コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

武良布枝

松下奈緒、「青空」をしっとりとセクシーに歌う

私は企業での教育指導などが続く都心出張中、疲労がどんどん溜まってきた。
連日、午前9〜10時から午後5〜6時まで立ちっ放し、しゃべりっ放し。
かなりの大声を出すので、腰から背中にかけて重い負荷がかかる。
ちょっとした動作にも支障を来すほど腰痛と背筋痛が悪化していた。

水曜日、丸の内の業界最大手企業で「提案営業研修(ソリューション研修)」を行った。
途中、痛みが高じ、生ゴムの腰痛ベルトをスーツ(スラックス)の上から巻いた。
見てくれなどかまっていられない。
寅さん講師。
そして、ヘロヘロになりながら乗り切った。
東京駅至近のホテルの自室に這うように戻り(身をかがめられず、タクシーに乗るのが怖い)、体を休めようと仮眠を取った。

1時間ほど経った午後8時頃、腰に激痛が走って目が覚めた。
どうやら寝返りを打ったようだ。
ベッドで体を起こすことはもちろん、体の向きを変えることもできない。
私はこれまでに幾度かひどいぎっくり腰を経験してきたので、事の重大さが分かった。
来週一杯、講演やセミナー、研修のスケジュールがびっしりで、絶対に休むわけにいかない。

おそらく蓄積疲労によるぎっくり腰。
私はまったく動けず、トイレにも行けない。
木曜日の朝はクライアントまでたどり着けない。
介護が必要な状態・・・。

そこで、枕元のケータイ(スマホ)を探り、妻に電話をかけた。
幸いベッドが広くて二人眠れるので、泊まってもらうことにした。
午後11時頃、到着。
中山式のコルセットと痛み止めをもってきてくれた。
医者の薬が残っていたのだ。
私はあまりの痛みで、夕食も翌日の朝食も口にできない。

結局、木曜日はバンテリンをあちこちに貼り、痛み止めを多めに飲み、さらにコルセットできつく締め、その上に生ゴムベルトをきつく巻いて出かけた。
腰回りをがちがち(二重)に固めると、痛みがいくらか和らいだ。
結局、立ちっ放し、しゃべりっ放し。

来週は5日間の福岡出張も含まれるので、大変・・・。

                       ◇

NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)の視聴率復活の立役者となった松下奈緒。
彼女主演の「ゲゲゲの女房」が2012年4月2日(月)からBSプレミアムで再放送されている。
全156回。
本放送そのままというのは、NHKの英断だ。
何せグループ会社(?)でDVDを販売している。
毎週月曜日〜土曜日、午前7時15分〜30分。

「ゲゲゲの女房」は、漫画家の夫・村井茂をひたむきに支える妻・村井布美枝の奮闘記である。
山本むつみ脚本(武良布枝原作)が面白かったし、松下奈緒が素敵だった。
向井理との長身コンビも新鮮だった。

私は再放送を見たかったが、朝の時間帯は絶望的だ。
また、BSプレミアムはホテルのテレビで映らない(おそらく)。
自宅にいたとしても、自室のテレビで映らない。
NHK総合の深夜の時間帯は難しかったのかなぁ…。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

このブログで取りあげたが、私が先だって見たNHK総合「SONGS」に松下奈緒が出演していた。

3歳でピアノを始め、東京音楽大学で腕を磨いた。
作曲家として映画音楽のプロデュースも手がけた。
近年は歌手として活動の幅を広げている。

SONGSでは、デビュー後初めて故郷・兵庫県川西市を訪ねた。
母校の小学校で、「ゲゲゲの女房」の主題歌「ありがとう」を弾き、児童を喜ばせた。

⇒2012年6月1日「松下奈緒『ありがとう』ピアノソロ演奏…SONGS」はこちら。

私は番組で松下奈緒が歌ったのにはびっくりした。
SONGSなので当たり前か。
しかも、うまい。
さらに、声も歌唱も魅力的である。
しゃべりの声とかなり印象が違う。

いまネットで調べたら、「青空」。
作詞・作曲は彼女でなく、川村結花。
楽曲のせいだろうが、しっとりとしてセクシー。
富士通ゼネラル「nocria」CMソングになっているようだ。
2月発表のアルバム「for me」に収録されている。

松下奈緒は多才だ。

                      ◇◆◇

松下奈緒と朝ドラ「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。

⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。

⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

⇒2010年9月21日「長女村井藍子・青谷優衣、次女喜子・荒井萌」はこちら。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

⇒2010年9月23日「水木プロダクション創立20周年記念謝恩パーティー」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月24日「水木しげる夫妻(武良茂・布枝)の自然体」はこちら。

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月26日「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(全記事)」はこちら。

⇒2010年9月27日「涙にくれた一日・・・『ゲゲゲの女房』完結」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が『ゲゲゲの女房』を振り返った」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年11月2日「吉岡聖恵・ありがとう…いきものがかりライブ」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年11月13日「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年6月1日「松下奈緒『ありがとう』ピアノソロ演奏…SONGS」はこちら。

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おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
ヒロイン・須藤陽子役の若手の井上真央とベテランの若尾文子がそれぞれ日課のように着実に仕事をこなしている。
二人の陽子が顔を合わせる機会が多いかどうか、私は知らない。
井上真央はドラマ上とはいえ、数十年後の自分を見るのは変な気分では?

さて、公共放送のNHKも昨今は「視聴率」を重視している。
受信料をいだだく以上、それに応えているという証明(物差し)がほしいのだろう。
看板番組・朝ドラは長らく下落傾向に歯止めをかけられなかった。
視聴者のライフスタイルの変化も加速し、このまま放っておいたら数年後には10パーセントを割り込みかねない・・・。
危機感が募ったのか、テコ入れに本気で取り組みはじめた。

松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」も瀧本美織主演の「てっぱん」も視聴率の回復に力が入った。
そして、一定の成果を上げた。
ところが、「おひさま」は制作陣が視聴率を取りに行っていない。
数字はおのずとついてくると楽観しているのか、執着が感じられない。
相当な自信だ。

私は「ゲゲゲの女房」をそれなりに熱心に見た。
個人的に松下奈緒の魅力に惹かれたことも一因だが、最大の理由はドラマの“中身”である。
すなわち、武良布枝の原案。
フリーランスのプランナーだった私自身の結婚後の生活と仕事を重ね合わせることができたからだ。
視聴のための時間のやりくりは大変だったが、あまり苦にならなかった。
なぜなら、ドラマを見ようとしたわけでない。

私は「てっぱん」をときどき見た。
そして、制作陣の掟(おきて)破りの挑戦に感動を覚えた。
おい、おい、おい・・・。
私の好みと程遠いが、そんなことはどうでもよい。
何の変哲もない現代の日常をあえて選び、「劇場」に変えてしまった。
破天荒な“力技”をぶつけられるので、毎日見ることのできない人は話が飲み込めない、展開についていけない。
「てっぱん」は視聴を強いるつくりだった。
忙しい人はちんぷんかんぷんで、数字が伸び悩んだ最大の理由か。

これらに対し、「おひさま」はおおらかな気持ちで純粋にドラマとして楽しむことができる。
見損なっても困らないが、ついチャンネルを合わせてしまう生活習慣のような仕立てといえよう。
これは非常に強い。

「おひさま」は平均視聴率が「てっぱん」はもちろん「ゲゲゲの女房」を上回るのでなかろうか。
なお、このブログで「てっぱん」と「ゲゲゲの女房」の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)を幾度も取りあげている。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」とヒロイン・井上真央などに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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婚活・結婚がうまくいかない理由…バレンタイン

あすはセントバレンタインデー。
この日を待ち詫びた女性(女の子)、そして男性(男の子)も少なくないだろう。
チョコレートをうまく本命に渡せるか、本命にもらえるか・・・。
職場での“義理チョコ”の風習はすたれた?

世間はきょうまで3連休。
恋人同士はチョコレートの受け渡し(?)が終わっていることだろう。

ところで、ポール・ポッツがゴールデンウィークに来日し、東京など3都市で公演を行う。
イギリスの公開オーディション番組で栄冠に輝いたことが、彼の人生を一変させた。
が、それは妻との出会いなしに決して起こらなかった。
そうした観点では「奇跡の愛」と呼べよう。

21世紀に入り、就活と並んで困難を極めるのが「婚活」である。
いずれにおいても、大方は相手から“得る”ことを追い求める。
そうでなく、相手に“与える”ことを考え抜く。

この学生は当社に価値をもたらしてくれると確信したとき、企業は採用に踏み切る。
この男性は自分に幸福をもたらしてくれると確信したとき、女性は結婚に踏み切る。

自分は相手に何ができるか?
絶えざる問いかけが就活と婚活に成功を引き寄せる。

以下に、「ポール・ポッツの運命を変えた『結婚力』とは?」と題する2010年10月9日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
ほとんどカネにならない漫画に打ち込む村井茂(水木しげる。武良茂)を村井布美枝(武良布枝)は懸命に支えつづけた。
夫に尊敬と信頼を寄せ、連れ添うことに誇りを抱いていた。
水木しげるの成功の影に、妻の存在があった。

