コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

石原裕次郎

宿泊客満足度…タカクラホテル福岡

私は先だって、福岡でもっともお気に入りの「タカクラホテル福岡」に滞在しました。
かつて石原裕次郎が愛した隠れ家です。
立地は繁華街からちょっと外れており、建物はこじんまりしています。
館内はとても落ち着き、室内は至って快適です。
利用案内の冒頭に、「ご自宅のようにごゆっくりと」「私どもはプチホテルならではの家庭的なあたたかいおもてなしを心がけております。」と記されています。

しかし、福岡の発展と社会の変化につれ、有名ホテルが相次いで進出してきました。
老舗の「タカクラホテル福岡」とて、厳しさを増す生き残り競争のなかで安閑としていられません。
おもに客室稼働率と宿泊料の低下により、ほとんどのホテルはサービスや食事の質を落とさざるをえません。
JTBなどの調査によれば、「タカクラホテル福岡」は宿泊客満足度で高水準を維持しています。
どうか頑張ってください。

私は「提案営業研修」の合宿で同ホテルを利用しました。
時間が朝から深夜に及ぶので講師も受講者も地獄ですが、「タカクラホテル福岡」の心地よい環境ならそれほど苦になりません。
これが仕事でなければ申し分ないのですが・・・。

私は、京都より西に行ったことがないという会津若松生まれの妻を、一度は福岡に連れてきたいと考えています。
そのときには「タカクラホテル福岡」に泊まります。

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質問話法と提案書…営業セミナー

私は営業分野の経営コンサルタントとして長年、企業での仕事が大半だった。
が、加齢による衰えで、公開の講演とセミナーに仕事をシフトさせている。
こちらは楽ができるわけでない。

それでもクライアントでの仕事は営業の数字の立て直しになるため、非常に厳しい再教育を行う。
平たく言えば、叱りっ放し。
体力の消耗がひどい。

今月は最近では珍しく、公開の講演とセミナーだけで11本にのぼる。
目の回る忙しさだ。
私は福岡でもっとも好きな「タカクラホテル福岡」に5日間、お世話になっている。
館内そして室内の環境はきわめて快適。
それと、食事がおいしい。
この間、合宿も含まれるので、体力の限界との戦いである。

⇒2010年8月19日「石原裕次郎が愛した隠れ家…タカクラホテル」はこちら。

                       ◇

きょうは公開の営業セミナーを2本行う。
といっても、それぞれ3時間なので、講演に近い。
午前が「質問話法」、午後が「提案書」。
インプットとアウトプットの関係である。

私が長年指導に携わってきた「提案営業」は、情報収集による顧客理解を大切にし、それを踏まえて提案による顧客貢献を行う。
課題解決に役立つわけだ。

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営業精鋭道場の地獄と歓喜…本気の営業エリート・リーダー育成

きのうのブログ「日本最長14日間マラソン&ダイエット営業セミナー参加」に続いて・・・。

⇒2012年4月11日「日本最長14日間マラソン&ダイエット営業セミナー参加」はこちら。

IMG_3092この分野で日本一と自負する「提案営業実践コース」が5月にスタートする。
中京地区や関東地区からも受講者が集まる、人気絶大の営業セミナーである。
2日間×7カ月=14日間。
主催は財団法人九州生産性本部。
抜群の受講評価に支えられ、9年目を迎えた。

⇒2010年11月16日「どうしてもお礼を伝えたい…地獄の提案営業研修」はこちら。

1日の営業セミナーでさえ集客が採算ラインに届かず、しばしば中止に追い込まれる昨今、「奇跡」に近い。
公開スタイルの営業セミナーとしては、おそらく日本最長である。
本コースの前後(開講式・修了式)を含めると、17日間に及ぶ。
いわば「営業精鋭道場」。

