コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

投手崩壊

沢村拓一に開幕投手テスト…巨人原辰徳監督

読売ジャイアンツ(巨人)の宮崎1軍キャンプ。
新人でただ一人帯同している期待の星、沢村拓一が6日、初のフリー打撃(バッティング)に登板した。
坂本勇人と大田泰示を相手に55球。
巨人が松井秀喜(ゴジラ)の後継を託す大田泰示の背番号55を意識したかどうか、私は知らない。

沢村拓一は伸びのある内角直球で坂本勇人のバットを2度へし折った。
疲労がピークに達していたせいかブルペンで不安定だった制球がこの日、バッターに向かった途端にしゃんとした。
セットポジションからスピンの利いた速球を投げ込む。
このピッチャーは実戦にめちゃくちゃ強そうだ。
投球フォームも球筋もきれいな斎藤佑樹と対照的に、実にえげつない。

沢村拓一は、今後さらに切れと球速が増すだろう。
川口和久投手総合コーは「特上」と絶賛した。

課題はコントロール(制球)だが、売りはあくまで速球。
荒れるかも…。
打者からすれば、嫌な投手である。
好かれたらプロとしてやっていけない。
剛腕ルーキーは15日の紅白戦でデビューするようだ。
沢村拓一よ、小笠原道大のバットをへし折ってやれ。

原辰徳監督は開幕投手を白紙としており、沢村拓一は内海哲也、東野峻という左右の両エースと並んで最有力候補の一角。
私は本命と考える。
開幕投手テスト(試験)になろう。
本人も虎視眈々と狙っているはずだ。
決定のリミットは3月3日、雛祭り(ひなまつり)。

沢村拓一は3月25日、東京ドームのオープニングゲーム(開幕試合)、横浜戦の先発マウンドに立っていなくてならない。
21世紀に入り、プロ野球は話題がパ・リーグに集中している。
長らく球界の盟主を自負してきた巨人は人気面での巻き返しが必須なのだ。

⇒2011年2月3日「勝ち星予想…沢村拓一・斎藤佑樹・大石達也」はこちら。

⇒2011年2月4日「沢村拓一15番、斎藤佑樹18番…実力はどちら?」はこちら。

⇒2011年2月7日「沢村拓一が宮崎牛に舌鼓…巨人1軍キャンプ」はこちら。

以下に、「沢村拓一は巨人の開幕投手、即沢村賞も…」と題する2010年11月12日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は日曜日の深夜(月曜日午前1時半過ぎ)だというのに、朝一に提出する経営トップ・営業幹部向けの講演パンフレットの原稿を作成しているところ。
テキストのレジュメを固めるまでが大変である。
これはそのまま講演のプログラムになる。
老いた頭を一日中動かしたので、くたくた…。
私は頑張っているのだけれど、仕事が非常に遅い。
朝方5時、6時は覚悟している。
終わらないかぎり眠れない。

そんなとき、つけっ放しのテレビ朝日「Get Sports」で、読売ジャイアンツから単独1位指名を受けた沢村拓一を取りあげていた。
母親と初めて見に行ったのが東京ドームの巨人戦だった。
念願の巨人入りを果たした。

私は沢村拓一の不敵な面構えが好きだ。
闘争心がそのまま顔になっている。

「自分をいじめることが好きなんですよ、結構」。
なるほど、「M」である。

沢村拓一は高校時代に投手失格を言い渡され、挫折を味わった。
悩み苦しみ、体重も落ちるところまで落ちた。
中央大学へ進学する際、ここで結果を出せないようなら野球をやめると誓った。
彼の気迫を真正面から受け止めたのが恩師・高橋善正監督だった。
この出会いが彼の人生を好転させた。

沢村拓一は「練習しないと、先はない…」とさらっと語った。
何と厳しい言葉だろう。
練習量が突出しており、徹底的に自分をいじめ抜く。
納得がいくまで決してやめない。

それと、沢村拓一がこだわったのがウエイト(筋力)トレーニング。
下半身を集中的に鍛え抜いた。
私はその映像を見たが、体を壊してしまうのでないかと心配になった。
野球選手、まして投手としてはあまりに過酷。
こうした壮絶な努力が実り、ついに大学球界最速時速 157キロメートルをマークした。

沢村拓一は今シーズン先発6試合、すべて完投。
そのなかに延長戦も含まれる。
9回でも時速 150キロメートル台の剛速球を投げる。

沢村拓一は不断の鍛錬により気持ちの強さと類まれなスタミナの両方を手に入れた。
1年目から読売ジャイアンツの先発完投型投手の一番手として大車輪の活躍を見せそう。
投手崩壊のチーム事情からすれば、開幕投手も夢でない。
ぜひ「沢村賞」を狙ってほしい。

