フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第5戦「フランス杯」の女子シングル。
ショートプログラム(SP)で4位の三原舞依が得意のフリースケーティング(FS)でいい演技を見せました。
滑り終わって笑みを浮かべ、軽くガッツポーズを取っています。
ステップでレベル4、すべてのジャンプで加点を得ました。
しかし、得点が 210点に届かないのはSPの出遅れだけが原因でありません。
2年目のジンクスなのか、明らかに伸び悩んでいます。
三原舞依は合計4位となり、上位6選手が進むGPファイナル出場を逃しました。
すでに5選手が固まっており、第6戦「スケートアメリカ」で米国のアシュリー・ワグナーかロシアのポリーナ・ツルスカヤが優勝すれば日本女子は16シーズン連続のGPファイナル進出が途絶えます。
ちなみに、ポリーナ・ツルスカヤが勝つとエフゲニア・メドベージェワ、アリーナ・ザギトワ、マリア・ソツコワを加えた4選手が出場します。
名古屋開催なのにロシアの国内大会みたいな光景になるのでしょう。
平昌五輪を目前にして暗い話題ばかりになっています。
私は男子シングル、66年振りの連覇が期待された羽生結弦のけがも相当心配です。
◇
・・・と、ここまではかなり前に書きました。
ところが、スケートアメリカで復帰2戦目の宮原知子とシニア1年目の坂本花織がワンツーフィニッシュを果たしました。
二人ともとくにFSでは素晴らしい演技を見せました。
この大会前には、第1戦「ロシア杯」3位、第3戦「中国杯」2位の樋口新葉が24点で6番手につけていました。
アシュリー・ワグナーとポリーナ・ツルスカヤはSPで大きく出遅れました。
逆転優勝は厳しそうでしたが、2位になれば樋口新葉とポイントが並びます。
となるとGPシリーズ2戦の合計得点の争いとなり、二人は自己ベストを更新する得点が条件となっていました。
結局、FSでアシュリー・ワグナーが途中棄権し、ポリーナ・ツルスカヤが4位に留まっています。
これにより樋口新葉のGPファイナル進出が決まりました。
樋口新葉はツイッターに「Omg」と投稿しています。
シニア2年目で初のGPファイナル出場です。
五輪代表候補のライバルの宮原知子と坂本花織にも助けられたチャンスを大切にしなければなりません。
お歳暮を贈れとはいいませんが、感謝は示すべきです。
中国杯の演技が覚醒だったのかフロック(まぐれ)だったのかはっきりすることでしょう。
そこでも圧巻の出来を見せられるなら、五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権で表彰台の頂点に立てるかもしれません。
2014年3位⇒2015年2位⇒2016年2位と足踏みしており、いよいよ2017年1位となります。
私はGPファイナルでかならずや 220点台を叩き出してほしい。
◇◆◇
樋口新葉に関するブログは以下のとおり。
⇒2017年11月8日「樋口新葉は別人、いったい何が起こったのか」はこちら。
⇒2017年11月6日「樋口新葉が平昌五輪代表選考前哨戦で勝つ」はこちら。
⇒2017年10月22日「樋口新葉と坂本花織のフィギュアGPシリーズ」はこちら。
⇒2017年4月27日「三原舞依と樋口新葉が宮原知子を超える」はこちら。
⇒2017年2月18日「樋口新葉と三原舞依の順位・・・四大陸選手権」はこちら。
Copyright (c)2017 by Sou Wada
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滑り終わって笑みを浮かべ、軽くガッツポーズを取っています。
ステップでレベル4、すべてのジャンプで加点を得ました。
しかし、得点が 210点に届かないのはSPの出遅れだけが原因でありません。
2年目のジンクスなのか、明らかに伸び悩んでいます。
三原舞依は合計4位となり、上位6選手が進むGPファイナル出場を逃しました。
すでに5選手が固まっており、第6戦「スケートアメリカ」で米国のアシュリー・ワグナーかロシアのポリーナ・ツルスカヤが優勝すれば日本女子は16シーズン連続のGPファイナル進出が途絶えます。
ちなみに、ポリーナ・ツルスカヤが勝つとエフゲニア・メドベージェワ、アリーナ・ザギトワ、マリア・ソツコワを加えた4選手が出場します。
名古屋開催なのにロシアの国内大会みたいな光景になるのでしょう。
平昌五輪を目前にして暗い話題ばかりになっています。
私は男子シングル、66年振りの連覇が期待された羽生結弦のけがも相当心配です。
◇
・・・と、ここまではかなり前に書きました。
ところが、スケートアメリカで復帰2戦目の宮原知子とシニア1年目の坂本花織がワンツーフィニッシュを果たしました。
二人ともとくにFSでは素晴らしい演技を見せました。
この大会前には、第1戦「ロシア杯」3位、第3戦「中国杯」2位の樋口新葉が24点で6番手につけていました。
アシュリー・ワグナーとポリーナ・ツルスカヤはSPで大きく出遅れました。
逆転優勝は厳しそうでしたが、2位になれば樋口新葉とポイントが並びます。
となるとGPシリーズ2戦の合計得点の争いとなり、二人は自己ベストを更新する得点が条件となっていました。
結局、FSでアシュリー・ワグナーが途中棄権し、ポリーナ・ツルスカヤが4位に留まっています。
これにより樋口新葉のGPファイナル進出が決まりました。
樋口新葉はツイッターに「Omg」と投稿しています。
シニア2年目で初のGPファイナル出場です。
五輪代表候補のライバルの宮原知子と坂本花織にも助けられたチャンスを大切にしなければなりません。
お歳暮を贈れとはいいませんが、感謝は示すべきです。
中国杯の演技が覚醒だったのかフロック(まぐれ)だったのかはっきりすることでしょう。
そこでも圧巻の出来を見せられるなら、五輪代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権で表彰台の頂点に立てるかもしれません。
2014年3位⇒2015年2位⇒2016年2位と足踏みしており、いよいよ2017年1位となります。
私はGPファイナルでかならずや 220点台を叩き出してほしい。
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樋口新葉に関するブログは以下のとおり。
⇒2017年11月8日「樋口新葉は別人、いったい何が起こったのか」はこちら。
⇒2017年11月6日「樋口新葉が平昌五輪代表選考前哨戦で勝つ」はこちら。
⇒2017年10月22日「樋口新葉と坂本花織のフィギュアGPシリーズ」はこちら。
⇒2017年4月27日「三原舞依と樋口新葉が宮原知子を超える」はこちら。
⇒2017年2月18日「樋口新葉と三原舞依の順位・・・四大陸選手権」はこちら。
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