12月30日、パソコンを立ち上げたところ使えない。
画面が出ないのだ。
前日(当日深夜)まで仕事や作業を続けていた書斎のメインパソコンである。
妻がやれる範囲で復旧を試みようとしたが、何をやっても反応さえ示さない。
私は前日にインターネットを使う際につながりが不安定で、何か変だと感じていた…。
実は、12月17日にモニターの画面がモザイク状や線状に乱れる不具合が出て、PCデポ港北本店に持ち込んだ。
書斎では画面が一時的にフリーズしたが、その症状はPCデポでは確認できなかったとのこと。
グラフィックボードの問題という診断が下り、それを交換してもらってからは快調だった。
ところが、今度は画面自体が現れない。
このパソコンには、私が開発中の講演のコンテンツやパンフレット、そして教材のコンテンツやパンフレットのデータが入っている。
私が保有する最新のバックアップデータは12月17日。
つまり、これ以降に眠る時間を削って取り組んだ10日程の仕事と作業のデータが消滅した。
第1弾となる新講演の開催と新商品の発売を1月13日に予定していたが、そもそも滑り込みセーフというきわどいスケジュールだった。
とくに前者は参加申し込みを受け付けており、期日を延ばせない。
開発は昨秋から最終段階に入っており、なかでもデータが消滅した10日程は一番の胸突き八丁だった。
頭を悩ませながら仕上げを行っていた。
地獄の苦労が無に・・・。
PCデポ港北本店によれば、落雷や落下などの衝撃が加わらないかぎりハードディスク(マザーボード)の破損は起こらないという。
私は就寝前まで普通に使っており、原因がつかめない。
妻が同店のスタッフからデータを復元できる可能性はほとんどないと言われた。
しかし、諦めるわけにいかない。
ダメでもともとという気持ちで作業を依頼したが、年明け6日までかかるとの返事。
費用は、データの抽出に成功したら3万5千円、失敗したら5千円。
なお、PCデポ港北本店は12月17日の修理に要した費用を、交換部品代(グラフィックボード代)を含めて“全額返金”してくれた。
1円も受け取らない。
メインパソコンの破損で困ったことがもう一つ。
このブログの記事は書き溜めが中心である。
あるいは、素材を仕上げてアップしている。
そのデータも消失した。
私は新講演と新商品の準備を優先せざるをえない。
きょうから10日間で、失われた10日分を含めた20日分の仕事と作業を行わなくてならない。
が、私の1日分が2日分なので、40日分。
それにメドをつけられるまで、ブログは過去の記事の再録で済ませる。
しばらく実質的に休止。
自分にブログの更新を課してきたこともあり、とても残念である。
多くの読者が訪れてくれており、それが励みになっていた。
大変申し訳なく思う。
私にとり勝負の年なのに、最悪のスタートになってしまった・・・。
これから地元・センター北駅前の「杉山神社」に初詣に出かける。
御守を買い求める。
以下に、「人生の出陣の御守…受験・就活・婚活」と題する2010年5月5日のブログを収める。
◇◆◇
私は直江津駅で「出陣餅」をみやげ(土産)に買った。
妻と子のリクエスト。
製造元は新潟県上越市の「かなざわ総本舗」。
中身は個別包装(個装)されており、それぞれに3切れの小さな餅が入っている。
米どころ新潟県産米を用い、しかも草餅である。
春一番の新芽のよもぎ(ヨモギ)が加えられる。
草餅のかすかな苦みが、濃厚で芳醇なきな粉(キナコ)と見事にマッチする。
酷似したみやげに「桔梗信玄餅」と「筑紫もち」がある。
製造元は前者が山梨県笛吹市の「桔梗屋」、後者が福岡県福岡市の「五十二萬石本舗(如水庵)」。
3商品はいずれも戦国時代の名将に因んでおり、筑紫もちは黒田如水。
とくに出陣餅と信玄餅は、上杉謙信と武田信玄の「川中島の戦い」になぞらえられ、どちらが本家かという話題で盛りあがる。
家族で食べた感想を話し合った結果、ぶっちぎりで「出陣餅」に軍配が上がった。
もっとも庶民的で分かりやすい“風味”のせいか…。
3商品を同時に食べられれば、違いがもっとはっきりするように思う。
さて、出陣餅はどのように食べるのか?
