コンサルの引き出し|和田創ブログ


だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。

提案営業実践コース

ソリューション営業強化コース 九州生産性大学

九州生産性大学(九州生産性本部)
ソリューション営業強化コース

九州生産性本部が主催する九州生産性大学「ソリューション営業強化コース(旧提案営業実践コース)」の開講時期が迫ってきました。
根強い人気と突出した評価に支えられ、かれこれ15年は続いている恒例セミナーです。
おそらくですが、単独の営業コースとしては日本でもっとも本格的な水準、そして内容となります。

kyushu(元)参加は業種や規模を問わず、九州全域の地場企業が中心になります。
毎年のように、中国地方や東京など首都圏の企業も含まれます。
参加者は20代〜50代にわたり、担当者や管理者、取締役や経営者に及びます。
自ら希望したか会社から指名された方々です。
いずれも会社や職場の「数字づくり」の牽引役や推進役を担っています。
あるいは、それを期待されています。

時代の変化に合わせ、2017年度は名称をこれまでの「提案営業実践コース」から「ソリューション営業強化コース」に改めました。
顧客価値の最大化に寄与する「ソリューション」を土台とした営業活動が社員の成績を伸ばすうえでも、会社の業績を伸ばすためにも必須となったからです。

このところは緩やかな「追い風」に恵まれていることもあり、営業現場における数字づくりはおおむね順調です。
しかし、世界経済の動きや流れを振り返れば、いつなんどき景気後退や市場縮小に転じても不思議でありません。
好況期しか不況期に備えられません。

ひとたび「向かい風」が吹くと、顕在ニーズの刈り取りでなく潜在ニーズの掘り起こし、作業でなく仕事、人手でなく人材でないと望ましい収益は得られません。

本コースでは、真の「課題解決策(ソリューション)」を投げかけることで顧客満足を実現し、自社利益を実現する「提案営業」を身につけていただきます。
指導内容はきわめて具体的かつ実践的であり、ライバルを圧倒する営業力を養います。
実際の仕事(案件)に即して学べることが最大の特色です。

合宿のほか、講師を含めた参加者同士の交流の機会も設けています。
新鮮な刺激は自身の活性化と成長につながるはずです。

なお、本コースに関する詳細はこちらをご覧ください。
カリキュラムのイメージと参加者の雰囲気をつかみやすいカラーパンフレットもご覧いただけます。

⇒九州生産性大学「ソリューション営業強化コース」はこちら。

今年もまた皆さまと会場でお会いできることを楽しみにしています。

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提案営業実践コース…九州生産性本部

私・和田創は長年、九州生産性本部が開催する経営講座(九州生産性大学)において、「提案営業実践コース」の専任講師を務めています。

本コースは営業分野の公開セミナーとしては、おそらく日本でもっとも本格的です。
「2日間×7カ月=14日間」、受講者が営業力の強化を叶えられるよう、責任指導に当たります。

結果を出せない営業はこう立て直す本コースでは、職場の数字を引っ張っていける「営業マネジャー」、自分の数字をつくっていける「営業スペシャリスト」を育てます。

「習ったことはすぐやる」・・・実行に尽きます。
営業の勉強というより、仕事の一環として取り組みます。
それも通常営業と別次元の「開発営業」です。
「開発営業」とは、既存深耕、既存拡大、新規開拓など、大幅な収益伸長を目指す果敢な営業活動のことです。
全員が講義と並行し、有力企業に大型案件を仕掛けます。

本コースでは、そのために不可欠なカリキュラムを網羅しています。
受講者が実行するという強い覚悟を持たなくては、成果を上げられません。
一人ひとりの意識・意欲・能力が丸裸になります。

御社の営業をよくするヒント本コースは精鋭づくりを目的としており、底上げを目的としておりません。
厳しい市場環境でも優良顧客、大口商談の取り込みが行える第一級の人材に鍛えあげます。
知る人ぞ知る、営業の出世コースです。
毎年、昇進する受講者、抜擢される受講者が相次ぎます。
奮ってご参加ください。

