行われた第4戦「NHK杯」から階段を2つほど上りました。

宮原知子は体型的には身長が低く、骨格ががっちりしていましたが、体重の増加を懸念していたのでしょう、がりがりという印象でした。
しかし、けがから復帰した宮原知子は体つきがふっくらとし、女性らしさが出てきました。
顔もふくよかになり、表情を含めた「表現力」がずいぶん豊かになりました。
(体全体も大きく感じられました。)

宮原知子は今大会後に痛みが出なければ、平昌五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権へ向け、トレーニングの強度を上げていきます。
体力を養いながら調子を整えていくわけですが、彼女のことですから落ち着いて取り組むことでしょう。
考え方がしっかりしており、焦りもコントロールできます。

宮原知子は全日本選手権3連覇の実績を持ちます。
もちろん4連覇を成し遂げていいのですが、オリンピック代表選考の観点からいえば宮原知子が全日本選手権で2位になるのが一番もめません。
この結果なら、だれもが納得しますし、日本スケート連盟も胸をなでおろします。

宮原知子は試合に戻ってこられたことを何より喜んでいるはずです。
そもそも最大の目標はオリンピックに出場することでした。
全日本選手権4連覇にこだわりすぎると、けがの再発などのアクシデントが起こりかねません。
私は今シーズンの宮原知子に余裕の「2位狙い」をすすめます。
夢の大舞台で滑る自分の姿を思い描きながら慎重に、慎重に練習を積んでほしい。
実力からして、おのずと結果はついてきます。

◆書き加え(11月27日)

宮原知子は優勝を収め、結果として平昌五輪代表候補のライバルの樋口新葉のGPファイナル出場を支援する形になりました。
もっともそんなことを気にするような彼女でないでしょう。
日本女子のGPファイナル進出ゼロを防ぎました。

◇◆◇

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宮原知子は全日本選手権2017へ復活をアピール

フィギュアスケートの女子シングル。
宮原知子は左股関節疲労骨折の回復に手間取り、長期にわたって休養せざるをえませんでした。
グランプリ(GP)シリーズ第4戦「NHK杯」で約11か月振りに実戦に復帰したばかりです。
それもけがの再発を恐れ、高難度ジャンプの練習を積めない状態で臨んでいます。
が、この大会で 190点強、5位というまずまずの成績を収めました。

宮原知子は第6戦「スケートアメリカ」のショートプログラム(SP)で首位に立っています。
予想より高得点だったのでしょう、濱田美栄コーチと目を合わせ、ちょっと驚いた表情を見せています。

冒頭の連続3回転ジャンプの後半でステップアウトしています。
が、3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半)はきれいに決めました。
スピンも正確にこなし、持ち味の安定感がかなり戻っています。

私はスケートアメリカで 210点台に届けば十分だと考えていました。
目安としてはSPで70点、フリースケーティング(FS)で 140点です。
今大会で 70.72点でしたので、得点から眺めれば至って順調といえます。
必死に滑っているはずですが、表情も柔和になっています。
(神経質そうな印象が薄らいでいます。)

宮原知子が大変なのはSP1位で迎えるFSです。
いくら平常心で臨もうと努めても、アスリートですから勝ちたいという「欲」が出てくるのは当然でしょう。
また、2018年平昌五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権2017へ向けて復活をアピールしたいでしょう。
それと、FSは演技時間が長くなり、高難度ジャンプの本数も増えますので、はたして体力が持つかどうか心配です。

FSでも狙いどおりの得点を出せるなら、わずか2週間で20点高めたことになります。
全日本選手権で 220点に届くかもしれません。

◆書き加え(11月27日)

これは書き溜め記事ですが、FSが終わりました。
宮原知子がFSでも143.31点で1位となり、214.03点で2015年NHK杯以来の通算2勝目を挙げました。
体力の不安を感じさせない素晴らしい出来でした。

ジャンプを次々に決め、観客がステップを手拍子で盛り立てました。
コンディションが上がっただけでなく「実戦感覚」が戻ってきたのでしょう。
あまり危なげがありません。

得点が表示されると、右手で不自然にガッツポーズをしました。
惜しい、この辺りはもうちょっと精進が必要でしょう。
(自分に似合わないことをむりにやるのはやめましょう。)
大丈夫、はにかんだ表情をしているだけで気持ちは伝わってきます。

◇◆◇

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宮原知子はスケートアメリカで 210点に届く

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第6戦「スケートアメリカ」女子シングル。
試合会場で公式練習が行われ、宮原知子は3回転ルッツ―3回転トウループのコンビネーションジャンプを跳ぶなど、入念に調整しました。
左股関節の疲労骨折から復帰した第4戦「NHK杯」は5位に終わりました。
しかし、痛みの再発はなかったとかで本人も濱田美栄コーチも胸をなでおろしました。

宮原知子は「NHK杯よりいい演技をしたい」と控えめに語っています。
全日本フィギュアスケート選手権で平昌五輪の代表切符をつかむために、とりあえず 210点を念頭に置いているはずです。
NHK杯後に練習を積めていれば、いくらか体力が戻り、ジャンプもよくなっているでしょう。
本来の実力に照らし、スケートアメリカで 210点に手が届いても不思議でありません。

平昌五輪代表選考レースは大混戦なので全日本選手権での一発勝負になると私は思います。
しかし、宮原知子に関しては同大会3連覇の実績があるのでGPシリーズの成績が加味される可能性がないわけでありません。
本人は口に出しませんが、スケートアメリカで表彰台に立っておきたいと考えているはずです。
復活を印象づけられ、関係者の不安を払拭することができます。
(けががなければ、本命でしたので・・・。)

⇒2017年11月21日「平昌女子フィギュアは全日本一発勝負がいい」はこちら。

また、全日本選手権では代表2枠を争う有力選手が極度の緊張から得点をあまり伸ばせない展開になりそうです。
最悪だと 210点を挟んだ低調な戦いになることもあります。
むろん、この得点ではオリンピックで表彰台に立つのは到底不可能です。

⇒2017年11月16日「全日本フィギュア女子シングルは 210点前後の戦い」はこちら。

スケートアメリカでは男子シングルに第1戦「ロシア杯」を制した米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンが登場します。
おそらく基礎点の高い攻めのプログラムで圧勝を収めようとしています。
オリンピックは神経戦でもあり、それまでに強さをライバルに印象づけたいはずです。
今大会で高難度ジャンプの成功率を高められるなら、有力な金メダル候補に浮上するでしょう。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年11月15日「宮原知子の復帰で平昌五輪代表争いは大混戦」はこちら。

⇒2017年11月14日「宮原知子は焦りを抑え、全日本選手権に合わせる」はこちら。

⇒2017年11月12日「宮原知子の復帰戦の演技に胸が熱くなる」はこちら。

⇒2017年11月10日「宮原知子がGPシリーズNHK杯で復帰する」はこちら。

⇒2017年10月9日「宮原知子は試練と競争を乗り越えて平昌五輪代表へ」はこちら。

⇒2017年5月17日「宮原知子はメドベージェワを超えたのか」はこちら。

⇒2017年4月29日「宮原知子、五輪代表への試行錯誤」はこちら。

⇒2017年3月22日「宮原知子欠場でどうなる平昌五輪代表3枠」はこちら。

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宮原知子の復帰で平昌五輪代表争いは大混戦

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル第4戦「NHK杯」の女子シングル。
宮原知子がついに11か月ぶりに復帰しました。
これにより、2018年平昌五輪代表2枠を争う選手が揃いました。
実績が抜群の宮原知子、成長が著しい三原舞依と樋口新葉、そしてシニアデビューを果たした本田真凜です。

宮原知子は当初から五輪代表選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権に照準を絞っていたようです。
NHK杯5位という結果にショックを受けていると思っていましたが、本人は計画よりも早めに仕上がっていると語りました。
ジャンプの練習に取り組めたのは10月とのことですから、あの出来で十分だったのかもしれません。

昨シーズンに躍進した三原舞依はGPシリーズ第3戦「中国杯」で4位に終わっています。
GPファイナル進出には第5戦「フランス杯」で1位を取ることが絶対条件です。
頑張ってほしいと思っていますが、厳しそうです。

⇒2017年11月9日「三原舞依、GPファイナル進出は厳しい」はこちら。

樋口新葉は第1戦「ロシア杯」で3位、第3戦「中国杯」で2位となり、GP進出を果たせそうです。
とくにロシア杯では素晴らしい演技を見せました。

⇒2017年11月8日「樋口新葉は別人、いったい何が起こったのか」はこちら。

本田真凜はGPシリーズ第2戦「スケートカナダ」で5位、第3戦「中国杯」で5位に沈みました。
短期間で得点を大幅に上積みするのは現実的に難しそうです。
他の3選手に後れを取りました。

⇒2017年11月7日「本田真凜、五輪代表選考レースから脱落か」はこちら。

GPファイナルで樋口新葉が表彰台に上れば、いくらか有利になります。
が、決め手になるわけでありません。
女子シングルの代表争いは大混戦で予想がつきません。
全日本選手権での「一発勝負」になると思います。
おそらく1位と2位がそのまま代表切符をつかみます。

◆書き加え(11月14日)

宮原知子がGPシリーズ第6戦「スケートアメリカ」の後に北米に残り、振付師の指導のもとで完成度を高めるようです。
ショートプログラム(SP)「SAYURI」はカナダのローリー・ニコル、フリースケーティング(FS)「蝶々夫人」は米国のトム・ディクソンになります。
治療が最優先だったためにブラッシュアップが必要なのでしょう。