著名人の家庭でなくても、夫婦とはそうしたものだ。
互いの頑張りが噛み合ったとき、初めてちょっこし前へ進める。

                       ◇

「ラストチャンス」と言い聞かせ、自ら運命を切り開いたポール・ポッツ。
夢だったプロ歌手として世界各国を飛び回っている。
日本にも幾度か訪れ、多くのファンを持つ。

ポール・ポッツの成功の陰に、妻の存在があった。
彼が「ブリテンズ・ゴット・タレント」で栄冠を勝ち取るまでの半生が、ユーチューブの動画で紹介されている。
日本のテレビ局が番組用にドラマ仕立てにした映像を公開している。
私はそれを繰り返し見た。

そして、妻の力なくしてポール・ポッツのブレークはなかったと確信した。
歌を諦めないよう彼を励ましつづけただけでなく、ぎりぎりの生活を支えた。
この女性と結婚したことが、ポール・ポッツの人生に「奇跡の大逆転」をもたらした。
そういう意味では、彼女とネット上で巡り合い、そこに特別な“縁”を感じ取ったポール・ポッツも凄い。

私たちは、ポール・ポッツの幸運に目を奪われやすい。
彼は自ら運命を切り開いたのだ。
ただし、その機会は一人でつかんだものでない。
妻がポール・ポッツの運命を変えたともいえよう。

さらに私は、結婚は始まりにすぎず、大切なのはその後の互いの思い遣りと努力だと改めて気づかされた。
「自分は相手に何をしてあげられるか?」。
二人は、結婚の継続にとり不可欠かつ根源的な問いかけを決して忘れなかった。
不遇のどん底でも“夫婦の絆”が切れない道理である。

よい結婚は、たとえささやかであっても、二人にかならず幸せをもたらす。
それは、いわば「結婚力」。
相手に“与える”との決意。
生涯をともに歩む覚悟が生み出す特有の力だろう。

ところで、数年前から「婚活」が注目を集めている。
就職活動を「就活」と縮めるように、結婚活動を略した言葉。
社会に定着した感がある。
それくらい結婚が難しくなったのだ。

結婚相談所が行う「お見合いパーティ」を含め、男女の出会いの場がいろいろ設けられている。
しかし、結婚にたどり着ける確率は高くない。
相手から“得る”という思惑が強すぎるせいだ。

結婚はもちろん、人生、得ようとして得られることはない。
だれもが得たいと望んでいるのだから…。
得ようとして得られるなら、私たちはとっくにあり余る幸せを手に入れている。
が、かならずしもそうなっていない。
婚活では、相手に“与える”ことに徹すればよい。
得るなど、与えた結果にすぎない。

婚活はゲームでない。
うまくやろうとしたら、お仕舞い。
仮に結婚につなげたとしても、ほどなく破綻を迎える。
婚活において第一に問われているのは、自分の姿勢である。
その相手に何をしたいか、何ができるかを突き詰めて考えることだ。

                       ◇

女性も意欲と能力があれば、男性と対等に働ける環境が整いつつある。
外で働く妻を“主夫”が内で支えるケースが日本でも出てきた。
そこまでいかなくても若い世代を中心に「イクメン」が増えている。

いまや結婚の形、家庭のありようもどんどん変化している。
こうでなければならないと、古い規範や価値観に閉じ込めることはできない。
私たちは自由であるべきだ。

大事なのは、夫婦が相手への貢献を誓うこと。
実践は容易でないが、その気持ちは忘れずにいたい。
ならば、長くて険しいデコボコ道を二人で何とか歩んでいけよう。

                       ◇

このブログは、2009年8月23日の「結婚力」に思い切って手を加えた。

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松下奈緒VS向井理…ゲゲゲの夫婦対決

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
ヒロイン・村井布美枝を演じた松下奈緒と村井茂を演じた向井理がフジテレビに出ていると、妻が教えてくれた。
「とんねるずのみなさんのおかげでした 超豪華食わず嫌い ゲゲゲの夫婦対決」。
向かい合った二人のゲストが交互に各4品を食べ、相手の嫌いな食べ物を当てるという番組である。
表情や会話から推察するのだが、松下奈緒が一発で当てた。
勘が鋭い。

「ゲゲゲの女房」は漫画家・水木しげる(武良茂)とその妻・武良布枝がモデルである。
松下奈緒と向井理は夫婦役が長かった。

大晦日のNHK紅白歌合戦。
向井理が紅組司会の松下奈緒の応援に駆けつけたが、ほとんど会話はなかった。
二人は久しぶりの再会である。

松下奈緒は美しく、セクシー。
魅惑の瞳だ。

紅白歌合戦では彼女のよさがいま一つ伝わってこなかった。
このブログで述べたとおり、抑えすぎだ。

以下に、「ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!」と題する2010年12月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝が、二人の出会いから結婚、そして最近までの半生を綴った自伝的エッセー「ゲゲゲの女房」が原案になっている。
水木しげるが売れたのはだいぶ後。
夫婦は誇りと明るさを失わず、互いを信じてゴールの見えないデコボコ道を歩みつづける。
食べるものに困るどん底でも笑いながら生きた。

青春時代を経て結婚へ…。
これが一般的な流れだろう。
しかし、村井布美枝(武良布枝)と村井茂(武良茂)は結婚を経て青春時代へ…。
二人は、遅れてしまった分だけ喜びが大きく、それを大切にする気持ちが働いた。

「ゲゲゲの女房」は夫婦が成長し、家族が成長していく物語である。
この朝ドラには自由の風が吹きわたり、希望の光が満ちあふれている。
また、昭和30年代〜40年代の東京暮らしのあたたかさが通奏低音のように流れており、当時の世相も色濃く映し出される。

⇒2010年11月26日「貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

この朝ドラにはまったのは私だけでなかった。
多くの国民がそう…。
主演の松下奈緒と準主演の向井理という、どこか素人っぽい二人の演技が新鮮な魅力だった。
それが武良布枝の自伝が醸し出す世界に呼応していた。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

私は「ゲゲゲの女房」が終わったとき、喪失感に苦しんだ。
いま放送中の「てっぱん」が軌道に乗ったら、それと3カ月ずらして再放送してもらいたいと思った。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

私の希望は叶いそうもないが、「ゲゲゲの女房」の総集編がNHK総合テレビで12月29日〜31日の3日連続、午前7時20分〜8時28分、68分間放送される。
合計3時間24分程。
本編になかった映像も収められるとのこと。
とても楽しみだ。
松下奈緒は大みそか、朝は「ゲゲゲの女房」のヒロイン、夜は「紅白歌合戦」の紅組司会と大忙し、体がいくつあっても足りない?

私は「ゲゲゲの女房」にのめり込み、心に残った事柄を綴ってきた。
かなりのエネルギーを注いだので、それぞれの記事がわりと長く、また本数も多い。
実は、妻の提案により「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(記事一覧)」をサイドバーに設けた。
ストーリーもいくらか追えるよう、古い日付順に記事を並べた。
折に触れ、この朝ドラの感動を振り返っていただければ幸いである。

NHK紅白歌合戦では、武良布枝がゲスト審査員として出場するらしい。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」とヒロイン・松下奈緒、そして「貧幸」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月27日「松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

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大杉漣と松下奈緒、ゲゲゲの親子が紅白再会か

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
このドラマでヒロイン・村井布美枝(武良布枝。松下奈緒)の実の父・飯田源兵衛を演じたのが、大杉漣(おおすぎ・れん)である。
以前のブログ「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」に続いて…。

⇒2010年11月13日「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」はこちら。

大杉漣は、青林堂の長井勝一が手がけた『月刊漫画ガロ』を創刊から読んでいた世代である。
水木しげるの漫画も読んでいた。
それゆえ、「ゲゲゲの女房」への出演を光栄に感じた。

さて、「ゲゲゲの女房」の公式サイト(番組ホームページ)に大杉漣のインタビュー記事が載っていた。
役づくりへの考え、そして飯田源兵衛への思いが率直に語られており、とても興味深かった。
以下は、そこから。

役者はさまざまな役柄を演じる。
しかし、自分でも気づかないうちに、類型のようなものをインプットされている。
大杉漣は、この役柄はこう演じるはずだという観念を少しでも外そうとしている。
役柄よりも「人間」のほうを追求する。
演じる前に“素っ裸”にしてみるそうだ。

大杉漣は「ゲゲゲの女房」のシナリオを読み、飯田源兵衛の父親像に共感した。
きちんと愛して演じられる人物だと…。
彼の頑固さの裏に、家族に対する大きな“熱”を感じた。
本気で案じ、本気で怒り、本気で喜ぶ…。

昔は、なぜこんなに怒っているのだろうという人が近所にいた。
私も直江津小学校の頃(昭和30年代)を振り返り、思い当たる。
怖い大人がよその子を平気で叱った。
だから、やんちゃでも真っ直ぐに育つ。

飯田家は、家長・源兵衛を立てる妻・ミヤコがおり、それに家族が従う構図になっている。
絶大な力を持つのは源兵衛だが、ミヤコが案外、飯田家をコントロールして一つにまとめている。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

貧しいと、ぎりぎりの知恵を生み出せる。
また、人と人のつながりを大切にする。
昔は、貧しさをエネルギーに変え、たくましく生きていった。
私の結婚後の生活もそうだった。

「ゲゲゲの女房」には、どんなに苦しい状況に陥ろうと、自ら選んだ道を進んでいく力、喜びを見出す力、幸せを感じる力があふれている。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