黒蜜のミニボトルが埋め込まれたスペースに黒蜜を流し込んできな粉を餅に絡める方法を試みたが、容器が小さくてよくかき混ぜられない。
たっぷりのきな粉が外にあふれ出てしまう。
結局、個装の風呂敷(ビニール)を開いたうえにすべてをぶちまけていただいた。
餅を転がすうちに見栄えが悪くなった。
正しい食べ方というのはないが、基本は“小皿”を使うべき。
私はせっかちで横着なのだ。
きな粉をまぶしていたら、口に唾液が溜まってきた。
黒蜜も量が多いので、好みに応じて加減した。
ところで、一悶着が起こった。
私が買い求めた出陣餅は10個入りだった。
3人家族で分けると、1個余る。
これをだれが食べるか、信玄に議論が行われた。
そして、腰痛を抱えながらみやげを持ち帰った私が食べるのがよいという判決が下された。
私だけ、オ、スマン4個。
◆かなざわ総本舗のホームページ
かなざわ総本舗「出陣餅」。
上杉謙信が川中島の戦いを前に兵へ餅を与えて奮い立たせたとの故事に由来する。
ホームページには、入学(受験)、入社(就活)、結婚(婚活)など、人生の出陣(門出)に食してほしいと記されている。
上越みやげ出陣餅は、私たちに力を授けるとともに勝利(成功)を呼び込む“御守”である。
送料がかかるが、全国どこからでも取り寄せが可能。
◆かなざわ総本舗の通販サイト
お祝い事などにお奨め。
私はとてもおいしいと思う。
◇◆◇
⇒2009年8月29日「筑紫もち、信玄餅、出陣餅、三つ巴」はこちら。
⇒2009年8月4日「上杉謙信・出陣餅と武田信玄・信玄餅」はこちら。
◆書き加え
いま気づいた。
菓子折り(パッケージ)のなかに「出陣餅しおり」が入っていて、「御召上り方」が図版と文章で示されていた。
私の食べ方でよかったのだ。
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前日(当日深夜)まで仕事や作業を続けていた書斎のメインパソコンである。
妻がやれる範囲で復旧を試みようとしたが、何をやっても反応さえ示さない。
私は前日にインターネットを使う際につながりが不安定で、何か変だと感じていた…。
実は、12月17日にモニターの画面がモザイク状や線状に乱れる不具合が出て、PCデポ港北本店に持ち込んだ。
書斎では画面が一時的にフリーズしたが、その症状はPCデポでは確認できなかったとのこと。
グラフィックボードの問題という診断が下り、それを交換してもらってからは快調だった。
ところが、今度は画面自体が現れない。
このパソコンには、私が開発中の講演のコンテンツやパンフレット、そして教材のコンテンツやパンフレットのデータが入っている。
私が保有する最新のバックアップデータは12月17日。
つまり、これ以降に眠る時間を削って取り組んだ10日程の仕事と作業のデータが消滅した。
第1弾となる新講演の開催と新商品の発売を1月13日に予定していたが、そもそも滑り込みセーフというきわどいスケジュールだった。
とくに前者は参加申し込みを受け付けており、期日を延ばせない。
開発は昨秋から最終段階に入っており、なかでもデータが消滅した10日程は一番の胸突き八丁だった。
頭を悩ませながら仕上げを行っていた。
地獄の苦労が無に・・・。
PCデポ港北本店によれば、落雷や落下などの衝撃が加わらないかぎりハードディスク(マザーボード)の破損は起こらないという。
私は就寝前まで普通に使っており、原因がつかめない。
妻が同店のスタッフからデータを復元できる可能性はほとんどないと言われた。
しかし、諦めるわけにいかない。
ダメでもともとという気持ちで作業を依頼したが、年明け6日までかかるとの返事。
費用は、データの抽出に成功したら3万5千円、失敗したら5千円。
なお、PCデポ港北本店は12月17日の修理に要した費用を、交換部品代(グラフィックボード代)を含めて“全額返金”してくれた。
1円も受け取らない。
