コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

浅田真央ジャンプ

浅田真央は平昌五輪で勝とうとしている

全日本フィギュアスケート選手権の女子シングルに浅田真央が出場しました。
私は得点よりミスのない演技を望んでいましたが、彼女は基礎点の高い演技構成にこだわりました。
(当然、それを決めるのは選手本人とサポートスタッフです。)

結果は、ミス続出の惨敗でした。
浅田真央はジャンプがどうのこうのという前にフィジカルトレーニングが必要だと思いました。
FS(フリースケーティング)ではもちろん、SP(ショートプログラム)でも最後まで滑りきるスタミナがありません。
また、スピードがなく、動きが鈍い状態です。
これは勤続疲労による左ひざの不調で練習を積めなかったことが主因のようです。
が、単なる体力や筋力の維持でなく、瞬発力や柔軟性の確保も欠かせません。
アスリートとしてやっていくうえで基礎的な「課題」を露呈しています。
(自身も周囲も承知しているはずです。)

浅田真央の惨敗を目の当たりにし、私は彼女が本気で勝というとしていることがよく分かりました。
2018年平昌五輪出場を狙っている、さらに表彰台を狙っていると感じました。
それこそが現役に復帰した最大の目標なのかもしれません。
振り返れば、世界のトップアスリートとしての浅田真央が唯一手に入れていないのがオリンピックでの金メダルです。

浅田真央は全日本選手権の表彰台を逃してもいいから、オリンピックシーズンにライバルと戦うことになる演技構成で滑り、いくらかでも感触をつかんでおきたかったのでしょう。

しかし、表彰台に立ったのは高難度ジャンプを苦にしない、十代の若い選手ばかりでした。
浅田真央は「世代交代」を痛感し、26歳という年齢に思いが至ったはずです。
頭に浮かんだ「引退」の二文字を打ち消したのかもしれません。

浅田真央は若手の急激な台頭により平昌五輪出場が至難の状況です。
高難度ジャンプが得点源ということは確かですが、それがすべてではありません。
私は素晴らしいフィギュアスケーターになったと思います。
本来のコンディションならば、スケーティングも美しいし、表現も秀でています。

浅田真央には豊かな経験を通じて備えた「強み」を生かすことを忘れてほしくありません。
それは彼女を温かく見守り、粘り強く支えてきた大勢のファンも願っていることです。

◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年1月6日「表現者・浅田真央としての新境地」はこちら。

⇒2017年1月3日「平昌代表へ、浅田真央の2017年が幕を開ける」はこちら。

⇒2016年12月27日「浅田真央惨敗・・・挑戦と無謀は違う」はこちら。

⇒2016年12月25日「浅田真央が勝てない理由・・・全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月23日「浅田真央が全日本フィギュア視聴率を救う」はこちら。

⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月22日「3回転を跳べない浅田真央は勝てるのか」はこちら。

⇒2016年12月20日「浅田真央は世界選手権代表へ・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年12月18日「浅田真央を弾き飛ばす若手の勢い」はこちら。

⇒2016年12月15日「愛する浅田真央へ」はこちら。

⇒2016年11月18日「浅田真央ファンは指の隙間から全日本選手権を見る」はこちら。

⇒2016年11月15日「浅田真央に「頑張れ」は禁句・・・選手生命の危機」はこちら。

⇒2016年11月14日「浅田真央、全日本選手権での早まった決断」はこちら。

⇒2016年11月13日「浅田真央は世界選手権への代表切符を逃すのか」はこちら。

⇒2016年11月12日「浅田真央、いまは我慢するしかない」はこちら。

⇒2016年10月30日「浅田真央と佐藤信夫コーチの食い違い」はこちら。

⇒2016年10月28日「浅田真央は楽しむ気配が伝わってこない」はこちら。

⇒2016年10月26日「浅田真央はスタミナ切れ」はこちら。

⇒2016年10月23日「浅田真央はメンタルが弱いのか」はこちら。

⇒2016年10月22日「浅田真央と高梨沙羅の限界…五輪メンタル」はこちら。

⇒2016年10月21日「浅田真央は緊張に負け、重圧につぶれる…東大受験」はこちら。

⇒2016年10月13日「浅田真央は基本が分かっていない」はこちら。

⇒2016年10月12日「浅田真央、引退か現役かで心が揺れる」はこちら。

⇒2016年10月11日「浅田真央はGPシリーズで落ち込む」はこちら。

⇒2016年10月10日「浅田真央は井の中の蛙・・・世代交代」はこちら。

⇒2016年10月9日「浅田真央、振り付けのアイデア」はこちら。

⇒2016年10月8日『浅田真央「リチュアルダンス」世界観の演じ分け』はこちら。

⇒2016年9月22日「浅田真央、ジャパンオープン回避と視聴率」はこちら。

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浅田真央、いまは我慢するしかない

フィギュアスケート女子シングルの浅田真央がグランプリ(GP)シリーズ第4戦「フランス杯」に登場します。
6位に終わったGPシリーズ第1戦「スケートアメリカ」と同様、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避するのだとか・・・。

私はインターネット上の情報にちょっと当たってみました。
調子はまったくといっていいほど上向いていないようです。
本番会場での公式練習でミスを繰り返しています。
ジャンプで回転が不足したり転倒したりするだけでなく、スピンでバランスを崩しているそうです。

浅田真央は滑れる状態でないのです。
昨シーズンの終盤から苦しむ左膝のけがが思わしくないのでしょう。
自ら「決していい状態でない」とコンディションを明かしています。
浅田真央は気丈に「切り替えて臨む」と語っていますが、どうでしょう。
要は、最悪の調子でも自分がどれくらいできるかを確かめておきたいのでしょう。

浅田真央は年末の「全日本フィギュアスケート選手権」へ向け、何とか上昇のきっかけをつかもうとしています。
来春の「世界フィギュアスケート選手権」への出場を諦めていないようです。
長らく世界の女子フィギュア界を引っ張ってきたトップアスリートとしては当然ですが、はたして全日本選手権にコンディションを整えられるのでしょうか。
また、トリプルアクセルを間に合わせられるのでしょうか。

浅田真央が現役に復帰した最大のモチベーションとは?
2018年平昌五輪への出場、そこでの勝利でしょう。
ならば、そこにフォーカスし、いまは我慢するしかありません。
プログラムの難度を引き上げるのは、けがの状態と滑りの調子を考えると現実的でありません。
むしろ、マイナスのほうが大きいのでないでしょうか。

浅田真央はスケートアメリカでフィギュアGPファイナル出場が断たれています。
このときは滑りの調子が悪いという以前に、滑りの土台となるスタミナが切れました。

私自身はフランス杯への出場を取りやめたほうがいいと思っていました。
スーパースターには許されないのでしょうか。
そうした事情は別にしても、本人やコーチがよく考えたうえで決断を下しているはずです。
閉塞感を吹き払うには環境を変えたり、刺激を受けたりしたほうがいいのかもしれません。
国際大会から遠ざかってしまうと試合感覚が薄れ、五輪に間に合わなくなってしまうのかもしれません。

浅田真央はぎりぎりの判断を要する、きわめて厳しい状況に置かれています。
関係者の十分なサポートがなくては、五輪にたどり着けないかもしれません。

◆書き加え(11月12日)

フランス杯でショートプログラム(SP)が行われ、浅田真央は8位と出遅れました。
コンディションはスケートアメリカより悪かったようです。
何とかまとめただけでよしとしなければならないでしょう。
本人も最低限の務めを果たせ、ほっとしています。
フリースケーティング(FS)は最後までスタミナが持つかどうかです。
自分と相談しながら滑るしかありません。

◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月30日「浅田真央と佐藤信夫コーチの食い違い」はこちら。

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⇒2016年9月22日「浅田真央、ジャパンオープン回避と視聴率」はこちら。

⇒2015年12月28日「浅田真央は生きた心地がしない」はこちら。

⇒2015年12月27日「浅田真央は「魂」をなくしたのか」はこちら。

⇒2015年12月26日「浅田真央、最高難度の無謀と動揺」はこちら。

⇒2015年12月12日「浅田真央評価…努力は報われない」はこちら。

⇒2015年11月29日「浅田真央はあんなもの」はこちら。

⇒2015年10月10日「浅田真央、GPシリーズ2015へ」はこちら。

⇒2015年10月9日「浅田真央、現役続行の条件」はこちら。

⇒2015年10月7日「浅田真央はピョンと跳び、チャンと降りる」はこちら。

⇒2015年10月5日「浅田真央、勝負師の宿命」はこちら。

⇒2015年10月3日「浅田真央が帰ってきた」はこちら。

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浅田真央、気持ちを立て直せ…ソチ個人戦

ソチオリンピックのフィギュアスケート団体戦、女子ショートプログラム(SP)。
日本チームは最終滑走の浅田真央の滑りに、逆転でのフリー進出がかかった。
浅田真央はプレッシャーのせいか表情が硬く、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はまったくの失敗に終わった。
今シーズンは一度も決めていないが、派手な転倒というのは珍しいのでないか(不確か)。
結局、 64.07点という今シーズンのSP最低得点で3位に終わった。

浅田真央は現地の練習で、トリプルアクセルを3回連続で着氷させた。
私は調子が上がっていないと案じていたので、この情報にほっとした。
しかし・・・。

浅田真央によれば、自分の気持ちを整理できないまま滑りはじめてしまった。
相当に緊張したようだ。
また、直前に滑ったロシアの新星、ユリア・リプニツカヤがほぼノーミスの演技を披露し、会場を総立ちにさせた。
熱狂の余韻が長く、浅田真央の集中力をかき乱したようだ。
浅田真央は演技後、五輪の雰囲気に飲まれたとの弱気な言葉をもらした。

個人戦までいくらか時間が残されており、浅田真央は自分の気持ちの立て直しが大切である。
悔し涙から4年間、やれるだけやった練習を信じることだ。
基礎的な滑りとジャンプの見直しに地道に取り組んできた。
私はフィギュアスケートの素人だが、技術的にどうのこうのという問題でないように思う。
ちょっとした心の乱れが、トリプルアクセルなどの高難度ジャンプの出来を大きく左右する。
メンタルコントロールを最優先すべきだ。

浅田真央は自分を鼓舞したいとの気持ちもあり、今シーズンはバンクーバーオリンピックシーズンよりずっと好調という発言を繰り返してきた。
が、結果は対照的だ。
とくに昨年12月以降、調子を落としている。
私は、女子シングルで金メダルを獲るには 220点台はどうしても必要だと考えているが、 200点に届かなくなっている。

浅田真央は大会前、「五輪での悔しさは五輪でしか晴らせない。忘れ物を取りにいくつもりで、ソチ五輪は戦いたい」と語っていた。
私は思う。
金メダルの獲得を含め、いまは一切を忘れるのがいい。
韓国のキム・ヨナ(金妍児)など、ライバルのことも忘れるのがいい。
ここまで来たら、本番で勝とうという意識すらいらない。

浅田真央は、昨年末の全日本フィギュア、ソチ団体戦を経て、個人戦へ不安が膨らんでいるはずだ。
気をつけないと、不安に押し潰される。

ただひたすら、自分の最良の演技をすることに専念してほしい。
メダルは、その結果にすぎない。

                ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2014年2月10日「浅田真央、個人戦への戦略と調子…ソチ」こちら。

⇒2014年2月9日「浅田真央、もっともっとよくなる…現役続行」こちら。

⇒2014年2月7日「浅田真央はキム・ヨナの敵でない」こちら。

⇒2014年2月1日「浅田真央への厳しい予想…ソチ女子フィギュア」はこちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」こちら。

⇒2014年1月21日「浅田真央の得点…ソチフィギュア女子シングル」はこちら。

⇒2014年1月14日「浅田真央に絶対に負けない…和田創」はこちら。

⇒2014年1月6日「浅田真央とキム・ヨナの一騎打ち…ソチ五輪」はこちら。

⇒2013年12月26日「浅田真央、エキシビションの美しさ…全日本選手権」はこちら。

⇒2013年12月21日「浅田真央はゆうゆう1位、関心は合計得点!」はこちら。

⇒2013年12月16日「浅田真央や高橋大輔の頑張り…ソチ代表入り」はこちら。

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浅田真央、個人戦への戦略と調子…ソチ

浅田真央が日本を出発する前、私には驚きの決断を下していた。
ソチオリンピックでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)で各1回に留める。

フリーで2回跳ぼうとすると精神的にも体力的にも負担が重くなり、他のジャンプはもとより演技全体に乱れが生じやすいのかもしれない。
また、フリーで2回とも失敗したときのダメージをカバーできない。

浅田真央が自らの集大成と位置づける大舞台で目指すのは、「最高の演技」ということは分からないわけでない。
長く支えてくれたファンに納得してもらうのが一番だろう。
トリプルアクセルは、プログラムを構成する、そして得点を構成する重大要素の一つにすぎない。
私もそう考えている。

しかし、トリプルアクセルは浅田真央の代名詞であり、フィギュアスケーターとしての競技人生でこだわりつづけてきた大技である。
彼女のモチベーションそのものだった。
連覇狙いの韓国のキム・ヨナ(金妍児)、地元の新星のユリア・リプニツカヤに勝利するための戦略という見方も、私には腑に落ちない。
彼女の性格からして、跳べる状態ならかならず跳ぶと思う。

浅田真央がトリプルアクセルに合計3回成功したのは、2010年のバンクーバーオリンピックが最後である。
本人が当時より調子がいいと語っているにもかかわらず、今シーズンは一度も決めていない。
そうした状況を踏まえ、大舞台で2回に留める。
これを大人の判断と呼んでいいのだろうか。
浅田真央は、ソチオリンピックまでに調子を上げられず、弱気になっているのかもしれない。

実際には、全種類の3回転ジャンプと2連続3回転ジャンプを入れるほうが基礎点は高くなるらしい。
浅田真央は、ジャンプ以外の要素で技術点を稼げる。
また、ブラッシュアップした表現力などの演技構成点を稼げる。
ソチオリンピックでは、これらの得点を着実に積み上げるという、バランス重視のプログラムで金メダルを狙う。

とはいえ、私は浅田真央が個人戦へ向けてコンディションをどこまで整えられるかに気をもんでいる。

                ◇◆◇

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浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第4戦「NHK杯」が行われている。
日本開催なので、GPシリーズ全6戦のなかで一番注目度が高い。
女子シングルは、浅田真央、鈴木明子、宮原知子(みやはら・さとこ)が出場する。

私の注目は、15歳の宮原知子。
これが本格的なシニアデビューとなる。
ジュニア選手として出場した昨シーズンの全日本フィギュア選手権で、浅田真央、村上佳菜子に続いて3位に入った。
今シーズンは、初めて特別強化選手に選ばれている。