大杉漣は役者であるかぎり、捨てたり拾ったり、積みあげたり崩したりする作業を続けていくと語っている。
この辺りは、私がこのブログで幾度か述べた「破壊と創造」につながる。

⇒2009年12月23日「創造への挑戦、成功への失敗」はこちら。

先頃、「ゲゲゲの女房」で親と娘を演じた大杉漣と松下奈緒が「ベストフォーマリスト2010」に選出された。
蝶ネクタイにタキシードの大杉漣はツーショットに照れ臭そうだった。
私と同学年なのに若いし、かっこいい。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

大みそか恒例の「NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務める松下奈緒。
「ゲゲゲの家族」が応援に駆けつけるらしい。
となると、大杉漣もやって来よう。
再び対面…。

⇒2010年11月7日「松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦」はこちら。

◆書き加え1(12月21日)

このブログは思い出せないくらい前に書いた。
「〜はこちら」のブログもたいていは書き溜めた原稿である。
自分でも時間の前後が分からなくなる。
申し訳ない。

いよいよ今夜は「第61回NHK紅白歌合戦」。
私は約半世紀ぶりに同番組に触れる。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

この2本の原稿もかなり前に書いた。
しかも、いくらか時間が取れると、アップの直前に原稿を手直ししたりする。
古い記事に新しい情報が混ざるわけで、私は頭のなかがごちゃごちゃになる。

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ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝が、二人の出会いから結婚、そして最近までの半生を綴った自伝的エッセー「ゲゲゲの女房」が原案になっている。
水木しげるが売れたのはだいぶ後。
夫婦は誇りと明るさを失わず、互いを信じてゴールの見えないデコボコ道を歩みつづける。
食べるものに困るどん底でも笑いながら生きた。

青春時代を経て結婚へ…。
これが一般的な流れだろう。
しかし、村井布美枝(武良布枝)と村井茂(武良茂)は結婚を経て青春時代へ…。
二人は、遅れてしまった分だけ喜びが大きく、それを大切にする気持ちが働いた。

「ゲゲゲの女房」は夫婦が成長し、家族が成長していく物語である。
この朝ドラには自由の風が吹きわたり、希望の光が満ちあふれている。
また、昭和30年代〜40年代の東京暮らしのあたたかさが通奏低音のように流れており、当時の世相も色濃く映し出される。

⇒2010年11月26日「貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

この朝ドラにはまったのは私だけでなかった。
多くの国民がそう…。
主演の松下奈緒と準主演の向井理という、どこか素人っぽい二人の演技が新鮮な魅力だった。
それが武良布枝の自伝が醸し出す世界に呼応していた。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

私は「ゲゲゲの女房」が終わったとき、喪失感に苦しんだ。
いま放送中の「てっぱん」が軌道に乗ったら、それと3カ月ずらして再放送してもらいたいと思った。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

私の希望は叶いそうもないが、「ゲゲゲの女房」の総集編がNHK総合テレビで12月29日〜31日の3日連続、午前7時20分〜8時28分、68分間放送される。
合計3時間24分程。
本編になかった映像も収められるとのこと。
とても楽しみだ。
松下奈緒は大みそか、朝は「ゲゲゲの女房」のヒロイン、夜は「紅白歌合戦」の紅組司会と大忙し、体がいくつあっても足りない?

私は「ゲゲゲの女房」にのめり込み、心に残った事柄を綴ってきた。
かなりのエネルギーを注いだので、それぞれの記事がわりと長く、また本数も多い。
実は、妻の提案により「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(記事一覧)」をサイドバーに設けた。
ストーリーもいくらか追えるよう、古い日付順に記事を並べた。
折に触れ、この朝ドラの感動を振り返っていただければ幸いである。

NHK紅白歌合戦では、武良布枝がゲスト審査員として出場するらしい。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」とヒロイン・松下奈緒、そして「貧幸」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月27日「松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

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松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
ヒロインの松下奈緒が9月16日に「スタジオパークからこんにちは」に出演した。
この朝ドラが終わりかけていた頃。
たったいま、そのアンコール特集が放送された。
私は当日の様子と内容をこのブログに綴った。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

松下奈緒(村井布美枝)は向井理(村井茂)と夫婦生活を演じるなかで「結婚願望」が強まった。
向井理に対する、ということでなかろう(おそらく)。
夫婦のよさ、さらに家族のよさが実感として分かったのだ。
「ゲゲゲの女房」では二人のかわいい娘を授かった。

松下奈緒は10カ月間、朝から深夜まで撮影が続いたため、NHKの職員食堂のメニューを食べ尽くしたらしい。

松下奈緒は「スタジオパーク」に出演した当時、クランクアップ直後の興奮が残っており、雄弁だった。
私にとり懐かしい再放送だ。

そこで、「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」と題する2010年9月17日のブログから一部分を以下に抜き出した。

                       ◇

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
「・・・好きでした」。
きのうの「スタジオパークからこんにちは」で、松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた。
どのような意味合いで口にするにせよ、勇気のいる言葉だ。
私は年甲斐もなく、ドキドキ…。

高視聴率を誇るだけに、通路は大変な人だかり。
熱烈な拍手で迎えられた。

松下奈緒によれば、「ゲゲゲの女房」は8時に皆でオンエアを見てから撮影へ。
なるほど、すーっと入っていきやすい。
向井理とは、ドラマでの夫婦関係の深まりとともに親しみが増していった。
当初は、村井茂と村井布美枝が結婚に至った経緯を踏まえ、他人行儀な雰囲気が漂うよう、会話を交わすことも控えた。
二人の隔たりを大切にした。

松下奈緒は「向井さん」でなく「お父ちゃん」と呼んでいたらしい。
収録期間という断りがついたが、「向井さんが好きでした」。
そこまでこのドラマにのめり込んでいた。
また、子役を含め、ほんとうの家族のような“絆”が育まれていった。
さらに、夫婦を支えてくれた周囲の人たちとも…。
山本むつみのシナリオ(脚本)の魅力がそれくらい大きく、すべての出演者を虜にした。
元をたどれば、武良茂と武良布枝の半生が波乱万丈であり、しかもそれを乗り越えて漫画史上に立派な功績を残したからだ。
夫婦はどのような苦難に直面しても、決して勇気と誇りを失わなかった。

松下奈緒は視聴者の質問に答え、好きな男性のタイプも教えてくれた。
「とにかく、らくな人がいいですね」。

なお、番組では「ゲゲゲの女房」の思い出の名場面がいくつか紹介された。
向井理も映像で出演し、松下奈緒が右腕を取った感触がいまだに残っていると明かした。
力がこもっていたのだ。
私がこの朝ドラでもっとも感動した例のシーン。
実は、向井理も感動していた。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

松下奈緒が村井布美枝と一体化し、しかも村井茂と本物の夫婦になった瞬間である。
夫を守ろうとする凄まじい気迫が画面から伝わってきた。
交際なし、見合い直後の結婚から始まった二人だったが、互いの信頼と愛情は揺るぎないものへ…。

番組では、テーマソング(主題歌)「ありがとう」のピアノバージョンが披露された。
松下奈緒は作曲家、ピアニストだ。
ちなみに、肩書は「女優・アーティスト」。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

「ゲゲゲの女房」が終わると、私は気が抜けてしまいそう。
毎日見られないが生活の張り、心の支えになってきた。
朝ドラに限らず、私が見たすべてのドラマのなかでもっとも印象に残っている。
自分の半生の苦闘に通じるところが多く、胸に響いた。

大きな楽しみを失い、途方に暮れる人が大勢現れるのでなかろうか・・・。

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ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
フレッシュな長身コンビ、主演の松下奈緒(村井布美枝)と準主演の向井理(村井茂)の好演もあり、国民的な人気を博した。
その総集編の放送スケジュールが決定した。
NHK総合テレビで12月29日〜31日の3日連続、午前7時20分〜8時28分。
それぞれ68分間。
こうした総集編は毎回組まれているが、「ゲゲゲの女房」はとくに視聴者から強い要望が寄せられていた。
本編になかった映像もいくらか収められる模様。

「ゲゲゲの女房」は、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげるの妻・武良布枝が、二人の出会いから結婚、そして最近までの半生を綴った自伝的エッセー「ゲゲゲの女房」が原案になっている。
水木しげるは漫画家として売れるのが遅かった。
長い極貧生活を、夫婦が明るさを忘れず前向きに乗り切っていく姿が大勢の共感を呼んだ。
食べるものに困るどん底でも、笑いながら暮らし生きていた。
昭和30年代〜40年代の世相も色濃く映し出される。

「ゲゲゲの女房」の最終回の視聴率23.6パーセントは、今日では大変な数字である(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
NHK紅白歌合戦はこのところ40パーセントを保つのがやっとの状態…。
私は年末・年始は仕事に忙殺されており、妻に総集編の録画を頼んだ。
新講演のコンテンツづくりが一段落しそうな夏頃にゆっくり楽しみたい。

大みそかは松下奈緒の日だ。
朝は「ゲゲゲの女房」のヒロイン、夜は「紅白歌合戦」の紅組司会と、出ずっぱり?

