コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

峠の釜めし

昔の上京は鈍行での大変な長旅でした・・・

昔はそれはそれは大変な長旅でした。
1951年生まれの私にその記憶が残っているのは1950年代後半から1960年代初頭の数年です。
列車がSL(蒸気機関車)でのろく、移動にとんでもない時間を要しました。
暑い季節は窓を閉めておくわけにいかず、煙が石炭の灰とともに容赦なく入ってきました。

背面が垂直の座席は恐ろしく固く、座り心地が最悪でした。
(背板だったかもしれません。)
さらに、前の座席との間隔が狭く、大人だと膝がぶつかり、脚が窮屈でした。
体が痛くても疲れても、姿勢を崩しようがありません。
ほとんど身動きが取れない状態で、ひたすら耐えなければなりませんでした。
(こうした座席はわりと近年までありましたが、10時間に迫る乗車では珍しいはずです。)

記憶が曖昧ながら、信越本線の鈍行(各駅停車)で直江津駅から上野駅へと向かいました。
(やがて「急行」に乗るようになったはずです。)

山間地帯を抜け出して関東平野に出ると一気に視界が広がりました。
高崎駅(高崎市)は最初の都会、東京の入口という印象でした。
団塊の世代の方ならお分かりいただけるでしょう。

目的地(終着駅)にたどり着いたわけでもないのに、胸をなでおろしました。
小学生の私だけでなく、両親も同じだったと思います。

気が遠くなるような道中、横川駅で「峠の釜めし」を土瓶入りの緑茶と買い求めることが唯一の楽しみでした。
ウィキペディアによれば、「駅弁=折詰」という常識を打ち破った峠の釜めしが発売されたのが1958年でした。
直江津小学校の2年生に当たります。

手元に写真が残っていれば、当時をいくらか振り返れます。
例えば、上京が何回だったか、東京で何を楽しんだかなどです。
しかし、私は1990年代後半(40代後半)以前の記録を何一つ持っていません。
誕生、幼児、園児、小学生〜高校生、社会人、結婚・・・。
いつ頃か分かりませんが、卒業文集も卒業アルバムも卒業証書も失いました。
亡くなった両親の昔の写真もありません。

老いが深まるにつれて、過去を懐かしく感じる気持ちが膨らんでいます。
当時に戻れると思っていませんが、手がかりがないのはさみしいかぎりです。
死ぬ前に写真でもいいから会いたい人がたくさんおり、触りたい暮らしがたくさんあるのです。

生きた記録を大切にしなかったことを悔やんでいます。

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善光寺詣り…ホテル国際21…長野経済研究所

私は木曜日、おそらく直江津小学校の5年生以来、51年ぶりに長野駅に降り立ちました。
学校(学年)か、地域か、サークルか、家族か、いずれかで善光寺詣り(参り)へ出かけました。
何とも言えない感慨が込みあげてきました。

私は直江津生まれですが、半世紀の間、直江津駅〜高崎駅間の信越本線の沿線を訪れる機会がありませんでした。
とても不思議です。
信越本線の沿線を通る機会もごくわずかでした。
父の転勤にともない、直江津小学校を卒業して伊那中学校に入学しました。
その後、北陸地方から乗り換えなしに上野駅へ行ける信越本線経由の特急や急行を幾度か利用しました。
しかし、これらは夜行列車を含め、だいぶ前に消滅しました。
私は長野新幹線に乗り、途中の軽井沢や上田の駅名の響きが懐かしく、新鮮でもありました。

私は当時の記憶が皆無であり、長野市の半世紀の変遷や変貌は記せません。
ただし、木造の駅舎の印象、そして善光寺の真っ暗闇のなかで触れた鍵か取っ手の感触がかすかに残っています。

私は午後3時に長野駅に着き、何が何でも善光寺へ出かけると決めていました。
しかし、仕事を終えられず、日がすっかり落ちてから「ホテル国際21」にチェックインしました。
そして、善光寺を目指して大体の見当で歩きましたが、すぐに挫折してホテルに戻りました。
長野を訪れる機会はもうないと思っていましたので、とても残念でした。