宮原知子が目指すのはもちろん、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)。
ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)に高難度ジャンプを組み込む。
また、フリーをフラメンコ「ポエタ」とし、大人っぽい雰囲気を出す。
得意のジャンプが決まれば、得点が伸びる。
宮原知子はGPシリーズ第6戦「ロシア杯」にも出場する。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

浅田真央は、GPシリーズ第1戦「スケートアメリカ」で自己ベストに迫る高得点で優勝を飾った。
200点超えは、本人もちょっと意外だったようだ。
フリーでは、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などにミスが出たが、それを演技全体でカバーした。
この時期としては、まずまず。

浅田真央は、NHK杯でジャンプのミスをなくして 210点台後半、なるべく 220点台前半を狙いたい。
今シーズンのプログラムは、ソチオリンピックで韓国のキム・ヨナ(金妍児)に勝つためのものだ。
その完成度をNHK杯で磨きたい。
すでにスピンとステップは高評価を得ており、トリプルアクセルなどの高難度ジャンプの成功率を上げることが課題である。
浅田真央はNHK杯の優勝、したがってGPファイナルの進出は間違いない。

私は、安藤美姫に頑張ってほしいと思っているが、間に合わせるのは至難のようだ。
そうなると、ソチ日本代表3枠は実質、浅田真央、村上佳菜子、鈴木明子、宮原知子の4選手の争いになる。
このうち3選手が出場するNHK杯は、年末の全日本選手権の行方を占える。

◆書き加え1(11月8日)

きょうのブログは書き溜め記事である。

ショートプログラム(SP)が終わった。
浅田真央は71.26点で1位。
曲は、「ノクターン」。
振り付けをいくらか見直した。
浅田真央は体全体を使い、柔らかで豊かな曲調を表現した。
トリプルアクセルは両足着氷になった。
3回転はきれいに決めた。
3回転−2回転は2つ目が回転不足と判定された。
浅田真央はジャンプがやや乱れたが、スピンとステップはレベル4の評価を得た。
高橋大輔の会心の演技を見た後だったので、私は物足りなく感じた。

鈴木明子は66.03点で2位。
曲は、「愛の賛歌」。
自らのスケート人生を表現した。
鈴木明子は演技が豊かで安定している。
3回転−3回転は2つ目が2回転になった。
3回転はバランスが崩れた。
ダブルアクセルは決めた。
スピンとステップで、温かい拍手に包まれた。
鈴木明子は第2戦「スケートカナダ」で2位だったので、フリーの出来にGPファイナル進出がかかる。

宮原知子は58.39点で6位。
曲は、映画「戦場のメリークリスマス」より。
宮原知子は1番滑走だったが、とても落ち着いていた。
初めは慎重だった滑りに、徐々に勢いと思い切りが出てきた。
宮原知子はステップから入った。
3回転−3回転、3回転、ダブルアクセルを跳んだ。
私には成功に見えたが、どれかに回転不足があった。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月26日「浅田真央、現役引退から現役続行へ!」はこちら。

⇒2013年10月20日「浅田真央、GPシリーズ&ファイナルは無敵」はこちら。

⇒2013年10月13日「浅田真央の人気、高橋大輔の人気」はこちら。

⇒2013年10月12日「浅田真央の伸び代…キム・ヨナの高得点」はこちら。

⇒2013年10月10日「浅田真央調子…ソチ五輪へ開き直りと悟り」はこちら。

⇒2013年10月8日「浅田真央、ソチで高得点へ…タラソワ振り付け」はこちら。

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⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

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⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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浅田真央調子…ソチ五輪へ開き直りと悟り

自らの競技人生の集大成と位置づけて臨むオリンピックシーズン。
その浅田真央に大きな変化が表れた。
表情はもとより様子、そして本人から漂う雰囲気がこれまでと違う。
それは浅田真央を支えてきたファンがはっきりと感じている。
滑りの矯正に取り組むなかで惨敗を喫し、かつてのような結果を出せなくて苦しみ抜いた末にたどり着いた境地だろう。
いい意味の開き直りと悟りが相半ばしている?

「さいたまスーパーアリーナ」で行われた「ジャパンオープン」。
フリーの演技を終えた浅田真央に、会場は沸き立った。
歓声がやまず、スタンディングオベーションが止まらない。
浅田真央は熱狂する観客にこぼれる笑顔で応えた。

日本勢が待つキス&クライに戻り、テレビカメラにピース!
やがて得点が表示され、フリーの自己ベストの更新し、ガッツポーズ!
かなりの手応えをつかんだのだろう。

浅田真央は今シーズン、初戦で迷うことなくトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳んだ。
オーバーターンになったが、何とか転倒をこらえた。
昨シーズンみたいに、トリプルアクセルの解禁がマスコミの話題にのぼることも少なかった。
それだけ調子が戻っていたのだ。

浅田真央はジャンプ、とりわけ代名詞のトリプルアクセルに対する思い入れが強かった。
周りの忠告も耳に入らないほどで、「こだわり」というより「とらわれ」という状態に近かった。
コンディションを無視して跳び、失敗を犯して自らに失望する悪循環に陥っていた。
それを目の当たりにするファンもつらかったはずだ。

浅田真央は、主要大会で表彰台の頂点に立てるようになった昨シーズンでも、理想とする滑りに届かない自分に不満と苛立ちを感じていた。
くるくると回れた頃と、どうしても比べてしまう。

浅田真央は今年4月に引退表明会見を行った。
日本フィギュア界の最大のスター(ヒロイン)は、興行面からも休むことが許されなかった。
高橋大輔も大きく貢献したが、浅田真央は日本におけるフィギュアスケートの人気向上にもっとも寄与した。
15歳から主要大会に出つづけた23歳の浅田真央に、過酷な疲労が溜まっていた。

浅田真央は最後のシーズンに入り、インタビューや記者会見で明るく前向きな発言が増えている。
何よりジャンプ一辺倒に距離を置けるようになった。
それにともない、余分な力みと過剰な自意識が消えた。
自らに課した過大なプレッシャーに押し潰されそうな悲壮感も消えた。

初戦のフリー自己ベストの演技を見るかぎり、ソチオリンピック(冬季五輪)の代表切符をつかむことは難しくない。
やがて大舞台が迫り、ライバルの動静も伝わってくる。
いまの自然で平明な気持ちをどこまで保てるかにかかるのでは・・・。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年10月8日「浅田真央、ソチで高得点へ…タラソワ振り付け」はこちら。

⇒2013年10月6日「フィギュア日本女子代表選考レースは混戦」はこちら。

⇒2013年8月6日「日本はフィギュア王国の看板を下ろす」はこちら。

⇒2013年3月17日「浅田真央とキム・ヨナ、演技と得点に大差がつく」はこちら。

⇒2013年3月15日「浅田真央の調子はどうか…フィギュア世界選手権」はこちら。

⇒2013年3月14日「浅田真央、金妍児の順位予想…世界フィギュア」はこちら。

⇒2013年3月12日「浅田真央と***、だれも知らない二人のつながり」はこちら。

⇒2013年3月10日「浅田真央の彼氏を占う・・・相性がいい男性は?」はこちら。

⇒2013年3月2日「浅田真央と金妍児への期待…世界フィギュア選手権」はこちら。

⇒2013年2月26日「浅田真央、大技と得点…世界選手権2013放送予定」はこちら。

⇒2013年2月23日「浅田真央は何もしないほど美しい・・・採点の限界」はこちら。

⇒2013年2月15日「佐藤信夫が浅田真央に勝った…世界フィギュア予想」はこちら。

⇒2013年2月13日「浅田真央は恐ろしいことを言う…世界選手権2013」はこちら。

⇒2013年2月10日「浅田真央、万感の思い・・・表彰台の表情に感動」はこちら。

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⇒2012年12月1日「浅田真央、GPファイナル2012制覇へ…ソチ五輪会場」はこちら。

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⇒2012年7月4日「キム・ヨナ、ソチ五輪で浅田真央と再び激突!」はこちら。

⇒2012年6月23日「浅田真央と弥勒菩薩、清楚な慈愛…心の平安への祈り」はこちら。

⇒2012年6月17日「浅田真央は佐々木健介に家庭的なぬくもりを求める」はこちら。

⇒2012年6月13日「浅田真央の寝心地を初体験」はこちら。

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⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

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浅田真央、ソチで高得点へ…タラソワ振り付け

私は8月最終週から長期出張を繰り返している。
昼間は公開セミナーで講師を務めるか企業で教育指導に当たり、夜間はおもにクライアントへの納品仕事(デスクワーク)を行っている。
時間的にも精神的にも体力的にもテレビを見る余裕がない。
番組をつけっ放しにするだけなら体力はいらないが、とことん追い詰められると、そうしたことも忘れてしまう。

さて、浅田真央が今シーズン初戦のフリースケーティング(FS)で非公認ながら自己ベストを更新した。
日本、欧州、北米の3地域対抗戦として「さいたまスーパーアリーナ」で行われたフィギュアスケートの「ジャパンオープン」である。
1チームは4人、男女各2人で構成。
競技はフリーのみ。

日本は、浅田真央、村上佳菜子、高橋大輔、小塚崇彦の布陣だった。
そして、2年連続6回目の優勝を飾った。
浅田真央の活躍が大きかった。

浅田真央は昨シーズンの後半と同じ、序盤にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と2連続3回転ジャンプを跳ぶ構成で臨んだ。
冒頭のトリプルアクセルはオーバーターンで着氷が乱れた。
要素は認定されたが、出来栄え評価で減点された。
2連続3回転ジャンプは後半が2回転ジャンプになった(不確か)。
本人は不安を感じていたようだ。
しかし、矯正中のどこかおっかなびっくりのジャンプを脱した。
浅田真央は大きなミスを犯さずに滑りきった。

とくに自ら課題としていたスピンとステップは最高評価のレベル4を取った。
浅田真央はシーズンオフの練習の成果をそれなりに出せたという手応えからか、演技後、そしてキス&クライで笑顔が弾けた。
まもなく出場する「グランプリ(GP)シリーズ2013」につながる出来といえよう。

浅田真央は4月に引退を表明し、今シーズンを競技人生の集大成と位置づけている。
最後のフリーの曲はロシアの作曲家、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」だった。
力強くダイナミック。
バンクーバーオリンピック(冬季五輪)シーズンで滑ったのは、やはりラフマニノフの「鐘」だった。
当時、五輪の失敗を直後の世界選手権で取り戻したが、浅田真央の表情が晴れることはなかった。

「鐘」に続き、フリーの振り付けはロシアのタチアナ・タラソワ。
今シーズンの青を基調とした衣装もタラソワ。
ソチオリンピック(冬季五輪)ということもあり、ロシア・フィギュアスケート界の大御所に依頼したのか。
本番で有利に働く。

浅田真央は、表示された得点に驚いた。
出来から予想した得点をだいぶ上回ったようだ。
このプログラムを練習と実践で滑り込み、自分のものにすることができるなら、ソチオリンピックの舞台で相当な高得点を出せそう。
本人もファンもそんな期待を抱いたのでないか。
ソチオリンピックへ向け、まずまずのスタートを切った。

なお、五輪代表選考レースの総括となる年末の「全日本フィギュア選手権2013」、そして来年の「世界フィギュア選手権2014」はこの「さいたまスーパーアリーナ」で行われる。

余談・・・。
浅田真央はとてもきれいだし、体が一回り大きくなった。
ソチオリンピックが近づくにつれて緊張感が表れるにしろ、全体的にほんわか、ふっくらとした印象を受けた。
滑りの矯正に苦しんでいた頃は、ぎすぎす、ぴりぴりとしていた。
人間的な成熟を増し、熾烈な競争のなかでも心のゆとりを保てるようになったせいだろう。

                      ◇◆◇

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浅田真央とキム・ヨナ、演技と得点に大差がつく

世界フィギュアスケート選手権2013。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の前哨戦として世界のフィギュアファンが注目している。

その女子シングルでは、浅田真央とキム・ヨナ(金妍児)の2年ぶりの対決が大きな関心を集める。
しかし、ショートプログラム(SP)を終えたところで、宿命のライバルが銀盤で火花を散らす構図になっていない。
演技の出来、したがって得点に大差がついた。

主要国際大会に初復帰のバンクーバー五輪金メダリスト、韓国のキム・ヨナ(金妍児)が69.97点で首位に立った。
ジャンプが安定しており、まったく危なげがない。
落ち着き払った演技。
とくに高難度の2連続3回転ジャンプを完璧に決め、単独の要素点では出場選手の最高をマークした。
私は、軽々と跳んでいると思った。
キス&クライで得点を待つ表情は、このくらいはできて当然と言わんばかり・・・。

⇒2013年3月14日「浅田真央、金妍児の順位予想…世界フィギュア」はこちら。

そして、世界女王、イタリアのカロリーナ・コストナーが66.86点で2位につけた。
日本勢は村上佳菜子が66.64点で3位に入った。
浅田真央が62.10点で6位と出遅れた。
鈴木明子が61.17点で7位に留まった。

⇒2013年3月15日「浅田真央の調子はどうか…フィギュア世界選手権」はこちら。

日本勢で光るのは、村上佳菜子の健闘。
本人によれば、落ち着いて滑り、迫力も出せた。
充実の表情を浮かべ、フリーでもいい演技をしたいと語った。

浅田真央はジャンプのミスが響いた。
四大陸フィギュア2013で解禁したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を冒頭に跳んだ。
成功と認定されたが、出来栄え評価が低かった。
また、3回転ループはジャンプが抜けてしまう。
3年ぶり3度目の優勝を狙うにはきわめて厳しい位置である。
救いは、代名詞のトリプルアクセルを何とか決められたこと。
自信につながるはずだ。

17日(日本時間)に行われるフリーでの巻き返しを期待したいところ・・・。

⇒2013年2月13日「浅田真央は恐ろしいことを言う…世界選手権2013」はこちら
                       ◇

キム・ヨナは韓国出発時、現地到着時、報道陣にさかんに煙幕を張った。
自分に対する期待を抑制しようとの意図が見えた。

マスコミに強気を貫いた浅田真央と、弱音を吐いたキム・ヨナ。
性格の違いが表れている。
ひょっとすると自信の違いかもしれない。

相手の名前を出さなかった浅田真央に対し、キム・ヨナは「浅田真央と比較されるのは負担・・・」と口にした。
その結果、浅田真央はピリピリとした雰囲気を漂わせ、キム・ヨナはリラックスしたムードを漂わせた。

実際、キム・ヨナはSP後に「緊張せず、練習どおり滑れた」と、自然体で演技を行えたことを明かした。
進んで重圧を語ってしまうことで、精神的な余裕が生まれたのか。

二人の表情を眺めても、浅田真央のほうが明らかにライバルの存在を強く意識している。
私は大会前、それが演技に悪影響を及ぼさなければよいがと思った・・・。

浅田真央は、これまで積み重ねてきた練習を土台に、強い気持ちでフリーに臨むしかない。
自分の努力と実力を信じられるかどうかにかかっている。

                      ◇◆◇

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⇒2012年1月11日「浅田真央、女王復活のシナリオ…世界フィギュア選手権2012」はこちら。