以下に、「松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」完全再放送を望む」と題する2010年9月30日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』が原案である。
漫画に打ち込む夫・村井茂を支えつづけたヒロイン・村井布美枝、そして家族の半生を描く。
見合いの5日後に結婚。
島根・安来から上京した調布市の新居(?)で布美枝を待ち受けていたのは、想像を絶する生活だった。
底なしの貧乏を、明るくおおらかに乗り越えていく昭和の青春物語である。
夫婦と家族の絆が深まっていった。

私は番組終了後のさみしさをいまだに引きずっている。
これまで、例えば「どんど晴れ」が面白かった。
が、それは可憐なヒロインへのいじめ。
善玉と悪玉の対決の図式がはっきりしており、最後はハッピーエンド。
それに対し、ゲゲゲの女房は「人生の教科書」だった。
内容の深さは、朝ドラシリーズで群を抜く。

私はすっかり気が抜けてしまった。

もっとも、「ゲゲゲの女房」は完全版DVD−BOXとして発売されている。
Ⅰ〜Ⅲ、計13枚。
こうした商品はすべて揃えないと意味がないのでは…。
となると、税込価格は5万円超え。
なお、放送直前の特典映像も収められている。

また、『ゲゲゲの女房』上下が発売されている。
原案は武良布枝、脚本は山本むつみ。
それを五十嵐佳子が完全ノベライズ。
税込価格は1,365円×2冊。
上は、判型四六判・272ページ。
下は、判型四六判・304ページ。
私は、小説でなくシナリオを読みたかった。

また、親切にも『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』が放送開始に先立って発売されていた。
AB判並製・112ページ。
税込価格は1,155円。
あらすじなどのほか、松下奈緒、向井理、大杉漣、古手川祐子、野際陽子、風間杜夫、竹下景子、松坂慶子ら豪華出演者の紹介とインタビューが収められている。

                       ◇

「ゲゲゲの女房」の好視聴率は、9月27日放送開始の「てっぱん」に引き継がれた。
出足が最悪だった前作と対照的…。
ヒロイン・村上あかりがお好み焼き店をオープンさせる奮闘記らしい。
演じるのは、瀧本美織。
今回は通常どおり主役がオーディションで選ばれた。
バトンタッチはうまくいったが、問題はこれからだ。

私は「てっぱん」が軌道に乗ったら、「ゲゲゲの女房」の完全再放送を望みたい。
新しい朝ドラの足を引っ張っては気の毒なので、時間を開けてよい。
総集編や特別編でなく、一切手を加えず、そのまま流してほしい。
ただし、BS2で土曜日に行う1週間分の再放送のスタイルが望ましい。
私自身はテレビ番組を録画したことがないが、ならば26週を収録して保存しておく。
わが子が大きくなったら、ぜひ見てもらいたい。
私の若い頃の仕事と生活の一端を感じ取ってもらえそうだ。

先に紹介した商品の売り上げを奪うことになるので、実現は難しいだろう。
これらはNHKのグループ会社が販売している。

ちなみに、もう一度通して見たいと思った朝ドラは「ゲゲゲの女房」が初めて。

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松下奈緒が茶の間に届けた「ゲゲゲの貧幸」

きのうのブログで、倉本聰(聡)がつくった「貧幸」という名言を取りあげた。
半生を振り返り、これほど自分の実感にぴったりする言葉はない。
貧しくても幸せな暮らしのすがすがしさ…。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

その大切さを改めて気づかせてくれたのがNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」である。
私にとり人生の教科書だった。
ありがとう。

島根・安来の娘が、言葉を交わしたこともない男といきなり東京・調布で結婚生活を始める。
しかも、収入のほとんどない極貧状態。
家財道具などはことごとく質札に変わっていた。
そのうえ、夫は不気味な妖怪漫画を描いている。

ヒロイン・武良布枝は地獄のような暮らしを運命として受け入れ、愚痴一つこぼさず、仕事に打ち込む夫を支えつづけた。
食べ物にも不自由する毎日…。
世間的な常識では、これ以上の不幸はないように思える。
しかし、水木しげる(武良茂)との半生は喜びと誇りに満ちていた。
夫婦は笑いながら生きていった。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

この難しい役どころを、キャリアの浅い松下奈緒と向井理のフレッシュコンビが好演した。
二人は結局「貧幸」を茶の間に届けて視聴者の共感を呼び、国民的な人気を博した。
ついにNHK紅白歌合戦の紅組の司会者に抜擢された。

⇒2010年11月7日「松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年11月11日「ずばりテレビの買い時…紅白・松下奈緒が見たい」はこちら。

以下に、「頑固親父とちゃぶ台」と題する2009年6月6日のブログを収める。
わずかに手を加えた。

                      ◇◆◇

私は昭和26年(1951年)生まれ。
「頑張れば豊かになれる」。
戦後の高度成長と軌を一にして生きてきた。

まもなく58歳。
人生の夕暮れに差しかかり、遅きに失した感は否めないが、今回の空前の不況(リーマンショック)はとりわけ「消費」を見詰め直すとてもよい機会になった。
そう、要らないものにどっぷりと浸かっている自分がいた。

思い起こせば50年前、新潟県直江津市の生家にはちゃぶ台とたんすくらいしかなかった。
近所も同じで、生活は貧しかった。
大半の家庭では最低限の衣食住がようやく揃ったにすぎないが、だれも不便や不満を感じていなかった。
あの頃がとても懐かしい。

昔、マンガやアニメ、ドラマなどで、頑固親父がちゃぶ台を引っ繰り返すシーンが出てきた。
あながちつくり話でなかろう。
これには2つの時代背景があったのでないか。
第1に、怒りをぶつけるにも家のなかにモノが少ない。
第2に、怒りを伝えるには大事なものを滅茶苦茶にするのがよい。
となると、壊れにくく、しかもインパクトの大きいちゃぶ台。
何せ皆いつも腹を空かしており、食事の時間を待ち望んでいた。
それは、家長がときどき自分の権威を家族に誇示するための儀式だったのかもしれない。

…やがて、国民所得の上昇と歩調を合わせるように、いろいろなものが登場する。
私たちの身の回りにモノ、とくに家電製品があふれはじめた。
文明の利器。
そして、それらが徐々に家族を遠ざけ、さらに友人や知人を遠ざけた。
人類を幸せにするはずだった豊かな社会の実現が、人同士の距離をどんどん押し広げていった。
それが私の戦後にほかならない。

いまや自宅や自室に時間をつぶせる環境が整った。
私たちは一日、だれかとじかに接しなくても、モノといくらでも過ごせる。
退屈しない。
昨今はパソコンなどを通じ、人とふれあった錯覚まで楽しめるようになった。

私は、当時のがらんとした“すがすがしさ”を大切にしたいと思う。
それに近い環境だったのが、上京後しばらくして始めた東小金井での一間暮らし。
文字どおりの「赤貧」。
敷きっ放しの煎餅布団以外、何もなかったといってよい。

…そして、私に出会いがあった。
彼女は大家の目を忍んで通ってきた。
すぐに半同棲へ…。

部屋が狭いうえに隔てるものが何一つなかったから、じかにふれあえる。
一緒にいるときは話をするか、エッチをするか、どちらか。
いつもくっついて暮らしていた。

無人島で二人きりだと、人は愛しあうしかない。

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松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
放送が終わって1カ月半が経った。
ネット上でも同番組や同キャストに触れた情報が新たに出てくることがなくなった。
国民的な人気を博した朝ドラだったが…。
大衆の関心が瞬時に移ろうネット社会を実感させられる。
それが現代。

「ゲゲゲの女房」は、ドラマのない専業主婦がドラマのヒロインになった。
歴代の朝ドラとの決定的な違い。
原案では、水木しげる(武良茂)の妻、武良布枝。
ドラマでは、村井茂の妻、村井布美枝。
シナリオはよくても、ヒロインが“日常性”に埋没しかねない。

せめてという制作陣の配慮なのか、とびきり華のある「松下奈緒」を主役に起用した。
恒例のオーディションはなし。
美しく、長身。
背筋を伸ばし、顔を上げると、強いオーラを放つ。
非常にきれいな才媛。

それが図星!
「ゲゲゲの女房」は高い平均視聴率を残した。
著しかった“朝ドラ離れ”にそれなりの歯止めをかけた。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

さて、布美枝は性格がおとなしく、万事控え目。
島根の実家(飯田家)は家族仲がよく、それなりに豊かで、戦争の痛手もない。
苦労らしい苦労を知らない。

ところが、布美枝は人生の一大転機を迎える。
戦争で左腕を失った40歳間近の貸本漫画家・村井茂と見合い直後に結婚して上京した。
住まいは東京都調布市のボロ屋。
無収入状態に絶句!
先はまったく見えなかったが、布美枝は茂を懸命に支えつづける。
生まれた子どものミルク代にも困った。
「ゲゲゲの女房」は、苦しみを喜びに変えて生きていく夫婦の半生の軌跡を描いた。
そこに、昭和の東京の世相が絡まる。
温かく懐かしい。

私は完全にはまった。
結婚後、フリーランスの私がたどった道を再現してくれている錯覚に陥った。

専業主婦がヒロインのドラマが高視聴率を上げられたのは、水木しげるの功績が偉大だったことがあるにせよ、やはり武良布枝の生き方が見事だったから…。
地味な存在が、愛する夫を売れっ子漫画家に押しあげた。

                       ◇

放送が終わってしょんぼりしている方へ。

「ゲゲゲの女房のふるさと展」が開催されている。
主催は、島根県安来市とNHK松江放送局(不確か)。
場所は、朝ドラの原案者、武良布枝の故郷・安来市大塚町。
会場には、彼女にゆかりの写真や品物、町内に呼びかけて集めた昭和当時の写真や生活用品などが展示されている。
ほかに、「ゲゲゲの女房」の撮影関連。
パネル、台本、小道具などが展示されている。