なお、私・和田創の書籍2冊(虎の巻&ヒント)をプレゼントしています。
登録手続きは不要、パソコンに一瞬でダウンロードしていただけます。
売上づくりと目標達成にお役立てください。

『社長虎の巻 結果を出せない営業はこう立て直す』(308頁。2月14日発売)

『御社の営業をよくするヒント』(272頁。2月10日発売)

ご自宅で和田創研のホームページ(トップページ)からもダウンロードしていただけます。

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日本一出世する営業セミナー

日本一本格的な営業分野の公開セミナー、九州生産性本部(九州生産性大学)の「提案営業実践コース14日間(合宿あり)」。
私・和田創が責任指導を通じ、2日間×7カ月(5月〜11月)で営業エリート(精鋭)を育てます。

昨年受講の大手企業(千人弱)の20代男性は、すでに社内でうわさが飛び交うほどの営業マンになりました。
同社は営業活動の必要性が低かったため、わりと最近まで営業の概念が乏しかったのです。
ほとんどが顧客への果敢な働きかけをためらうなか、彼は「どこへでも行ってしまう」「だれとでも会ってしまう」と、周囲から畏敬の念で見られています。

「提案営業実践コース14日間」は、知る人ぞ知る“出世コース”です。
修了者が新年度を待たず、取締役、支社・支店長、部・課長、営業所長に昇進することも珍しくありません。
ほとんど毎年の出来事です。
どうせ働くなら、地位も給料も上がったほうがいいでしょう。

私は、今年の受講者の「営業提案書」を評価しました。
念を押すまでもなく、中身(内容)重視です。
全体の5割前後が渾身の出来栄えであり、審査にとても骨が折れました。
ポキッ!
大変すぎて正直、いやになりました。

とくに上位2割については、教育指導に当たった私が感動するくらいのレベルであり、優劣をつけるのは非常に悩ましい。
まして今年は過去最高の完成度です。
受講者が例年より格段に真面目で本気だったせいか、平均点がきわめて高い。

社長や取締役、部長、そして技術・サービススタッフを含めた営業関係者が考え抜いてまとめあげた、有力企業の上層部に対するカラー提案書は内容も表現もほんとうにすごい。
おそらく絶句します。
ここでお見せできないのは残念ですが・・・。

学校でひどい劣等生だった私が一番いやなのは、人(提案書)に点数をつけることです。
そもそも似合いません。
しかし、責任指導に当たった講師としての務めですので、無理やり行いました。
そして、最優秀作と優秀作を1点ずつ選びました。

私は、彼らの懸命の努力に報いるため、一定の水準を超えた方に限って「提案営業スペシャリスト認定証」と「提案営業スペシャリスト太鼓判」を差しあげます。
あくまで和田創が個人的に発行するものですが、これはよくよくのことです。
今年は「提案営業スペシャリスト認定証」を結構、出します。
とにかく過去最高の出来栄え!

ごく一握りの勝ち組の企業と個人(営業担当者)の営業レベルはとんでもなく高まっています。

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人徳講師…九州生産性大学の感動的な出来事

先週、感動的な出来事がありました。
ほとんど事件です。

私の62歳の誕生日に、九州全域から大勢の方がお祝いに駆けつけてくれたのです。
島根と埼玉からも・・・。
女性はねぎらいの言葉とともに、フランスのお菓子をプレゼントしてくださいました。
私は老いにつれ、涙腺がゆるんでいます。
自分で言うのもなんですが、「人徳」の素晴らしさを再認識しました。

私はややあって冷静になりました。
ひょっとしてセミナーの参加者かもしれないと…。
確かに、当日は九州生産性大学・経営講座「提案営業実践コース」が行われます。

やはり勘違いでした。
「人徳講師」と呼ばれるのは、いつの日でしょう。

                      ◇◆◇

九州生産性大学「提案営業実践コース」に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年4月23日「九州生産性大学人気講座…提案営業実践コース」はこちら。

