コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。

山田満知子

樋口美穂子コーチは宇野昌磨と戦う

フィギュアスケートの大会で感動のシーンがしばしば見られるのが「キスアンドクライ」。
辞書(大辞林第三版)によれば、フィギュアスケートの大会で演技を終えた選手とコーチが採点の発表を待つための場所。
採点の結果を目にして抱き合って喜んだり失意の涙を流したりすることから、そう呼ばれます。

そのキスアンドクライで選手に寄り添う姿と表情がとくに印象的なのが、宇野昌磨の隣に座る「樋口美穂子コーチ」です。
服装などが華やかというか派手ということも影響しているのかもしれません。
インターネットで調べたところ、いわゆる「勝負服」を意識しているようでした。
当然ですが、コーチも選手とともに戦っているのです。

樋口美穂子(ひぐち・みほこ)コーチは愛知県出身で47歳。
名古屋市出身で73歳、伊藤みどりや浅田真央を輩出し、振付も手がけた山田満知子コーチのアシスタントコーチを務めて今日に至りました。

その流れを受け継いでいるのか、樋口美穂子コーチが宇野昌磨のプログラムの振り付けもほぼ行っています。
したがって、シーズン中でも選手のコンディションに合わせて手直しすることができます。

コーチと選手の距離はさまざまでしょうが、コーチが選手と人間関係はもとより信頼関係を築けなくてはとても指導の成果は上がりません。

その山田満知子コーチとともに宇野昌磨を指導してきたのが樋口美穂子コーチでした。
山田満知子コーチは体調を崩したらしく、海外の遠征は難しくなり、国内の試合も樋口美穂子コーチに任せています。
2018年平昌冬季五輪(オリンピック)を区切りに指導者を引退すると噂されます。
樋口美穂子コーチが宇野昌磨のメインコーチといえるでしょう。

教え子の宇野昌磨は順調に伸びてきましたが、いまはちょっと小休止の状態です。
(成長が踊り場に差しかかっているようにも見受けられます。)
樋口美穂子コーチの真価が問われるのは、やはりオリンピックシーズンでしょう。
私はぜひ平昌五輪のキスアンドクライで歓喜の涙を流してほしいと思います。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年2月4日「宇野昌磨から消えた伸びやかさ・・・敗因分析」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月25日「宇野昌磨は滅茶苦茶やばい」はこちら。

⇒2017年1月15日「宇野昌磨は世界選手権で4回転ループを跳ぶ」はこちら。

⇒2016年12月23日「宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!」はこちら。

⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月21日「宇野昌磨は宮原知子と似ている」はこちら。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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村上佳菜子、笑顔で山田満知子コーチと抱擁

全日本フィギュア2012(フィギュア全日本選手権2012)女子シングル。
村上佳菜子はそれまで2年連続3位。
今シーズンはグランプリシリーズ(GPシリーズ)「スケートカナダ」3位、「ロシア杯」4位に終わり、グランプリファイナル2012(GPファイナル2012)に進めなかった。

村上佳菜子はシーズン前半に結果を残せなかった悔しさを全日本フィギュア2012にぶつけた。
しかし、ショートプログラム(SP)ではそれが気負いに変わり、空回りした。
コンビネーションジャンプで失敗し、5位と出遅れた。

村上佳菜子は気持ちを切り替え、フリーにのぞんだ。
そして、小さなミスに留めて滑り終えた。
久しぶりの高得点にキス&クライで喜びを爆発させた。
隣の山田満知子コーチと抱擁。
2位で表彰台に立ち、世界フィギュア2013(フィギュア世界選手権2013)の代表切符をつかみ取った。

村上佳菜子は全日本フィギュア2011ではSPで首位の重圧からかフリーで失速した。
今回はSPでミスを犯したが、フリーで演技に集中して観客を魅了した。
技術点では浅田真央を超えた。
この子は口が大きく開き、会心の笑顔がとても似合う。

                       ◇

村上佳菜子は世界フィギュア2012で5位に終わっている。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の出場枠がかかる大会で、選ばれた責任を果たしたいと力強く語った。
期待しよう!

                      ◇◆◇

村上佳菜子に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

⇒2011年4月25日「村上佳菜子はひょっとして…世界フィギュア」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

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浅田真央、ソチオリンピックで金メダルはムリ・・・

「四大陸フィギュアスケート選手権2012」がアメリカ・コロラドスプリングスで行われた。
標高約1800mの高地。
酸素が薄く、体力的にきつい。
日本から、男子シングルは高橋大輔、町田樹、無良崇人、女子シングルは浅田真央、村上佳菜子、今井遥が出場した。
ペアは高橋成美/マーヴィン・トラン組、アイスダンスはキャシー・リード/クリス・リード組が出場した。

さて、浅田真央は優勝を逃し、2位に留まった。
ショートプログラム(SP)の冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳び、回転不足の判定。
が、僅差で首位に立った。
フリーの冒頭でトリプルアクセルを跳び、回転不足の判定。
先に演技を終えた全米女王、SP2位のアシュリー・ワグナー(192.41点)を超えられなかった。
188.62点で、昨年に続く2位。

SP3位の村上佳菜子はジャンプでミスが相次ぎ、4位(169.32点)に落ちた。
「最後は疲れちゃいました」。
9日の公式練習中に腹痛と貧血を訴えていた。
コンディションが悪かったようだ。
山田満知子コーチも渋い表情。

また、今シーズンからアメリカへ渡り、佐藤有香夫妻の指導を受ける今井遥(いまい・はるか)は9位(134.49点)に終わった。
大会直前に右足のけががひどくなったようだ。

                       ◇

2位に留まった浅田真央だが、昨シーズン直前から取り組んできた滑りの矯正が一定の成果を上げている。
代名詞のトリプルアクセルも全日本選手権の公式練習以降、成功率が高まってきた。
本人もそれなりの手応えを感じている。

しかし、浅田真央は本大会で優勝を収めたとしても、いまの滑りでは2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを獲れないことをだれよりもよく分かっている。
早くも3月にフランス・ニースで行われる「世界フィギュアスケート選手権2012」へ思いを馳せた。
本大会でトリプルアクセルに挑戦したことはプラスと語っており、世界フィギュアでも取り入れるはずだ。

                       ◇

この世にも「天国」と「地獄」があるとすれば、それぞれに入口があるわけでない。
地獄の扉のずっと先に天国の扉がある。
地獄をくぐり抜けないと、天国の扉にたどり着けない。
スポーツ競技に限らず、仕事でも経営でも人生でも同じだ。