ホテルの自室で、締め切りが金曜日の朝一の仕事に追われました。
ノートパソコンの画面に長時間向かったせいか、午前3時過ぎにベッドに入っても寝つけません。
ほかにも納期の近い仕事を抱えていましたので、幾度か起きてはパソコンに向かい直すうちに朝を迎えてしまいました。
結局、一睡もできませんでした。
デスクワークははかどりましたが、頭と意識は朦朧としています。

私はその日、長野経済研究所(八十二銀行)主催の実務セミナー「目標必達・営業管理セミナー」の講師を務めることになっていました。
多くの地場企業の方々にお申し込みをいただいています。
長野は東京より数度涼しいとはいえ、体が持つかどうか心配でした。
主催者と参加者に迷惑をかけるわけにいかないので頑張り、何とか一日を乗り切りました。
力を使い果たし、立っているのも難儀です。

私は、木曜日の夜にまったく眠れなかったおかげ(?)で、仕事がいくらか片づいていました。
そこで、金曜日の夜に長野から帰京する予定を変更し、「ホテル国際21」に連泊しました。
そして、土曜日の朝にホテルと善光寺を徒歩でゆっくりと往復しました。
雨が降っており、ずいぶん濡れました。
なぜかタクシーに乗りたくなかったのです。
年齢的に最後の善光寺詣りになるでしょう。
足を運び、心の底からよかったと思います。
途中、参道の入口で、手打ちの「さらしなそば(更科蕎麦)」をいただきました。

私はせっかくの機会なので故郷の直江津まで足を延ばし、海水浴を楽しんでから上越線経由で帰りたいところでした。
が、さすがにそこまでの時間的な余裕はありません。
長野新幹線の「あさま」の車内販売で「峠の釜めし(本舗おぎのや)」をいただきました。
私は半世紀前までの直江津時代に幾度か信越本線で上京していますが、両親は横川駅でたいてい「峠の釜めし」を買い求めたものです。
列車の窓を開け、手招きしながら駅弁の売り子を呼ぶ顔が思い浮かんできました・・・。

仕事で訪れた長野でしたが、私にしては珍しく旅行気分を味わうことができました。
長野経済研究所の関係者と大勢のセミナー参加者に心より感謝します。

⇒2013年5月6日「四国巡礼88札所巡り…結願之証に感無量」はこちら。

⇒2009年9月20日「連休、伊豆88寺巡礼の旅へ」はこちら。

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駅弁人気ランキング、駅弁売れ筋ランキング

私は企業での講演や研修、公開の講演やセミナーを年間2百回近く行ってきた(企業での指導を含む)。
仕事柄、出張が非常に多い。
私は飛行機に乗らないので、たいてい鉄道で移動している。

近年は老いてしまい、体力の消耗の少ない都心に軸足を移した。
それでも東京駅〜博多駅の東海道新幹線と山陽新幹線の沿線にしばしば出向く。
さらに、いまでも地方都市にときどき出向く。

というわけで、移動時間に駅弁をかなり食べてきた。
当地特有の味覚を楽しめるのも大きな魅力である。
グルメや駅弁おたくでないので強く意識はしていないが、これまでにそれなりの種類を味わった。

庶民の私は、千円を超えればおいしくて当たり前だと思う。
また、何度も食べたくなることも非常に大事だと思う。
私のお気に入りベスト3は以下のとおり。

1位 ますのすし 富山県富山駅
2位 峠の釜めし 群馬県横川駅
3位 崎陽軒シウマイ弁当 神奈川県横浜駅

私は横浜暮らしであり、新横浜駅から新幹線に乗り込む際に「崎陽軒シウマイ弁当」をよく買う。
幕の内弁当ふうなのに安い。
かための飯(めし)が抜群にうまく、シウマイなどをごろごろ、他のおかずをちまちまと楽しめ、食が進み、ちゃんと腹が膨れる。
これぞ名作である。
しかも飽きない。
日本の駅弁でもっとも多く売れているようだ。
1954年の発売。

私はおかずの構成(品数を含む)と分量(割合を含む)が素晴らしいと思う。
調理(味付けを含む)と食感(素材を含む)も…。
個人的には、わけの分からない筍煮が好きだ。
また、いつ食べていいのか迷う杏の甘煮も気になる。
いったいどれくらい買っただろう。

