コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

教員と学生の交流

SBI大学院大学学生との交流

私は月曜日、そこで「実践営業論」を指導するSBI大学院大学の忘年会に参加した。
教員と学生が一体になった集まり。
今年スタートしたばかりの、インターネット授業のMBAならではのユニークな試みである。
私は学生とのリアルな交流がとても気持ちよかった。
年齢的な衰えもあり、アルコールを口にする機会がめったにないのだが、私としてはビールが進んだ。

さて、翌日早速、名刺を交換した学生からご連絡をいただいた。
以下に、メールを原文のまま紹介しよう。
                       ◇
いつもお世話になっております。
昨日は大変お世話になりました。

画面越しにしか会えない先生とお会いできて嬉しかったです。
そして、学ぶ姿勢を再認識できたことが非常に有意義でした。

まずは自らのスキルを体系化し、言語化していきたいと思っていたため、先生の講義は非常に有意義です。
直接の特別講義も楽しみにしております。

引き続き宜しくお願いいたします。
取り急ぎ御礼申し上げます。
                       ◇
こちらこそありがとうございます。

私は1字も手を加えていない。
完璧といってよい。
それと、「自らのスキルを体系化し、言語化していきたい」というくだりが素晴らしい。
勉強が目的になっていない!
彼は、これまでの職業人生で積んだ体験を拠りどころに、そこから得た知恵や技術を理論化するつもりで学んでいるのだ。
社会人大学院の学生はこうでなくてはいけない。
彼はまだ若いが、私には近い将来、自らの会社を興す姿が浮かんでくる。
どうか成功してほしい。

別の学生からは電話が入った。
が長らく携わってきた営業強化コンサルティングのほうでご縁を持てそう。
「実践営業論」の授業が勉強に留まらず、実務へつながっていく。
こうしたつきあいの広がりは社会人大学院ならではであり、心より感謝したい。

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SBI大学院大学(MBA)忘年会

私はきのうSBIグループが本拠を置く六本木へ足を運んだ。
SBI大学院大学(MBA)の忘年会に参加するため。
会場は、泉ガーデンタワーの裏手の、隠れ家のような地下の居酒屋。
細い路地にあり、私はかなり迷った。到着は開始時刻ジャストの午後7時。
こじんまりしており、気持ちが落ち着く。

さて、SBI大学院大学はネットワーク授業が中心になるので、教員と学生の交流が図りにくい。
また、教員同士についても…。こちらはリアルのMBAでも事情は同じなのかもしれない。

は自分が受け持つ「実践営業論」を受講している方々と接したいとかねてより思っていたので、いの一番に参加を申し込んだ。
実は、教員は学生の顔がまったく見えない。
このところ毎週、追われるように授業を収録しているが、非常に孤独である。
カメラのレンズに向かい、ひたすら話しかける。
いつもストレスを感じていた。

かたや学生はパソコンの画面を通じて教員の顔は見られる。
だが、やはり非常に孤独である。
学生同士のリアルの交流が限られ、互いに励まし合うことも難しい。
恐らく理由は一つ、多忙。
忘年会に参加した学生が私に向かって「もう何カ月も仕事と授業以外は何もしていません」と苦笑いした。
「卒業するまでこの生活が続きそうです」。
それはそうだろう。
SBI大学院大学に入るのは、次のような方。
川柳20081203-021.学習意欲・向上意欲が強い。
2.高額な授業料を払える経済力がある。すでに会社で主力であったり、中枢を担っていたりする。社長も少なくない。
3.昼はもちろん夜も通学する時間がない。あるいは、近くにMBAがない。

つまり、SBI大学院大学の学生は、学ぶ意志を持ち、それなりのカネも持つが、ほとんど時間を持たない。
そう、バリバリの職業人。
学生が私の授業を視聴した記録が残るようになっており、私はその時間帯に感動する。
午前2時、3時は、就寝直前のはず。
午前4時、5時は、起床直後のはず。
はっきりしているのは、学生は眠る時間を極限まで削っていること。
こうした姿勢があれば、私のたわいない授業をどれくらい理解しているかなど、たいした問題でない。
長い職業人生において取るに足らない。
なお、なかには教育ローンを使っている方もいる。こうなると、文字どおり「自己投資」。

きのう、大半の教員は自分の授業を取っている学生と初の対面を果たしたことになる。
むろん、私も…。
思ったとおり優秀な学生ばかり。
大不況の師走に、わざわざ青森県から駆けつけた社長もいた。
頭が下がる。
学生、そして教員は、それくらい切実に触れ合いを望んでいたのだろう。

忘年会は結局3時間を超えた。
会場を出たとき、すでに午後10時10分。
大勢がカラオケへと突き進んだ。
無事に自宅に戻れたのだろうか。
私は朝から授業収録、雑誌取材と続き、くたくたに疲れていたので失礼した。ごめんなさい。
週末か祝日、休暇に1度、SBI大学院大学の学生を対象に、リアルの丸1日授業を行ってみたい。無料。
目的は彼らへのエール。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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