そのことを一番よく知るアスリートが北島康介だろう。
平泳ぎの同一種目で連覇を成し遂げた競泳選手はオリンピック史上、彼のほかにいない。
しかも、北島康介は百メートルと2百メートルの2種目で達成した。
年齢的に厳しい2012年ロンドン五輪(オリンピック)は、表彰台はもちろん出場さえ容易でない。
結果はどうなるか分からないが、北島康介が2008年北京五輪(オリンピック)後の4年間にやってきたことは、自らを地獄に突き落とすことだった。
いや、その前の五輪後もそうだった。

強じんなメンタリティが備わる浅田真央。
彼女はソチオリンピックで頂点に立つため、再び自ら進んで地獄に身を投じるのでなかろうか・・・。
トリプルアクセルに加え、新たな得点源がほしい。

                       ◇

ところで、試合会場で小塚崇彦と浅田真央を指導する名伯楽・佐藤信夫の世界殿堂入りの表彰が行われた。
70歳。
教え子の顔ぶれは素晴らしい。
2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリストの荒川静香もその一人である。
日本人の殿堂入りは、伊藤みどりに続いて2人目。

佐藤信夫は1965年にコロラドスプリングズで行われた世界フィギュアスケート選手権で日本人として初めて3回転サルコウを跳び、4位になった。

実は、一昨年2月に殿堂入りが決まり、昨年に東京で行われるはずの世界フィギュアで表彰されることになっていた。
しかし、東日本大震災の影響で開催地がモスクワに変更となり、延期されていた。

私は、日本人選手を最初に金メダルへ導く日本人コーチはだれかに関心がある。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年1月11日「浅田真央、女王復活のシナリオ…世界フィギュア選手権2012」はこちら。

⇒2011年12月28日「浅田真央、視聴率の化け物…日本唯一のスーパースター」はこちら。

⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント

きのうのブログ「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」に続いて・・・。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

「全日本フィギュアスケート選手権2011」。
来年3月にフランス・ニースで開催される「世界フィギュアスケート選手権2012」の日本代表が選出された。
やはり、波乱は起こらなかった。
しかし、ドラマは生まれた。

男子シングルは、高橋大輔、小塚崇彦、羽生結弦。
女子シングルは、浅田真央、鈴木明子、村上佳菜子。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

また、第1回全日本選手権感動大賞は、男子部門が羽生結弦、女子部門が浅田真央に決定した。
選考委員長と選考委員は予算不足のため、不肖・和田創。
SPとフリーの演技を踏まえて選考する。
しかし、浅田真央については特例としてSPが終わった段階で彼女しかいないと固めた。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

羽生結弦は東日本大震災により未曾有の被害を受けた地元に大きな勇気を届けた。
彼は、長い四肢の伸びやかな動き、しなやかな滑り、情感豊かな表現が魅力だ。
そこにゆとりある4回転ジャンプが加わる。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

浅田真央は天国の母・匡子さんに表彰台の頂点に立つ晴れやかな姿を届けた。
これ以上のものはないというクリスマスプレゼントになった。
最愛の母を亡くした悲しみを乗り越え、2年ぶり5度目の優勝で復活の一年を締め括った。

その母は自宅の隣の空き家を買い求めていたらしい。
浅田舞と浅田真央が将来結婚し、家族全員でくつろぐ場所がほしかったのかもしれない。
二人の娘に自分のすべてを捧げた人生だった。
ご冥福をお祈りする。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

全日本選手権の出場選手と大会関係者の皆さま、お疲れさまでした。
大きな感動をありがとうございました・・・。

                       ◇

女子シングルのフリースケーティング(FS)が終わった。
浅田真央が1位、鈴木明子が2位、村上佳菜子が3位だった。

1位 浅田真央 184.07点
2位 鈴木明子 179.27点
3位 村上佳菜子 172.69点

                       ◇

SP3位の鈴木明子は冒頭のトリプルルッツを伸びやかに決めた。
安定感があり、美しい。
ダブルアクセルはシングルになったが、後にトリプルトゥループをつけた。
3連続を含めてループは2つとも決めた。
後半のルッツがシングルになった。
フリップは回りすぎ?
例のステップは軽やかだった。
滑り終え、残念そうな表情を隠さなかった。
固くなったのか、演技全体がやや重い印象…。

後半にジャンプミスが続き、得点を伸ばせなかった。
調子は下降気味だった。
SPは59.60、フリーは119.67、合計は179.27。
表彰台の頂点を意識して臨んだ今回、SPでは相当な緊張を感じたようだ。
フリーの得点は浅田真央を上回ったが、優勝は叶わなかった。

鈴木明子は涙も見せたが、この出来では仕方がないと気持ちを整理し、世界選手権での活躍を誓った。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

                       ◇

SP2位の浅田真央は冒頭のダブルアクセルを決めた。
ゆとりがある。
続くトリプルフリップ−ダブルループを流れるように決めた。
トリプルルッツをきれいに決めた。
後半、ダブルアクセル−トリプルトゥループを決めた。
ここまではほぼ完璧…。
が、トリプルサルコウが2回転になった。
最後の得意のトリプルループが2回転になり、しかもバランスを崩した。
ステップは楽曲にふさわしく、しなやかだった。
例のスパイラルはホント、美しい。
滑り終え、両腕で体を包み込んだフィニッシュポーズのまま、しばらく天上(天井)の一点を見詰めていた。

そして、できることはやったとでもいうかのように、ふぅーと深い息を吐いた。
非常に感動的なシーンだった。
母への約束を果たし、自らの重圧を解いた。
おめでとう!!!

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

浅田真央の表情はおだやかでやわらかだった。
なみはやドームの会場全体がみるみる安どの空気に包まれていった。
皆がほっとしたのだ。
私は彼女の人気の大きさを改めて感じさせられた。

浅田真央はブランクの影響か、終わりのほうで疲れが出た。
調子としてはいま一つだったのはムリもない。
しかし、演技全体はとても落ち着いていた。
また、スケーティングはとても伸びやかだった。
SPは65.40、フリーは118.67、合計184.07。
結局、SPでスピードを抑え、慎重に滑る作戦が功を奏した。

浅田真央は「愛の夢」を笑顔で伸びやかに華やかに滑りたいと語っていた。
そのとおりの演技を見せた。
私は彼女の精神力の強さにただただ感服するしかない。
また、普段の地道な努力の積み重ねがあればこそ…。
演技を終えた浅田真央を見守る佐藤信夫コーチは懸命に涙をこらえているようだった。
私は好々爺の様子にぐっときた・・・。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

浅田真央は練習ではトリプルアクセルを4回のうち3回決めた。
しかし、本番では避けた。
試合のたびにジャンプ全体の安定度が増している。
私としては、来年3月の世界選手権で頂点に立つために取っておくといった気持ちでいいと思っていた(実は、再来年の世界選手権でいいと考えている)。
ソチオリンピックまで間があり、トリプルアクセルを外して勝つ得点構成を追い求めてほしい。
そこに、彼女の得意技を加えるなら敵なしだ。

