読売巨人軍(ジャイアンツ)は原辰徳が監督に就任してから自前の選手育成にこだわり、FAによる選手補強を積極的に行っていない。
とくにクリーンアップを任せられそうな大物の打者にほとんど触手を動かさない。
かつてと様変わりだ。
球団代表の清武英利がそうした意向なのか。
編成本部長、ゼネラルマネジャー、オーナー代行を兼ねる実力者である。
しかし、いまや打線の破壊力が乏しい球団の一つになった。
中軸打者は年齢的な衰えが目立ち、ホームランが激減した。
さらに、定着したかに見えた1番・坂本勇人、2番・松本哲也が不調などで打順が変わったり出番がなくなったり、1・2番の出塁率が大幅に低下した。
その結果、巨人は得点力が極端に落ち込んだ。
両リーグを通じ、もっとも点を取れないチームの仲間入り・・・。
いまだにスポーツニュースなどで巨人の強力打線と相手チームのエースとの対決という形容を耳にする。
が、エースでなくても投手の調子がいいと、1〜2点を取るのがやっとの状態である。
貧打が際立つ。
ダブルクリーンアップと称された頃の迫力、怖さはすっかり影をひそめた・・・。
巨人は、故障者が続々と1軍に復帰した。
阿部慎之介、小笠原道大、高橋由伸、亀井義行。
原辰徳監督は土曜日のオリックス・バファローズ戦で会心の勝利を収めた後、今季初めてベストオーダーを組むことができたと語った。
しかし、日曜日の同一カードでわずか2得点の貧打に逆戻りした。
長打力も機動力もなし。
また、投手力もなし。
私は巨人がセ・リーグ3位につけているのが不思議である。
阪神タイガースが不甲斐ないせいだ。
大型補強が泣く。
◇
今季から統一球(公式球)として反発係数の小さな「飛ばないボール」が採用された。
それにより、外野フライがスタンドインした本拠地球場の狭いセ・リーグ球団が影響をもろに受けている。
ジャストミートしないと、本塁打にならない。
それは本来のあり方だ。
昨季ならフェンスを越えた打球が手前で失速する。
ホームランがもっとも減るのは、東京ドームを本拠地とする巨人だろう。
打者は感覚が狂ったり、自信を失ったりしており、深刻な不振と大きな関係がありそうだ。
本塁打の量産が困難になっても、飛ばないボールに対応するには時間がかかる。
打法は簡単に変えられない。
セ・リーグはホームラン王が30本台になるのでは…。
飛ばないボールはもちろん投手に有利に働く。
防御率が改善しており、1点台が激増した。
「日本生命セ・パ交流戦」では0点台の投手が何人か現れている(不確か)。
打って走ってのほうが、野球は確かに面白い。
◇◆◇
プロ野球今季(2011年シーズン)のルーキー(新人)に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年6月8日「斎藤佑樹、復帰戦は変化球主体の投球から脱却?」はこちら。
⇒2011年6月7日「澤村拓一の面構えとオーラ…真っ向勝負の魅力!」はこちら。
⇒2011年4月21日「澤村拓一、巨人黄金伝説の扉を開ける」はこちら。
⇒2011年4月19日「牧田和久サブマリン…手玉に取る頭とテンポ」はこちら。
⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。
⇒2011年2月12日「沢村拓一は伝説の投手になれ…城之内邦雄」はこちら。
⇒2011年2月11日「沢村拓一に開幕投手テスト…巨人原辰徳監督」はこちら。
⇒2011年2月7日「沢村拓一が宮崎牛に舌鼓…巨人1軍キャンプ」はこちら。
⇒2011年2月4日「沢村拓一15番、斎藤佑樹18番…実力はどちら?」はこちら。
⇒2011年2月3日「勝ち星予想…沢村拓一・斎藤佑樹・大石達也」はこちら。
⇒2011年1月31日「斎藤佑樹は1軍キャンプで滅多打ち、プロで通用?」はこちら。
⇒2011年1月30日「斎藤佑樹、日本ハム新ユニフォームを名護で披露」はこちら。
⇒2011年1月24日「スター斎藤佑樹…満員札止めの大舞台」はこちら。
⇒2011年1月11日「斎藤佑樹、勇翔寮出世部屋404号室へ…新人合同自主トレ」はこちら。
⇒2010年12月15日「斎藤佑樹、期待の重圧…プロでの実力と活躍」はこちら。
⇒2010年12月10日「斎藤佑樹は日ハムのユニフォームでいいのか?」はこちら。
⇒2010年11月14日「東海大・菅野智之は巨人、興南・島袋洋奨は中央大」はこちら。
⇒2010年11月12日「沢村拓一は巨人の開幕投手、即沢村賞も…」はこちら。
⇒2010年11月11日「一二三慎太は投手か打者か…阪神タイガース」はこちら。
⇒2010年11月6日「斎藤佑樹エースナンバー18番で開幕投手へ」はこちら。
⇒2010年11月6日「公家の斎藤佑樹と武士の沢村拓一…セ・パ交流戦対決」はこちら。
⇒2010年11月3日「斎藤佑樹は輝かしいスター、大舞台が似合う」はこちら。
⇒2010年11月3日「早慶優勝決定戦、斎藤佑樹と大石達也は登板?」はこちら。
⇒2010年8月22日「夏の甲子園、決勝の残酷…東海大相模・一二三慎太」はこちら。
Copyright (c)2011 by Sou Wada
←応援、よろしく!