⇒2012年12月11日「和田創・提案営業研修…提案書審査結果」はこちら。

⇒2012年12月10日「提案書最優秀賞…提案営業実践コース」はこちら。

⇒2011年11月30日「提案営業の手本…営業提案書の見事な出来栄え」はこちら。

⇒2011年11月28日「技術と営業の両方ができれば鬼に金棒…提案営業研修」はこちら。

⇒2011年3月23日「受講生の胴上げが始まった…提案営業コース」はこちら。

⇒2010年11月30日「提案書優秀作…九州生産性大学提案営業コース」はこちら。

⇒2010年11月16日「どうしてもお礼を伝えたい…地獄の提案営業研修」はこちら。

⇒2010年11月15日「松下奈男&向井理子…提案営業太鼓判&認定証」はこちら。

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九州生産性大学人気講座…提案営業実践コース

今年度も九州生産性大学経営講座の「提案営業実践コース(2日間×7カ月=14日間)」が始まります。
同大学は10コースを設けており、いずれも実践性を大切にしています。
そのなかでも「提案営業実践コース」は仕事に即生かせる実践性が際立っています。
自社をけん引していける営業スペシャリストと営業マネジャーを育て上げます。
私・和田創の責任指導による「精鋭道場」という位置づけです。

営業分野の公開セミナーとしては超本格的ですので、私は集客が気になっていました。
ここ数年、東京の大手ビジネスセミナー会社でも営業セミナーは参加者を集められず、大苦戦しています。

先日、「提案営業実践コース」の事務局からメールが届き、昨年度の実績を上回る大健闘とのこと!
私は胸をなでおろしました。

九州生産性本部の経営講座は、地元・九州の参加者が大部分を占めます。
ところが、私が講師を務める「提案営業実践コース」はこれまでに栃木などからも申し込みをいただきました。

今年度は、Facebookの友達でもある社長が島根から参加してくださいます。
さらに埼玉からも社長が参加してくださいます。
多忙を極める経営者が遠方から福岡・天神までわざわざ・・・。
頭が下がります。

私は例年以上に燃えています。
社長ご自身が受講していただく以上、ライバルを圧倒し、業績を劇的に伸ばす営業力を身につけていただきます。
7カ月のうちに、企業成長に大きな弾みがつく超・優良顧客、超・大型案件を取り込めるよう、渾身の教育指導に努めます。

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提案書最優秀賞…提案営業実践コース

私・和田創が講師を務める九州生産性大学「提案営業実践コース」。
カリキュラムは「2日間×7カ月=14日間」の本格派、しかも2度の合宿を含む。
毎年恒例の人気講座であり、主催は九州生産性本部。

ほとんど知られていないが、提案営業とは営業活動における生産性向上の取り組みである。
したがって、かならず収益の大幅伸長がもたらされる。
提案営業で数字が冴えないとしたら、そのレベルにまったく達していないと考えよ。

本コースは、実案件(仕事)がベースになっており、最大の課題は提案書の作成である。
むろん、大手など有力企業の決定権者など上層部に対してプレゼンテーションを行うことが大事だ。

先だって、私の手元に今年の受講者の提案書が届き、土曜日と日曜日を費やして評価を下した。
過半数が力作であり、優劣をつけるのは骨が折れた。
どこに重きを置くかにより、審査結果は大きく異なる。

私は悩みながら、最優秀賞と優秀賞を各1名選び、それぞれに入念なコメントを添えた。
きょうは、最優秀賞に対するそれを紹介したい。
ただし、提案先と提案者について、会社名や個人名、商品名など、すべてを伏せた。
まして提案書(受賞作)は載せられない。
製粉会社の40代半ば近い営業マンが行った提案営業の事例である。
最高レベルだ。

