コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。

本田真凜GPファイナル

本田真凜、五輪代表選考レースから脱落か

本田真凜が苦しんでいます。
ジュニア時代に目立たなかったアリスリーとしての「弱点」がシニア参戦で露呈しました。
それは、かならずしもジャンプに代表される「技術」だけでありません。

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第2戦「スケートカナダ」、第3戦「中国杯」。
2週連続の大会はどちらも5位に終わり、GPファイナル進出を果たせませんでした。

ただし、スケートカナダで10位と出遅れた初披露のショートプログラム(SP)「ザ・ギビング」は中国杯で自己ベストに迫る 66.90点を出して6位でした。
フリースケーティング(FS)「トゥーランドット」で5位の131.42点を出して198.32点となり5位でした。
ジャンプで3回転が2回転になるミスを犯しましたが最後まで集中力を切らさず、リカバリーも試みました。

SPでミスから大崩れしたスケートカナダと総合順位は同じとはいえ、出来も得点もだいぶよくなりました。
いくらか自信を取り戻し、失敗のイメージを拭い去ることができました。

しかし、それでも本田真凜は合計2百点を超えていません。
年末の全日本フィギュアスケート選手権では低くても 210点台の勝負になるでしょう。
GPシリーズの戦績を見るかぎり、五輪代表選考レースからは脱落したと考えざるをえません。

本田真凜はシニアデビューのシーズンでの成長に自信があったのでしょうが、余裕を持ちすぎたように思います。
練習を含め、すべてを感覚的にとらえていた結果です。

私は、メンタルが弱いというより未熟という印象を受けました。
濱田美栄コーチが指摘していますが、アスリートとしては勝負に対する「執着心」がきわめて薄いようです。

これには気質というか性格も多分に絡んでいます。
おおらかでのんびりしており、自由奔放です。
「ハングリーさ」とまるで無縁です。
浅田真央のように根っからの勝負師とは明らかに違います。
マイペースを貫き、自分を追い込むということが苦手です。

それは本田真凜の演技の「魅力」にもつながっていますので、厄介な問題かもしれません。
女優みたいに観客から喝采(スタンディングオベーション)を浴びるというイメージを抱きながら滑りを楽しんでいるのでしょう。
それゆえ、ジャンプでつまずくとがっかりし、その後の演技に勢いと精彩を欠きます。
この子はおそらく何よりも美しく滑りたいのです。
私はやわらかでしなやかでのびやかな「表現」に魅せられます。

中国杯で戦った日本の3選手のなかで高難度ジャンプをもっとも跳びやすい体型のように思います。
そうならないのは「練習量」の蓄積が大きく影響しているのかもしれません。

2枚の五輪代表切符をつかむ全日本選手権まで1か月ちょっと。
本田真凜は安定感の確保、SPとFSの明確な演じ分けなどを課題に挙げました。
中国杯での演技の自己評価は半分くらいとか。
それがほんとうならば、大幅に得点を伸ばせることになります。

私は天賦の才能に恵まれた本田真凜に頑張ってほしい。
わりと近い世代で「スーパースター」になれる可能性を秘めた選手はこの子しかいないと思っています。
(ヒロインやヒーローが不在だと、視聴しやすい時間帯に放送されません。)

◇◆◇

本田真凜に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年11月4日「本田真凜、中国杯は全日本五輪選考前哨戦」はこちら。

