コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

瀧本美織

朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ

NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希が上村松子でも上村竹子でもないヒロイン・下村梅子を演じる。

さて、「君子は豹変す」。
私は先週、出張中に「梅ちゃん先生」をいくらか見る機会があった。
現地のホテルに宿泊・滞在の際は朝の出発が遅い。
とても面白かった。

                       ◇

私は先日、ウィキペディアで知った。
「梅ちゃん先生」は東日本大震災を受けた復興支援プロジェクトの一環として位置づけられていた。
脚本家・尾崎将也によるオリジナル。
戦争の焦土と化した東京・蒲田で、三人兄妹の末っ子・下村梅子が地元に密着した医者になり、激動期を生きていく。

そうか、2012年度前期の朝ドラは単に面白い作品に仕上げればいいということでなかった。
出演者を含め、関係者全員に大きなプレッシャーがのしかかったのかもしれない。
放送の目的、さらに視聴の効用を指定されたドラマは恐ろしくつくりにくい。
強い縛りのせいで「梅ちゃん先生」は当初ぎくしゃくしていたようだ。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

制作陣が選択した舞台が人情の下町、そして設定したヒロインがその町医者だった。
「梅ちゃん先生」は、関係者の連携不足と消化不良の状態で撮影になだれ込んだ。
私は出来がひどく悪いと感じた。
それだけでなく、制作陣は意図的にスタートを抑えた。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

この朝ドラのカギは、視聴者が下村梅子を応援したいと思うこと。
主演・堀北真希に求められる最大のポイントだ。
人気女優のような演技は許されない。
おさげ髪のうぶな普通の女の子である。

朝ドラ「梅ちゃん先生」は最初つまらなくて当然。
ヒロインがいないからだ。
ヒロインに育っていく過程がドラマだった。
やがて近隣住民に愛され、頼られる「梅ちゃん先生」になる。
私は納得した。

松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」の飯田布美枝(村井布美枝)。18.6%。
瀧本美織主演の「てっぱん」の村上あかり。17.2%。
井上真央主演の「おひさま」の須藤陽子(丸山陽子)。18.8%。
尾野真千子主演の「カーネーション」の小原糸子。19.1%。
これらのヒロインは最初から強い性格が与えられていた。
後の数字は平均視聴率(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

ところが、復興支援を担う「梅ちゃん先生」はそれでは展開を盛りあげられない。
そこで、16歳の下村梅子をコンプレックスの塊にした。
何事にも自信を持てない性格を与えた。
父・下村建造(高橋克実)は梅子を勉強のできない子、社会で役立たない子と考えており、早く嫁がせたい。

しかし、梅子は医者になりたいと考えはじめる。
「桜よりも先に咲いて、みんなに希望を与える花・・・」。
伏線として、梅子が名前の由来を聞かされるシーンが織り込まれていた。
梅子は気持ちに火がつき、弱い自分を乗り越えようとする。
ようやくヒロインらしくなってきた。
拍手!!!(特別に3個)

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

Wikipedia(ウィキペディア)の「梅ちゃん先生」の項(頁)に視聴率が載っている。

◆週間最高視聴率(週間平均視聴率にあらず)

第1週=2012年4月2日〜4月7日:あたらしい朝が来た 20.5%
第2週=2012年4月9日〜4月14日:かがやく未来 20.9%
第3週=2012年4月16日〜4月21日:やるなら、やらねば 20.6%
第4週=2012年4月23日〜4月28日:ヒポクラテスの乙女たち 21.0%
第5週=2012年4月30日〜5月5日:もつべきものは、友 20.3%
第6週=2012年5月7日〜5月12日:次へのステップ 21.1%
第7週=2012年5月14日〜5月19日:愛のから騒ぎ 21.4%
第8週=2012年5月21日〜5月26日:ゆずれない思い 22.1%
第9週=2012年5月27日〜6月2日:インターンはつらいよ 21.2%
第10週=2012年6月4日〜6月9日:恋の後始末 21.7%
第11週=2012年6月11日〜6月16日:すれちがう気持ち 22.8%
第12週=2012年6月18日〜6月23日:大告白 22.3%
第13週=2012年6月25日〜6月30日:医師の自覚 22.3%
第14週=2012年7月2日〜7月7日:巣立ちのとき 22.0%
第15週=2012年7月9日〜7月14日:ちいさな嘘の、おおきな本当 −
第16週=2012年7月16日〜7月21日:ふたつの道 −

朝ドラがスタートした直後の20パーセント突破は快挙といえよう。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

別のデータによる。

◆週間テレビ視聴率ランキング

4月2日〜4月8日:1位(4月5日放送分) 関西20.0% 関東18.8%
4月9日〜4月15日:2位(4月11日放送分) 関西18.2% 関東19.1%
4月16日〜4月22日:2位(4月20日放送分) 関西18.1% 関東19.7%
4月23日〜4月29日:1位(4月26日放送分) 関西19.5% 関東20.7%
4月30日〜5月6日:3位(5月1日放送分) 関西19.4% 関東19.6%
5月7日〜5月13日:1位(5月9日放送分) 関西21.3% 関東19.2%
5月14日〜5月20日:4位(5月17日放送分) 関西18.9% 関東19.4%
5月21日〜5月27日:1位(5月21日放送分) 関西19.9% 関東22.1%
5月28日〜6月3日:3位(6月1日放送分) 関西19.5% 関東20.6%
6月4日〜6月10日:4位(6月7日放送分) 関西19.5% 関東21.1%
6月11日〜6月17日:2位(6月15日放送分) 関西19.4% 関東21.4%
6月18日〜6月24日:3位(6月19日放送分) 関西21.2% 関東21.8%
6月25日〜7月1日:1位(6月27日放送分) 関西21.3% 関東21.0%
7月2日〜7月8日:1位(7月5日放送分) 関西20.3% 関東21.2%

こちらも人気の高さを裏づける。
制作陣の思惑どおり、ヒロイン(堀北真希?)を応援したいと思った視聴者が大勢いた。

登場人物もストーリーも飲み込んでいた巨大なオープンセットがしっくりしてきた。
「梅ちゃん先生」は、私が最初に受けた散漫でちぐはぐな印象が薄れた。
尾野真千子主演の「カーネーション」のセピア調の映像から通常の色調に戻り、私の目がおかしかったのかもしれない。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

私は気づいた。
朝ドラに限らず、全体の印象が面白くないと、細かな部分に目が向かう。
結果として、粗探しになる。
「梅ちゃん先生」の第1週くらいがそうだった。

一時的に落ちることがあっても、平均視聴率は上昇するのでなかろうか。
となると、松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」以降の5作品で最高を記録しそう。

                      ◇◆◇

堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

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朝ドラ・カーネーション…尾野真千子の本音

NHK朝の連続テレビ小説でしばしば(?)取り入れられる「ナレーション」。
明鏡国語辞典によれば、「映画・テレビ・ラジオなどで、それぞれの場面にそって情景や筋の展開、登場人物の心理などを説明すること。また、その説明。語り。」とある。
尾野真千子主演「カーネーション」では、やけにテンションが低い。
例えば、瀧本美織主演「てっぱん」の中村玉緒のそれと比べると分かりやすい。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

「カーネーション」のシナリオは、ファッションデザイナーの草分け・小篠綾子の実人生を土台としている。
脚本家・渡辺あやの人間描写は鋭く深い。
ナレーター(語り手)はヒロインであり、小原糸子のつぶやきだ。
飾らず、本音を吐露している。
抑え気味で、実にいい。
それが、この朝ドラにさらなるリアリティを与える。

尾野真千子は主演として、生きるのでも働くのでもしゃにむに突き進み、家族や周囲、世間としばしばぶつかる。
しかし、ナレーターとして、ドラマのなかの小原糸子と距離を置く。
気負いがなく、どこか突き放したような静かなナレーションが、この朝ドラに元気や勢いだけでなく、奥行と陰影を与えている。

退屈な良識からかけ離れた小原糸子という猛烈な存在が、地に足の着いたものになった。
灼熱の裏に潜む覚醒を感じさせる。
人がやっていくうえで味わう困難や挫折、悔いやみじめさ、迷いや苦しみ、そして抱く思いや願い・・・。
ヒロインのいつわりのない、内なる声だ。

尾野真千子のナレーションがとくに効いたのは、父・小原善作との激しい確執の時期だった。
善作は一家の大黒柱としてのメンツにこだわり、それが少しでも傷つけられると家族に当たり散らす。
小心で身勝手な性格だ。
自分に代わって家計を支えはじめた娘に対し、ひがみを持ったり、かんしゃくを起こしたりする。
暴力を振るうので、娘は従わざるをえない。

しかし、糸子は決して納得していない。
父の態度と対応はまったく筋が通らない。
はらわたが煮え繰り返るような感情が渦巻いた。
それを尾野真千子のナレーションは冷静に伝えた。

ここまでの記事は昨年11月〜12月頃に残したメモを仕上げた。

やがて善作の老いと衰えにつれ、ナレーションは父への心配や愛情の声に変わっていった。
ときに自らを客観的に眺める声になった。

                       ◇

ここからの記事は3月半ば頃(?)に残したメモを仕上げた。

一生オーダーメードでやっていく決意を固めた小原糸子。
その彼女のブランドをつくりたいとの依頼が寄せられた。
自分の年齢と体力を考えて最初はためらったが、やがて娘らの反対を押し切って受けることにした。
競争の熾烈なファッションビジネスにあえて身を投じる。
無謀な挑戦だ。

本人が言うところの「奇跡」を見せることに・・・。

コシノ三姉妹を女手一つで育てあげた事実にマスコミや世間のの関心が集まるとともに、小原糸子は一気にメジャーにのぼり詰めた。
真っ赤なカーネーションは、人生の終わりが迫った頃に花開いた。

脚本を手がける渡辺あやは長丁場で疲れ切ったのか。
夏木マリにヒロインが交代してから、ストーリーと解説が混在するようになった。
小篠綾子の最晩年の描写を重んじていたにしろ、脚本家の主張が生のまま押し出される。
フィクションに昇華していない。

                       ◇

母の愛をテーマとした朝ドラ「カーネーション」。
おそらく高視聴率を保ったまま、あす最終回の放送を迎える。

私は2月以降、遠ざかったが、いつも展開が気になっていた。
一言でいえば、面白く、しかも見応えがあった。
本格派のドラマだ。
私はときどき公式サイトを覗き、ダイジェスト版(?)で補い、妻に尋ねた。
脚本家と出演者、制作関係者にお疲れさまと申しあげたい。

目を閉じると、祖母・小原ハル(正司照枝)、父・小原善作(小林薫)、母・小原千代(麻生祐未)、ヒロイン・小原糸子(尾野真千子)の姿が浮かぶ。
懐かしい。

私は、朝ドラ史上最高傑作と信じて疑わない。
深夜の時間帯に再放送されたら、断固見る。
ぜひ、実現してほしい!!!

