コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

宮原知子表情

宮原知子、芝居がかった表情と表現力は唯一無二

氷上で日本の「舞」を再現、究極の完成度
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高貴さと絢爛さが融合した美技
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どこかしら屏風絵・襖絵を連想させる

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第4戦「NHK杯」女子シングル。
宮原知子は6年連続の出場です。
GPシリーズ第1戦「スケートアメリカ」で勝っており、表彰台に上ればGPファイナル進出は大丈夫でしょうが、あくまで2015年以来の優勝を目指しています。
公式練習では調子のよさをうかがわせました。

今シーズンに取り組んでいるジャンプの見直しもうまくいっているようです。
高さがないためにしばしば取られた「回転不足」もスケートアメリカでは消えました。



ショートプログラム(SP)が終わりました。
(この記事は11月9日にまとめました。)
ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワが 76.17点の1位でした。
宮原知子は 76.08点の2位でしたが、スケートアメリカの得点を上回っています。
3本目のジャンプを3回転フリップから基礎点の低い3回転ループに変え、GOE(出来栄え点)で稼ぐ作戦が当たりました。
(エッジエラーを嫌いました。)

「ミス・パーフェクト」の名にふさわしい、すきのない演技でした
見る側からいえば「安心感」が凄いです。
さらに「表現力」も異次元に高まっています。
演技構成点は出場選手で最高でした(もっと差がついていい)。

宮原知子は氷上でまばゆい「オーラ」を放っています。
テレビを通じて見る「表情」はいささかオーバーな気もしますが、リンクを芝居の舞台と考えればあれでいいのでしょう。
遠い席の観客にも伝わることが大切です。
日本の「舞」を再現するかのような風情があり、究極の完成度に近づいています。

私は宮原知子がここまでの「表現者」に成長するとは考えませんでした。
京都の文化に浸かりながら育ったのでしょう。
装飾的な「芸術性」があり、高貴さと絢爛さが融合しています。
詳しくありませんが、どこかしら屏風絵・襖絵の大仰さを連想させます。
濱田美栄コーチと唯一無二、突出した世界観を築き上げました。

得点などたいした問題でないとさえ思えてきます。

羽生結弦もそうです、宇野昌磨もそうです、何と美しいのでしょう。
フィギュアスケートファンとして、これに勝る喜びと幸せはありません。

余談。
私にとり、宮原知子のジャンプの速さと切れは苦でなくなりました。
こういう選手なのです。
が、もうちょっと高さが出れば、文句のつけようがありません。

category:宮原知子ブログはこちら。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年10月23日「宮原知子は横綱相撲、スケートアメリカで坂本花織を圧倒」はこちら。

⇒2018年3月23日「宮原知子は「美しい十代」を総括する滑りを!」はこちら。

⇒2018年3月20日「宮原知子、世界選手権3枠確保はエースの責任」はこちら。

⇒2018年2月11日「宮原知子、平昌五輪銅メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年2月11日「宮原知子、足は子鹿ちゃん、頭はおでこちゃん」はこちら。

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宮原知子選手に憧れました・・・

四大陸フィギュアスケート選手権出場へ
実戦感覚に磨きをかける

全日本フィギュアスケート選手権の女子シングル。
宮原知子はフリースケーティング(FS)で「蝶々夫人」になりきって演技を終えると感極まって「涙」をこぼしました。
やりきったという手応えが派手な、しかし自然な「ガッツポーズ」に表れました。
控えめの彼女には、どちらも珍しいことです。

「勝って選ばれる」と誓う

ショートプログラム(SP)は見た目はノーミスの演技でも、回転不足を取られるなどして得点が伸びませんでした。

私は2位なら確実、2位と僅差の4位でも五輪代表に選ばれると思っていましたし、そうすべきだと考えていました。
しかし、宮原知子は「勝って選ばれる」と自らに誓って臨みました。