◆総評
私が営業マンを見る際に最重視する尺度は至ってシンプルである(社長が社員を、上司が部下を見る尺度も同じ)。
すなわち、数字が伸びる「動き」になっているかどうかだ。
提案書の表紙の写真に接した瞬間、同氏がいかにダイナミックな働きかけを行っているかが伝わってきて圧倒された(私は足もとにも及ばない)。
突出した営業マンが持つ、広い意味の「政治力」を感じた。
営業として最高のレベルに達している。
同時に、顧客にもたらそうとする「役立ち」のスケールの壮大さが伝わってきた。
本提案は、受け入れが出発点にすぎず、実施に寄り添っていくことになる。
これから膨大な時間とエネルギーを注ぎながら、渾身の案件を成功へ導いていかなくてならない。

◆内容
商品による差別化は至難である。
そこで、「貢献のテーマ」を前面へ押し出し、多方面の有力な関係者に果敢に切り込み、粘り強く巻き込みながら提案内容を固めようとしている。
私が感動を覚えるのは、生産関係者(流通関係者を含む)はもとより消費関係者など、すべての顧客を絶対に豊かにする、幸せにするというひたむきな姿勢と努力である。
その“熱”の大きさにおいて、今回の参加者で図抜けていた。
「内容」の欄は、関係者との“協同”を持ちかけており、具体的な商品の販売や仕事の受注を目論んだわけでない。
したがって、提案時における骨格に留まる。
その代わり、顧客に信頼を置かれるパートナーとして“取り組み”を提案しているため、決まってからが本番になる。
「方法」の欄が命だ。
自社を含め、関係者が担うべき役割、踏むべき段取り(手順)を示した。

◆表現
表紙のタイトルは泥臭く、それが貢献のテーマにマッチしている。
あくまでも取り組み提案なので、具体的な内容は今後の進行につれて固めていくというのは分かる。
しかし、現時点でもう少し丁寧にまとめることはできるはずだ。
「内容」と「方法」の欄が項目の列挙に留まっており、いくらか説明を補いたい。
また、肝心の「効果」の欄があまりに淡泊である。
案件の実施はこれからだとしても、掘り下げに欠ける。
結果として、他の欄と内容(言葉)の重複がひどくなった。
「参考資料」は新聞記事を中心に構成している。
おそらくプレゼンテーションのシナリオのなかに位置づけられている。
関係者にどうしても役立ちたいとの強い思いが反映されているのは確かだが、点数は絞ったほうがいい。
「提案書」の出来という観点からは、改善の余地をおおいに残す。
私がとくに気になったのは、同じような言葉(記述内容)があちこちの欄に見受けられ、論理の整理がしっかりとできていないことだ。
流れが悪く、プレゼンテーションで支障を来す。
本コースは実案件(仕事)をベースにしているが、学習の機会でもある。
提案書作成が課題になっており、“まとめ方”という尺度に限ればこれをしのぐ提案書が数多くあった(今年はレベルが高かった)。

◆今後
営業活動の軸足が自社の側から顧客の側へシフトしていて、一民間企業の「営業マン」として働いていない。
先に述べた広範な顧客の「購買コンサルタント」として働いている。
現在もそうだが、今後はさらに農業と農村の「再生コーディネーター」として活躍していくと思われる。
それは素朴で真っ正直で情熱的な人柄にも合っている。
近い将来、営業活動が「地域おこし」に深く関わっていくのでないか・・・。
日本は、なかでも地方は人口減少が一気に加速し、衰退が深刻になる。
地元の活性化に貢献してほしい。
同氏はすべての関係者を笑顔にする、豊かさと幸せのプロデューサーである。

