このところ製造業の経営層や管理職と接する機会が多い。例えば、部品メーカーでは前年同月比5〜8割減といったところが珍しくない。
しかし、彼らの表情にいくらか明るさが戻ってきた。
生産調整が進んだ結果、第2四半期、早ければ5〜6月から工場の稼働率が上向きそうとの手応えを得ている。
今回の経済危機により製造業は金融業や不動産業と並んで大きな痛手を被ったが、底入れ感が広がりつつある。
とはいえ、大幅な前年割れが半年以上続いていることに変わりはない。
日本を代表する大手メーカーでさえ公的資金の活用を考えている。
体力の弱い企業はいよいよ限界に近づいてきた。
すでにパートや派遣の従業員の解雇を行っているが、売り上げの早期回復を図れず、それだけではやっていけないところが出てくるはず。
私は、正社員のリストラは今年度に増えると思う。
また、世界経済は多くの不安要因を抱えている。
この先、ちょっとしたきっかけで景気後退が起こるかもしれない。
そうなると、ぎりぎりの状態で踏み止まっていた企業が一斉にリストラへ動く。
雇用波乱はまだ収束に向かわない。
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