コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

浅田真央2世

本田真凜、浅田真央後継認定試験をパス

シニアデビューの初戦「フィギュアスケート・USインターナショナル」は本田真凜が浅田真央の後継にふさわしいかどうかを見極める、いわば認定試験でした。

とはいえ、浅田真央と本田真凜はそれぞれ固有の資質を持ち、とくに気質は対照的なのかもしれません。
しかし、二人ともフィギュアスケートの女神の寵愛を受けているように思えます。
リンクに登場するだけで華やかな輝きを放ちます。

本田真凜は初戦を余裕で制したことでメディアの関心を集めました。

米国メディアが「浅田真央2世」として演技の華麗さとともに人気の高さを取りあげています。
日本のお家芸であるがゆえにかかるプレッシャーに押しつぶされない強さも称えています。

やはり韓国メディアが「ポスト浅田真央」として期待を込めて取りあげています。
酸欠に苦しみながらもフリースケーティング(FS)「トゥーランドット」を滑りきった頑張りを称えています。
世界ジュニア選手権で2位になった際に記者から「プレゼントで何がほしい」と問われ、「韓国旅行」と答えたことで韓国でも広く知られるところとなりました。
高い技術力と豊かな表現力を備えており、2018年平昌冬季五輪への出場が有力と報じています。

メディアが本田真凜の突出した「スター性」に注目していることはいうまでもありません。
大勢に愛されるキャラクターを備えています。

⇒2017年9月17日「本田真凜の名言・・・シニアデビューで連発」はこちら。

浅田真央との違いは16歳にしてすでに「色気」を漂わせることです。
女優の資質を生まれ持っているのかもしれません。
「カメラを向けられることが大好き」と語っています。

私が不世出のスターと考える浅田真央の存在を超えていくのは至難です。
が、本田真凜にはどうか浅田真央のオリンピックでの忘れ物を取ってきてほしい。
この子には才能と努力だけでなく強運のようなものも感じます。

⇒2017年9月20日「天真爛漫な本田真凜に気合のスイッチ」はこちら。

本田真凜は次戦が10月7日に行われるジャパンオープンになります。
そして、GPシリーズは10月27〜29日に行われるスケートカナダになります。

◆書き加え(9月24日)

ロシアのエフゲニア・メドベージェワが今シーズンの初戦で226.72点という高得点で圧勝を収めました。
舌を噛みそうな名前の「オンドレイ・ネペラ杯」です。
2位の本郷理華に約37点の差をつけています。

エフゲニア・メドベージェワは世界選手権を2連覇しており、絶対王者の羽生結弦に劣らない絶対女王です。
別格の強さに加え、安定感が際立ちます。

私は本田真凜が平昌五輪で表彰台に立つのはもちろんとして、なるべく金メダルを獲ってほしいと願っています。
その最大の難敵として立ちふさがるのが彼女です。
率直に言って、恐ろしく厄介ですね。

◆書き加え(9月25日)

本田真凜が24日、約2週間の充実した海外生活から戻りました。

カナダ・トロントでフリースケーティング(FS)「トゥーランドット」の修正に取り組みました。
実際に試合で滑ってみた感触や出来栄えなどを踏まえてのものでしょう。

その後、アメリカ・デトロイトでショートプログラム(SP)の振り付けを済ませました。
「曲名はまだ秘密」とお茶目に語っています。
3日間でつくりあげたピアノ曲のプログラムにとても満足している表情を見せました。
オリンピックシーズンに入ってからの使用曲の変更が間違っていなかったとの確信を得たようです。

新SPのお披露目は、10月27〜29日に開催されるグランプリ(GP)シリーズ第2戦「スケートカナダ」になります。
「気持ちが乗っているから大丈夫」と時間不足の心配を感じさせません。

◇◆◇

本田真凜に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年9月20日「天真爛漫な本田真凜に気合のスイッチ」はこちら。