⇒2011年3月23日「受講生の胴上げが始まった…提案営業コース」はこちら。

私が本気で営業エリート、営業リーダーを育成するので、地獄と歓喜(胴上げ)が交錯する。
毎年、受講者の泣き笑いが見られる。

というわけで、私は福岡(博多)へしばしば足を運んできた。
日本資本の主要ホテルはほとんど利用した。
これまで天神界隈での定宿は「西鉄グランドホテル」だった。
当地の名門である。

⇒2009年10月13日「西鉄グランドホテル、綾小路きみまろ」はこちら。

私が宿泊したホテルはいずれも快適であり、満足が得られた。
なかでも一番のお気に入りは「タカクラホテル福岡」である。
戦後のスーパースター・石原裕次郎が福岡滞在時に隠れ家としたことで有名だ。
心にしっくりし、気持ちがとても落ち着く。
JTB宿泊満足度アンケートで、福岡地区約百ホテル中第1位でなかろうか・・・。

⇒2010年8月19日「石原裕次郎が愛した隠れ家…タカクラホテル」はこちら。

このたび九州生産性本部が移転するにともない、定宿が変わることになった。
新住所の道路を挟んで真ん前の「ホテルニューオータニ博多」。
そして、新住所からすぐの「タカクラホテル福岡」。
こちらはうれしい。

「ホテルニューオータニ博多」には、5月に4日間、6月に5日間、8月に4日間お世話になる。
「タカクラホテル福岡」には、7月に5日間、10月に4日間、11月に4日間お世話になる。
ちなみに、9月は夜間のワークショップを含む合宿セミナーであり、その会場と同一の「西鉄イン福岡」に4日間お世話になる。

このほかに企業研修・指導を行うので、福岡での滞在日数は非常に多い。
私は仕事の大半が東京それも都心であり、そのほかは福岡といってもいいくらいだ。
当地は食べ物もおいしいぞ!

                      ◇◆◇

九州生産性本部、福岡県中小企業家同友会の営業講演、提案営業セミナーに関するブログは以下のとおり。

⇒2010年11月15日「松下奈男&向井理子…提案営業太鼓判&認定証」はこちら。

⇒2010年11月16日「どうしてもお礼を伝えたい…地獄の提案営業研修」はこちら。

⇒2010年12月9日「提案営業…MBA学生、セミナー受講者の絶賛」はこちら。

⇒2011年3月3日「提案営業研修に目から鱗…福岡県中小企業家同友会」はこちら。

⇒2011年3月3日「物流業界・物流会社の提案営業研修…業績テコ入れ」はこちら。

⇒2011年3月7日「提案営業勉強会の衝撃…中小企業家同友会仲間」はこちら。

                      ◇◆◇

営業強化・再建、営業教育・指導に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年3月2日「提案営業セミナーの気づき、人気と評価」はこちら。

⇒2011年2月15日「社内に波風を立てる…外部講師の意義と役割」はこちら。

⇒2011年2月14日「社員教育の機会均等は負け組企業への道」はこちら。

⇒2011年2月10日「営業講師・経営講師の使命と価値、実力と評価」はこちら。

⇒2011年2月9日「全員最高評価の営業セミナーアンケート」はこちら。

⇒2011年2月8日「SMBC提案営業セミナー、毎回感動、30回開催」はこちら。

⇒2011年2月7日「部品メーカー、下請け・孫請け社長の受注活動」はこちら。

⇒2011年1月26日「大田区町工場を救え…社長の受注強化セミナー」はこちら。

⇒2011年1月25日「名古屋地場製造業が苦しい…社長セミナー」はこちら。

⇒2011年1月24日「新規開拓を活発にする…SMBC実践営業塾」はこちら。

⇒2011年1月22日「ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演」はこちら。

⇒2010年11月16日「どうしてもお礼を伝えたい…地獄の提案営業研修」はこちら。

⇒2010年10月28日「仕事がない…何と愚かな言葉だろう」はこちら。

⇒2009年11月4日「社長の悲鳴…中小製造業・零細町工場」はこちら。

⇒2008年12月4日「トヨタ系部品メーカーの悲鳴」はこちら。

⇒2008年11月27日「トヨタに命を預ける…太っ腹経営者」はこちら。

⇒2008年10月27日「やはり名古屋はトヨタ頼み」はこちら。

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AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落

