コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

政権交代

衆院解散…日本解体へ

麻生太郎首相が本日、本会議で衆議院を解散した。
しかし、「選挙の顔」として選ばれたときの自信に満ちた面影はない。
自民党内の“麻生降ろし”の動きを封じ込め、勝算のない戦いに打って出た。

日本は崖っぷちに立たされている。
国民の多くは、このままではいけない、このままではやっていけないと感じている。
私自身も、従来の延長に“解”は見つけられないと思う。

新しい日本を創造するには、古い日本を解体する手続きを先行させなければならない。
思い切った変革や革新は、大きな混乱と強い痛みをかならずともなう。
とはいえ、やみくもな否定や破壊は国家と国民をさらに追い詰める。

45回衆議院議員選挙では、そのための明確な展望が示されてしかるべき。
私たちは、どのような日本にしようとするのか、あるべき姿とビジョンを選ぶことになろう。
夢と希望を持てるなら、人は歯を食いしばって難局を乗り越えたりする。

10年後、20年後、30年後・・・。
今度の衆院選に、日本の将来そして未来がかかっている。
私は戦後の高度成長とともに40歳まで生きてきた。
いまや58歳。
人生の先行きが短くなり、少しでもよい明日を次世代に残したいと考える。
それは、この国にお世話になった私の務めだろう。

なお、「政権交代」は再生への第一歩にすぎない。
日本が置かれた状況、日本が抱える問題はきわめて深刻であり、自民党から民主党へ政権が移ったからといって、それが簡単に果たせるわけもない。
いつか大規模な「政界再編」が起こらなくては、新しい日本の創造へ向けて突き進むことは絶対にできない。

国民は8月30日の投票日にどのような決断を行うのか?
とりわけ繁栄の恩恵に与った中高年世代が正しい判断を下すことが大事になる。

第45回衆議院選挙の結果が、日本の国家と国民にとり歴史的な転換点をもたらすものとなることを切に願う。

◇

私は思う。
小泉純一郎の最大の汚点は、自民党をぶっ壊さなかったことでないか。

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政権担当能力を嗤う(講演TV)

「政権選択選挙」。
麻生内閣の支持率低迷を背景に、民主党が執拗に強調し、自民党が懸命に応酬する。
大本の議論はそっちのけで、衆院選を睨んだ両党の攻防だけが激しさを増してきた。
有権者はきわめて難しい判断を下さざるをえない。

ところで、総理を筆頭に、自民党はしきりに民主党の「政権担当能力」に疑問を呈している。
だが、私はそれこそ滅茶苦茶な論理だと思う。

おそらく民主党に政権担当能力はない。
しかし、それ以上に自民党に政権担当能力はない。
自民党にあるのは政権担当実績であり、その結果がこのざまである。
国家も国民も崖っぷちまで追い詰められてしまった。
自民党が政権担当能力を云々するなど笑止千万!

先日の鳩山由紀夫代表との党首討論でもこの問題を蒸し返していたが、そんなところに貴重な時間を費やさないでほしい。
自民党に百歩譲ったとして、例えば経験豊富なベテランと未経験の新人では何かをこなす能力がまったく違って当然でないか?

それ以前に、政権担当能力とは、国家や国民をよくする能力のことでなくてならない。
自民党がそれに秀でているとは、私にはどうしても思えない。

                       ◇

なお、本日のテーマについて、もう少し詳しく、あるいはもう少し掘り下げて語っている。



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講演TV(社会編)
政権担当能力を嗤う
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これは、2009年5月19日(火)の「和田創ブログ」に若干のアレンジを加えたものである。

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自民と民主の政権担当能力?

「政権選択選挙」。
民主党が強調し、自民党が応酬している。
総理を筆頭に、しきりに民主党の政権担当能力に疑問を呈している。
だが、それこそ滅茶苦茶な論理。
おそらく民主党に政権担当能力はない。
しかし、それ以上に自民党に政権担当能力はない。
自民党にあるのは政権担当実績であり、その結果がこのざまである。
国家も国民も崖っぷちまで追い詰められてしまった。
日本はどうにもならない閉塞感に覆われている。
自民党が政権担当能力を誇示するなど笑止千万。

今度の衆院選では、政権担当能力の有無などどうでもよい。
少なくとも二の次。
変化を求めるか、現状にしがみつくか。

それにしても・・・。
本気で政権交代を望むなら、民主党は岡田克也新代表を選出すべきだった。
そのほうがはるかに有権者に分かりやすい。
党内の壁も乗り越えられないで、官僚政治に終止符を打てるなどありえない。
「霞ヶ関の解体」の文言が泣く。
何をやっているやら。

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雇用確保の大合唱

昨秋来、「雇用確保」の大合唱が続いている。
そう叫ぶのは、国民だけでない。
マスコミも評論家も、そして政治家も…。
「雇用」があるから「解雇」があるのに、後者を寄ってたかって「けしからん」と決めつける風潮は、あまりに危うい。
経営の息の根を止めるつもりか?
確かに「雇用」をなくせば「解雇」をなくせるが、そうなっては元も子もない。