浅田真央は競技後の記者会見で「一番近くにいるような感じで、何も報告しなくても分かっていると思う」と語った。
母に最高の色のメダルを持ち帰った。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

                       ◇

SP1位の村上佳菜子は冒頭のトリプルルッツをきれいに決めた。
続くトリプルループは1回転に抜けた。
自分に呪文をかけるので、前日に苦手と口にすべきでない。
トリプルフリップを決めた。
後半のトリプルループからダブルアクセルを決めた。
続くトリプルフリップは両足着氷になり、ダブルアクセルにつなげられなかった。
トリプルトゥループを決めた。
が、ステップで転倒した。
これは気の毒だった。
最後の3連続ジャンプは決めた。
滑り終え、泣き出しそうな顔…。
あるいは、自分の不甲斐なさに呆れているのか。

SP1位で迎えたフリー、しかも最終滑走が影響したのだろう。
鈴木明子と浅田真央の得点は高くなかったが、それでもプレッシャーになった。
演技開始時はもちろん直前練習時、非常に緊張した面持ちだった。
SPは65.56、フリーは107.13、合計172.69。
ノドがからからだったのでないか。

確かに転倒は不運だったが、それも緊張が影響している。
「頭が真っ白になっちゃいました。どこから始めればいいか分からなかった」と振り返った。
昨季と同じ銅メダルに終わった。
しかし、序盤の不調から立ち直り、笑みを浮かべた。

私は村上佳菜子のSPの滑りに成長を感じて驚くとともに、表現を含めた演技に感動を覚えた。
天性のショーマンシップを備えており、会場を巻き込むことができる。
が、緊張に非常にもろい。
世界の大舞台で戦ううえで課題となる。

村上佳菜子は結果として、尊敬する先輩の逆転優勝を引き立てる役回りになった。
今回はよしとしよう。
来季は金メダルをつかめ。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

                       ◇

本大会で天才少女がシニアデビューを果たした。
13歳の宮原知子。
SPで緊張のあまり実力を発揮できなかったが、それがほぐれたフリーで完璧な演技を行い、潜在能力の高さを示した。
最初にトリプルルッツ−トリプルトゥループを決めた。
続いてトリプルループ、トリプルフリップ、トリプルサルコウを決めた。
後半にダブルアクセル−トリプルトゥループを決めた。
トリプルルッツからの3連続ジャンプを決めた。
高難度ジャンプをまったく苦にしない。

観客はスタンディング・オベーションで宮原知子を称えた。
SPは47.06、フリーは116.79、合計は163.85。
15位から6位へ。
フリーの得点は村上佳奈子が107.13、浅田真央が118.67、鈴木明子が119.67。
メダリストと遜色がない。

宮原知子はこれから体の成長期を迎えるので未知数だが、村上佳菜子の次世代のホープになるかもしれない。
女子シングルの新鋭、いや新星である。

きょうはエキシビション「All Japan メダリスト・オン・アイス」が行われる。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

                      ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!

きのうのブログ「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」に続いて・・・。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

全日本フィギュアスケート選手権2011。
来年3月にフランス・ニースで開催される「世界フィギュアスケート選手権2012」の代表最終選考会を兼ねる。
日本は男女各3枠。

男子シングルは競技を終えた。
私がもっとも感動を受けたのは、羽生結弦のフリーだった。
もっとも凄いと思ったのは、高橋大輔のSPだった。
もっとも安心を覚えたのは、小塚崇彦のSPとフリーだった。
三者三様。

17歳の羽生結弦は開き直れたフリーで若さを爆発させた。
ボーン!
私は彼に「全日本選手権感動大賞(男子部門)」を贈りたい。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

彼が強く願っていたように、東日本大震災の被災地と被災者に大きな勇気を届けた。
世界選手権初出場、おめでとう!

                       ◇

女子シングルのフリースケーティング(FS)がきょう行われる。
ショートプログラム(SP)の上位3選手に決定的な点差は付いていない。

1位 村上佳菜子 65.56点
2位 浅田真央 65.40点
3位 鈴木明子 59.60点

1位の村上佳菜子と3位の鈴木明子なら初優勝、浅田真央なら2年ぶり5度目の優勝となる。

滑走順は、鈴木明子が19番目、浅田真央が22番目、村上佳菜子が24番目になった。

GPシリーズで不調を極めた村上佳奈子は練習をしっかりと積んでコンディションを整えてきた。
演技後、ガッツポーズ、破顔一笑!
私は改めて思ったが、彼女はソチオリンピックにピークを持っていけそうだ。
男子シングルの羽生結弦とともに年齢的に好条件である。
課題の克服に一歩ずつ取り組み、勝てるプログラムを滑ることに尽きる。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

村上佳菜子は3位だった昨季の全日本選手権で出した自己ベストを大きく更新した。
尊敬する中京高校の先輩・浅田真央を僅差で抑え、初の1位発進となった。

村上佳菜子はそそっかしい。
宿泊先に忘れたコスチュームが滑走前の練習が始まる直前に届いた。
滑り込みセーフ!
すっぽんぽんではアイスリンクで風邪を引く。
彼女は慌てることなく、冒頭のトリプルトゥループ−トリプルトゥループのコンビネーションジャンプをきれいに決めた。
今季序盤のトリプルフリップ−トリプルトゥループから難度を下げ、昨季と同じに戻した。
続く2つのジャンプも…。
スピンとステップもしっかりとこなした。
序盤の不調を脱した。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

村上佳奈子は昨季に銅メダルを獲得したGPファイナルへの進出を逃した。
新調したスケートシューズが合わなかったことも一因。
それを取り替え、とくにジャンプに自信を持って全日本選手権に臨んだ。

天然系の村上佳菜子は大舞台で案外、緊張しやすい。
フリーで最終滑走がメンタル面でどう影響するか。
SPで一番楽しんでいたのは彼女だが・・・。

なお、私は浅田真央が普通に滑れば勝利を収めると思う。
SPでは母親の死去により練習を中断した影響がスピードや切れにいくらか現れた。
フリーでは端からトリプルアクセルを考えないことだ。
今回ならではの重圧はあるはずだが、落ち着いて演技を行ってほしい。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

村上佳菜子と鈴木明子はやりにくさを感じるはずだが、表彰台の頂点を全力で目指してほしい。
遠慮はいらない。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

なお、浅田真央に「全日本選手権感動大賞(女子部門)」を贈りたい。
すでに決定済みだ。
全日本への出場そのもの、そして全日本での笑顔そのものが選考理由である。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