力量では巨人のエース格だ。
メジャーリーグへ移籍した上原浩治の入団時よりも上でなかろうか。
掛け値なしに「逸材」と呼べる。
沢村拓一は持ち前の強気と執念でドラフトを実質的に「逆指名」に変えてしまった。

⇒2010年11月6日「斎藤佑樹エースナンバー18番で開幕投手へ」はこちら。

⇒2010年11月6日「公家の斎藤佑樹と武士の沢村拓一…セ・パ交流戦対決」はこちら。

⇒2010年11月3日「斎藤佑樹は輝かしいスター、大舞台が似合う」はこちら。

⇒2010年11月3日「早慶優勝決定戦、斎藤佑樹と大石達也は登板?」はこちら。

◆書き加え1(11月8日)

野球の素人ながら、沢村拓一の言葉がちょっと気になった。
「自分は下半身しか鍛えない」。
基本は下半身であり、真っ当な考え方だと思う。
沢村拓一は力感あふれるダイナミックなフォームが魅力的である。

しかし、下半身があれほどまでに強いと、肩や腕を含めた上半身に相当な負荷がかかるのでは…。
上半身が下半身に負け、怪我や故障につながる可能性はないのか。
どうなのだろう?

Copyright (c)2011 by Sou Wada

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沢村拓一は巨人の開幕投手、即沢村賞も…

私は日曜日の深夜(月曜日午前1時半過ぎ)だというのに、朝一に提出する経営トップ・営業幹部向けの講演パンフレットの原稿を作成しているところ。
テキストのレジュメを固めるまでが大変である。
これはそのまま講演のプログラムになる。
老いた頭を一日中動かしたので、くたくた…。
私は頑張っているのだけれど、仕事が非常に遅い。
朝方5時、6時は覚悟している。
終わらないかぎり眠れない。

そんなとき、つけっ放しのテレビ朝日「Get Sports」で、読売ジャイアンツから単独1位指名を受けた沢村拓一を取りあげていた。
母親と初めて見に行ったのが東京ドームの巨人戦だった。
念願の巨人入りを果たした。

私は沢村拓一の不敵な面構えが好きだ。
闘争心がそのまま顔になっている。

「自分をいじめることが好きなんですよ、結構」。
なるほど、「M」である。

沢村拓一は高校時代に投手失格を言い渡され、挫折を味わった。
悩み苦しみ、体重も落ちるところまで落ちた。
中央大学へ進学する際、ここで結果を出せないようなら野球をやめると誓った。
彼の気迫を真正面から受け止めたのが恩師・高橋善正監督だった。
この出会いが彼の人生を好転させた。

沢村拓一は「練習しないと、先はない…」とさらっと語った。
何と厳しい言葉だろう。
練習量が突出しており、徹底的に自分をいじめ抜く。
納得がいくまで決してやめない。

それと、沢村拓一がこだわったのがウエイト(筋力)トレーニング。
下半身を集中的に鍛え抜いた。
私はその映像を見たが、体を壊してしまうのでないかと心配になった。
野球選手、まして投手としてはあまりに過酷。
こうした壮絶な努力が実り、ついに大学球界最速時速 157キロメートルをマークした。

沢村拓一は今シーズン先発6試合、すべて完投。
そのなかに延長戦も含まれる。
9回でも時速 150キロメートル台の剛速球を投げる。

沢村拓一は不断の鍛錬により気持ちの強さと類まれなスタミナの両方を手に入れた。
1年目から読売ジャイアンツの先発完投型投手の一番手として大車輪の活躍を見せそう。
投手崩壊のチーム事情からすれば、開幕投手も夢でない。
ぜひ「沢村賞」を狙ってほしい。

力量では巨人のエース格だ。
メジャーリーグへ移籍した上原浩治の入団時よりも上でなかろうか。
掛け値なしに「逸材」と呼べる。
沢村拓一は持ち前の強気と執念でドラフトを実質的に「逆指名」に変えてしまった。

⇒2010年11月6日「斎藤佑樹エースナンバー18番で開幕投手へ」はこちら。

⇒2010年11月6日「公家の斎藤佑樹と武士の沢村拓一…セ・パ交流戦対決」はこちら。

⇒2010年11月3日「斎藤佑樹は輝かしいスター、大舞台が似合う」はこちら。

⇒2010年11月3日「早慶優勝決定戦、斎藤佑樹と大石達也は登板?」はこちら。

◆書き加え1(11月8日)

野球の素人ながら、沢村拓一の言葉がちょっと気になった。
「自分は下半身しか鍛えない」。
基本は下半身であり、真っ当な考え方だと思う。
沢村拓一は力感あふれるダイナミックなフォームが魅力的である。

しかし、下半身があれほどまでに強いと、肩や腕を含めた上半身に相当な負荷がかかるのでは…。
上半身が下半身に負け、怪我や故障につながる可能性はないのか。
どうなのだろう?

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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