メインパソコンの破損で困ったことがもう一つ。
このブログの記事は書き溜めが中心である。
あるいは、素材を仕上げてアップしている。
そのデータも消失した。
私は新講演と新商品の準備を優先せざるをえない。
きょうから10日間で、失われた10日分を含めた20日分の仕事と作業を行わなくてならない。
が、私の1日分が2日分なので、40日分。
それにメドをつけられるまで、ブログは過去の記事の再録で済ませる。
しばらく実質的に休止。
自分にブログの更新を課してきたこともあり、とても残念である。
多くの読者が訪れてくれており、それが励みになっていた。
大変申し訳なく思う。
私にとり勝負の年なのに、最悪のスタートになってしまった・・・。
これから地元・センター北駅前の「杉山神社」に初詣に出かける。
御守を買い求める。
以下に、「人生の出陣の御守…受験・就活・婚活」と題する2010年5月5日のブログを収める。
◇◆◇
私は直江津駅で「出陣餅」をみやげ(土産)に買った。
妻と子のリクエスト。
製造元は新潟県上越市の「かなざわ総本舗」。
中身は個別包装(個装)されており、それぞれに3切れの小さな餅が入っている。
米どころ新潟県産米を用い、しかも草餅である。
春一番の新芽のよもぎ(ヨモギ)が加えられる。
草餅のかすかな苦みが、濃厚で芳醇なきな粉(キナコ)と見事にマッチする。
酷似したみやげに「桔梗信玄餅」と「筑紫もち」がある。
製造元は前者が山梨県笛吹市の「桔梗屋」、後者が福岡県福岡市の「五十二萬石本舗(如水庵)」。
3商品はいずれも戦国時代の名将に因んでおり、筑紫もちは黒田如水。
とくに出陣餅と信玄餅は、上杉謙信と武田信玄の「川中島の戦い」になぞらえられ、どちらが本家かという話題で盛りあがる。
家族で食べた感想を話し合った結果、ぶっちぎりで「出陣餅」に軍配が上がった。
もっとも庶民的で分かりやすい“風味”のせいか…。
3商品を同時に食べられれば、違いがもっとはっきりするように思う。
さて、出陣餅はどのように食べるのか?
黒蜜のミニボトルが埋め込まれたスペースに黒蜜を流し込んできな粉を餅に絡める方法を試みたが、容器が小さくてよくかき混ぜられない。
たっぷりのきな粉が外にあふれ出てしまう。
結局、個装の風呂敷(ビニール)を開いたうえにすべてをぶちまけていただいた。
餅を転がすうちに見栄えが悪くなった。
正しい食べ方というのはないが、基本は“小皿”を使うべき。
私はせっかちで横着なのだ。
きな粉をまぶしていたら、口に唾液が溜まってきた。
黒蜜も量が多いので、好みに応じて加減した。
ところで、一悶着が起こった。
私が買い求めた出陣餅は10個入りだった。
3人家族で分けると、1個余る。
これをだれが食べるか、信玄に議論が行われた。
そして、腰痛を抱えながらみやげを持ち帰った私が食べるのがよいという判決が下された。
私だけ、オ、スマン4個。
◆かなざわ総本舗のホームページ
かなざわ総本舗「出陣餅」。
上杉謙信が川中島の戦いを前に兵へ餅を与えて奮い立たせたとの故事に由来する。
ホームページには、入学(受験)、入社(就活)、結婚(婚活)など、人生の出陣(門出)に食してほしいと記されている。
上越みやげ出陣餅は、私たちに力を授けるとともに勝利(成功)を呼び込む“御守”である。
送料がかかるが、全国どこからでも取り寄せが可能。
◆かなざわ総本舗の通販サイト
お祝い事などにお奨め。
私はとてもおいしいと思う。
◇◆◇
⇒2009年8月29日「筑紫もち、信玄餅、出陣餅、三つ巴」はこちら。
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いま気づいた。
菓子折り(パッケージ)のなかに「出陣餅しおり」が入っていて、「御召上り方」が図版と文章で示されていた。
私の食べ方でよかったのだ。
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