宮原知子はGPシリーズ「NHK杯」の後に五輪出場を絶対に諦めないと語りました。
このときは191.80点でしたので、全日本選手権までに30点前後を積み上げなければなりません。
はたして間に合わせられるのでしょうか。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年11月14日「宮原知子は焦りを抑え、全日本選手権に合わせる」はこちら。

⇒2017年11月12日「宮原知子の復帰戦の演技に胸が熱くなる」はこちら。

⇒2017年11月10日「宮原知子がGPシリーズNHK杯で復帰する」はこちら。

⇒2017年10月9日「宮原知子は試練と競争を乗り越えて平昌五輪代表へ」はこちら。

⇒2017年5月17日「宮原知子はメドベージェワを超えたのか」はこちら。

⇒2017年4月29日「宮原知子、五輪代表への試行錯誤」はこちら。

⇒2017年3月22日「宮原知子欠場でどうなる平昌五輪代表3枠」はこちら。

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宮原知子は焦りを抑え、全日本選手権に合わせる

フィギュアスケート女子シングルの宮原知子。
「派手さ」はありませんが、これほど着実に成長を遂げた選手はほかに思い当たりません。
一つずつステップを上ってきました。

演技の正確さとジャンプの安定感が際立ちました。

2013年シーズン、15歳でシニアデビューを果たし、五輪代表選考会を兼ねた全日本フィギュアスケート選手権でショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)でノーミスの演技を見せて4位になりました。

鈴木明子が引退し、浅田真央が休養した2014年シーズン、全日本選手権でSP2位から逆転優勝を遂げています。
そして、世界フィギュアスケート選手権でいきなり銀メダルをつかみました。
宮原知子はこれ以降、日本女子を牽引する活躍を見せ、「エース」と呼ばれるまでになります。

2015年シーズン、フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ「NHK杯」を制し、その勢いでGPファイナルで2位に入りました。
全日本選手権で2連覇、四大陸フィギュアスケート選手権で優勝を飾っています。

この間、課題とされた「表現」も徐々に改善されています。

2016年シーズン、GPファイナルでSPとFSの自己ベストを塗り替え、2年連続で2位に入りました。
全日本選手権で2位の樋口新葉に15点差をつける圧勝で3連覇を成し遂げました。
ここまでの歩みは至って順調でした。

しかし、アスリートとして最大の目標としていたオリンピック出場まで後1年というところで暗転しました。
年明けに左股関節の疲労骨折が判明しました。
実は、GPファイナルや全日本選手権で痛みを感じていました。
当初はその現実を受け入れられず、呆然自失の状態でした。

そして、治療とリハビリに専念するためにすべての試合を欠場しました。
休養中はスケートのことを考えないようにし、映画や音楽に親しむように努めたそうです。
練習漬けだった宮原知子にとり、もっともつらい日々を過ごしたことになります。

宮原知子はGPシリーズ第4戦「NHK杯」で11か月ぶりに復帰し、5位に留まりました。
この時点でGPファイナル出場は絶望的になりました。
第6戦「スケートアメリカ」でジャンプを戻すことを課題に挙げました。
しかし、焦りを抑え、全日本選手権に照準を合わせると語りました。

宮原知子はSP70点台、FS 140点台が必須と考えているようです。
私の推察では、三原舞依と樋口新葉の出来にもよりますが、全日本選手権は 210点代後半から 220点代前半の戦いになります。
また、そうでなくてはオリンピックで表彰台に立てません。
調整の不足や実戦感覚の欠如が案じられますが、「五輪を諦めない」と語っています。

宮原知子が欠場した世界選手権で日本勢は振るわず、平昌五輪の出場枠が「2」に減りました。
その後、三原舞依や樋口新葉が世界の舞台を経験して目覚ましい成長を遂げています。
同じリンクで練習する本田真凜もシニアデビューを果たしています。

代表選考レースは熾烈を極めるはずですが、大きな試練を乗り越えた宮原知子にはさらなる「強さ」が備わっていることでしょう。

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宮原知子の復帰戦の演技に胸が熱くなる

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第4戦「NHK杯」。
女子シングルでは宮原知子が11か月近いブランクを経て出場しています。
3連覇を成し遂げた昨年の全日本フィギュアスケート選手権後に判明した左股関節の疲労骨折の治療休養からの復帰です。

宮原知子がリンクに姿を現すと地元の関西ということもあり、会場は一段と大きな歓声に包まれました。
「この舞台にやっと戻ってこられた」と感無量だったようです。

「想像していたよりは緊張しなかった」とのことですが、実戦から遠ざかっていましたのでわりと好調だった練習のような演技はできませんでした。
やむをえないことです。

ショートプログラム(SP)では冒頭の3回転ルッツ+3回転トウループのコンビネーションジャンプがルッツは回転不足、トウループは2回転になっています。
その後の3回転ループ、ダブルアクセルは決めました。
スピンはレベル4を得ています。
演技構成点も8点台を取っています。
が、自己ベストにまるで及ばない 65.05点の6位です。

フリースケーティング(FS)では前半の3回転フリップ、後半の3回転サルコウがともに2回転になるほか、ジャンプにミスが相次ぎました。
126.75点で合計191.80点の5位に終わっています。

宮原知子がけがの回復に努めている間に、三原舞依や樋口新葉、本田真凜などの十代半ば過ぎの選手が台頭しました。
しかし、復帰戦のNHK杯でとりあえず滑ることができて安堵の表情を浮かべました。
それなりの手応えをつかめたということでしょう。

私が演技を通じて感じたのは、苦悩を乗り越えた宮原知子の人間的な成長でした。
音楽や映画に親しんで刺激を受け、アイスショーの衣装もデザインしたそうです。
復帰戦ですから緊張があって当然なのですが、柔和な印象です。
優等生一辺倒の正確な滑りから、表情が豊かになり、表現が磨かれています。
演技に深みが増したのでないでしょうか。
私はFSを見ていて胸が熱くなりました。

宮原知子は今後、ジャンプの精度と演技の完成度を高めていきます。
それ以前に、プログラム全体を滑り切る体力をつけていきます。
2週後のGPシリーズ第6戦「スケートアメリカ」に出場しますが、いくらか得点を伸ばせるはずです。

そして、その先にあるのは、念願の平昌五輪への出場です。
年末の全日本選手権での2枠の代表争いはいったいどうなるのでしょう。
私は皆を応援していますが、弾かれる選手が心配になってきました。
凄まじく厳しい戦いになります。

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宮原知子がGPシリーズNHK杯で復帰する

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第4戦「NHK杯」女子シングル。
ついに日本女子のエース・宮原知子が登場します。
昨年12月の全日本フィギュアスケート選手権で3連覇を達成した直後に左股関節疲労骨折が判明し、戦線を離脱していました。
けがの回復が思わしくなかったのか、それとも調整が間に合わなかったのか、今シーズンの初戦に予定していた10月の「フィンランディア杯」を回避しています。
万全を期すために下した判断だったはずです。

「練習の虫」と呼ばれてきた宮原知子にとり、それを思いどおりに積めない期間は言葉に表せないほどのつらさ、そして焦りと向かい合ったのでないでしょうか。
私が妻から聞いた情報によれば、その代わりにトレーニングを(しっかりと)積み、でん部(の周辺)に相当な筋肉がついたようです。
ならば、高難度ジャンプを跳ぶ際に安定感が一段と増すことになります。

しかし、体が大丈夫だとしても大会から1年近く遠ざかっており、実戦感覚が鈍っているはずです。

宮原知子は昨年の全日本選手権で2位の樋口新葉に15点以上の大差をつける214.87点を叩き出しました。
濱田美栄コーチに優勝を狙いなさいとリンクに送り出され、見事に勝ち切っています。
宮原知子が治療休養中に三原舞依や樋口新葉が得点を伸ばしたといっても、本来の実力を発揮するならば優勝候補の筆頭でしょう。
ただし、3人が得点上でほぼ並んでおり、今年の全日本選手権は余裕がないはずです。

4年に一度のオリンピックへの出場はトップクラスのアスリートにとって最大の目標です。
はたして五輪代表選考会を兼ねる全日本選手権で2枚しかない切符を手にすることができるのでしょうか。
コンディションがどこまで上がっているかもNHK杯でおおよそ判明します。
国内では無敵だった昨シーズンの強さを取り戻しているのかどうか。

宮原知子は苦しみを乗り越えた分、人間的にさらに成長を遂げているかもしれません。
もともと何事においても自らを律することのできる選手でした。
全日本選手権では1年弱のブランクを感じさせない滑りを見せてほしい。
こちらがはらはらすることもなく高難度ジャンプを正確に跳びそうな気もします。

宮原知子と同じマネジメント会社に所属する卓球の石川佳純が「自分のために頑張って」とエールを送りました。
私も同感です。
二人は10月に初めて食事をともにする機会を持っています。
「真面目でこつこつというのをテレビを通じて知っていたので刺激を受けました」と語っています。

なお、NHK杯には男子シングルの羽生結弦も出場しますが、こちらは何の不安もなく、私の関心はそれほど高くありません。
平昌五輪の本番にピークを持っていけるなら、おのずと連覇を成し遂げると考えています。
GPファイナルも全日本選手権も羽生結弦にとって通過点にすぎません。
12月の2大会で頑張りすぎないことです。

◆書き加え(11月8日)

このブログは書き溜め記事を家族にアップしてもらっています。

宮原知子が公式ブログで、復帰戦へ向けた練習を続けるホームリンクにファンから届けられたメッセージブックの写真を掲載しました。
多くの応援メッセージが一冊にまとめられています。
「皆さまの応援を力に頑張ります」と綴っています。