                      ◇◆◇

女子シングルのSPがきのう行われた。

17歳の村上佳菜子は冒頭のトリプルトゥループ−トリプルトゥループを落ち着いて決めると勢いに乗った。
トリプルフリップを決めた。
ダブルアクセルを決めた。
全体を通じたスピード感も十分。
ノーミスで滑り終えると、例のスマイルを見せた。
表情を含め、全身表現がダイナミックだった。
バイオリンの音色に振り付けも演技もとてもよくマッチしていた。
今季の課題としてきた大人っぽさに近づけた。
力強さが備わった滑りで、自己ベストを更新した。
世界選手権で大暴れしそうだ。
浅田真央が通った道を歩む村上佳菜子だが、骨太な表現力は安藤美姫に通じる。

                       ◇

浅田真央は冒頭のダブルアクセルをきれいに決めた。
ゆとりがあった。
流れのあるトリプルフリップ−ダブルループを決めた。
トリプルループをこらえた。
スピンをやわらかく、ステップをスムーズにこなした。
スケーティングがいい。
SPでのミスをなくすことを重んじたのか、自分に落ち着けと言い聞かせるような演技だった。
すべて抑えめ。
無難に滑り終え、ほっとした笑顔を見せた。
浅田真央は、演技前にいつもと違う緊張感があったと振り返った。
首位と僅差の2位につけ、フリーで逆転を目指す。

                       ◇

鈴木明子は冒頭のトリプルトゥループの着氷が乱れ、組み合わせのジャンプがシングルになった。
2連続3回転を決められなかった。
トリプルルッツを決めた。
ダブルアクセルを決めた。
例のステップでは会場の手拍子に包まれた。
が、全体にいま一つ。
最終滑走だった。
今季は好調で、初優勝を狙っていた。
欲が出ると、緊張が膨らみやすく、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。

◆書き加え1(12月25日)

女子シングルのフリーが終わった。
浅田真央が2年ぶり5度目の優勝を飾った。
鈴木明子は2位、村上佳菜子は3位だった。

1位 浅田真央 184.07点
2位 鈴木明子 179.27点
3位 村上佳菜子 172.69点

                       ◇

SP3位の鈴木明子は冒頭のトリプルルッツを伸びやかに決めた。
安定感があり美しい。
ダブルアクセルはシングルになったが、後にトリプルトゥループをつけた。
3連続を含めてループは2つとも決めた。
後半のルッツがシングルになった。
フリップは回りすぎた。
ステップは軽やかだった。
滑り終え、残念そうな表情を隠さなかった。
固くなったのか、全体にやや重い印象…。

後半にジャンプミスが続き、得点を伸ばせなかった。
SPは59.60、フリーは119.67、合計は179.27。
表彰台の頂点を意識して臨んだ今回、SPでは相当な緊張を感じたようだ。
調子は下降気味だった。

                       ◇

SP2位の浅田真央は冒頭のダブルアクセルを決めた。
やはりゆとりがある。
続くトリプルフリップ−ダブルループを流れるように決めた。
トリプルルッツをきれいに決めた。
ここまでは素晴らしい。
後半、ダブルアクセル−トリプルトゥループを決めた。
が、サルコウで2回転になった。
最後の得意のループが2回転になり、バランスを崩した。
が、ステップはしなやかにこなした。
例のスパイラルは美しい。
滑り終え、ふっと息を吐いた。
できることはやったとでもいうかのように…。
浅田真央の表情は穏やかだった。
会場全体が安ど感に包まれた。
皆がほっとしたのだ。

浅田真央はブランクの影響か、終わりに疲れが出た。
が、演技はとても落ち着いていた。
また、スケーティングは伸びた。
SPは65.40、フリーは118.67、合計184.07。
結局、SPでスピードを抑え、慎重に滑る作戦が功を奏した。

浅田真央は「愛の夢」を笑顔で伸びやかに華やかに滑りたいと語っていた。
そのとおりの演技になった。
見守る佐藤信夫コーチは涙をこらえているようだった。
私はぐっときた。

練習ではトリプルアクセルを4回のうち3回決めた。
試合のたびにジャンプ全体の安定感が増している。
私としては、来年3月の世界選手権で頂点に立つために取っておくといった気持ちでいいと思っていた(実は、再来年の世界選手権でいいと考えている)。
ソチオリンピックまで間があり、トリプルアクセルを外して勝つ得点構成を追い求めてほしい。
そこに武器を加えるなら敵なし。

                       ◇

SP1位の村上佳菜子は冒頭のトリプルルッツをきれいに決めた。
続くループは1回転に抜けた。
自分に呪文をかけるので、苦手と口にすべきでない。
トリプルフリップを決めた。
後半のトリプルループからダブルアクセルのシークエンスを決めた。
続くトリプルフリップは両足着氷になり、ダブルアクセルにつなげられなかった。
トリプルトゥループを決めた。
が、ステップで転倒した。
これは不運で気の毒だった。
最後の3連続ジャンプは決めた。
滑り終え、泣き出しそうな顔…。

SP1位で迎えたフリー、しかも最終滑走が影響したか。
鈴木明子と浅田真央の得点は高くなかったが、それでもプレッシャーになった?
演技開始時はもちろん直前練習時、非常に緊張した面持ちだった。
SPは65.56、フリーは107.13、合計172.69。
ノドがからからだったのでないか。

私は村上佳菜子のSPの滑りに成長を感じて驚くとともに、表現を含めた演技に感動を覚えた。
天性のショーマンシップを備えており、会場を巻き込むことができる。
が、緊張に非常に弱い。
世界の大舞台で戦ううえで課題となる。

                       ◇

SPで緊張のあまり実力を発揮できなかった13歳の宮原知子は完璧な演技を行い、潜在能力の高さを示した。
最初にトリプルルッツ−トリプルトゥループを決めた。
続いてトリプルループ、トリプルフリップ、トリプルサルコウを決めた。
後半にダブルアクセル−トリプルトゥループ、トリプルルッツからの3連続ジャンプを決めた。
少女ということもあり、高難度ジャンプをまったく苦にしない。

観客はスタンディング・オベーションで称えた。
SPは47.06、フリーは116.79、合計は163.85。
15位から6位へ。
これから体の成長期を迎えるので未知数だが、村上佳菜子の次世代のホープになるかもしれない。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ

全日本フィギュアスケート選手権2011が大阪・なみはやドームで行われている。
来年3月にフランス・ニースで開催される「世界フィギュアスケート選手権2012」の代表最終選考会を兼ねる。
日本は男女各3枠。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

私は年明け1月5日に業績回復・拡大のための本格教材の発売が控えており、締め切りとの闘いを連日繰り広げている。
ところが、追い込み時期に全日本選手権が始まり、そわそわ・・・。
仕事に集中しきれず、困り果てている。
とくに男子シングルのショートプログラム(SP)の高橋大輔の圧巻の演技に感動した。
非公認だが、世界歴代最高得点だ。
チャンと聞いてほしい。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