私は、富山駅の「ますのすし」と横川駅の「峠の釜めし」もずいぶん買った。
「ますのすし」は千円を超えるが、駅弁というより土産としての購入がほとんどだ。
しかも、あれは一人前でない(一食分も用意されているようだ)。

ところで、インターネットで検索すると、「駅弁人気ランキング」の類が出てくる。
それぞれで商品や順位が異なるのは当然のことだ。
私は「崎陽軒シウマイ弁当」の名前を見た記憶がなく、それが不思議だった。
駅弁の古典の域に達していると思うのに・・・。

そこで、改めてインターネットでざっと調べてみた。

◆京王百貨店「駅弁大会」

正確には、「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」。
「駅弁甲子園」などとも呼ばれ、駅弁ファンにたまらない、人気・恒例のイベントだ。
京王百貨店駅弁大会の2012年の売れ筋ランキング(ベスト3)は以下のとおり。

1位 いかめし 500円 北海道森駅
2位 島根牛みそ玉丼 950円 島根県松江駅
3位 牛肉どまん中 1100円 山形県米沢駅

「いかめし」は、シンプルさで他を圧倒する。
笑ってしまうくらい。
小ぶりのイカの脚とはらわたを取り除いた胴体に、混ぜ合わせたうるち米ともち米を詰め、しょうゆベースの秘伝のタレで煮込む。
やわらかないかともちもちの飯が絶妙にマッチする。
はしでなく爪楊枝で食べる。
1941年の発売。
北海道駅弁というより全国駅弁のナンバーワンの座に君臨しつづける。
駅弁大会でも毎年のように販売1位。

牛丼弁当はもともと強い。
「牛肉どまん中」は、山形米の飯に米沢牛の薄切りロースとそぼろをふんだんにのせた。
値段もそこそこなので、うまい。
何よりネーミングが見事であり、これだけで食べたくなる。
1993年の発売と、新しい。

◆goo「好きな全国の有名駅弁ランキング」

2012年。

1位 いかめし 北海道森駅
2位 ますのすし 富山県富山駅
3位 かにめし 北海道遠軽駅
4位 峠の釜めし 群馬県横川駅
5位 柿の葉寿し 奈良県吉野口駅
6位 あなごめし 広島県宮島口駅
7位 かしわめし 福岡県折尾駅
8位 だるま弁当 群馬県高崎駅
9位 牛肉どまん中 山形県米沢駅
10位 たこ飯 香川県高松駅

「ますのすし」は、富山名産のコシヒカリの酢飯に鮮やかなオレンジ色のますを敷き詰めた押し寿司である。
いくらか日持ちするので土産に持ち帰れる。
丸い容器を、秀逸な紙パッケージで包む。
実に印象的だ。
1912年の発売。
富山名物といえる。

「峠の釜めし」は「ますのすし」と並び、たいてい駅弁人気ランキングの上位を争う。
知名度抜群である。
うろ覚えだが、テレビドラマになったのでなかろうか。
空き容器を持ち帰る人も少なくない。