会期は2010年12月末日(予定)。
途中、リニューアルのための閉館あり。
開館は午前9時〜午後5時。
会場は大塚夢芝居事務所。
入場料金は無料。
駐車場あり。

山陰はもちろん日本海を知らない方は一度どうぞ。
事前に問い合わせのこと。

◆書き加え1(11月4日)

「ゲゲゲの女房」の記憶が薄れ、松下奈緒に関する話題も乏しくなった。
と思ったら、11月3日に紅白歌合戦の司会が発表された。
やはり松下奈緒。
「ゲゲゲの家族」が応援に現れるというから、再び注目が集まりそうだ。

◆書き加え2(11月4日)

先頃「文化功労者」に選ばれた水木しげるが都内のホテルで行われた顕彰式に出席した。
記念撮影では、水木しげるは最前列の椅子に武良布枝とともに座った。
そして脚を組もうとした。
それを夫人がたしなめた(正式な写真は本人のみか)。

やんちゃな子どもみたいな水木しげるを、10歳年下の武良布枝がいつも見守っている感じ。
二人を眺めていると、私は微笑ましくなる。

両者のやり取りは「夫婦(めおと)漫才」のようだ。

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三菱UFJ20101116

ポール・ポッツの運命を変えた「結婚力」とは?

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
ほとんどカネにならない漫画に打ち込む村井茂(水木しげる。武良茂)を村井布美枝(武良布枝)は懸命に支えつづけた。
夫に尊敬と信頼を寄せ、連れ添うことに誇りを抱いていた。
水木しげるの成功の影に、妻の存在があった。

著名人の家庭でなくても、夫婦とはそうしたものだ。
互いの頑張りが噛み合ったとき、初めてちょっこし前へ進める。

                       ◇

「ラストチャンス」と言い聞かせ、自ら運命を切り開いたポール・ポッツ。
夢だったプロ歌手として世界各国を飛び回っている。
日本にも幾度か訪れ、多くのファンを持つ。

ポール・ポッツの成功の陰に、妻の存在があった。
彼が「ブリテンズ・ゴット・タレント」で栄冠を勝ち取るまでの半生が、ユーチューブの動画で紹介されている。
日本のテレビ局が番組用にドラマ仕立てにした映像を公開している。
私はそれを繰り返し見た。

そして、妻の力なくしてポール・ポッツのブレークはなかったと確信した。
歌を諦めないよう彼を励ましつづけただけでなく、ぎりぎりの生活を支えた。
この女性と結婚したことが、ポール・ポッツの人生に「奇跡の大逆転」をもたらした。
そういう意味では、彼女とネット上で巡り合い、そこに特別な“縁”を感じ取ったポール・ポッツも凄い。

私たちは、ポール・ポッツの幸運に目を奪われやすい。
彼は自ら運命を切り開いたのだ。
ただし、その機会は一人でつかんだものでない。
妻がポール・ポッツの運命を変えたともいえよう。

さらに私は、結婚は始まりにすぎず、大切なのはその後の互いの思い遣りと努力だと改めて気づかされた。
「自分は相手に何をしてあげられるか?」。
二人は、結婚の継続にとり不可欠かつ根源的な問いかけを決して忘れなかった。
不遇のどん底でも“夫婦の絆”が切れない道理である。

よい結婚は、たとえささやかであっても、二人にかならず幸せをもたらす。
それは、いわば「結婚力」。
相手に“与える”との決意。
生涯をともに歩む覚悟が生み出す特有の力だろう。

ところで、数年前から「婚活」が注目を集めている。
就職活動を「就活」と縮めるように、結婚活動を略した言葉。
社会に定着した感がある。
それくらい結婚が難しくなったのだ。

結婚相談所が行う「お見合いパーティ」を含め、男女の出会いの場がいろいろ設けられている。
しかし、結婚にたどり着ける確率は高くない。
相手から“得る”という思惑が強すぎるせいだ。

結婚はもちろん、人生、得ようとして得られることはない。
だれもが得たいと望んでいるのだから…。
得ようとして得られるなら、私たちはとっくにあり余る幸せを手に入れている。
が、かならずしもそうなっていない。
婚活では、相手に“与える”ことに徹すればよい。
得るなど、与えた結果にすぎない。

婚活はゲームでない。
うまくやろうとしたら、お仕舞い。
仮に結婚につなげたとしても、ほどなく破綻を迎える。
婚活において第一に問われているのは、自分の姿勢である。
その相手に何をしたいか、何ができるかを突き詰めて考えることだ。

                       ◇

女性も意欲と能力があれば、男性と対等に働ける環境が整いつつある。
外で働く妻を“主夫”が内で支えるケースが日本でも出てきた。
そこまでいかなくても若い世代を中心に「イクメン」が増えている。

いまや結婚の形、家庭のありようもどんどん変化している。
こうでなければならないと、古い規範や価値観に閉じ込めることはできない。
私たちは自由であるべきだ。

大事なのは、夫婦が相手への貢献を誓うこと。
実践は容易でないが、その気持ちは忘れずにいたい。
ならば、長くて険しいデコボコ道を二人で何とか歩んでいけよう。

                       ◇

このブログは、2009年8月23日の「結婚力」に思い切って手を加えた。

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連休は鬼太郎茶屋から深大寺、神代植物公園へ

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が終了した。
松下奈緒と向井理の新鮮な演技が話題を呼んだ。
視聴率の上昇とともに、水木しげる(武良茂)ゆかりの鳥取県境港市、武良布枝ゆかりの島根県安来市に多くの観光客が訪れた。
地元の業者や商店はかなり潤った。
しかし、世間の関心はあっという間に移ろう。
元の静けさに戻るのに、それほど時間はかからないだろう。

                       ◇

さて、山陰の2都市に負けないくらい注目を集めたのが、水木しげる夫妻が暮らす東京都調布市だった。
漫画家としての大半を、そして結婚生活のすべてをここで送った。
水木しげるは名誉市民の称号を贈られている。
内助の功を認めて夫婦に贈るという計らいがあれば、女性の心をがっちりとつかめたはずだ。
朝ドラ後ならそうなったかもしれないが、顕彰式は2008年3月6日だった。

ゲゲゲの女房では「深大寺」が二人の初デートの場所になった。
山号は浮岳山。
浅草・浅草寺に次ぐ都内第二の古刹とか。
そして、門前に店を構えるのが、民放でも紹介された築40年余の木造建築「鬼太郎茶屋」。
店内はレトロな雰囲気が漂う。
また、朝ドラの最後に市内の各所が映し出された。
市内を走るバスや深大寺に通じる道は人が急増した。
名物の「深大寺そば」が食べられる店では休暇並みの賑わいだった。

調布市では水木作品のパネル展を催したり、商店街ごとにキャラクター(オブジェ)を置いたりして、朝ドラで盛り上がった人気を何とかつなぎとめようと躍起である。
今後も「ゲゲゲの街」として全国にアピールしていく。

私が驚いたのは、調布市が2010年3月6日に「ゲゲゲの鬼太郎」が市民であることを証明する「特別住民票」を交付したことだ。
グッド・アイデア!
長友貴樹市長が交付式で着ぐるみの鬼太郎に手渡した。
弟・武良幸夫が駆けつけ、「放浪してきた鬼太郎もこれで腰を落ち着かせられそう」とメッセージを寄せた。
世帯主は目玉おやじ。
本籍は水木しげるの出身地、鳥取県境港市。
服装や超能力といった特徴まで記載されるというから、サービス精神が旺盛である。
2010年9月末日まで、市役所で希望者に無料で配布されて好評を博した。

水木しげるは妖怪漫画の第一人者として、日本人に親しまれてきた。
また、調布に根を下ろし、住人に親しまれてきた。
調布市が水木しげるとその作品にあやかって“町おこし”を進めるのは分からないわけでない。

が、深大寺とその周辺のうっそうとした自然が立派な観光資源である。
私は足を運んでいないが、前妻によれば「神代植物公園」は素晴らしい。
鬼太郎や妖怪をモチーフに通りを飾るとか、ネーミングを揃えるとか、それはそれ…。
例えば、深大寺そばも最終的に味の勝負である。
地域ぐるみでメニューのブラッシュアップが欠かせない。

私はこの土地の歴史や風土ならではの観光振興策を大切にしてほしい。
手っ取り早いものに飛びつくと、すたれるのも早い。

ブームを仕掛けた側がブームに振り回された事例は、枚挙にいとまがない。

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松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」完全再放送を望む

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』が原案である。
漫画に打ち込む夫・村井茂を支えつづけたヒロイン・村井布美枝、そして家族の半生を描く。
見合いの5日後に結婚。
島根・安来から上京した調布市の新居(?)で布美枝を待ち受けていたのは、想像を絶する生活だった。
底なしの貧乏を、明るくおおらかに乗り越えていく昭和の青春物語である。
夫婦と家族の絆が深まっていった。

私は番組終了後のさみしさをいまだに引きずっている。
これまで、例えば「どんど晴れ」が面白かった。
が、それは可憐なヒロインへのいじめ。
善玉と悪玉の対決の図式がはっきりしており、最後はハッピーエンド。
それに対し、ゲゲゲの女房は「人生の教科書」だった。
内容の深さは、朝ドラシリーズで群を抜く。