女子シングルは、安藤美姫が休養のため、浅田真央と鈴木明子の一騎打ちになりそうだ。

浅田真央は母・匡子さんの死去という悲嘆のなかで出場を決めた。
おそらく母の願いを汲んでアイスリンクに立つ。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

浅田真央はGPファイナルへ向け、滑りのスピードやジャンプの精度は上向きだった。
だが、フィギュアスケートは精神面が強く影響する。
また、葬儀後もバタバタして1週間ちょっとしか取れなかった練習量も不安材料である。
コンディションをどこまで立て直しているかは不明だ。
浅田真央は全日本選手権での4連覇が昨季途絶えた。
5度目の優勝で日本女王に返り咲きを果たせるか。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

記者会見では気丈に振る舞い、明るく受け答えしていた。
私はいくらか安心したが、彼女の内面までは覗けない。
それだけ悲しみは深いのかもしれない。
浅田真央は笑顔に隠す。
どうか一日も早く立ち直ってほしい。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

鈴木明子は3年連続で出場したGPファイナルで自己最高の2位に入った。
ベテランはいまなお進化を遂げ、好調を保っている。
プログラムの評価も高い。
GPシリーズ「NHK杯」で初めて決めた2連続3回転ジャンプを成功させられれば、悲願の初優勝に近づく。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

村上佳菜子はシニアデビュー1年目に目覚ましい成長を遂げ、成績を残した。
2年目の今季は真正面から苦手の克服に立ち向かっている。
滑りが非常に不安定だ。
GPシリーズで表彰台に乗れず、GPファイナル進出を逃した。
2年連続の世界選手権代表へ向け、どこまで調子を上げているか。
ただし、不調の一因が小塚崇彦と同様にスケートシューズとの相性の悪さにあったようだ。
すでに靴を取り替えた。
本人は練習で思い切りやれていると口にした。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

今井遥は今季から練習拠点を米国へ移し、佐藤有香コーチらの指導を受けている。
大人の演技への脱皮を目指して苦悩する村上佳菜子が崩れるようなことがあれば、3位に食い込むかもしれない。
となると、世界選手権に初出場する。

また、浅田真央の記録を塗り替える高得点で全日本ジュニア選手権を制した13歳の宮原知子がどの辺りの順位に食い込むか興味深い。
私は先日の深夜、つけっ放しのテレビ映像で彼女の演技を見て驚いた。
新鋭のシニアデビューだ。

◆書き加え1(12月24日)

女子シングルSPが終わった。

17歳の村上佳菜子は冒頭のトリプルトゥループ−トリプルトゥループを落ち着いて決めると勢いに乗った。
トリプルフリップを決めた。
ダブルアクセルを決めた。
全体を通じたスピード感も十分。
ノーミスで滑り終えると、例のスマイルを見せた。
表情を含め、全身表現がダイナミックだった。
バイオリンの音色に振り付けも演技もとてもよくマッチしていた。
今季の課題としてきた大人っぽさに近づけた。
力強さが備わった滑りで、自己ベストを更新した。
世界選手権で大暴れしそうだ。
浅田真央が通った道を歩む村上佳菜子だが、骨太な表現力は安藤美姫に通じる。

                       ◇

浅田真央は冒頭のダブルアクセルをきれいに決めた。
ゆとりがあった。
流れのあるトリプルフリップ−ダブルループを決めた。
トリプルループを決めた。
スピンをやわらかく、ステップをスムーズにこなした。
スケーティングがいい。
SPでのミスをなくすことを重んじたのか、自分に落ち着けと言い聞かせるような演技だった。
無難に滑り終え、ほっとした笑顔を見せた。
浅田真央は、演技前にいつもと違う緊張感があったと振り返った。
首位と僅差の2位につけ、フリーで逆転を目指す。

                       ◇

鈴木明子は冒頭のトリプルトゥループの着氷が乱れ、組み合わせのジャンプがシングルになった。
2連続3回転を決められなかった。
トリプルルッツを決めた。
ダブルアクセルを決めた。
例のステップでは会場の手拍子に包まれた。
が、全体にいま一つ。
最終滑走だった。
今季は好調で、初優勝を狙っていた。
欲が出ると、緊張が膨らみやすく、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。

                       ◇

1位 村上佳菜子 65.56点
2位 浅田真央 65.40点
3位 鈴木明子 59.60点
4位 西野友毬 58.52点
5位 今井遥 57.82点
6位 村元哉中 54.20点
15位 宮原知子 47.06点

13歳の新鋭・宮原知子は極度の緊張からか、全日本ジュニアで優勝したときの面影がなかった。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

Copyright (c)2011 by Sou Wada

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羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ

全日本フィギュアスケート選手権2011。
男子シングルは日本王者の座をかけ、きょうショートプログラム(SP)、あすフリースケーティング(FS)が行われる。
放送はフジテレビ系例。

最大の注目は、高橋大輔と小塚崇彦のライバル対決。
小塚崇彦はフィギュアスケートグランプリシリーズの「NHK杯」では本調子と程遠かった。
あれから1カ月以上の猶予が与えられ、コンディションを整えて臨んでくるはずだ。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

もう一つの注目は、先ごろ行われたフィギュアスケートグランプリファイナルに出場し、4位と健闘した羽生結弦。
GPシリーズ最終戦の「ロシア杯」で初優勝を飾り、上位6選手に滑り込んだ。
これにより小塚崇彦などのファイナル進出は断たれた。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

男子シングルはこのところ高橋大輔、小塚崇彦、織田信成の3選手が日本を代表してきた。
私は、今季の全日本選手権では表彰台の一角に羽生結弦が食い込むかもしないと思った。
しかし、昨季の全日本選手権で2位に入った織田信成が左膝故障のために欠場することが決まった。
4選手による熾烈な争いの興味はなくなった。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

全日本選手権は来年3月にフランス・ニースで開催される世界フィギュアスケート選手権2012の最終代表選考会を兼ねる。
全日本選手権で表彰台にのぼることは、世界選手権の日本代表になることとほとんどイコールだ。

                       ◇

GPファイナルのフリー、羽生結弦は高橋大輔に続いて演技を行った。
彼が登場したとき、アイスリンクにはまだ大歓声が渦巻いていた。
高橋大輔が会心の演技で観客を総立ちにさせた。
同じ日本勢がいい流れをつくったとはいえ、やりにくい。
ところが、羽生結弦は4回転トゥループを決めるなどして自己ベストを更新し、合計でも自己ベストを更新した。
GPシリーズロシア杯のSP、フリー、GPファイナルのSPと、3回とも決められなかったのに…。
現地で17歳の誕生日を迎えたばかりで見事なファイナルデビューを飾った羽生結弦を、観客はスタンディング・オベーションで称えた。
しかし、僅差で表彰台に届かなかった悔しさは残った。