◆テレビ朝日「全国おいしい人気の駅弁ベスト100」

テレビ朝日の2007年頃の番組で紹介されたようだ。
すでに消えた駅弁も含まれるのでないか?
ツアーガイドが厳選している。

1位 ますのすし 富山県富山駅
2位 峠の釜めし 群馬県横川駅
3位 崎陽軒シウマイ弁当 神奈川県横浜駅
4位 いかめし 北海道森駅
5位 たらば寿し 北海道釧路駅
6位 網焼き牛たん弁当 宮城県仙台駅
7位 牛肉どまん中 山形県米沢駅
8位 うにいくら弁当 北海道函館駅
9位 上州の朝がゆ 群馬県高崎駅
10位 大間のマグロづけ炙り丼 青森県八戸駅
11位 海の輝き 北海道小樽駅
12位 どっさりウニ丼 北海道苫小牧駅
13位 極上さばずし 福井県敦賀駅
14位 前沢牛ローストビーフ弁当 岩手県一ノ関駅
15位 加賀野立弁当 石川県金沢駅
16位 特上鰺の押寿し 神奈川県大船駅
17位 柿の葉寿し 奈良県吉野口駅
18位 氏家かきめし 北海道厚岸駅
19位 神戸ワイン弁当 兵庫県神戸駅
20位 あなごめし 広島県宮島口駅
21位 モー太郎弁当 三重県松阪駅
22位 ソースかつ棒 福井県福井駅
23位 甲州かつサンド 山梨県小淵沢駅
24位 元祖特撰牛肉弁当 三重県松阪駅
25位 越前かにめし 福井県福井駅
26位 ぜいたく寿し 北海道札幌駅
27位 瀬戸焼名古屋コーチン鶏めし 愛知県名古屋駅
28位 いちご弁当 岩手県宮古駅
29位 抹茶ひつまぶし日本一弁当 愛知県名古屋駅
30位 海人がつくる壺川駅前弁当 沖縄県壺川駅
31位 赤ワイン仕込うなぎ弁当 静岡県浜松駅
32位 深川めし 東京都東京駅
33位 鶏めし弁当 秋田県大館駅
34位 豊後さば寿司 大分県大分駅
35位 まるごとあわび弁当 岩手県宮古駅
36位 海鮮上ずし百万石 石川県加賀温泉駅
37位 納豆弁当 茨城県水戸駅
38位 金目鯛炙り寿司 神奈川県小田原駅
39位 花咲かにめし 北海道根室駅
40位 かなやのかにめし 北海道長万部駅
41位 ひっぱりだこ飯 兵庫県西明石駅
42位 復古だるま弁当 群馬県高崎駅
43位 わっかない かに弁当 北海道稚内駅
44位 さつま黒ぶためし弁当 鹿児島県鹿児島中央駅
45位 くびきの押し寿司 新潟県越後湯沢駅
46位 めはり寿し 和歌山県新宮駅
47位 山陰鳥取かにめし 鳥取県鳥取駅
48位 特上うなぎ弁当 鹿児島県川内駅
49位 摩周の豚丼 北海道摩周駅
50位 あったけぇきりたんぽ弁当 秋田県秋田駅
51位 極附弁当 東京都東京駅
52位 特製さけずし 新潟県新津駅
53位 たこ飯 香川県高松駅
54位 ぶりかまめし 富山県富山駅
55位 牛串弁当 山形県米沢駅
56位 飛騨高山牛しぐれ寿司 岐阜県高山駅
57位 八戸小唄寿司 青森県八戸駅
58位 かごんま黒ぶた弁当 鹿児島県出水駅
59位 栗めし 京都府園部駅
60位 ぶた八の炭焼あったか豚丼 北海道帯広駅
61位 甘えび寿し 石川県加賀温泉駅
62位 宇都宮餃子弁当味味 栃木県宇都宮駅
63位 ながさき鯨カツ弁当 長崎県長崎駅
64位 長州ファイブ 山口県下関駅
65位 下関名物元祖ふくめし 山口県下関駅
66位 鯖の姿ずし 高知県高知駅
67位 元気甲斐 山梨県小淵沢駅
68位 駅弁版極富士宮やきそば弁当 静岡県富士宮駅
69位 漁り弁当 千葉県木更津駅
70位 かしわめし 福岡県折尾駅
71位 越前ちゅんちゅんかにめし 福井県福井駅
72位 鮎ずし 熊本県人吉駅
73位 徳島名物特撰阿波地鶏弁当 徳島県徳島駅
74位 桃太郎の祭ずし 岡山県岡山駅
75位 さんま姿寿司 和歌山県紀伊勝浦駅
76位 栗めし 熊本県人吉駅
77位 信楽焼松茸めし 滋賀県草津駅
78位 やきはま丼 千葉県千葉駅
79位 雪だるま弁当 新潟県新津駅
80位 印篭弁当 茨城県水戸駅
81位 いかすみ弁当黒めし 鳥取県鳥取駅
82位 かぐや姫伝説 滋賀県草津駅
83位 風林火山 山梨県小淵沢駅
84位 湖北のおはなし 滋賀県米原駅
85位 平安弁当 京都府京都駅
86位 おかやま和牛肉弁当 岡山県岡山駅
87位 岩魚ずし 長野県塩尻駅
88位 しか肉もみじ弁当 北海道釧路駅
89位 吾左衛門寿し鯖 鳥取県米子駅
90位 いわしのほっかぶり寿司 北海道釧路駅
91位 発芽玄米たいめし鯛のいなり手箱 石川県加賀温泉駅
92位 多聞シェイクDE踊る鯛 新潟県長岡駅
93位 南紀くじら弁当 和歌山県新宮駅
94位 日本海さけかに合戦 新潟県長岡駅
95位 瀬戸のかきめし 兵庫県相生駅
96位 元祖けっから飯 熊本県人吉駅
97位 海鮮小わっぱ 岩手県盛岡駅
98位 E2系はやて弁当 青森県八戸駅
99位 冬の天然寒ブリご出世弁当 北海道札幌駅
100位 ええ牛肉めし 兵庫県新神戸駅

