コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

朝ドラ視聴率

松下奈緒、富士山頂の妻が似合うわけ

松下奈緒がNHK土曜ドラマ「芙蓉の人 〜富士山頂の妻」で主役・野中千代子を演じている。
明治時代、気象予報を正確化するために富士山頂に私設気象観測所を築いた夫を支える妻の役どころである。
佐藤隆太が夫役・野中到を演じている。
死を覚悟する夫を守ろうと、自らも前人未到の厳冬の富士山頂で観測をともにした。
むろん、妻も命がけだ。
原作は小説家・新田次郎の「芙蓉の人」。

私は「芙蓉の人」を3回ほど、ちらっと目にした。
視聴ということでないが、なかなか面白かった。
松下奈緒がいい。

NHKドラマのヒロインは、国民的なヒットを記録した「ゲゲゲの女房」以来でなかろうか(不確か)。
これをきっかけに、朝ドラの長期にわたる視聴率低下に歯止めがかかり、復活につながった。

松下奈緒は「ゲゲゲの女房」と同様、「芙蓉の人」で夫を助ける。
現代的な才女だが、どこかに古風な人生観や価値観が残っているのだろう。
また、意思が強いというか、性格がきっぱりしているのだろう。
サブタイトルの「富士山頂の妻」という形容は見事だ。
松下奈緒は周囲の反対を押し切り、夫の後を追って富士山頂へ向かう一途で無謀な役どころが似合う。

松下奈緒は「芙蓉の人」の番宣の一環(?)で「鶴瓶の家族に乾杯」にゲスト出演した。
素敵な家族を求めて日本中を巡る“ぶっつけ本番”の旅番組である。

ロケ地は静岡県西伊豆町だった。
私はちらっと見たが、松下奈緒はまったく物怖じしない。
どこへでも飛び込んでいきそうだ。
世の中に才能を持つ人はたくさんいて、それだけでは成功を収められない。
果敢さは見上げたもの!
おそらく親が本人を尊重し、自由にさせたのだと思う。
お嬢さまなのに、天然の趣を持つ。
松下奈緒は田舎町の市街を歩くと、背の高さと美しさが際立つ。
女優だから当然かもしれないが、華がある。

松下奈緒は「ゲゲゲの女房」以降、多くの経験を積んで成熟が感じられた。
演技力も増した。

テレビ局の懐事情で本格的なドラマはNHKしか制作できにくくなった。
朝ドラ「花子とアン」の驚異的な視聴率を筆頭に、NHKドラマは健闘しているようだ。

⇒2014年8月23日「花子とアン平均視聴率の驚異」はこちら。

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梅ちゃん先生視聴率…朝ドラファンを虜にする面白さ

NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希がヒロイン・下村梅子を演じる。
朝ドラ制作陣(プロデューサー、脚本家、演出家)の作戦勝ちで、放送当初から高視聴率をマークしている。

「梅ちゃん先生」は大人の学芸会の趣を大切にする。
あくまで“素人芝居”という見立て。
つたない演技から生まれるおかしみがちりばめられる。
理屈で接したがる視聴者にはかなりのストレスが残る。
制作陣はそれを笑うかのようだ。

⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。

「梅ちゃん先生」は一日の始まりに視聴者が明るくあたたかい気持ちになれる。
朝刊の4コマ漫画を見るような気楽さが最大の持ち味だろう。
内容がとにかくたわいない。

⇒2012年6月16日「朝ドラ梅ちゃん先生、絶好調の平均視聴率!」はこちら。

私は以前、たまたまダイジェストを見て驚いた。
姉・下村松子(ミムラ)が加藤正和(大沢健)と結婚していた。
加藤正和が下村松子に好意を寄せていたのは分かったが、二人が結ばれた経緯はちんぷんかんぷんだ。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

先だって、「梅ちゃん先生」に強力な助っ人が加わった。
ミュージシャン・世良公則である。
25年ぶりの朝ドラ登場とか…。
町医者・坂田俊一郎を演じる。
坂田医院にアルバイトとして務める下村梅子の今後に重大な影響を及ぼす。

下村梅子は父・下村建造(高橋克実)が働く帝都大学医学部附属病院の内科にインターンとして務める。
地道な努力が認められ、助手への道が開かれようとしていた。
その矢先、下村梅子は父の希望と思惑に反し、蒲田で地域に根差した開業医になるとの気持ちを固めた。
そして、父に打ち明ける・・・。

私は滅多に「梅ちゃん先生」を見られない。
それでも抜群に面白いと思う。
朝ドラファンを虜にするのがうなずける。
近年まれな平均視聴率を残すのでなかろうか。

                      ◇◆◇

堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。

⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。

⇒2012年4月29日「梅ちゃん先生…苦し紛れの日替わり定食が人気を呼ぶ」はこちら。

⇒2012年4月30日「堀北真希の演技…下村梅子ははまり役」はこちら。

⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。

⇒2012年5月8日「堀北真希、本気の学芸会並み演技」はこちら。

⇒2012年5月10日「下村松子・ミムラと真田伸吉・平岳大の関係…梅ちゃん」はこちら。

⇒2012年6月14日「宇野実彩子と小出恵介、ミムラと平岳大の破局」はこちら。

⇒2012年6月16日「朝ドラ梅ちゃん先生、絶好調の平均視聴率!」はこちら。

⇒2012年6月18日「梅ちゃん先生SMAP主題歌…目覚めのすきっ腹にスイーツ!」はこちら。

⇒2012年6月20日「山本高樹ジオラマ…梅ちゃん先生タイトルバックの完成度」はこちら。

⇒2012年6月22日「堀北真希熱演、梅ちゃん先生高視聴率…空中分解の魅力」はこちら。

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松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気

NHK連続テレビ小説、堀北真希主演「梅ちゃん先生」が深夜にBSプレミアムで再放送されている。
午後11時〜11時15分。
共働きが当たり前の時代、NHK朝ドラがNHK夜ドラになることに文句をつける気はない。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

私は賛成なのだが、注文をつける。
第1に、現在の作品でなく過去の作品を半年遅れか1年遅れで再放送してほしい。
途中で面白そうと思っても、それまでの放送を振り返られない。
また、多忙な人なら週に1〜3日は見られない日が出てくるはずだ。
録画は面倒くさい。
朝ドラ公式サイトで各週のストーリーはおおよそ追いかけられるが、やはり放送を見たい。

第2に、BSプレミアムでなくNHK総合にしてほしい。
となると、必然的に放送時間は午前0時過ぎになるだろう。
私の書斎のテレビはBSプレミアムが映らない。
仕事をしながらの視聴になるので、リビングへ足を運べない。
そもそもBSを見る習慣がない。

朝ドラは、多額の制作費を惜しみなく投じている。
財政事情から民放は見応えのあるドラマをつくりにくくなっている。
近年、NHKの独壇場に近い。
好きな朝ドラは最初から最後まで通して見たいので、ぜひ完全再放送を実現してほしい。
3時間程度の総集編では面白さが大幅に薄まる。

私が最初に望むのは、二宮星⇒尾野真千子⇒夏木マリ主演の「カーネーション」である。
自分がやりたいことに打ち込みながらも家族や従業員、幼なじみを懸命に守り、また周囲や世間と濃厚に関わる一途な生きざまに心を動かされた。
人間の存在と営みのすべてを包み込む、大きく深い愛情が感じられる名作だった。

私が次いで望むのは、朝ドラの視聴率回復のきっかけとなった松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」である。
フリーランスのプランナーとして食うや食わずの状態が長かった結婚後の自分が歩んだ道と味わった暮らしぶりを再現するかのような展開だった。
私はとにかく貧しかった。
こちらは放送終了から2年が経過したが・・・。