「カーネーション」はオープニングも挿入曲もよし。
椎名林檎の主題歌について書きかけた素材が残っているが、アップする前に終わった。
これもよし。
ただし、内容に比べ、視聴率が低すぎた。

私は、尾野真千子が最晩年の老け役に四苦八苦するところを楽しみたかった・・・。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月28日「朝ドラ・カーネーションは子育て授業か…渡辺あや脚本」はこちら。

⇒2012年3月24日「夏木マリ・カーネーション視聴率推移…小原糸子最晩年へ」はこちら。

⇒2012年3月6日「夏木マリ・小原糸子老け役は俎板の鯉…気になる視聴率」はこちら。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。

⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判

NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」。
滅茶苦茶面白い。
懸命に働くこと、生きることで湧きあがる感動を描いており、朝ドラ史上最高峰の作品に仕上がっている。
ファッションデザイナーの草分け・小篠綾子(こしの・あやこ)の人生を土台にしたことが大きい。
渡辺あやがエピソードを交えて脚本(シナリオ)を書きおろした。
机上のつくりものでないリアリティが視聴者の心を打つ。
猪突猛進のヒロイン・小原糸子を尾野真千子が気張らずに演じる。
彼女は「カーネーション」で主演を射止めるために朝ドラオーディションで3度落とされたと思えるほどだ。
素晴らしい!!!(特別に3個)

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

「カーネーション」は先週から今週にかけ、おそらく前半の一つの山場を迎えた。
視聴率が大きく伸びた可能性がある。
Wikipedia(ウィキペディア)の「カーネーション(朝ドラ)」の項(頁)に視聴率が載っている。

◆週間最高視聴率(週間平均視聴率にあらず)
第1週=2011年10月3日〜10月8日:あこがれ 17.4%
第2週=2011年10月10日〜10月15日:運命を開く 18.5%
第3週=2011年10月17日〜10月22日:熱い思い 17.9%
第4週=2011年10月24日〜10月29日:誇り 19.2%
第5週=2011年10月31日〜11月5日:私を見て 18.6%
第6週=2011年11月7日〜11月12日:乙女の真心 19.7%
第7週=2011年11月14日〜11月19日:移りゆく日々 19.6%
第8週=2011年11月21日〜11月26日:果報者 19.7%
第9週=2011年11月28日〜12月3日:いつも想う 20.4%
第10週=2011年12月5日〜12月10日:秘密 20.5%
第11週=2011年12月12日〜12月17日:切なる願い 20.8%
第12週=2011年12月19日〜12月24日:薄れゆく希望 19.7%
第13週=2011年12月26日〜12月28日:生きる 18.9%
第14週=2012年1月4日〜1月7日:明るい未来 18.4%
第15週=2012年1月9日〜1月14日:愛する力 19.7%
第16週=2012年1月16日〜1月21日:揺れる心 20.1%
第17週=2012年1月23日〜1月28日:隠しきれない恋 25.0%
第18週=2012年1月30日〜2月4日:ライバル 20.5%
第19週=2012年2月6日〜2月11日:自信 20.7%
第20週=2012年2月13日〜2月18日:あなたを守りたい 20.8%
第21週=2012年2月20日〜2月25日:鮮やかな態度 20.6%
第22週=2012年2月27日〜3月3日:悔いなき青春 23.0%
第23週=2012年3月5日〜3月10日:まどわせないで 21.3%
第24週=2012年3月12日〜3月17日:宣言 20.3%
第25週=2012年3月19日〜3月24日:奇跡 −
第26週=2012年3月26日〜3月31日:あなたの愛は生きてます −
(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

別のデータによれば、「カーネーション」は11月に入って視聴率が跳ねあがった。
ストーリーが急展開したことと、ドラマの評判が伝わっていったせいだろう。

◆週間テレビ視聴率ランキング
10月24日〜10月30日:8位(10月27日放送分) 関西17.7% 関東17.0%
10月31日〜11月6日:1位(11月4日放送分) 関西20.4% 関東17.7%
11月7日〜11月13日:1位(11月11日放送分) 関西20.0% 関東19.5%
11月14日〜11月20日:2位(11月16日放送分) 関西21.1% 関東18.9%
11月21日〜11月27日:5位(11月26日放送分) 関西20.5% 関東18.9%
11月28日〜12月4日:2位(12月2日放送分) 関西20.4% 関東20.1%
12月5日〜12月11日:5位(12月9日放送分) 関西19.7% 関東20.5%
12月12日〜12月18日:3位(12月15日放送分) 関西20.7% 関東19.4%
12月19日〜1月1日:8位(12月19日放送分) 関西20.8% 関東19.2%
1月2日〜1月8日:10位(1月5日放送分) 関西18.1% 関東16.4%
1月9日〜1月15日:4位(1月11日放送分) 関西20.6% 関東18.8%
1月16日〜1月22日:2位(1月20日放送分) 関西21.4% 関東19.9%
1月23日〜1月29日:1位(1月23日放送分) 関西22.7% 関東19.5%
1月30日〜2月5日:1位(2月2日放送分) 関西22.0% 関東20.5%
2月6日〜2月12日:1位(2月10日放送分) 関西20.6% 関東19.1%
2月13日〜2月19日:1位(2月14日放送分) 関西21.9% 関東20.8%
2月20日〜2月26日:1位(2月22日放送分) 関西22.1% 関東20.0%
2月27日〜3月4日:1位(3月1日放送分) 関西22.4% 関東23.0%
3月5日〜3月11日:1位(3月5日放送分) 関西21.8% 関東21.3%
3月12日〜3月18日:1位(3月15日放送分) 関西22.2% 関東20.3%

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

素晴らしい数字だ。
このブログで述べたとおり、ドラマとしての出来は松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」、瀧本美織主演「てっぱん」、井上真央主演「おひさま」を大きくしのぐ。
今後の展開(脚本)次第ではさらに伸びていくかもしれない。
そうなると、私の読みを上回る。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

私は講演などの出張とコンテンツ作成の締め切りに交互に追われており、「カーネーション」を思いどおりに見られない。
そこで、妻に代わりに見てもらい、その日の放送のあらすじや出来事、そして感想を聞くことにしている。
これが楽しみになった。
私は自信を持って朝ドラ「カーネーション」の視聴を勧められる。
ホント、面白いぞ!!!(特別に3個)

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。

⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

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⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ

20070502-02NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
須藤陽子役の井上真央が主演。

「おひさま」はきわめてオーソドックスなつくりである。
それを代表するのがオープニングの平凡。

松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」と瀧本美織主演の「てっぱん」は、音楽を含めて視聴者に訴えようとする意欲が強く感じられた。
制作陣の視聴率にかける気合いがひしひしと伝わってきた。
とくに後者は“日替わり定食”の楽しさまで添えられた。
さまざまな視聴者が例の「てっぱんダンス」を通じて参加したのだ。
ゆえに、オープニングを見てしまう。

「おひさま」はオープニングが主張しない。
ゆえに、この間は別のことをやれる。
ありがたい。
そろそろ始まりますよ、といった合図。
忙しいなら台詞だけでも聞いてください・・・。
謙虚で控え目。

テーマ曲は渡辺俊幸。
私は素敵な音楽と感じた。
しかし、音楽的なセンス(素養)がないこともあり、何度聞いてもメロディを思い出せない。
さらりと流れて終わり、きょうの幕開けを告げる。

それと、タイトルロゴとタイトルバックも…。
私はきれいな植物画と思った。
公式サイトで、実際の「押し花」と知って驚いた。
こうした分野はとくにうといが、色がくすんでいるとは限らないようだ。
後ろから強い光を当てて撮影した?
解説によれば、右上黄色がエピデンドラム、左上黄色がサンダーソニア、中央がソバ、右下赤がアネモネ、左下紫がハギ。
ドラマの須藤陽子でなく、主演の井上真央のカット(写真)も小さな扱いで登場する。
奇抜にもかかわらず、違和感がない。
井上真央はタイトルバックに美しく溶け込んでいる。
いまのドラマですよ、といった感じ。
緻密で完成度が高い。

「おひさま」のオープニングはやわらかな陽光のなかに気品が漂う。
脚本の岡田惠和が、ヒロインが成長する過程そのものをじっくりと楽しんでもらいたいと語っていた。
こうした趣旨に則し、オープニングは出しゃばらない。
視聴者に安心と希望を感じさせる仕上がりとなっている。
平たく言えば、印象に残らない。
岡田惠和の意図を組んだ制作陣は、時代背景の“特殊性”を消した。

ドラマの舞台は昭和の激動期、戦前・戦中・戦後である。
厳しい社会情勢のなか、太陽のように明るく生きた主人公の半生を描くのが狙いだ。
が、人は自分が置かれた環境のなかで暮らしているし、生きている。
それはどのような時代であっても変わらない。
家庭生活も営まれている。
家族のあり方を描くのも狙いだろう。
そうした普遍性がクローズアップされ、現代に身を置く私たちの心をとらえる。

なお、ヒロインが成長する過程を描くには、それを演じられる女優を選ばなくてならない。
相当な力量が不可欠であり、オーディションを取りやめた最大の理由でないか。
「井上真央」に白羽の矢が立った。
この子はおでこがチャームポイント。

「おひさま」はオープニングを捨て、視聴率を捨てている。
私にはそれが新鮮でとても心地よい。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」とヒロイン・井上真央などに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
ヒロイン・須藤陽子役の若手の井上真央とベテランの若尾文子がそれぞれ日課のように着実に仕事をこなしている。
二人の陽子が顔を合わせる機会が多いかどうか、私は知らない。
井上真央はドラマ上とはいえ、数十年後の自分を見るのは変な気分では?

さて、公共放送のNHKも昨今は「視聴率」を重視している。
受信料をいだだく以上、それに応えているという証明(物差し)がほしいのだろう。
看板番組・朝ドラは長らく下落傾向に歯止めをかけられなかった。
視聴者のライフスタイルの変化も加速し、このまま放っておいたら数年後には10パーセントを割り込みかねない・・・。
危機感が募ったのか、テコ入れに本気で取り組みはじめた。

松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」も瀧本美織主演の「てっぱん」も視聴率の回復に力が入った。
そして、一定の成果を上げた。
ところが、「おひさま」は制作陣が視聴率を取りに行っていない。
数字はおのずとついてくると楽観しているのか、執着が感じられない。
相当な自信だ。

私は「ゲゲゲの女房」をそれなりに熱心に見た。
個人的に松下奈緒の魅力に惹かれたことも一因だが、最大の理由はドラマの“中身”である。
すなわち、武良布枝の原案。
フリーランスのプランナーだった私自身の結婚後の生活と仕事を重ね合わせることができたからだ。
視聴のための時間のやりくりは大変だったが、あまり苦にならなかった。
なぜなら、ドラマを見ようとしたわけでない。

私は「てっぱん」をときどき見た。
そして、制作陣の掟(おきて)破りの挑戦に感動を覚えた。
おい、おい、おい・・・。
私の好みと程遠いが、そんなことはどうでもよい。
何の変哲もない現代の日常をあえて選び、「劇場」に変えてしまった。
破天荒な“力技”をぶつけられるので、毎日見ることのできない人は話が飲み込めない、展開についていけない。
「てっぱん」は視聴を強いるつくりだった。
忙しい人はちんぷんかんぷんで、数字が伸び悩んだ最大の理由か。

これらに対し、「おひさま」はおおらかな気持ちで純粋にドラマとして楽しむことができる。
見損なっても困らないが、ついチャンネルを合わせてしまう生活習慣のような仕立てといえよう。
これは非常に強い。

「おひさま」は平均視聴率が「てっぱん」はもちろん「ゲゲゲの女房」を上回るのでなかろうか。
なお、このブログで「てっぱん」と「ゲゲゲの女房」の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)を幾度も取りあげている。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」とヒロイン・井上真央などに関するブログは以下のとおり。

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井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
きわめてオーソドックスなつくりである。
とくに面白くもなく、とくにつまらなくもない。

瀧本美織主演の「てっぱん」が唐突だったり慌ただしかったり、話の展開についていくのが大変だっただけに一層そう感じる。
奇をてらっていない。
私は「おひさま」にじわじわ興味を引かれつつある。

ヒロイン・須藤陽子役の井上真央がマイペースの演技を見せる。
テレビ画面から頑張りが伝わってこない。
現在の陽子役の若尾文子はもっと・・・。
視聴者に合わせようとせず、自分の流儀や作法を自然体で貫いている。
主演の二人に気負いがないので、私はとても楽である。
朝の忙しい時間帯や昼の緩んだ時間帯にいい加減に接することができ、ありがたい。
見なければというストレスと無縁・・・。
「おひさま」は視聴者にやさしい。

脚本は岡田惠和。
公式サイトで、「おひさま」では戦前・戦中・戦後を生きたごく普通の女性の半生を描きたいと述べている。
確かに、どのような時代であれ、人々は暮らしている。