⇒2011年12月28日「浅田真央、視聴率の化け物…日本唯一のスーパースター」はこちら。

⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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浅田真央の調子はどうか…フィギュア世界選手権

世界フィギュアスケート選手権2013が14日(日本時間)にカナダ・ロンドンで開幕した。
現地では、韓国の金妍児(キム・ヨナ)の1位を予想する声が多い。
人気もさることながら、実力の高さを認めているのだろう。

さて、浅田真央は3年ぶり3度目の優勝を狙う。
世界フィギュア2012で、ほとんどのジャンプをしくじり、2大会連続の6位に終わった。

浅田真央は大会後、日課の練習を続けたが、身が入らない。
目標を見失い、惰性になっていた。
異変に気づいた佐藤信夫コーチは浅田真央にスケートから離れるように勧めた。

⇒2013年2月15日「佐藤信夫が浅田真央に勝った…世界フィギュア予想」はこちら。

浅田真央は旅行をするなどして楽しんだ。
それが自分を見詰める時間になった。
やがて、フィギュアスケートをやりたいという気持ちが湧いてきた。
心身のリフレッシュが効いたのか、今季は5戦5勝。
むろん、ずっと取り組んできた滑りの矯正が土台にある。
ようやく馴染んできたのだろう。
トリプルアクセルに挑んだ四大陸フィギュア2013での勝利は、失っていた自信を彼女にだいぶ取り戻させた。

⇒2013年2月13日「浅田真央は恐ろしいことを言う…世界選手権2013」はこちら。

その浅田真央はぎりぎりまで日本で練習し、いい状態をキープして現地に乗り込んだ。
世界フィギュア2013ではトリプルアクセルと2連続3回転ジャンプに挑む。
到着日に行った本番リンクでの練習では、トリプルアクセルが着氷できなかった。
その光景を宿命のライバル、金妍児がリンクサイドで目にした(不確か)。

⇒2013年2月10日「浅田真央、3回転−3回転で金妍児に勝つ…世界フィギュア」はこちら。

2年ぶりの対決となる金妍児は記者団に対し、浅田真央と比べられることに重圧を感じると語っている。
本音か。
報道の過熱にブレーキをかけたいのか。

⇒2013年3月2日「浅田真央と金妍児への期待…世界フィギュア選手権」はこちら。

世界フィギュア2013は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の各国の出場枠が決まる大会でもある。
金妍児は最低2つ確保すると語った。
おそらく2位で3枠(不確か)。
狙うはあくまで表彰台の頂点・・・。
ただし、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)当時と異なり、体力は厳しいともらした。

私はきのうの和田創ブログで順位を予想した。
そして、金妍児は表彰台に上れないと記した。
しかし、現地での練習では難しいジャンプもやすやすと決めているらしい。

⇒2013年3月14日「浅田真央、金妍児の順位予想…世界フィギュア」はこちら。

金妍児が2年近くのブランクを吹き飛ばし、世界女王に返り咲いたら、私は脱帽するしかない。

注目の女子シングルは15日にショートプログラム(SP)、17日にフリーが行われる。

◆書き加え1(3月14日)

いま、深夜のスポーツニュースで金妍児の練習の最新映像が流れた。
余裕たっぷりで高難度の連続ジャンプを決めていた。
安定感が抜群!!!
長く休養していたと思えない出来栄えである。

本番でミスを犯しそうな気配がまったく感じられない。
絶好調という雰囲気さえ漂わせている。

噂は浅田真央にも聞こえてくるはずであり、大きなプレッシャーになるだろう。
どうか平常心を保ち、演技に集中してほしい。
自分をどこまで信じられるかだ・・・。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年3月14日「浅田真央、金妍児の順位予想…世界フィギュア」はこちら。

⇒2013年3月12日「浅田真央と***、だれも知らない二人のつながり」はこちら。

⇒2013年3月10日「浅田真央の彼氏を占う・・・相性がいい男性は?」はこちら。

⇒2013年3月2日「浅田真央と金妍児への期待…世界フィギュア選手権」はこちら。

⇒2013年2月26日「浅田真央、大技と得点…世界選手権2013放送予定」はこちら。

⇒2013年2月23日「浅田真央は何もしないほど美しい・・・採点の限界」はこちら。

⇒2013年2月15日「佐藤信夫が浅田真央に勝った…世界フィギュア予想」はこちら。

⇒2013年2月13日「浅田真央は恐ろしいことを言う…世界選手権2013」はこちら。

⇒2013年2月10日「浅田真央、万感の思い・・・表彰台の表情に感動」はこちら。

⇒2013年2月10日「浅田真央、3回転−3回転で金妍児に勝つ…世界フィギュア」はこちら。

⇒2013年2月7日「浅田真央、トリプルアクセル解禁か…四大陸フィギュア」はこちら。

⇒2013年1月2日「浅田真央、金妍児を倒し、悲願の五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月24日「浅田真央、金妍児、ソチ金メダルへのシナリオ」はこちら。

⇒2012年12月16日「浅田真央とキム・ヨナの戦い…全日本フィギュア2012」はこちら。

⇒2012年12月15日「浅田真央、全日本フィギュア⇒世界フィギュア」はこちら。

⇒2012年12月1日「浅田真央、GPファイナル2012制覇へ…ソチ五輪会場」はこちら。

⇒2012年11月25日「浅田真央、天性の清楚さ」はこちら。

⇒2012年11月23日「浅田真央、ソチGPファイナル進出…NHK杯」はこちら。

⇒2012年11月9日「浅田真央は年頃の女性、和田創は還暦の男性」はこちら。

⇒2012年7月4日「キム・ヨナ、ソチ五輪で浅田真央と再び激突!」はこちら。

⇒2012年6月23日「浅田真央と弥勒菩薩、清楚な慈愛…心の平安への祈り」はこちら。

⇒2012年6月17日「浅田真央は佐々木健介に家庭的なぬくもりを求める」はこちら。

⇒2012年6月13日「浅田真央の寝心地を初体験」はこちら。

⇒2012年5月31日「浅田真央、SPもフリーもエキシビションも新プログラム」はこちら。

⇒2012年5月30日「浅田真央、顔も体もふっくら…美しくセクシー」はこちら。

⇒2012年4月5日「溺れる浅田真央は内村航平をもつかむ…立て直しのヒント」はこちら。

⇒2012年4月4日「浅田真央抜き視聴率…フィギュア国別対抗戦放送予定」はこちら。

⇒2012年4月1日「浅田真央、ライバルと戦う前に自分に負ける…世界選手権」はこちら。

⇒2012年3月29日「浅田真央、半伽思惟像のほほえみ…世界フィギュア選手権」はこちら。

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⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

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浅田真央、金妍児の順位予想…世界フィギュア

カナダ・ロンドンで14日(日本時間)に「世界フィギュアスケート選手権2013」が開幕する。
女子シングルは、日本の浅田真央と韓国の金妍児(キム・ヨナ)が2年ぶりに激突する。
二人はスーパースターだ。
それぞれの母国はもとより、世界中のフィギュアファンの関心が盛り上がっている。

⇒2013年2月10日「浅田真央、3回転−3回転で金妍児に勝つ…世界フィギュア」はこちら。

二人が競うのは、世界フィギュア選手権2011以来である。
このときは浅田真央が6位、金妍児が2位。

その前年の世界フィギュア選手権2010は浅田真央が優勝を収めた。
が、表彰台の頂点に立つ顔は険しかった。
2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で金メダルを獲り、燃え尽きた状態の金妍児を倒したとしても、勝利の実感も手応えも得られなかった。
ファンに笑顔を見せなければという思いからか、表情が引きつっていた。
私は、彼女の痛々しい姿に、テレビの画面から目をそらした。

⇒2013年1月2日「浅田真央、金妍児を倒し、悲願の五輪金メダルへ」はこちら。

                       ◇

浅田真央は長らく封印していた代名詞「トリプルアクセル」を四大陸フィギュア選手権2013でプログラムに入れた。
そして、ショートプログラム(SP)で2季ぶりに成功させ、優勝を飾った。
それまでの4戦4勝と異なり、心の底から喜びを表した。
本人によれば、トリプルアクセルはバンクーバーオリンピックよりも質がよくなっている。

トリプルアクセルは浅田真央の得点源である。
しかし、失敗のリスクも高く、敗因にもなる。
演技全体が狂いやすい。
実際、世界フィギュア2012で、フリーはトリプルアクセルを含めた7つのジャンプのうち、6つでミスを犯した。
総崩れの惨敗だった。

⇒2013年2月15日「佐藤信夫が浅田真央に勝った…世界フィギュア予想」はこちら。

浅田真央は世界フィギュア2013で、現時点の最高のプログラムを組んでいる。
今季6戦全勝を目指す。
過去2大会連続で6位に沈んだ悔しさも晴らしたいはずだ。

かたや、約2年ぶりに復帰した金妍児は国際B級大会のNRW杯、韓国選手権であっさりと2百点を超えた。
滑りもジャンプも衰えを感じさせない。
女優顔負けの表現力も失われていない。

⇒2013年2月13日「浅田真央は恐ろしいことを言う…世界選手権2013」はこちら。

なお、私の順位予想は以下のとおり。
といっても、直観にすぎない。

浅田真央が優勝を飾る。
村上佳菜子が前回王者のイタリアのカロリーナ・コストナー、米国のアシュリー・ワグナーと2位か3位を争う。

金妍児は表彰台を逃す。
そうなってほしいということでなく、2年間のブランクを取り戻せる状態になっていないのでないか。
オリンピックを除き、国際大会の最高の舞台である。
金妍児は試合勘が鈍っている。
緊張が強く、体力の消耗が大きい。

⇒2013年3月2日「浅田真央と金妍児への期待…世界フィギュア選手権」はこちら。

私としては、二人が素晴らしい演技を行ったうえで、浅田真央が金メダルを手にするのが理想である。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年3月12日「浅田真央と***、だれも知らない二人のつながり」はこちら。

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⇒2013年2月7日「浅田真央、トリプルアクセル解禁か…四大陸フィギュア」はこちら。

⇒2013年1月2日「浅田真央、金妍児を倒し、悲願の五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月24日「浅田真央、金妍児、ソチ金メダルへのシナリオ」はこちら。

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⇒2012年4月1日「浅田真央、ライバルと戦う前に自分に負ける…世界選手権」はこちら。

⇒2012年3月29日「浅田真央、半伽思惟像のほほえみ…世界フィギュア選手権」はこちら。

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⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

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⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

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⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

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浅田真央は恐ろしいことを言う…世界選手権2013

私は先週、企業での教育(研修)と指導(コンサル)、公開の講演が続いた。
当然、昼間は立ちっ放し・しゃべりっ放しになる。
加えて、夜間はクライアントの納品仕事に追われる。
平均睡眠時間が3時間を大きく割り込んだ。
画期的な寝不足だった。
先の長い若い世代はこうした無茶をすべきでない。
命を失う。

とくに木曜夜は1時間半、金曜夜は0時間。
土曜日の研修ではふらふらし、ユンケルを開始前に1本、途中で1本飲み、何とか乗り切った。
会場の「堂島アバンザ」は室温が高く、換気もあまりよくなかった。
体力が低下していた私は酸欠になりそうだった。
しかし、3連休を利用して研修を実施する企業に、営業再建や生き残りにかける決意と本気を感じ、おおいに燃えた。
声がガラガラだったので、受講者はさぞかし聞き取りにくかっただろう。

私は、トップが変わらずに営業が変わった事例を一度も見ていない。
そこで、教育指導を引き受ける条件として、上層部(経営層)の立ち会いを義務づけている。
企業規模を問わず、社長や取締役が立ち会ってくれた。
心より感謝したい。

私はこの間、東京駅近くの「ホテル龍名館東京」、大阪駅近くの「ウェスティンホテル大阪」、新大阪駅近くの「新大阪ワシントンホテルプラザ」に滞在した。
贅沢をしようと思ったわけでないが、大阪で行われた「四大陸フィギュア選手権2013」とぶつかったせいか、宿泊予約が取れなくて「ウェスティンホテル大阪」に世話になった。
しかも、ホテル側の事情で部屋が最上階になり、さらにグレードアップされた。
30階からの眺望は素晴らしかった。
大阪駅周辺は劇的に変化しつつある。
部屋もよく、貧乏性の私は落ち着かなかった。

出張中のご馳走で腹回りは脂肪がつき、極度の疲労と睡眠不足で顔はほおがこけた。
とてもアンバランス・・・。
いまは思い切った食事制限に入っている。

というわけで、私が四大陸選手権を楽しめたのは女子のフリーに限られた。
ほかはスポーツニュース。

浅田真央は今シーズン5戦5勝。
私は、表彰台で日の丸を見詰めて「君が代」を歌う様子がとても印象的だった。
これまでの4勝はまったく納得しておらず、表情がきわめて硬かった。
四大陸選手権でも自分の出来に満足していない。
が、内面の充実がはっきりと伝わってきた。
同時に、挫折と失意の連続だった2シーズンをようやく乗り越えられたという安堵も感じられた。
生々しい苦悩の記憶がやさしくてあたたかい回想へ、少しずつ変わっていったのでないか。
真剣な眼差しに万感の思いが込められていた。

私は浅田真央の表情に心を揺さぶられ、涙を堪えるのが大変だった(ちょびっと泣いた)。

⇒2013年2月10日「浅田真央、万感の思い・・・表彰台の表情に感動」はこちら。

しかし、フリーではプログラムに組み込んだ「トリプルアクセル」「3回転フリップ−3回転ループ」がいずれも回転不足の判定を受けた。
高難度ジャンプは成功率が低く、強豪が揃う「世界フィギュア選手権2013」で勝利を収めるのは難しい。

浅田真央にとって最大の収穫は、大技に挑める状態に戻りつつあるとの手応えをつかめたことだろう。
スケーティングの矯正中は「攻めの姿勢」が失敗を広げて自信を失わせる悪循環に陥っていた。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

ただし、浅田真央は「2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)」より演技の質が上がっていると語った。
おそらく本人の感じ方がもっとも正しい。
試合後に失敗を振り返り、「まだ伸びしろがたくさんある」と前向きに捉えた。
浅田真央は元気な顔で、リスクを承知のうえで世界選手権でも跳びたいと語った。
勢いが余り、フリーでトリプルアクセルを2つなどと恐ろしいことを言う。
いくらか余裕が出てきた証拠である。