「提案営業実践コース」責任指導 和田創研 和田 創

                       ◇

⇒2010年11月16日「どうしてもお礼を伝えたい…地獄の提案営業研修」はこちら。

⇒2010年11月30日「提案書優秀作…九州生産性大学提案営業コース」はこちら。

⇒2011年3月23日「受講生の胴上げが始まった…提案営業コース」はこちら。

Copyright (c)2012 by Sou Wada

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トップセールスマンが語る信念と体験…営業セミナー

私が九州生産性本部の九州生産性大学経営講座で行う「提案営業実践コース」。
IMG_3092毎年恒例の人気セミナーである。
2日間×7カ月(5月〜11月)=14日間。
4月に2日間の開講式、12月に1日間の閉講式(修了式)が行われるので、全体では9カ月17日間に及ぶ。
公開スタイルとしては、日本で最長・最高の営業セミナーだろう。
抜群の受講評価に支えられ、不況にもかかわらず継続開催されてきた。

⇒2012年4月11日「日本最長14日間マラソン&ダイエット営業セミナー参加」はこちら。

⇒2012年4月12日「営業精鋭道場の地獄と歓喜…本気の営業エリート・リーダー育成」はこちら。

本セミナーは2004年度に「提案営業マネジャー養成コース」としてスタートし、昨年度に「提案営業実践コース」と改称した。
14日間で提案営業マネジャーと提案営業スペシャリストを養成しようと欲張ると時間が不足し、中途半端になりやすい。
そこで、後者に絞った。
今年度はその考えを一段と徹底させるため、講師は私一人に絞った。
和田創が究めた営業と提案営業の奥義をとことん叩き込む。

本コースは、受講者一人ひとりが実案件を並行して進める「営業精鋭道場」という位置づけだ。
それも有力顧客に対する大型案件に限る。
収益(成績)の思い切った向上を叶える。

とはいえ、14日間、講師が一人だと、受講者が飽きてしまう。
また、さまざまな話(講演)も聴きたいはずだ。
そこで、トップセールスマン(レディを含む)をゲスト講師として招くことにした。
自らの信念と体験を披露してもらう実践講座を盛り込んだ。

さらに、本コースの昨年度の表彰者(修了者)を招くことにした。
悪戦苦闘の末の大口商談の成功事例を発表する機会を織り込んだ。
これが今年度の受講者にとり最大の刺激となる。

近年、残念ながら、高学歴の若手を中心に、知るために参加する人が増えた。
行うために参加しないと、まったく無意味だ。
なぜなら、行動しか成果をもたらさない。
受講者が本コースの指導内容をやり抜くなら、私は営業力の劇的な開発・強化を約束する。
ところが、やりたがらない。
昨年度の表彰者は結局、忠実に実行に移した人たちである。
それを今年度の受講者の前で報告してもらう。
どうか目を覚ましてほしい。

私は真剣に講師を務める。
が、受講者が私よりも真剣に課題(実案件)に取り組んでくれなくてはお手上げだ。
本コースに本気で食らいつくなら、営業の数字が伸びるのは当然として、社内の地位が高まる。
平たく言えば、おおいに出世する。
私は本コースの終了後、受講者から昇進の知らせをしばしばいただく。
わがことのようにうれしい。

以下に、「提案営業の手本…営業提案書の見事な出来栄え」と題する2011年11月30日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私が講師を務めた異業種交流・格闘型の「提案営業研修8日間コース」。
先週、研修成果物となる受講者の「提案書」が届き、その最終審査を行った。
そして、出来の優良な作品を2点選んだ。
どちらも顧客の上層部に渾身のプレゼンテーションを行い、大口商談を決定へ導いた力作である。
現物を見せられないのが残念・・・。
私が受講者へ寄せたコメントを紹介しよう。
きょう取りあげるのは製粉会社の中堅営業マンが作成した営業提案書。