現在の陽子の回想の形にしたのは、視聴者の不安や心配を消すためとか。
ドラマの成り行きをハラハラしながら見るのでなく、ヒロインが成長する過程そのものをじっくりと楽しんでもらう狙いだ。
それを視聴者と共有するのが原口房子役の斉藤由貴である。

岡田惠和は台本を書くにあたり、現代(後世)の観点から振り返るのでなく、当時の人々の気持ちに寄り沿うように戒めている。
ドラマに登場するキャラクターたちと“同じ時”を生きること。
視聴者の「共感」を大切にしていると述べており、その言葉どおりの出来である。

岡田惠和は放送開始時に出演者への無茶振りを予告していたが、いまのところは淡々と進行している。
ドラマで描かれているのは、あくまでもそのときどきの喜びや悲しみである。
ありふれた日常がゆるやかに流れている。

「おひさま」は明るく穏やかで温かい。

                      ◇◆◇

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井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
井上真央がヒロイン・須藤陽子を演じる。

その彼女がきょう、「土曜スタジオパーク」に登場する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送らしい。
NHKはPRに力が入る。
信州といえば、東と西に広がる山脈(やまなみ)の美しさ、そして水の清らかさが自慢。
もちろん、空気のおいしさも…。
番組では、豊かな自然と風土を織り交ぜながら、朝ドラ「おひさま」の魅力の一端を届ける。
ロケ地も紹介されるようだ。

私は「おひさま」の初回放送(4月4日)の平均視聴率が気になり調べてみた。
18.4パーセント(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
朝ドラ50年の節目の作品にふさわしい好調なスタートを切った。
ちなみに、瀧本美織の「てっぱん」は18.2パーセント、松下奈緒の「ゲゲゲの女房」は14.8パーセント。
井上真央は役者としての実績も知名度もこれまでの二人と比べものにならない。
初回放送で本人はちらっと登場した。
それとも、私が番宣と混同したか。
何せ“ながら視聴”で、ろくに見ていない。
プロデューサーが井上真央は9日から登場するとどこかで語っていたので、私の勘違いかもしれない(4月5日のブログで初回放送に登場したと記した)。

                       ◇

ところで、子役経験の長い俳優は、顔の雰囲気が独特だ。
とくに女優。
幼少期から活躍している子役は、顔立ちにまで影響を受けやすい。
世間や周囲、制作関係者から「かわいらしさ」を期待されつづけてきた。
いつも人目を意識して表情をつくるため、それに関わる顔筋(表情筋)が多く使われた結果だろう。
大人になると、それが邪魔をする。
表情がオーバーになったり、不自然になったり・・・。
見る側がくつろげないのだ。

私は、井上真央にもそうした傾向をいくらか感じている。
前作の瀧本美織が天然系だったので、よけいに・・・。
といっても、おもに番宣で女学生姿の彼女を見たくらい。
それと、4月2日の「連続テレビ小説50年! 〜日本の朝を彩るヒロインたち〜」のゲスト出演。
ゆえに、第一印象にすぎない。
実際は違うかもしれない。

このブログで述べたが、「おひさま」のヒロインは女学生から母まで幅広い年齢をこなさなくてならず、彼女は豊富なキャリアを買われたのだろう。
制作サイドからすれば、半世紀の節目の作品は、信頼の置ける実力派に任せたいと考えて当然である。

井上真央は女優として「将来性」が大きいのかもしれない。
シャイなのか、人見知りなのか、素っ気ないのか、マイペースなのか、どこか取っつきにくい。
それとも、極端な二面性を備えているからだろうか。
「AB型」でなく「O型」というのは意外だった。
もっとも古風(?)とされる血液型。
まあ、保守的。
あれ、特技は「日舞」。

井上真央はかわいらしいと思うが、美しいと感じる。
相当きれい?
かしこそうだが、抜けていそう。
神経質そうだが、大雑把そう。
やさしそうだが、いじわるそう。
けだるそうだが、頑張りそう。
のめり込みそうだが、さめていそう。
器用そうだが、不器用そう。
優等生みたいだが、不良みたい。

・・・と、書いてきたところで急に不安になり、妻に尋ねてみた。
そうした印象はないと、あっさり却下されてしまった。
どうやら勝手な思い込みか・・・。

あくまで私にとり、井上真央は捉えどころがない。
無愛想なのかなぁ。

言い訳がましいが、“なぞ”が残らない女優は飽きられやすい。
井上真央は目も表情も不思議。
内面が読めない怖さも・・・。
今日のように役者志望が多いと、生き残るには“違和感”をともなう個性が不可欠でなかろうか。
印象のいい子は長続きが難しい?
大勢に埋もれるし、世間に忘れられる。

井上真央は「おひさま」で多彩な側面を見せてくれそう。
また、老け役(?)に挑むらしいので、これも楽しみである。
本人は朝の連続テレビ小説のなかで唯一、貫地谷しほりがヒロイン・徒然亭若狭を演じた2007年度下期「ちりとてちん」を通して見た。
朝ドラの主役の大変さを感じたかったという。
目的意識が明確な視聴態度である。
今回抜擢(指名)され、その甲斐があった・・・。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織てっぱん続編は3年後に本放送か」はこちら。

◆書き加え1(4月9日)

「土曜スタジオパーク in松本」。
井上真央が生出演。
会場には地元の人たちが詰めかけた。
その数、千人ほど。
朝ドラも井上真央も人気が凄い・・・。
「真央ちゃ〜ん」という声が飛ぶ。

私は確信した。
井上真央は美人だ。

この子は納得しないと話さない。
よく考えながら話そうとする。
そのときに目が動く。
表情も地に戻る。
頭の回転が速そうだが、遅そう。

番組では、会場の人たちに井上真央はどんな人間か尋ねるクイズ(?)を行った。
しかも、対照的な二者択一方式である。
私はおかしくなってしまった。
なぜ、こうしたゲーム(?)が成り立つかといえば、傍から眺めて井上真央が分かりにくいからだ。

しょっちゅう転ぶというから、抜けている。
私は謎がますます深まった。

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井上真央・おひさま、日本を明るく照らす

20070404-02NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」がきょうスタートする。
東北関東大震災の影響で、当初の予定より1週間放送を繰り下げた。
公式サイトには、すでにさまざまなPR動画や会見動画が公開されている。
また、物語の流れと登場人物の関係が分かりやすく紹介されている。

さて、ヒロイン・須藤陽子役を務めるのは、井上真央。
舞台は、信州(長野)の安曇野と松本。
時期は、戦争を挟んだ激動の昭和。
「おひさま」は構成が奇抜だ。
現代の陽子役は大ベテランの若尾文子が務める。
ドラマは、その“回想シーン”として展開される。
つまり、若尾文子はおもに「語り」。

この朝ドラは、亡き母と交わした「おひさまのように世界を照らす」という約束を忘れず、明るく生きた女性の一代記。
シリーズの代表作「おしん」にどこか通じる。
それぞれの時代や社会情勢を背景に、人々の生きる力、そして強く優しい“日本の母”の姿を描く。

脚本家は、岡田惠和。
「最後までムチャぶりさせていただきます」。
難解なト書きが多く、演出家や出演者(俳優)を悩ませるらしい。
チーフプロデューサーは、小松昌代。
なお、無茶振りは、前作の「てっぱん」を超えられないのでは・・・。
私としては、あまりそちらへ走ってほしくない。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

国民が萎縮しがちな東北関東大震災後の日本に、「おひさま」の放送は明るい話題を提供してくれそう。
井上真央は震災前の試写会で、「このドラマを通して日本全体が明るいムードになれば…」と抱負を語っていた。

                       ◇

朝ドラは、たいてい新人女優が起用される。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかり役を務めた瀧本美織は経験が浅かった。

⇒2011年4月2日「朝の連続テレビ小説50年…歴代作品・ヒロイン紹介」はこちら。

ところが、今回は実績も知名度も抜群の井上真央が選ばれた。
といっても、「ゲゲゲの女房」のヒロイン・村井布美枝役を務めた松下奈緒と同じく、オーディションを経ていない。
「おひさま」は他の若手も実力者を揃えた。
田中圭、永山絢斗、高良健吾、金子ノブアキと、イケメンのオンパレード。

妻によれば、井上真央は“子役”の時代がとても長かった。
「おひさま」では、主役が娘、女学生、教師、嫁、母親を演じなければならず、この経験が買われたか。

井上真央は2005年、TBSの連続ドラマ「花より男子」で主役の牧野つくしを演じ、脚光を浴びた。
2009年、映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」で主役の種田繭を演じた。
公開時、セーラー服姿は見納めと公言した。
年齢的にもう似合わないと自覚したからだ。
が、「おひさま」で披露…。

井上真央は1987年生まれ。
私が暮らす神奈川県横浜市出身。
しかも、私がくじけた明治大学卒業。
出演作品は非常に多く、いくつかの受賞歴を持つ。
「ゲゲゲの女房」のヒーロー(?)・村井茂(水木しげる)役を務めた向井理も横浜市出身、明治大学卒業だった。
私はちょっぴり誇らしい。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

「ゲゲゲの女房」「てっぱん」ともに高視聴率をマークしただけに、井上真央と制作陣にかなりのプレッシャーがかかっていることだろう。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

◆書き加え1(4月4日)

NHKは「おひさま」の人気の盛りあげに懸命だ。
昼の再放送後、短いニュースを挟み、「スタジオパークからこんにちは」に陽子の父の須藤良一役・寺脇康文が登場した。
その意気込み、そしてロケ地・安曇野でのエピソードなどを語った。

また、4月9日の「土曜スタジオパーク」に主役・井上真央が登場する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送。
信州といえば、東と西に広がる山脈(やまなみ)の美しさ、そして水の清らかさが自慢。
もちろん、空気のおいしさも…。
番組では、豊かな自然と風土を織り交ぜながら、朝ドラ「おひさま」の魅力の一端を届ける。
ロケ地も紹介されるようだ。

思い出した。
商品名に「安曇野(あずみの)」が含まれるミネラルウォーターが何種類かあった。

◆書き加え2(5月12日)

安曇野は、かなで表記すると「あずみの」でなく「あづみの」だった。

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遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
まっすぐな瀧本美織がヒロイン・村上あかり役を務め、短距離走のスピードで中距離を走り切った。
フライング気味の急発進、急加速から、一気にトップスピードに乗った。
突然出現した祖母・田中初音が孫・村上あかりのエンジンに点火したのだ。
こうなると、大ベテラン女優・富司純子でも暴走は止められない。
背中の彫り物も効き目なし。
おいおい・・・。
その証拠にクランクアップ後「期待以上…」と呆れた。

瀧本美織主演の「てっぱん」は、松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」の国民的人気を引き継ぐこともでき、視聴率は近年の朝ドラとしてはとても好調だった。
初回、2010年9月27日に18.2パーセントを記録。
その後も10パーセント台後半と大健闘。
ところが、東日本大震災(日本政府が命名)の影響により放送が休止・・・。

1週間後に再開、「てっぱん」は視聴率がうなぎ登りになった。
当日19日に19.8パーセント、21日に初の20パーセント超え。
そして23日に、「ゲゲゲの女房」が最終回に記録した最高視聴率23.6パーセントに並んだ(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。

最終週「かならず朝は来る」は、この朝ドラを通してもっとも滅茶苦茶な山場。
ちゃぶ台返しを連発!
「てっぱん」のお家芸というか真骨頂なのだが…。
例の出産と結婚、下宿の廃業と土地の売却、お好み焼き屋「おのみっちゃん」の閉鎖と、急展開。
私はついていけない。
そして、祖母・田中初音から孫・村上あかりへの二十歳のバースデープレゼントが「遺言」だった。
そんなアホな・・・。

あれれっ、仕舞いにちゃぶ台が一回転。

「てっぱん」のシナリオ(脚本)の破れかぶれが視聴者におおいに受け入れられた。
3人の作家が関わったらしい。
コラボレーション(共創)だか、分担執筆(分業)だか、私は知らない。
ホームドラマの狂気。
日常劇の非日常性と不連続性。
唖然、愕然のサプライズが世間常識と無難に浸って生きる私たちを激しく揺さぶった。
成功者(水木しげる)の妻の自伝を土台にした「ゲゲゲの女房」と異なり、最終回へ向けた筋書きが読めないことも終盤の視聴率急上昇に寄与した。
「てっぱん」は、すべてに「急」が付く。

                       ◇

なんでそんなにおせっかいなの?