私はすっかり気が抜けてしまった。

もっとも、「ゲゲゲの女房」は完全版DVD−BOXとして発売されている。
機銑掘計13枚。
こうした商品はすべて揃えないと意味がないのでは…。
となると、税込価格は5万円超え。
なお、放送直前の特典映像も収められている。

また、『ゲゲゲの女房』上下が発売されている。
原案は武良布枝、脚本は山本むつみ。
それを五十嵐佳子が完全ノベライズ。
税込価格は1,365円×2冊。
上は、判型四六判・272ページ。
下は、判型四六判・304ページ。
私は、小説でなくシナリオを読みたかった。

また、親切にも『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』が放送開始に先立って発売されていた。
AB判並製・112ページ。
税込価格は1,155円。
あらすじなどのほか、松下奈緒、向井理、大杉漣、古手川祐子、野際陽子、風間杜夫、竹下景子、松坂慶子ら豪華出演者の紹介とインタビューが収められている。

                       ◇

「ゲゲゲの女房」の好視聴率は、9月27日放送開始の「てっぱん」に引き継がれた。
出足が最悪だった前作と対照的…。
ヒロイン・村上あかりがお好み焼き店をオープンさせる奮闘記らしい。
演じるのは、瀧本美織。
今回は通常どおり主役がオーディションで選ばれた。
バトンタッチはうまくいったが、問題はこれからだ。

私は「てっぱん」が軌道に乗ったら、「ゲゲゲの女房」の完全再放送を望みたい。
新しい朝ドラの足を引っ張っては気の毒なので、時間を開けてよい。
総集編や特別編でなく、一切手を加えず、そのまま流してほしい。
ただし、BS2で土曜日に行う1週間分の再放送のスタイルが望ましい。
私自身はテレビ番組を録画したことがないが、ならば26週を収録して保存しておく。
わが子が大きくなったら、ぜひ見てもらいたい。
私の若い頃の仕事と生活の一端を感じ取ってもらえそうだ。

先に紹介した商品の売り上げを奪うことになるので、実現は難しいだろう。
これらはNHKのグループ会社が販売している。

ちなみに、もう一度通して見たいと思った朝ドラは「ゲゲゲの女房」が初めて。

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ありがとう「ゲゲゲの女房」アゲイン(全記事)

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
きのうが最終回、放送は終了。
私はこの朝ドラにはまっていたので、喪失感に苦しめられそう。
何とかやり繰りしながら、全体の3分の2以上は見た。

青春時代を経て結婚へ…。
これが一般的な流れだろう。
しかし、村井布美枝(武良布枝)と村井茂(武良茂。水木しげる)は結婚を経て青春時代へ…。
遅れた分だけ喜びが大きく、それを大切にする気持ちが働いた。

「ゲゲゲの女房」は夫婦が成長し、家族が成長していく物語である。
ドラマには、奔放な自由の風が吹き渡り、明るい希望の光が満ち溢れていた。
また、昭和30年代の東京暮らしのあたたかさが通奏低音のように流れていた。

「ゲゲゲの女房」は、国民的な人気を博した。
ヒロインの松下奈緒、夫の向井理、どこか素人っぽい二人の演技が新鮮な魅力だった。
私と同様、あすから気が抜けてしまう視聴者も少なくないだろう。
こうなったら二人に大晦日の紅白歌合戦の司会をやってもらうしかない。
ただし、スポーツ・芸能紙やネットでは、福山雅治といううわさもある。
正式な発表が待たれる。

私は「ゲゲゲの女房」を見ながら、心に残った事柄を綴ってきた。
かなりのエネルギーを注いでいる。
それぞれの記事がわりと長く、また本数も多い。
折に触れ、この朝ドラの感動を振り返っていただければ幸いである。

実は、妻の提案により「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(記事一覧)」をサイドバーに設けた。
ストーリーもいくらか追えるよう、古い日付順に記事を並べた。

                       ◇

妻が先日、このブログ「和田創 講演講師の引き出し」をリニューアルしてくれた。

デザインを変更した。
「誉(ほまれ)」から「ダメージ・ペーパー」へ。
印象がシンプルになった。

それにともない、2カラムから3カラムへ。
サイドバーに2倍の情報を盛り込める。
例えば、天気予報と新聞記事はわりと便利だ。
同時に、ブログの使い勝手がよくなった。
読みたい情報を見つけやすく、そこに飛びやすい。
最新記事のタイトルが右側上方のサイドバーで一覧できるため、表示記事を3本に絞った。
これによりスクロールも楽になった。

私自身はとても気に入っている。

                       ◇

以下のブログ(最初の原稿)に手を加えた。

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

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ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
漫画に打ち込む夫・水木しげる(武良茂。向井理)を支え、おおらかにほがらかに生きていくヒロイン・村井布美枝(武良布枝。松下奈緒)。
夫婦と家族の絆、そして成長が描かれる。
二人とも年齢は高いが、昭和の青春を彷彿とさせるドラマである。
互いに愛し信じることで貧しさと困難を乗り越えていくからだろう。
私は35年近く前、結婚直後の生活を思い出した。
シナリオもキャストも演技も素晴らしく、のめり込んでしまう。

また、以前のブログで触れたが、いきものがかりによる「ありがとう」の主題歌が素晴らしい。
ウィキペディアなどによれば、男女混成3人組。
ポップスを得意とするようだ。
吉岡聖恵(よしおか・きよえ)がボーカル。
水野良樹(みずの・よしき)がギターとボーカル(コーラス)。
山下穂尊(やました・ほたか)がギターとハーモニカ。
バンドの名前は、水野良樹と山下穂尊が小学生時代に「生き物係(金魚の世話係)」だったことに由来する。
メジャーデビューまで神奈川県の厚木市や海老名市などで路上ライブを行っていた。
3人の出身地や生育地である。

1970〜80年代のニューミュージックやフォークの影響を受けているとの指摘があった。
確かに昭和の音楽のよさが感じられる。
それゆえ、路上ライブの出身にしては珍しく、ファン層が非常に広い。
テレビ番組の楽曲やCMソングの依頼が多いわけである。
ちなみに、メジャーデビューを果たした際のキャッチフレーズは「泣き笑いせつなポップ3人組」。
いきものがかりとその音楽の特徴をうまく訴求している。

水野良樹はグループのリーダーだ。
ありがとうでは、初めから主題歌として作詞・作曲を手がけた。
あらかじめ山本むつみの脚本(シナリオ)か武良布枝の原案『ゲゲゲの女房』を読んだはずだ。
曲名はストレート。
歌詞と旋律はこのドラマを貫く「感謝」の気持ちを素直に表現している。

インターネットで歌詞を調べてみた。
著作権があり、ここに引用できない。
私は、これまで曲と一緒に耳で聞いてきた詞を、味わいながら目で読んでみた。
人生をともに歩んで喜びも悲しみも分かち合う。
基本は夫婦なのだが、広い解釈もできそう。

吉岡聖恵のボーカルは、やさしさとあたたかさが溢れる。
私たちはあまりに近い人に面と向かい、感謝の気持ちをなかなか伝えられない。
ゲゲゲの女房にはまっている私は幾度も聞くことになるが、その都度じ〜んとくる。
苦労をかけっ放しだったから・・・。

吉岡聖恵はデビュー前、スランプに陥った時期がある。
歌に自信を持っていたのに、それが通じなかったことが最大の原因らしい。
こうした経験は、歌唱に深みを与える。
余談ながら、吉岡聖恵は喉を守るため、睡眠時にマスクを着用している。
いかに歌を大切にしているかをうかがわせる。
私は講師の仕事が連続していた頃、新幹線のなかでもベッドのなかでもマスクを着用していた。

平均視聴率の低下が止まらず、ここ数年は深刻だったNHK朝の連続テレビ小説。
ゲゲゲの女房は10パーセント台後半の大健闘だが、いきものがかりの主題歌が人気の盛り上がりに一役買ったことは間違いない。
私自身はおおいに貢献したと考えている。

「ありがとう」はゲゲゲの女房の放送が終わっても、長く歌い継がれていくのでないか。
異なる世代をとらえる普遍性も持つ。
私は平成の名曲だと思う。

今夜8時よりNHKテレビ「NHK歌謡コンサート」にいきものがかりがゲストとして出演する。
生放送か。
さらに、松下奈緒も出演することが決まったようだ。
彼女はステージが映える。
“華”があり、周りを食ってしまう。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

                      ◇◆◇

人生の教科書「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。
ドラマの進行と私の半生を重ねたり照らしたりしながら、心の内を綴った。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。

⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。

⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。

◆書き加え1(9月14日)

主題歌「ありがとう」の出だしが「ありがとう 竜田揚げ」と聞こえる。
ネット上に、そうした指摘がされていた。

吉岡聖恵は“舌足らず”の歌い方が魅力の一つ。
キャラクターと相まって温かみを一層感じさせる。

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調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
苦しいことが多くても、それを乗り越えていく夫婦と家族の絆、さらに周囲の人々との絆がリアルに描かれる。
向井理と松下奈緒は、偉大な漫画家・水木しげる(武良茂。村井茂)とその妻・武良布枝(村井布美枝)の半生を懸命に演じている。
ドラマが進行し、実年齢との隔たりが大きくなってきた。
役者の経験が浅い二人にとり、老け役は簡単でない。
私は、放送が残りわずかになり、さみしい。

                       ◇

さて、ウィキペディアの記載をもとに推測すると、調布市の「株式会社水木プロダクション」は身内で経営している。

旗揚げから長い間、水木しげる(武良茂)本人が代表取締役社長を務めていたと思われる(不確か)。
しかし、現在は長女の尚子(村井藍子)が社長に就いている。
また、次女の悦子(村井喜子)は社員である。
父の血を引いたのか、著書『お父ちゃんと私−父・水木しげるとのゲゲゲな日常』を刊行している。
実の弟・武良幸夫(村井光男)はゼネラルマネジャーである。
朝ドラでも水木プロダクションの事務のほか、水木しげるの秘書に近い役割を担っている。
漫画など仕事(注文)の受け付け、そしてスケジュールの管理など。
実の兄・武良宗平(村井雄一)の娘夫婦は、鳥取県境港市の水木プロダクション中国支部を任されている。
ここは、水木しげるが育ったふるさとだ(生まれは大阪)。
ゲゲゲの女房の追い風も受け、漫画家にして妖怪研究家・水木しげるをテーマもしくはモチーフにして町おこしを図っている。

株式会社水木プロダクションは、文字どおりの「家族経営」である。
いまはおそらく著作権などの管理を主体としている。
いまだに漫画のアシスタントを置いているのだろうか?