と思ったら、4月2日からBSプレミアムで再放送されていることを知った。
午前7時15分〜7時30分。
朝の時間帯のそれにどれほどの意味があるのか疑問に思う。
見られずに悔しい。

ヒロイン役の松下奈緒は依然として高い人気を保っている。
私はとてもセクシーだと思う。
CMでも引っ張り凧だ。

また、「カーネーション」がなぜか関西地域限定で4月5日から「もういちど“カーネーション”」として再放送されていることを知った。
例の「カーネーション一週間」の23分ダイジェスト放送を毎週木曜日の午後0時20分〜0時43分にNHK総合で・・・。

半年楽しめるのはいいとして、なぜ全国放送でないのか、なぜ昼の時間帯なのか理解に苦しむ。
これもやはり悔しい。

NHKは本気で見させようとしていない。

                       ◇

ところで、私は先週始まった朝ドラ「梅ちゃん先生」の本放送をまったく見られなかった。
関心がないわけでなく、仕事が立て込んでいた。
たまたまダイジェスト版(番宣?)をちらりと目にしたくらい。
ストーリーが分かっていないせいもあろうが、散漫なつくりという印象を受けた(実際は不明)。
そんなわけはないが、急ごしらえという印象も受けた。
それ以前に、焼け跡と登場人物が馴染んでおらず、リアリティを感じられない。
背景から浮き上がっている。
とくに顔。
オープンセットでは日差しをコントロールできないことと関連があるのか?

妻に、代わりに見てくれるように頼んでいるのだが、まるで興味がないようだ。
朝ドラ「カーネーション」は喜んで引き受けてくれたのに・・・。

その「梅ちゃん先生」は第3回となる4日の放送で早くも20%の大台に乗った。
驚異的な数字である。
初回の放送が18.5%で、最近10作品では最高の初回視聴率を記録した(関東地区。ビデオリサーチ調べ)。
ヒロイン役の堀北真希の人気か、この朝ドラの前評判の高さか、私は理由を知らない。
「梅ちゃん先生」の視聴率はきわめて好調である。

東京制作局は「おひさま」主演の井上真央に続き、おでこの立派な女優を選んだ。

                      ◇◆◇

松下奈緒と「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。

⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。

⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

⇒2010年9月21日「長女村井藍子・青谷優衣、次女喜子・荒井萌」はこちら。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

⇒2010年9月23日「水木プロダクション創立20周年記念謝恩パーティー」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月24日「水木しげる夫妻(武良茂・布枝)の自然体」はこちら。

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月26日「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(全記事)」はこちら。

⇒2010年9月27日「涙にくれた一日・・・『ゲゲゲの女房』完結」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が『ゲゲゲの女房』を振り返った」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年11月2日「吉岡聖恵・ありがとう…いきものがかりライブ」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年11月13日「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」はこちら。

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朝ドラ・カーネーション…尾野真千子の本音

NHK朝の連続テレビ小説でしばしば(?)取り入れられる「ナレーション」。
明鏡国語辞典によれば、「映画・テレビ・ラジオなどで、それぞれの場面にそって情景や筋の展開、登場人物の心理などを説明すること。また、その説明。語り。」とある。
尾野真千子主演「カーネーション」では、やけにテンションが低い。
例えば、瀧本美織主演「てっぱん」の中村玉緒のそれと比べると分かりやすい。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

「カーネーション」のシナリオは、ファッションデザイナーの草分け・小篠綾子の実人生を土台としている。
脚本家・渡辺あやの人間描写は鋭く深い。
ナレーター(語り手)はヒロインであり、小原糸子のつぶやきだ。
飾らず、本音を吐露している。
抑え気味で、実にいい。
それが、この朝ドラにさらなるリアリティを与える。

尾野真千子は主演として、生きるのでも働くのでもしゃにむに突き進み、家族や周囲、世間としばしばぶつかる。
しかし、ナレーターとして、ドラマのなかの小原糸子と距離を置く。
気負いがなく、どこか突き放したような静かなナレーションが、この朝ドラに元気や勢いだけでなく、奥行と陰影を与えている。

退屈な良識からかけ離れた小原糸子という猛烈な存在が、地に足の着いたものになった。
灼熱の裏に潜む覚醒を感じさせる。
人がやっていくうえで味わう困難や挫折、悔いやみじめさ、迷いや苦しみ、そして抱く思いや願い・・・。
ヒロインのいつわりのない、内なる声だ。

尾野真千子のナレーションがとくに効いたのは、父・小原善作との激しい確執の時期だった。
善作は一家の大黒柱としてのメンツにこだわり、それが少しでも傷つけられると家族に当たり散らす。
小心で身勝手な性格だ。
自分に代わって家計を支えはじめた娘に対し、ひがみを持ったり、かんしゃくを起こしたりする。
暴力を振るうので、娘は従わざるをえない。

しかし、糸子は決して納得していない。
父の態度と対応はまったく筋が通らない。
はらわたが煮え繰り返るような感情が渦巻いた。
それを尾野真千子のナレーションは冷静に伝えた。

ここまでの記事は昨年11月〜12月頃に残したメモを仕上げた。

やがて善作の老いと衰えにつれ、ナレーションは父への心配や愛情の声に変わっていった。
ときに自らを客観的に眺める声になった。

                       ◇

ここからの記事は3月半ば頃(?)に残したメモを仕上げた。

一生オーダーメードでやっていく決意を固めた小原糸子。
その彼女のブランドをつくりたいとの依頼が寄せられた。
自分の年齢と体力を考えて最初はためらったが、やがて娘らの反対を押し切って受けることにした。
競争の熾烈なファッションビジネスにあえて身を投じる。
無謀な挑戦だ。

本人が言うところの「奇跡」を見せることに・・・。

コシノ三姉妹を女手一つで育てあげた事実にマスコミや世間のの関心が集まるとともに、小原糸子は一気にメジャーにのぼり詰めた。
真っ赤なカーネーションは、人生の終わりが迫った頃に花開いた。

脚本を手がける渡辺あやは長丁場で疲れ切ったのか。
夏木マリにヒロインが交代してから、ストーリーと解説が混在するようになった。
小篠綾子の最晩年の描写を重んじていたにしろ、脚本家の主張が生のまま押し出される。
フィクションに昇華していない。

                       ◇

母の愛をテーマとした朝ドラ「カーネーション」。
おそらく高視聴率を保ったまま、あす最終回の放送を迎える。

私は2月以降、遠ざかったが、いつも展開が気になっていた。
一言でいえば、面白く、しかも見応えがあった。
本格派のドラマだ。
私はときどき公式サイトを覗き、ダイジェスト版(?)で補い、妻に尋ねた。
脚本家と出演者、制作関係者にお疲れさまと申しあげたい。

目を閉じると、祖母・小原ハル(正司照枝)、父・小原善作(小林薫)、母・小原千代(麻生祐未)、ヒロイン・小原糸子(尾野真千子)の姿が浮かぶ。
懐かしい。

私は、朝ドラ史上最高傑作と信じて疑わない。
深夜の時間帯に再放送されたら、断固見る。
ぜひ、実現してほしい!!!