⇒2013年2月10日「浅田真央、3回転−3回転で金妍児に勝つ…世界フィギュア」はこちら。

佐藤信夫コーチの指導を受けながら粘り強く積み重ねてきた練習が今シーズン、成果として表れはじめた。
何せ全勝!
「2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)」まで残り1年を切った時点で、完全復活への展望を持てるようになった。
苦難の道は長かった・・・。

以下に、「浅田真央、万感の思い・・・表彰台の表情に感動」と題する2013年2月10日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

「四大陸フィギュア選手権2013」。
女子シングルはFSが終わり、日本勢がSPの順位のまま表彰台を独占した。
おめでとう!!!(3人分)

浅田真央は圧倒的な演技で3度目の優勝を飾った。
冒頭にトリプルループを難なく決めた。
続くトリプルアクセルは回転不足、両足着氷になった。
注目の2連続3回転ジャンプ(フリップ−ループ)は何とかこらえたが、ループが回転不足になった。
途中、ジャンプが抜けるなどした。
スピンはよし。
得意のステップでは観客を総立ちにさせた。

浅田真央は、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で記録した自己ベスト205.50点にわずか0.05点及ばなかった。
とはいえ、それ以来、自身初の2百点超えを果たした。
むろん、今季世界最高。

⇒2013年2月7日「浅田真央、トリプルアクセル解禁か…四大陸フィギュア」はこちら。

浅田真央は今シーズン5戦全勝である。
しかし、これまでの4勝は大技を封印した“安全運転”により手にした。
同じ1勝でも価値というか重みがまったく違う。
キム・ヨナが出場する「世界フィギュア選手権2013」が迫り、スイッチが入った。

浅田真央は難度を上げたプログラムを少ないミスで滑り切った。
体力も持った。
無理に痩せようとしないほうがよい。
昨シーズンよりふっくらとして女性らしい。
美しさにさらに磨きがかかった。

ただし、得点を戻したにすぎないということは本人が分かっている。
世界フィギュアへ向け、トリプルアクセルと3回転−3回転ジャンプの確実性を高めていくだろう。

⇒2013年2月10日「浅田真央、3回転−3回転で金妍児に勝つ…世界フィギュア」はこちら。

表彰台の頂点に立つ浅田真央・・・。
日の丸を仰ぎ、「君が代」を歌う。
その表情には万感の思いがこもっており、私は胸が熱くなった。
やはり彼女が勝たないと盛り上がらない。

                       ◇

鈴木明子は2位だった。
冒頭にトリプルフリップからの3連続ジャンプを決めた。
ダブルアクセルがシングルになった。
ほかは大きなミスを犯さなかった。
滑り終え、ちょっと残念そうな表情を浮かべた。
が、190.08点は自己ベスト。
観客は大きな声援で称えた。
復調の手応えをつかんだのでないか。

                       ◇

村上佳菜子は3位だった。
出だしのジャンプはよかったが、エッジエラーの判定を受けた。
トリプルフリップ、トリプルループ、トリプルサルコウからの3連続ジャンプの最後、ダブルループなど、回転不足の判定を受けた(不確か)。
が、目立つミスを抑えた。
181.03点は自己ベスト。
失いかけた自信を取り戻したのでないか。

村上佳菜子はメドレーに乗り、多彩な表情で観客を魅了した。
私は、口紅の塗り方をもうちょっと考えてほしかった。
抑え気味のほうが彼女のよさが映えるように思う。
もっとも、部屋のテレビと大きな会場では見え方が違うのかもしれないが・・・。

日本開催だけに3選手の活躍は痛快だった。
世界フィギュアに大きな弾みをつけた。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年2月10日「浅田真央、万感の思い・・・表彰台の表情に感動」はこちら。

⇒2013年2月10日「浅田真央、3回転−3回転で金妍児に勝つ…世界フィギュア」はこちら。

⇒2013年2月7日「浅田真央、トリプルアクセル解禁か…四大陸フィギュア」はこちら。

⇒2013年1月2日「浅田真央、金妍児を倒し、悲願の五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月24日「浅田真央、金妍児、ソチ金メダルへのシナリオ」はこちら。

⇒2012年12月16日「浅田真央とキム・ヨナの戦い…全日本フィギュア2012」はこちら。

⇒2012年12月15日「浅田真央、全日本フィギュア⇒世界フィギュア」はこちら。

⇒2012年12月1日「浅田真央、GPファイナル2012制覇へ…ソチ五輪会場」はこちら。

⇒2012年11月25日「浅田真央、天性の清楚さ」はこちら。

⇒2012年11月23日「浅田真央、ソチGPファイナル進出…NHK杯」はこちら。

⇒2012年11月9日「浅田真央は年頃の女性、和田創は還暦の男性」はこちら。

⇒2012年7月4日「キム・ヨナ、ソチ五輪で浅田真央と再び激突!」はこちら。

⇒2012年6月23日「浅田真央と弥勒菩薩、清楚な慈愛…心の平安への祈り」はこちら。

⇒2012年6月17日「浅田真央は佐々木健介に家庭的なぬくもりを求める」はこちら。

⇒2012年6月13日「浅田真央の寝心地を初体験」はこちら。

⇒2012年5月31日「浅田真央、SPもフリーもエキシビションも新プログラム」はこちら。

⇒2012年5月30日「浅田真央、顔も体もふっくら…美しくセクシー」はこちら。

⇒2012年4月5日「溺れる浅田真央は内村航平をもつかむ…立て直しのヒント」はこちら。

⇒2012年4月4日「浅田真央抜き視聴率…フィギュア国別対抗戦放送予定」はこちら。

⇒2012年4月1日「浅田真央、ライバルと戦う前に自分に負ける…世界選手権」はこちら。

⇒2012年3月29日「浅田真央、半伽思惟像のほほえみ…世界フィギュア選手権」はこちら。

⇒2012年3月25日「浅田真央は頂点へ…世界フィギュア選手権2012放送予定」はこちら。

⇒2012年2月12日「浅田真央、ソチオリンピックで金メダルはムリ・・・」はこちら。

⇒2012年1月11日「浅田真央、女王復活のシナリオ…世界フィギュア選手権2012」はこちら。

⇒2011年12月28日「浅田真央、視聴率の化け物…日本唯一のスーパースター」はこちら。

⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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浅田真央、GPファイナル2012制覇へ…ソチ五輪会場

フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPシリーズ)を勝ち抜いた上位6人によるグランプリファイナル(GPファイナル)が2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の本番会場で行われる。
ソチオリンピックで表彰台を狙う選手なら、現地の雰囲気とリンクの感触をつかんでおきたい舞台だった。
日本勢は、男子シングルが悲願の初優勝、女子シングルが2008年の浅田真央以来の優勝を狙う。

GPシリーズ第6戦「NHK杯」。
浅田真央は万全の調子が伝えられていた。
そのとおりショートプログラム(SP)では今季世界最高の 67.95点を出した。
ノーミスで演技を終え、にこにこで観客に応えた。
ところが、フリーでは7種類のうち4種類のジャンプでミスを犯した。
あまりに不甲斐ない出来に、自分がもっともがっかりした。
キスクラに入り、カメラに向かって「ごめんなさい」と頭を下げた。
逆転負けを覚悟したが、2位の鈴木明子に0.05点差で勝利を収めた。

浅田真央は日本人最多となるGP通算10勝目を挙げたが、直後も翌日も「悔しい」を連発した。
同じ失敗を繰り返さないよう、GPファイナル直前まで国内でジャンプの修正に取り組む。

私にはフリーが強い浅田真央というイメージがまだ残っている。
やはり本調子に戻っていない。

浅田真央は昨年、母の容体の急変によりGPファイナルの現地から帰国した。
ソチで4年ぶりのGPファイナル制覇を目指す。

鈴木明子は初めから終わりまで緩急を織り交ぜた、流れるような柔らかな演技が最大の持味である。
他の選手もそうだが、波に乗ると素晴らしい得点を出す。
かなり期待できそうだ。

なお、NHK総合で24日に放送された女子シングルフリーの平均視聴率が20.2%を記録した(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
瞬間最高視聴率は浅田真央の優勝が決まった午後8時34分の26.0%だった。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

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⇒2012年11月23日「浅田真央、ソチGPファイナル進出…NHK杯」はこちら。

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浅田真央、SPもフリーもエキシビションも新プログラム

浅田真央は「エアウィーヴ」の新CMの発表会の席上、フィギュアスケート選手としての記者会見に応じた。
そして、来季(今秋〜来春)へ向けた準備について語った。

ショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)ともにプログラムを一新する。
カナダに渡り、ローリー・ニコルのもとでSPの選曲と振り付けを済ませた。
「ミュージカルのように明るくて元気」「前に進んでいる気分」らしい。
当地で、エキシビションのプログラムも固めた(不確か)。

近日中にロシアを訪れ、タチアナ・タラソワのもとでフリーの選曲と振り付けを行う。

浅田真央は先だっての世界フィギュアスケート選手権で6位と惨敗を喫した。
来季は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の前年に当たる。
佐藤信夫コーチの指導で取り組んできた滑りの修正を終え、ジャンプの安定感を取り戻したい。
もちろん、それだけでは悲願の金メダルに手が届かない。
浅田真央は、ジャンプの構成を中心に、得点を大幅に伸ばすことを追い求めるはずだ。
来季はソチへの手応えをつかんでほしい。

                       ◇

浅田真央は記者にロンドン五輪(オリンピック)の注目選手を問われた。
ちょっと考え、メール友達のレスリングの吉田沙保里、同じ中京大学の陸上ハンマー投げの室伏広治の二人を挙げた。

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浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・

きょうは、おそらく半年近く前に書きかけた原稿を仕上げてアップする。
このブログは大半が書き溜め記事であり、私はちょっとした空き時間を使ってメモ(パソコン)を残すようにしている。
先日、その素材を振り返っているうちにこの原稿を見つけた。
浅田真央が佐藤信夫コーチの指導を仰ぐという決断を下して10カ月が過ぎたくらいだ(不確か)。
私は、浅田真央が当時どのような状況にあったかを思い出した。
その地獄を潜り抜けたおかげで、フィギュアスケーターとしてはもちろん人間として成長を遂げた・・・。

                       ◇

浅田真央は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で宿命のライバル、韓国のキム・ヨナ(金妍児)に大敗した。
浅田真央が低い得点に留まったというより、キム・ヨナが驚異的な得点を上げた。
直後のインタビューで、この得点を超えるまでフィギュアスケートをやめないと言い切った。
感情がむき出しの言葉であり、よほど悔しかったのだろう。
言い換えれば、キム・ヨナの得点を真っ先に受け入れたのは浅田真央だった。
即座に滑りの見直しを決意!
浅田真央が取り組むそれとは結局、好調な状態のキム・ヨナに勝つためなのだ。
それもオリンピックの舞台で・・・。

すべてのスポーツがそうだろうが、フィギュアは小さい頃から感覚でスケーティングやジャンプを覚えてきた。
自分の体に染み付いたものを変えるのは至難である。
ましてフィギュアスケートは恐ろしくデリケートだ。
ちょっとしたズレで、とくにジャンプが滅茶苦茶になる。

浅田真央はどん詰まりだ。
今季(昨季のこと)を見るかぎり、トリプルアクセルは浅田真央の「代名詞」でなく“疫病神”になっている。
無数に挑んでもうまくいかないとしたら、そこからいったん離れる勇気も大切である。

浅田真央は競技人生の節目を迎え、激しく揺れている。
ここを乗り切れば、劇的な成長を遂げられる。
しかし、変化を求めたのは彼女だが、変化を拒んでいるのも彼女である。
スケーティングとジャンプの技術的な修正もさることながら、精神的な脱皮が必須なのでないか。

浅田真央は滑りの矯正中なので、勝てないのは仕方ない。
が、それに取り組んだから勝てなくなったわけでない。
勝てなくなりつつあったので、それに取り組んだ。
つまり、変わるためだ。
それを忘れては、単に滑りがうまくなったで終わってしまう。
このブログで述べたとおり、ジュニア時代の貯金を使い果たしたのだ。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

浅田真央はテレビ番組のインタビューで、ジュニア時代やシニア転向直後の頃のように回れたらといった趣旨の発言を行っていた。
そこに大きな“落とし穴”があった。
体重がちょっと軽くなるだけでも、ジャンプはかなり楽になる。
高難度の「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)」ではなおさらだ。
浅田真央は体重を落とすことで、かつてのように回ろうとしたということはないのか。
過酷な減量へ走ったせいか、2011年世界フィギュアスケート選手権モスクワ大会ではやせ細っており、痛々しかった。
すっかり生気を失っていた・・・。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

私は浅田真央の不調を見て、フィギュアスポーツの難しさを思い知らされた。
本人は2010年全日本フィギュアスケート選手権の後、世界選手権へ向けて調整が進むと語った。
が、実際には調子をひどく落とした。
「東日本大震災」の動揺が心理面に影響した。
彼女はスケートをやっていていいのかと悩み、練習に集中できなかった。

そうした事情も抱え、浅田真央はシーズンの総決算となる世界選手権に臨んだ。
試合当日、佐藤信夫コーチからトリプルアクセルをやめるように助言された。
が、それを外す不安に負けてしまった。
結果、得点も順位(6位)もこの大会での自己ワーストに終わった。
失意の底に沈んだ・・・。

浅田真央はこの先、苦手としてきたジャンプをプログラムに入れ、真正面から取り組む。
何事も練習の積み重ねである。
来季(今季のこと)は文字どおり復活への第一歩を踏み出す・・・。

                       ◇

ここからは現在の話。
浅田真央は3季ぶりにフィギュアスケートグランプリファイナル(GPファイナル)進出を果たした。
この大会で、ロシアがフィギュア王国復活をかけて育成してきた10代半ばの二人の選手と戦う。
なかでもエリザベータ・トゥクタミシェワは高難度ジャンプをまったく苦にしない(あくまで現時点)。
GPファイナル2011では「トリプルアクセル」を跳ぶ?
少女にとり2年先は長いが、二人のどちらかは2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で最大のライバルとなっている可能性がある。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月6日「浅田真央は順調らしい…GPシリーズ2011NHK杯が初戦」はこちら。

⇒2011年10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

⇒2011年9月17日「浅田真央…和田創は「浅田創」状態なのか?」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

⇒2011年4月20日「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」はこちら。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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浅田真央、心のなかで「たかちゃん、ごめんね」

きのうのブログ「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」に続いて・・・。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)第6戦「ロシア杯(ロシア大会)」。
女子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。

NHK杯2位(13ポイント)の浅田真央は 64.29点でライバルを押さえてトップに立った。
NHK杯3位(11ポイント)のロシアのアリョーナ・レオノワ(アリーナ・レオノワ)は 63.91点で2位。
世界ジュニア女王で中国杯3位(11ポイント)のロシアの新星、アデリナ・ソトニコワは 57.79点で3位。
今井遥は 55.20点で6位。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