それにしても水木しげるは膨大な作品を残している。
怠け者の私は、その量に圧倒される。
アシスタントを雇い、分業制を敷いたとしても、自らが壮絶な努力を積み重ねなくては絶対に不可能!
水木しげるは右利きだから、左腕を失ったのはそれほど影響がないような気がする。
が、仕事の効率は非常に悪くなるはずだ。
作家でない私でさえデスクワークで何かと左手を使っている。
また、貸本漫画家時代から1966年に「講談社児童漫画賞」を受賞して“売れっ子”になるまで一人でほとんど描いていた。
この年に株式会社水木プロダクションを設立した。

身内にどうやら漫画家はいないようだ。
とすると、全員が水木しげるの“実績”を土台に食べていることになる。
いやぁ、凄いっ!

売れる前の食べるものにも困る貧しさ、売れた後の支出の急増、中だるみ期の仕事がない状態…。
半生は苦難の連続だった。
が、朝ドラの原案となった武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』は副題が「人生は……終わりよければ、すべてよし!!」である。
2008年3月の刊行(実業之日本社)。
素晴らしい晩年を迎えられた。

長女が社長、次女が社員…。
職場で大勢の家族に囲まれる。
水木しげるは人生最高の幸せと喜びを噛み締めていることだろう。

                      ◇◆◇

「株式会社水木プロダクション(調布市。武良茂社長)」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。

⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。

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水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂。向井理)が極端なスランプに陥ったのは、1980年代の初頭らしい。
ウィキペディアに、妻・村井布美枝(武良布枝。松下奈緒)が外で働くと切り出すほどのピンチだったと記されている。
それは、戦後の高度成長の「最後の十年」の始まり。
世の中、あらゆる面で合理性が追求されていた。
水木しげるにとり逆風になったのかもしれない。
主因は第1にブームの反動、第2に作品のマンネリと思われるが、鬼太郎人気、妖怪人気が急速にしぼんだ。

さて、月曜日の放送は、1984年(昭和59年)4月。
水木しげるの父・村井修平(風間杜夫)は急に衰えた。
元気がなく、頭もいくらかボケた。
死への親近感を口にしはじめた。
もう十分に生きたというように…。
人はそろそろ休みたくなる。
母・村井絹代(竹下景子)も交番に保護され、布美枝が引き受けた。
親はかなりの高齢である。

私は2000年頃、富山・滑川に暮らす両親を横浜・港北ニュータウンに呼び寄せた。
実際の面倒は妻が見てくれた。
あるとき、父が小学校に保護されているという連絡が警察から入った。
かなりの距離だ。
迷いながら歩いているうちに、自宅からどんどん遠ざかったのだろう。
妻が迎えに行くと、校長室のソファーで普段どおり茶を飲んでいたという。
プライドの強い父なので、内心恥じたはず。
地理に不案内ということもあるが、やはりボケが進んでいたのだ。
私は、この事件(?)を思い出した。

1922年3月生まれの武良茂は62歳に、1932年1月生まれの武良布枝は52歳に達している。
朝ドラでは、向井理も松下奈緒もメイクが若すぎる印象を受ける。
ムリに年を取らせると、かえって違和感が大きくなるからか…。

水木しげるは妖怪事典が世に出て、仕事の注文が戻りつつあった。
再び手応えを感じていた。
暇なときに一点ずつ描いた渾身の「妖怪画」は、漫画というよりイラスト。
村井布美枝によれば、怖くなる出来栄えだった。
点々のアシスタント・菅井伸(柄本佑)が異様に張り切ったのでないか。

妖怪は、実在しない。
大勢に印象づけるには「妖怪」をシンプルに描きたい。
が、それにリアリティを与えるには「背景」を精緻に描きたい。
点々は、妖怪漫画(イラスト)の第一人者、水木しげるに不可欠の描画要素である。
アシスタント、万歳!

                       ◇

このブログは原則として、ゆとりのあるときに書き溜めた原稿を数日から1カ月ほどのスケジュールに落とし込み、マネジャー(秘書)にアップしてもらっている。

そこに、外出時や出張時、移動中の空き時間に記したブログがはさみ込まれる。

「ゲゲゲの女房」に関するブログに限らないが、時間の流れが前後したり入り組んだりすることが頻繁に起こる。
ご容赦いただきたい。

                      ◇◆◇

「株式会社水木プロダクション(調布市。武良茂社長)」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

◆書き加え1(9月7日)

村井絹代が交番に保護されたのは、迷子になったせいでなかった。
マナーの悪い若者を注意し、それでも言うことを聞かなかったので杖を振り回した。
心臓が悪かったはずだが、元気一杯である。

水木しげるは妻に対し、長女・藍子が大学を卒業したら会社(水木プロダクション)を手伝わせたいと語った。
わりと早くからそうした考えを温めていたのか。

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松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
おとといの放送後の「あさイチ・プレミアムトーク」に、主役(ヒロイン)の松下奈緒が登場した。
撮影が終わり、裏話が明かされた。
また、村井布美枝(武良布枝)の実家がある島根県安来市の人たちとの交流が映し出された。
興味深く、かつ心温まる内容だった。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

                       ◇

さて、ゲゲゲの女房は、初回放送分は平均視聴率がシリーズ史上最低だった(ビデオリサーチの調べ)。
関東地区で14.8%、関西地区で10.1%。
いずれも集計を取りはじめた昭和39年以来もっとも悪い。
今シリーズから放送開始が15分繰り上がったことも影響したはずだ。

ところが、視聴率はうなぎ上りになった。
20%をうかがう勢いである。
松下奈緒、そして村井茂(武良茂。水木しげる)を演じる向井理の熱演が大きい。
長身コンビであり、松下奈緒が174cm、向井理は182cm。
松下奈緒はもう少し高い印象を受けるが…。

むろん、山本むつみのシナリオ(脚本)の魅力が人気の土台になっている。
それとても、武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』という原作があればこそ。
この朝ドラにとっては「原案」と呼ぶべきかもしれない。
脚本家のイマジネーションが強く働いており、フィクションの要素が多分に含まれているからだ。
ストーリーも登場人物も出来事もそのままの事実と限らない。

NHK朝の連続テレビ小説は、視聴率が低迷していた。
このところ最低を更新してきた。
それをテコ入れするため、オープニングの前に毎回60〜90秒程のイントロダクション(導入部)を置くようにした。
「序」に相当し、本番(中身)への期待感を高めながら、チャンネルの切り替えを思い留まらせる狙いがある。

また、放送時刻を8時に変更した。
背景には総合テレビ自体の不振もあったようだ。
同時間帯の民放のワイドショーにだいぶ食われていた。
そちらをいったん見はじめると、わざわざ8時15分にチャンネルを戻さない。

ゲゲゲの女房がもし平均視聴率16〜17%を記録するようなら大健闘である。
視聴者から“続編”を望む声が殺到しよう。
15%台でも好調だったといえる。
それくらい朝ドラの下落傾向は鮮明だった。

なお、脚本家・山本むつみについては、あすのブログで…。
本人が執筆の意図や困難を語っている。

◆書き加え2(9月29日)

「ゲゲゲの女房」は25日、最終回に関東地区で最高視聴率23.6%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。
関西地区は17.9%だった。
番組の平均視聴率は関東地区が18.6%、関西地区が15.9%。
2005年後期以降の10作品では、2006年の「純情きらり」、2007年の「どんど晴れ」に次ぐ好視聴率となった。
いずれも関東地区で19.4%。

3〜4年前と社会情勢が異なり、私はこの2番組に負けない大健闘だったと考える。

「ゲゲゲの女房」は、回を追うごとに数字がじりじりとアップ。
それと歩調を合わせるように、主演の松下奈緒は人気が上昇。
相手役の向井理も…。
途中から幾度も20%を突破した。

松下奈緒は大晦日の紅白歌合戦の司会が取り沙汰されている。
が、本人によれば「そういう話はない…」。

                      ◇◆◇

人生の教科書「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。
ドラマの進行と私の半生を重ねたり照らしたりしながら、心の内を綴った。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