宮原知子が非公式練習に参加しています。
「調子はまあまあです。自分ができることをやりたいです」と笑顔で語りました。
長い間休んでいましたので、いまは楽しみという気持ちのほうが大きいでしょう。
公式練習、そして直前練習と徐々に緊張が高まっていくかもしれません。

◆書き加え(11月9日)

宮原知子がピンクの衣装をまとい、公式練習に登場しています。

ショートプログラム(SP)「SAYURI」の曲をかけ、冒頭の3回転ルッツ―3回転トウループのコンビネーションジャンプを決めました。
続く3回転ループは着氷がやや乱れましたが、最後のダブルアクセルは成功しました。

調子は戻りつつあるようですが、ぶっつけ本番に不安を感じていることでしょう。

世界女王、ロシアのエフゲニア・メドベージェワがいますので、宮原知子としては何とか2位に食い込みたいところです。
ロシア杯でエフゲニア・メドベージェワに次ぐ2位となったイタリアのカロリーナ・コストナーを上回ることができるでしょうか。
回復具合を推察するバロメーターとなります。

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⇒2017年2月8日「宮原知子がけがで欠場、五輪出場枠大ピンチ」はこちら。

⇒2017年2月2日「宮原知子で大丈夫なのか・・・緊張と重圧」はこちら。

⇒2017年1月31日「宮原知子は悪くても表彰台・・・世界選手権枠取り」はこちら。

⇒2016年12月25日「宮原知子は転んでください」はこちら。

⇒2016年12月24日「宮原知子は危なげなし・・・全日本女王」はこちら。

⇒2016年12月14日「宮原知子に五輪出場枠の重圧 世界フィギュア選手権2017」はこちら。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

⇒2016年12月4日「私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ」はこちら。

⇒2016年12月3日「宮原知子に喝、「いつやるか」「いまでしょ」」はこちら。

⇒2016年12月2日「宮原知子は伸び悩み・・・得意のジャンプで苦労」はこちら。

⇒2016年12月1日「エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ」はこちら。

⇒2016年10月29日「宮原知子は3連覇・・・2016年全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」はこちら。

⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

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宮原知子は試練と競争を乗り越えて平昌五輪代表へ

私が最新情報を持っていないだけのことかもしれませんが、宮原知子はどうしているでしょう。
練習を続けられる状態まで回復しているのでしょうか。

振り返れば、宮原知子は2013年末の全日本フィギュアスケート選手権でノーミスの演技を披露しましたが4位に留まり、ソチ五輪出場を逃しました。
2014年シーズン、「練習の虫」は地道な努力を開花させました。
2014年末の全日本選手権でショートプログラム(SP)2位から初優勝を収めました。
2015年世界フィギュアスケート選手権で銀メダルに輝き、トップスケーターの仲間入りを果たしました。

その後、課題とされた「表現力」の向上に取り組み、その成果が表れていました。
自信をつけるにつれて情感を出せるようになり、演技の魅力が高まりました。

スーパースターの浅田真央が休養や不調の間、日本女子シングルを支えつづけ、全日本選手権で3連覇を成し遂げました。
国内では「勝ちにいって勝つ」ことができるまでになりました。
派手さはありませんが、至って順調に成長の階段を上ってきました。
しかし、名実ともにエースとなり、出場を目標としていたオリンピックシーズンに一転して苦境に陥ります。

2016年の終わりに感じていた痛みが左股関節の疲労骨折と判明しました。
2017年の四大陸フィギュアスケート選手権や世界選手権などを欠場するはめになりました。
とりわけ世界選手権で平昌五輪の代表枠が「2」に減ったことは残念だったでしょう。
それ以前に責任も痛感したでしょう。

宮原知子といえども全日本選手権で結果を出さなくては五輪代表に選ばれません。
三原舞依や本田真凜といった若手が一気に力をつけました。

・・・現状、宮原知子は練習が足りず、コンディションが整っていないようです。
初戦はいつになるのでしょうか。
フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズの「NHK杯」という情報もあります。
間に合わせられるのでしょうか。

年末まで時間がありません。
厳しい試練と熾烈な競争を乗り越え、五輪出場を叶えてほしい。

◆書き加え(10月8日)

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズに出場する選手が記者会見に出席しました。
けがからの復活を目指す宮原知子も含まれていました。

フリップに手書きした今シーズンのテーマは「初志貫徹」。
平昌五輪に絶対に出場するとの決意を表しました。
いよいよ代表選考レースの本命の登場となります。
全日本女王としてのプライドもあり、三原舞依や本田真凜に負けるわけにいきません。

練習で自分ができるすべてのジャンプを跳んでおり、プログラムを通して演じられるようになりました。
復帰戦は「NHK杯」とか。
元気な滑りを見せてくれることでしょう。

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宮原知子はメドベージェワを超えたのか

フィギュアスケートの女子シングル。
宮原知子は全日本フィギュアスケート選手権で3連覇を果たしましたが、左股関節の疲労骨折でシーズン後半の試合を欠場しています。

その間、三原舞依やジュニアの本田真凜が目覚ましい成長を遂げました。
2018年平昌冬季五輪の日本女子の代表枠は2になり、日本女王も安泰でなくなっています。

この間、宮原知子は自分に迫ってくる若手の活躍を見ながら、試合に出られない悔しさを味わったことでしょう。
また、練習の虫ですので、それができない自分に焦りを感じたことでしょう。

ところが、私は宮原知子が離脱前に見せたフリースケーティング(FS)の演技が高く評価されていることを知りました。
米メディアが行ったファン投票でFSナンバーワンに輝いています。
映画「スター・ウォーズ」のレイア姫へのオマージュが大勢の心をとらえたようです。

世界フィギュアスケート選手権で余裕の2連覇を飾ったロシアの妖精、エフゲニア・メドベージェワを抑えています。
私は日本選手を応援していますからうれしいのですが、率直に言って驚きました。
日本女王が世界女王を超えるという逆転現象です。
悶々とした日々を過ごしてきた宮原知子への大きなプレゼントとなりました。

おそらく評価されたのはフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルの演技です。
ショートプログラム(SP)で自己ベストを記録しました。
さらにFSでおおよそ完璧な滑りを見せています。
演技構成点がすべての項目で8点台後半だったことも強い印象を与えた原因でしょう。

宮原知子は惜しくも合計点でエフゲニア・メドベージェワに敗れました。
それでも世界最強とされるロシア勢と勝負できる実力を証明しています。

宮原知子は猛烈な練習を積んできたために、体力の心配がありませんでした。
FSでの安定した高難度ジャンプがそれを物語っています。
しかし、オリンピックシーズンにそれが許されなくなりました。

これまでの得点では五輪の表彰台に立てないはずです。
私は代表選考会を兼ねる全日本選手権までに宮原知子がどのように自己ベストを更新するかに興味津々です。
表現を含めた演技全体の完成度を磨くつもりでしょう。
(けがの恐れがあり、いたずらにジャンプの基礎点を引き上げられないのでは?)

・・・私がファン投票の結果で不思議だったのは、3位に樋口新葉、4位に米国の長洲未来が入っているのに三原舞依が入っていなかったことです。
ノミネートされなかったのかな?

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宮原知子、五輪代表への試行錯誤

フィギュアスケートの女子シングル。
宮原知子が久しぶりに人前に姿を現しました。
日本スケート連盟の優秀選手表彰祝賀会です。
フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル2位、全日本フィギュアスケート選手権3連覇などが評価されています。

宮原知子は左股関節の疲労骨折の影響で4大陸フィギュアスケート選手権、世界フィギュアスケート選手権を欠場しています。
公の場に出るのは全日本選手権以来です。

ヘアスタイルを変えたせいか元気そうに見えます。
自身をリフレッシュしたかったのかもしれません。
休養を余儀なくされ、焦りを抑え込むのは大変だったでしょう。

試合に出られなかった日々はテレビで応援したり、リハビリに励んだりしていました。
リハビリが順調に進み、かなり回復してきたようです。
陸上で走り込みやジャンプなどを行ってきましたが、5月から氷上練習を始める予定です。
「みんなと会うことができ、頑張りたいという気持ちが強くなりました」と語っています。



宮原知子は全日本選手権で危なげなく3連覇を飾りました。
しかし、3か月ほどの休養の間に三原舞依や樋口新葉が急成長を遂げました。
さらに、オリンピックシーズンには本田真凜などの十代半ばの有力選手がシニアデビューを果たします。

宮原知子は五輪代表が確実という状況でなくなっています。
若い選手は伸び代を残しており、短期間で劇的に伸びるかもしれません。
(宮原知子も19歳なので若いですが・・・。)

宮原知子はずっと「練習の虫」とされてきました。
それにより自信と安心を得てきたところもあったはずです。
試合に出られなかったことはつらかったでしょう。
が、練習を積めなかったことはもっとつらかったでしょう。
戸惑いやら不安やらに苦しみました。

宮原知子は例年よりスタートが遅れますので、オリンピックシーズンにハンディを負うことになります。
新しいプログラムをつくるのは6〜7月とか。
演技の完成度を高めていくには決して時間が十分といえません。

それ以前に、自分の体調に応じた新しい練習のペースを築くまでが試行錯誤の連続になるでしょう。
これまでより練習の「量」を減らしながら、いかに練習の「質」を高めていくか。
オリンピックで表彰台に立つためにジャンプの基礎点を引き上げることも考えなければなりません。
大変です。