尾道の村上家が発する化け物並みの「愛」が結局、人の誤りや悔い、失敗や挫折をすべて引き受け、食べ尽くしてしまった。
凄すぎる!
初めから終わりまで「てっぱん」のテーマを支えつづけたのは、出来の悪い通奏低音のように流れる村上錠の暑苦しさである。
遠藤憲一の不器用な演技が、視聴率を大きく押しあげた。
間違いない。
その毒を和らげたのが村上真知子の優しさである。
遠藤憲一と安田成美のキャスティングはずばり。

                       ◇

私が「てっぱん」を見たのは、放送開始後しばらく経ってから…。
視聴率は厳しくなっていくと予想した。
無謀なスタートダッシュに、早晩“息切れ”が起こると感じたからだ。
しかし、目立った中だるみも失速もなく駆け抜けた。

「ゲゲゲの女房」が原案という幸運に恵まれたのに対し、「てっぱん」は企画と制作の勝利である。
むろん、オーディションで「瀧本美織」と巡り合えたことも大きい。

私は、瀧本美織の体当たりがすべての出演者の頑張りを引き出したと考える。
朝ドラヒロインの鏡だ。

◆書き加え1(4月5日)

「てっぱん」が終わって数日…。
遠藤憲一の存在は大きかったと思えてくる。

全編を通じ、ボディブローのようにじわじわ効いていった。
泥臭い演技がなければ、「てっぱん」の“愛”が薄っぺらになりかねなかった。
滅茶苦茶なシナリオにリアリティと重さを与えたのは遠藤憲一である。

◆書き加え2(4月5日)

「てっぱん」は4月2日の最終回の放送で、22.0パーセントの平均視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
全体の平均視聴率は17.2パーセント(同)。
近年としては、非常に立派な数字だ。
ちなみに、「ゲゲゲの女房」は18.6パーセント(同)。

松下奈緒が国民的な人気を博し、ヒロインのバトンを受け取った瀧本美織にはかなりのプレッシャーがかかった。
それをはねのけ、大健闘!

                      ◇◆◇

朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

⇒2011年3月26日「瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回」はこちら。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
最終回の放送へ向かい、シナリオ(脚本)は唐突の頂を極めつつある。
ここまで滅茶苦茶だと、それが癖になる視聴者も少なくないと思えてきた。
いまや限界を突き抜けてしまった。
私などは人生や物事が目論見どおり、計画どおりに進んだことが一度もない。
だから支離滅裂な展開が分からないわけでない。
が、それにしても「てっぱん」は凄すぎる。
掟破りの域に達している。

さて、この朝ドラのためにオリジナルの美しい旋律を提供した葉加瀬太郎(はかせ・たろう)。
バイオリニスト(ヴァイオリニスト)ならでは、楽曲は伸びやかで繊細な情感が溢れている。
そこに葉加瀬太郎ならでは、温かさと切なさが込められている。
私は名曲だと思う。
以下は、番組公式サイトによる。

葉加瀬太郎は小学生の頃から朝ドラを見ていた。
「てっぱん」で音楽を担当することになり、とても光栄に思った。
真っ先に思い浮かべたのは瀬戸内海だった。
父の実家が岡山にあり、よく知っていた。
それを地中海と重ね合わせ、「ひまわり」と「Habanera(ハバネラ)」を作曲した。

タイトルは、曲が完成してからつけているそうだ。
葉加瀬太郎が一番好きな花が、ひまわり。
娘の名前も「向日葵(ひまり)」。
オープニングテーマ曲「ひまわり」は自己採点で百点満点とか。
ヒロイン・村上あかりの性格をイメージした。
彼女を演じる瀧本美織にもつながる。
アレンジは、羽毛田丈史。

それに対し、「ハバネラ」は海の光景をイメージした。
瀬戸内海を鳥瞰し、雄大なメロディとフルオーケストラで表現した。
ドラマの挿入曲の概念を変えたいと、ヨーロッパ映画を意識した。
アレンジは啼鵬(ていほう)。

葉加瀬太郎の「ハバネラ」は、「てっぱん」の印象的な場面で静かに、ときにしっかりと流れる。
この朝ドラの世界観を形づくりながら、しかも広げていくテーマ曲である。
2月(?)から突然、歌曲に変わった。
正確に述べれば、新たなバージョンとして加わった。
イタリア語の歌詞がついたのだ。
しかも歌うのは、イタリアのオペラ歌手。

・・・でなく、日本の演歌歌手、川中美幸(かわなか・みゆき)。
「浜勝」を寿(ことぶき)退社した松下小夜子を演じた。
このところ出番がなかった。
新婚世帯の家計の足しにでもなればと考えたのかもしれない。
演歌で鍛えあげた歌唱力は見事!
押さえながら情感と壮大さを融合させた。

なお、ハバネラはタンゴのルーツとなったキューバの民族舞曲。
ビゼーのオペラ「カルメン」の『ハバネラ』、ナポリ民謡の『オ・ソレ・ミオ』などが、その特徴的なリズムを用いている。
19世紀末までに世界に広まった。

                      ◇◆◇

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てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかりを演じる19歳の新人女優、瀧本美織。
彼女と「ダブルヒロイン」と言われたのが、実の祖母・田中初音を演じる大ベテラン女優、富司純子(ふじ・すみこ)だった。
孫くらいの年齢差の瀧本美織をしっかりと盛り立てた。
ちなみに、私はダブルヒロインと思っていない。
あくまで瀧本美織が馬力そして泣き笑いで、この朝ドラを最後まで牽引した。
役者魂というか役者根性というか、見上げたものだ。

富司純子は田中初音を演じるのがわりと難しかったのでないか。
性格がかなりひねくれている。
また、対照的な表情が求められる。
それでも立派にこなしてしまうのは役者としてのキャリアだろう。
若い世代の視聴者は知らないと思うが、東映の任侠女優・藤純子(ふじ・じゅんこ)である。
背中に緋牡丹の刺青を彫ってスクリーンに登場した。
中高年層に熱烈なファンがいるはずだ。

以下に、「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」と題する2010年11月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は10日間ほど仕事に忙殺され、ご無沙汰している。
木曜日、たまたま番組を見た。
例によりストーリーが急展開したようで、私は事情がよく飲み込めない。

瀧本美織が演じるヒロイン・村上あかりが実の祖母・田中初音が封印したお好み焼屋をやりたいと言い出した。
それは昔、自分を生んでくれた母を養うために死に物狂いで切り盛りしていた。
ドラマではずっと「開かずの間」だったところ。

この祖母を演じているのが、富司純子(ふじ・すみこ)。
庶民の瀧本美織と対照的に、血統というか家系が別格。
中高年の邦画ファン、とりわけ任侠映画にのめり込んだ方にはいまでも「藤純子(ふじ・じゅんこ)」のほうがしっくりするだろう。

「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じた『緋牡丹博徒』は大ヒットしてシリーズ化された。
やくざ映画にヒロインが誕生。
ついに鶴田浩二、高倉健と並んで“男の東映”の3大スターとなり、観客動員におおいに貢献した。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。
代表作はシリーズ第6作『緋牡丹博徒 お竜参上』。

昔、フジテレビのワイドショー『3時のあなた』で本名の寺島純子(てらしま・じゅんこ)で司会を務めた。

私が覚えているのは、1989年に名作『あ・うん』で映画に復帰したこと。
この際、新人女優としてスタートしたいと、現在の富司純子に改名した。

私がドラマからしばらく離れているうちに、田中初音は人格が変わったよう。
表情が柔らかくなり、しかもときどきはにかみ笑いを見せる。
村上あかりが祖母の閉ざされた心を開いていったのだろう。
すっかり、かわいい孫を見守るおばあちゃんだ。

祖母は育ての親(遠藤憲一、安田成美)が許すなら、孫がお好み焼屋を始めることを認めようと考えていた。
そして、条件が整い、孫を含めた関係者を呼び集め、突然仕切りはじめた。
富司純子は凛とし、静かな気迫と覚悟が伝わってくる。
空気が一変し、場に緊張感が走る。
本領発揮、任侠女優の凄みを彷彿させる。
一人ひとりの意思を尋ねた。
いよいよ自分の考えを述べるところで、続きはあした。

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◆書き加え1(11月19日)

「話は分かった」。
祖母のこの一言で、村上あかりがお好み焼き屋を開店することが決まった。

私は昼休みの時間だったがバタバタしていて、ろくに見られなかった。

店名は「おのみっちゃん」。
あした開店とか…。
せわしない。

◆書き加え2(11月20日)

「庶民の瀧本美織と対照的に…」と記した。
うかつだった。
本人が漂わせる雰囲気から、私はそう感じた。
役柄のせいかもしれない。

ウィキペディアによれば、小学生の頃からダンスのレッスンなどを受けるためにたびたび上京していたらしい。
余裕のない家庭では不可能。

                      ◇◆◇

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中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかり役を生き生きと演じる瀧本美織が、ベテランを含めた出演者を最後まで引っ張った。

この朝ドラの盛り上げに一役買っているのが、中村玉緒のナレーションである。
とくに2月頃から話し方もトーンも変わり、エンジン全開になってきた。
私は、中村玉緒が「てっぱん」のシナリオの破綻というか無理難題に“ツッコミ”を入れ、かなりカバーしていると感じた。
さすが・・・。

以下は、「てっぱん」公式サイトによる。

中村玉緒は、ナレーションは初経験とのこと。
ずっと前からやってみたかった。
ときにドラマや出演者に話しかけるが、出しゃばりすぎてはいけないと戒めた。
あくまで「黒子」を自覚し、全体の邪魔にならないように“さじ加減”に気を配った。
ナレーターと役者の距離感を大切にするため、「てっぱん」の撮影スタジオにほとんど顔を出さなかったようだ。

視聴者はもちろん、出演者の感想が耳に入ってくることがある。
評価が高い。
この朝ドラの人気に貢献している。

                      ◇◆◇

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安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
だいぶ前にクランクアップし、放送も残すところわずかとなった。
ヒロイン・村上あかり役の瀧本美織のまっすぐな演技、そしてベテラン出演者のサポートにより視聴率が好調らしい。
瀧本美織が撮影で流した涙の総量はどれくらい?

ところで、この朝ドラで注目されたのが、安田成美の起用だった。
ヒロインの養母・村上真知子役を控えめに演じている。
養父・村上錠役は、朝向きの顔でないと自覚する遠藤憲一。
私は久しぶりに安田成美を見た。
どこか古風な雰囲気を漂わせ、不思議な魅力を秘めており、やわらかな知性をまとう。
ヘアスタイルのせいだけであるまい。
やさしく美しい。
夫は、とんねるずの木梨憲武。

安田成美は昔、NHK朝のテレビ小説「春よ、来い」で1年間ヒロインを演じる予定だった。
脚本家・橋田壽賀子の自伝小説のドラマ化。
が、肉体的・精神的な疲労による体調不良を理由に途中降板。
よくよくのことだ。
中田喜子が急きょ、代役を務めた経緯がある。
私は真相を知らない。
血液型でくくると叱られそうだが、B型はいったんいやになると我慢できない?