浅田真央は迷わず、確実に跳ぶことを選んだ。
SPではジャンプのミスが大きく得点に響く。
トリプルアクセルをダブルアクセルにする安全策で臨み、波に乗った。
冒頭でしくじると、後の演技に引きずりやすい。
すべてのジャンプをきれいに決めた。
また、一つひとつの要素を丁寧にこなした。
終盤のストレートステップで最高難度のレベル4を得た。
得点はNHK杯をかなり上回った。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

浅田真央は自信を取り戻し、演技が落ち着いていた。
千夜一夜物語「シェヘラザード」の王妃を彼女らしく表現した。
また、滑りのスピードが増した。
長い手足を生かした動きは大きい。
カメラが引かないと滑りや動きについていけない。
私は採点方法を分かっているわけでないが、浅田真央とアリョーナ・レオノワの演技は二人の得点差よりも開いていると感じた。

浅田真央は、GPシリーズでは2008年のNHK杯以来3年ぶりの優勝へ向けて好スタートを切った。
このときもSPでトップに立った。
フリースケーティング(FS)はきょう行われる。
放送はテレビ朝日系列で午後6時58分〜9時、男子SPを含む。
浅田真央は2位以内に入れば、GPファイナルへの3季ぶりの進出が自動的に決まる。
心のなかで、「たかちゃん、ごめんね」と言うのか。
小塚崇彦はファイナル進出が微妙・・・。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

以下に、「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」と題する2011年11月13日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

きのうのブログ「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」に続いて・・・。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)2011。
第4戦「NHK杯」が北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われている。
きのうは女子フリースケーティング。

ショートプログラム(SP)首位の鈴木明子が逃げ切り、2009年中国杯以来2度目のGPシリーズ優勝。
12月にカナダで開催される、上位6選手が競うグランプリファイナル(GPファイナル)2011進出を決めた。
SP3位の浅田真央はフリー1位。
が、わずかに及ばず、2位に留まった。

                       ◇

浅田真央はフリーでリストの「愛の夢」を滑り終え、リンクで幾度もうなずいた。
現時点でベストの演技を行えたという納得の笑顔だった。
会場の温かい拍手はなかなか鳴りやまない・・・。

浅田真央はSPで失敗した冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避した。
佐藤信夫コーチからダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を跳んでいたら得点が伸びたと諭された。
このジャンプを確実に決めるとリズムに乗り、2回転半−3回転トーループの連続ジャンプなどを決めた。
スピンとステップも見事だった。

同じ曲を2季連続で用いるのは異例だ。
そこにはプログラムを不完全で終わらせてしまったという後悔がある。
演技の完成度が高まって当然とはいえ、昨季と見違えるほどの出来栄えだった。
一連の動きが大きく、やわらかく、美しい。
しなやかな緩急が素晴らしい。
だれも彼女に及ばない。

SPの「シェヘラザード」とフリーの「愛の夢」の組み合わせは最高だ。
フィギュアスケーター浅田真央の魅力を余すところなく伝えられるプログラムといえよう。
かすかなユーモアを含んだ軽快さと明るさ、しっとりとした優雅さ(エレガンス)と美しさ。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)のために取っておきたいくらいだった。

私自身は、浅田真央の復調は今季後半、完全復活は来季後半で十分と考えていた。
順調すぎてむしろ怖い。
オリンピックの中間では、一流選手は落ちるだけ落ちるのもよし。
オリンピックシーズンにピークを持っていけた選手が表彰台の頂点に立てる。
いまの勝敗に一喜一憂すべきでない。
NHK杯2位という結果は彼女にとり幸運だった。

私が最近まで天才少女だと思っていた浅田真央。
彼女はフィギュアスケーターとして成熟を目指す時期に差しかかった。
世界トップクラスとしての選手寿命はそれくらい短い。
昨季苦しみ抜いたどん底の体験が彼女のスケーティングのレベルを大きく引き上げた。

浅田真央はもともと持っていた精神面の強さに磨きがかかった。
それ以前に、人間的に成長した。

佐藤信夫コーチの指導を受けるようになり、1年が経った。
とくに厳しく要求されてきたスケーティングのスピードがおおいに増した。
速いのみならず、滑らかだ。
粘り強く積み重ねてきた努力がようやく自信となって表れはじめている。

さらに、浅田真央は表現力が格段に向上した。
残る課題は、得点を伸ばせるジャンプだ。
私はNHK杯の演技を見て、浅田真央がソチオリンピック金メダルへの確かな手応えをつかんだと感じた。

                       ◇

鈴木明子はNHK杯1位という結果に、インタビューで申し訳ないと語った。
何と“人がいい”ことか。
ジャンプでミスが出たが、落ち着いて滑り切った。
26歳のベテランの頑張りは日本選手に励みとなる。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月6日「浅田真央は順調らしい…GPシリーズ2011NHK杯が初戦」はこちら。

⇒2011年10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

⇒2011年9月17日「浅田真央…和田創は「浅田創」状態なのか?」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

⇒2011年4月20日「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」はこちら。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

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⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

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浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011

フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)第6戦「ロシア杯(ロシア大会)」が行われる。
浅田真央が12月8〜11日にカナダで行われるグランプリファイナル2011(GPファイナル2011)への進出をかける。

放送はテレビ朝日系列。
11月25日(金)午後8時  〜9時54分 女子SP
11月26日(土)午後6時58分〜9時   男子SP 女子FS
11月27日(日)午前3時25分〜4時20分 男子FS

先日のブログ「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」で述べたとおり、2位なら無条件、3位ならおそらく大丈夫。
浅田真央はショートプログラム(SP)でもフリースケーティング(FS)でも「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)」を避け、他のエレメンツと総合力で戦えば安全圏である。
強力なライバルが存在せず、無難な演技で1位に立てそう。
昨季の世界ジュニア女王で今季にシニアに参戦した15歳のロシアの新鋭、アデリナ・ソトニコワが地元の応援を受けて実力以上のものを出すと一騎打ちになる。
二人ともフリーは「愛の夢」なので非常に興味深い。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

浅田真央は昨季直前から佐藤信夫コーチのもとで取り組んできたスケーティングの矯正の成果が次第に表れている。
スピードがはっきりと増した。
ジャンプのタイミングもつかみかけている。
調子は上向き。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

浅田真央は「NHK杯(日本大会)」のフリーでトリプルアクセルを引っ込めた。
にもかかわらず、高得点を残した。
この経験は彼女の「スケート観」を変えるかもしれない。

                       ◇

浅田真央はモスクワで公式練習に臨み、トリプルアクセルを2度着氷した。
本人は「百パーセント跳べるジャンプを入れたい」と語っており、ロシア杯で外すはずだ。
3季ぶりのGPファイナル進出は固い。

私は、トリプルアクセルは来季前半まで封印してもいいと思っている。
なぜなら、浅田真央の武器(得点源)だからだ。
オリンピックシーズンへ向けて調子を上げてくるライバルの動向や状態を見極めながら国際大会で披露する時期を決めるのがよい。
例えば、韓国のキム・ヨナ。
さらに、開催国ロシアの新星、エリザベータ・トゥクタミシェワ。
シニア1年目の14歳の天才少女はGPシリーズのスケートカナダ(カナダ大会)とフランス杯(フランス大会)をいとも簡単に制した。
試合で2連続3回転ジャンプを決めており、練習でトリプルアクセルを跳んでいる。
高難度ジャンプをまったく苦にしない。

浅田真央は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で表彰台の一番高いところに立つために“切り札”を温存すべきだ。
成功したらマークが厳しくなり、ライバルがかならず取り入れる。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

浅田真央は主要な金メダルを獲得しており、残るオリンピックにフォーカスする。
勝つための得点構成を定め、それに則って2年計画で成し遂げる。
跳びたいから跳ぶというのは精神的に幼い。
知恵や作戦があってよい。

だれも跳ばなかったからトリプルアクセルが浅田真央の強い“こだわり”になったという側面は否めない。
しかし、エリザベータ・トゥクタミシェワは今季にあっさりと跳ぶ?
ソチ五輪では技術点を大きく伸ばしている可能性がある。
浅田真央は年齢的に大人の女性として臨むわけだから、他のジャンプやエレメンツ、そして表現力というように幅を広げることを重んじるのが正解では・・・。
私は、トリプルアクセルへの思い入れはむしろ彼女を金メダルから遠ざけると思う。
「総合力」で勝つという冷静さがほしい。

⇒2011年11月08日「キム・ヨナはこのまま現役引退か…ソチ五輪復活は至難」はこちら。

男子の羽生結弦が公式練習で4回転ジャンプを決めた。
中国杯(中国大会)で4位なので、GPファイナル進出には初優勝しかない。
若さと闘志を前面に押し出し、一か八かで勝負してほしい。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

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⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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⇒2011年10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

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⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

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⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

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⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

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⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

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浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会

フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)第6戦「ロシア大会」が行われる。

放送はテレビ朝日系列。
11月25日(金)午後8時  〜9時54分 女子SP
11月26日(土)午後6時58分〜9時   男子SP 女子FS
11月27日(日)午前3時25分〜4時20分 男子FS

最終戦なので、グランプリファイナル2011(GPファイナル2011)へ出場する上位6選手も決まる。
こちらは12月8〜11日にカナダ・ケベックで行われる。

ロシア大会では浅田真央が3季ぶりのGPファイナル進出をかける。
先の「NHK杯(日本大会)」で、昨季から取り組んできたスケーティングの矯正に一定のメドをつけられた。
どん底状態から比べれば、表情も演技も断然いい。
何より滑りが速く美しい。
増したスピードに慣れたせいか、ジャンプのタイミングも徐々につかめるようになった。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

本人はもちろん、苦悩する浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチもほっと胸をなで下ろしていることだろう。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

浅田真央は2位なら無条件、3位ならおそらく大丈夫。
本意でないかもしれないが、SPでもフリーでもトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をやめ、他のエレメンツと総合力で戦えば安全圏だろう。
本人の判断はいかに?

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

浅田真央はフリーの演技を終え、リンク上で何度も何度もうなずいた。
珍しい光景だった。
あれは、事前に公言したトリプルアクセルをあえて外して結果を出せたことに対する納得だったのでなかろうか…。
実は、彼女以上に喜んだのはファンだった。
観客の反応が浅田真央をおおいに勇気づけた。
結果論だが、SPでダブルアクセルにしていれば勝てた。

浅田真央は余裕ができてきたのだろう、ジャンプ全体に着氷が滑らかになった。
ダブルアクセルとトリプルトゥループのコンビネーションを決めた。
冒頭のトリプルアクセルを避けても、他の5つの3回転ジャンプを跳べれば、フリーでそれなりの高得点を残せるのだ。

                       ◇

ところで、NHK杯SPで小塚崇彦は浅田真央と対照的だった。
当日の朝の練習でうまくいかなかった冒頭の4回転ジャンプをあっさりと外した。
判断がクール(冷静)である。
佐藤信夫コーチのもとで一緒に練習する二人は互いにないものを持っており、刺激を与え合える。
私は浅田真央と小塚崇彦は相性がとてもいいと思う。

小塚崇彦はGPファイナル進出が非常に微妙な状況だ。
それを逃せば、年末の全日本フィギュアスケート選手権2011へ向けて調整の遅れを取り戻す時間が与えられる。
GPシリーズの2戦の滑りでは練習の時間が足りていないのは明白である。
とくにジャンプが間に合わなかった。
全日本選手権は国内大会の最高に位置づけられ、来年3月の世界フィギュアスケート選手権2012フランス大会の代表最終選考会を兼ねている。
むしろ彼に味方するのでは・・・。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

浅田真央はGPファイナル進出を逃すもよしという気持ちで、SPもフリーもトリプルアクセルに挑むのも面白い。
年内は全日本選手権の頂点に立つことに照準を合わせるわけだ。
私がコーチなら、そちらを勧める。
もっとも、安藤美姫が休養中なので、浅田真央が普通に実力を発揮すれば何の問題もないが…。

日本勢のGPファイナル進出はひょっとすると高橋大輔と鈴木明子の男女各1選手になるかもしれない。
そうなると、ちょっとさみしいが、オリンピックの中間に当たるので気にすることもない(テレビ朝日は散々だ)。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

鈴木明子が乗りに乗っており、GPファイナルで表彰台にのぼってほしい。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月6日「浅田真央は順調らしい…GPシリーズ2011NHK杯が初戦」はこちら。

⇒2011年10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

⇒2011年9月17日「浅田真央…和田創は「浅田創」状態なのか?」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

⇒2011年4月20日「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」はこちら。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え

きのうのブログ「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」に続いて・・・。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)2011。
第4戦「NHK杯」が北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われている。
きのうは女子フリースケーティング。

ショートプログラム(SP)首位の鈴木明子が逃げ切り、2009年中国杯以来2度目のGPシリーズ優勝。
12月にカナダで開催される、上位6選手が競うグランプリファイナル(GPファイナル)2011進出を決めた。
SP3位の浅田真央はフリー1位。
が、わずかに及ばず、2位に留まった。

                       ◇

浅田真央はフリーでリストの「愛の夢」を滑り終え、リンクで幾度もうなずいた。
現時点でベストの演技を行えたという納得の笑顔だった。
会場の温かい拍手はなかなか鳴りやまない・・・。

浅田真央はSPで失敗した冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避した。
佐藤信夫コーチからダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を跳んでいたら得点が伸びたと諭された。
このジャンプを確実に決めるとリズムに乗り、2回転半−3回転トーループの連続ジャンプなどを決めた。
スピンとステップも見事だった。

同じ曲を2季連続で用いるのは異例だ。
そこにはプログラムを不完全で終わらせてしまったという後悔がある。
演技の完成度が高まって当然とはいえ、昨季と見違えるほどの出来栄えだった。
一連の動きが大きく、やわらかく、美しい。
しなやかな緩急が素晴らしい。
だれも彼女に及ばない。

SPの「シェヘラザード」とフリーの「愛の夢」の組み合わせは最高だ。
フィギュアスケーター浅田真央の魅力を余すところなく伝えられるプログラムといえよう。
かすかなユーモアを含んだ軽快さと明るさ、しっとりとした優雅さ(エレガンス)と美しさ。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)のために取っておきたいくらいだった。

私自身は、浅田真央の復調は今季後半、完全復活は来季後半で十分と考えていた。
順調すぎてむしろ怖い。
オリンピックの中間では、一流選手は落ちるだけ落ちるのもよし。
オリンピックシーズンにピークを持っていけた選手が表彰台の頂点に立てる。
いまの勝敗に一喜一憂すべきでない。
NHK杯2位という結果は彼女にとり幸運だった。