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宮原知子欠場でどうなる平昌五輪代表3枠

3月29日から世界フィギュアスケート選手権が開幕します。
会場はフィンランド・ヘルシンキになります。
期待が膨らむところですが、日本スケート連盟は女子シングルの宮原知子が左股関節の疲労骨折の影響で欠場すると発表しました。

宮原知子は2018年平昌冬季五輪の国別出場枠がかかる世界選手権への出場を目指し、3月からジャンプの本格練習を再開していました。
しかし、関係者によれば「骨がきれいにくっついていない状態」とか。
痛みから満足な練習を積めず、ベストパフォーマンスを行えないという結論に至りました。
本人が謝罪のコメントを発表しています。

日本女子は全日本フィギュアスケート選手権3連覇中のエースが不在のまま大一番に臨みます。
2006年トリノ冬季五輪から3大会続く「最大3枠」の確保が危うくなっています。

四大陸フィギュアスケート選手権優勝の17歳、三原舞依、全日本選手権2位の16歳、樋口新葉が出場します。
二人はシニア転向1年目であり、しびれるような世界選手権の大舞台を経験していません。
そして宮原知子に代わり、補欠の20歳、本郷理華が出場します。
3年連続なので経験は豊富ですが、今シーズンはけがのせいか調子がよくありません。
それと率直に言って、大舞台に強くないという印象を受けています。

世界選手権で上位2人の順位合計が「13以内」なら最大3枠を保てます。
が、「14〜28」だと2枠に減ります。
世界で見ると、今シーズンの自己ベストは三原舞依が5位、樋口新葉が9位、本郷理華が14位です。
そのままなら上位2人の合計が14になり、海外勢のミスがなければ3枠は難しい。
先日のフィギュアスケート世界ジュニア選手権で15歳の本田真凜が出した自己ベストがいかに高得点だったか分かるでしょう。

日本女子は今シーズン、10代半ばの選手が急成長を遂げており、平昌五輪出場は超難関となります。
世界ジュニアで活躍した本田真凜、16歳の坂本花織がシニアに転向します。
26歳の浅田真央が代表入りを狙っていることは言うまでもありません。

世界選手権の出場3選手には猛烈な重圧がかかるでしょうが、日本のためというより自分のために頑張ってもらうしかありません。
三原舞依に痛みがなく、樋口新葉に勢いが戻っていれば、かろうじて大丈夫でしょう。

このブログで幾度か述べたとおり、私は宮原知子のけがが公表された時点で世界選手権への出場は間に合わないと思っていました。
同時に、ここで無理をすると来シーズンを棒に振りかねない、選手生命を終わらせかねないとも思っていました。

また、世界ジュニアが行われた台北で浜田美栄コーチが慎重に語った内容から、宮原知子は調整が進んでいないと考えていました。
(浜田美栄コーチも来シーズンを案じています。)

宮原知子がエースとしての自覚と責任感からぎりぎりまで頑張っていたのは分かりますが、このタイミングでの発表は遅すぎます。
結果として、補欠選手を含む関係者により大きな負担をかけることになりました。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年3月16日「宮原知子の調子と浅田真央の経験 世界フィギュア」はこちら。

⇒2017年3月4日「宮原知子が世界フィギュア選手権に強行出場」はこちら。

⇒2017年2月8日「宮原知子がけがで欠場、五輪出場枠大ピンチ」はこちら。

⇒2017年2月2日「宮原知子で大丈夫なのか・・・緊張と重圧」はこちら。

⇒2017年1月31日「宮原知子は悪くても表彰台・・・世界選手権枠取り」はこちら。

⇒2016年12月25日「宮原知子は転んでください」はこちら。

⇒2016年12月24日「宮原知子は危なげなし・・・全日本女王」はこちら。

⇒2016年12月14日「宮原知子に五輪出場枠の重圧 世界フィギュア選手権2017」はこちら。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

⇒2016年12月4日「私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ」はこちら。

⇒2016年12月3日「宮原知子に喝、「いつやるか」「いまでしょ」」はこちら。

⇒2016年12月2日「宮原知子は伸び悩み・・・得意のジャンプで苦労」はこちら。

⇒2016年12月1日「エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ」はこちら。

⇒2016年10月29日「宮原知子は3連覇・・・2016年全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」はこちら。

⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

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宮原知子の調子と浅田真央の経験 世界フィギュア

フィギュアスケートの女子シングル。
宮原知子が3月末からヘルシンキで行われる世界フィギュアスケート選手権2017の出場へ向けて練習を本格化させていることが日本スケート連盟から発表されました。
宮原知子は左股関節の疲労骨折で全治4週間と診断され、四大陸フィギュアスケート選手権と冬季アジア大会を欠場していました。
2018年平昌冬季五輪の国別出場枠がかかりますので強い出場意欲を見せています。
日本女子エースとしての立場も責任も自覚しています。

日本スケート連盟の小林芳子強化部長が先週末に練習を視察したところでは、左足の爪先をつくトウループは抑え気味にしながらも、ドクターやトレーナーの指示に従って調整を行っています。
すでに3回転−3回転のコンビネーションジャンプを跳び、プログラムを通して滑っています。

ただし、宮原知子は痛み止めを飲んでいます。
要は、痛いということ。

浜田美栄コーチは宮原知子が出たがっていると語りました。
しかし、オリンピックシーズンに響くかもしれず、本人の意思を大切にしつつも冷静に状況を見極めていくそうです。
選手を守るため、出場に関する明言を避けるのはコーチとして当然です。
私はけがの報道を聞いた時点で避けたほうがいいと考えていました。
来シーズンどころか、選手生命を棒に振る恐れがあります。

⇒2017年3月4日「宮原知子が世界フィギュア選手権に強行出場」はこちら。

宮原知子が欠場すると日本女子の3枠確保は難しくなりますが、仕方ありません。
このブログで述べていますが、けがの回復と滑りの復調は間に合わないはずです。
世界選手権まで2週間を残すだけになっています。
本人が一番悔しいでしょうが、やめたほうがいいのでは・・・。

若い三原舞依と樋口新葉に頑張ってもらうほかにないでしょう。
私は浅田真央がこれまで果たしてきた役割の大きさを改めて感じざるをえません。
やはり彼女の経験は頼りになります。
コンディションがよくなっているなら世界選手権で滑ってもらいたいくらいです。

⇒2017年3月12日「浅田真央は大丈夫、3度目の五輪出場へ」はこちら。

⇒2017年3月1日「浅田真央はどうしているのだろう」はこちら。

⇒2017年1月28日「浅田真央といきものがかりは放牧へ」はこちら。

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宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年3月4日「宮原知子が世界フィギュア選手権に強行出場」はこちら。

⇒2017年2月8日「宮原知子がけがで欠場、五輪出場枠大ピンチ」はこちら。

⇒2017年2月2日「宮原知子で大丈夫なのか・・・緊張と重圧」はこちら。

⇒2017年1月31日「宮原知子は悪くても表彰台・・・世界選手権枠取り」はこちら。

⇒2016年12月25日「宮原知子は転んでください」はこちら。

⇒2016年12月24日「宮原知子は危なげなし・・・全日本女王」はこちら。

⇒2016年12月14日「宮原知子に五輪出場枠の重圧 世界フィギュア選手権2017」はこちら。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

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宮原知子が世界フィギュア選手権に強行出場

フィギュアスケートの女子シングル。
宮原知子は昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルの前から痛みを抱えていました。
その後の精密検査で左股関節の疲労骨折が判明し、全治4週間と診断されました。
そして2月の四大陸フィギュアスケート選手権と冬季アジア大会を棄権しました。

その宮原知子ですが、日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長によれば、3月に入って本格的な練習を再開しました。
全日本フィギュアスケート選手権3連覇の彼女は日本女子エースとしての自覚が十分です。
2018年平昌冬季五輪の国別出場枠がかかる世界フィギュアスケート選手権に出場するという意志は揺るぎません。
また、指導に当たる浜田美栄コーチもその責任の重さを承知しています。

宮原知子はここまで治療とリハビリにより順調に回復してきました。
すでに3回転ループは跳んでいます。
もっとも負担のかかる3回転トウループなど、他の高難度ジャンプはドクターと相談しながら跳ぶタイミングを探っています。

世界選手権は3月29日〜4月2日にフィンランド・ヘルシンキで行われます。
私は正直、宮原知子は間に合わないと考えていました。
同時に、先の長い競技人生のためにも無理をすべきでないと思っていました。
おそらく自身による今回の決断は強行出場に近いのでは・・・。

宮原知子が調子を戻せるなら、日本女子が2006年トリノ冬季五輪から守ってきた最大3枠は大丈夫です。
とはいえ、1か月足らずで万全の状態を望むのは現実的でないという気もします。

3枠確保には上位2選手の合計順位が「13」以内でなければなりません。
四大陸選手権で優勝した17歳の三原舞依が実力を出せれば、それなりの順位に食い込めるでしょう。
(彼女が5位以内だと可能性は高まるはずですが、彼女はいまだに病気と闘っています。)
16歳の樋口新葉は調子を崩しました。
初出場の二人に想像を絶するプレッシャーがかかりますので、代表枠確保の行方は宮原知子の出来次第でしょう。

日本が2枠に留まると、十代の有力選手が目白押しの女子シングルは五輪代表選考会を兼ねた全日本フィギュアスケート選手権が恐ろしく熾烈な戦いになります。

世界選手権がどのような結果になるのか、私には予想がつきません。

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宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年2月8日「宮原知子がけがで欠場、五輪出場枠大ピンチ」はこちら。

⇒2017年2月2日「宮原知子で大丈夫なのか・・・緊張と重圧」はこちら。

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⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

