NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。
ヒロイン・小橋常子(こはし・つねこ)は亡き父に代わり、家族を守る「とと(父親)」の役目を果たしたところからそう呼ばれました。
おそらく20歳前だと思いますが、「妹たちを嫁に出す」「家を建てる」との目標を立てていたようで驚きです。
私はヒロインを演じる高畑充希(たかはた・みつき)をまったく知りませんでした。
素人の雰囲気が漂い、女優の華が感じられません。
この朝ドラのヒロインに起用された最大の理由でしょう。
ウィキペディアによれば、小橋常子役はオーディションで2564人の応募者から選ばれました。
高畑充希は朝ドラ『ごちそうさん』で出演経験がありました。
『とと姉ちゃん』は、私がぼんやりと抱いていた『暮しの手帖』のブランドイメージを映し出した演出です。
一言でいえば、世間の家庭と日常の生活に通じる「普通」です。
が、現実の雑誌を軌道に乗せた大橋鎭子(おおはし・しずこ)は責任感とそれに裏打ちされた無鉄砲な行動力を備えていたようです。
この線に沿って高畑充希の主演が決められたのでしょう。
彼女は普通でありながら意志と気の強さが伝わってきます。
私は他の作品を見ていないので、素と演技のどちらの要素が大きいのか判断がつきません。
『とと姉ちゃん』の内容は戦前編と戦後編に大別されるようです。
想像を絶する困難に直面した三姉妹の境遇を描いた戦前編も見応えがあったのでないでしょうか。
ちなみに、オープニングもどうということはありません。
主題歌は宇多田ヒカルが初めてNHKドラマに書き下ろした「花束を君に」です。
作品は総じて抑え気味で当たり前の仕上がりになっています。
わずかしか見ていませんが、朝ドラ『とと姉ちゃん』は出来がいいと思いました。
高畑充希は物語のさまざまなシチュエーションに溶け込み、女優のにおいが消えています。
これが彼女の演技力なのでしょう。
◇◆◇
とと姉ちゃんと高畑充希に関するブログは以下のとおり。
⇒2016年9月14日「とと姉ちゃんの視聴率とリアリティ」はこちら。
⇒2016年9月12日「とと姉ちゃんが面白い・・・暮しの手帖」はこちら。
Copyright (c)2016 by Sou Wada
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ヒロイン・小橋常子(こはし・つねこ)は亡き父に代わり、家族を守る「とと(父親)」の役目を果たしたところからそう呼ばれました。
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私はヒロインを演じる高畑充希(たかはた・みつき)をまったく知りませんでした。
素人の雰囲気が漂い、女優の華が感じられません。
この朝ドラのヒロインに起用された最大の理由でしょう。
ウィキペディアによれば、小橋常子役はオーディションで2564人の応募者から選ばれました。
高畑充希は朝ドラ『ごちそうさん』で出演経験がありました。
『とと姉ちゃん』は、私がぼんやりと抱いていた『暮しの手帖』のブランドイメージを映し出した演出です。
一言でいえば、世間の家庭と日常の生活に通じる「普通」です。
が、現実の雑誌を軌道に乗せた大橋鎭子(おおはし・しずこ)は責任感とそれに裏打ちされた無鉄砲な行動力を備えていたようです。
この線に沿って高畑充希の主演が決められたのでしょう。
彼女は普通でありながら意志と気の強さが伝わってきます。
私は他の作品を見ていないので、素と演技のどちらの要素が大きいのか判断がつきません。
『とと姉ちゃん』の内容は戦前編と戦後編に大別されるようです。
想像を絶する困難に直面した三姉妹の境遇を描いた戦前編も見応えがあったのでないでしょうか。
ちなみに、オープニングもどうということはありません。
主題歌は宇多田ヒカルが初めてNHKドラマに書き下ろした「花束を君に」です。
作品は総じて抑え気味で当たり前の仕上がりになっています。
わずかしか見ていませんが、朝ドラ『とと姉ちゃん』は出来がいいと思いました。
高畑充希は物語のさまざまなシチュエーションに溶け込み、女優のにおいが消えています。
これが彼女の演技力なのでしょう。
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