羽生結弦は終了後の記者会見で、GPファイナルの経験を全日本選手権、世界選手権につなげたいと語った。
シニア転向2年目のシーズンで手ごたえを感じているのだろう、本人は世界選手権への出場を前提にしていた。
表情は柔和であどけなさが残るが、かなりの強気である。

                       ◇

今季の全日本選手権は、GPファイナルでSP5位から総合2位まで巻き返した高橋大輔と、昨季の全日本選手権で初優勝を飾り世界選手権で銀メダルに輝いた小塚崇彦の一騎打ちになる。
とはいえ、小塚崇彦は安定感を欠いており、順当なら高橋大輔が制する。
羽生結弦がそこに割って入る展開になれば、大会はおおいに盛りあがる。

公式練習では高橋大輔と小塚崇彦は4回転ジャンプの成功率が低い。
試合では厳しいだろう。
羽生結弦がSPでもフリーでも高難度ジャンプを決めて初優勝を飾るようだと、日本の男子シングルは活性化する。

羽生結弦は昨季の全日本選手権で先の3選手に表彰台を譲った。
自身と地元が東日本大震災に苦しみ抜いた今年一年をいい形で締めくくろうと意気込んでいる。
世界選手権初出場は間違いない。

◆書き加え1(12月23日)

このブログは午後5時にアップする予定の書き溜め記事だった。
ところが、私が家人への指示を誤り、午後7時30分頃にずれ込んだ。

男子シングルSPが終わった。
小塚崇彦は冒頭のトリプルフリップ−トリプルトゥループをきれいに決めた。
トリプルアクセル、トリプルルッツも決めた。
スピン、ステップをきちんとこなした。
ノーミスで滑り終え、彼にしては力の入ったガッツポーズを取った。
昨季の日本王者のプライドを示した。
GPファイナルに出られなかった悔しさから練習に励み、コンディションを立て直したのか・・・。
大衆受けが難しい選曲だが、おそらく自身の課題の克服を念頭に置いている。
小塚崇彦は演技に隙がなく、また切れ味が素晴らしかった。
いかにも洗練されたサラブレッド。
きりっと引き締まったいい表情だった。

                       ◇

高橋大輔は冒頭の4回転トゥループ−トリプルトゥループを決めた。
跳ばないと言っていたが…。
トリプルアクセル、ステップからのトリプルルッツも決めた。
スピンをこなし、ステップで魅せた。
完璧に滑り終え、左右それぞれの腕で派手なガッツポーズをつくった。
圧巻の演技に大きな歓声と拍手、そしてスタンディング・オベーションが起こった。
アイスリンクに投げ込まれた花束も凄い。
小塚崇彦の得点はプレッシャーになるどころか、闘争心を掻き立てたようだ・・・。
男・高橋大輔は攻め抜いた。
得点が表示されると、絶叫にも近い歓声が沸き起こった。
キス・アンド・クライの高橋大輔は即座に立ち上がり、観客に大きく手を振った。
これ以上は考えられないといった出来映えだった。
私は言葉がない。

                       ◇

羽生結弦は冒頭の4回転が抜けて3回転になり、着氷も乱れた。
コンビネーションジャンプにならなかった。
トリプルアクセルは決めた。
トリプルルッツは両手を上げたダブルトゥループをつけた。
演技全体に勢いと精彩を欠いた。
公式練習では4回転ジャンプの成功率が一番高かったが、直前の練習ではおかしかった。
羽生結弦は最終滑走で気負いがあったのか、高橋大輔の高得点に圧倒されたのか・・・。
欲が出ると、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。

                       ◇

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 羽生結弦 74.82点
4位 町田樹  74.64点

選手の緊張が高まる全日本選手権にはGPシリーズやGPファイナルにない面白さがある。
ただ、上位の点差が開き、興味は3位と4位の争いに絞られた。
フリーの町田樹が楽しみだ。

◆書き加え2(12月24日)

大会本部が羽生結弦の得点を当初発表の74.82点から74.32点に訂正した。
「レベル3」と認定した軸足を替えるスピンを「レベル2」に見直したためだ。
これによりSPの順位は羽生結弦が町田樹と入れ替わり、3位から4位に落ちた。

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 町田樹  74.64点
4位 羽生結弦 74.32点

羽生結弦にフリーでの巻き返しを期待したい。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月23日(金) 19時〜20時54分 男子ショートプログラム(SP)

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

全日本フィギュアスケート選手権2011に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

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浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ

おとといのブログ「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」に続いて・・・。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

「第80回全日本フィギュアスケート選手権大会」が2011年12月22日(木)〜12月26日(月)、大阪・門真のスポーツセンター・なみはやドームで行われる。
今季の日本一を決めるとともに、来年3月にフランス・ニースで開催される世界フィギュアスケート選手権2012の代表最終選考会を兼ねる。
日本の出場枠は男女各3人。

浅田真央は第6戦「ロシア杯」でGPシリーズ3季ぶりの優勝を飾り、GPファイナルへの進出を果たした。
が、母・匡子さんの病状悪化を受け、急きょ帰国した・・・。

最愛の母を亡くしたばかりの浅田真央が悲しみを乗り越えて全日本フィギュアスケート選手権2011への出場を決めた。
天国で見守る母がそれをもっとも望んでいるからだ。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

私は、肝硬変で亡くなった母が20年に及ぶ闘病生活だったと知った。
今年に入り、医師から「次のオリンピックまで生きていられない…」と肝移植を勧められ、手術を受けた。
しかし、長女・舞と次女・真央の姉妹の体にメスを入れることはかたくなに拒んだ。

浅田真央が4月の世界選手権に“激やせ”で出場したのは、そのショックのせいだった。
安藤美姫が金メダル、韓国のキム・ヨナ(金妍児)が銀メダルを獲得したのに対し、浅田真央は6位と惨敗を喫した。
だが、母の病状を言い訳にしなかった。
それどころか一言も触れなかった。

母は長年投薬治療でごまかしながら、浅田真央がフィギュアスケートに打ち込み、一流選手に育つ環境をつくることに命を削った。
病床でも見舞いを押し返すほどだった。
母の衰弱につれ、父と姉が浅田真央を支えるようになった。
その負担を減らそうと、彼女は身の回りのことを自分一人でこなそうとした。

浅田真央は2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)に出場が叶わなかった。
規定に87日の不足。
母は「年齢制限は仕方がない」とコメントしたが、親しい人に「4年は長いから出たかった…」とこぼしていた。
病状がかなり進んでいたのだ。
それでも母はリンクで練習する浅田真央から離れなかった。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

                       ◇

浅田真央は全日本選手権に出場しなければ、おそらく特例で世界選手権の日本代表に選出された。
母を亡くした精神的な動揺と調整の不足で表彰台を逃すようなことがあれば、話がややこしくなる。
情報は入ってこないが、調子はいくらか戻っているのか?