⇒2015年12月13日「宮原知子、京都舞妓の風情が漂う」はこちら。

⇒2015年11月30日「宮原知子はわくわくしない」はこちら。

⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

⇒2012年12月30日「宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世」はこちら。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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宮原知子がけがで欠場、五輪出場枠大ピンチ

私はとんでもないニュースに接しました。
フィギュアスケート女子シングルの宮原知子が左股関節を疲労骨折し、四大陸フィギュアスケート選手権と冬季アジア大会を欠場することになりました。
けがは全治4週間とのこと。
昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルの前から痛みが出て治療を続けていたようです。

3月にヘルシンキで行われる世界フィギュアスケート選手権では2018年平昌冬季五輪の出場枠が決まります。
宮原知子は出場する方向で調整するということですが、普通に考えれば間に合うはずがありません。
また、無理を押して出場したとしても、成績(順位)が悪いと意味がありません。

それ以前に自らの「選手生命」を縮めかねません。
大きな危険をともないますので、私は見合わせるべきだと思います。
悔しいでしょうが、来シーズンに備えてほしい・・・。

このブログで述べましたが、高難度ジャンプ競争をあおる採点方法(基準)は世界のトップクラスの選手をけが人だらけにします。

⇒2017年1月7日「フィギュア選手の寿命を縮める採点基準・採点方法」はこちら。

宮原知子がオリンピックで表彰台にのぼろうとすれば、高難度ジャンプを組み込んでプログラムの基礎点を引き上げるしかありません。
おのずと過酷な練習を積みます。
彼女は「練習の虫」ですので、下半身に想像を絶する負荷がかかっていたのでしょう。
とくに平昌五輪の本番会場で行われる四大陸選手権で滑っておきたかった・・・。
気の毒なことです。

宮原知子に代わり、四大陸選手権は20歳の本郷理華、冬季アジア大会は高難度ジャンプが得意の16歳の坂本花織が出場します。

⇒2016年12月17日「坂本花織、大舞台での緊張と動揺」はこちら。

日本女子は、エースのけがで五輪出場枠の見通しがつかなくなりました。
大ピンチです。
出場3選手のうちの上位2選手のポイント(順位)合計が「13」に収まらないと、最大3枠の確保が叶えられません。
私は回復を祈っていますが、そうならないとすると凄まじい重圧がシニア1年目で16歳の樋口新葉、病気と闘う17歳の三原舞依を襲います。
はたして初出場の二人はそれに耐えられるでしょうか。

仮に20歳の本郷理華が出場するとしても2015年は6位、2016年は8位に留まりました。
日本女子は一転、きわめて厳しい戦いになりそうです。

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宮原知子で大丈夫なのか・・・緊張と重圧

全日本フィギュアスケート選手権では1位が宮原知子、2位が樋口新葉、3位が三原舞依と10代の選手が表彰台を独占し、世代交代が一気に進みました。
3人ともスケーティングがよくなり、体の大きく強い海外勢にスピードではあまり見劣りすることがなくなりました。

宮原知子はいろいろなところで点数を堅実に稼げます。
樋口新葉はジャンプの質の高さを示しました。
三原舞依は上位陣でただ一人ノーミスの演技を見せました。
病みあがりとは思えないジャンプの安定感が光ります。

そして、2018年平昌冬季五輪(オリンピック)の国別出場枠がかかる世界フィギュアスケート選手権にこの3選手で臨みます。
最大3枠を獲得するには、上位2選手の順位合計が「13」に収まることが条件となります。
3選手とも大崩れはないはずですが、緊張と重圧が高まる大舞台で演技をまとめることができるでしょうか。

先だってロシアフィギュアスケート選手権が行われました。
女子シングルは高次元の争いになり、実質的な世界フィギュアスケート選手権でないかと思えるほどでした。
いまのロシア勢の強さは突出しています。
若くて個性的なアスリートが次々と現れています。

優勝は世界女王、向かうところ敵なし、進化を止めないエフゲニア・メドヴェーデワです。
2位は新星、アリーナ・ザギトワ、3位は身長の高いマリア・ソツコワ、4位はアンナ・ポゴリラヤ、そして5位は心身の変化の壁にぶつかるエレーナ・ラジオノワです。
老いた私は有力選手の名前を覚えきれません。

さらに米国勢なども表彰台を狙ってきますし、平昌五輪の開催国の韓国から伏兵が現れないとも限りません。

日本は3選手のうち、シニア1年目で15歳の樋口新葉、病気と闘う17歳の三原舞依はどちらも経験不足が否めません。
エースの宮原知子に極度の重圧がかかる状況です。
私は正直なところ、大丈夫かなという不安を感じています。

昨年5位の宮原知子は3位以内が絶対、樋口新葉と三原舞依は8位以内が絶対という気持ちで挑んでほしい。
二人は得点をどれくらい伸ばせるかが問われます。
ならば、日本女子は4大会連続の3枠獲得を叶えられます。

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宮原知子は悪くても表彰台・・・世界選手権枠取り

宮原知子は全日本フィギュアスケート選手権で当然のように3連覇を成し遂げました。
まるで危なげがなく、日本女子のエースという風格さえ漂わせています。
この3連覇は1980年代以降、伊藤みどり、村主章枝、浅田真央の3選手しかいません。
だれもが名選手と認められています。

しかし、私は、宮原知子はまだ肩を並べるレベルに達していないと思います。
彼女はとても謙虚ですから、自分でもそう考えているはずです。
コンスタントな努力と頑張りで実績を残し、徐々に自信をつけてきたところです。

フリースケーティング(FS)では濱田美栄コーチから「狙って勝ちなさい」とリンクに送り出されました。
コーチがわざわざ選手に重圧をかけたことになります。
そして宮原知子は難なく乗り越えました。

「勝ちにいって勝つ」ためには、技術の高さはもとより精神(メンタル)の強さが不可欠です。
このところの課題だった高難度ジャンプの回転不足もほぼ克服しました。
ただし、宮原知子にしては珍しくジャンプなどにちょっとしたミスを犯しました。
本人は「もっと強い気持ちが必要」と振り返りました。

宮原知子は2018年平昌冬季五輪(オリンピック)で金メダルを狙っています。
また、そうでなくてはエースと呼べないでしょう。
おそらく本人はそのために自分の限界や殻を打ち破ろうと練習でもがいています。

2月に平昌五輪の本番会場で行われる四大陸フィギュアスケート選手権で2連覇を叶えるでしょう。
勢いに乗って、3月にフィンランドのヘルシンキで行われる世界フィギュアスケート選手権で世界女王のエフゲニア・メドベージェワなどの年下のロシア勢と戦ってください。
倒すのは至難ですが、悪くても表彰台にのぼってほしいと思います。

宮原知子は置かれた立場が変わり、寄せられる期待が大きくなりました。
エースとしての責任を自覚し、五輪出場枠の獲得に貢献したいと決意を述べています。
自分のことだけを考えているわけにいかず、フィギュア日本女子を引っ張っていかなければなりません。
緊張が高まる本番で、はたして全日本選手権のような落ち着いた演技を見せられるでしょうか。

オリンピックでやれるとの手応えはつかんでください。

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⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

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⇒2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」はこちら。

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宮原知子は転んでください

フィギュアスケート女子シングル。
有望視されるジュニア選手はたいてい「高難度ジャンプ」を跳んで得点を稼いできました。
細く軽いので、あまり苦もなく回れます。
しかし、シニアデビュー後に体形が変化する難しい時期を迎えて成功率が下がります。
さらに、表現の壁にぶつかって伸び悩みます。
マスコミで一時的に注目を集めるのですが、同世代のなかから抜け出す選手が現れません。

しかし、例外が宮原知子でした。
彼女は難なく乗り切り、順調に日本のエースに育ちました。
得意の「技術」を高めながら、課題の「表現」を着実に磨いてきました。
立派だと思います。

そして、宮原知子は何より演技全般の「安定感」が際立っています。
実際、主要大会の公式練習では、高難度ジャンプをいやになるくらい冷静に跳んでいます。
失敗しそうな気配も感じさせません。
しかも、それを本番でも普通にやれるところが素晴らしい。
ライバルは戦う前に絶望的な気分に陥るはずです。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

宮原知子は2018年平昌五輪で表彰台にのぼることを目指しています。
どうせならば一番高いところに立ちたいと願っているはずです。

男子シングルと比べ、女子シングルは「ジャンプ」の水準があまり上がっていません。
世界のトップクラスの選手は「基礎点」がそれほど異なるわけでありません。
宮原知子は空中の時間がちょっと長くなるだけで、見た目の印象がずいぶんよくなります。
ゆったりと跳ぶことで、おそらくGOE(出来栄え点)の加算も引き出しやすくなります。
(また、これまでに取り入れられなかった難しいジャンプに挑めるかもしれません。)

フィギュアスケートのジャンプは恐ろしいほどデリケートです。
踏み切りや空中姿勢がわずかに変わるだけで跳べなくなってしまうようです。

したがって、宮原知子が高さと距離を意識して跳ぶことで転倒などのミスが出るでしょう。
しかしながら、この選手は「バランス」を取るのがとてもうまいと思います。
私はごく短期間で適応できると考えます。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

濱田美栄コーチ、そして宮原知子は「メンタルの弱さ」を語っています。
が、それは「オリンピックで金メダルを獲るうえで」という前提がつくのでは・・・。
私は少なくとも「心が弱い」などとは思いません。
このところプレッシャーのかかる大舞台でも実力どおりの演技を行えるようになりました。
今シーズンの序盤に取られたジャンプの回転不足をただちに克服しています。

宮原知子は、平昌五輪でロシア勢を破って金メダルを獲れます。
さらに、2022年北京五輪への出場も可能です。
そこでの勝利も見据えつつ、ジャンプを含めた演技の「質」を引きあげてほしい。

世界の頂点に立つには、思い切って「リスク」を取ることが避けられません。
オリンピックで転ぶわけにいかないので、いまのうちに転んでください。
大丈夫、バランス感覚と「修正能力」はだれより優れています。

宮原知子の「安定感」は天性のものなのです。
それは類まれな「才能」ということを信じるべきです。
十分に間に合わせられるはずなので、自分の「殻」をいったん壊してほしい。

⇒2016年12月24日「宮原知子は危なげなし・・・全日本女王」はこちら。

大勢のフィギュアスケートファンが共感し、納得し、祝福する「勝利」を見せてください。
得点や順位がすべてではありません。
私は、宮原知子はさらなる高みに達することがかならずやできると考えます。

強さよりも「感動」を!