私が最近まで天才少女だと思っていた浅田真央。
彼女はフィギュアスケーターとして成熟を目指す時期に差しかかった。
世界トップクラスとしての選手寿命はそれくらい短い。
昨季苦しみ抜いたどん底の体験が彼女のスケーティングのレベルを大きく引き上げた。

浅田真央はもともと持っていた精神面の強さに磨きがかかった。
それ以前に、人間的に成長した。

佐藤信夫コーチの指導を受けるようになり、1年が経った。
とくに厳しく要求されてきたスケーティングのスピードがおおいに増した。
速いのみならず、滑らかだ。
粘り強く積み重ねてきた努力がようやく自信となって表れはじめている。

さらに、浅田真央は表現力が格段に向上した。
残る課題は、得点を伸ばせるジャンプだ。
私はNHK杯の演技を見て、浅田真央がソチオリンピック金メダルへの確かな手応えをつかんだと感じた。

                       ◇

鈴木明子はNHK杯1位という結果に、インタビューで申し訳ないと語った。
何と“人がいい”ことか。
ジャンプでミスが出たが、落ち着いて滑り切った。
26歳のベテランの頑張りは日本選手に励みとなる。

                      ◇◆◇

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

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⇒2011年10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

⇒2011年9月17日「浅田真央…和田創は「浅田創」状態なのか?」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

⇒2011年4月20日「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」はこちら。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

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⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

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⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

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⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

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⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)2011。
第4戦「NHK杯」が北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われている。
きのうは女子ショートプログラム(SP)。

さて、浅田真央は不安な気持ちで今季初戦に臨んだはずだ。
演技前、佐藤信夫コーチと向かい合った表情は恐ろしく硬かった。
案の定、冒頭の大技、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は失敗。
助走が合わず、1回転半ジャンプになった。

トリプルアクセルは公式練習でも乱調であり、本番に取り入れられる状態でなかった。
朝の練習後に佐藤信夫コーチから2回転半への変更を打診されたが、浅田真央は首を縦に振らなかった。
頑固が持ち味であり、こだわりが強みなので致し方ない。
よく言えば、マイペースを崩さない。
ムリに従わせると、結果はもっと悪くなる。

今季のSPは、アラビアンナイトの王妃をテーマにした「シェヘラザード」。
浅田真央は自分がお姫さまでないと納得しない。
1998年長野冬季五輪銀メダリスト、2002年ソルトレーク冬季五輪銅メダリスト、米国のミシェル・クワンほか多くの一流選手が使ってきた。
公式試合では自身初というパンツルックが新鮮であり、興趣をおおいに盛りあげた。
千夜一夜物語のイメージにふさわしく、まばゆい光がちりばめられている。
動きがスムーズになるよう、幾度も改良が重ねられた。

浅田真央は自ら志願したトリプルアクセルの失敗は覚悟しており、後に引きずらなかった。
エキゾチックな調べに乗せ、ベリーダンス風の動きと華やかなステップで物語の世界を表した。
スピンはすべて最高レベルの評価を得て、表現力は高評価の7点台を全項目でマークした。
残る2種類のジャンプも決めた。
大技に頼らず、演技総体の魅力を劇的に高めた。
フィギュアスケーターとして成長した姿をファンに示した。

浅田真央は昨季よりも明らかに調子を上げている。
いつも立ち上がりの悪い初戦にしては上出来といえよう。
演技を終え、安どの表情を浮かべた。
彼女の復調を祝うように、無数の花束がリンクに投げ入れられた。
やはり人気は突出している。

今季のフリースケーティングは、昨季失敗が続いたリスト「愛の夢」を完璧に滑ろうと、同じプログラムを用いる。
変更はステップなど一部に留めており、演技の熟成を図る。
浅田真央は3季ぶりのグランプリファイナル(GPファイナル)進出を目指し、SP3位から逆転優勝を狙う。

私個人の感想を述べれば、浅田真央にはもう少しふっくらしてほしい。
体重はとくに高難度ジャンプの成功と密接に関わり、彼女自身がベストにコントロールしているはずだが…。
私はNHK杯でのSPの滑りを見て、来季後半に完全復活を望めそうとの確信を持った。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)へ向けて台頭するロシアなどの新鋭選手は決して侮れないが、「浅田真央一強時代」の幕開けは近い・・・。

                       ◇

韓国メディアが浅田真央の登場に際し、辛口のコメントを相次いで載せている。

⇒2011年11月8日「キム・ヨナはこのまま現役引退か…ソチ五輪復活は至難」はこちら。

が、はっきり言って、余計なお世話だ。
国際試合に出場することさえできないキム・ヨナの心配でもしなさい。

                       ◇

私がNHK杯のSPでもっとも感心したのは、ベテランの鈴木明子がSPで自己ベストを更新したことだ。
首位に立ったのはもちろん素晴らしいが、その事実に頭が下がる。
「ハンガリー狂詩曲」を軽快に滑り終えると大きな目をさらに大きく見開き、リンクで飛び跳ねて全身で喜びを表した。
SPで「連続3回転ジャンプ」の成功は初めて。
本人もびっくりの高得点。
気持ちが非常に乗っており、3季ぶりのGPシリーズ優勝の可能性が出てきた。

                       ◇

私はあまりの無理がたたり、都心出張中の水曜日の深夜から突然の寒気、そして高熱に苦しんだ。
仕事に穴を開けて主催者やクライアントに迷惑をかけてしまうのでないかと、ハラハラした。
それでも何とかすべての講演とセミナー、コンサルティングを予定どおりにこなし、自宅にタクシーで生還した。
ホッとしているところ。
月曜日から再び都心出張へ…。

以下に、「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」と題する2011年11月2日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

先だってのブログ「浅田真央は順調らしい…GPシリーズ2011NHK杯が初戦」に続いて・・・。

⇒2011年10月6日「浅田真央は順調らしい…GPシリーズ2011NHK杯が初戦」はこちら。

浅田真央がいよいよ登場する。
フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第4戦、NHK杯(日本大会)。
彼女はジャパンオープン2011を欠場しており、今シーズンの初戦になる。
世界選手権2011の開催が延び、さらにチャリティーイベントの出演が続き、オフシーズンが短かった。
練習と調整の時間を取れなかったため、始動を後ろにずらしたのだろう。
加えて、フリースケーティングは昨シーズンに引き続いてリスト「愛の夢」とした。
賢明な判断だ。
それくらい不本意だったという裏返しでもあろう。
演技の熟成が図られる。

浅田真央はGPファイナル2008で金メダルに輝いた。
が、ここ2年は低迷が響き、GPファイナル進出さえ逃している。

浅田真央が例年より登場が遅れた分、ファンの期待が一気に高まる。
とはいえ、昨シーズンのスランプ(不調・不振)から脱出できるかとなると、かなり難しいのでは…。
むろん、あれほどの惨敗はない。
私は、本格的な復活は来シーズンの後半にずれ込むと考えている。
そうだとしても2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)に十分に間に合う。
焦らなくてよい。

浅田真央にとり“滑り”の矯正は思い切った決断だった。
大きなリスクをともなう。
とりあえず“地獄”をくぐり抜けたせいか、昨シーズンの後半から表情がいくらか明るくなってきた。
名伯楽の佐藤信夫コーチの指導を受けて半年、国際大会での演技の出来はともかくとして、納得のいく練習ができるようになった。
それはやがて本番での得点にかならずつながる。
徐々に手応えを感じているはずだ。
一緒に練習する小塚崇彦の存在と成長も彼女には非常に心強い。
二人は互いに素晴らしい刺激を与え合っている。

ジュニア時代から突出した成績を残してきた浅田真央。
文句をつけようがない。
周囲はだれも彼女に合理的で科学的な滑りの指導を施すことがなかった。
素質と身体能力に恵まれており、その必要がなかったのだ。
乱暴な言い方になるが、ほとんど“感覚”で滑っていた。
自身が大人の女性に変化し、またライバル選手が成長するなかで、それだけでは世界の最高クラスの舞台で頂点に立つことができなくなった。
浅田真央はかつての“空白”を取り戻そうと、もがき苦しんでいる。
あたたかく見守ろう。

                       ◇

浅田真央は日本大会とロシア大会に出場する。
日程とおもな選手は以下のとおり。

第4戦◆GPシリーズ 日本大会(NHK杯)
日程:2011年11月11〜13日
男子:小塚崇彦、高橋大輔、町田樹、トマシュ・ベルネル(チェコ)
女子:浅田真央、鈴木明子、石川翔子、キーラ・コルピ(フィンランド)、アリョーナ・レオノワ(ロシア)

第6戦◆GPシリーズ ロシア大会(ロシア杯)
日程:2011年11月25〜27日
男子:羽生結弦、アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)、トマシュ・ベルネル
女子:浅田真央、今井遥、キーラ・コルピ、アリョーナ・レオノワ

浅田真央は昨シーズンのNHK杯では屈辱の8位に沈んだ。
そのときよりも完成度の高い演技を披露し、ファンを安心させてくれるのでは・・・。
私はとても待ち遠しい。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月6日「浅田真央は順調らしい…GPシリーズ2011NHK杯が初戦」はこちら。

⇒2011年10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

⇒2011年9月17日「浅田真央…和田創は「浅田創」状態なのか?」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

⇒2011年4月20日「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」はこちら。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響

「世界フィギュアスケート選手権2011」。
大会の延期はなかでも浅田真央にとって気の毒だった。
今シーズン前半はジャンプが不振を極め、これまでの彼女では考えられない低得点が続いた。
それを、年末の「全日本フィギュアスケート選手権2010」でかろうじて立て直し、世界フィギュアへの切符をぎりぎりでつかんだ。
そして、「四大陸フィギュアスケート選手権2011」を経て、3月下旬の世界フィギュアに照準を合わせ、懸命にコンディションとモチベーションを高めてきた。
まして世界女王として臨み、日本で大会2連覇がかかる。
ファンの期待がMAXになるということは、彼女が一番よく分かっていた・・・。

ところが、大会直前に「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)」が発生し、日本スケート連盟が断念して国際スケート連盟(ISU)に返上した。
浅田真央に限らないが、日本選手にとり開催時期の延期と開催地の変更は非常に堪えただろう。

東日本大震災後に行われるだけに、全選手が活躍する姿を国民に見せたいと考えているはずだ。
影響が残らなければいいが・・・。

以下に、「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」と題する2011年3月2日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

四大陸フィギュアスケート選手権に出場した浅田真央は先だって帰国し、中部国際空港で記者会見に応じた。
今季絶好調の安藤美姫に敗れて2位に留まったとはいえ、表情がずいぶん明るくなった。
彼女は笑顔が最高に似合う。

浅田真央は、フリースケーティング(FS)で今季一番のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳べたことを大きな収穫に挙げた。
また、今季再スタートを切り、いま階段を上っているところと述べた。
苦しかった滑りの矯正を振り返っていたのだろう。
さらに、この勢いでいけば3月下旬の世界フィギュアスケート選手権は大丈夫と、日本人初の連覇に意欲を見せた。
私は、彼女の発言に驚いた。
あえて公言し、自分を容赦なく追い込む。

また、浅田真央は宿命のライバル、韓国のキム・ヨナ(金妍兒)についても語った。
「出てくるなら、楽しみ…」(不確か)。
心底嬉しそうであり、同時に表情がきりっと引き締まった。
彼女はやはりキム・ヨナが出場するから燃えるのだ。
ライバルが自分を高めるというが、そのとおり。
安藤美姫は同じ日本人、しかも年齢が上になる。
同年齢のキム・ヨナとの対決に、闘争心がめらめら…。
浅田真央は、世界選手権へ向けて復調が劇的に加速するかもしれない。

ところで、米国ロサンゼルスで練習するキム・ヨナは、国際大会から遠ざかっていてもアイスショーに出演しており、世界選手権での滑りをまったく心配していない。
準備が完璧なら頂点に立てると考えている。
こちらは絶対の自信を有する。

世界選手権は自国開催で爆発的に盛りあがるうえ、高橋大輔と浅田真央の連覇もかかるなど、話題は尽きない。
私は滅茶苦茶楽しみにしている。

続きはあさって、「浅田真央、キム・ヨナよ出てこいやぁ〜」のブログで・・・。

◆書き加え1(2月24日)

高橋大輔が世界選手権後に現役を引退するという記事に接した。
真偽は定かでない。
が、このブログでだいぶ前に述べたとおり、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の出場は年齢的に厳しい。
しかし、平泳ぎの北島康介は頑張っており、どうか滑りつづけてほしい。
オリンピックの大舞台で高橋大輔の姿が見られないのはさみしい。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

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⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会

女子フィギュアスケート界は、浅田真央とキム・ヨナ(金妍兒)の対決を軸に回ってきた。
ところが、オリンピックシーズンに大差がついた。
低迷する浅田真央に対し、キム・ヨナは劇的に成長した。
浅田真央は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)惨敗直後、カメラの前で大粒の涙をこぼした。
インタビュアーにマイクを向けられても、言葉にならなかった。

浅田真央は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)へ向けて基礎的な滑りの修正、そして得意のジャンプの見直しに着手した。
重点は、ジャンプの前後を含めた一連の運動の再構築である。
その過程で浅田真央のなかにちょっとした混乱が起こり、さまざまな迷いが生じて、これまで難なくできたことまで壊れてしまった。
フィギュアスケートがいかにデリケートなスポーツか分かる。

私は浅田真央の重大な決意が分かるだけに、1〜2年は結果を求めてはいけないと自分に言い聞かせていた。
選手が頂点を目指してスケーティングの矯正に取り組むとしたら、応援する側に必要なのは辛抱である。

バンクーバーオリンピックの余韻を引きずるなかで行われた「世界フィギュアスケート選手権2010(トリノ大会)」。
モチベーションの上がらないキム・ヨナは、浅田真央に敗れた。
かたや、浅田真央は勝ったという実感が乏しかった。
表彰台の頂上で見せた表情は非常に硬かった。

そして、シーズン終了後、二人は対照的な道を歩んだ。
矯正期間中にもかかわらず大会に出つづけ、ぶざまな姿をさらした浅田真央。
プロ転向の決断を保留し、リンクから遠ざかったキム・ヨナ。
これもまた苦悩の現れか。

3月、「世界フィギュアスケート選手権2011(東京大会)」が行われる。
浅田真央は昨年12月、ラストチャンスの全日本フィギュア選手権で代表の座をつかんだ。
となると、世間の期待は連覇へ向かう。
う〜ん。
彼女にとり、これがいい方向に働くかどうかは来シーズンを見なくては判断がつかない。

