ソチオリンピック、フィギュアスケート女子シングルのショートプログラム(SP)が終わった。
韓国のキム・ヨナ(金妍児)が僅差でトップに立った。
とくに出来がいいと思わない。
ただし、練習どおりに滑った。
練習と本番の差がない。
浅田真央は日本勢で最下位の16位に沈んだ。
練習どおりに滑れなかった。
実際には、練習と本番が別人である。
ジャンプがすべて壊れた。
⇒2014年2月19日「浅田真央ソチメダル予想(順位・得点)」はこちら。
浅田真央は4年間に及ぶ懸命な練習を、本番の成果に表せなかった。
こうなると、努力の意味が薄れる。
私は、営業立て直し・業績テコ入れの教育指導に携わっているが、もっとも重んじているのは基本中の基本である。
同様に、滑りでも基礎が大切なはずだ。
その見直しと仕上げを託したスキル面のコーチの選択が間違っていたと思わない。
浅田真央自身も、バンクーバーオリンピックのときとは比べられないくらいに滑りの状態がいいと幾度か語っていた。
しかし、大舞台で勝てる精神状態に誘導できるメンタル面のコーチが必要だったのでないか。
練習でできるのに本番でできなくなってしまうのが、最大の問題である。
私が感じたのは、浅田真央の深い孤独だった。
これほど切実に支えを求めている選手はいない。
キム・ヨナは、金メダルのかかるフリーでも平常心を貫けるかどうか分からないが、セルフコントロールがかなりできる。
そうでなければ、休養明けの実質、最初の大舞台であれだけの演技を見せられない。
高難度ジャンプの安定感にあきれた。
浅田真央は、フリーではもっぱら自分が楽しむために滑ってほしい。
ライバルと戦うことも、ファンを喜ばせることも考える必要はない。
自分が楽しまないと、それを見ているファンも楽しめない。
得点も順位もその結果にすぎない。
なお、金メダルの本命に急浮上したロシアのユリア・リプニツカヤはジャンプにミスが出た。
国民の期待の高まりを肌で感じ、プレッシャーがどんどん大きくなったのだろう。
その代わりといってはなんだが、アデリナ・ソトニコワ(2位)が頑張った。
イタリアのカロリーナ・コストナー(3位)とともに、3人が74点台に並ぶ。
大接戦である。
各国ソチメダル獲得数ランキング(国別・地域別)
◇◆◇
浅田真央に関するブログは以下のとおり。
⇒2014年2月19日「浅田真央ソチメダル予想(順位・得点)」はこちら。
⇒2014年2月11日「浅田真央、気持ちを立て直せ…ソチ個人戦」こちら。
⇒2014年2月10日「浅田真央、個人戦への戦略と調子…ソチ」こちら。
⇒2014年2月9日「浅田真央、もっともっとよくなる…現役続行」こちら。
⇒2014年2月7日「浅田真央はキム・ヨナの敵でない」こちら。
⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」こちら。
⇒2014年1月21日「浅田真央の得点…ソチフィギュア女子シングル」はこちら。
⇒2014年1月14日「浅田真央に絶対に負けない…和田創」はこちら。
⇒2014年1月6日「浅田真央とキム・ヨナの一騎打ち…ソチ五輪」はこちら。
⇒2013年12月26日「浅田真央、エキシビションの美しさ…全日本選手権」はこちら。
⇒2013年12月21日「浅田真央はゆうゆう1位、関心は合計得点!」はこちら。
⇒2013年12月16日「浅田真央や高橋大輔の頑張り…ソチ代表入り」はこちら。
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とくに出来がいいと思わない。
ただし、練習どおりに滑った。
練習と本番の差がない。
浅田真央は日本勢で最下位の16位に沈んだ。
練習どおりに滑れなかった。
実際には、練習と本番が別人である。
ジャンプがすべて壊れた。
⇒2014年2月19日「浅田真央ソチメダル予想(順位・得点)」はこちら。
浅田真央は4年間に及ぶ懸命な練習を、本番の成果に表せなかった。
こうなると、努力の意味が薄れる。
私は、営業立て直し・業績テコ入れの教育指導に携わっているが、もっとも重んじているのは基本中の基本である。
同様に、滑りでも基礎が大切なはずだ。
その見直しと仕上げを託したスキル面のコーチの選択が間違っていたと思わない。
浅田真央自身も、バンクーバーオリンピックのときとは比べられないくらいに滑りの状態がいいと幾度か語っていた。
しかし、大舞台で勝てる精神状態に誘導できるメンタル面のコーチが必要だったのでないか。
練習でできるのに本番でできなくなってしまうのが、最大の問題である。
私が感じたのは、浅田真央の深い孤独だった。
これほど切実に支えを求めている選手はいない。
キム・ヨナは、金メダルのかかるフリーでも平常心を貫けるかどうか分からないが、セルフコントロールがかなりできる。
そうでなければ、休養明けの実質、最初の大舞台であれだけの演技を見せられない。
高難度ジャンプの安定感にあきれた。
浅田真央は、フリーではもっぱら自分が楽しむために滑ってほしい。
ライバルと戦うことも、ファンを喜ばせることも考える必要はない。
自分が楽しまないと、それを見ているファンも楽しめない。
得点も順位もその結果にすぎない。
なお、金メダルの本命に急浮上したロシアのユリア・リプニツカヤはジャンプにミスが出た。
国民の期待の高まりを肌で感じ、プレッシャーがどんどん大きくなったのだろう。
その代わりといってはなんだが、アデリナ・ソトニコワ(2位)が頑張った。
イタリアのカロリーナ・コストナー(3位)とともに、3人が74点台に並ぶ。
大接戦である。
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◇◆◇
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⇒2014年2月11日「浅田真央、気持ちを立て直せ…ソチ個人戦」こちら。
⇒2014年2月10日「浅田真央、個人戦への戦略と調子…ソチ」こちら。
⇒2014年2月9日「浅田真央、もっともっとよくなる…現役続行」こちら。
⇒2014年2月7日「浅田真央はキム・ヨナの敵でない」こちら。
⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」こちら。
⇒2014年1月21日「浅田真央の得点…ソチフィギュア女子シングル」はこちら。
⇒2014年1月14日「浅田真央に絶対に負けない…和田創」はこちら。
⇒2014年1月6日「浅田真央とキム・ヨナの一騎打ち…ソチ五輪」はこちら。
⇒2013年12月26日「浅田真央、エキシビションの美しさ…全日本選手権」はこちら。
⇒2013年12月21日「浅田真央はゆうゆう1位、関心は合計得点!」はこちら。
⇒2013年12月16日「浅田真央や高橋大輔の頑張り…ソチ代表入り」はこちら。
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