◆書き加え(12月23日)

宮原知子が全日本フィギュアスケート選手権のショートプログラム(SP)で国際連盟(ISU)非公認ながら自己ベストを更新しました。
3連覇へ向けて余裕の首位発進です。
演技にまったく隙が感じられません。
ジャンプもまったく危うさが感じられません。
正確無比、パーフェクトといえます。

やはり宮原知子は今後の成長次第で平昌五輪の金メダルに手が届きます。

カメラ(テレビ局)にお願いがあります。
日本の女子フィギュア界を引っ張っているエースなのですから、彼女のよさが前面に出るように撮ってください。
あれでは宮原知子に気の毒ですし、失礼です。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月24日「宮原知子は危なげなし・・・全日本女王」はこちら。

⇒2016年12月14日「宮原知子に五輪出場枠の重圧 世界フィギュア選手権2017」はこちら。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

⇒2016年12月4日「私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ」はこちら。

⇒2016年12月3日「宮原知子に喝、「いつやるか」「いまでしょ」」はこちら。

⇒2016年12月2日「宮原知子は伸び悩み・・・得意のジャンプで苦労」はこちら。

⇒2016年12月1日「エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ」はこちら。

⇒2016年10月29日「宮原知子は3連覇・・・2016年全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」はこちら。

⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

⇒2015年12月13日「宮原知子、京都舞妓の風情が漂う」はこちら。

⇒2015年11月30日「宮原知子はわくわくしない」はこちら。

⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

⇒2012年12月30日「宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世」はこちら。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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宮原知子は危なげなし・・・全日本女王

2016年全日本フィギュアスケート選手権。
2017年世界フィギュアスケート選手権の代表最終選考会を兼ねます。
女子シングルは左ひざの慢性的な痛みに苦しんできた浅田真央が姿を見せることになりました。
出場が危ぶまれていましたので、おおいに盛りあがることでしょう。

⇒2016年12月24日「浅田真央が全日本フィギュア視聴率を救う」はこちら。

さて、全日本3連覇がかかる宮原知子はとても落ち着いて公式練習に臨みました。
例により高難度ジャンプを確実に着氷しています。
まったく危なげがない。
また、18歳は憎らしいほど堂々としています。

この調子ですと、自信に満ちたパーフェクトな演技を見せてくれるでしょう。
はたして歓喜のガッツポーズは飛び出すのでしょうか。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

宮原知子が本番で崩れるとは考えられません。
したがって、彼女の優位は揺るぎません。
高難度ジャンプを跳べない浅田真央を寄せつけず、優勝を飾るでしょう。
押しも押されもせぬ「全日本女王」です。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

先のGPファイナルで更新したばかりの自己ベストを再び更新してください。
2018年平昌五輪を見据えたジャンプで魅了してほしい。
強さは分かっていますので、美しさを感じさせてください。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月14日「宮原知子に五輪出場枠の重圧 世界フィギュア選手権2017」はこちら。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

⇒2016年12月4日「私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ」はこちら。

⇒2016年12月3日「宮原知子に喝、「いつやるか」「いまでしょ」」はこちら。

⇒2016年12月2日「宮原知子は伸び悩み・・・得意のジャンプで苦労」はこちら。

⇒2016年12月1日「エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ」はこちら。

⇒2016年10月29日「宮原知子は3連覇・・・2016年全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」はこちら。

⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

⇒2015年12月13日「宮原知子、京都舞妓の風情が漂う」はこちら。

⇒2015年11月30日「宮原知子はわくわくしない」はこちら。

⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

⇒2012年12月30日「宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世」はこちら。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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宇野昌磨は宮原知子と似ている

フィギュアスケート男子シングルは「4回転ジャンプ」の新時代に突入しました。
高い得点を得られるので、勝ちたい選手はどうしても欲張って取り入れたくなります。
しかし、失敗による減点のダメージが大きくなっています。
メダルを獲得するには、プログラムにジャンプ構成を調和させる必要があります。
要は、完全に自分のものにし、演技全体で勝負する気持ちが大切になります。

さて、宇野昌磨は今シーズンからフリップとトウループの2種類の4回転ジャンプを組み込んでいます。
ショートプログラム(SP)で2本、フリースケーティング(FS)で3本、合計5本の4回転ジャンプを跳びます。
3百点を超えられるプログラムにしています。
これにより、シニア2年目の中盤にして羽生結弦と戦えるようになりました。

全日本フィギュアスケート選手権は事実上、二人の一騎打ちになります。
どちらも恐ろしく負けず嫌いのはずです。
意地のぶつかり合いは見応えがあります。

私は羽生結弦も応援しており、彼のすごさと強さを分かっているつもりです。
が、全日本選手権で宇野昌磨が羽生結弦を倒すことになれば、男子フィギュアはますます強く、ますます面白くなります。
宇野昌磨は挑戦者の立場ですので、全力で立ち向かってほしい。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

私は宇野昌磨の肩を持っているわけでありません。
羽生結弦はとても賢い選手で、ライバルの存在を自身の成長の刺激と肥やしにすることができます。
平昌五輪の前に国内で一度敗れることはおそらくプラスに働きます。
羽生結弦は怒りのエネルギーに点火すると、お化けのような点数を叩き出します。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

きょうのブログでは高難度ジャンプに目を向けました。
しかし、私は高橋大輔と重なる「表現力」に魅力を感じてきました。
きっと天性のものでしょう。

また、宇野昌磨は女子シングルのエースの宮原知子と類似点があります。
芯が強いせいか、彼女ほどでないとしても演技の「安定感」が光ります。
素直で真面目な性格が表情や態度ににじみ出ています。
宮原知子を取りあげたブログでも述べましたが、「素直さ」は大成に必須となります。

⇒2016年12月13日「宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか」はこちら。

気持ちを内に秘めるところも似ています。
男女の違いはあっても、小柄な体型も似ています。
生まれ年は違いますが、学年も同じです。
若い二人で全日本フィギュアスケート選手権を盛りあげてください。

・・・私は、宇野昌磨が発した大人のコメントに感心しました。
「日本一になるのが世界一になるのと同じだけ難しいというのは恵まれた環境です」。
いやはや、しびれます。

◆書き加え(12月22日)

羽生結弦がインフルエンザを発症し、全日本選手権を欠場することになりました。
本人は当然として、ひどく落胆しているのが宇野昌磨でしょう。
戦ったうえで初優勝を勝ち取るのでなくては、喜びも半減です。
私はひょっとして羽生結弦を倒せるかもしれないと思っていました。

二人の激突が見られないのはとても残念です。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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宮原知子への疑問 〜ガッツポーズは練習するものか

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル。
女子シングルの宮原知子はロシア勢と戦い、2位に食い込みました。
GPファイナル進出の経緯からすれば、私は大健闘だと思いました。

そのフリースケーティング(FS)の演技直後のインタビュー。
記者から、彼女にしては珍しいガッツポーズを問われ、ちょっと口ごもりながら「先生に言われて・・・」と答えました。
先生とは、おそらく濱田美栄コーチ(もしくは出水慎一トレーナー)のこと。
人から奨められて、という返事に私は驚きました。

宮原知子のガッツポーズの映像を振り返ると、確かに不自然でした。
内から湧き出たものでなく、ためらいながらやっていることが見て取れます。

宮原知子はトップアスリートですから、豊かな才能を備えています。
しかし、基本は、とても真面目な「優等生」なのでしょう。
周囲の支えや教えに素直に従い、何事にも努力を惜しみません。
素直というのは優れた性格であり、「練習の虫」とされるわけです。

宮原知子は、本番では「受験問題」を解くように得点を積み重ねていきます。
取りこぼしが出ないように、とにかく慎重に、そして丁寧に・・・。

フィギュアスケートは競技と芸術の要素を合わせ持ちますので、観る人によっては「感情移入」を望みます。
ちなみに、私は演技に魅了されたいほうです。
選手はむろん勝利を目指しているでしょうが、私は感動を味わいたいのです。
とりわけ「美しさ」に触れたい。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

・・・その後、私は彼女がガッツポーズの練習をしていたことを知りました。
これには正直、呆れました。
会心の演技で自然に飛び出てしまうのがガッツポーズでしょう。
ガッツポーズの練習をしていたアスリートなど、私は初めて聞きました。
宮原知子に疑問を感じます。



私は四半世紀を超えて、社会人の指導に携わってきました。
覚悟を決めてこの職業に就きましたが、一人前の人材を育てるのは恐ろしく骨が折れます。
とくに企業を牽引していける精鋭をつくるのは・・・。
そして、その現場でずっと戦ってきたのが戦後の「学校教育」の弊害でした。