ベスト3は、私のお気に入りと一致した。
「ますのすし」と「峠の釜めし」は人気ランキング上位の常連なので驚かないが、3位の「崎陽軒シウマイ弁当」はうれしい。
この駅弁の評価が不当に低いと思っていた。

ランキング上位の駅弁は、その土地ならではの食材を用い、調理にもこだわる。
独自性ゆえに、旅行気分をおおいに盛り上げてくれる。
「崎陽軒シウマイ弁当」は、弁当としての完成度は高いが、駅弁としての魅力が弱いのかもしれない。
しかし、私自身は横浜っぽいと思う。
文明開化の雰囲気を残しており、ごく小さい幕の内弁当のなかに和・洋・中の味覚がバランスよく詰まっている。
実力は駅弁ナンバーワンと評価する。

なお、「柿の葉寿し」「だまる弁当」はランキングでよく見かける。
私は「だるま弁当」が「峠の釜めし」の2年後に発売されたのが気になる。
当初は容器が陶器(?)でつくられた。
また、記憶がきわめて曖昧だが、半世紀前の信越本線の急行では横川駅と高崎駅は隣の停車駅だったのでないか?

日本人はかに好きだ。
各地の「かにめし」は概して人気が高い。

私は生まれ故郷が新潟県直江津市(現上越市)なので、直江津駅の駅弁には愛着がある。
全国に知られていないが、とてもうまいと思う。

⇒2010年5月1日「鱈めしと磯の漁火は名作駅弁…直江津」はこちら。

つくり手の主張が前面に押し出された、武骨な駅弁だ。
男性向きである。

以下に、「鱈めしと磯の漁火は名作駅弁…直江津」と題する2010年5月1日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

きのうのブログ「直江津マイミクとセピオーラで歓談」の続き。
私は2年間お世話になった真行寺幼稚園を訪ねた後、JR直江津駅へ向かった。
横浜に帰宅するためだ。
その前に“大仕事”が残っている。

ハイマート火曜日の夜は直江津駅前の「ホテルハイマート」に宿泊する予定だった。
しかし、北陸本線が糸魚川付近の強風のために全面運休となり、黒部駅で足止めを食らった。
妻が私に代わってキャンセルの電話を入れたところ、営業の方が丁寧に対応してくださった。

鱈めし1私は以前、「にっぽん駅弁列島」というテレビ番組で、駅弁づくりに情熱を傾けるホテルハイマートの山崎邦夫社長の存在を知った。
今回、名物の駅弁をホテルの部屋で食べたいと張り切っていたのだ。

その夢は将来に取っておくとして、私を含めた家族3人の夕食に買って帰りたかった。
鱈めし2賞味時間が短いはずなので、ホテルのフロントに尋ねた。
そして、直江津駅の構内で「鱈めし」「さけめし」「磯の漁火」を購入した。

自宅に戻ったのが午後7時前。
妻も子どもも待ち侘びていた。
せっかくなので3種類を楽しもうと、分け合いながらいただく。

さけめし1「鱈めし」は絶品。
タラは硬めに仕上げられており、歯の弱い人は途中で噛むのがしんどくなるかも…。
タラコがおいしい。
私はこれが一番気に入った。
やや男性向け。