あれから歳月が流れ、NHKと和解したのだろう。

                       ◇

2月頃から「てっぱんダンス」に大勢の視聴者が日替わりで登場するようになった。
年齢も職業も実にさまざま。
近藤良平が振り付けたこの踊りは人をハッピーにする。
オープニング映像を楽しみにしている方も多いのでは…。

以下に、「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」と題する2010年11月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

きょうは「勤労感謝の日」。
祝日。
大阪城公園で「第1回てっぱんダンス収録会」が開催される。
NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」の番組公式サイトでの呼びかけ「踊ってみたい人、集まれ!」に応じ、大勢が詰めかけるのでなかろうか。
きっと盛りあがる。
この会場は、私が大阪出張の際にしばしば宿泊するホテルからいつも一望している。

私は仕事に追われ、可憐な瀧本美織がヒロイン・村上あかりを演じる「てっぱん」そのものはなかなか見られない。
テレビをつけていたとしても音声を聞く程度。
しかし、葉加瀬太郎の「ひまわり」が流れ、近藤良平の「てっぱんダンス」が始まると、つい手を止めてしまう。
オープニングが気になって仕方ないのだ。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

私のお気に入りの“踊り手”は以下のとおり。
額の汗をぬぐい、一息つく小学生の男の子。
鰹節(かつおぶし)をひらひらする呉服屋(?)の若女将(?)。
「トン! トン! トン!」のポーズをする魚屋(?)のおっちゃん。
腕を組んで回る若い男女。
実は、この男性は何を隠そう私である。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

作曲も振付も最高!
地元に留まらず周辺、さらに各地から朝ドラ「てっぱん」ファンが駆けつけるのでは…。
元気なら自家用ジェットで大阪城公園へ飛んでいき、パラシュートで踊ってみたい。
このところわが家の物置でホコリをかぶっている。

しかし、私と妻は体調不良。
きょうは二人並んで1時間の入念なボディケアを施してもらう。
日頃の頑張りが足りないせいか、だれも褒めてくれない。
そこで、自らにプレゼントを贈ることにした。
長年の無理がたたり、夫婦ともに体がぼろぼろ…。
とくに仕事と家事をこなしてきた妻が弱っている。

以下に、「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」と題する2010年11月21日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
バイオリニスト・葉加瀬太郎(はかせ・たろう)が手がけたテーマ曲「ひまわり」の美しさ、そして振付師・近藤良平(こんどう・りょうへい)が手がけた「てっぱんダンス」の温かさ。
絶妙な取り合わせ!
楽曲と踊りは傑作である。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

そして、ヒロイン・村上あかり役の「瀧本美織(たきもと・みおり)」が体当たりの演技を見せる。
ちっこいが、大きな情熱とエネルギーがほとばしる。
それと、この子は抜群にうまい。
おまけに感極まって、いつもうるうるしている。
とてもチャーミング!

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

瀧本美織の脇をベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)ががっちりと固める。
説得力の強い中村玉緒(なかむら・たまお)の語りの力も動員し、ハチャメチャなシナリオ(脚本)をほとんどカバーしてしまう。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

すべてが“力技”で成り立つ画期的な朝ドラである。
それもそのはず、テーマ曲「ひまわり」が完成し、それがヒロインのキャラクター(性格)を決定づけた。
シナリオはさらに後工程。
視聴者も強引さに慣れてきた?

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

さて、おとといの昼休み、近藤良平がコンドルズのメンバーを率いてNHKの「金曜バラエティー」に出演し、「てっぱんダンス」の実演・特訓を行った。
私は仕事の途中だったので、テレビ画面をほとんど見られなかった。
会場は中高年が中心だが、全員が立ちあがり一緒に踊りを楽しんだ。
皆、笑顔がこぼれ、幸せそう。

先のブログ「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」で述べたとおり、「てっぱんダンス」は大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
楽曲の高揚と相まって、「鉄板」を介した人々の交流が深まっていく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が深まっていく。

やはり先のブログで、私は「てっぱん」のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかが、この朝ドラが人気を得るうえで大きなカギを握ると述べた。

NHK(制作陣)も同じ考えのようで、総合テレビを中心に、「てっぱんダンス」の一大キャンペーンを展開しはじめた。
枠はミニ番組「NHKプレマップ」。
「てっぱんダンス・ひとり編(2分)」「てっぱんダンス・グループ編(2分)」「てっぱんダンス・全部編(5分)」を12月末まで繰り返し放送するようだ。

おそらく「てっぱん」の前の朝ドラ「ゲゲゲの女房」のヒロイン・松下奈緒(まつした・なお)が紅組司会を務める大みそかの「NHK紅白歌合戦」でピークに持っていこうとしているのでは…。
近藤良平やコンドルズが登場するか。
それどころか紅白の出演者全員が踊るかもしれない。
となると、当然、瀧本美織もうるうるしながら踊ることに…。
かわいいだろうなぁ。

「てっぱん」公式サイトには、振付を担当した近藤良平による「てっぱんダンス(正規版)」の教則映像が公開されており、膨大なアクセスを得ている。
「解説付き」に加え、素人が練習しやすいように左右の「反転版」が用意される。
しかも、それぞれ一人編と二人一組編。
恐ろしく親切である。
さらに、コンドルズ(メンバー)によるアレンジバージョンも用意される。

NHKは本気になり「てっぱんダンス」をはやらせようとしている。

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志村けんと優香は夫婦みたい…志村軒の二人

水曜日の深夜、フジテレビで「志村軒」が放送されている。
「志村屋です。」の続編。
私はときどき楽しむくらい。
ばかばかしくて好きな番組の一つ。

なぜだろう、「志村軒」で夫婦を演じる志村けんと優香はとても自然である。
いいコンビ。
緊張の避けられない撮影にもかかわらず、互いにリラックスしている雰囲気がテレビ画面を通じて伝わってくる。
私はほっとする。

優香は、元祖・癒し系。
1999年に飯島直子と共演した缶コーヒー「ジョージア」のCMがきっかけになり、仕事の軸足をグラビアアイドルからバラエティ番組やCMの出演に移していった。

優香は、ほんわかした雰囲気を漂わせる。
しかし、表情をよく見ていると、非常に負けず嫌いで芯が強いことが分かる。
まあ、そうでなくては熾烈な芸能界で生き残れない。

以下に、「志村けん、てっぱんダンスとヒゲダンス…志村軒」と題する2011年1月29日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は書斎でデスクワークを行うときは、テレビをつけっ放しにしている。
水曜日の深夜、フジテレビで「志村軒」が放送されていた。
正確には、木曜日の未明。
たまたま“ながら視聴”することがある。
ホームページによれば、爆笑ハートフル人情コント。
私はたいていかなり疲れており、このバラエティ番組のたわいなさに癒されたりする。

「志村軒」は、下町のちっぽけなラーメン店「けんちゃんラーメン」が舞台である。
店主は志村けん、妻は優香。
巨乳の森下悠里はやる気のないバイト役。

優香はグラビアアイドル出身で、清潔な印象と細身(?)のボディに似合わず、バストが豊か。
肌は浅黒い。
女の子と呼べる年齢は過ぎたが、かわいらしさは相変わらず。

二人は共演歴が長いせいか息がぴったり合っており、本物の夫婦みたい。
私は志村けんも優香もお気に入り。

また、「志村軒」と路地を挟んだ向かいが「喫茶ポエム」である。
マスターはダチョウ倶楽部の肥後克広、ママはハリセンボンの近藤春菜。
ハリセンボンの箕輪はるかはパート役。

それと、ダチョウ倶楽部の上島竜兵は「けんちゃんラーメン」の常連客。
何の仕事で収入を得ているか不明。

私はダチョウ倶楽部が登場した頃、このグループは2〜3年で消えると考えていた。
ところが、3人はそれぞれ、芸能界に居場所をつくった。
熾烈な生き残り競争をかいくぐり、今日までやってこられたのは立派といえよう。

この番組は以前、下町の運送屋(?)を舞台とした「志村屋です。」だった。
「志村軒」はこれにテコ入れを図った格好。
主力の出演者は変わっていない。
何年続いているのか…。

                       ◇

志村けんといえば、私は昔のザ・ドリフターズを思い出す。
芸達者な男がグループに遅れて入ってきた。
志村けんは加藤茶とコンビで「ヒゲダンス」を踊っていた。
きわめてシンプルな動きしかないので視聴者を飽きさせないのが大変である。
目の使い方や視線を含めた表情のつくり方が実によく工夫されていた。

私は、志村けんと加藤茶がもう少し若ければ、近藤良平が振り付けをした「てっぱんダンス」を踊ってほしい。
二人はどんなダンスに仕立てるだろう。
加藤茶は数年前、三途の川を渡りかけた。

私は人の好き嫌いを表明しないように努めているが、もっとも好きな“男優”の一人が「いかりや長介」。
これは、私のプロフィール情報などに記している。
また、渋谷・松涛で暮らしていた頃、自宅から徒歩3分程の距離に「仲本工事の店」があった。
プロレスラーなどが出入りしていたらしい。
私は居酒屋が苦手で、同店に行ったことがない。

俗悪のレッテルを貼られた「8時だョ! 全員集合」は日本のバラエティ番組史上に名を残した。
いかりや長介の“笑い”にかける執念が凄まじかった。
それ以来、私はザ・ドリフターズのメンバーのファンである。

「志村軒」の最後に視聴者プレゼントとして登場する「けんちゃんラーメン」を食べてみたい。

以下に、「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」と題する2010年10月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
今朝のブログは数日前に記した。
21日の放送で、大家と下宿人が家族のように夕食(?)を囲んでいた。
急展開に唖然…。
私は、いきなり鉄板で引っ繰り返された気分。

村上あかり(瀧本美織)は「日常的な不幸」を「日常的な感動」に変えていく。
それができれば、私たちはどんなに喜びに満ちた毎日を送れるだろう。

先行きに大きな夢や希望を持ちにくい時代だからこそ、「てっぱん」は足もとのささやかな幸福をつかむことの大切さを“お茶の間”に伝えようとしているのかもしれない。

かなり好意的な解釈である。

                       ◇

老いた私は世相やトレンドにうとく、子どもによく笑われる。

ときどき耳にした「スーパーモデル」という言葉が、スーパーのチラシで目玉商品の衣料を着るモデルのことだと教えられた。

「てっぱん」はわりと勉強になる。

                       ◇

「てっぱん」のオープニングダンス。

おそらく視聴者が踊りに参加している。
その様子を眺めていると、踊りは人々を幸せにすることに気づかされる。

葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」と近藤良平の「てっぱんダンス」が素晴らしいことも関係しているのだろう。
顔、顔、顔、にこにこにこ・・・。

「食」も人々を幸せにする。
関西以西では「鉄板」ならなおさらか。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

先だって、知人が悔しそうに語った。
「てっぱんに、やられっ放し」。
ドラマ(シナリオ)がえらく乱暴だと思いながらも、涙を絞られてしまうと…。

制作陣のペースにはまってきた視聴者も少なくない?