「カーネーション」はオープニングも挿入曲もよし。
椎名林檎の主題歌について書きかけた素材が残っているが、アップする前に終わった。
これもよし。
ただし、内容に比べ、視聴率が低すぎた。

私は、尾野真千子が最晩年の老け役に四苦八苦するところを楽しみたかった・・・。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月28日「朝ドラ・カーネーションは子育て授業か…渡辺あや脚本」はこちら。

⇒2012年3月24日「夏木マリ・カーネーション視聴率推移…小原糸子最晩年へ」はこちら。

⇒2012年3月6日「夏木マリ・小原糸子老け役は俎板の鯉…気になる視聴率」はこちら。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。

⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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夏木マリ・カーネーション視聴率推移…小原糸子最晩年へ

約10年ぶりにお会いした業界最大手企業のオーナー社長。
互いにずいぶん年を取りました。
商談の冒頭、かつてのご愛顧に感謝し、ご無沙汰をお詫びしたうえで、こう切り出しました。

「私はさぼっていたわけでありません。
それなりに頑張ったつもりです。
にもかかわらず、還暦を迎え、職業人生が残りわずかになるにつれ、やりたいことが次々と出てきました。
あれも、これも・・・。
自分のなかで考えも気持ちも整理をつけられません。
やりたいことだらけです」。

私は己の不甲斐なさを笑っていただこうと思って話したのですが、深くうなずかれてしまいました。
あれ、この成功者にして同じ思いを抱いている?
ちなみに、トークはアイスブレークのつもりです。

私の場合、これまでの働き方がなっていなかったことが主因です。
何せ計画性というものがまったくありません。
私は18歳で上京してから、目の前の仕事をこなすのに精一杯でした・・・。

先に述べたやりたいこととは、忙しさのなかに埋もれていた自分なのではないでしょうか。
それが職業人生の幕引き直前になり、噴出してきたようです。
手遅れかもしれません。
私と同年代の方々はかなり職場を去りました。

自分はまだ何かできそうだ。
言い訳じみていて見苦しいのですが、そうした思いが急に強くなりました。
やり尽くしたという充実感はこれっぽっちもなく、やれなかったことだらけという悔いしか残っていません。
このまま終わってしまうのは寂しいです。

60歳、いくらか夢を描けるようになりました・・・。

                       ◇

NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」が終わりそうです。
確か来週土曜日が最終回。
東日本大震災により前作「おひさま」が1週間遅れになり、その影響を受けて「カーネーション」は放送が1週間縮められました。
妻によれば、ヒロイン・小原糸子が尾野真千子から夏木マリに交代しても、視聴率は依然として絶好調です。
すでに小原糸子は最晩年に達したようですが、これまでの演技はなかなか好評とか・・・。
小篠綾子の人生(現実)と渡辺あやの脚本(虚構)が魅力的なので当然かもしれません。
私は仕事に追われ、すっかりご無沙汰しています。

実は、この朝ドラを見られたときなどにパソコンに残したメモが膨大にあります。
ほとんどが昨年のものです。
じっくりと考える手がかりにしたかったのです。
使いもしないで捨てるとは・・・。

「カーネーション」は内容が面白いに留まらず、考えさせられることが非常に多かったです。
「有益」という表現はドラマの感想としては馴染みませんが、私はとてもためになりました。
2月頃からろくに見られなかったのが心残りです。

Wikipedia(ウィキペディア)の「カーネーション(朝ドラ)」の項(頁)に視聴率が載っています。

◆週間最高視聴率(週間平均視聴率にあらず)

第1週=2011年10月3日〜10月8日:あこがれ 17.4%
第2週=2011年10月10日〜10月15日:運命を開く 18.5%
第3週=2011年10月17日〜10月22日:熱い思い 17.9%
第4週=2011年10月24日〜10月29日:誇り 19.2%
第5週=2011年10月31日〜11月5日:私を見て 18.6%
第6週=2011年11月7日〜11月12日:乙女の真心 19.7%
第7週=2011年11月14日〜11月19日:移りゆく日々 19.6%
第8週=2011年11月21日〜11月26日:果報者 19.7%
第9週=2011年11月28日〜12月3日:いつも想う 20.4%
第10週=2011年12月5日〜12月10日:秘密 20.5%
第11週=2011年12月12日〜12月17日:切なる願い 20.8%
第12週=2011年12月19日〜12月24日:薄れゆく希望 19.7%
第13週=2011年12月26日〜12月28日:生きる 18.9%
第14週=2012年1月4日〜1月7日:明るい未来 18.4%
第15週=2012年1月9日〜1月14日:愛する力 19.7%
第16週=2012年1月16日〜1月21日:揺れる心 20.1%
第17週=2012年1月23日〜1月28日:隠しきれない恋 25.0%
第18週=2012年1月30日〜2月4日:ライバル 20.5%
第19週=2012年2月6日〜2月11日:自信 20.7%
第20週=2012年2月13日〜2月18日:あなたを守りたい 20.8%
第21週=2012年2月20日〜2月25日:鮮やかな態度 20.6%
第22週=2012年2月27日〜3月3日:悔いなき青春 23.0%
第23週=2012年3月5日〜3月10日:まどわせないで 21.3%
第24週=2012年3月12日〜3月17日:宣言 20.3%
第25週=2012年3月19日〜3月24日:奇跡 −
第26週=2012年3月26日〜3月31日:あなたの愛は生きてます −
(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

別のデータによります。

◆週間テレビ視聴率ランキング

10月24日〜10月30日:8位(10月27日放送分) 関西17.7% 関東17.0%
10月31日〜11月6日:1位(11月4日放送分) 関西20.4% 関東17.7%
11月7日〜11月13日:1位(11月11日放送分) 関西20.0% 関東19.5%
11月14日〜11月20日:2位(11月16日放送分) 関西21.1% 関東18.9%
11月21日〜11月27日:5位(11月26日放送分) 関西20.5% 関東18.9%
11月28日〜12月4日:2位(12月2日放送分) 関西20.4% 関東20.1%
12月5日〜12月11日:5位(12月9日放送分) 関西19.7% 関東20.5%
12月12日〜12月18日:3位(12月15日放送分) 関西20.7% 関東19.4%
12月19日〜1月1日:8位(12月19日放送分) 関西20.8% 関東19.2%
1月2日〜1月8日:10位(1月5日放送分) 関西18.1% 関東16.4%
1月9日〜1月15日:4位(1月9日放送分) 関西20.6% 関東18.8%
1月16日〜1月22日:2位(1月20日放送分) 関西21.4% 関東19.9%
1月23日〜1月29日:1位(1月23日放送分) 関西22.7% 関東19.5%
1月30日〜2月5日:1位(2月2日放送分) 関西22.0% 関東20.5%
2月6日〜2月12日:1位(2月10日放送分) 関西20.6% 関東19.1%
2月13日〜2月19日:1位(2月14日放送分) 関西21.9% 関東20.8%
2月20日〜2月26日:1位(2月22日放送分) 関西22.1% 関東20.0%
2月27日〜3月4日:1位(3月1日放送分) 関西22.4% 関東23.0%
3月5日〜3月11日:1位(3月5日放送分) 関西21.8% 関東21.3%
3月12日〜3月18日:1位(3月15日放送分) 関西22.2% 関東20.3%

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

かすかに落ちたくらいで、やはり高視聴率です。
今年の「岸和田だんじり祭」はどこまで人出が伸びることでしょう。
一躍、全国区になりました・・・。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月6日「夏木マリ・小原糸子老け役は俎板の鯉…気になる視聴率」はこちら。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。

⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん

私は仕事が凄まじく立て込んでいて、このブログも実質休止の状態が続いている。
記事を書くに当たり、いくらかでも「考える」ことを大切にしているが、それが難しい。
このところは記事を書く時間も取れなくなった。

NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」。
すでにクランクアップしており、ヒロイン・小原糸子を演じた3人が顔を揃えて記者会見を行った。
幼少期を演じた子役の二宮星(にのみや・あかり。9歳)、尾野真千子(30歳)、晩年期を演じた夏木マリ(59歳)。

朝ドラ「カーネーション」は、私がご無沙汰している間に歳月がどんどん進んだ。
妻によれば、3月3日、土曜日の放送でヒロインの目覚めの顔が突然、夏木マリに変わる。
尾野真千子は「年齢的に無理がある」と、72歳以降を夏木マリにバトンタッチすることを納得している。
が、主演の交代に賛否両論が渦巻く。

この朝ドラは半世紀におよぶ歴代作品と比べて異色だった。
いや、異端だった。
見事に“決まり事”を壊した。
痛快、痛快・・・。
まず、ちっともさわやかでない。
予告どおり、品がない(がらが悪い)。
おまけに、毒がてんこ盛りだ。

小原糸子は眉間にしわを寄せ、口を尖らせて怒鳴り散らし、ときに舌打ちまでする。
男勝りで、岸和田弁の言い回し、さらに悪態と啖呵もぴたり。
小原糸子は年齢を重ね、いかにもという関西のおばちゃんになった。
朝ドラでは無神経さや図太さが誇張されている。

尾野真千子は感情の起伏やドロドロを表現するのがうまい。
が、それ以前に小原糸子は“ハマリ役”である。
このブログで幾度か述べたが、「カーネーション」で主演を務めるために3度のオーディションで落とされたと思えてくる。

尾野真千子はいわゆる美人でない。
また、前作の朝ドラ「おひさま」でヒロイン・須藤陽子(丸山陽子)を演じた井上真央のような透明感がない。
須藤陽子がやわらかな知性のなかにたたずむ趣は美しかった。
尾野真千子は女優としては声が太く、低く、がらがらだ。
小原糸子は、人間がなりふり構わず生き、働く悪臭のようなものをお茶の間にまき散らす。
「朝からはきつい」と敬遠する視聴者が出てくるのはよく分かる。
とくに関東など東日本。
ストーリーも演出もコテコテ・・・。

しかし、だからこそ、尾野真千子は癖になる。
私はこの朝ドラから消えるとなるとさみしい。
カーネーションは尾野真千子。
老け役も彼女で通してほしかった。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

自分がろくに見られなかったせいもあるが、朝ドラ「カーネーション」は1年の放送でよかった。
とくに11月半ば〜1月半ばまでの2カ月ほどの展開にもっと時間をかけてほしかった。
進行が滅茶苦茶、慌ただしい。
小原糸子という特異な人格形成に大きな影響を及ぼした幼少期についても同じ。
二宮星に2〜3週間の出番を与えてよかった(小原直子役は除く)。

ヒロイン・小原糸子のモデルとなった小篠綾子(こしの・あやこ)の人生そのものが非常に濃厚である。
ドラマとして大幅な脚色が施されているにしろ、やたらと面白い。
半年の放送なら、3人の子ども(コシノ三姉妹)が巣立つ頃をゴールとし、最後まで尾野真千子が演じればよかったのでないか。
主演の交代は残念だ・・・。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

                       ◇

Wikipedia(ウィキペディア)の「カーネーション(朝ドラ)」の項(頁)に視聴率が載っている。

◆週間最高視聴率(週間平均視聴率にあらず)

第1週=2011年10月3日〜10月8日:あこがれ 17.4%
第2週=2011年10月10日〜10月15日:運命を開く 18.5%
第3週=2011年10月17日〜10月22日:熱い思い 17.9%
第4週=2011年10月24日〜10月29日:誇り 19.2%
第5週=2011年10月31日〜11月5日:私を見て 18.6%
第6週=2011年11月7日〜11月12日:乙女の真心 19.7%
第7週=2011年11月14日〜11月19日:移りゆく日々 19.6%
第8週=2011年11月21日〜11月26日:果報者 19.7%
第9週=2011年11月28日〜12月3日:いつも想う 20.4%
第10週=2011年12月5日〜12月10日:秘密 20.5%
第11週=2011年12月12日〜12月17日:切なる願い 20.8%
第12週=2011年12月19日〜12月24日:薄れゆく希望 19.7%
第13週=2011年12月26日〜12月28日:生きる 18.9%
第14週=2012年1月4日〜1月7日:明るい未来 18.4%
第15週=2012年1月9日〜1月14日:愛する力 19.7%
第16週=2012年1月16日〜1月21日:揺れる心 20.1%
第17週=2012年1月23日〜1月28日:隠しきれない恋 25.0%
第18週=2012年1月30日〜2月4日:ライバル 20.5%
第19週=2012年2月6日〜2月11日:自信 20.7%
第20週=2012年2月13日〜2月18日:あなたを守りたい 20.8%
第21週=2012年2月20日〜2月25日:鮮やかな態度 20.6%
第22週=2012年2月27日〜3月3日:悔いなき青春 23.0%
第23週=2012年3月5日〜3月10日:まどわせないで 21.3%
第24週=2012年3月12日〜3月17日:宣言 20.3%
第25週=2012年3月19日〜3月24日:奇跡 −
第26週=2012年3月26日〜3月31日:あなたの愛は生きてます −
(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

別のデータによる。

◆週間テレビ視聴率ランキング

10月24日〜10月30日:8位(10月27日放送分) 関西17.7% 関東17.0%
10月31日〜11月6日:1位(11月4日放送分) 関西20.4% 関東17.7%
11月7日〜11月13日:1位(11月11日放送分) 関西20.0% 関東19.5%
11月14日〜11月20日:2位(11月16日放送分) 関西21.1% 関東18.9%
11月21日〜11月27日:5位(11月26日放送分) 関西20.5% 関東18.9%
11月28日〜12月4日:2位(12月2日放送分) 関西20.4% 関東20.1%
12月5日〜12月11日:5位(12月9日放送分) 関西19.7% 関東20.5%
12月12日〜12月18日:3位(12月15日放送分) 関西20.7% 関東19.4%
12月19日〜1月1日:8位(12月19日放送分) 関西20.8% 関東19.2%
1月2日〜1月8日:10位(1月5日放送分) 関西18.1% 関東16.4%
1月9日〜1月15日:4位(1月9日放送分) 関西20.6% 関東18.8%
1月16日〜1月22日:2位(1月20日放送分) 関西21.4% 関東19.9%
1月23日〜1月29日:1位(1月23日放送分) 関西22.7% 関東19.5%
1月30日〜2月5日:1位(2月2日放送分) 関西22.0% 関東20.5%
2月6日〜2月12日:1位(2月10日放送分) 関西20.6% 関東19.1%
2月13日〜2月19日:1位(2月14日放送分) 関西21.9% 関東20.8%
2月20日〜2月26日:1位(2月22日放送分) 関西22.1% 関東20.0%
2月27日〜3月4日:1位(3月1日放送分) 関西22.4% 関東23.0%
3月5日〜3月11日:1位(3月5日放送分) 関西21.8% 関東21.3%
3月12日〜3月18日:1位(3月15日放送分) 関西22.2% 関東20.3%

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

朝ドラ「カーネーション」は視聴率が絶好調だ。
関東でも決して悪くない。
噂では、尾野真千子の再登板のシーンが設けられる。

「カーネーション」は、「サザエさん」と視聴率の上位を争っている。
私はふと思った。
アニメーションでなく、尾野真千子が演じる「サザエさん」を見てみたい。
テレビでもいいし、映画でもいい。
同じ長谷川町子の「いじわるばあさん」も面白そうだ。

