2月15日から韓国の江陵アイスアリーナで、2017年四大陸フィギュアスケート選手権が行われます。
例年ですと、あまり大きな注目を集める国際大会でありません。
しかし、今回は2018年平昌冬季五輪のテストイベントとなり、本番会場で行われます。
おもにアジアと北米のトップ選手が顔を揃えます。
オリンピックへの出場を目指す選手はぜひ滑っておきたい。

さて、男子シングルはアジア系の選手が表彰台を独占するでしょう。
日本勢の最大のライバルは米国のネイサン・チェン、そしてカナダのパトリック・チャンです。
この二人もアジア系といえます。

羽生結弦は4年ぶり、3度目の出場になりますが、これまでに優勝を収めていません。
2011年と2013年は銀メダルに終わっています。
全日本フィギュアスケート選手権をインフルエンザで欠場しており、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル以来の試合になります。
今シーズンは「4回転ループ」をプログラムに組み込みました。
シーズン後半に入りましたので高難度ジャンプの成功率が高まっていることでしょう。
ノーミスで滑りきれば、自身の持つ歴代最高得点を更新します。

⇒2017年2月3日「羽生結弦のジャンプ構成・・・平昌五輪」はこちら。

宇野昌磨は全日本選手権で初めての優勝を飾りました。
が、演技が硬く、出来が決してよくありませんでした。
得点も目標とした3百点には届いていません。
今シーズンは「4回転フリップ」をプログラムに組み込んでいます。
年末年始に北米に渡り、コーチとジャンプなどの強化に励みました。
その成果が出れば、羽生結弦とネイサン・チェンの金メダル争いに割って入ることができます。

⇒2017年2月4日「宇野昌磨から消えた伸びやかさ・・・敗因分析」はこちら。

女子シングルは日本女王の宮原知子が大会連覇を果たすはずでした。
が、けがのために出場を取りやめました。
全日本選手権で2位、16歳の樋口新葉、3位、17歳の三原舞依が出場します。
初めてなので強い緊張を感じるでしょうが、ジャンプを決められればメダルに届くかもしれません。
そして、宮原知子に代わり、20歳の本郷理華が出場します。
2015年と2016年は銅メダルを獲りました。

⇒2016年12月24日「樋口新葉は順調なら全日本フィギュア初優勝」はこちら。

⇒2017年1月5日「三原舞依のシンデレラストーリー」はこちら。

十代の2人は五輪出場枠がかかる世界フィギュアスケート選手権に挑みます。
宮原知子の回復が遅れると、代わりは本郷理華が選ばれるでしょう。

四大陸選手権は最強のロシア勢が参加しませんが、世界選手権での順位を意識しながら米国女王のカレン・チェンなどの強敵と戦ってほしいと思います。

⇒2017年2月8日「宮原知子がけがで欠場、五輪出場枠大ピンチ」はこちら。

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