先日のブログ「原辰徳監督がサイン攻め…巨人軍はスター不在」についてFacebookにコメントが寄せられた。
私がお世話になった知人である。

⇒2011年6月13日「原辰徳監督がサイン攻め…巨人軍はスター不在」はこちら。

「スポーツといえば、野球しかなかった時代を背景として国民的スターが成立したのかと・・・。
AKB48などを見ても、物語を自らつくり出せるほどの力はなく、ファンとの絶え間ない交流でブランドを構築してゆくようです。」。

まったく同感。
私は、スターのオーラはファンのボリュームに正比例すると考えている。
スターは、ファンが多いほど、輝きが増す。
それが彼らの誇りと自信の背景であり、源泉である。
これについては、木村拓哉と石原裕次郎に関するブログで述べたことがある。

⇒2009年12月5日「スターと役者…木村拓哉に思う」はこちら。

⇒2009年12月6日「石原裕次郎と木村拓哉、孤独の宿命」はこちら。

⇒2009年11月28日「木村拓也と木村拓哉の名言に感動!」はこちら。

今は娯楽と嗜好が多様になり、しかもそれぞれの領域でタレントやアスリートが次々と登場し、国民的なスターが生まれる土壌がなくなった。
つまり、成立しない。
プロ野球とて同様だ。

また、読売巨人軍(ジャイアンツ)に関しては、昔は“アンチ”を含めてプロ野球ファンの多くが巨人ファンだった。
しかし、永久に不滅と思われた巨人人気があっけなく崩れた。
球団運営の傲慢と失態もたたった。
もはや球界の盟主でない。
ファンがセ・パ両リーグの12チームに等分されつつある。
プロ野球の長期かつ健全な発展のためには望ましい。

これにはプロサッカーのJリーグの発足と成功も大きく影響している。
地域密着のファン形成、チーム応援がすっかり定着した。

それとつながるが、ファンのなかでスターの位置づけが変化した。
間接的なメディアを通じて遠くから憧れる存在でなく、直接的なメディア(例えば、ステージやパーティなどのイベント)を通じてナマで触れる存在。
そうでないと納得しない。
一人のスターが抱えられるファンの人数は限られてしまう。
彼らのオーラはファンのボリュームに左右されるので、スターはおのずと“小粒”になる。
時代の流れだ。

私が応援するフィギュアスケート女子の浅田真央は近年まれな国民的なスターである。
彼女は「化け物」だと思うが、ファンに叱られるので「奇跡」と呼ぶことにする。
私のなかで長嶋茂雄と浅田真央は別格。
好き嫌いの次元を超越した存在といえる。
ともにB型。

⇒2009年9月25日「ONの時代…両雄並び立つ奇跡!」はこちら。

なお、隆盛の「AKB48」については1年程前に書きかけた記事があり、それを仕上げて近日中にアップしようと思っている。
が、時間を割けるかどうか・・・。

秋元康は大昔にスターとファンの関係の変化に気づき、しかもそれをいち早くビジネスとして開花させた。
例えば、「おニャン子クラブ」。
こちらは「妖怪」である。

秋元康の名言と人生「人生には好きなことしかやる時間がない。」はこちら。

秋元康の名言と人生「期待よりは責任を意識するようになった。」はこちら。

秋元康の名言と人生「魚でなく釣りざおを与えよ。」はこちら。

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武田鉄矢の武勇伝…福岡出身タレント・芸能人

私は月曜日から金曜日まで福岡・天神に滞在。
公開研修や公開セミナー、会合などを行った。
けさは重い疲労と背中や腰の激しい痛みでベッドから起き上がることも難儀だった。

このうち火〜水曜日の公開研修は「西鉄イン福岡」での缶詰め・合宿研修であり、講師にも受講者にも超ハード!
例年、たいてい地元の老舗・名門「タカクラホテル福岡」で実施してきた。
石原裕次郎が愛した隠れ家である。
同ホテルは福岡地区で「宿泊客満足度」がトップクラス、おそらく何度も1位に輝いている。
館内と客室が落ち着き、食事がおいしく、私も大好きだ。