米国の金融危機を発端とする現下の経済情勢を「不況」と見なすか、「災害」と捉えるかにより、対応はまったく違ってくる。
景気が最悪なことは疑う余地がない。
しかし、私は「災害」と捉えるべきだと思う。
実際、個人も企業も大津波に一瞬のうちに飲み込まれた。
そう考えて対応していかないと、日本経済を最悪の状態に陥れる。

いま必要なのは、とくに深刻な損害を受けた被災者の支援であろう。
例えば、突然の雇用止めやリストラに合った人たちの苦悩と苦境を理解し、救いの手を差し伸べる。
社会全体で彼らの生活をしっかりと支えること!
これが基本線。
重大な痛手を受けた企業についても同様。

個人の救済について述べれば、時限的な措置として「被災者支援」に取り組むところを、ぎりぎりの企業に対して「雇用確保」を強いては禍根を残す。
そもそも雇用確保は、すでに職についている人を守るという発想である。
既得権の保障にほかならない。
しかし、もっと大切なのは、多くの人が職につけるようにすること。

政治家は、当面は被災者支援に全力を傾注しつつ、並行して明確なビジョンと戦略のもとに中長期の雇用創出を推進して当然である。
国民が豊かで幸せな暮らしを送れるように…。
カジ取りが同情論に乱されるようだと、日本の凋落は決定的になる。
政権交代が取り沙汰されるなか、衆院選での票集めだけを念頭に「雇用確保」と叫んでいるとしか思えない。
まともな政治家を見つけることがきわめて難しい。

                       ◇

なお、本日のテーマについて、もう少し詳しく、あるいはもう少し掘り下げて語っている。


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講演TV(社会編)
雇用確保の大合唱
※6分17秒。
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これは、2009年3月31日(火)の「和田創ブログ」に若干のアレンジを加えたものである。

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「雇用確保」の大合唱

「雇用確保」の大合唱が起こっている。
そう叫ぶのは、国民だけでない。
マスコミも評論家も、そして政治家も…。
「雇用」があるから「解雇」があるのに、後者を寄ってたかって「けしからん」と決めつける風潮は、あまりにも危うい。
経営の息の根を止めるつもりか?
「雇用」をなくせば「解雇」をなくせるが、そうなっては元も子もない。

米国の金融危機を発端とする現下の経済情勢を「不況」と見なすか、「(経済)災害」と捉えるかにより、対応はまったく違ってくる。
確かに景気が最悪なことは疑う余地がない。
しかし、私は「災害」と捉えるべきだと思う。
実際、個人も企業も大津波に一気に飲み込まれた。
そう考えないと、日本経済を最悪の状態に陥れる。

いま必要なのは、とくに深刻な損害を被った被災者の支援であろう。
例えば、突然の雇用止めやリストラに合った人たちへ救いの手を差し伸べる。
社会全体で彼らの生活を支えること!
これが基本線。
重大な痛手を受けた企業についても同様。

個人の救済について述べれば、時限的な措置として「被災者支援」に取り組むところを、ぎりぎりの企業に対して「雇用確保」を強いるのは禍根を残す。
そもそも雇用確保は、すでに職についている人を守るという発想である。
既得権の保証。
しかし、もっと大切なのは、多くの人が職につけるようにすること。

日本の起業率は冴えない。
それは経済の衰退に確実につながる。
国民の圧倒的大多数は、だれかに会社をつくってもらい、そこで働きたいと考えている。
なぜなら、起業のリスクが大きく、それを負いたくない。
このうえ雇用確保の重しを押し付けたらどうなるか、目に見えている。
しかも、日本はトレンドとして雇用縮小が進みそう。
本質的な問題は、雇用確保でなく「雇用創出」である。

いまや内需型の企業でさえ、海外のライバルと戦っている。
国際競争力を保てなければ、あっという間に倒産に追い込まれる。
生き残りには世界最適を目指さざるをえない。
世の中が雇用確保へ突き進むと近い将来、企業の減少や産業の空洞化を招き、かならず「雇用縮小」をもたらす。
それ以前に、企業は人を採ることに極端に憶病になる。
これでは自ら働く場を狭めてしまう。

政治家は、当面は被災者支援に全力を傾注しつつ、並行して明確なビジョンのもとに中長期の雇用創出を推進して当然。
国民が豊かで幸せな暮らしを送れるように…。
同情論にカジ取りが乱されるようだと、日本の凋落は決定的になる。
政権交代が取り沙汰されるなか、衆院選での票集めだけを念頭に「雇用確保」と叫んでいるとしか思えない。
自民党も民主党もまともな政治家がいない。

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未曾有の大混乱

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年初から、景気減速が強まっている。
そのうえ、政権交代が起こる可能性がある。
今後の日本にとり、どちらの政党が望ましいか、私には判断がつかない。
ただ、政権が移ると、少なくとも数年は社会も国民も右往左往する。
政治の動揺が経済の低迷に輪をかけることになる。
行く手に待ち受けるのは、未曾有の大混乱か。
とても怖い。

また、こうした短期的な破綻もさることながら、私は日本の将来が気がかりである。
少子化と高齢化が進み、内需が縮むとともに活力がそがれる。
日本人は、かつて経験したことのない長期的な衰退の入口に立たされているのでないか。
数十年にわたる国力の低下が現実味を帯びてきたように思う。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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