私は尾野真千子のファンになった。
彼女が朝ドラ「カーネーション」放送終了の1カ月前に早々と姿を消すのはあまりにさみしい。
皆で声を合わせ、「オー、ノー、待ちこー!」と叫ぼう。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。

⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元

講演、セミナー、研修、コンサルティング・・・。
先週明けから飛び回っている。
目が回る忙しさ・・・。
数少ない楽しみのブログにもFacebookにもほとんど時間を割けない。

NHK朝ドラ史上最高傑作「カーネーション」について書きたいことが山のようにあるが、それも叶わない・・・。
脚本の渡辺あやも主演の尾野真千子も異次元に達してしまった。
視聴者がかつて味わったことのない世界が繰り広げられている。
シナリオの復讐とヒロインの暴走に絶句する朝ドラファンも少なくないだろう。
テレビ画面から生臭い感情がどくどく流れる。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

私は、「カーネーション」は視聴率が低すぎると思う。
真っ向勝負の問題提起に、もっと敬意を払うべきだ。

Wikipedia(ウィキペディア)の「カーネーション(朝ドラ)」の項(頁)に視聴率が載っている。

◆週間最高視聴率(週間平均視聴率にあらず)

第1週=2011年10月3日〜10月8日:あこがれ 17.4%
第2週=2011年10月10日〜10月15日:運命を開く 18.5%
第3週=2011年10月17日〜10月22日:熱い思い 17.9%
第4週=2011年10月24日〜10月29日:誇り 19.2%
第5週=2011年10月31日〜11月5日:私を見て 18.6%
第6週=2011年11月7日〜11月12日:乙女の真心 19.7%
第7週=2011年11月14日〜11月19日:移りゆく日々 19.6%
第8週=2011年11月21日〜11月26日:果報者 19.7%
第9週=2011年11月28日〜12月3日:いつも想う 20.4%
第10週=2011年12月5日〜12月10日:秘密 20.5%
第11週=2011年12月12日〜12月17日:切なる願い 20.8%
第12週=2011年12月19日〜12月24日:薄れゆく希望 19.7%
第13週=2011年12月26日〜12月28日:生きる 18.9%
第14週=2012年1月4日〜1月7日:明るい未来 18.4%
第15週=2012年1月9日〜1月14日:愛する力 19.7%
第16週=2012年1月16日〜1月21日:揺れる心 20.1%
第17週=2012年1月23日〜1月28日:隠しきれない恋 25.0%
第18週=2012年1月30日〜2月4日:ライバル 20.5%
第19週=2012年2月6日〜2月11日:自信 20.7%
第20週=2012年2月13日〜2月18日:あなたを守りたい 20.8%
第21週=2012年2月20日〜2月25日:鮮やかな態度 20.6%
第22週=2012年2月27日〜3月3日:悔いなき青春 23.0%
第23週=2012年3月5日〜3月10日:まどわせないで 21.3%
第24週=2012年3月12日〜3月17日:宣言 20.3%
第25週=2012年3月19日〜3月24日:奇跡 −
第26週=2012年3月26日〜3月31日:あなたの愛は生きてます −
(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

別のデータによる。

◆週間テレビ視聴率ランキング

10月24日〜10月30日:8位(10月27日放送分) 関西17.7% 関東17.0%
10月31日〜11月6日:1位(11月4日放送分) 関西20.4% 関東17.7%
11月7日〜11月13日:1位(11月11日放送分) 関西20.0% 関東19.5%
11月14日〜11月20日:2位(11月16日放送分) 関西21.1% 関東18.9%
11月21日〜11月27日:5位(11月26日放送分) 関西20.5% 関東18.9%
11月28日〜12月4日:2位(12月2日放送分) 関西20.4% 関東20.1%
12月5日〜12月11日:5位(12月9日放送分) 関西19.7% 関東20.5%
12月12日〜12月18日:3位(12月15日放送分) 関西20.7% 関東19.4%
12月19日〜1月1日:8位(12月19日放送分) 関西20.8% 関東19.2%
1月2日〜1月8日:10位(1月5日放送分) 関西18.1% 関東16.4%
1月9日〜1月15日:4位(1月11日放送分) 関西20.6% 関東18.8%
1月16日〜1月22日:2位(1月20日放送分) 関西21.4% 関東19.9%
1月23日〜1月29日:1位(1月23日放送分) 関西22.7% 関東19.5%
1月30日〜2月5日:1位(2月2日放送分) 関西22.0% 関東20.5%
2月6日〜2月12日:1位(2月10日放送分) 関西20.6% 関東19.1%
2月13日〜2月19日:1位(2月14日放送分) 関西21.9% 関東20.8%
2月20日〜2月26日:1位(2月22日放送分) 関西22.1% 関東20.0%
2月27日〜3月4日:1位(3月1日放送分) 関西22.4% 関東23.0%
3月5日〜3月11日:1位(3月5日放送分) 関西21.8% 関東21.3%
3月12日〜3月18日:1位(3月15日放送分) 関西22.2% 関東20.3%

小篠綾子(小原糸子)の半生。
一日の始まりに、掟破りの描写と展開・・・。
それでも離れない視聴者がいる。
私もその一人。
「カーネーション」が突き付ける容赦ない現実に、心打たれる。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

以下に、昔のブログにいくらか手を入れた記事を掲げる。

                      ◇◆◇

営業分野のコンサルタントと講師という仕事柄、数え切れない「出会い」があった。
ところが、目の回るような忙しさに、文字どおり「心が亡ぶ」状態に陥っていた。
せっかくの出会いを生かせないまま、いたずらに齢を重ねる・・・。
それに気づいた私は、50代半ばにしてようやく出会いをいくらか大切にするようになった。

人は、だれそれとの接点とか、どこそことの接点といった話を口にする。
実は、「接点」を見出すのはさほど難しくない。
SNSなどバーチャルコミュニケーションが図れる今日ではなおさら・・・。
しかし、接点ははかない。
どちらかの思いが変わるか関心が移ろうだけで、簡単に消え去る。

したがって、接点を見出したからといって、うまくいくわけでない。
まして、豊かさや幸せを実感するに至らない。
両者のつきあいや取り組みを揺るぎないものとし、それを永続させるには、「交点」を築かなくてならない。

接点を耕して交点と成す。

すべては会いたいと申し入れることから始まる。
そう、相手に何を“与える”か伝えるのだ。

世の中、相手から“得る”ために会おうとする人が後を絶たない。
とても交点に育てられない。

                       ◇

ウェブの自己紹介にあふれる「一期一会(いちごいちえ)」という言葉。
広辞苑によれば、「生涯にただ一度まみえること。一生に一度限りであること。」とある。
この言葉自体には、そうした意味しかない。
おそらく「私は、一期一会の縁を大切にします」と言いたいのだろう。

私は、人生でもっとも難しいのは、縁を大切にすることだと考える。
自ら働きかけ、自ら動かなくてならない。
心にも体にも汗を流すことになる。

縁を大切にできる人は、ありあまる幸せと豊かさを手に入れているはずだ。
満たされない気持ちとも無縁・・・。

一期一会という言葉は重い。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?

NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」。
尾野真千子がヒロイン・小原糸子を演じている。
落ちる一方だった朝ドラ人気に歯止めをかけた「ゲゲゲの女房」「てっぱん」「おひさま」「カーネーション」。
私は、この4作品のなかでドラマとしての出来が一番いいのは「カーネーション」だと思う。
インターネットで調べたら、“面白さ”のわりに視聴率が伸びていなかった。
もちろん、悪い視聴率でない。
実は、それほどの数字にならないと踏んでいた。

「カーネーション」はいかにもNHK大阪放送局の制作という作品であり、上方喜劇の流れを引いている。
いまは脚本も演出も抑えめだが、やがて小原糸子が働きながら3人の娘を育てる“大阪のおかあちゃん”の奮闘記になるはずなので、ドタバタ調の度合いが増していく(?)。
「カーネーション」の平均視聴率は、首都圏を中心に東日本の視聴者がどう受け止めるかによりかなり左右されるだろう。
岸和田と言えば「だんじり祭」。
血の気の多い博多(福岡)を含む北部九州地区の視聴率がいいのはうなずける。
また、なぜか名古屋地区の視聴率が非常にいい。

「カーネーション」は傑作であり、それ以前の朝ドラ3作品の平均視聴率を大きく超えてもおかしくない。
しかし、視聴者が頭を働かせないと、よさをつかみにくい。
描かれている世界が深いのだ。
なかでもネックになっているのは、「カーネーション」の敷居の高いつくりでないか・・・。
制作陣は、ドラマの入口にちょっとした壁を設けた?
食わず嫌いが多いと、「カーネーション」の平均視聴率は振るわない。

具体的には、オープニングの“格調”の高さだ。
哲学的な雰囲気さえ漂う。
タイトル映像と主題歌が、ドラマのイメージや内容とストレートに結びつかない。
記憶が曖昧ながら脚本家が口にした「下品」と無縁であり、俗っぽさを消している。

「カーネーション」のオープニングには、「ゲゲゲの女房」のたわいなさ、「てっぱん」の楽しさ、「おひさま」の美しさのような“分かりやすさ”が欠ける。
朝から小難しく感じ、このドラマを敬遠する人がいても不思議でない。
高い平均視聴率を取るうえで、私は「カーネーション」の秀逸なオープニングが邪魔をしそうな気がする。

初回放送の冒頭で、ヒロイン・小原糸子を演じる子役・二宮星(にのみや・あかり)と尾野真千子がデュエットしたのも、この朝ドラに対する“親しみ”を醸成するためだろう。
制作陣は、「カーネーション」が難解な印象を与えることを避けたかったに違いない。
このプレミアムシーン(映像)は番組公式サイトに掲載されていた。

ちなみに、私が一番好きなオープニングは「カーネーション」である。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

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⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

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尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず

NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」。
世界的なファッションデザイナー3姉妹の母の子育て奮闘記だ。
舞台は大阪・岸和田。
3姉妹とは、コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコ。
脚本家・渡辺あやが小篠綾子(故人)の一生を実話に基づいて痛快(?)に描く。

「カーネーション」では二宮星(子役)と尾野真千子がヒロイン・小原糸子を演じる。
私が二人の小原糸子を見た第一印象は、「男にしたい」だった。
キャスティングと演技の両方がうまく運んだ結果である。
上方らしいドタバタ調・・・。

朝ドラ「カーネーション」は10月3日に放送がスタートした。
初回視聴率は16.1%(関東地区。ビデオリサーチ調べ)。
過去最低だった松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」の14.8%を上回った。
しかし、瀧本美織主演の「てっぱん」の18.2%、井上真央主演の「おひさま」の18.4%を下回った。
が、ここ数年の朝ドラとしてはまずまずの数字だろう。

なお、関西地区は16.2%、名古屋地区は17.7%、北部九州地区は16.3%(いずれもビデオリサーチ調べ)。
関西地区だけが前作の初回視聴率を上回った。

                       ◇

私は昭和26年生まれ。
定収入のないフリーランスで、妻と3人の子を食べさせるのは“死に物狂い”だった。
結婚を境にし、怠け者の性格が一変した。
そうならざるをえなかった。

まして朝ドラ「カーネーション」で描かれる時代、女手一つで3人の娘を育てるというのは大変な苦労だった。
が、小原糸子(小篠綾子)はそれを凄まじい元気と馬力で乗り切っていく。
当事者は案外、苦労を苦労と思わないのかもしれない。
そう感じたら、自分が壊れるし、生活を保てない。

私の祖母は富山・入善(椚山)の貧農だった。
しかも、片手が大やけどで肉の棒切れ状態。
農作業に使えない。
やはり女手一つで4人の子を育てた。
カーネーションよりもいくらか前の時代だった(不確か)。
こちらは想像を絶する。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

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井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
井上真央がヒロイン・須藤陽子(丸山陽子)を演じる。
夫が戦地から無事に戻り、いつのまにか妻のおなかが大きくなっていた。
落ち着いた暮らしが少しずつ戻ってきた。

激しい空襲を受けた東京と松本では状況はまったく違うにしろ、終戦間もない空気はドラマから伝わってくる。
私の両親もこうした時期を過ごしたのだろうか・・・。
仕事に追われっ放しの私は「おひさま」をほとんど見られないが、視聴率は高そうだ。
ここ1カ月の平均で20パーセント近くを記録しているとしたら、お化けである。
井上真央の演技もさることながら、岡田惠和の脚本が実にうまい。

なお、オープニングのテーマ曲に突然歌詞がつき、平原綾香が歌っている。
「おひさま〜大切なあなたへ〜」。

                       ◇

視聴率が落ちるところまで落ちたNHK朝の連続テレビ小説。
局を挙げたテコ入れの努力が実り、前々作の「ゲゲゲの女房」から復調気配がはっきりしてきた。
このドラマでヒロイン・村井布美枝(飯田布美枝)を演じたのが、ご存知、松下奈緒だった。
目・鼻・口が大きく、顔立ちのはっきりした美しい女優。
長身ということもあり、思い切り目立つ。
視聴率の上昇につれ、番組も彼女も国民的人気を博した。

その松下奈緒がNHKドラマ10で再び主役を務める。
「胡桃(くるみ)の部屋」。
原作は、向田邦子。
家族の絆がテーマ。
全6話の連続ドラマ。
放送は火曜日午後10時、7月26日スタート。
松下奈緒は先だって行った制作会見で、「ただいま、という感じです」と語った。

「ゲゲゲの女房」はほのぼのとした夫婦愛、家族愛を描いた、古き良き昭和というホームドラマだった。
それに対し、「胡桃の部屋」は向田作品らしく、毒を含んだ辛口のホームドラマである。
舞台は1980年頃(昭和)の東京。
家族が本音を辛辣に語るなど、現代に通じる。

リストラで蒸発した父・・・。
松下奈緒は、空中分解しそうな家族をつなぎ留めようと孤軍奮闘する次女・桃子を演じる。
真面目で不器用、責任感が強く自分を押し殺して皆のために頑張るが、ときに感情を爆発させる。
ドラマの進行につれ、母、長女、三女、、弟の長男と、それぞれが深い悩みを抱えることが明らかになっていく。
また、桃子も妻子ある男性への思いに揺れ動く。
錯綜する家族や男女の関係を浮き彫りにしつつ、人間の幸せに正面から迫る作品である。

ところで、松下奈緒は2004年にTBSドラマ「向田邦子の恋文」の撮影を見学した。
主演は山口智子。
それ以来、彼女を女優としての目標にしてきた。
また、向田作品への出演を願ってきた。

「胡桃の部屋」はすでに2回放送されており、リメイク。
1989年のTBSの放送では竹下景子が、1982年のNHKの放送ではいしだあゆみが主役を務めた。
竹下景子は「ゲゲゲの女房」で義母役だったが、今回は母親役である。
当然、松下奈緒は前2作と出来を比較される立場だ。
どのような演技を見せるのか?