最終滑走、SP1位の坂本花織の前に失敗が許されない極限の緊張のなかでも危なげなく滑り、ライバルを圧倒して全日本選手権4連覇を果たしました。
表彰台のてっぺんで輝いていたのは「いまどきの若いものには負けられないわ」というエースのプライドでしょうか。
(宮原知子は20歳前です。)

⇒2017年12月31日「宮原知子の演技はお年玉並みの安定感」はこちら。

自己ベストの更新を狙う

ジャンプで回転不足を一つ取られましたが、トランジションを含めて隙のないパーフェクトな演技を見せました。
最後のスピンはすべてのジャッジが3点満点のGOE(出来栄え点)をつけています。
演技構成点は5項目すべてが9点台です。
よほど「和」が合っているのでしょう、曲の解釈で10点満点をつけたジャッジがいたそうです。
国際スケート連盟非公認ながら、自己ベストを上回る合計220.39点を叩き出しました。
(公認自己ベストは218.33点です。)

復帰わずか4戦目で最高の結果を出しました。
が、平昌五輪本番へ向けて演技の完成度が増すとともに、力強さが加わってくるはずです。
(力を入れるのが怖いのかどうかは分かりませんが、まだいくらかふわっとしています。)
宮原知子は四大陸選手権にも出場し、実戦感覚に磨きをかける意向です。
国際大会の場数を踏んでおきたいのでしょう。

それと公認自己ベストの更新を狙っていると思います。
きっと 225点以上です。
宮原知子は四大陸選手権を調整の機会にする気はないはずです。

五輪メダル獲得を目指す

私はロシアのエフゲニア・メドベージェワアリーナ・ザギトワが個人資格で出てきても表彰台に上れると思っています。
オリンピックで大事な「勢い」はシニアデビューの坂本花織だけでなく試合ごとに調子が上向いている宮原知子にもあります。
(坂本花織も試合ごとによくなっています。)

ちなみに、日本の男女シングルは4大会連続のメダル獲得を目指しています。
羽生結弦宇野昌磨も、そして宮原知子も坂本花織も、表彰台に立てる実力を持つ最強の布陣です。
ただし、オリンピックの経験者は羽生結弦だけですので、彼の存在が大きい。

宮原知子は個性的な選手

余談。
私は宮原知子がけがを乗り越えてもっとも変わったのは、キスアンドクライを含めたアイスリンクでの「表情」だと思います。
自らをだいぶ解き放つことができるようになってきました。

はにかみがちな「豊かさ」が伝わってきます。
なかなか味があります。

この選手には「個性」がはっきりと表れています。
思い浮かべようとしても、宮原知子と近いタイプの選手がいません。
初めから個性的だったのに、私が気づかなかっただけのことかもしれません。
(さとちゃん、ごめんね。)

あと1〜2年もしないうちに、「宮原知子選手に憧れてスケートを始めました」とうれしそうに語る子どもたちが増えていくことでしょう。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年12月31日「宮原知子の演技はお年玉並みの安定感」はこちら。

⇒2017年12月29日「宮原知子といえば練習の虫、辛抱の天才」はこちら。

⇒2017年12月25日「エース宮原知子と伸び盛り坂本花織が平昌五輪代表」はこちら。

⇒2017年12月22日「伏兵・坂本花織と本命・宮原知子の対決へ」はこちら。

⇒2017年12月18日「宮原知子は引っ込み思案なのに閉店しない」はこちら。

⇒2017年12月13日「宮原知子が五輪代表選考レースから抜け出す」はこちら。

⇒2017年12月10日「ハマちゃんとサーさんコンビ、GPファイナルの感動」はこちら。

⇒2017年12月8日「宮原知子、GPファイナルは全日本へのステップ」はこちら。

⇒2017年12月2日「宮原知子、GPファイナル出場のマイナス」はこちら。

⇒2017年11月29日「宮原知子は2位に僅差の4位なら平昌五輪代表へ」はこちら。

⇒2017年11月28日「宮原知子へ全日本選手権2位狙いのすすめ」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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