食べやすさでは断然「さけめし」。
なぜかサケはマイルド。
さけめし2だれにも好まれそう。
イクラが添えられている。
妻と子どもはこれが一番気に入った。
「おいしい!」。

鱈めしもさけめしもおかずとご飯の相性が素晴らしく、おおいに食が進む。
おかずは“具材”に近い。
米のうまさが引き立ち、名前に「めし」を押し出したのもうなずける。
いかにも米どころ新潟の駅弁。
むろんコシヒカリ。

磯野漁火1「磯の漁火」は酒好きに好まれそう。
何のことはないおにぎりがおいしい。
かなりの大きさなので、頬張る感じ。
中身はウメとサケ。
おかずはつまみにもなる、荒っぽい調理。
サザエ煮など、磯の風味が際立つ。
磯野漁火3ニシンのコンブ巻きは持っていかれた。
車窓から日本海を眺めながら食べるのがよい。
私はこれも気に入った。
かなり男性向け。

ホテルハイマートの駅弁は「地産地消」。
土地で取れたものを土地で用いる。
私は、生まれ故郷・直江津の味を堪能することができた。

山崎邦夫社長の志と人柄が反映されており、おいしさを追い求めていながら迎合が感じられない。
魂が込められた、シンプルかつストレートな駅弁である。
大衆受けを狙っていないところにも、私は好感が持てた。
ブームを意識した新商品が相次いで開発されるなか、無骨でさえある。
これこそ真の贅沢。

浮ついた旨味を拒み、色彩も地味に抑えている。
グルメでもおしゃれでもない。
総じて硬派、男っぽい出来だ。
最高!

私はホテルハイマートの駅弁に「名作」という言葉を贈りたい。
これからも新しい作品を全国へ発信していただきたい。

                       ◇

一連のブログは以下のとおり。

⇒2010年4月29日「特急はくたか、強風で全面運休」はこちら。

⇒2010年4月30日「直江津マイミクとセピオーラで歓談」はこちら。

                      ◇◆◇

⇒2010年3月10日「直江津ホテルハイマートに宿泊予約」はこちら。

⇒2009年8月15日「絶品駅弁! 直江津ハイマート鱈めし」はこちら。

◆書き加え
ブログにアップした直江津ホテルハイマートの駅弁の写真。
購入後、直江津駅から越後湯沢駅までほくほく線、東京駅まで上越新幹線、新横浜駅まで東海道新幹線、自宅までタクシーと乗り継いだ。
しかも、私は腰に激痛が走り、かつパスファインダーのキャリーバッグを引きずっていた。
荷物でいっぱいの状態…。
家族の夕食に気をつけて運んだつもりだったが、弁当の中身(おかず)が片寄ってしまったようだ。
もっとバランスよく盛りつけられていたはず。
心を込めてつくってくださった方に申し訳ないことをした。

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直江津駅から上野駅まで各駅停車の旅…直江津に関するブログ

私は先週金曜日から土曜日にかけ、書斎で延々と仕事…。
数本の締め切りがほぼ同時期に重なり、間に合わせられるか綱渡りの状態・・・。
朝方ベッドにそのまま横たわり、20分程の仮眠を取った。
そして、ルーシー・ヘンシャルの「I Dreamed A Dream(夢やぶれて)」を聴いて眠気を吹き飛ばし、仕事を再開。
かのスーザン・ボイルが歌い、一躍世界中に広まったミュージカル「レ・ミゼラブル」の挿入歌だ。

ところが、簡素な昼食を取って腹が満たされたら、頭というか意識がもうろうとし、コンテンツの作成がさっぱり進まなくなった。
まずい。
よほどのことがないかぎり頼らないようにしている「ユンケル黄帝ロイヤル」に、とうとう手が延びてしまった。
仕事を中断することは許されない。

つけっ放しのテレビ東京から「ローカル線 秋の駅弁旅」という番組が流れてきた。
いまや、各駅停車で沿線の名物駅弁を楽しむのは、最高の贅沢である。
私はせわしない日常に押し潰されており、のんびりとした旅行に憧れてしまう。
仕事としてでなく、どこかへ行きたいとつくづく思う。

