コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

松たか子

松たか子「赤いスイートピー」

松たか子の歌唱で、松田聖子の大ヒット曲「赤いスイートピー」を聴きました。
収録の時点で、松たか子は中年に近い年齢のはずです。
しかし、彼女の口から語られる歌詞にまったく違和感がありません。

私は幾度もユーチューブの動画を流しました。
そのたびに、松たか子が私一人のために歌ってくれていると感じました。
ほんとうです。
プロの歌は大勢のファンを対象としており、ましてこれはもっと大勢の国民を対象とするTVCMです。
なのに・・・。

「アナと雪の女王」の劇中歌もそうでしたが、松たか子の表現力は突出しています。
才能がきらきら輝いています。

⇒松たか子「赤いスイートピー」はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=CGC3nfjzyvQ

私は、松田聖子よりも松たか子の「赤いスイートピー」のほうが断然いいと言っているわけでありません。
世の中に松田聖子のファンがたくさんいます。
私はもめごとを好みません。

松たか子に関するブログは、以下のとおり。

                ◇◆◇

⇒2014年8月21日「松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王」はこちら。

⇒2014年8月22日「松たか子と神田沙也加のちぐはぐ」はこちら。

⇒2014年8月30日「松たか子、レリゴーのつまずき」はこちら。

⇒2014年9月3日「紅白歌合戦はMay J.(メイ・ジェイ)」はこちら。

⇒2014年10月7日「松たか子・四月物語…初主演映画」はこちら。

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松たか子・四月物語…初主演映画

「四月物語」(しがつものがたり)を観た。
1998年公開の日本映画。
監督と脚本の岩井俊二が精魂を傾けてつくった。
私は、松たか子の初の主演映画と知って驚いた。
女優としての類まれな才能がきらきらしている。
彼女の持つ意思の強さと大胆さが主人公にマッチする。

「四月物語」は、北海道・旭川の高校を卒業し、自分が望む運命を切り開こうと東京・武蔵野で一人暮らしを始める女子大生・楡野卯月(にれの・うづき)の心象を丁寧かつ繊細に描いた。
どうということもない日常の光景、淡々とした時間の流れなかに、奇跡のドラマが浮かび上がってくる。
薄暗い本屋に差し込む光、自転車の解放感、驟雨の幸福感などが利いている。
小道具の「傘」の使い方もうまい。

私は1970年、この映画の主人公に似た気持ちも一因(主因?)で、富山県立魚津高校から明治大学に進学した。
我ながら、何と純粋な動機だろう。
結果はともかくとして、想いを寄せた女の子に働きかけられたにもかかわらず、私は実際のアクションを取らなかった。
したがって、ドラマが起こりようもない。
意気地なしという後悔を今日まで引きずることになる。

「四月物語」は1時間ほどの小品である。
物語と直接関連のない描写が織り込まれ、それが心地よい世界観を醸し出している。

引越屋とのやり取りなど、笑ってしまうくらいのリアリティが、この作品のファンタジー性を際立たせる。
ぽっかりと空いた穴を埋めたくて名画座で時間をつぶした自分をありありと思い出した。
岩井俊二監督の青春時代の精神の彷徨なのかもしれない。

入学早々の学校生活や仲間への違和感もよく描けているのでなかろうか(私は結局、大学に顔を出さなかったが…)。
なお、公開当時、「武蔵野大学」は存在しなかった。

岩井俊二監督は旭川や武蔵野の土着性を消し、純粋培養の「愛」を描いた。
観念を大切にしたかったのだろう。
そのおかげで、私は半世紀近く前の記憶がみずみずしい感覚をともなってよみがえってきた。

映画の冒頭は、松本幸四郎一家のホームビデオを見るようだ。
ユーモアだけでなく、娘の旅立ちを応援する温かさも感じられる。
やはり「四月物語」は考え抜かれている。
私は傑作だと思う。

松たか子に関するブログは、以下のとおり。

              ◇◆◇

⇒2014年8月30日「松たか子、レリゴーのつまずき」はこちら。

⇒2014年8月22日「松たか子と神田沙也加のちぐはぐ」はこちら。

⇒2014年8月21日「松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王」はこちら。

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紅白歌合戦はMay J.(メイ・ジェイ)

NHKが紅白歌合戦に松たか子を出したがっているという情報をネットで見つけ、驚いた。
真偽のほどは分からず、根拠のない噂なのかもしれない。

劇中歌を映画と切り離して松たか子にステージで歌わせるなど、とんでもないことだ。
このブログで幾度か述べたが、私が映画館に足を運ぶ気になったのは、ユーチューブで視聴した松たか子の「Let It Go ありのままで」がきっかけである。
ディズニー映画「アナと雪の女王」が爆発的にヒットした主因の一つということは間違いない。
多くの国民が松たか子の劇中歌に感動を覚えたはずだ。
宝物のような余韻を壊すのはやめてほしい。
アニメーションを見ながら聴くから松たか子の歌唱が生きる。