「商品開発と店舗運営支援システム」

◆総評
同社は商品が例えば小麦粉であり、それ自体では差別化がきわめて難しい。
顧客に単に「買ってください」と迫ったところで、商談のテーブルにつけない。
素材メーカーの営業活動は、極論すれば“用途提案”のほかに考えられず、「提案営業」が必須である。
それも顧客の経営者の目線でどこまで「商品利用」に寄り添えるかの勝負になる。
本提案は直営店も展開する、地場の製パン会社に対するものだ。
表紙を見れば、提案の趣旨と概要が一目瞭然である。
すなわち、「地産地消による地域に根差した店づくり」の提唱。
生産者と消費者との交流、伝統的な食文化の継承など“食と農の結びつき”を打ち出しており、地域密着の掘り下げが際立っている。
しかも、商品開発のみならず店舗運営の支援に踏み込んでいる。
顧客の心を確実に捉える「提案営業の手本」といえよう。

◆内容
顧客は縮小市場のなかでマーケティング面など、さまざまな問題点を抱えて苦悩している。
そこで、業者として「商談」を行うのをやめ、パートナーとして「相談」に乗る姿勢に徹した。
独自商品を開発することにより優良顧客の囲い込みができるよう、渾身の知恵を絞っている。
ゆえに、製パン会社の繁栄の実現にフォーカスした内容に仕上がっている。
これこそが「役立ち(貢献)」を第一にする「提案営業」の基本精神である。
なかでも「顧客理解」の深さに脱帽する。
それを踏まえた内容は的確であり、かゆいところに手が届くとはこのこと!
それらを可能にする情報の共有や人材の育成など、社内のインフラの整備・強化にも内容が及んでいる。
素晴らしい!
この提案は特定の商品の販売を目的(着地)にするという類でない。
それだとその都度見積書を持っていくことになり、しかもその都度値引き要求に泣かされる。
顧客に個別の「取り引き」でなく、今後の「取り組み」をどっしりと持ちかけている。
したがって、提案が受け入れられると長期にわたるつきあいが叶い、高水準の収益が安定的に得られる。
「内容」の欄に面白さはない。
が、顧客と強力なタッグを組み(プロジェクトチームをつくり)、最終的に互いが成果を享受しようとする姿勢が光る。

◆表現
表現に派手さはない。
おそらく取締役へのプレゼンテーションを念頭に、ビジュアル要素や色づかいを意図的に抑えている。
しかし、内容と同様、実によく練りあげられ、すっきりとまとめられている。
まさしく“筋肉質”の出来栄えだ。
提案書はボリュームとしては大きくないが、上層部への働きかけに必要かつ十分な内容に絞り込んだうえで、簡潔かつ明快な文章力で要点を訴求している。
顧客が内容を理解する際にストレスをまったく感じないはずだ。
要は、とても分かりやすい。
全体的にセーブされた表現になっており、それが顧客の共感と信頼を得ることにつながっている。
非常に好感が持てる。
なお、「表紙」は傑作だ。
タイトル回りを中心に、一つひとつの言葉が吟味され研ぎ澄まされている。
さらに、それぞれのフレーズの連携が利いている。
見事!

◆今後
ソリューションに関しては、最高峰というレベルに到達している。
この「提案営業スペシャリスト養成編8日間」で学んだことを提案書という形にしっかりと落とし込んだ。
これは社内で素晴らしい“営業教材”になることだろう。
研修の成果を自身の成績の向上は当然として、後進の指導などにもぜひ生かしていただきたい。
営業の“牽引役”を期待する。

Copyright (c)2012 by Sou Wada

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営業リーダー・営業エリート育成…営業セミナー

私が九州生産性本部の九州生産性大学経営講座で行う「提案営業実践コース」。
IMG_3092毎年恒例の人気セミナーである。
2日間×7カ月(5月〜11月)=14日間。
4月に2日間の開講式、12月に1日間の閉講式(修了式)が行われるので、全体では9カ月17日間に及ぶ。
公開スタイルとしては、日本で最長・最高の営業セミナーだろう。
抜群の受講評価に支えられ、不況にもかかわらず継続開催されてきた。

