コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

日経育英奨学制度

リストラは企業再生の近道・・・瞬時に収支が改善

コストカットは再生の近道、速やかに収支が改善。
が、私は絶対に「リストラ」に手を染めない。



当社に寄せられる相談の大部分はその時点で「手遅れ」である。
(例えば、社長が限度を超えて頑張った中小企業である。)
再生ファンドや企業買収に熱心な事業会社が取り扱う案件といえる。
いまでは「M&A」の仲介を行うインフラも整いつつある。

当社は支出削減でなく「収入増加」により業績をテコ入れする。
「コストカット」なら、それと同時に収支が改善する。
おおむね最大の比重を占めるのが社員や従業員の「人件費」である。
だから、近道となる「人員削減」による企業再生を否定しない。

また、私が知る範囲で、社長がもっともやりたくないのは社員の「解雇」である。
社員の肩にさまざまな事情を抱えた家族の生活がかかっている。
社長にとりリストラほど辛く重い決断はない。
ただし、社長は究極の選択では「首」を切ってきたのも事実である。
ごくまれに雇用を守った社長もいたが、すぐに会社がつぶれた。
だから、リストラに踏み切った社長を責める気は毛頭ない。

人間の「血が」通っている社長ならば、その負い目を一生背負って生きていくことになる。
リストラされた社員がそうであったように、リストラした社長は夢にうなされた。

私は父が実質的な「リストラ(山際族)」により職業人生を転落し、それにともない家庭が崩壊の危機に瀕し、明治大学へ進学する際に「日経育英奨学制度」を利用するしかなかった。
学校納付金を全額負担してくれたうえに住まいと一日2食が保障された。
私はやがて社会人・職業人となり、業績回復に携わるようになった。
その際、絶対にリストラに手を染めないと誓った。



リストラと比べ、おもに「営業強化」による収入増加はそれなりの時間がかかる。
経営が逼迫していると思われる企業では、「キャッシュフロー」がいつまで回るかを尋ねている。
企業規模にもよるが「1年」くらいは欲しい。
さすがに「半年」と言われると、引き受けるのをためらう。
営業の特性、実態と水準などをつかんでから判断を下している。

解雇を前提としない「営業立て直し」では自主性を尊重していられない。
決め手は社員を「強制的」に動かすこと。
なおかつ社員が「死に物狂い」になって頑張るならば間に合う。

そのため、当社は社長か営業統轄役員と同等の「権限」を持つ。
営業に関する「命令権」と「人事権」である。
命令系統を一本化し、数字づくりに直結する行動を断固命じる。
(それは営業活動の「KPI=面談有効度」を数値化して追跡することだ。)
全社会議で様子を見るなどして部門長や拠点長の異動を行うこともある。
(むろん、「降格者」のプライドには配慮している。)

何の権限もなしに、果敢な開発営業・案件育成に挑ませるのは時間がかかる。
結果としてクライアントの「費用負担」が膨らむ。
崖っぷちに立つ企業の業績回復には、「収益伸長の黄金比」を適用するのが確実かつ迅速である。
ちょっとやって立て直せることなどなく、複合的な打ち手を集中的に講じる。

詳しくは『短期業績回復の打ち手』にて。

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芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ

きのうのブログの続き…。
NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
私はすっかりはまっている。
一昔前マイブームという言葉があったが、それ…。

私が結婚後、フリーランスとして自立しようと奮闘した過程をそっくり再現してくれているかのようだ。
極貧生活の脱出、その後の仕事とアシスタントの膨張…。
懐かしい!
視聴率も最近の“朝ドラ”ではいいらしい。
原案の重み、そして脚本(シナリオ)の面白さが効いているのは当然として、松下奈緒(村井布美枝)と向井理(村井茂。水木しげる)ほか出演者の好演が光っている。

                       ◇

私は十代後半ぼんやりと絵画や陶芸、書など芸術の道に憧れを抱いていた。
しかし、そうした大学へ進学しようにも、何の素養も持たず、何の訓練も積んでいなかった。
家族の崩壊に直面しており、加えて家庭の経済が困窮していた。

そこで、日経育英奨学制度(新聞社奨学金)を利用し、明治大学経営学部に入学した。
それでも夢を諦め切れず、同人誌に加わって詩を投稿したり、コンサートホールや専門喫茶に通ってクラシック音楽を鑑賞したりした。
芸術家の気分を少しでも味わってみたかったのだろう。

しかし、同棲の長かった妻(前妻)と結婚を決意し、家庭を持った瞬間に夢を捨てた。
青春との決別である。
生活が成り立つかどうかも分からず、食べていくことを優先したのだ。
また、芸術を目指したところでモノにならないことに気づいていた。

チューリップの不朽の名作「青春の影」で歌われる世界にどこか通じる。

⇒2010年8月13日「財津和夫、青春の影、歌詞の意味…昭和の名曲」はこちら。

私は、明治大学5年中退(除籍?)という学歴もネックになり、サラリーマンに収まることがきわめて難しかった。
働きたい職場も就きたい職業も見つけられなかった。
社会からドロップアウトしていた。

自分がやっていけるかもしれないとしがみついたのが、フリーランスのプランナーだった。
世間にまったく認知されていない仕事である。
外部から知恵(企画)を買うという発想や慣行が、企業になかった。

                       ◇

ほかに選択肢がなかったとはいえ、私は絶望的な第一歩を踏み出してしまった。
細い道も敷かれておらず、自力で切り拓くしかないとすぐに感じた。
が、家族の生活がかかっており、途中で引き返すことができなかった。
妻は黙って私についてきた。

当時、奇異な商売に映ったようで、私は周りからよく珍しがられた。
裏を返せば、笑われたことになる。
私自身も勝算が見えていなかったので、当然か。

続きは、あしたのブログで…。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

◆書き加え1(8月20日)

村井布美枝は、「主人は腕のことで愚痴めいたことを一言も言ったことがありませんから…」(うろ覚え)。
私は、水木しげるは凄いと思う。
同時に、その背景もいくらか分かった。

水木しげるは戦地で腕をやられていなかったら、おそらく生きて戻れなかった。
この負傷により後方に退くことに…。
「腕一本失ったおかげで命が助かった」(うろ覚え)。

彼が属した隊は丸ごと消滅した。
総員玉砕の命令に背き、大半がゲリラ戦へ転じたものの命を落とし、残った者は別の隊に組み込まれた。

水木しげるには、死んでいった仲間の叫びが聞こえてくる。
「おれたちのことを描いてくれ」(うろ覚え)。

私の父は、自分と順番が入れ替わって1日(?)先に広島に入った戦友のことをいつまでも忘れなかった。
後年、母から聞かされた。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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