紅白歌合戦はMay J.(メイ・ジェイ)が適任である。
もともと主題歌を任せるために起用した。
彼女はよどみなく歌う。

余談・・・。
May J.はうまい。
が、あれほど上手な歌手で、あれほど不器用な歌手も珍しいのでないか。
歌い回しが固定されており、どのような曲も似て聞こえかねない。
うまく歌うことより心に響かせることを追い求めてほしい。
May J.は生き方そのものが不器用で、かなり損をしている可能性がある。
貴重な歌姫だから、応援しよう。
余計なことを言えば、恋愛も不器用そう・・・。

以下に、「松たか子、レリゴーのつまずき」と題する8月30日のブログを収める。
この記事はアップ後に若干の推敲を行った。

            ◇◆◇

私はもともとディズニーが好きで、キャラクター入りのネクタイを締めたこともある。
ブランド品でクオリティが高かった。
自分で言うのもなんだが、とてもよく似合った。

ディズニー映画「アナと雪の女王」は早くから気になっていた。
が、私が「アナと雪の女王」を観た最大の理由は、公開前にユーチューブで視聴した主題歌「Let It Go ありのままで」(レット・イット・ゴー。以下、レリゴー)の虜(とりこ)になったからだ。
歌うのは、雪の女王(姉のエルサ)役の松たか子である。
聞くほどに完璧な歌唱だと思った。
字幕版しかなかったら、映画館にわざわざ足を運ばなかったかもしれない。
松たか子はテレビや映画の女優だけでなく、舞台(芝居)の役者を務める。
物語の解釈が的確なうえ、強い声で歌唱に落とし込める。
それ以前に、頭がいい。

⇒2014年8月22日「松たか子と神田沙也加のちぐはぐ」はこちら。

レリゴーの出だしのつまずきはさすがだ。
エルサが逡巡や傷心を引きずり、歌になっていない。
内面と向き合い、一つひとつ確かめるようだ。

ありのままの自分を受け入れるにつれて歌らしくなり、やがて強い意思と大きなエネルギーで苦悩や不安を振り払い、自分を解き放っていく。

そして自らの魔力で一瞬にして築いた天空の「氷の宮殿」の表舞台に立ち、歌舞伎の大見得(おおみえ)を切るように歌い終わる。
松たか子はその血を引いているので、びしっと決めた。
勇気と希望に満ち、爽快感が凄い。

お父さん(9代目松本幸四郎)はとくにレリゴーの締めを聴いてしまうと、松たか子を歌舞伎役者(男)にしたかったと悔しがるはず(推察)。

⇒2014年8月21日「松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王」はこちら。

松たか子のレリゴーは厳密には劇中歌である。
ヒロインの心情の揺れとその変化をだれにも分かりやすく、親しみやすく表現した。
台詞(訳詞)と楽曲を融合させながら説得力のある世界をつくりあげた。
松たか子は繊細かつ大胆であり、「共感」を引き出すという点においてすべてのエルサ役でナンバーワンだと思う。
それもぶっちぎり。
私は実際、映画館でその世界に引き込まれ、しびれた。
(隣が妻でなく彼女だったら、手を握りしめていただろう。)

なお、May J.(メイ・ジェイ)が歌う「Let It Go ありのままで」はエンドソングであり、ポップスである。
劇中歌と比べることに意味はない。
こちらが主題歌。
本職が歌っているという感じで、私はうまいと思った。

当然ながら、松たか子とMay J.の起用は計算されている。

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松たか子、レリゴーのつまずき

私はもともとディズニーが好きで、キャラクター入りのネクタイを締めたこともある。
ブランド品でクオリティが高かった。
自分で言うのもなんだが、とてもよく似合った。

ディズニー映画「アナと雪の女王」は早くから気になっていた。
が、私が「アナと雪の女王」を観た最大の理由は、公開前にユーチューブで視聴した主題歌「Let It Go ありのままで」(レット・イット・ゴー。以下、レリゴー)の虜(とりこ)になったからだ。
歌うのは、雪の女王(姉のエルサ)役の松たか子である。
聞くほどに完璧な歌唱だと思った。
字幕版しかなかったら、映画館にわざわざ足を運ばなかったかもしれない。
松たか子はテレビや映画の女優だけでなく、舞台(芝居)の役者を務める。
物語の解釈が的確なうえ、強い声で歌唱に落とし込める。
それ以前に、頭がいい。