私自身は、浅田真央が納得するまで矯正に専念してほしかった。
世界フィギュアで結果を望むのは早い。
彼女の姿を見られれば十分でなかろうか・・・。

余談。
浅田真央は、負けても大勢を感動させられる、まれなアスリートだ。
また、彼女の笑顔には媚びがない。
いずれもスターの条件である。

以下に、「浅田真央がかいた汗の量」と題する2010年12月11日のブログを収める。

                      ◇◆◇

以前のブログ「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」で、私は次のように締め括った。

アスリートは私たちに素晴らしい感動を与えてくれる。
感謝の気持ちを忘れないことだ。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

これに少し書き足したくなった。

北海道・富良野に在住する人気脚本家・倉本聰(聡)が語った言葉は非常に印象的だった。
相手は、サッカーワールドカップ(W杯)でサムライブルーを率いて戦い終えた岡田武史監督。
「役者はスポーツ選手の感動にどうしても負けちゃう。かいた汗の量が違うからかなぁ…」(言葉はうろ覚え)。
鋭い指摘だ。
岡田武史監督に対するねぎらいでもあり、賛辞でもあった。
心憎い配慮といえる。

むろん、演劇なども感動を与えてくれるだろう。
しかし、スポーツ競技の極限の感動に叶わない。
私もそう思う。

2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)で荒川静香が金メダルを獲得した。
前評判が決して高くなかったので驚きが大きく、したがって喜びもひとしおだった。
また、私がそれまでに見たなかでもっともエレガントなスケーティングだった。
私は魅せられ、すっかり感動してしまった。

代表選手は多くの汗をかいている。
人知れず涙を流しているかもしれない。

ところで、浅田真央。
私が応援しているせいもあろうが、彼女は負けても大きな感動を与えてくれる数少ないアスリートである。
格別の存在。

                       ◇

きのうから中国・北京でグランプリ(GP)ファイナルが行われている。
日本勢は過去最多の6選手が出場。
この成績は、来年3月に東京・代々木で開かれる2011年世界フィギュアスケート選手権の代表選考の有力な判断材料になる。
今季調整中の浅田真央に精神的な焦りが出なければよいが・・・。

うん?
冷静に考えると、前年の世界女王は無条件で出場できてもよさそうだ。
どうなのか・・・。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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浅田真央と福耳ボールペン

浅田真央が8日深夜、日本テレビの「Going! Sports&News」に映像で出演した。
2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)の前のシーズンからジャンプに違和感があったと明かした。
ジュニア時代から伸長が大きく伸び、体重が増え、体形も変わり、ジャンプのタイミングと流れがしっくりしなかった。
そこでジャンプの修正に踏み切ったとのこと。

結果を出せない期間、世間は不調と騒ぎ立てた。
しかし、本人は練習するしかないと考え、少なくとも日常生活で落ち込むことはなかったようだ。
全日本フィギュアスケート選手権大会で銀メダルを獲得したせいか、表情も明るかった。

私は、「福耳ボールペン」を持った浅田真央を見て、彼女が大変な福耳だと気づいた。

以下に、「浅田真央は貯金を使い果たした」と題する2010年12月16日のブログを収める。

                      ◇◆◇

おとといのブログ「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」の続き。
競泳平泳ぎ男子・北島康介は五輪(オリンピック)の都度、古い泳ぎを脱ぎ捨てた。
それは改造というより「創造」である。
私たちに進化した姿を見せてくれた。

北島康介は金メダルを取るために2〜3年がかりで脱皮を成し遂げた。
1年程度では自分のものにできないのかもしれない。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

フィギュアスケート女子・浅田真央はジャンプの矯正に取り組んでいる。
私は専門知識を持たないので、それがどの程度のものか分からない。
が、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で頂点に立てることを目標にしていなくては意味がない。
マスコミなどはせっかちだが、すぐに結果を出せたら、それこそ問題でなかろうか。

専門家の一部が浅田真央の滑りとジャンプに問題があると指摘していた。
もしそうなら、これまではジュニア時代の“貯金”で勝ってきたということはないのか?

ジュニアからシニアへ転向するときに大きな挫折を味わうのが普通である。
ところが、実力の突出した選手はすんなりと勝ててしまう。
一番の強みは、軽い体でくるくる回れること。
表現の不足をジャンプの得点でカバーしておつりがくる。
たいていの選手が避けられない滑りの見直しを通り抜けられるのだ。

浅田真央は、安藤美姫がシニアへ転向してから、周りにライバルがいなかった。
滑れば勝つ。

今シーズンの不調の直接的な原因は滑りとジャンプの修正であり、それ自体は心配いらない。
しかし、昨シーズン辺りからの不調の根幹の理由は、貯金を使い果たしたことでなかろうか。

浅田真央は20歳になり、ジュニア時代からの脱皮を図らなければ結果を出せない難しい地点に差しかかっている。
私は、来シーズンの後半には新しい姿を見られると信じ、心待ちにしている。
焦らず、どうか納得がいくまで改造、いや創造に取り組んでほしい。

やはり村上佳菜子にも壁にぶつかる時期が訪れるはずだ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

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浅田真央はもうあの頃に戻れない

浅田真央は、従来の延長線に勝利のイメージを描けなくなった。
そこで、佐藤信夫コーチの指導のもとで滑りの見直しに取り組んでいる。
とりわけ得意のジャンプをその前後の流れも含めて改善し、得点を大きく伸ばしたい。

浅田真央のなかには、ジュニアからシニアに転向した当時のジャンプの軽快さや確実性を取り戻したいという気持ちがあるようだ。
確かに、現在の演技のレベルで、鉛筆みたいにクルクル回れたら勝ちっ放しになる。
が、浅田真央はあの頃に戻りたいと願っても叶わない。
もう少女でない。
大人の女性である。

⇒2010年10月3日「浅田真央、しっとり大人の“女”へ…20歳の変身」はこちら。

そこのところを勘違いすると、かえって調子を崩してしまう。
浅田真央が口にした「原点回帰」という言葉は案外、曲者である。
もちろん、本人は十分に分かっているはずだ。

今週、全日本フィギュアスケート選手権が行われる。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央の“改造”に関するブログは以下のとおり。

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浅田真央は貯金を使い果たした

おとといのブログ「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」の続き。
競泳平泳ぎ男子・北島康介は五輪(オリンピック)の都度、古い泳ぎを脱ぎ捨てた。
それは改造というより「創造」である。
私たちに進化した姿を見せてくれた。

北島康介は金メダルを取るために2〜3年がかりで脱皮を成し遂げた。
1年程度では自分のものにできないのかもしれない。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

フィギュアスケート女子・浅田真央はジャンプの矯正に取り組んでいる。
私は専門知識を持たないので、それがどの程度のものか分からない。
が、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で頂点に立てることを目標にしていなくては意味がない。
マスコミなどはせっかちだが、すぐに結果を出せたら、それこそ問題でなかろうか。

専門家の一部が浅田真央の滑りとジャンプに問題があると指摘していた。
もしそうなら、これまではジュニア時代の“貯金”で勝ってきたということはないのか?

ジュニアからシニアへ転向するときに大きな挫折を味わうのが普通である。
ところが、実力の突出した選手はすんなりと勝ててしまう。
一番の強みは、軽い体でくるくる回れること。
表現の不足をジャンプの得点でカバーしておつりがくる。
たいていの選手が避けられない滑りの見直しを通り抜けられるのだ。

浅田真央は、安藤美姫がシニアへ転向してから、周りにライバルがいなかった。
滑れば勝つ。

今シーズンの不調の直接的な原因は滑りとジャンプの修正であり、それ自体は心配いらない。
しかし、昨シーズン辺りからの不調の根幹の理由は、貯金を使い果たしたことでなかろうか。

浅田真央は20歳になり、ジュニア時代からの脱皮を図らなければ結果を出せない難しい地点に差しかかっている。
私は、来シーズンの後半には新しい姿を見られると信じ、心待ちにしている。
焦らず、どうか納得がいくまで改造、いや創造に取り組んでほしい。

やはり村上佳菜子にも壁にぶつかる時期が訪れるはずだ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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浅田真央がかいた汗の量

以前のブログ「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」で、私は次のように締め括った。

アスリートは私たちに素晴らしい感動を与えてくれる。
感謝の気持ちを忘れないことだ。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

これに少し書き足したくなった。

北海道・富良野に在住する人気脚本家・倉本聰(聡)が語った言葉は非常に印象的だった。
相手は、サッカーワールドカップ(W杯)でサムライブルーを率いて戦い終えた岡田武史監督。
「役者はスポーツ選手の感動にどうしても負けちゃう。かいた汗の量が違うからかなぁ…」(言葉はうろ覚え)。
鋭い指摘だ。
岡田武史監督に対するねぎらいでもあり、賛辞でもあった。
心憎い配慮といえる。

むろん、演劇なども感動を与えてくれるだろう。
しかし、スポーツ競技の極限の感動に叶わない。
私もそう思う。

2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)で荒川静香が金メダルを獲得した。
前評判が決して高くなかったので驚きが大きく、したがって喜びもひとしおだった。
また、私がそれまでに見たなかでもっともエレガントなスケーティングだった。
私は魅せられ、すっかり感動してしまった。

代表選手は多くの汗をかいている。
人知れず涙を流しているかもしれない。

ところで、浅田真央。
私が応援しているせいもあろうが、彼女は負けても大きな感動を与えてくれる数少ないアスリートである。
格別の存在。

                       ◇

きのうから中国・北京でグランプリ(GP)ファイナルが行われている。
日本勢は過去最多の6選手が出場。
この成績は、来年3月に東京・代々木で開かれる2011年世界フィギュアスケート選手権の代表選考の有力な判断材料になる。
今季調整中の浅田真央に精神的な焦りが出なければよいが・・・。

うん?
冷静に考えると、前年の世界女王は無条件で出場できてもよさそうだ。
どうなのか・・・。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

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⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄

おとといのブログ「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」の続き。
ここで述べたのは、国際大会など試合前のマスコミ対応についてだ。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

きょうのブログは試合後の対応について。
ただし、すでに先日のブログ「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」で、彼女が結果を出せなかった際の具体的な対応について、私が思うところは述べている。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

そこで、きょうは彼女の受け答えのあり方でなく、それを眺める私たちファンや視聴者が知っておくべきことを記したい。

さて、浅田真央は滑りとジャンプの修正中なので、試合後のインタビューはたいてい惨敗を受けたものになりやすい。
それがどうも芳しくない。
誤解されると困るので言い直すと、自身はかならずしもそうしたいと思っているのでなかろう。
そうせざるをえない環境や状況に置かれている可能性がある。

私たちがまず理解しておかなくてならないのは、浅田真央にはインタビューを避ける権利が与えられていないということだ。
選手は皆そうかもしれない。
が、ぶざまな姿を見せた第一人者にはとりわけつらい。
浅田真央はジュニア、シニアと素晴らしい演技で私たちを魅了しつづけてきた。
公式試合ではたいていインタビューコーナーが設けられているが、そっと通り過ぎたいに違いない。

もう一つ理解しておかなくてならないのは、浅田真央は口を動かしていても彼女がしゃべっているわけでないということだ。
今季に入り、インタビューに対して長い時間、返事に詰まる場面が目立つ。
なぜか?
もちろん、喉まで出かかっている言葉を懸命に押し戻しているからだ。
ほかに理由はない。
浅田真央は胸の内を語っていない?
彼女の返事は、日本スケート連盟などフィギュアスケート界の公式見解のようなものだ。

私自身は浅田真央を気の毒に感じることがある。
ときに痛々しく…。
おそらく北島康介やイチローもそうだが、寄せられる期待が大きな重圧になる。
トップアスリートは大変である。
惨敗後のインタビューは残酷・・・。
当人にとり“地獄”に違いない。

浅田真央は仮に公式試合で成績を残せないとしても、皆から同情を買うとか不憫に思われることを望んでいない。
そんな次元の選手でないし、人間でない。
しかし、もうちょっと自分を理解してほしいと考えているのでは…。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

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浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然

おとといのブログ「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」の続き。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

フィギュアスケート界の至宝・浅田真央。
彼女が大会に出場するかどうかにより、イベントの興行面やテレビの視聴率に重大な影響が及ぶ。
が、それは選手個人が気にかけることでない。
この子は関係者やファンのためにどうしても無理をする。

浅田真央には試合に出ないという選択肢があってよい。
本人と佐藤信夫コーチはどうやら本番を最良の練習と考えているようだ。
が、二人の心の底まで覗けない。
私自身は、コンディションが整わない状態での出場に“しがらみ”を感じてしまうほうだ。
マスコミを含めたフィギュアスケート界。
そこへの配慮や遠慮、そこからの要請や圧力・・・。

私は考えたり書いたりするとき、なるべく相手と立場を入れ替えるように努めている。
基本中の基本だろう。
20歳の女性が背負うにはあまりに重い。
私なら一瞬で押し潰される。
人生経験が豊富で、かつ“雑草”を自負していても…。

そうでないという人がいるなら荷物を一つ二つ持ってあげよ。
彼女はいくらか楽に滑れる。

                       ◇

私は、浅田真央のスケーティングとジャンプの矯正がたやすく進むと思えない。
それはこれまでの技術などの否定につながる。
しかも、彼女はすでに最高水準に達しており、それをさらに上回る取り組みである。
ゆるいレベルに安住しがちな私は、そこから一歩踏み出すのでさえ怖い。

浅田真央は、今季はみじめな姿をさらす?
それは来季も続くかもしれない。
私たちにできるのは、あたたかく見守ることくらいだ。

浅田真央は、2013年の初頭に調子が上がっていれば、オリンピックに間に合うのでないか。
選手層が厚い日本では代表になるのも大変だが、コンディションが整った状態なら心配はいらない。
素人の私にも、彼女は実力が抜きん出ていると分かる。

2011年世界フィギュアスケート選手権は3月下旬に東京・代々木で開催される。
叶うに越したことはないが、浅田真央は連覇にこだわる必要がない。
日本のエース、大会の顔なので、もちろん口に出せない。

私自身は、浅田真央が滑りの矯正に励む以上、むしろ表彰台にあっさり立ってはいけないように思う。
それは、目先の勝負を優先した結果だ。
妥協を戒め、一つずつ着実に「課題」をクリアしていく。
どうか周囲の失望や批判の声に耳をふさいでほしい。
浅田真央が見据えるのは、あくまでソチ冬季五輪の頂上であるべきだ。

                      ◇

浅田真央が不調だと、マスコミはかならず騒ぐ。
それは第一人者の宿命である。
また、彼らはそれが商売なので責めても仕方ない。
テレビは視聴率を上げようと、新聞や雑誌は部数を伸ばそうと、何でも“飯の種”にする。

矯正期間中は結果を出せなくて当然であり、その際の対応が大事になるのでなかろうか。
浅田真央は目的を持ち、計画に基づいて進めているわけだから、明るく振る舞うことだ。
つらい心中は察するが…。

浅田真央は自分の工事を行っている。
「工事中です。2割進んだところです」。
あるいは、新しい山に登っている。
「登山中です。3合目辺りに来ました」。
これを例のスマイルで語る。
3割と思っても2割、4合目と思っても3合目に留める。

試合後のインタビューで矯正の度合いをおおよそ示せば、世間に安心を与えられる。
つまらない憶測もいくらか減らせよう。

私はオリンピックで日本を応援してきた。
自分が取らせられるわけでないが、金メダルをあげたいと思った選手は少なくない。
しかし、これほどまで強く願うのは「浅田真央」一人。

続きはあした、「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」のブログで…。

◆書き加え1(11月28日)

グランプリ(GP)シリーズ「フランス大会」女子フリー。
観客席に自身の競技を終えた小塚崇彦の姿があった。
佐藤信夫コーチのもとで一緒に練習し、2大会を圧勝した彼の目に現在の浅田真央の演技はどのように映ったか。

私は、滑りの美しさと滑らかさに魅せられた。
ほとんど跳べなくて、あの得点は素晴らしい。
浅田真央はスケーティングが変わったのでは…。
専門家から見て、どうなのか。

それと、私は素人ながら、ふと思った。
タチアナ・タラソワコーチからバンクーバーオリンピック前に受けた演技指導がじわじわ効いてきたのでは?
当時は消化しきれていない印象が残った。
女性としての心身の成熟も加わり、表現力がさらに豊かになった。

コーチには得意領域がある。
すべてを兼ね備えた指導者はまれでは?