高学歴の若い世代ほどそうですが自発性、とくに「内発性」を失っています。
教えられたとおりにすればいい成績を収められ、先生はもちろん親にほめられました。
その延長線に「偏差値」を物差しとした大学入試がありました。
いまどきの秀才はすっかり均質化しているのです。

子どもの頃から染みついたこの意識と習性は、ちょっとやそっとでは抜けません。
彼らは言われたことをわりと早くそつなくこなせるようになります。
しかし、そこから先はなかなか殻を破れず、まして突き抜けることができません。
自分ならではの価値を築き、輝きを放つまでに至りません。
よくて人材止まりであり、人物と呼べるのはほんの一握りに限られます。

⇒2016年12月4日「私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ」はこちら。

宮原知子(みやはら・さとこ)。
少しずつ改善が図られてきましたが、彼女の演技には個性と魅力がまだ乏しいように感じます。
私には、最難関入試を突破する優秀な受験生の姿とどこか重なって見えます。
この子は、応援はしても、それ以上の気持ちにはさせてくれません。
演技に彼女の「人間」そのものがもっと前面に出てもいい。
まだ18歳ですので、私が欲張りすぎなのか・・・。

「安定感」という最大の持ち味がこれからの成長そして飛躍を妨げるかもしれません。
2018年平昌五輪の表彰台を狙うなら、痛みをともなう自己否定、リスクをともなう脱皮が不可欠になります。
私は、宮原知子はひょっとして一年後の金メダルに間に合うかもしれないと考えます。

育つとは、変わること。
平昌五輪のその先には2022年北京五輪も控えています。
大勢のフィギュアスケートファンに日本女子のエースと呼ぶにふさわしい新しい「宮原知子」をぜひとも示してください。
楽しみに待っています。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月11日「宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技」はこちら。

⇒2016年12月4日「私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ」はこちら。

⇒2016年12月3日「宮原知子に喝、「いつやるか」「いまでしょ」」はこちら。

⇒2016年12月2日「宮原知子は伸び悩み・・・得意のジャンプで苦労」はこちら。

⇒2016年12月1日「エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ」はこちら。

⇒2016年10月29日「宮原知子は3連覇・・・2016年全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」はこちら。

⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

⇒2015年12月13日「宮原知子、京都舞妓の風情が漂う」はこちら。

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⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

⇒2012年12月30日「宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世」はこちら。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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宮原知子は2位と大健闘も、人工的な演技

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル。
女子シングルの宮原知子は大健闘で、2年連続の2位に食い込みました。
日本女子のエースとしてよくぞ頑張りました。
おめでとう、そしてありがとう。

女子シングルは出場6選手のうち、4選手がロシア勢になりました。
日本勢でただ一人出場したのが、とても小さな宮原知子でした。
最終戦のNHK杯で2位に入り、滑り込みの6位でGPファイナル進出を決めました。
これにより日本女子は16季連続でGPファイナル出場を果たすことになりました。

⇒2016年12月1日「エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ」はこちら。

宮原知子はGPシリーズで高難度ジャンプの回転不足を取られるなど、苦戦が続いていました。
とくにスケートカナダで厳しい判定を受けました。
それを意識するあまり、「ミス・パーフェクト」と呼ばれる彼女には滅多にないジャンプでの転倒もありました。
宮原知子は練習できちんと跳べているジャンプが、試合で縮こまってしまいます。
GPファイナルを控え、大舞台での緊張を克服したいと語っていました。

ショートプログラム(SP)。
宮原知子はパーソナルベストで3位につけました。
ジャンプを見事に決め、スピンとステップでレベル4を取りました。
開き直りが功を奏したか、ノーミスの演技でした。

フリースケーティング(FS)。
宮原知子はパーソナルベストを記録しました。
ほぼノーミスの演技でした。
ジャンプも、そしてスピンもステップもしっかりしていました。
(小柄で、もともとスタミナの不安はない選手です。)

よほどうれしかったのでしょう、控えめの彼女が演技後にガッツポーズを見せました。
合計得点でもパーソナルベストを更新し、3位から2位に順位を上げました。

1位は、ロシアの17歳、エフゲニア・メドベージェワです。
世界女王がGPファイナル2連覇を果たしました。
世界歴代2位の高得点ですが、宮原知子は10点以内につけており、立派。
オリンピックまでに絶対に引っ繰り返せない差というわけでありません。

⇒2016年12月2日「宮原知子は伸び悩み・・・得意のジャンプで苦労」はこちら。



宮原知子は出水慎一トレーナーに従い、体の強化に取り組んできました。
その効果が徐々に表れています。

しかし、高難度ジャンプは公式練習では高くゆったり跳べているのに、試合だと低くせわしく回ってしまいます。
失敗や減点を避けようと、余裕を失っているのが分かります。
世界フィギュアスケート選手権やオリンピックなどでのトップクラスとの戦いでは、GOE(出来栄え点)のわずかな差でも順位が変わってきます。
五輪王者の羽生結弦は、FSの汗で審判から加点を引き出しています(←ウソ)。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の汗にGOE加点せよ」はこちら。

宮原知子は多くの経験を積み、実績を残してきましたが、大舞台で本来の実力を出し切ることができません。
濱田美栄コーチは「心が弱い」と嘆きました。

⇒2016年12月4日「私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ」はこちら。

おそらく心と体の委縮が慎重さとして演技に表れます。
(持ち味の「安定感」と裏腹の関係にあるとしたら厄介です。)
それがフィギュアスケートを単純に楽しみたい私にストレスを感じさせるのでしょう。
率直に述べれば「宮原知子の演技は人工的」。

気になり、「人工的」という言葉を三省堂大辞林で調べてみました。
意味としては、「自然のままでないさま。人の手を加えたさま。」。
用例としては、「人工的な風景」「人工的に川の流れを変える」。
人間そのものに用いるわけでありません。
なのに「人工的」という言葉が私の頭に浮かんできました。

宮原知子の演技には強い「抑制」が働いているように感じます。
観る側をのめりこませてくれません。
それには資質だけでなく、メンタルの問題が関わっているのかもしれません。
全日本フィギュアスケート選手権、その先の世界選手権へ、どうか自らを解き放ってください。
もっと大きく、もっと豊かに。もっと明るく、もっと楽しく・・・。
私みたいな素人にごちゃごちゃ言われるようではだめです。

アスリートが孤独と戦い、恐怖と戦い、強敵と戦ううえで「人気」も大切な要素でしょう。
アイスリンクに心地いい“追い風”を吹かせられない選手はオリンピックで勝利を収められません。
宮原知子は、日本女子を引っ張っていかなければならない立場にいます。

◆書き加え(12月11日)

私はたったいま知りました。

演技後のガッツポーズは自然に出たものでなく、先生に言われてやったそうです。
本人によれば、FSは今シーズンで一番思い切って滑れたそうです。
引っ込み思案のはにかみ屋ですから、外見や表情、仕草から変えていくのも一法。

「思わずガッツポーズをしてしまいました」。
裏話を明かさなければ、ばれません。
どこまでも正直な子ですね。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

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私が宮原知子の演技にストレスを感じるわけ

私は「浅田真央」に魅せられ、フィギュアスケートの世界を楽しむようになりました。
やがて日本は男女ともに素晴らしい実績を残し、「フィギュア王国」と称されました。
その流れというか歴史はいまも続いています。
選手とコーチなど関係者の尽力に敬意を表します。

私は思い入れの強い何人かがいないわけでありませんが、すべての日本選手を応援しています。
彼らが世界で活躍する姿を見るのは、私の喜びであり誇りです。

男子シングルは羽生結弦と宇野昌磨が世界選手権と冬季五輪(冬季オリンピック)の表彰台の1位と2位を占めても不思議でないレベルに届いています。
現時点で羽生結弦がモンスターなら、宇野昌磨はプチ・モンスターです。
近い将来、地位が逆転する可能性もないわけでありません。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の汗にGOE加点せよ」はこちら。

ところが、女子シングルは低迷が長引いています。
日本の10代半ばの選手はマスコミやファンに騒がれるほどには台頭していません。
「どんぐりの背比べ」の状態に留まり、すーっと抜け出す選手がなかなか現れないのです。
皆、シニアデビュー前後に伸び悩んでいます。
彼女らが世界の大舞台に上れるようになるのには、いくらか歳月を要します。

私は、実力から眺めても宮原知子が日本女子フィギュアを引っ張っていくのが一番いいと考えます。
そのために、彼女の奮起というより「脱皮」を心から望みます。
おそらくいまのままでは金メダルの候補にさえ入ってきません。

あくまでも専門知識を持たない私の感想です。
宮原知子は得意とされるジャンプに美しさをあまり感じません。
ここでいう「美しさ」は、得点に反映されない類のものかもしれませんが・・・。
ならば競技では意味を持たないことになりますが、私はとても大切だと思います。
これと指摘できませんが、何か、あるいはどこか魅力に欠ける。

それとスケーティングに体の硬さが表れていて、演技全体にしなやかさを感じません。
背が低いというハンディを負うとしても、観客が受ける印象をもっとよくしたい。
海外の大舞台では、美しさをアピールできないと評価(得点)で損をします。
それ以前に、選手本人が会場の盛りあがりのなかで気持ちよく滑ることができません。
審判も人の子なので、会場の雰囲気で採点が左右されます。

そして、私が宮原知子に感じる最大のストレスは、「努力」を確かめながら演技を見なければならないことです。
「おっ、しっかり練習している」「ここはちゃんとやれた」など・・・。
小さく納得しながら「動き」を追う羽目になり、興趣がそがれます。
コーチや解説者じゃあるまいし。

