このブログを訪れてくれる大勢の読者に感謝する。
ありがとう。

今朝のブログ「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」の内容に関連して…。

私は60歳(来年)までの職業人生の集大成にしようと、本の執筆、そして自分商品の開発にちんたら取り組んでいる。
いくらかムチを入れているものの、ゴールはまだ見えてこない。
それは私そのものである。
満更でもない。

                       ◇

私たちは何事においても目標を持っていたい。
職業人生でも同じだ。
そして、そこに近づく努力を怠らない。
たいていは苦しい道のりである。
真面目な人ほどつらく感じるかもしれない。

あの人に耐えられることが、私には耐えられない。
あの人にやり遂げられることが、私にはやり遂げられない。
でも、他人をうらやまず、自分を責めない。
強さは、人それぞれ。

大切なのは、わずかでも目標に近づいていること。
それが遠すぎたら修正を施せばよい。
これを「いい加減」という。

人は人、私は私。

が、自己の客観視は容易でない。
だからこそ、ときどき歩みを止め、自分を冷静に見詰める時間をつくりたい。

とりわけ弱さ…。
情けない自分、愚かしい自分。
それらを受け入れることから、私は徐々に開けていく。
自分の職業人生をようやく歩み出せるのだ。

凡人が強くなれるのは、弱さを認めたときである。

やめよう、自分を人に大きく見せるのは…。
やめよう、自分を私に大きく見せるのは…。

人は皆その程度でしかない。
私とはいまの私である。
それ以上ではない。
それ以下ではない。

より大事なのは、職業人生における目標設定でなく現状認識である。
だれしも現状を足場にして目標へ向かうので、後者を無視した前者は実現しない。
まれな例外は、強い人。

ところで、人はストレスを感じないとき、もっとも危うい。
自分を守るセンサーが作動していない状態である。
心のなかを覗き込み、問い掛けよう。
「大丈夫かい?」。

                       ◇

私は、アメーバブログで「和田創 人生の寺子屋」を展開している。
ふと浮かんだ人生の感懐を、ポエム調の短文に託している。
更新はまれ。

以下に、「自分を無事に走らせよう。」と題する2010年8月17日のブログを収める。

自分は弱いと感じている方にお読みいただきたい。
また、自分は弱いと思いたくない方にお読みいただきたい。

                      ◇◆◇

アクセルとブレーキ、
そしてハンドルが備わるから、
クルマを無事に走らせられる。
人も同じ。

職業人生は平坦でない。
長いデコボコ道が続く。

安全かつ確実に進むには、
アクセルを吹かすことと同じくらい、
ブレーキを踏むことが大事である。
また、障害を避けたり進路を変えたりするために、
ハンドルを操ることも大事である。

アクセルを吹かしっ放しだと、
クルマの負荷が大きい。
オーバーヒートや故障が起こり、
時を失いかねない。

アクセルを吹かしっ放しだと、
クルマの制御が難しい。
衝突や転落が起こり、
命を痛めかねない。

職業人生は遠く険しい。
息が上がらぬよう、
景色を眺めるもよし、
道草を楽しむもよし。

アクセルを吹かしたままでは、
ブレーキもハンドルも効きにくい。

速度をコントロールしながら、
方向をコントロールしながら、
自分を無事に走らせよう。

                      ◇◆◇

弱い私に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年8月25日「人生の教科書『ゲゲゲの女房』…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

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