ボクチンは男(♂)の子だから泣かない。

                       ◇

時代は変わった。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかりみたいに周囲と果敢に関わろう、深く交わろうとする若者はほとんど見かけなくなった。
まして懐に飛び込むことはしない。

一定の距離を保ち、それを崩さない。

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てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突

私は年末にパソコンがクラッシュしてデータが消滅し、いまだに仕事の遅れを取り戻せない。
無理がたたり、疲労の蓄積と腰痛の悪化に苦しんでいる。
背中もずっと鉄板状態。
NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」はすっかりご無沙汰。

だいぶ前、ちらっと見たとき、瀧本美織が鼻声だった。
長丁場のヒロイン役は恐ろしく大変なはずだ。
実際に務めないと、絶対に分からない。
健康管理に万全の注意を払っていても、どこかで体調を崩してしまう。
インフルエンザだろうか・・・。
高齢の富司純子は頑張っている。

1週間ほど前、村上あかりの実の父らしき人物が現れた。
唐突は、この朝ドラの十八番。
制作陣がそうした展開に持っていくだろうと思っていたが、案の定。

視聴者の関心をつなぎ止めるため、ドラマの本流と関係のないハプニングまで仕込むようになった。
「てっぱん」のシナリオ(脚本)は依然として滅茶苦茶である。
出演者が懸命にリアリティを与えている。
視聴率はわりと好調のようだ。

以下に、「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」と題する2010年11月9日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
このところ動きが鈍ってきた。

てっぱんは急発進、急加速で猛ダッシュし、全速力でデコボコ道を突っ走ってきた。
案の定、飛ばしすぎて息切れが起こった。
必要以上に燃料を消費してガス欠になったのか、それともオーバーヒートを起こしたのか。

ようやく1カ月半を過ぎたところ。
先は長い。

                       ◇

ところで、てっぱんには、シナリオ自体の軽さをカバーするために、あちこちに名言が織り込まれている。
それをヒロイン・村上あかり(瀧本美織)の育ての母(安田成美)や育ての父(遠藤憲一)、実の祖母(富司純子)が言うならともかく、本人が発する。
ムリが多い。

私は、先週金曜日の放送で耳にした言葉に感動した。
「親いうもんは、子どもを守るために立ちはだかるもんや」(不確か)。
祖母の言葉を村上あかりが繰り返すシーンである。

父がそうだった。
私は親の反対を押し切って富山から東京に出てきた。
形をつくれるまでは戻れないとの決意で…。
私は虚無感におかされていたが、それでも何とか頑張り、踏みとどまることができた。
今日までやってこられたことを感謝している。

親は子を守るために立ちはだかる。
私がてっぱんを視聴したなかで一番の名言である。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

◆書き加え1(11月5日)

やはり先週金曜日の放送。
猛烈な台風が大阪を直撃し、お好み焼き屋の覆い(おおい)、さらに戸(玄関)を吹き飛ばした。
開かずの間が開いた瞬間である。

てっぱんは、シナリオが強引ということを受け入れなくては見る気になれない朝ドラである。
私は覚悟している。
が、あまりに乱暴。
だれだ、こんな破天荒なアイデアを出したのは?
いや、破れかぶれか…。

瀧本美織は19歳ながら抜群にうまい。
ベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)がしっかりと支えているとはいえ、この子の体当たりの演技と爆発的なエネルギーで持っているような印象だ。

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瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・瀧本美織は「おのみっちゃん」でお好み焼きをいっぱいつくっている。
猛練習を積んだせいか、実に手馴れている。
主婦の経験がある富司純子はもちろん。

きょうはバレンタインデー。
瀧本美織は愛情をいっぱい込めた手づくりチョコを贈る相手はいるのだろうか。
彼女はかわいくて快活。
年頃なので、いても不思議はない。

瀧本美織は自分から気持ちを打ち明けたいタイプか。

男は外に出て働き、女は内(家)にいて守る。
そうした役割分担が薄れ、性差が縮まった。
愛の告白やプロポーズ(結婚の申し込み)は男の側からという時代は終わった。

ちなみに、私は昭和26年生まれの古い人間なので、先に切り出されるのは大嫌い。
何が何でも自分から告げたい。

以下に、「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」と題する2010年11月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は10日間ほど仕事に忙殺され、ご無沙汰している。
木曜日、たまたま番組を見た。
例によりストーリーが急展開したようで、私は事情がよく飲み込めない。

瀧本美織が演じるヒロイン・村上あかりが実の祖母・田中初音が封印したお好み焼屋をやりたいと言い出した。
それは昔、自分を生んでくれた母を養うために死に物狂いで切り盛りしていた。
ドラマではずっと「開かずの間」だったところ。

この祖母を演じているのが、富司純子(ふじ・すみこ)。
庶民の瀧本美織と対照的に、血統というか家系が別格。
中高年の邦画ファン、とりわけ任侠映画にのめり込んだ方にはいまでも「藤純子(ふじ・じゅんこ)」のほうがしっくりするだろう。

「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じた『緋牡丹博徒』は大ヒットしてシリーズ化された。
やくざ映画にヒロインが誕生。
ついに鶴田浩二、高倉健と並んで“男の東映”の3大スターとなり、観客動員におおいに貢献した。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。
代表作はシリーズ第6作『緋牡丹博徒 お竜参上』。

昔、フジテレビのワイドショー『3時のあなた』で本名の寺島純子(てらしま・じゅんこ)で司会を務めた。

私が覚えているのは、1989年に名作『あ・うん』で映画に復帰したこと。
この際、新人女優としてスタートしたいと、現在の富司純子に改名した。

私がドラマからしばらく離れているうちに、田中初音は人格が変わったよう。
表情が柔らかくなり、しかもときどきはにかみ笑いを見せる。
村上あかりが祖母の閉ざされた心を開いていったのだろう。
すっかり、かわいい孫を見守るおばあちゃんだ。

祖母は育ての親(遠藤憲一、安田成美)が許すなら、孫がお好み焼屋を始めることを認めようと考えていた。
そして、条件が整い、孫を含めた関係者を呼び集め、突然仕切りはじめた。
富司純子は凛とし、静かな気迫と覚悟が伝わってくる。
空気が一変し、場に緊張感が走る。
本領発揮、任侠女優の凄みを彷彿させる。
一人ひとりの意思を尋ねた。
いよいよ自分の考えを述べるところで、続きはあした。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

◆書き加え1(11月19日)

「話は分かった」。
祖母のこの一言で、村上あかりがお好み焼き屋を開店することが決まった。

私は昼休みの時間だったがバタバタしていて、ろくに見られなかった。

店名は「おのみっちゃん」。
あした開店とか…。
せわしない。

◆書き加え2(11月20日)

「庶民の瀧本美織と対照的に…」と記した。
うかつだった。
本人が漂わせる雰囲気から、私はそう感じた。
役柄のせいかもしれない。

ウィキペディアによれば、小学生の頃からダンスのレッスンなどを受けるためにたびたび上京していたらしい。
余裕のない家庭では不可能。

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志村けん、てっぱんダンスとヒゲダンス…志村軒

私は書斎でデスクワークを行うときは、テレビをつけっ放しにしている。
水曜日の深夜、フジテレビで「志村軒」が放送されていた。
正確には、木曜日の未明。
たまたま“ながら視聴”することがある。
ホームページによれば、爆笑ハートフル人情コント。
私はたいていかなり疲れており、このバラエティ番組のたわいなさに癒されたりする。

「志村軒」は、下町のちっぽけなラーメン店「けんちゃんラーメン」が舞台である。
店主は志村けん、妻は優香。
巨乳の森下悠里はやる気のないバイト役。

優香はグラビアアイドル出身で、清潔な印象と細身(?)のボディに似合わず、バストが豊か。
肌は浅黒い。
女の子と呼べる年齢は過ぎたが、かわいらしさは相変わらず。

二人は共演歴が長いせいか息がぴったり合っており、本物の夫婦みたい。
私は志村けんも優香もお気に入り。

また、「志村軒」と路地を挟んだ向かいが「喫茶ポエム」である。
マスターはダチョウ倶楽部の肥後克広、ママはハリセンボンの近藤春菜。
ハリセンボンの箕輪はるかはパート役。

それと、ダチョウ倶楽部の上島竜兵は「けんちゃんラーメン」の常連客。
何の仕事で収入を得ているか不明。

私はダチョウ倶楽部が登場した頃、このグループは2〜3年で消えると考えていた。
ところが、3人はそれぞれ、芸能界に居場所をつくった。
熾烈な生き残り競争をかいくぐり、今日までやってこられたのは立派といえよう。

この番組は以前、下町の運送屋(?)を舞台とした「志村屋です。」だった。
「志村軒」はこれにテコ入れを図った格好。
主力の出演者は変わっていない。
何年続いているのか…。

                       ◇

志村けんといえば、私は昔のザ・ドリフターズを思い出す。
芸達者な男がグループに遅れて入ってきた。
志村けんは加藤茶とコンビで「ヒゲダンス」を踊っていた。
きわめてシンプルな動きしかないので視聴者を飽きさせないのが大変である。
目の使い方や視線を含めた表情のつくり方が実によく工夫されていた。

私は、志村けんと加藤茶がもう少し若ければ、近藤良平が振り付けをした「てっぱんダンス」を踊ってほしい。
二人はどんなダンスに仕立てるだろう。
加藤茶は数年前、三途の川を渡りかけた。

私は人の好き嫌いを表明しないように努めているが、もっとも好きな“男優”の一人が「いかりや長介」。
これは、私のプロフィール情報などに記している。
また、渋谷・松涛で暮らしていた頃、自宅から徒歩3分程の距離に「仲本工事の店」があった。
プロレスラーなどが出入りしていたらしい。
私は居酒屋が苦手で、同店に行ったことがない。

俗悪のレッテルを貼られた「8時だョ! 全員集合」は日本のバラエティ番組史上に名を残した。
いかりや長介の“笑い”にかける執念が凄まじかった。
それ以来、私はザ・ドリフターズのメンバーのファンである。

「志村軒」の最後に視聴者プレゼントとして登場する「けんちゃんラーメン」を食べてみたい。

以下に、「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」と題する2010年10月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
今朝のブログは数日前に記した。
21日の放送で、大家と下宿人が家族のように夕食(?)を囲んでいた。
急展開に唖然…。
私は、いきなり鉄板で引っ繰り返された気分。

村上あかり(瀧本美織)は「日常的な不幸」を「日常的な感動」に変えていく。
それができれば、私たちはどんなに喜びに満ちた毎日を送れるだろう。

先行きに大きな夢や希望を持ちにくい時代だからこそ、「てっぱん」は足もとのささやかな幸福をつかむことの大切さを“お茶の間”に伝えようとしているのかもしれない。

かなり好意的な解釈である。

                       ◇

老いた私は世相やトレンドにうとく、子どもによく笑われる。

ときどき耳にした「スーパーモデル」という言葉が、スーパーのチラシで目玉商品の衣料を着るモデルのことだと教えられた。

「てっぱん」はわりと勉強になる。

                       ◇

「てっぱん」のオープニングダンス。

おそらく視聴者が踊りに参加している。
その様子を眺めていると、踊りは人々を幸せにすることに気づかされる。

葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」と近藤良平の「てっぱんダンス」が素晴らしいことも関係しているのだろう。
顔、顔、顔、にこにこにこ・・・。

「食」も人々を幸せにする。
関西以西では「鉄板」ならなおさらか。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

先だって、知人が悔しそうに語った。
「てっぱんに、やられっ放し」。
ドラマ(シナリオ)がえらく乱暴だと思いながらも、涙を絞られてしまうと…。

制作陣のペースにはまってきた視聴者も少なくない?

ボクチンは男(♂)の子だから泣かない。

                       ◇

時代は変わった。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかりみたいに周囲と果敢に関わろう、深く交わろうとする若者はほとんど見かけなくなった。
まして懐に飛び込むことはしない。

一定の距離を保ち、それを崩さない。

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葉加瀬太郎・ひまわり…てっぱんテーマ曲

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」と題する2010年10月10日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私はおととい初めて見た。
出張帰りでくたくただったが、つい本気になった。
村上あかり役の「瀧本美織」がとても頑張っている。
新人といっても、それなりの訓練や経験は積んでいるはず。
この子は非常に達者だ。

さて、私がこの朝ドラでもっとも感心したのは、オープニングの音楽の美しさ。
歌詞はないが、素晴らしい。
番組公式サイトによれば、バイオリニスト・葉加瀬太郎が手がけたテーマ曲「ひまわり」。
太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している。
彼が一番好きな花らしい。

それと、だれの振り付けだろう。
オープニングの映像のダンス。
やはり素晴らしい。
お好み焼きの輪郭のなかに映し出される踊りが「てっぱん」の世界を広げていく。
「振付・ダンス 近藤良平」と記されていた。

私は教則ビデオを30回ほど再生した。
本人が自ら踊っており、何度見てもヘンテコな演出、不思議な魅力。
若ければ挑戦してみたい気もするが、体がばらばらになりそう。
大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
これは凄い。

ダンスはむろん「お好み焼き」の調理の過程と、そこにおけるシズルを表現している。
東日本(関東)系の私はほとんど食べたことがなく、ましてつくったことがない。
よく分からないが、引き延ばされる材料、飛び出す炎、返すヘラ、拭う汗、塗るハケ、立ちのぼる湯気と匂い、焼きあがりの歓喜など…。
が、それに留まらない。
楽曲の盛り上がりと相まって、「鉄板」を介した人々の交流があたたかさを増していく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が感じられた。
あれっ、締め括りはひまわり?

