全日本フィギュアスケート選手権の女子シングルに浅田真央が出場しました。
私は得点よりミスのない演技を望んでいましたが、彼女は基礎点の高い演技構成にこだわりました。
(当然、それを決めるのは選手本人とサポートスタッフです。)
結果は、ミス続出の惨敗でした。
浅田真央はジャンプがどうのこうのという前にフィジカルトレーニングが必要だと思いました。
FS(フリースケーティング)ではもちろん、SP(ショートプログラム)でも最後まで滑りきるスタミナがありません。
また、スピードがなく、動きが鈍い状態です。
これは勤続疲労による左ひざの不調で練習を積めなかったことが主因のようです。
が、単なる体力や筋力の維持でなく、瞬発力や柔軟性の確保も欠かせません。
アスリートとしてやっていくうえで基礎的な「課題」を露呈しています。
(自身も周囲も承知しているはずです。)
浅田真央の惨敗を目の当たりにし、私は彼女が本気で勝というとしていることがよく分かりました。
2018年平昌五輪出場を狙っている、さらに表彰台を狙っていると感じました。
それこそが現役に復帰した最大の目標なのかもしれません。
振り返れば、世界のトップアスリートとしての浅田真央が唯一手に入れていないのがオリンピックでの金メダルです。
浅田真央は全日本選手権の表彰台を逃してもいいから、オリンピックシーズンにライバルと戦うことになる演技構成で滑り、いくらかでも感触をつかんでおきたかったのでしょう。
しかし、表彰台に立ったのは高難度ジャンプを苦にしない、十代の若い選手ばかりでした。
浅田真央は「世代交代」を痛感し、26歳という年齢に思いが至ったはずです。
頭に浮かんだ「引退」の二文字を打ち消したのかもしれません。
浅田真央は若手の急激な台頭により平昌五輪出場が至難の状況です。
高難度ジャンプが得点源ということは確かですが、それがすべてではありません。
私は素晴らしいフィギュアスケーターになったと思います。
本来のコンディションならば、スケーティングも美しいし、表現も秀でています。
浅田真央には豊かな経験を通じて備えた「強み」を生かすことを忘れてほしくありません。
それは彼女を温かく見守り、粘り強く支えてきた大勢のファンも願っていることです。
◇◆◇
浅田真央に関するブログは以下のとおり。
⇒2017年1月6日「表現者・浅田真央としての新境地」はこちら。
⇒2017年1月3日「平昌代表へ、浅田真央の2017年が幕を開ける」はこちら。
⇒2016年12月27日「浅田真央惨敗・・・挑戦と無謀は違う」はこちら。
⇒2016年12月25日「浅田真央が勝てない理由・・・全日本フィギュア」はこちら。
⇒2016年12月23日「浅田真央が全日本フィギュア視聴率を救う」はこちら。
⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。
⇒2016年12月22日「3回転を跳べない浅田真央は勝てるのか」はこちら。
⇒2016年12月20日「浅田真央は世界選手権代表へ・・・全日本選手権」はこちら。
⇒2016年12月18日「浅田真央を弾き飛ばす若手の勢い」はこちら。
⇒2016年12月15日「愛する浅田真央へ」はこちら。
⇒2016年11月18日「浅田真央ファンは指の隙間から全日本選手権を見る」はこちら。
⇒2016年11月15日「浅田真央に「頑張れ」は禁句・・・選手生命の危機」はこちら。
⇒2016年11月14日「浅田真央、全日本選手権での早まった決断」はこちら。
⇒2016年11月13日「浅田真央は世界選手権への代表切符を逃すのか」はこちら。
⇒2016年11月12日「浅田真央、いまは我慢するしかない」はこちら。
⇒2016年10月30日「浅田真央と佐藤信夫コーチの食い違い」はこちら。
⇒2016年10月28日「浅田真央は楽しむ気配が伝わってこない」はこちら。
⇒2016年10月26日「浅田真央はスタミナ切れ」はこちら。
⇒2016年10月23日「浅田真央はメンタルが弱いのか」はこちら。
⇒2016年10月22日「浅田真央と高梨沙羅の限界…五輪メンタル」はこちら。
⇒2016年10月21日「浅田真央は緊張に負け、重圧につぶれる…東大受験」はこちら。
⇒2016年10月13日「浅田真央は基本が分かっていない」はこちら。
⇒2016年10月12日「浅田真央、引退か現役かで心が揺れる」はこちら。
⇒2016年10月11日「浅田真央はGPシリーズで落ち込む」はこちら。
⇒2016年10月10日「浅田真央は井の中の蛙・・・世代交代」はこちら。
⇒2016年10月9日「浅田真央、振り付けのアイデア」はこちら。
⇒2016年10月8日『浅田真央「リチュアルダンス」世界観の演じ分け』はこちら。
⇒2016年9月22日「浅田真央、ジャパンオープン回避と視聴率」はこちら。
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(当然、それを決めるのは選手本人とサポートスタッフです。)
結果は、ミス続出の惨敗でした。
浅田真央はジャンプがどうのこうのという前にフィジカルトレーニングが必要だと思いました。
FS(フリースケーティング)ではもちろん、SP(ショートプログラム)でも最後まで滑りきるスタミナがありません。
また、スピードがなく、動きが鈍い状態です。
これは勤続疲労による左ひざの不調で練習を積めなかったことが主因のようです。
が、単なる体力や筋力の維持でなく、瞬発力や柔軟性の確保も欠かせません。
アスリートとしてやっていくうえで基礎的な「課題」を露呈しています。
(自身も周囲も承知しているはずです。)
浅田真央の惨敗を目の当たりにし、私は彼女が本気で勝というとしていることがよく分かりました。
2018年平昌五輪出場を狙っている、さらに表彰台を狙っていると感じました。
それこそが現役に復帰した最大の目標なのかもしれません。
振り返れば、世界のトップアスリートとしての浅田真央が唯一手に入れていないのがオリンピックでの金メダルです。
浅田真央は全日本選手権の表彰台を逃してもいいから、オリンピックシーズンにライバルと戦うことになる演技構成で滑り、いくらかでも感触をつかんでおきたかったのでしょう。
しかし、表彰台に立ったのは高難度ジャンプを苦にしない、十代の若い選手ばかりでした。
浅田真央は「世代交代」を痛感し、26歳という年齢に思いが至ったはずです。
頭に浮かんだ「引退」の二文字を打ち消したのかもしれません。
浅田真央は若手の急激な台頭により平昌五輪出場が至難の状況です。
高難度ジャンプが得点源ということは確かですが、それがすべてではありません。
私は素晴らしいフィギュアスケーターになったと思います。
本来のコンディションならば、スケーティングも美しいし、表現も秀でています。
浅田真央には豊かな経験を通じて備えた「強み」を生かすことを忘れてほしくありません。
それは彼女を温かく見守り、粘り強く支えてきた大勢のファンも願っていることです。
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浅田真央に関するブログは以下のとおり。
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⇒2017年1月3日「平昌代表へ、浅田真央の2017年が幕を開ける」はこちら。
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⇒2016年11月14日「浅田真央、全日本選手権での早まった決断」はこちら。
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⇒2016年10月22日「浅田真央と高梨沙羅の限界…五輪メンタル」はこちら。
⇒2016年10月21日「浅田真央は緊張に負け、重圧につぶれる…東大受験」はこちら。
⇒2016年10月13日「浅田真央は基本が分かっていない」はこちら。
⇒2016年10月12日「浅田真央、引退か現役かで心が揺れる」はこちら。
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