プロボクサー・長谷川穂積は現WBC世界フェザー級王者、元WBC世界バンタム級王者である。
2010年11月に日本人で初となる飛び級での2階級制覇を成し遂げた。
対戦相手は1位、メキシコのファン・カルロス・ブルゴス。
長谷川穂積は2005年4月に14度防衛中のタイのウィラポン・ナコンルアンプロモーションを破って以来、5年間で10度の王座防衛を果たし、「バンタム級絶対王者」と称された。
攻守とも速くて巧みだ。
パンチも強い。
しかし、2010年4月に11度目の防衛戦でTKO負けし、王座陥落。
対戦相手はWBO世界同級王者、メキシコのフェルナンド・モンティエール。
WBOでフライ級、スーパーフライ級、バンタム級の3階級制覇を果たしている強豪だった。
それをきっかけに、長谷川穂積はスーパーバンタム級を飛び越え、フェザー級へ転向した。
減量に苦しむ自身が「本来の階級」と語っていた。
その長谷川穂積が年頭にテレビ番組に出演した。
30歳になり、1試合1試合が崖っぷちの状態という認識を示した。
私が驚いたのは、この後の発言。
趣旨は、それをいかに楽しむかが今年の課題。
名言だろう。
次元の高さに、私はうなるしかない。
崖っぷちを楽しむ。
崖っぷちで頑張るというのが普通である。
◇
「世界フィギュアスケート選手権2011」が近づいてきた。
自国(東京・代々木)開催。
韓国のキム・ヨナ(金妍兒)が出場すれば、両国のファンは猛烈にヒートアップする。
私が敬愛してやまない浅田真央には、どうか崖っぷちを楽しんでもらいたい。
連覇を望む声が高まろうが、それはそれ。
まだ滑りの矯正期間である。
自身が代表の座をつかんだ際のインタビューで語ったように、全日本フィギュアスケート選手権よりもいい演技が行えればよし。
結果にかかわらず、どうか笑顔を見せてほしい。
◆書き加え1(2月23日)
このブログは思い出せないくらい前に書いた。
「四大陸フィギュアスケート選手権」に関する一連の記事のほうがずっと後に書いたので、内容がかなり前後している。
アップの順序が滅茶苦茶。
申し訳ない。
四大陸選手権で浅田真央は安藤美姫に敗れて2位に留まったとはいえ、表情がずいぶん明るかった。
また、演技にも力がみなぎってきた。
おそらく復調に強い手応えを感じている。
フリーできれいなトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めることができたと喜びを語った。
浅田真央は3月下旬の世界選手権へ、コンディションが大幅に向上する可能性が出てきた。
もともとスロースターターであり、しかも追い込まれると非常に強い選手である。
愛らしい表情からうかがい知れないほどメンタルは強靭!
浅田真央は報道陣に対し、キム・ヨナが世界選手権に出場するなら世界中が注目する大会になると、それを歓迎する気持ちを表した。
昨年の世界選手権以来1年ぶりの“激突”に思いを馳せている。
私は楽しみになってきた。
◇◆◇
フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。
⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。
⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。
⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。
⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。
⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。
⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。
⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。
⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。
⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。
⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。
⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。
⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。
⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。
⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。
⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。
⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。
⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。
⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。
⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。
⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。
⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。
⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。
⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。
⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。
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2010年11月に日本人で初となる飛び級での2階級制覇を成し遂げた。
対戦相手は1位、メキシコのファン・カルロス・ブルゴス。
長谷川穂積は2005年4月に14度防衛中のタイのウィラポン・ナコンルアンプロモーションを破って以来、5年間で10度の王座防衛を果たし、「バンタム級絶対王者」と称された。
攻守とも速くて巧みだ。
パンチも強い。
しかし、2010年4月に11度目の防衛戦でTKO負けし、王座陥落。
対戦相手はWBO世界同級王者、メキシコのフェルナンド・モンティエール。
WBOでフライ級、スーパーフライ級、バンタム級の3階級制覇を果たしている強豪だった。
それをきっかけに、長谷川穂積はスーパーバンタム級を飛び越え、フェザー級へ転向した。
減量に苦しむ自身が「本来の階級」と語っていた。
その長谷川穂積が年頭にテレビ番組に出演した。
30歳になり、1試合1試合が崖っぷちの状態という認識を示した。
私が驚いたのは、この後の発言。
趣旨は、それをいかに楽しむかが今年の課題。
名言だろう。
次元の高さに、私はうなるしかない。
崖っぷちを楽しむ。
崖っぷちで頑張るというのが普通である。
◇
「世界フィギュアスケート選手権2011」が近づいてきた。
自国(東京・代々木)開催。
韓国のキム・ヨナ(金妍兒)が出場すれば、両国のファンは猛烈にヒートアップする。
私が敬愛してやまない浅田真央には、どうか崖っぷちを楽しんでもらいたい。
連覇を望む声が高まろうが、それはそれ。
まだ滑りの矯正期間である。
自身が代表の座をつかんだ際のインタビューで語ったように、全日本フィギュアスケート選手権よりもいい演技が行えればよし。
結果にかかわらず、どうか笑顔を見せてほしい。
◆書き加え1(2月23日)
このブログは思い出せないくらい前に書いた。
「四大陸フィギュアスケート選手権」に関する一連の記事のほうがずっと後に書いたので、内容がかなり前後している。
アップの順序が滅茶苦茶。
申し訳ない。
四大陸選手権で浅田真央は安藤美姫に敗れて2位に留まったとはいえ、表情がずいぶん明るかった。
また、演技にも力がみなぎってきた。
おそらく復調に強い手応えを感じている。
フリーできれいなトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めることができたと喜びを語った。
浅田真央は3月下旬の世界選手権へ、コンディションが大幅に向上する可能性が出てきた。
もともとスロースターターであり、しかも追い込まれると非常に強い選手である。
愛らしい表情からうかがい知れないほどメンタルは強靭!
浅田真央は報道陣に対し、キム・ヨナが世界選手権に出場するなら世界中が注目する大会になると、それを歓迎する気持ちを表した。
昨年の世界選手権以来1年ぶりの“激突”に思いを馳せている。
私は楽しみになってきた。
◇◆◇
フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。
⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。
⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。
⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。
⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。
⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。
⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。
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⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。
⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。
⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。
⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。
⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。
⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。
⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。
⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。
⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。
⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。
⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。
⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。
⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。
⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。
⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。
⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。
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