⇒2014年8月22日「松たか子と神田沙也加のちぐはぐ」はこちら。

レリゴーの出だしのつまずきはさすがだ。
エルサが逡巡や傷心を引きずり、歌になっていない。
内面と向き合い、一つひとつ確かめるようだ。

ありのままの自分を受け入れるにつれて歌らしくなり、やがて強い意思と大きなエネルギーで苦悩や不安を振り払い、自分を解き放っていく。

そして自らの魔力で一瞬にして築いた天空の「氷の宮殿」の表舞台に立ち、歌舞伎の大見得(おおみえ)を切るように歌い終わる。
松たか子はその血を引いているので、びしっと決めた。
勇気と希望に満ち、爽快感が凄い。

お父さん(9代目松本幸四郎)はとくにレリゴーの締めを聴いてしまうと、松たか子を歌舞伎役者(男)にしたかったと悔しがるはず(推察)。

⇒2014年8月21日「松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王」はこちら。

松たか子のレリゴーは厳密には劇中歌である。
ヒロインの心情の揺れとその変化をだれにも分かりやすく、親しみやすく表現した。
台詞(訳詞)と楽曲を融合させながら説得力のある世界をつくりあげた。
松たか子は繊細かつ大胆であり、「共感」を引き出すという点においてすべてのエルサ役でナンバーワンだと思う。
それもぶっちぎり。
私は実際、映画館でその世界に引き込まれ、しびれた。
(隣が妻でなく彼女だったら、手を握りしめていただろう。)

なお、May J.(メイ・ジェイ)が歌う「Let It Go ありのままで」はエンドソングであり、ポップスである。
劇中歌と比べることに意味はない。
こちらが主題歌。
本職が歌っているという感じで、私はうまいと思った。

当然ながら、松たか子とMay J.の起用は計算されている。

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松たか子と神田沙也加のちぐはぐ

きのうのブログ「松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王」に続いて・・・。

⇒2014年8月21日「松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王」はこちら。

「アナと雪の女王」は、運命に引き裂かれた王家の姉妹を主人公とし、「真(まこと)の愛」をディズニー得意のアニメで描くミュージカル映画である。
観ていて大きな感動に包まれるが、どこまでも楽観的で開放的である。

私は、姉のエルサ(雪の女王)役の松たか子が歌う主題歌「Let It Go ありのままで」に惹かれた。
映画館に足を運ぶ前にユーチューブの動画で数えきれないくらい聴いた。
そもそもこの映画を観る気になった最大の理由は、主題歌の明快な魅力と松たか子の見事な歌唱である。
とても分かりやすく、心を揺さぶりながら体に入ってきた。

それと私が映画を観てもう一つ気に入ったのが、ダブルヒロインのエルサとアナの姉妹が歌うデュエットだった。
アナ役に抜擢されたのが神田沙也加(かんだ・さやか)だった。
彼女は資料用のDVDを観て、鳥肌が立ったそうだ。
同時に、責任の重さを感じた。

エルサとアナの歌唱はかみ合っていない。
もっともこれは厳密な意味のデュエットでない。
二人は寄り添って歌っているわけでなく、シチュエーションが別だ。

私は、繊細な日本人でなくては出せない絶妙なちぐはぐ感が素晴らしいと思った。
二人の気持ちの違いをよく表している。

なお、個人的な思いを明かせば、神田沙也加はお母さん(松田聖子)よりうまい。
赤飯を炊いてアナ役起用を祝ったらしい母と娘を喧嘩させようというつもりはない。
時代も違うし、進んだ道も違う二人を比べることに何の意味もない。

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松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王

日本と世界で大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」を観た。
春休みの最後だったと思う。

私は封切前から観ると決めていた。
また、字幕版でなく吹替版(日本版)を選ぶことに迷いはなかった。
ユーチューブの動画で松たか子が歌う主題歌「Let It Go ありのままで」を聴いた瞬間だった。
鍛え抜かれた表現力、芯の通った声にしびれた。
全体に意志の強さがみなぎっている。
松たか子は才能の塊だ。
お父さんは男にしたかったろう(推察)。

「アナと雪の女王」はディズニー・アニメで初となるダブルヒロインであり、松たか子が姉のエルサ(雪の女王)役、神田沙也加(かんだ・さやか)が妹のアナ役を務めた。
キャラクターもストーリーもいたってシンプルであり、年齢層を問わない。
3世代の家族でも皆が楽しめる。

「アナと雪の女王」は、エルサが自分を受け入れ、解き放つ姿が共感を呼んだ。
ヒロインの心情を真っ直ぐに表したのが主題歌である。
この魅力を前面に押し立てた前宣伝も巧みだった。

エルサの口の動きは、松たか子が実際に歌っているようだ。
訳詞が大変だっただろう。
旋律も歌詞も歌唱もよし。

私は、松たか子の気持ちの入ったセリフ(台詞)のような歌い回しがとても気に入った。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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