実は、講演や公開セミナー、企業研修で数えきれないくらい地方へ出向いたが、どの土地もまったく知らない。
なぜなら、目的地の駅と開催会場と宿泊ホテルの3カ所のほかは行ったことがない。
それも徒歩よりもタクシーのほうがずっと多い。
たいてい時間的にぎりぎりなので名所を訪れたり、街並みをぶらっとしたりする余裕が持てないのだ。

私は眠気覚ましのコーヒーを飲んでいて思い出した。
いまから半世紀以上前、子どもの頃、新潟の直江津駅から上野駅まで信越本線で10時間前後かけて行ったことがある。
おそらく昭和32〜33年、直江津小学校1年生。
記憶が非常に曖昧だが、各駅停車、そして乗り継ぎなし。
でも、この時代に鈍行でそんな長距離列車があったのか、どうもはっきりしない。
また、急行があったはずなのに、なぜそうしたのか。
それとも急行で10時間前後?

母は江戸っ子。
親戚のうちに遊びにいくことが確か休暇の直前に決まり、切符を取れなかった?
さらに、父が甘く見ていたせいか、座席にありつけなかった。
おそらく始発だった?
幾度も「失敗した」というようなことをつぶやいていた。
小さかった私はとてもつらかったので、覚えているのだろう。
通路もびっしり、トイレもいけないほどで、それは地獄だった。
懐かしい思い出だ。
昔の人は恐ろしく辛抱強かった・・・。

これも記憶が曖昧だが、途中で少なくとも私くらいは座れたのかもしれない。

このときは不明ながら、上京時の駅弁は横川駅の「峠の釜めし」とほとんど決まっていた。
製造・販売は「荻野屋(おぎのや)」。
ウィキペディアによれば、1958年(昭和33年)2月1日発売と記されている。

                      ◇◆◇

生まれ故郷・直江津に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月1日「鱈めしと磯の漁火は名作駅弁…直江津」はこちら。

⇒2010年4月30日「直江津マイミクとセピオーラで歓談」はこちら。

⇒2010年4月29日「特急はくたか、強風で全面運休」はこちら。

⇒2010年3月20日「校歌を歌ってみなさい…就活・面接」はこちら。

⇒2010年3月17日「卒業式シーズン…大人への通過儀礼」はこちら。

⇒2010年3月13日「駅弁甲子園ハイマート鱈めし(再録)」はこちら。

⇒2010年3月11日「心にぽっかり穴…直江津小学校卒業式」はこちら。

⇒2010年3月10日「直江津ホテルハイマートに宿泊予約」はこちら。

⇒2009年9月21日「漁師まかない飯…直江津漁港」はこちら。

⇒2009年8月30日「関川と荒川…直江津を流れる川」はこちら。

⇒2009年8月29日「筑紫もち、信玄餅、出陣餅、三つ巴」はこちら。

⇒2009年8月16日「直江津祗園祭、花火大会、舟形屋台」はこちら。

⇒2009年8月15日「絶品駅弁! 直江津ハイマート鱈めし」はこちら。

⇒2009年8月8日「夏の風物詩・花火大会ランキング」はこちら。

⇒2009年8月4日「上杉謙信・出陣餅と武田信玄・信玄餅」はこちら。

⇒2009年7月24日「感激! 生まれ故郷・直江津から…」はこちら。

⇒2009年7月22日「46年前の皆既日食」はこちら。

⇒2009年4月5日「意外、人口最多は新潟県」はこちら。

⇒2009年4月4日「桜の名所、高田城址と高遠城址」はこちら。

⇒2008年2月26日「上越・高田の観桜会…日本三大夜桜」はこちら。

⇒2008年2月17日「故郷・直江津にマイミク」はこちら。

⇒2007年4月25日「生まれ故郷・直江津へ自分探しの旅」はこちら。

⇒2007年3月11日「NHK・桜井洋子さんの活躍が励み」はこちら。

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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
著作権について
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(308頁。2月14日発売)
9784907620004-00

(272頁。2月10日発売)
9784907620011-00
プロフィール
wada01











和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

和田創研
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