⇒2012年4月12日「営業精鋭道場の地獄と歓喜…本気の営業エリート・リーダー育成」はこちら。

⇒2012年4月11日「日本最長14日間マラソン&ダイエット営業セミナー参加」はこちら。

本セミナーは2004年度に「提案営業マネジャー養成コース」としてスタートし、昨年度に「提案営業実践コース」と改称した。
14日間で提案営業マネジャーと提案営業スペシャリストを養成しようと欲張ると時間が不足し、中途半端になりやすい。
そこで、後者に絞った。
今年度はその考えを一段と徹底させるため、講師は私一人に絞った。
和田創が究めた営業と提案営業の奥義をとことん叩き込む。

本コースは、受講者一人ひとりが実案件を並行して進める「営業精鋭道場」という位置づけだ。
それも有力顧客に対する大型案件に限る。
収益(成績)の思い切った向上を叶える。

とはいえ、14日間、講師が一人だと、受講者が飽きてしまう。
また、さまざまな話(講演)も聴きたいはずだ。
そこで、トップセールスマン(レディを含む)をゲスト講師として招くことにした。
自らの信念と体験を披露してもらう実践講座を盛り込んだ。

さらに、本コースの昨年度の表彰者(修了者)を招くことにした。
悪戦苦闘の末の大口商談の成功事例を発表する機会を織り込んだ。
これが今年度の受講者にとり最大の刺激となる。

近年、残念ながら、高学歴の若手を中心に、知るために参加する人が増えた。
行うために参加しないと、まったく無意味だ。
なぜなら、行動しか成果をもたらさない。
受講者が本コースの指導内容をやり抜くなら、私は営業力の劇的な開発・強化を約束する。
ところが、やりたがらない。
昨年度の表彰者は結局、忠実に実行に移した人たちである。
それを今年度の受講者の前で報告してもらう。
どうか目を覚ましてほしい。

私は真剣に講師を務める。
が、受講者が私よりも真剣に課題(実案件)に取り組んでくれなくてはお手上げだ。
本コースに本気で食らいつくなら、営業の数字が伸びるのは当然として、社内の地位が高まる。
平たく言えば、おおいに出世する。
私は本コースの終了後、受講者から昇進の知らせをしばしばいただく。
わがことのようにうれしい。

                       ◇

さて、提案営業実践コースの5月講座に昨年度の表彰者を招いた。
若い営業担当者だが、勇気を奮って市長に切り込んだ。
しかも、彼は技術者であり、営業経験はほとんどない。

私が本コースで受講者にもっとも強調しているのは、「営業は行動への度胸」である。
彼は教えを胸に、市長に積極果敢に働きかけた。
受講者に深い気づきを与える内容(発表・報告)だった。
彼は、本コースの終了後に昇進・・・。

なお、彼が作成した営業提案書に関する私(講師)の評価を明らかにしたい。

以下に、「技術と営業の両方ができれば鬼に金棒…提案営業研修」と題する2011年11月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私が講師を務めた異業種交流・格闘型の「提案営業研修8日間コース」。
先週、研修成果物となる受講者の「提案書」が届き、その最終審査を行った。
そして、出来の優良な作品を2点選んだ。
どちらも顧客の上層部に渾身のプレゼンテーションを行い、大口商談を決定へ導いた力作である。
現物を見せられないのが残念・・・。
私が受講者へ寄せたコメントを紹介しよう。
きょう取りあげるのは情報システム会社の若手営業マンが作成した営業提案書。

「未来へつながる安全で安心なまちづくり」

◆総評
私が真っ先に感じたのは、提案書から伝わってくる誠実で堅実な営業姿勢・態度だった。
それは営業成績にもっとも大きな影響を及ぼす。対象が地方自治体ならなおさらだ。
顧客が提案に対してはもとより、営業担当者に対して深い信頼と大きな安心を寄せられる出来栄えになっている。
表面的に洗練されているわけでないが、全体に人柄さえにじみ出ており、非常に好感が持てた。
また、テーマが衰退や縮小に直面する日本にとり切実である。