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

しかし、世界女王の安藤美姫が完全休養中であり、有力選手は浅田真央を含めて3人しかいない。
今季絶好調の鈴木明子と2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)をにらんで課題克服に取り組む村上佳菜子。
浅田真央はコンディションが悪くても安全策を取れば、大丈夫・・・。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

浅田真央は覚悟ができていたにしろ、非常に強い。
鈴木明子も高橋大輔も羽生結弦も称えた。
同時に、浅田真央の滑りが見られることを喜んだ。

浅田真央は2006年に16歳の若さで全日本選手権を制し、2009年まで4連覇を成し遂げた。
2010年は安藤美紀に敗れ、日本女王のタイトルを逃した。
2年ぶり5度目の優勝を目指す。

浅田真央は今季、代名詞のトリプルアクセル(3回転ジャンプ)に頼らず、総合力で戦っている。
滑りのスピードを増し、演技の完成度を高めて復調を果たした。
全日本選手権はSPでもフリーでもトリプルアクセルを跳ばない。
現在の困難な状況では得点と順位を優先させるのでは?
表彰台にのぼり、世界選手権出場の3枠に入る。

浅田真央はいま全日本選手権へ向けて練習のリンクに立っている。
きっと母に付き添われている感覚だ。
今回の影響は未知数ながら、私は代表選考に波乱は起こらないように思う。
彼女はファンに復活した姿を見せる。

なお、人のいい鈴木明子はやりにくいと思うが、ベストの演技で表彰台の頂点を狙ってほしい。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

注目の浅田真央は24日と25日に登場する。

◇12月23日(金) 19時〜20時54分 男子ショートプログラム(SP)

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ

きのうのブログ「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」に続いて・・・。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

高橋大輔とともに、カナダ・ケベックで開催されたフィギュアスケートグランプリファイナルに出場したのが羽生結弦(はにゅう・ゆづる)だった。
当地で17歳の誕生日を迎えた注目の成長株である。

シニア2年目の今季はバタバタの状態だった。
東日本大震災で仙台の自宅が被災し、避難所暮らしも経験した。
練習拠点のスケートリンクが使用不能になり、各地のアイスショーに参加して練習時間を確保した。
被災地の人々を勇気づけると心に誓い、シーズンに突入した。

ところが、羽生結弦はグランプリシリーズ中国杯で4位に終わった。
GPファイナル進出には優勝以外にないという追い詰められたなかで、ロシア杯を制した。
むろん、GPシリーズ初優勝だった。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                       ◇

羽生結弦はGPファイナルの公式練習でジャンプが安定していた。
試合前、緊張を和らげるかのように「平常心」を口にした。
硬くなっている証拠だ。

男子ショートプログラム(SP)。

羽生結弦は 79.33点で僅差の4位につけた。
冒頭の4回転と3回転の連続ジャンプは、最初の着氷で手をつき、次が跳べなかった。
それでも3回転をその後の3回転ルッツの後に加え、点数を挽回した。
が、スピンでミスが出た。
本人によれば、会場の雰囲気に飲まれた。

男子フリースケーティング(FS)。

SP4位の羽生結弦は166.49点でFS3位。
自己ベストを更新したものの、合計245.82点で4位。
表彰台まで2点ちょっと届かなかった。

羽生結弦は冒頭の4回転トゥループを鮮やかに決めた。
そして、3回転を含む連続ジャンプもノーミスでこなした。
さらに、終盤のステップでおおいに魅せた。
しかし、ここで精根尽きた。
最後のトリプルサルコウで左手をついた。

足にきたのだろう。
羽生結弦は大人の体力が備わっていない。
疲労で集中力を失った・・・。

羽生結弦は小顔で手足がすらっと長く、フェイスもスタイルも抜群にいいので、演技が大きく美しく見える。
体の柔軟性も関係している。
とても得である。
私は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)が非常に楽しみだ。

羽生結弦は終了後、「海外で認められたが、過信せずにしっかりと全日本フィギュア選手権に挑みたい」と先を見据えた。
世界フィギュア選手権への出場を明らかに狙っている。
このところ波乱がなかったが、高橋大輔・織田信成・小塚崇彦と熾烈な代表選考争いになりそうだ。
トップ3が入れ替わるかもしれない。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                       ◇

小塚崇彦は世界選手権の代表最終選考会となる全日本選手権へ向け、遅れ気味の調整に努めている。
世界の頂点に立とうと、大きな課題の克服に取り組む彼には何よりも練習の時間が必要だ。
このブログで述べたとおり、GPファイナル進出を逃したことは彼に幸いだった。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

                       ◇

村上佳菜子はシニア転向の昨季、目覚ましい成長を遂げた。
滑るたびによくなった。
が、それも一服…。
ソチオリンピックをにらんで課題の克服に立ち向かう。
あえて苦手なジャンプなどをプログラムに取り入れており、得点を伸ばせない。
焦りは不要だ。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

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鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル

フィギュアスケートグランプリファイナルがカナダ・ケベックで行われている。
日本勢のシングル出場は、女子が鈴木明子、男子が高橋大輔と羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
優勝候補の筆頭だった浅田真央が母・匡子(きょうこ)さんの危篤の知らせを受け、緊急帰国。
直後、鈴木明子、高橋大輔、羽生結弦は「病状の回復を願う」と語ったが、思いは届かなかった。

鈴木明子は「彼女の代わりはできないが、私ができることをしっかりとやろうとSPに臨んだ」と目を潤ませた。

高橋大輔は「お母さんと親しくさせていただいた」「浅田さんはお母さんが大好きだった。今後どういうふうに向き合っていくのか心配」と気づかった。

羽生結弦は「自分も被災した東日本大震災後の世界選手権で日本選手団が喪章を付けてくれた。悲しい思いを実感した」と話した。

イタリアのカロリナ・コストナーは訃報を知らされてしばらく絶句、「言葉にならない」と涙を流した。 

浅田真央と帰国した佐藤信夫コーチは「しっかり頑張って、と声をかけました」と話した。

母・匡子さんに頭を下げられて浅田真央の指導に当たった山田満知子コーチは「とくに親子の絆が強かった」「ママは真央の将来のためにやりたかったことがあったはず」「スケートだけでなく、今後の人生にお母さんが必要だった」と話した。

浅田真央の父・敏治さんがマネジメント会社を通じて「舞も真央も、母の安らかに眠っているような顔を見て、やっと苦しかった闘病生活が終わったことを自分たちなりに納得し、いまは気丈にしています」「今後とも娘たちを温かく見守っていただけますようお願いいたします」とコメントを発表した。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