近藤良平は、コンテンポラリー・ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する。
ペルー、チリ、アルゼンチンの南米育ちらしく、日本人の発想とどこか違う。
『近藤良平という生き方』という著書が見つかった。

きのうのブログで述べたとおり、「てっぱん」は視聴率が厳しいと予想している。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

先のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかもカギの一つだ。
このオープニングダンスが大阪や尾道でイベントに発展するようなら話は変わってくる。

楽曲とダンスは傑作である。
そのまま「祭」が行えそう。
私は聞き取れなかったが、合いの手(?)もいい。

◆書き加え1(10月10日)

テーマ曲「ひまわり」は太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している、と記した。

実際には、この楽曲が「村上あかり」の性格を決定づけたようだ。
とすると、テーマ曲がシナリオに先行したことになり、珍しいケースでは…。
音楽が素晴らしいわけだ。

◆書き加え2(12月11日)

葉加瀬太郎の美しいテーマ曲「ひまわり」に合わせて踊られる、近藤良平のあたたかい「てっぱんダンス」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

◆書き加え3(12月11日)

連続テレビ小説「てっぱん」で熱演する瀧本美織、好演する富司純子に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

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第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合

きょうは「勤労感謝の日」。
祝日。
大阪城公園で「第1回てっぱんダンス収録会」が開催される。
NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」の番組公式サイトでの呼びかけ「踊ってみたい人、集まれ!」に応じ、大勢が詰めかけるのでなかろうか。
きっと盛りあがる。
この会場は、私が大阪出張の際にしばしば宿泊するホテルからいつも一望している。

私は仕事に追われ、可憐な瀧本美織がヒロイン・村上あかりを演じる「てっぱん」そのものはなかなか見られない。
テレビをつけていたとしても音声を聞く程度。
しかし、葉加瀬太郎の「ひまわり」が流れ、近藤良平の「てっぱんダンス」が始まると、つい手を止めてしまう。
オープニングが気になって仕方ないのだ。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

私のお気に入りの“踊り手”は以下のとおり。
額の汗をぬぐい、一息つく小学生の男の子。
鰹節(かつおぶし)をひらひらする呉服屋(?)の若女将(?)。
「トン! トン! トン!」のポーズをする魚屋(?)のおっちゃん。
腕を組んで回る若い男女。
実は、この男性は何を隠そう私である。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

作曲も振付も最高!
地元に留まらず周辺、さらに各地から朝ドラ「てっぱん」ファンが駆けつけるのでは…。
元気なら自家用ジェットで大阪城公園へ飛んでいき、パラシュートで踊ってみたい。
このところわが家の物置でホコリをかぶっている。

しかし、私と妻は体調不良。
きょうは二人並んで1時間の入念なボディケアを施してもらう。
日頃の頑張りが足りないせいか、だれも褒めてくれない。
そこで、自らにプレゼントを贈ることにした。
長年の無理がたたり、夫婦ともに体がぼろぼろ…。
とくに仕事と家事をこなしてきた妻が弱っている。

以下に、「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」と題する2010年11月21日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
バイオリニスト・葉加瀬太郎(はかせ・たろう)が手がけたテーマ曲「ひまわり」の美しさ、そして振付師・近藤良平(こんどう・りょうへい)が手がけた「てっぱんダンス」の温かさ。
絶妙な取り合わせ!
楽曲と踊りは傑作である。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

そして、ヒロイン・村上あかり役の「瀧本美織(たきもと・みおり)」が体当たりの演技を見せる。
ちっこいが、大きな情熱とエネルギーがほとばしる。
それと、この子は抜群にうまい。
おまけに感極まって、いつもうるうるしている。
とてもチャーミング!

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

瀧本美織の脇をベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)ががっちりと固める。
説得力の強い中村玉緒(なかむら・たまお)の語りの力も動員し、ハチャメチャなシナリオ(脚本)をほとんどカバーしてしまう。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

すべてが“力技”で成り立つ画期的な朝ドラである。
それもそのはず、テーマ曲「ひまわり」が完成し、それがヒロインのキャラクター(性格)を決定づけた。
シナリオはさらに後工程。
視聴者も強引さに慣れてきた?

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

さて、おとといの昼休み、近藤良平がコンドルズのメンバーを率いてNHKの「金曜バラエティー」に出演し、「てっぱんダンス」の実演・特訓を行った。
私は仕事の途中だったので、テレビ画面をほとんど見られなかった。
会場は中高年が中心だが、全員が立ちあがり一緒に踊りを楽しんだ。
皆、笑顔がこぼれ、幸せそう。

先のブログ「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」で述べたとおり、「てっぱんダンス」は大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
楽曲の高揚と相まって、「鉄板」を介した人々の交流が深まっていく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が深まっていく。

やはり先のブログで、私は「てっぱん」のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかが、この朝ドラが人気を得るうえで大きなカギを握ると述べた。

NHK(制作陣)も同じ考えのようで、総合テレビを中心に、「てっぱんダンス」の一大キャンペーンを展開しはじめた。
枠はミニ番組「NHKプレマップ」。
「てっぱんダンス・ひとり編(2分)」「てっぱんダンス・グループ編(2分)」「てっぱんダンス・全部編(5分)」を12月末まで繰り返し放送するようだ。

おそらく「てっぱん」の前の朝ドラ「ゲゲゲの女房」のヒロイン・松下奈緒(まつした・なお)が紅組司会を務める大みそかの「NHK紅白歌合戦」でピークに持っていこうとしているのでは…。
近藤良平やコンドルズが登場するか。
それどころか紅白の出演者全員が踊るかもしれない。
となると、当然、瀧本美織もうるうるしながら踊ることに…。
かわいいだろうなぁ。

「てっぱん」公式サイトには、振付を担当した近藤良平による「てっぱんダンス(正規版)」の教則映像が公開されており、膨大なアクセスを得ている。
「解説付き」に加え、素人が練習しやすいように左右の「反転版」が用意される。
しかも、それぞれ一人編と二人一組編。
恐ろしく親切である。
さらに、コンドルズ(メンバー)によるアレンジバージョンも用意される。

NHKは本気になり「てっぱんダンス」をはやらせようとしている。

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富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は10日間ほど仕事に忙殺され、ご無沙汰している。
木曜日、たまたま番組を見た。
例によりストーリーが急展開したようで、私は事情がよく飲み込めない。

瀧本美織が演じるヒロイン・村上あかりが実の祖母・田中初音が封印したお好み焼屋をやりたいと言い出した。
それは昔、自分を生んでくれた母を養うために死に物狂いで切り盛りしていた。
ドラマではずっと「開かずの間」だったところ。

この祖母を演じているのが、富司純子(ふじ・すみこ)。
庶民の瀧本美織と対照的に、血統というか家系が別格。
中高年の邦画ファン、とりわけ任侠映画にのめり込んだ方にはいまでも「藤純子(ふじ・じゅんこ)」のほうがしっくりするだろう。

「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じた『緋牡丹博徒』は大ヒットしてシリーズ化された。
やくざ映画にヒロインが誕生。
ついに鶴田浩二、高倉健と並んで“男の東映”の3大スターとなり、観客動員におおいに貢献した。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。
代表作はシリーズ第6作『緋牡丹博徒 お竜参上』。

昔、フジテレビのワイドショー『3時のあなた』で本名の寺島純子(てらしま・じゅんこ)で司会を務めた。

私が覚えているのは、1989年に名作『あ・うん』で映画に復帰したこと。
この際、新人女優としてスタートしたいと、現在の富司純子に改名した。

私がドラマからしばらく離れているうちに、田中初音は人格が変わったよう。
表情が柔らかくなり、しかもときどきはにかみ笑いを見せる。
村上あかりが祖母の閉ざされた心を開いていったのだろう。
すっかり、かわいい孫を見守るおばあちゃんだ。

祖母は育ての親(遠藤憲一、安田成美)が許すなら、孫がお好み焼屋を始めることを認めようと考えていた。
そして、条件が整い、孫を含めた関係者を呼び集め、突然仕切りはじめた。
富司純子は凛とし、静かな気迫と覚悟が伝わってくる。
空気が一変し、場に緊張感が走る。
本領発揮、任侠女優の凄みを彷彿させる。
一人ひとりの意思を尋ねた。
いよいよ自分の考えを述べるところで、続きはあした。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

◆書き加え1(11月19日)

「話は分かった」。
祖母のこの一言で、村上あかりがお好み焼き屋を開店することが決まった。

私は昼休みの時間だったがバタバタしていて、ろくに見られなかった。

店名は「おのみっちゃん」。
あした開店とか…。
せわしない。

◆書き加え2(11月20日)

「庶民の瀧本美織と対照的に…」と記した。
うかつだった。
本人が漂わせる雰囲気から、私はそう感じた。
役柄のせいかもしれない。

ウィキペディアによれば、小学生の頃からダンスのレッスンなどを受けるためにたびたび上京していたらしい。
余裕のない家庭では不可能。

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てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
このところ動きが鈍ってきた。

てっぱんは急発進、急加速で猛ダッシュし、全速力でデコボコ道を突っ走ってきた。
案の定、飛ばしすぎて息切れが起こった。
必要以上に燃料を消費してガス欠になったのか、それともオーバーヒートを起こしたのか。

ようやく1カ月半を過ぎたところ。
先は長い。

                       ◇

ところで、てっぱんには、シナリオ自体の軽さをカバーするために、あちこちに名言が織り込まれている。
それをヒロイン・村上あかり(瀧本美織)の育ての母(安田成美)や育ての父(遠藤憲一)、実の祖母(富司純子)が言うならともかく、本人が発する。
ムリが多い。

私は、先週金曜日の放送で耳にした言葉に感動した。
「親いうもんは、子どもを守るために立ちはだかるもんや」(不確か)。
祖母の言葉を村上あかりが繰り返すシーンである。

父がそうだった。
私は親の反対を押し切って富山から東京に出てきた。
形をつくれるまでは戻れないとの決意で…。
私は虚無感におかされていたが、それでも何とか頑張り、踏みとどまることができた。
今日までやってこられたことを感謝している。

親は子を守るために立ちはだかる。
私がてっぱんを視聴したなかで一番の名言である。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

◆書き加え1(11月5日)

やはり先週金曜日の放送。
猛烈な台風が大阪を直撃し、お好み焼き屋の覆い(おおい)、さらに戸(玄関)を吹き飛ばした。
開かずの間が開いた瞬間である。

てっぱんは、シナリオが強引ということを受け入れなくては見る気になれない朝ドラである。
私は覚悟している。
が、あまりに乱暴。
だれだ、こんな破天荒なアイデアを出したのは?
いや、破れかぶれか…。

瀧本美織は19歳ながら抜群にうまい。
ベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)がしっかりと支えているとはいえ、この子の体当たりの演技と爆発的なエネルギーで持っているような印象だ。

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松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦

大みそか恒例、NHK紅白歌合戦。
第61回の司会者が文化の日に発表された。
紅組は、うわさどおり松下奈緒に決まった。
本人は幾度か否定したが、かなり早い段階で固まっていたのでないか。
NHKからそうした打診はまったくないという発言が不自然だった。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