                       ◇

連続テレビ小説「おひさま」とドラマ10「胡桃の部屋」。
井上真央と松下奈緒。
同じNHKの放送で、いわば朝ドラと夜ドラだ。
放送時期が重なり、一騎討ちの様相を呈するのでは?
主演にそうした気持ちがないとしても、世間やマスコミから視聴率競争を意識させられるだろう。
二人は表情からプライドの高さがうかがえる。
コツン(激突音)。

                      ◇◆◇

井上真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

                      ◇◆◇

松下奈緒に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年7月17日「松下奈緒と瀧本美織、相次ぐ主役抜擢の裏事情」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が「ゲゲゲの女房」を振り返った

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所?」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

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おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
ヒロイン・須藤陽子役の若手の井上真央とベテランの若尾文子がそれぞれ日課のように着実に仕事をこなしている。
二人の陽子が顔を合わせる機会が多いかどうか、私は知らない。
井上真央はドラマ上とはいえ、数十年後の自分を見るのは変な気分では?

さて、公共放送のNHKも昨今は「視聴率」を重視している。
受信料をいだだく以上、それに応えているという証明(物差し)がほしいのだろう。
看板番組・朝ドラは長らく下落傾向に歯止めをかけられなかった。
視聴者のライフスタイルの変化も加速し、このまま放っておいたら数年後には10パーセントを割り込みかねない・・・。
危機感が募ったのか、テコ入れに本気で取り組みはじめた。

松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」も瀧本美織主演の「てっぱん」も視聴率の回復に力が入った。
そして、一定の成果を上げた。
ところが、「おひさま」は制作陣が視聴率を取りに行っていない。
数字はおのずとついてくると楽観しているのか、執着が感じられない。
相当な自信だ。

私は「ゲゲゲの女房」をそれなりに熱心に見た。
個人的に松下奈緒の魅力に惹かれたことも一因だが、最大の理由はドラマの“中身”である。
すなわち、武良布枝の原案。
フリーランスのプランナーだった私自身の結婚後の生活と仕事を重ね合わせることができたからだ。
視聴のための時間のやりくりは大変だったが、あまり苦にならなかった。
なぜなら、ドラマを見ようとしたわけでない。

私は「てっぱん」をときどき見た。
そして、制作陣の掟(おきて)破りの挑戦に感動を覚えた。
おい、おい、おい・・・。
私の好みと程遠いが、そんなことはどうでもよい。
何の変哲もない現代の日常をあえて選び、「劇場」に変えてしまった。
破天荒な“力技”をぶつけられるので、毎日見ることのできない人は話が飲み込めない、展開についていけない。
「てっぱん」は視聴を強いるつくりだった。
忙しい人はちんぷんかんぷんで、数字が伸び悩んだ最大の理由か。

これらに対し、「おひさま」はおおらかな気持ちで純粋にドラマとして楽しむことができる。
見損なっても困らないが、ついチャンネルを合わせてしまう生活習慣のような仕立てといえよう。
これは非常に強い。

「おひさま」は平均視聴率が「てっぱん」はもちろん「ゲゲゲの女房」を上回るのでなかろうか。
なお、このブログで「てっぱん」と「ゲゲゲの女房」の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)を幾度も取りあげている。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」とヒロイン・井上真央などに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
井上真央がヒロイン・須藤陽子を演じる。

その彼女がきょう、「土曜スタジオパーク」に登場する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送らしい。
NHKはPRに力が入る。
信州といえば、東と西に広がる山脈(やまなみ)の美しさ、そして水の清らかさが自慢。
もちろん、空気のおいしさも…。
番組では、豊かな自然と風土を織り交ぜながら、朝ドラ「おひさま」の魅力の一端を届ける。
ロケ地も紹介されるようだ。

私は「おひさま」の初回放送(4月4日)の平均視聴率が気になり調べてみた。
18.4パーセント(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
朝ドラ50年の節目の作品にふさわしい好調なスタートを切った。
ちなみに、瀧本美織の「てっぱん」は18.2パーセント、松下奈緒の「ゲゲゲの女房」は14.8パーセント。
井上真央は役者としての実績も知名度もこれまでの二人と比べものにならない。
初回放送で本人はちらっと登場した。
それとも、私が番宣と混同したか。
何せ“ながら視聴”で、ろくに見ていない。
プロデューサーが井上真央は9日から登場するとどこかで語っていたので、私の勘違いかもしれない(4月5日のブログで初回放送に登場したと記した)。

                       ◇

ところで、子役経験の長い俳優は、顔の雰囲気が独特だ。
とくに女優。
幼少期から活躍している子役は、顔立ちにまで影響を受けやすい。
世間や周囲、制作関係者から「かわいらしさ」を期待されつづけてきた。
いつも人目を意識して表情をつくるため、それに関わる顔筋(表情筋)が多く使われた結果だろう。
大人になると、それが邪魔をする。
表情がオーバーになったり、不自然になったり・・・。
見る側がくつろげないのだ。

私は、井上真央にもそうした傾向をいくらか感じている。
前作の瀧本美織が天然系だったので、よけいに・・・。
といっても、おもに番宣で女学生姿の彼女を見たくらい。
それと、4月2日の「連続テレビ小説50年! 〜日本の朝を彩るヒロインたち〜」のゲスト出演。
ゆえに、第一印象にすぎない。
実際は違うかもしれない。

このブログで述べたが、「おひさま」のヒロインは女学生から母まで幅広い年齢をこなさなくてならず、彼女は豊富なキャリアを買われたのだろう。
制作サイドからすれば、半世紀の節目の作品は、信頼の置ける実力派に任せたいと考えて当然である。

井上真央は女優として「将来性」が大きいのかもしれない。
シャイなのか、人見知りなのか、素っ気ないのか、マイペースなのか、どこか取っつきにくい。
それとも、極端な二面性を備えているからだろうか。
「AB型」でなく「O型」というのは意外だった。
もっとも古風(?)とされる血液型。
まあ、保守的。
あれ、特技は「日舞」。

井上真央はかわいらしいと思うが、美しいと感じる。
相当きれい?
かしこそうだが、抜けていそう。
神経質そうだが、大雑把そう。
やさしそうだが、いじわるそう。
けだるそうだが、頑張りそう。
のめり込みそうだが、さめていそう。
器用そうだが、不器用そう。
優等生みたいだが、不良みたい。

・・・と、書いてきたところで急に不安になり、妻に尋ねてみた。
そうした印象はないと、あっさり却下されてしまった。
どうやら勝手な思い込みか・・・。

あくまで私にとり、井上真央は捉えどころがない。
無愛想なのかなぁ。

言い訳がましいが、“なぞ”が残らない女優は飽きられやすい。
井上真央は目も表情も不思議。
内面が読めない怖さも・・・。
今日のように役者志望が多いと、生き残るには“違和感”をともなう個性が不可欠でなかろうか。
印象のいい子は長続きが難しい?
大勢に埋もれるし、世間に忘れられる。

井上真央は「おひさま」で多彩な側面を見せてくれそう。
また、老け役(?)に挑むらしいので、これも楽しみである。
本人は朝の連続テレビ小説のなかで唯一、貫地谷しほりがヒロイン・徒然亭若狭を演じた2007年度下期「ちりとてちん」を通して見た。
朝ドラの主役の大変さを感じたかったという。
目的意識が明確な視聴態度である。
今回抜擢(指名)され、その甲斐があった・・・。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織てっぱん続編は3年後に本放送か」はこちら。

◆書き加え1(4月9日)

「土曜スタジオパーク in松本」。
井上真央が生出演。
会場には地元の人たちが詰めかけた。
その数、千人ほど。
朝ドラも井上真央も人気が凄い・・・。
「真央ちゃ〜ん」という声が飛ぶ。

