フィギュアスケート世界ジュニア選手権の女子シングルで2位に入った15歳の本田真凜がエキシビションの前に自らの「競技人生」の設計について語りました。
それは2022年北京冬季五輪直後の現役引退でした。

本田真凜によれば5兄弟の末っ子、9歳の本田紗来はフィギュアスケートの才能に恵まれており、将来性が一番とのこと。
この本田紗来が最短で2022〜2023年シーズンにシニアに上がってきます。
北京五輪の翌シーズンに当たりますが、本田真凜はそこでバトンを渡します。

妹との直接対決は避けたいという姉の思いが衝撃の告白につながりました・・・。

しかし、まだ10代半ば、シニア転向は来シーズンという時点で「現役引退」を見通すとは驚きです。
深い「姉妹愛」なのでしょうか。
それとも単なる「練習嫌い」なのでしょうか。
あるいは妹に「勝てっこない」と思っているのでしょうか。

本気とも、冗談ともつきません。

本田真凜は考え抜いて語っているのか、勢いで口走っているのか、私には分かりかねます。
マスコミに取りあげられるように本能で仕かけているようでもあり、話題づくりがうまい。
おそらくこの子はコメントに限らず、すべてにおいてセンスが抜群なのでしょう。

ただし、本人は無条件で選手を辞める気は毛頭ありません。
2018年平昌冬季五輪か北京五輪で金メダルを獲ったうえで本田紗来に後を委ねるとの趣旨です。
(オリンピックでは勝てるけれど、妹には勝てない?)

本田真凜は競技生活にメリハリをつけることを重んじています。
今後5〜6年間に2回だけ頑張ると言っているようにも聞こえます。
(濱田美栄コーチはたまりません。)
気分屋のよさを生かし、そこへ向けて自分をぐっと盛りあげていくことでしょう。

ファンがもっとも願っているのはオリンピックの金メダルですから、それもよし。

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本田真凜に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年3月21日「本田真凜は天衣無縫、この選手はいける」はこちら。

⇒2017年3月20日「気分屋の本田真凜に一つ残念なこと」はこちら。

⇒2017年3月19日「本田真凜、最高の笑顔で帰っておいで!」はこちら。

⇒2017年3月18日「本田真凜、坂本花織、白岩優奈はうふん!」はこちら。

⇒2017年3月17日「本田真凜の調子、世界ジュニア連覇の重圧」はこちら。

⇒2017年3月15日「本田真凜とザギトワの激突・・・世界ジュニア選手権」はこちら。

⇒2017年3月14日「本田真凜はいつもどおりで世界ジュニア連覇」はこちら。

⇒2017年2月13日「本田真凜は2百点超えで世界ジュニア連覇へ」はこちら。

⇒2017年1月13日「本田真凜は妹思い、姉の鏡なのか」はこちら。

⇒2016年12月26日「本田真凜の愛らしさと天性の表現力」はこちら。

⇒2016年9月13日「本田真凜、ジュニア女王の重圧・・・フィギュアGP」はこちら。

⇒2015年12月22日「本田真凜を本田望結が追いかける」はこちら。

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