松下奈緒は抜群に美しく、しかも背が高い。
さらに“華”がある。
表情が豊か、大きく笑うと非常に魅力的。
夏の紅白「思い出のメロディー」でもそうだったが、ステージ上に大輪の花が咲いた印象であり、とにかく目立つ。
ゆえに、周囲を食ってしまう。

食われたい人、この指止まれ。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

私は歌を聞かず、歌手をほとんど知らないが…。
松下奈緒を上回るオーラを放つ歌手を思い浮かべられない。
国民的なイベントとはいえ、司会は引き立てる立場だ。
松下奈緒は頭がよいので、それは百も承知。
実際、会見では「司会としてできるかぎりサポートしていくことを心がけ、素敵な一夜にしたい」と抱負を語った。
出場歌手を支える役目に徹すると…。

「素敵な一夜にしたい」。
くぅ〜。

松下奈緒は、朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のヒロインとして、村井布美枝役を演じた。
「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの人気漫画家・水木しげるの妻、武良布枝の人生をモチーフにしたドラマであり、このブログで数十回は取りあげた。

かたや、白組は「嵐」。
老いた私は嵐をまるで知らない。
メンバー5人全員で務めるというから驚き。
グループが司会に起用されるのは初めて。
松本潤は「名司会はできないが、5人ならではのチームワークで盛りあげていきたい」と意気込みを語った。

嵐の5人に1人で対抗する松下奈緒は「ゲゲゲの家族を呼ぼうかな」と、応援を頼む意向を示した。
となると、夫の向井理(村井茂役)はオーケーカード持参でかけつけよう。
いつも節約を心がけているぞ。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

それと、実の父の大杉漣(飯田源兵衛役)もオタマ持参で駆けつけよう。
熱くなるとアドリブが増えるぞ。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

ひょっとすると、義理の母の竹下景子(村井絹代役)と義理の父の風間杜夫(村井修平役)も…。

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。

すでに述べた理由で、私は松下奈緒が一人でも嵐とバランスは取れると思う。

それにしてもNHKはよく考えている。
松下奈緒と互角に張り合える個人はいないと判断したのだろう。
彼女が発するオーラに、だれも太刀打ちできない。

今年の紅白歌合戦は、司会者に一番視線が集まるという点において画期的である。
松下奈緒は衣装を含め、意図的に抑えるのでないか。

私自身はそんなことを気にする必要はないと考える。
NHKの責任だ。
松下奈緒には遠慮なく輝いてほしい。
紅白歌合戦で勝つのは、白組でも紅組でもなく、松下奈緒で決まり。

私は半世紀近くろくに番組を見ていないが、今年はどうだろう?
松下奈緒、そして吉岡聖恵が出るとなると、心は乙女のように揺れるのでした。
いきものがかりによるゲゲゲの女房の主題歌「ありがとう」を短い舌で歌うチャーミングなボーカルである。

⇒2010年11月2日「吉岡聖恵・ありがとう…いきものがかりライブ」はこちら。

司会の人選はフレッシュだ。
NHK紅白歌合戦は12月31日午後7時半から始まり、テーマは「歌で つなごう」。
松下奈緒の「ゲゲゲの女房」、そして瀧本美織の「てっぱん」もいくらか意識したフレーズか。
私は、「歌で」と「つなごう」が離れているのが気がかり。
う〜ん。

◆書き加え1(11月4日)

松下奈緒がJAバンクの新キャラクターに選出されたようで、CMに出演している。
私は、彼女に余裕のようなものを感じた。
うまくなっている。
役者は経験だなぁ。

半年に及ぶ朝ドラの主演という大役をこなし、試練を乗り越え、松下奈緒は一回りも二回りも大きくなった。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

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てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
今朝のブログは数日前に記した。
21日の放送で、大家と下宿人が家族のように夕食(?)を囲んでいた。
急展開に唖然…。
私は、いきなり鉄板で引っ繰り返された気分。

村上あかり(瀧本美織)は「日常的な不幸」を「日常的な感動」に変えていく。
それができれば、私たちはどんなに喜びに満ちた毎日を送れるだろう。

先行きに大きな夢や希望を持ちにくい時代だからこそ、「てっぱん」は足もとのささやかな幸福をつかむことの大切さを“お茶の間”に伝えようとしているのかもしれない。

かなり好意的な解釈である。

                       ◇

老いた私は世相やトレンドにうとく、子どもによく笑われる。

ときどき耳にした「スーパーモデル」という言葉が、スーパーのチラシで目玉商品の衣料を着るモデルのことだと教えられた。

「てっぱん」はわりと勉強になる。

                       ◇

「てっぱん」のオープニングダンス。

おそらく視聴者が踊りに参加している。
その様子を眺めていると、踊りは人々を幸せにすることに気づかされる。

葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」と近藤良平の「てっぱんダンス」が素晴らしいことも関係しているのだろう。
顔、顔、顔、にこにこにこ・・・。

「食」も人々を幸せにする。
関西以西では「鉄板」ならなおさらか。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

先だって、知人が悔しそうに語った。
「てっぱんに、やられっ放し」。
ドラマ(シナリオ)がえらく乱暴だと思いながらも、涙を絞られてしまうと…。

制作陣のペースにはまってきた視聴者も少なくない?

ボクチンは男(♂)の子だから泣かない。

                       ◇

時代は変わった。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかりみたいに周囲と果敢に関わろう、深く交わろうとする若者はほとんど見かけなくなった。
まして懐に飛び込むことはしない。

一定の距離を保ち、それを崩さない。

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三菱UFJ20101116

葉加瀬太郎「ひまわり」、近藤良平「てっぱんダンス」

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私はおととい初めて見た。
出張帰りでくたくただったが、つい本気になった。
村上あかり役の「瀧本美織」がとても頑張っている。
新人といっても、それなりの訓練や経験は積んでいるはず。
この子は非常に達者だ。

さて、私がこの朝ドラでもっとも感心したのは、オープニングの音楽の美しさ。
歌詞はないが、素晴らしい。
番組公式サイトによれば、バイオリニスト・葉加瀬太郎が手がけたテーマ曲「ひまわり」。
太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している。
彼が一番好きな花らしい。

それと、だれの振り付けだろう。
オープニングの映像のダンス。
やはり素晴らしい。
お好み焼きの輪郭のなかに映し出される踊りが「てっぱん」の世界を広げていく。
「振付・ダンス 近藤良平」と記されていた。

私は教則ビデオを30回ほど再生した。
本人が自ら踊っており、何度見てもヘンテコな演出、不思議な魅力。
若ければ挑戦してみたい気もするが、体がばらばらになりそう。
大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
これは凄い。

ダンスはむろん「お好み焼き」の調理の過程と、そこにおけるシズルを表現している。
東日本(関東)系の私はほとんど食べたことがなく、ましてつくったことがない。
よく分からないが、引き延ばされる材料、飛び出す炎、返すヘラ、拭う汗、塗るハケ、立ちのぼる湯気と匂い、焼きあがりの歓喜など…。
が、それに留まらない。
楽曲の盛り上がりと相まって、「鉄板」を介した人々の交流があたたかさを増していく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が感じられた。
あれっ、締め括りはひまわり?

近藤良平は、コンテンポラリー・ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する。
ペルー、チリ、アルゼンチンの南米育ちらしく、日本人の発想とどこか違う。
『近藤良平という生き方』という著書が見つかった。

きのうのブログで述べたとおり、「てっぱん」は視聴率が厳しいと予想している。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

先のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかもカギの一つだ。
このオープニングダンスが大阪や尾道でイベントに発展するようなら話は変わってくる。

楽曲とダンスは傑作である。
そのまま「祭」が行えそう。
私は聞き取れなかったが、合いの手(?)もいい。

◆書き加え1(10月10日)

テーマ曲「ひまわり」は太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している、と記した。

実際には、この楽曲が「村上あかり」の性格を決定づけたようだ。
とすると、テーマ曲がシナリオに先行したことになり、珍しいケースでは…。
音楽が素晴らしいわけだ。

◆書き加え2(12月11日)

葉加瀬太郎の美しいテーマ曲「ひまわり」に合わせて踊られる、近藤良平のあたたかい「てっぱんダンス」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

◆書き加え3(12月11日)

連続テレビ小説「てっぱん」で熱演する瀧本美織、好演する富司純子に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

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松下奈緒が「ゲゲゲの女房」を振り返った

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
24日、土曜日に放送が終わった。
そして、26日、月曜日に「てっぱん」が始まった。

私は昭和26年(1951年)生まれ、古風なところがあり、しかも意固地ときている。
「ゲゲゲの女房」を心から愛した日本男児として、中1日で「てっぱん」に乗り替えたら大やけどをする。
予告編で見た、ヒロイン・村上あかりを演じる瀧本美織はとても可愛い。
老いた私でも胸がときめかないわけでない。
正直、「てっぱん」を見たい。
何せ新しい子が好きだ。
が、せめて4〜5日、松下奈緒に操(みさお)を立てると心に誓った。
そうでなければ、男がすたる…。

                       ◇

さて、番組公式サイトに、クランクアップ前日の松下奈緒のインタビューが掲載されていた。
NHKのスタジオに通うことが“日課”になった1年近く。
それが突然、生活から消えてしまうことが不思議と語った。
私にとっても「ゲゲゲの女房」の視聴は習慣だった。

松下奈緒はクランクインした当初、ヒロイン・村井布美枝という大役を任せられ、プレッシャーに押し潰されそうだった。
ゴールまで辿りつけるかどうか不安だらけ…。
しかし、途中からプレッシャーを監督や共演者と分かち合うことを覚え、それほど苦にしなくなった。

私は、松下奈緒は肝が据わっているとの印象を持っている。
いまや「男は愛嬌、女は度胸」。
その彼女にして、大変な重圧を感じていた。

また、「ゲゲゲの女房」は、見合い直後に結婚生活に入るストーリーだ。
二人の関係は当然、手探り状態…。
そこで、松下奈緒は村井茂(水木しげる)役の向井理と距離を置いた。
それは向井理も同じだった。
実際、朝ドラでは、二人は他人行儀だった。
しかし、番組の進行につれて夫婦の距離が縮まり、向井理と距離が近づいた。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

松下奈緒は主役として「ゲゲゲの女房」を引っ張っていかなくてならない立場である。
この朝ドラを盛り上げ、視聴率を伸ばす責任を負う。
が、自分が頑張ることもさることながら、スタッフを含めたキャストのチームワークが番組の成功に不可欠と気づかされた。
撮影の終了をあすに控え、周囲に対する感謝の気持ちが膨らんだ。

松下奈緒は「ゲゲゲの女房」を通じて多くを学んだ。
自分本位でなく、相手を支えることが大切だと…。
そうした気持ちはかならず自分にはね返ってくる。
また、相手に委ねることも大切だと…。
それが夫婦に限らず、人といい関係を築く秘訣と悟った。

私たちは、前者については人生のわりと早い段階で知ることがある。
しかし、後者についてはなかなか思い至らない。
仮に分かったとしても度量が小さく、怖さを拭えず、態度や行動で表せない。
私もそう。

主役を務めた松下奈緒でさえ、「ゲゲゲの女房」のエンディングのイメージが湧かなかった。
台本を手にしてみると、それはとてもほほ笑ましかった。
終わるのに、始まる…。
しかも、半年にわたる大作の着地にふさわしいと感じた。
私も秀逸だと思った。

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

「ゲゲゲの女房」は、朝ドラとしては久し振りに国民的な人気を得た。
ここまで成長できたのは、テレビの前の視聴者の応援があればこそ。
放送中、番組公式サイトに多くのメッセージが寄せられた。
演じる側と眺める側の観点の違いに気づかされ、大きな刺激も受けた。
松下奈緒はファンに対する感謝の言葉でインタビューを締め括った。

「ゲゲゲの女房」を通じて一番成長したのは、彼女だ。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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