試合の本番で、練習の努力が伝わるようでは未熟でしょう。
超一流のフィギュアスケーターと呼べません。
かつての荒川静香や安藤美姫、浅田真央にそうしたことはありませんでした。
うっとり見入ってしまいました。

私のような素人は余計なことを忘れ、演技をピュアに楽しみたいのです。
宮原知子には、一日も早くその域に達してほしい。
ならば、大舞台の表彰台への道はおのずと開けるでしょう。

◇◆◇

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宮原知子に喝、「いつやるか」「いまでしょ」

宮原知子は日本のエースに上り詰め、期待される「怖さ」を感じるようになりました。
これから世界選手権や冬季五輪(冬季オリンピック)の大舞台が迫るにつれ、幾度も重圧に押しつぶされそうになるでしょう。

宮原知子は世界のトップクラスに勝つために、プログラムの難度を上げています。
GPシリーズ最終戦「NHK杯」に限らず、今シーズンは演技前に緊張が伝わってきます。
とくに高難度ジャンプの前に体と動きが硬くなっています。

ショートプログラム(SP)で転倒した翌日のフリースケーティング(FS)では気持ちを奮い立たせて臨んだようです。
ぎりぎりでGPファイナル進出を決めましたが、私は世界選手権ましてオリンピックでは勝利を収められないと思っています。
超一流選手に交じると、すべてにおいて見劣りします。

宮原知子は「ミス・パーフェクト」と呼ばれています。
(完璧なミスという意味でありません。)
デビュー当初から、演技の安定感に定評がありました。
難しいジャンプも落ち着きを失わず着実に跳んでいました。

しかし、フィギュアスケートファンの関心と注目が、けがで不調の浅田真央から自分に集まるようになり、「心の弱さ」を露呈しはじめました。
私は、はにかみ屋だけれども「芯」が強くて動じない女の子と感じていましたので意外でした。
このところの高難度ジャンプでの「回転不足」も緊張による心身の委縮が影響しています。
かならずしもメンタルが強いといえないようです。

NHK杯のFSの前に濱田美栄コーチや出水慎一トレーナーが「いつやるか? いまでしょ!」と言ったかどうかは不明です。
しかし、周囲に思いきり渇を入れられたのは確かです。
練習でできたことを本番でできないと「練習の虫」は報われません。

宮原知子の目標はあくまで2018年平昌五輪でのメダルにあり、国内勝利でありません。
表彰台の天辺(てっぺん)を取ってほしいと願わずにいられません。

あっ、それと演技のなかで「笑顔」を見せるべきところが弱すぎる。
もっと笑って。
あれじゃ、笑顔になっていない。
これも「表現」と考えてほしい。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

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⇒2016年12月1日「エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ」はこちら。

⇒2016年10月29日「宮原知子は3連覇・・・2016年全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」はこちら。

⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

⇒2015年12月13日「宮原知子、京都舞妓の風情が漂う」はこちら。

⇒2015年11月30日「宮原知子はわくわくしない」はこちら。

⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

⇒2012年12月30日「宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世」はこちら。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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宮原知子は伸び悩み・・・得意のジャンプで苦労

フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズの最終戦「NHK杯」。
女子シングルの宮原知子がかろうじてGPファイナルへの切符をもぎ取りました。
ほっとした気持ちのなかには、自分のことよりも日本女子の16季連続出場のほうが大きかったはずです。

宮原知子は浅田真央に代わり、エースの重責を背負う立場になりました。
全日本選手権で連覇するとは、そういうこと。

私は絶頂期の浅田真央、まして男子の羽生結弦と比べる気はありません。
選手はそれぞれ自分の演技を磨いていけばいいのですから。
しかし、「まだまだだなぁ」と思います。

宮原知子は得意のジャンプに加え、ステップやスピンでも得点を稼げるようになりました。
さらに、苦手の表現でも得点を上乗せできるようになりました。
世界的に有名な吉田都にバレエのレッスンを受けるなどの努力が実ったようです。

小柄で、しかもジャンプの高さがないので、小さくまとまっているという印象を受けます。
それをカバーするために上半身を大きく使い、四肢を伸びやかに動かすようにしています。

宮原知子は昨シーズンくらいまでは滑るたびによくなっていました。
至って順調な成長を遂げてきましたが、このところはちょっと伸び悩んでいるのでないでしょうか。
それとも若い世代が台頭しているせいで、相対的にそう感じるのでしょうか。
とはいえ、彼女自身もまだ18歳ですが・・・。

宮原知子は「ミス・パーフェクト」と呼ばれています。
演技が安定しており、とくに得点源の高難度ジャンプで大きな失敗を犯しません。

では、いまのままで世界選手権やオリンピックで勝利を収められるかというと、私は表彰台に上るのも容易でないと思います。
とくにロシアの10代には名前を覚えきれないほど多くの有力選手が現れています。

宮原知子が大舞台で勝とうとすると、もっと高難度のプログラムに変えることになります。
しかし、すでにGPシリーズでジャンプの回転不足による減点がありました。
これを克服しようと焦るとタイミングを狂わせ、ジャンプが壊れる恐れも出てきます。

さらに厄介なのは、浅田真央に集中していた重圧が自分にのしかかってくることです。
2018年平昌五輪が近づくにつれ、宮原知子はこれまで感じたことのないプレッシャーに苦しむことになるかもしれません。
もともと才能というより努力でトップアスリートになりました。
表現力は養われましたが、今後は得意のジャンプで苦労しそうな気がします。

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エースのプレッシャー、宮原知子のぐりんこ

フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズの最終戦「NHK杯」。
女子シングルの宮原知子がフリースケーティング(FS)に臨みました。
昨年はNHK杯で優勝を飾り、シリーズ上位6選手によるGPファイナル進出を決めています。
ところが、今年は「スケートカナダ」で3位に留まり、2位以下なら他の選手の成績次第という予断を許さない状況で本大会を迎えました。

宮原知子は、NHK杯連覇を逃したものの、ぎりぎりでGPファイナルの切符をつかみました。
彼女の頑張りは自分のためだけでありません。
女子は昨年まで荒川静香や浅田真央らが15大会連続でGPファイナルに出場してきました。
日本選手権連覇のエースとして、その歴史を途切れさせるわけにいかなかったのです。

宮原知子は前日のショートプログラム(SP)でミスを犯しました。
冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は決めました。
しかし、3回転ルッツ―3回転トウループのコンビネーションのルッツが回転不足と転倒になりました。
私は彼女が転んだ記憶が残っておらず、とても驚きました。
さすがに緊張感が高まり、慎重になりすぎたのでしょうか。
が、最後の3回転ループに2回転トウループをつけてカバーしたのはさすがです。

宮原知子は気持ちを切り替え、FSで安定感を取り戻しました。
目立ったミスが許されない大一番でメンタルの強さを発揮しました。
序盤の3つの3回転ジャンプを着氷し、勢いに乗りました。
スケートカナダで0点とされたステップも修正しています。

SP3位から合計2位に巻き返し、インタビューで安堵の表情を見せました。
大きなプレッシャーに押しつぶされずに乗り切ったことは今後の自信になることでしょう。
浅田真央が不調のどん底で苦しんでおり、宮原知子が女子を引っ張っていかなくてなりません。
「ぐりんこ」はもはや許されないのです。

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宮原知子は3連覇・・・2016年全日本選手権

2016年10月27日「宮原知子と安藤美姫・・・ジャンプの美しさ」に続いて・・・。

宮原知子は昨シーズン、「フィギュアスケートGPファイナル」で2位になりました。
「全日本フィギュアスケート選手権」で2連覇を果たしました。
「四大陸フィギュアスケート選手権」で1位になりました。
世界のトップクラスに仲間入りし、2018年平昌五輪を前に日本のエース格に育っています。
総得点では元世界女王の浅田真央が持つ日本女子歴代最高得点にほぼ並びました。

宮原知子は「練習の虫」らしく、当然の基本についても高い集中力を保って繰り返しています。
ノーミスに近い演技はそうした堅実な努力から生み出されるのでしょう。
立派です。

今シーズンの初戦となる「USインターナショナルクラシック」でショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)で1位となり優勝を飾りました。
ジャンプで回転不足を取られましたが、無難に滑り終えました。
心の成長もあり、表現力を示す演技構成点が大きく伸びました。

しかし、実績を残せば人気が上がるという単純な話でもありません。
興行でなく競技としてのフィギュアスケートには「面白さ」はいらないとしても、宮原知子は観客を魅了するうえで何かが足りません。
また、小柄なので装飾的なコスチュームに負けやすく、肝心の本人が埋もれてしまいます。
(ショーマンシップが求められるエキシビションで取りを務めるのは荷が重い。)

見る側は贅沢ですから、順位だけで満足しません。
大勢のファンをつくってきた浅田真央に続くスターの座を目指してください。
日本スケート連盟としても視聴率の取れる選手の登場を願っていることでしょう。

エースという自覚の芽生えた宮原知子は、会場全体を自分の世界に染めあげられるような演技を心がけています。
観客を引き込んでこそのスターです。
少女から大人へ移ろうにつれ、そして実績を加えるにともない、女性スケーターに特有の「華」が感じられるように変わっていくことでしょう。
「オーラ」は先天的な資質と深く関わりますが、徐々に備わった後天的な自信により増すのも確かです。
(自信に満ちているアスリートがもっとも輝いています。)

浅田真央は故障の影響で年内は調子が上がりそうにありません。
おそらく2016年全日本選手権は大崩れのない宮原知子が勝利を収めます。
そうなると3連覇ということになります。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
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シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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