20070516-03公開研修の主催者・財団法人九州生産性本部が参加者の経済的負担を軽くしようと、ホテルの変更に踏み切った?
派遣元の企業は経営環境が年々厳しくなっている。
それはちょっと残念だったが、私は講師としてベストを尽くした。
参加者と主催者に心より感謝したい。

あっ、誤解が生じるといけないので述べるが、西鉄イン福岡に何か不満を感じたわけでない。

                       ◇

ところで、福岡(博多)といえば、多くのタレント・芸能人を輩出する土地柄である。
よそ者の私にも心地よい、自由で楽天的な風が吹きわたる。
また、地元の人たちの祭好きとも関連性が低くないはずだ。

私が福岡で思い浮かべるのは、武田鉄矢、財津和夫、タモリ(森田一義)・・・。
武田鉄矢とタモリはデビュー時のインパクトが凄かった。
洗練と程遠い。
タモリはとても「芸」と呼べない、確か動物の形態模写を大勢の前で平気でやってみせた。
私は当時、笑う気にもならなかった。

また、武田鉄矢は呆れ返るほど泥臭かった。
顔が大きく、背が低く、おまけに足が短い。
しかも女の子より髪が長い。
不細工に輪をかけ、それを最大の“売り”にしてメジャーにのしあがった。
歌手として、やがて映画「幸福の黄色いハンカチ」やドラマ「3年B組金八先生」などで俳優として大活躍を示した。
武田鉄矢の代表曲となった「母に捧げるバラード」「贈る言葉」などは、いずれも自身がリーダーとボーカルを務めた「海援隊」時代の作品である(現在、再結成)。

武田鉄矢は若い頃かなり出鱈目だったようで、武勇伝が多い。
一度見ると目に焼き付く容姿・風貌、一度聞くと耳にこびり付く語り・歌声、そしてアクの強いキャラクター。
生き残りが絶望的な芸能界で、武田鉄矢は自分の居場所をしっかりとつくりあげた。
タモリもそうだが、息が長く、いまもなお第一線に立っている。

私が地方都市でもっとも足を運んだのは福岡だ。
大阪や名古屋の比でない。
年によって2カ月近く滞在したかもしれない。
街を歩いていて、彼らがどのような少年期・青年期を過ごしたのだろうと思うことがある。

財津和夫については、あさってのブログで・・・。

⇒2011年2月18日「博多じまん、人気の福岡土産のうまさ…明月堂」はこちら。

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博多じまん、人気の福岡土産のうまさ…明月堂

新幹線の駅が「博多」のせいか、「博多土産」とは言っても「福岡土産」とは言わない。
それとも私が勝手に思い込んでいるだけなのか・・・。
博多じまん1先日、社長向けの営業再建・変革講演会を行った帰路、博多駅構内の売店で「博多通りもん」と「博多じまん」を買い求めた。
ここは福岡市や福岡県に留まらず、九州の土産物が豊富に揃っている。

「博多通りもん」はこれまで幾度か土産にいただき、その存在を知った。
博多じまん2妻と子どもがその味にすっかり魅せられ、私がときどき購入するようになった。
あっという間になくなるはずなのだが、二人は我慢して大切に大切に食べている。
幸せそうな顔だ。
私はもともと甘いものがまったくダメだった。
とくに和菓子。
ところが、講師という激務に就き、そこに加齢による味覚の変化がともない、甘味を楽しめるようになった。
博多じまん3しかし、依然として白餡(あん)はちょっと苦手である。

博多通りもんは、福岡市の株式会社明月堂が製造している。
ホームページには「博多西洋和菓子 明月堂」とある。
和洋折衷の銘菓だ。
確かに、うまさに和と洋の枠(わく)はない。
創業81年の老舗。