◆書き加え1(8月28日)

村井布美枝は、「こみち書房」の田中美智子(松坂慶子)と8年振りに再開した。
調布で貸本漫画屋を営み、まったく売れなかった貸本漫画家の水木しげるを家族ぐるみで応援してくれた。
客に熱心に水木作品を勧めたのだ。
夫の再就職で千葉へ引っ越したが、いまでも店を続けている。
ただし、時代の趨勢で漫画専門書店になった(不確か)。

日々の食べものにも困る貧乏学生だった私が東小金井に暮らしていた頃…。
店名は忘れたが、徒歩3分程の距離に食品中心のミニスーパーがあった。
一帯は小金井市東町、三鷹市井口、武蔵野市境南町が入り組んだ田舎で、周辺に商店街がないのでしばしば足を運んだ。
おそらくインスタントラーメン(袋麺)2〜3袋というような、恥ずかしいくらい少額の買い物がやっとだった。

そこに、とても可愛くてにこやかなお嬢さんがいた。
家族3世代(女性)で店を切り盛りしていたのでないか。
私は、高齢の店員から「学生さん」と呼ばれていた。
きっとおばあちゃん。
皆に非常に親切にしてもらい、何だか応援されている気分だった。
懐は寒くても、ここに来ると温かく感じた。

私は前妻とつきあいはじめ、一緒に買い物に行ったとき、彼女を含めた店員3人が目配せしてうつむいてしまった。
私はそうだったのかと、ようやく分かった。
ホント、鈍い。
彼女を傷つけてしまった。
いまだに忘れられない光景。
私は、高齢の店員の表情まで覚えている。

人生の長い道のりには、大小さまざまな分岐点がある。
人はちょっとしたことで、別の道を進む。
自らの意思でつねに決めているわけでない。
運命の機微・・・。

私が早く気づいていたら、どうなっていただろう。

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松下奈緒「ゲゲゲの女房」撮影秘話…あさイチ

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
私は最近幾度か見られず、ストーリーが分からなくなってしまった。
村井布美枝は、仲がとくによかった弟(飯田貴司)を亡くしたようだ。
最期に間に合わなかった。
安来の実家から調布の自宅に帰り、独り号泣した。
村井茂(水木しげる)は締め切りを抱え、葬儀に出られなかった。

私はプロ講師になったとき、富山で暮らす両親に対して死に目に会えないと告げた。
満更でもない様子で、黙ってうなずいた。
いつも応援してくれた。

私は新聞社や雑誌社が主催する講演やセミナーをずいぶんと引き受けた。
富山は読売新聞の中興の祖、正力松太郎(大正力)の出身地である。
両親は同紙に掲載された「読売経営セミナー」の告知記事を切り抜いていた。
私の顔写真入り。
近所や知人に見せて回ったらしい。
いくらか親孝行ができた。

ネットのNHK番組表(金曜日)に、当日の“おすすめ”としてゲゲゲの女房のあらすじが載っていた。
弟の葬儀が終わり、布美枝は両親や兄夫婦ら家族と別れを惜しみつつ実家から自宅に戻る。
傷心の布美枝を夫や子ども、義理の両親がやさしく気遣う。
弟が手入れしてくれたミシンを見たら、布美枝はこの世を去った弟に対する思いが込みあげる。

号泣のシーンは、これか?

                       ◇

きのうの朝ドラに続き、松下奈緒が「あさイチ」の「プレミアムトーク」に出演した。
10カ月に及ぶ撮影を無事に終えたせいか、ほっとした表情が浮かぶ。
緊張の連続であり、直後は虚脱感に襲われたはずだ。
1週間経ったいまも喪失感を引きずっているだろう。
就寝前など、さみしさを噛み締めているのでないか。

冒頭は、ゲゲゲの女房の撮影秘話というか裏話。
松下奈緒は、存命のヒロイン(武良布枝)を演じる際のプレッシャーと苦悩を語った。
不安だらけ…。
何とか覚悟が決まり、撮影が始まる。
すると、自分が村井布美枝にどんどん同化していった。

私がゲゲゲの女房でこれまでにもっとも感動したシーンが、松下奈緒にとり村井布美枝と一体になれたと感じたときだった。
父(大杉漣)に対し、夫(向井理)をかばった、あの場面。
もちろん台詞(せりふ)なのだが、自分の心の底から出た言葉だった。
その際に夫の腕を取ったのは、演技でなく無意識だった。
松下奈緒も驚く自分の変化だった。
妻になり切っていた。
朝ドラの大仕事を乗り切れそうという手応えをつかんだのでないか…。

松下奈緒はゲゲゲの女房のクランクアップの2日後、島根県安来市へ向かった。
村井布美枝(武良布枝)の実家がある。
大塚町の飯塚家。
5代にわたり酒屋を営んでいる。
布枝の兄家族から温かく招き入れられた。
大役の苦労をねぎらわれ、演技の素晴らしさをほめられ、松下奈緒は感無量…。

また、近所の住人が大勢集まり、大きな拍手を送った。
子どもたちも…。
松下奈緒は地元に帰った気分を味わえた。
「第二のふるさと」である。

なお、3歳から続けてきたピアノ演奏をスタジオで披露した。
様になっている。
私は楽曲の名前と説明を聞き逃した。
武良布枝のイメージを表現した?
だとしたら、自ら作曲した?

                       ◇

このブログでずいぶん前に述べたが、大物の予感はそのとおりになった。
本人が努力を積んだのは間違いないが、私は天賦の才能を感じる。

松下奈緒はそこにいるだけで聡明さがあふれ、それが天然ゆえに周囲を一層明るくする。
大輪の花がぱっと咲いたかのよう…。
ドキドキするほど美しい。

私は今後の活躍が楽しみなのだが、それ以上にゲゲゲの女房が終了することがさみしい。

続編については、後日触れたい。

                      ◇◆◇

松下奈緒の美しさに関するブログは以下のとおり。

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水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
講談社の「少年マガジン」は百万部を突破した。
水木しげるも快進撃に貢献した。
同誌の看板作家の一人になった。
漫画が実写版ながらテレビ放送され、しかも人気で連続放送が決まった。

水木家から貧乏神が逃げ出した。
壮絶な努力で追い払ったともいえるが、編集長との出会いが大きかった。
世の中、自分の頑張りだけではどうにもならないことが少なくない。

水木しげるは一転して売れっ子漫画家になり、仕事が殺到した。
一人ではこなせず、株式会社水木プロダクションを立ち上げた。
3名のアシスタント、1名の経理(村井茂の兄嫁)が加わり、狭いボロ屋のなかは混乱を極めた。
仕事がうまく回らない。
また、家族が暮らす場所を失った。
水木しげるは自宅を改築し、生活と仕事のスペースを切り分けた。
さらに、1名の家事手伝い(村井布美枝の妹)が加わる。

水木プロダクションは締め切りに追われる職場に特有の異様な活気が溢れる。
私は懐かしい…。

水木しげるは、次女「喜子(よしこ)」が帝王切開で生まれたというのに、妻が自宅に戻ってくるまでほっぽらかし。

                       ◇

ゲゲゲの女房を見て気づいたのは、自分に締め切り仕事が合っていることだった。
水木しげるはそれがなくても頑張れる。
私は、働くよりも遊ぶほうが好きだ。
単にゆとりがなかったから働きつづけた。
早く遊べるようになりたいとの気持ちで頑張った。
本質的に怠け者だ。

私はプランナー時代、水木しげるのように何本も仕事(といっても企画業務)を抱え、並行して進めていた。
毎日が締め切りとの戦いであり、極端な睡眠不足が十余年に及んだ。

40歳。
私は体力が衰え、商売替えを決意した。
そして、著作の刊行を踏み台にコンサルタント、さらに講師の道を歩んだ。
軌道に乗るまでは大変だったが、40代半ば頃から食べていけるようになった。

講師は実際に引き受けてみると、きわめて重労働だった。
また、高熱が出ようが、絶対に休めない。
しかし、仕事から厳しい締め切りが消えた。
体調に万全の注意は払うにしろ、1年中飛び回っていてもマイペースは保てるようになった。

だが、私はそれに慣れ切り、自らの意思で成し遂げるべき仕事を先延ばしにした。
15年近くを振り返って反省するのは、2冊しか本を出せなかったことだ。
自分で締め切りを設けなくては、とても原稿は書き終えられない。

私はだれかが追い込んでくれないと、踏ん張りが利かない。
仕事がたらたら、ずるずるになってしまう。
自分に鞭を入れることができないのだ。

ここ3年ほど本を出そう、自分商品を出そうと誓いながら、いつまで経っても果たせない。
最近では妻も子どもも諦め顔だ。
とくに子どもは意志が非常に強く、しかも物事を計画的に進めるので、呆れている。
私はそろそろボケが始まる…。

                       ◇

インターネットで調べたら、「株式会社水木プロダクション」は調布市に実在し存続しているようだ。
1922年生まれの水木しげるは現在も漫画を描くことがあるらしい。

水木しげる(武良茂/むら・しげる)の公式サイトは「げげげ通信」。
奥様(武良布枝/むら・ぬのえ)の素顔(横顔)が載っている。

ドラマの原作(原案)となった武良布枝著『ゲゲゲの女房』が売れているようだ。
実業之日本社刊行。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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