私は確信した。
井上真央は美人だ。

この子は納得しないと話さない。
よく考えながら話そうとする。
そのときに目が動く。
表情も地に戻る。
頭の回転が速そうだが、遅そう。

番組では、会場の人たちに井上真央はどんな人間か尋ねるクイズ(?)を行った。
しかも、対照的な二者択一方式である。
私はおかしくなってしまった。
なぜ、こうしたゲーム(?)が成り立つかといえば、傍から眺めて井上真央が分かりにくいからだ。

しょっちゅう転ぶというから、抜けている。
私は謎がますます深まった。

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瀧本美織、弾ける元気と明るさ…てっぱんヒロイン

私はパソコンクラッシュのアクシデント以降、仕事漬け。
もともと仕事漬けなので、それに輪をかけた状態・・・。
この間、新テーマの講演を何とか3本こなした。
準備不足は否めず、参加者に申し訳なく思う。
それでも、かなりの満足度を得ることができた。
大きな反響があった。

というわけで、私は朝ドラ「てっぱん」をまったく見ていない。
猛烈なスタートダッシュを切った「てっぱん」は、2か月ほどで飛ばしすぎの息切れが目立っていた。
いまはどうなのだろう。
人気や視聴率が気になるが、私は調べる余裕もない。

ヒロイン・瀧本美織はとても愛くるしい。
頑張れ!
クランクアップまで残り1カ月ほどか…。

以下に、「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」と題する2010年10月12日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は予告編を見て、このドラマはフライング気味のスタートを切ると感じた。
初っ端に山場を持ってきた。
最近になって「てっぱん」をちょっと見たが、暴走が止まらない。

尾道の高校を卒業した女の子が大阪へ出てお好み焼き屋を開店する物語である。
たわいがない。
それでも構わないが、視聴者の興味をつなぎ止めるのは容易でない。
そこで、制作サイドとしては毎週どこで泣かせるか、どこで笑わせるか、見せ場をつくらざるをえない。
番組から自転車操業に似た危うさと慌ただしさが漂う。

私は関係者の会議がどのように行われているか知らないが、舞台裏が透けて見えそう…。
どうすれば視聴率を保てるか、サプライズのアイデアフラッシュを重ねてシナリオをつくっていった?
脚本の担当が3人いることも、こうした制作過程と無関係であるまい。
荒唐無稽の展開のつじつまを合わせようとすると、理屈としてのシーンをはめ込むことになる。

ヒロイン・村上あかりと大阪の祖母・田中初音の出会いがそれ。
そして、いきなり出生の秘密を知る。
それも唐突に家に訪ねてきた祖母により暴かれる。
ヒロインを大阪へ行かせるためだ。
案の定、唐突に尾道を飛び出す。
が、頼りにした大阪の就職先は倒産していた。
困り果てたヒロインを祖母が営む下宿屋に投げ込むためだ。
万事がこの調子。

ストーリーはムリを通り越し、ハチャメチャ。
村上あかり役の「瀧本美織」が持つ、弾けそうな元気と明るさで煙に巻けると判断した。
経験豊富な制作陣が新人女優の頑張りに甘えている。
私は、瀧本美織がピエロみたいで、心底かわいそうになった。
この子はとてもよくやっている。
育ての母・村上真知子役の安田成美、父・村上錠役の遠藤憲一の巧みな演技も当てにしている。
今後は田中初音役の富司純子の意地悪な役どころにもたれかかるのだろう。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

「てっぱん」は、絶対ありえない偶然のオンパレードである。
説得力の強い中村玉緒の語りの力で、それを必然に変えてもらう。
やれやれ…。

泣き笑い満載。
ここまでなりふり構わない朝ドラは珍しい。
制作陣は所詮フィクションなので、何をやってもいいと考えているのかもしれない。
てっぱん・村上あかりは、強引・マイウエイ。
ドラマにうとい私でさえ、この展開はさすがに白ける。
最終回まで突っ走るつもりか?

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

私はせめて瀧本美織を応援したい。
美人でないが、とてもかわいいぞ。

◆書き加え1(10月11日)

関係者は、視聴者にこうした印象を与えることを承知のうえで「てっぱん」をつくっている。
きっと確信犯なのだ。
制作サイドの開き直りを感じる。

つくる側は、見る側の十倍どころか百倍、ときに千倍は考えている。

なぜだろう、私はほとんど知らない「藤山寛美」を思い出した。
「上方喜劇」という言葉があった気がする。
「てっぱん」はその流れをどこかで引き継いでいる。
はっきり言って、私は苦手だ。

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ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は予告編を見て、このドラマはフライング気味のスタートを切ると感じた。
初っ端に山場を持ってきた。
最近になって「てっぱん」をちょっと見たが、暴走が止まらない。

尾道の高校を卒業した女の子が大阪へ出てお好み焼き屋を開店する物語である。
たわいがない。
それでも構わないが、視聴者の興味をつなぎ止めるのは容易でない。
そこで、制作サイドとしては毎週どこで泣かせるか、どこで笑わせるか、見せ場をつくらざるをえない。
番組から自転車操業に似た危うさと慌ただしさが漂う。

私は関係者の会議がどのように行われているか知らないが、舞台裏が透けて見えそう…。
どうすれば視聴率を保てるか、サプライズのアイデアフラッシュを重ねてシナリオをつくっていった?
脚本の担当が3人いることも、こうした制作過程と無関係であるまい。
荒唐無稽の展開のつじつまを合わせようとすると、理屈としてのシーンをはめ込むことになる。

ヒロイン・村上あかりと大阪の祖母・田中初音の出会いがそれ。
そして、いきなり出生の秘密を知る。
それも唐突に家に訪ねてきた祖母により暴かれる。
ヒロインを大阪へ行かせるためだ。
案の定、唐突に尾道を飛び出す。
が、頼りにした大阪の就職先は倒産していた。
困り果てたヒロインを祖母が営む下宿屋に投げ込むためだ。
万事がこの調子。

ストーリーはムリを通り越し、ハチャメチャ。
村上あかり役の「瀧本美織」が持つ、弾けそうな元気と明るさで煙に巻けると判断した。
経験豊富な制作陣が新人女優の頑張りに甘えている。
私は、瀧本美織がピエロみたいで、心底かわいそうになった。
この子はとてもよくやっている。
育ての母・村上真知子役の安田成美、父・村上錠役の遠藤憲一の巧みな演技も当てにしている。
今後は田中初音役の富司純子の意地悪な役どころにもたれかかるのだろう。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

「てっぱん」は、絶対ありえない偶然のオンパレードである。
説得力の強い中村玉緒の語りの力で、それを必然に変えてもらう。
やれやれ…。

泣き笑い満載。
ここまでなりふり構わない朝ドラは珍しい。
制作陣は所詮フィクションなので、何をやってもいいと考えているのかもしれない。
てっぱん・村上あかりは、強引・マイウエイ。
ドラマにうとい私でさえ、この展開はさすがに白ける。
最終回まで突っ走るつもりか?

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

私はせめて瀧本美織を応援したい。
美人でないが、とてもかわいいぞ。

◆書き加え1(10月11日)

関係者は、視聴者にこうした印象を与えることを承知のうえで「てっぱん」をつくっている。
きっと確信犯なのだ。
制作サイドの開き直りを感じる。

つくる側は、見る側の十倍どころか百倍、ときに千倍は考えている。

なぜだろう、私はほとんど知らない「藤山寛美」を思い出した。
「上方喜劇」という言葉があった気がする。
「てっぱん」はその流れをどこかで引き継いでいる。
はっきり言って、私は苦手だ。

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和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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