博多じまん4博多通りもんは2001年から2010年まで10年連続でモンドセレクション金賞を受賞した。
2007年から2010年は、最高位の特別金賞。
やさしいミルクの香りがする皮に白餡が包まれ、その白餡に練乳・バターが使われている。
HPでは「柔らかいしろ餡が舌の上でとろける博多の傑作まんじゅう 博多通りもん」と謳われる。
通りもん1私はミルク味もちょっと苦手である。
が、博多通りもんは食べられる。
抑制が利いており、開けた都会の「粋(すい)」が感じられる。
上品。

「博多じまん」は今回初めて買い求めた。
店頭の見本で心が動いた。
中が粒餡なのだ。
この粒餡は、良質の小豆に、てぼう豆(白いんげん豆)を加えて練りあげられた。
通りもん2自然な甘さとやさしい風味を醸し出す。
こちらもなかなかの人気商品らしい。
HPでは「博多の歴史をお菓子に託したお饅頭」と謳われる。
私は体が疲れていて糖分を欲していたこともあり、めちゃくちゃおいしく感じた。
好きだなぁ…。

明月堂では、博多通りもんの「おまんじゅう」と博多じまんの「お饅頭」を使い分けている?
通りもん3私は財団法人九州生産性本部など福岡にしばしば伺う。
その際、明月堂の関係者にお会いできる可能性がある。
思い切って質問をぶつけてみたい。
どうなんだっ!

                      ◇◆◇

通りもん4福岡・博多に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年8月19日「石原裕次郎が愛した隠れ家…タカクラホテル」はこちら。

⇒2010年5月26日「チャリンコホステス大増殖…博多中洲」はこちら。

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スターと役者…木村拓哉に思う

スターと役者は違う。
スターは、“人気(度)”を表す言葉。
夜空に煌めく星であり、陽光に輝く華である。
ミスター・ジャイアンツ、ミスター・プロ野球と称された長嶋茂雄を例に出すまでもなく、斯界で頂点に立っていなくてならないが、最高のプロでなくてもよい。
スターという職業はない。
それは“存在”だ。

役者は、“職業(度)”を表す言葉。
自分に宛がわれたシナリオの登場人物になりきる職人である。
演じるなかで、素の自分はかき消される。
王貞治は最高のプロとしてホームランを量産する打者に徹した。
ついに本塁打の世界記録を更新した。
役者という存在はない。
それは“評価”だ。

スターに対し、役者を期待するのは筋違いである。
それをはみ出してしまう、超えてしまうから「スター」なのだ。
スターは、役目や役割といった枠に収まりきれない、厳しい宿命を負う。

長嶋茂雄も王貞治も現役を退いた後、「監督」に就いた。
王貞治は苦悩の末、選手を捨て、監督に変わった。
自分が演じるべき、新たな役目と役割に気づいたのだ。
ついに名監督へ。

長嶋茂雄はスターを捨てられなかったし、ファンのためにも捨てるつもりはなかった。
極論すれば、現役時代も「選手」でなかった。
長嶋茂雄は半生を通じ、選手でも監督でもなく、スターでありつづけた。

                       ◇

芸能界にあえて飛び込む人は、だれもが持っている目立ちたいとの願望が突出して強いのが普通である。
そうでなくては、熾烈極まりない競争社会の現実に弾き返され、すぐに挫折する。

俳優も同じ。
世間から「役者」と認められるには、どれくらい血と汗を流さなければならないだろう。
まして、「スター」と呼ばれるには…。
全身、努力の塊。

しかし、スターに努力は必須だが、努力はスターを保証しない。
そこにいるだけで放つ、オーラのようなものを身にまとうことが条件だ。
先天的な資質が絡むのでないか。

活躍の時代は異なるが、石原裕次郎と木村拓哉がそれ。

続きは、あした。

以下は、木村拓哉に関する私の一連のブログ。
⇒11月28日「木村拓也と木村拓哉の名言に感動」はこちら。

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詳しくは、和田創研のホームページをご覧ください。

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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
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内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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