◆内容
収入減にともなう財政悪化に苦しめられる地方自治体は住民サービスの維持がままならない状態である。
社会インフラ施設を長生きさせる仕組みづくりは、まさに行政が抱える緊急性と重要性の高い課題だ。
この提案はそうした顧客の事情や意図を汲み、課題解決に貢献する内容に仕上がっている。
同じ悩みを抱える他の地方自治体への水平展開も可能だろう。
具体的には、老朽化が進んだ橋梁や護岸などの公共設備の「点検(診察)⇒評価(診断)⇒長寿命化(処方)」のシステムの提唱。
技術者が内容を考えているので専門的かつ実用的だ。
細部までしっかりと詰められており、実行へ向けて走り出せる次元に達している。

◆表現
提案書よりも提案内容のほうが大事なのは確かだが、ビジュアルプレゼンテーションが全盛の時代であり、優秀作の選定では見た目の印象もかなり重視した。
例えば、参考資料を現状の欄はもとより内容の欄にきめ細かく盛り込むなど、表現にも惜しみなく手間を注いでいる。
提案書にとり大切な“手づくり感”がしっかりと伝わってくる。
表現では内容の整理が不十分であり、文章には推敲の余地が残されている。
また、論理の混乱がかなり気になる。
しかし、こうした欠点を大きな情熱が補って余りある。
プレゼンテーションでは、決定権者とキーマン向けの概要提案と、キーマンと担当者向けの詳細提案に分けたほうがいいこともある。
それが混在している印象を受けるのは、すでに顧客と内容などのすり合わせが進んでいて、プレゼンテーションで実務レベルまで一気に承認を得られるとの自信があったからでなかろうか。
なお、表紙では顧客の顧客をもっと意識してもよかった。
つまり、行政(役所)の先の「地域住民」に焦点を合わせ、彼らの幸せな“笑顔”が浮かんでくるような工夫がほしかった。
なぜなら、いまどきの役所は住民の評価を最重視して提案を受け入れるからだ。

◆今後
新分野のシステム系企業は最近までわりと好調な業績を維持してきた。
が、競争の激化にともない、営業担当者が仕事の受注(業務の受託)に取り組むだけでは頭打ちになった。
いわゆる勝ち組企業を中心に、技術スタッフやサービススタッフの“営業戦力化”が常識である。
顧客の不満や不平などの「コンプレイン」をつかんでいるのは、商品の利用に寄り添う技術・サービススタッフだ。
彼らのほうに信頼を置く顧客も少なくない。
実は、「提案営業(ソリューションセールス)」は技術・サービススタッフがやりやすい。
私が講師を務める提案営業研修も彼らの参加が増え、ときに受講者の過半を占める。
昨今の市場環境の変化を踏まえれば、当然の流れだ。
こうした会社では営業職に回された技術職が落ち込むことがある。
それは経営層の期待の現れということを分かってほしい。
また、自身にとっても技術と営業の両方ができれば「鬼に金棒」といえる。
技術・サービススタッフこそ営業マインドと営業スキルを積極的に身につけるべきだ。

Copyright (c)2012 by Sou Wada

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和田創研代表

数字がすべて、結果がすべて。
目標達成、業績向上、成長持続、社業発展など、「収益伸長」の一点に特化したコンサルタント。
プランナー時代を含めて40年を超える経験と実績、信念と情熱を土台に、多くのクライアントを優良企業に育ててきた。
近年は新商品や新事業、新会社の開発を請け負いながら、内需・地場の中小・中堅企業の短期再生に取り組む。
その一環として、年中無休、昼夜を問わず、社長の個別相談に応じる。
また、経営から管理、人事(採用)、マーケティング、事業、商品、企画まで、おもにトップを対象としたセミナーを行う。

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