とくにクリーンアップを任せられそうな大物の打者にほとんど触手を動かさない。
かつてと様変わりだ。
球団代表の清武英利がそうした意向なのか。
編成本部長、ゼネラルマネジャー、オーナー代行を兼ねる実力者である。
しかし、いまや打線の破壊力が乏しい球団の一つになった。
中軸打者は年齢的な衰えが目立ち、ホームランが激減した。
さらに、定着したかに見えた1番・坂本勇人、2番・松本哲也が不調などで打順が変わったり出番がなくなったり、1・2番の出塁率が大幅に低下した。
その結果、巨人は得点力が極端に落ち込んだ。
両リーグを通じ、もっとも点を取れないチームの仲間入り・・・。
いまだにスポーツニュースなどで巨人の強力打線と相手チームのエースとの対決という形容を耳にする。
が、エースでなくても投手の調子がいいと、1〜2点を取るのがやっとの状態である。
貧打が際立つ。
ダブルクリーンアップと称された頃の迫力、怖さはすっかり影をひそめた・・・。
巨人は、故障者が続々と1軍に復帰した。
阿部慎之介、小笠原道大、高橋由伸、亀井義行。
原辰徳監督は土曜日のオリックス・バファローズ戦で会心の勝利を収めた後、今季初めてベストオーダーを組むことができたと語った。
しかし、日曜日の同一カードでわずか2得点の貧打に逆戻りした。
長打力も機動力もなし。
また、投手力もなし。
私は巨人がセ・リーグ3位につけているのが不思議である。
阪神タイガースが不甲斐ないせいだ。
大型補強が泣く。
◇
今季から統一球(公式球)として反発係数の小さな「飛ばないボール」が採用された。
それにより、外野フライがスタンドインした本拠地球場の狭いセ・リーグ球団が影響をもろに受けている。
ジャストミートしないと、本塁打にならない。
それは本来のあり方だ。
昨季ならフェンスを越えた打球が手前で失速する。
ホームランがもっとも減るのは、東京ドームを本拠地とする巨人だろう。
打者は感覚が狂ったり、自信を失ったりしており、深刻な不振と大きな関係がありそうだ。
本塁打の量産が困難になっても、飛ばないボールに対応するには時間がかかる。
打法は簡単に変えられない。
セ・リーグはホームラン王が30本台になるのでは…。
飛ばないボールはもちろん投手に有利に働く。
防御率が改善しており、1点台が激増した。
「日本生命セ・パ交流戦」では0点台の投手が何人か現れている(不確か)。
打って走ってのほうが、野球は確かに面白い。
◇◆◇
プロ野球今季(2011年シーズン)のルーキー(新人)に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年6月8日「斎藤佑樹、復帰戦は変化球主体の投球から脱却?」はこちら。
⇒2011年6月7日「澤村拓一の面構えとオーラ…真っ向勝負の魅力!」はこちら。
⇒2011年4月21日「澤村拓一、巨人黄金伝説の扉を開ける」はこちら。
⇒2011年4月19日「牧田和久サブマリン…手玉に取る頭とテンポ」はこちら。
⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。
⇒2011年2月12日「沢村拓一は伝説の投手になれ…城之内邦雄」はこちら。
⇒2011年2月11日「沢村拓一に開幕投手テスト…巨人原辰徳監督」はこちら。
⇒2011年2月7日「沢村拓一が宮崎牛に舌鼓…巨人1軍キャンプ」はこちら。
⇒2011年2月4日「沢村拓一15番、斎藤佑樹18番…実力はどちら?」はこちら。
⇒2011年2月3日「勝ち星予想…沢村拓一・斎藤佑樹・大石達也」はこちら。
⇒2011年1月31日「斎藤佑樹は1軍キャンプで滅多打ち、プロで通用?」はこちら。
⇒2011年1月30日「斎藤佑樹、日本ハム新ユニフォームを名護で披露」はこちら。
⇒2011年1月24日「スター斎藤佑樹…満員札止めの大舞台」はこちら。
⇒2011年1月11日「斎藤佑樹、勇翔寮出世部屋404号室へ…新人合同自主トレ」はこちら。
⇒2010年12月15日「斎藤佑樹、期待の重圧…プロでの実力と活躍」はこちら。
⇒2010年12月10日「斎藤佑樹は日ハムのユニフォームでいいのか?」はこちら。
⇒2010年11月14日「東海大・菅野智之は巨人、興南・島袋洋奨は中央大」はこちら。
⇒2010年11月12日「沢村拓一は巨人の開幕投手、即沢村賞も…」はこちら。
⇒2010年11月11日「一二三慎太は投手か打者か…阪神タイガース」はこちら。
⇒2010年11月6日「斎藤佑樹エースナンバー18番で開幕投手へ」はこちら。
⇒2010年11月6日「公家の斎藤佑樹と武士の沢村拓一…セ・パ交流戦対決」はこちら。
⇒2010年11月3日「斎藤佑樹は輝かしいスター、大舞台が似合う」はこちら。
⇒2010年11月3日「早慶優勝決定戦、斎藤佑樹と大石達也は登板?」はこちら。
⇒2010年8月22日「夏の甲子園、決勝の残酷…東海大相模・一二三慎太」はこちら。
Copyright (c)2011 by Sou Wada
←応援、よろしく!