⇒2017年11月3日「本田真凜に手を焼く濱田美栄コーチ」はこちら。

⇒2017年11月1日「本田真凜は三原舞依と樋口新葉と戦う・・・五輪代表」はこちら。

⇒2017年10月30日「本田真凜のメンタル、濱田美栄コーチの苦言」はこちら。

⇒2017年10月28日「本田真凜GPシリーズ「スケートカナダ」へ挑戦」はこちら。

⇒2017年10月15日「本田真凜は最高難度のジャンプ構成でGPシリーズへ」はこちら。

⇒2017年10月14日「本田真凜は2022年北京五輪代表でいいのか」はこちら。

⇒2017年10月10日「本田真凜、身に染みる五輪代表2枠の厳しさ」はこちら。

⇒2017年10月7日「本田真凜SPザ・ギビング(The Giving)」はこちら。

⇒2017年9月26日「本田真凜、浅田真央後継認定試験をパス」はこちら。

⇒2017年9月20日「天真爛漫な本田真凜に気合のスイッチ」はこちら。

⇒2017年9月17日「本田真凜の名言・・・シニアデビューで連発」はこちら。

⇒2017年5月5日「本田真凜はなぜうずうずしているのか」はこちら。

⇒2017年4月24日「真央から舞依、真凜へ、マママの系譜」はこちら。

⇒2017年4月5日「華のある本田真凜の3姉妹と兄の競演」はこちら。

⇒2017年3月26日「本田真凜と金妍児(キム・ヨナ)の共通点」はこちら。

⇒2017年3月25日「本田真凜のコメントに光る女優の感性」はこちら。

⇒2017年3月23日「本田真凜、早すぎる現役引退表明」はこちら。

⇒2017年3月21日「本田真凜は天衣無縫、この選手はいける」はこちら。

⇒2017年3月20日「気分屋の本田真凜に一つ残念なこと」はこちら。

⇒2017年3月19日「本田真凜、最高の笑顔で帰っておいで!」はこちら。

⇒2017年3月18日「本田真凜、坂本花織、白岩優奈はうふん!」はこちら。

⇒2017年3月17日「本田真凜の調子、世界ジュニア連覇の重圧」はこちら。

⇒2017年3月15日「本田真凜とザギトワの激突・・・世界ジュニア選手権」はこちら。

⇒2017年3月14日「本田真凜はいつもどおりで世界ジュニア連覇」はこちら。

⇒2017年2月13日「本田真凜は2百点超えで世界ジュニア連覇へ」はこちら。

⇒2017年1月13日「本田真凜は妹思い、姉の鏡なのか」はこちら。

⇒2016年12月26日「本田真凜の愛らしさと天性の表現力」はこちら。

⇒2016年9月13日「本田真凜、ジュニア女王の重圧・・・フィギュアGP」はこちら。

⇒2015年12月22日「本田真凜を本田望結が追いかける」はこちら。

Copyright (c)2017 by Sou Wada

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本田真凜、身に染みる五輪代表2枠の厳しさ

先だってフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズへ向けた記者会見が行われました。

出場選手の一人、本田真凜は今シーズンのテーマに「不撓不屈」を掲げています。
「ふとうふくつ」と読める人はそれほど多くないでしょう。
貴乃花が横綱に昇進したときの口上に用いました。

初めは「気合い」と書きましたが、他の選手の言葉を見て「不撓不屈」に変えたそうです。
ネットで「かっこいい 四字熟語」と検索し、いまの自分にぴったりだと選びました。
「強い志を持って諦めないで臨みたい」との決意を込めました。

本田真凜はジャパンオープンで自己ベスト相当の得点を記録しましたが、順位は6人中5位に留まり、シニアの壁の高さを思い知らされました。
悔しさを感じながらホテルに戻ると自分を見詰め直し、いまできる最高のプログラム構成をノートに書き出したと語りました。

ノーミスの演技を行うという目標は間違っており、自分はチャレンジャーの立場だと気づいたそうです。
いつの間にか「守り」に入っていました。

夢だった五輪代表が手に届きそうな目標に変わるにつれて「2枠」の厳しさが身に染みて分かり、危機感が募ったのでしょう。
GPシリーズではジャンプの基礎点を引き上げるなど、自分でもハラハラする演技構成に改めます。

本田真凜は第2戦のスケートカナダ、第3戦の中国杯に出場します。
GPシリーズの上位6選手が名古屋で行われるGPファイナルに出場します。
そこで彼女の演技を見られるでしょうか。

◇◆◇

本田真凜に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年10月7日「本田真凜SPザ・ギビング(The Giving)」はこちら。

⇒2017年9月26日「本田真凜、浅田真央後継認定試験をパス」はこちら。

⇒2017年9月20日「天真爛漫な本田真凜に気合のスイッチ」はこちら。

⇒2017年9月17日「本田真凜の名言・・・シニアデビューで連発」はこちら。

⇒2017年5月5日「本田真凜はなぜうずうずしているのか」はこちら。

⇒2017年4月24日「真央から舞依、真凜へ、マママの系譜」はこちら。

⇒2017年4月5日「華のある本田真凜の3姉妹と兄の競演」はこちら。

⇒2017年3月26日「本田真凜と金妍児(キム・ヨナ)の共通点」はこちら。

⇒2017年3月25日「本田真凜のコメントに光る女優の感性」はこちら。

⇒2017年3月23日「本田真凜、早すぎる現役引退表明」はこちら。

⇒2017年3月21日「本田真凜は天衣無縫、この選手はいける」はこちら。

⇒2017年3月20日「気分屋の本田真凜に一つ残念なこと」はこちら。

⇒2017年3月19日「本田真凜、最高の笑顔で帰っておいで!」はこちら。

⇒2017年3月18日「本田真凜、坂本花織、白岩優奈はうふん!」はこちら。

⇒2017年3月17日「本田真凜の調子、世界ジュニア連覇の重圧」はこちら。

⇒2017年3月15日「本田真凜とザギトワの激突・・・世界ジュニア選手権」はこちら。

⇒2017年3月14日「本田真凜はいつもどおりで世界ジュニア連覇」はこちら。

⇒2017年2月13日「本田真凜は2百点超えで世界ジュニア連覇へ」はこちら。

⇒2017年1月13日「本田真凜は妹思い、姉の鏡なのか」はこちら。

⇒2016年12月26日「本田真凜の愛らしさと天性の表現力」はこちら。

⇒2016年9月13日「本田真凜、ジュニア女王の重圧・・・フィギュアGP」はこちら。

⇒2015年12月22日「本田真凜を本田望結が追いかける」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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