                       ◇

日本勢は残った選手で一丸となって戦うと誓い、揃いのウエアに喪章を付けて試合に臨んだ。

バンクーバーオリンピック金メダリスト、韓国のキム・ヨナ(金妍児)。
昨季の世界女王、安藤美姫。
二人が休養し、浅田真央が欠場して、GPファイナルは混戦が予想された。
グランプリシリーズ2試合の合計点では、浅田真央、カロリナ・コストナー、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ、鈴木明子、アメリカのアリッサ・シズニー、ロシアのアリョーナ・レオノワの順になる。

⇒2011年10月2日「安藤美姫、完全休養宣言…現役引退かソチ続行か結論」はこちら。

鈴木明子は技術と表現を磨き、今季は絶好調だ。
課題の修正を地道に繰り返した成果である。
3季連続のGPファイナル進出は彼女一人。
NHK杯でトリプルトゥループ−トリプルトゥループのコンビネーションジャンプをプログラムに組み込み、185.98という今季GPシリーズの女子最高点をマークした。
鈴木明子は安定した5種類の3回転ジャンプ、リズミカルなステップを誇る。
昨季から会場を巻き込むコツをつかみ、それが演技に華やかさを添えるようになった。

彼女のことだから、浅田真央の分まで頑張ろうとする。
どうか初のGPファイナル制覇を果たしてほしい。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

                       ◇

女子シングルのショートプログラム(SP)。
鈴木明子が 61.30点で2位につけた。
冒頭、NHK杯で成功させた2連続3回転より難度を高めたトリプルフリップ−トリプルトゥループのコンビネーションジャンプに失敗した。
フリップは着氷が乱れ、セカンドジャンプは2回転になった。
が、その後はうまくまとめた。

カロリナ・コストナーが 66.43点で1位に立った。
冒頭のトリプルトゥループ−トリプルトゥループのコンビネーションジャンプを決めた。
その後もミスのない演技で技術点、演技構成点ともにトップの得点をマークした。
GPファイナル初優勝へ向けて最高のスタートを切った。

アリョーナ・レオノワは 60.46点で3位につけた。

私が注目していたのは、シニア登場のシーズンでいきなりGPシリーズ2戦2勝の快挙を成し遂げた14歳のエリザベータ・トゥクタミシェワである。
彼女は失うもの、恐れるものがなく、伸び伸びと演技を楽しんでいた。
高難度ジャンプをいとも簡単に決めるが、くるくる回るだけの選手でない。
シニア転向直後の浅田真央に通じるところがある。
一流選手に特有の“華”を持つ。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

エリザベータ・トゥクタミシェワは、冒頭のトリプルルッツ−トリプルトゥループのコンビネーションジャンプを決めた。
しかし、残り2つのジャンプに大きなミスが出て、最下位の5位に留まった。
およそ彼女らしくない。
表情には失意がはっきりと浮かんでいた。

私がSPでもっとも印象に残った選手はやはり彼女だった。
初の最終滑走で入れ込んだか。
エリザベータ・トゥクタミシェワは、直前の選手の演技が終わるのを待ちきれないといった様子でアイスリンクに飛び出していった。

無欲で手に入れたGPシリーズ2戦2勝。
GPファイナルで優勝への欲が出て当然である。
出来も悪く、得点も低かったが、随所に才能が感じられた。
すでにそれなりの演技力を備えており、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)へ向けて大きな成長を遂げ、金メダルを狙う浅田真央などの日本勢、そしてキム・ヨナの強力なライバルになっているかもしれない。

⇒2011年11月8日「キム・ヨナはこのまま現役引退か…ソチ五輪復活は至難」はこちら。

昨季滑るたびに著しい成長を見せた村上佳菜子は今季、踊り場に差しかかっている。
エリザベータ・トゥクタミシェワもこれからさまざまな壁にぶつかる。
まして、オリンピック開催国の期待の新星には凄まじいプレッシャーがかかるだろう。

ジュニアから転向した選手が得点や順位を意識し、それにつれて競技の怖さや難しさを知ると、すんなり勝てなくなる。
それを乗り越えた選手がシニアで頂点に立てる。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

◆書き加え1(12月11日)

女子シングルのフリースケーティング(FS)。

SP2位の鈴木明子は118.46点でFS3位。
合計179.76点でGPファイナル自己最高の銀メダルを獲得した。
ジャンプで着氷が乱れがちだったが、ミスを引きずらずにスピード感あふれる演技でアピールした。
ベテランはまだ成長を遂げている。

SP1位のカロリナ・コストナーが121.05点でFS1位。
合計187.48点でGPファイナル4度目の出場で初優勝を飾った。
序盤のアクセルがシングルになったほかは無難にまとめ、シーズンベストをマークした。

SP3位のアリョーナ・レオノワが3位に入った。

◆書き加え2(12月11日)

男子シングルのショートプログラム(SP)。

高橋大輔は 76.49点で5位と大きく出遅れた。
冒頭の4回転トゥループが両足着氷になり、回転不足と判定された。
トリプルアクセルは決めたが、トリプルルッツの着氷が乱れてコンビネーションジャンプにならなかった。
技術点をまったく伸ばせなかった。

羽生結弦は 79.33点で僅差の4位につけた。
冒頭の4回転と3回転の連続ジャンプは、最初の着氷で手をつき、次が跳べなかった。
それでも3回転をその後の3回転ルッツの後に加え、点数を挽回した。
が、スピンでミスが出た。
本人によれば、初のGPファイナル出場で雰囲気に飲まれた。

世界王者のパトリック・チャンは1位。
アメリカのジェレミー・アボットは2位。
ちなみに、アボットを除く5選手がSPから4回転ジャンプを取り入れた。

男子シングルのフリースケーティング(FS)。

SP5位の高橋大輔が172.63点でFS2位。
合計249.12点で2位に入った。
冒頭の4回転トゥループで両手をついたが、その後のジャンプを完ぺきに決め、ガッツポーズ!
開き直りが出たのか、猛烈に巻き返した。
鈴木明子とともに銀メダルという結果は立派だ。

SP4位の羽生結弦は166.49点でFS3位。
合計245.82点で4位となり、惜しくも表彰台を逃した。
冒頭の4回転トゥループを鮮やかに決めた。
後のトリプルサルコウが乱れたほかは、ほぼミスのない演技で自己ベストを更新した。

SP1位のパトリック・チャンがFS1位。
合計260.30点で危なげなく2連覇を飾った。
序盤の4回転でやや乱れたが、その後はそつなくまとめた。
順当勝ちといったところ。

振り返ると、SPでの高橋大輔は明らかに精彩を欠いていた。
彼のことだ、仲良しの浅田真央の緊急帰国が心に大きな影を落としていたのかもしれない。

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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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