⇒2017年9月17日「本田真凜の名言・・・シニアデビューで連発」はこちら。

⇒2017年5月5日「本田真凜はなぜうずうずしているのか」はこちら。

⇒2017年4月24日「真央から舞依、真凜へ、マママの系譜」はこちら。

⇒2017年4月5日「華のある本田真凜の3姉妹と兄の競演」はこちら。

⇒2017年3月26日「本田真凜と金妍児(キム・ヨナ)の共通点」はこちら。

⇒2017年3月25日「本田真凜のコメントに光る女優の感性」はこちら。

⇒2017年3月23日「本田真凜、早すぎる現役引退表明」はこちら。

⇒2017年3月21日「本田真凜は天衣無縫、この選手はいける」はこちら。

⇒2017年3月20日「気分屋の本田真凜に一つ残念なこと」はこちら。

⇒2017年3月19日「本田真凜、最高の笑顔で帰っておいで!」はこちら。

⇒2017年3月18日「本田真凜、坂本花織、白岩優奈はうふん!」はこちら。

⇒2017年3月17日「本田真凜の調子、世界ジュニア連覇の重圧」はこちら。

⇒2017年3月15日「本田真凜とザギトワの激突・・・世界ジュニア選手権」はこちら。

⇒2017年3月14日「本田真凜はいつもどおりで世界ジュニア連覇」はこちら。

⇒2017年2月13日「本田真凜は2百点超えで世界ジュニア連覇へ」はこちら。

⇒2017年1月13日「本田真凜は妹思い、姉の鏡なのか」はこちら。

⇒2016年12月26日「本田真凜の愛らしさと天性の表現力」はこちら。

⇒2016年9月13日「本田真凜、ジュニア女王の重圧・・・フィギュアGP」はこちら。

⇒2015年12月22日「本田真凜を本田望結が追いかける」はこちら。

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宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世

全日本フィギュア2012(フィギュア全日本選手権2012)の女子シングルで大きな注目を集めたのは、「浅田真央2世」の呼び声が高い14歳の宮原知子(みやはら・さとこ)だった(みやはら・ともこ、は誤り)。
高難度のジャンプを苦にせず、技術力がある。
昨シーズンは全日本シニアにデビューして6位。

その宮原知子がほぼノーミスの演技でショートプログラム(SP)、フリーともに3位に入り、総合3位に食い込んだ。
浅田真央、村上佳菜子と表彰台にのぼった。
特筆すべきは、SP、フリーともにトップの技術点である。

宮原知子は身長143センチ、体重30キロ。
小さく軽い少女体形であり、くるくる回れる。
今後の成長にともなって大きな壁にぶつかる可能性がないわけでない。
が、それを乗り越えられれば楽しみだ。
練習に打ち込むのは当然として、筋力トレーニング、バレエ、ヨガを取り入れるなど、非常に熱心だ。
浜田美栄コーチは、性格の謙虚さもほめる。

宮原知子は全日本フィギュア2012で世界フィギュア2013(フィギュア世界選手権2013)の代表選考基準を満たした。
が、年齢制限にひっかかり出場できない。

浅田真央は2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)で国際スケート連盟が定める「五輪前年の6月30日までに15歳」の年齢制限に87日足りなかった。
宮原知子は1998年3月26日生まれなので2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)に障害はない。
本人は出場を望んでいる(選手は皆そう)。
私は、日本代表になるチャンスは十分にあると思う。

                      ◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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金荒川静香が通った道…羽生結弦

先頃オランダで開催されたハーグ世界ジュニア選手権で逆転優勝を飾った村上佳菜子(むらかみ・かなこ)。
フィギュア王国・名古屋で「浅田真央2世」との呼び声が高い。

その村上佳菜子が次のような趣旨の発言を行った(不正確)。
「ソチは、真央さんが金メダル、私は銀メダルでいい。私は次で金メダルを取る」。
「真央ちゃん」だったかもしれない。
屈託のなさが持ち味だ。

村上佳菜子は、浅田真央が通った道を歩んでいる。
同じ山田満知子コーチにつき、同じ中京大中京高へ進む。
先の大胆発言は憧れの先輩に敬意を示した格好。
といっても、本気でそう考えている節がある。
日本期待の新星はおっとり派だった。

山田満知子コーチによれば、村上佳菜子はライバルに頑張れと言える。
頂点を目指す選手には珍しいお人好し?
明るくて楽しい性格であり、周囲に笑いが絶えない。
“天然ボケ”が入っているのか…。
皆から可愛がられる。
現時点では、シニアのグランプリファイナルを制した15歳の浅田真央のレベルに及ばない。

村上佳菜子がオリンピックに出場することの大変さが分かってくるのはこれから。
そのときも先の発言のようにのんびりと構えていられるかどうか疑問だが、いまはそれもよし。

余談。
実は、この大会では男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)も逆転優勝を飾った。
柔らかい体から繰り出すビールマンスピンやイナバウアーは女子顔負け。
韓国のキム・ヨナの表現も貪欲に取り入れようとしている。
羽生結弦は宮城県出身で、4月に荒川静香の母校、宮城・東北高へ進む。
羽生結弦と村上佳菜子はともに15歳。

日本勢の男女アベック優勝は、2005年の織田信成&浅田真央以来、5年振り2度目だ。
また、世界ジュニア選手権で過去に優勝した男子3選手は全員バンクーバー冬季五輪で入賞した。
羽生結弦も期待の新星…。

先日のイタリア・トリノ世界選手権で高橋大輔と浅田真央が金メダルを獲得した。
世界ジュニア選手権と合わせた4冠独占は歴史的な快挙である。
「フィギュア王国・日本」と呼んでいいだろう。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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面白くないジョークの会会長 

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