私は今週前半、福岡・天神の財団法人九州生産性本部で講師を務めた。
九州生産性大学経営講座の「提案営業マネージャー養成コース」。
2日×7カ月、全14日間で、公開セミナーとしては恐らく日本でもっとも本格的なのでは?
このコースが設けられた発端が私の提案だったこともあり、和田創研が全講師を派遣している。
九州生産性本部とのコラボレーションにより、年々カリキュラムの魅力が増してきた。
参加は、おもに九州の優良企業。
しかも選び抜かれた営業関係者。
毎年何名か送り込んでくる熱心な会社がある。
心より感謝申しあげる。
狙いは、自社のみならず九州の営業を牽引していけるソリューションマネジャーの育成だ。
さて、今回は受講者が実案件に則し、数カ月にわたって作成した渾身の提案書(プロポーザル)のきわめてシビアな相互評価である。
既存顧客の深耕や拡大、新規顧客の開拓、離脱顧客の奪還など人それぞれ。
ただし、いずれもポテンシャルの大きい企業に対し、付加価値の高い商談を仕掛けている。
能力や経験に秀でた人材が、そうでない社員と同じレベルの営業活動を行うようでは会社が持たない。
公開セミナーなので企業研修と異なり、「秘密保持」に万全を期した。
提案書では、顧客の名称のほか、その特定につながる情報を除いた。
さらに、顧客の抱える問題点や顧客の手にする効果などに関する数値を伏せた。
商談のリアリティが少し薄れてしまうのはやむをえない。
いわば異業種格闘型の提案営業研修!
受講者は負けたくないという気持ちが起こるのか、真剣そのもの。
会場から笑顔が消えた。
提案書の採点は5〜6人1組で行う。
そこでは、営業パーソンの“愛”の深さと確かさを問う。
愛とは「顧客のベネフィットに直結する知恵の体系」にほかならない。
すなわち、お役立ちの具体的な内容としての「課題解決の仕組み」。
有効なシステム、プラン、環境…。
ちなみに、7回の研修を通じ、今回がもっともエキサイティング。
受講者一人ひとりが2つの質問を発する。
「はたして、この愛で知子さん(顧客)が振り向いてくれるか?」。
「はたして、この愛で太郎君(ライバル)に勝てるか?」。
大型案件の成立を目論む以上、評価基準は明確だ。
恐ろしくシビア。
薄っぺらな愛に容赦ない点数が付けられる。
百点満点で自分は何点か皆、緊張している。
私は彼らの許可を得て、初めての写真撮影。
「提案営業マネージャー養成コース」の雰囲気が伝わってこよう。
多忙を極める営業を対象とした「全14日間コース」としてはかなりの参加者。
提案書は、内容・表現ともになかなかの出来栄えだった。
ここでお見せできないのが残念!
和田創研が保有する最高峰のソリューションの真髄をつかんでくれたに違いない。
私は、彼らの懸命な努力に敬意を表したい。
このなかから将来、きっと営業役員が生まれるだろう。社長が現れるかもしれない。
景気の先行きは想像を絶するほど険しい。
とりわけ地方は深刻。
受講者は、どうか先頭に立ち、自社の営業を「顧客第一・価値提供・利益重視」に変えてもらいたい。
そして、悠々と勝ち残れ!
大不況を楽しもうではないか。
◇
ところで、私が伺う地方都市で圧倒的に多いのが福岡である。
食べ物はおいしいし、中州のお姉さんはきれい。
非の打ち所がない。
おのずと愛着は増す。
もっともヒコーキ嫌いなので「のぞみ」を利用。
したがって「博多」と呼ぶほうがしっくりする。
生意気を言えば、私は再建屋として九州の営業をピカピカにしたいのだ。
九州生産性本部と手を携え、最強の、いや最良の営業をつくる。
目指すは、日本一の「営業品質」。
Copyright ©2008 by Sou Wada
←応援、よろしく!
九州生産性大学経営講座の「提案営業マネージャー養成コース」。
2日×7カ月、全14日間で、公開セミナーとしては恐らく日本でもっとも本格的なのでは?
このコースが設けられた発端が私の提案だったこともあり、和田創研が全講師を派遣している。
九州生産性本部とのコラボレーションにより、年々カリキュラムの魅力が増してきた。
参加は、おもに九州の優良企業。
しかも選び抜かれた営業関係者。
毎年何名か送り込んでくる熱心な会社がある。
心より感謝申しあげる。
狙いは、自社のみならず九州の営業を牽引していけるソリューションマネジャーの育成だ。
さて、今回は受講者が実案件に則し、数カ月にわたって作成した渾身の提案書(プロポーザル)のきわめてシビアな相互評価である。
既存顧客の深耕や拡大、新規顧客の開拓、離脱顧客の奪還など人それぞれ。
ただし、いずれもポテンシャルの大きい企業に対し、付加価値の高い商談を仕掛けている。
能力や経験に秀でた人材が、そうでない社員と同じレベルの営業活動を行うようでは会社が持たない。
公開セミナーなので企業研修と異なり、「秘密保持」に万全を期した。
提案書では、顧客の名称のほか、その特定につながる情報を除いた。
さらに、顧客の抱える問題点や顧客の手にする効果などに関する数値を伏せた。
商談のリアリティが少し薄れてしまうのはやむをえない。
いわば異業種格闘型の提案営業研修!
受講者は負けたくないという気持ちが起こるのか、真剣そのもの。
会場から笑顔が消えた。
提案書の採点は5〜6人1組で行う。
そこでは、営業パーソンの“愛”の深さと確かさを問う。
愛とは「顧客のベネフィットに直結する知恵の体系」にほかならない。
すなわち、お役立ちの具体的な内容としての「課題解決の仕組み」。
有効なシステム、プラン、環境…。
ちなみに、7回の研修を通じ、今回がもっともエキサイティング。
受講者一人ひとりが2つの質問を発する。
「はたして、この愛で知子さん(顧客)が振り向いてくれるか?」。
「はたして、この愛で太郎君(ライバル)に勝てるか?」。
大型案件の成立を目論む以上、評価基準は明確だ。
恐ろしくシビア。
薄っぺらな愛に容赦ない点数が付けられる。
百点満点で自分は何点か皆、緊張している。
私は彼らの許可を得て、初めての写真撮影。
「提案営業マネージャー養成コース」の雰囲気が伝わってこよう。
多忙を極める営業を対象とした「全14日間コース」としてはかなりの参加者。
提案書は、内容・表現ともになかなかの出来栄えだった。
ここでお見せできないのが残念!
和田創研が保有する最高峰のソリューションの真髄をつかんでくれたに違いない。
私は、彼らの懸命な努力に敬意を表したい。
このなかから将来、きっと営業役員が生まれるだろう。社長が現れるかもしれない。
景気の先行きは想像を絶するほど険しい。
とりわけ地方は深刻。
受講者は、どうか先頭に立ち、自社の営業を「顧客第一・価値提供・利益重視」に変えてもらいたい。
そして、悠々と勝ち残れ!
大不況を楽しもうではないか。
◇
ところで、私が伺う地方都市で圧倒的に多いのが福岡である。
食べ物はおいしいし、中州のお姉さんはきれい。
非の打ち所がない。
おのずと愛着は増す。
もっともヒコーキ嫌いなので「のぞみ」を利用。
したがって「博多」と呼ぶほうがしっくりする。
生意気を言えば、私は再建屋として九州の営業をピカピカにしたいのだ。
九州生産性本部と手を携え、最強の、いや最良の営業をつくる。
目指すは、日本一の「営業品質」。
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