一流の選手は、それぞれのコーチの優れたアドバイスを確実に取り入れていく。
自分のものにするのに時間がかかろうとも…。

私は、浅田真央のフリーの演技に懐の深さと器のしなやかさを感じ、うなった。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

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⇒2010年10月26日「浅田真央の敵、キム・ヨナの敵はだれか?」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年10月24日「浅田真央、北島康介が最高の教科書…五輪金メダル」はこちら。

⇒2010年10月3日「浅田真央はしっとり大人の“女”へ…20歳の変身」はこちら。

⇒2010年7月3日「浅田真央新コーチ人選、ソチ金メダル条件」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月30日「銀・浅田真央は金・荒川静香より凄い!」はこちら。

⇒2010年3月28日「笑顔がこわばる浅田真央…フィギュア表彰台」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月28日「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」はこちら。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

⇒2010年2月21日「浅田真央、金メダル極秘練習全記録…NHKスペシャル」はこちら。

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浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断

おとといのブログ「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」の続き。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

浅田真央は佐藤信夫コーチのもと、ジャンプを含めた滑りの矯正に取り組んでいる。
より高い次元に到達するうえでの弱点や欠陥を自覚していることになる。
20歳の女の子は、あえて困難に挑戦する道を選んだ。

ネット上の信頼の置けそうな情報によれば、佐藤信夫コーチは技術と芸術のバランスを大切にするとのこと。
基礎を重視し、展望と計画に基づいて指導する。
焦ったところで、オリンピックで勝てないのは確か。
タチアナ・タラソワコーチは浅田真央のそばにいられず、しかもジャンプを見られなかった。
佐藤信夫コーチは彼女に張り付けるし、具体的に教えられる。

浅田真央は自らの意思で行うからいいが、コーチは見守るしかない。
しかも、世間は結果を性急に求める。
佐藤信夫はつらい立場である。

浅田真央は矯正を加速させるに当たり、佐藤信夫と長久保裕による2人コーチ体制を排した。
やはりネット上の情報によれば、ジャンプの修正か改造かで方針が違うらしい。
リスクの大きい後者をためらった?

浅田真央は従来の滑りで立派な実績を残してきた。
佐藤信夫コーチの助言を得ながら、そこに「修正」を加えることでレベルアップを図っていく。

長久保裕はジャンプ専門のコーチとして招かれた。
「改造」は避けられない、ついては長い歳月がかかると考えた模様。
また、鈴木明子のメインコーチであり、そのことへの遠慮もありそうだ。

オリンピックに出場するほどの選手は競技にすべてをかけている。
無我夢中なので、過酷な練習も乗り切れる。
まして金メダルを狙う浅田真央は…。
しかし、コーチはひたすら辛抱…。

私は佐藤信夫がコーチに就任した経緯を知らない。
迷い揺れる浅田真央を見かねて手を差し延べた?
それが「火中の栗を拾う」ことになるかもしれないと思いつつ…。
実際には、あらかじめ覚悟していたよりもっと大変だったのでは…。
NHK杯で敗れただけで、解任を求める声が上がる始末。

オリンピックの表彰台の一番高いところで満面の笑みを浮かべる選手。
猛烈な努力が花開いたわけだが、それを支えていたのはコーチの地獄の苦悩でなかろうか。
そんな気がした。

フィギュアスケートに何の専門知識も持たない私は、コーチに関する一連の判断が浅田真央をいい方向へ導くことを祈るのみ。

続きはあさって、「浅田真央は工事中、勝てないのが当然」のブログで…。

◆書き加え1(11月28日)

浅田真央はNHK杯に続き、フランス大会でも惨敗を喫した。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

佐藤信夫コーチに対する不満や不信の声が大きくなりそうだ。
救いは、同じ教え子の小塚崇彦がGPシリーズで格段に進化した演技を見せたこと。
2大会とも圧勝を遂げた。
私たちが理解しておかなくてならないのは、コーチの非難は浅田真央を苦しめ、追い詰めるということである。
自らの意思で最終的に指導を要請した彼女が一番心を痛める。
浅田真央を応援するなら行うべきでない。

また、浅田真央に対する失望や揶揄の声が大きくなるかもしれない。
しかし、政治家や評論家などと異なり、選手はそもそも批判の対象でない。
日本の代表候補や代表には強化費や遠征費などの税金が投入されている?
確かにそのとおりだが、批判は選手がやってならないことをやったときに限られる。
競技に懸命に取り組む選手に向けるべきでない。

アスリートは私たちに素晴らしい感動を与えてくれる。
感謝の気持ちを忘れないことだ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

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惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?

きのう、このブログのページ・ビュー(PV)が1万を超えた。
これまで7〜8千に達することはあったが、初めてのこと(おそらく)。
大勢の読者に感謝したい。
通常は2〜3千くらい。

さて、浅田真央に関する一連のブログはかなり前に記した。
来週水曜日まで6回にわたり続いている。

私はたいてい1〜2週間分の記事(原稿)を書き溜めて割り振り、妻などにアップを頼んでいる。
ゆえに、たまたま時間が取れてブログを書くと、他のブログと順序や内容が前後するといったことが起こりやすい。
きょうのブログはそれ。
お許しいただきたい。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

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グランプリ(GP)シリーズ「フランス大会」が開催された。
最終戦(第6戦)である。
これに浅田真央が出場した。
私などはコンディションが戦えるレベルに達していないのなら、やめたほうがいいと思ってしまう。
何せ世界最高峰の実績を有する選手である。
猛烈な努力の末に確立した自らのイメージやブランドを壊しかねないからだ。

しかし、浅田真央と佐藤信夫コーチは、現時点の技量と状態を把握する最良の機会として公式試合を位置づけている。
結果は、ショートプログラム(SP)7位からいくらか巻き返したものの5位。
SP3位の今井遥は6位。
村主章枝は8位。
今回の日本女子で一番上だった。

浅田真央はフランス大会で復調のきっかけをつかめるかという声が上がっていた。
どうして世間はこうせっかちなのか。
私自身は、彼女が本気で矯正に取り組んでいるとすれば、ずっと先のことと考えていた。
長らく続けてきた自分の滑りやジャンプを変えるリスクは大きく、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の金メダルを見据えた大胆な決断である。

また、輝きを取り戻せるかという声も耳にした。
私は噴き出してしまった。
そもそも浅田真央は輝きを失っていない。

案の定、NHK杯(開幕戦)に続いてフランス大会も惨敗。
が、それでよし。
出なければ失態は避けられるが、自らの意思で出たわけだから…。

他のスポーツと同様、フィギュアスケートは「心技体」のそれぞれがベストに達し、しかも調和が取れていないと勝てない。
とりわけ選手が緊張するジャンプは、どれか一つがほんのちょっと不十分か不安定なだけで、バランスを崩して失敗したり転倒したり…。
非常にデリケートだ。

                       ◇

浅田真央は私の地元にある「新横浜スケートセンター」でも練習を行っている。
私がときどき出かける「新横浜ラーメン博物館」のすぐ先。
ご存知、佐野実の「支那そばや」が出店する。
浅田真央の練習は、入場料か何かを払えば、私でも見られる?
一般人が入ったら集中できないので無理かなぁ。

浅田真央はいま「ジャンプ」を一からやり直している。
それはジャンプ・コントロールの変更を意味する。
跳ぶタイミングと跳び方を変えている。
後者は、不要な上下動をなるべく抑える。
流れるように美しいジャンプに不可欠である。

ついては、その土台となるスケーティング自体のブラッシュアップも図っている。
佐藤信夫コーチは、滑りの“エッジ音”に耳を傾ける。
選手にもそれを大切にさせる。
浅田真央は滑りがスムーズになり、スピードが増してきた。
これを得意なジャンプに生かそうと悪戦苦闘しているところ。
気が遠くなるほど滑り込むしかない。
時間が必要だ。

私がもっとも恐れるのは、勝つための妥協である。
おそらく浅田真央はアスリートで人気ナンバーワン(国内)。
世間から寄せられる勝利への期待は恐ろしく大きく、それに押されるようにして短期間でまとめる・・・。
滑りとジャンプの見直しを中途半端で終えることこそ最悪!
浅田真央と佐藤信夫コーチはじっくりと取り組むべき。
まして年末に開催される「全日本フィギュアスケート選手権」に間に合わせようとする必要はさらさらない。
結果を気にせず、たくさん失敗したらいい。

私は思う。
人気者の宿命として勝ちながらの矯正を考えたくなるが、それをやったら選手生命を縮めかねない。

浅田真央が好きな言葉は「日進月歩」。
この子は早くも、矯正後のさらなる成長に思いを馳せている。
向上心の塊。
が、焦りは禁物。

                       ◇

12月9日から中国で開催されるグランプリ(GP)ファイナルへの日本女子の出場者は以下のとおり。

中国大会(第3戦)もロシア大会(第5戦)も優勝の安藤美姫。
こちらは余裕。
NHK杯(開幕戦)が3位、アメリカ大会(第4戦)が優勝の村上佳菜子。
中国大会もロシア大会も安藤美姫に次いで2位の鈴木明子。

出場6選手のうち、日本勢が3人を占める。
立派だ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

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⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

⇒2010年10月26日「浅田真央の敵、キム・ヨナの敵はだれか?」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年10月24日「浅田真央、北島康介が最高の教科書…五輪金メダル」はこちら。

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⇒2010年3月30日「銀・浅田真央は金・荒川静香より凄い!」はこちら。

⇒2010年3月28日「笑顔がこわばる浅田真央…フィギュア表彰台」はこちら。

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浅田真央の敵、キム・ヨナの敵はだれか?

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・NHK杯。
注目・期待の浅田真央は惨敗。
彼女は人気が突出しており、会場全体が元気を失ってしまった。

浅田真央は演技を終えて肩を落とし、下を向いた。
私は、彼女が落胆している様子を見て、胸が痛んだ。
どうしたら彼女が心から笑えるか、全身で喜べるかを考えてしまった。
そして、以下の2本のブログをアップした。

⇒2010年10月24日「浅田真央、北島康介が最高の教科書…五輪金メダル」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

きょうの記事は、これらの文脈を継いでいる。

さて、浅田真央は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)銀メダル、続いてトリノ世界選手権優勝。
それなのに、長らく結果を残してきた得意の「ジャンプ」を否定している最中。
新コーチと2人3脚で“修正”に努めている。
しかし、すでにハイレベルに到達しており容易でない。
彼女もそうだが、指導者とて手探りだろう。
互いに迷いや不安を拭い去れないのでは…。
はたして目論みどおりに進むか、微妙。
裏目に出なければよいが…。

                       ◇

浅田真央は苦しんでいる。
なぜなら、さらなる“高み”を目指しているからだ。
人は挑めば、かならず苦しむ。
具体的には、2014年ソチ冬季五輪で表彰台の一番高いところに立つ。

私はNHK杯をきちんと見たわけでない。
それでも、8位の浅田真央が実力で一番だと思った。
比べられる選手がいない。

現時点で、ライバルは韓国のキム・ヨナただ一人。
むろん、これから村上佳菜子など若い選手が伸びてくるかもしれない。

⇒2010年3月27日「浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?」はこちら。

⇒2010年3月28日「浅田・長洲・村上、ソチ五輪表彰台独占へ!」はこちら。

浅田真央はオリンピックで金メダルを獲得することに集中したらよい。
言い換えれば、キム・ヨナを凌駕することに専念したらよい。
両者はきっとイコール。

本来はライバルという言葉を用いるべきだが、あえて「敵」という言葉を使う。
浅田真央には「打倒、キム・ヨナ」という気持ちがあろう。

浅田真央の敵はキム・ヨナだ。
ほかにいない。

キム・ヨナの敵はキム・ヨナだ。
彼女は国民的なスターであり、収入も破格である。
贅沢もできるし、遊びもできる。
もともと自由奔放な性格で、浅田真央と対照的。
キム・ヨナはソチ五輪へ向けてモチベーションを高められるか、そして厳しい練習を積めるかは不明である。
緩んだ状態を元に戻す。
恐ろしく大変。

万全の状態で臨むキム・ヨナは強敵、いや難敵だろう。
浅田真央は、従来の延長では上回れないと踏んでいる。
それゆえ、一から見直しを図っているはずだ。

「自己否定」は勝者の条件である。
夏季五輪(オリンピック)2大会連続金メダリストの北島康介が好例。
彼でさえこれまでに安住せず、どん欲に進化を模索している。
そうしなくては決して勝てないことを、だれよりもよく分かっているからだ。

浅田真央に話を戻そう。
私は、自らに容赦なく“ダメ出し”する彼女を尊敬する。
まだ20歳、信じられない。
分野は違えど、少しでも実績を残している人なら浅田真央の凄さは感じられる。
彼女を批判しているのは実績がないどころか、行動や挑戦を避ける連中ばかり。

浅田真央の問題は、現在の懸命の“取り組み”がほんとうに有効かどうかに尽きる。
素人の私には悲しいかな、その判断がつきかねる。

                       ◇

このブログで再三述べているが、コーチ体制の構築が決め手の一つだ。
そして、練習環境の整備も…。
浅田真央は、本気でソチ五輪で勝つ気なら、日本を離れるという選択肢もあるのでなかろうか。
真剣に検討すべきだ。

国内はあまりに雑音が多い。

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和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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