コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

紀平梨花コスチューム

紀平梨花のジャンプ基礎点にライバルは戦意喪失

FSで逆転優勝を収められる理由とは?

紀平梨花はシニア1年目の国際大会で6戦全勝であり、そのうち4勝がフリースケーティング(FS)での逆転優勝です。
それを可能にするのは、基礎点が8.00点の「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)」の着氷です。

紀平梨花はショートプログラム(SP)で5点ほど出遅れても、FSで1本決めれば追いつきます。
トリプルアクセルは出来栄え点(GOE)も含めて10点前後になります。
他の選手は構成上必須のアクセルジャンプは基礎点が3.30の「ダブルアクセル」です。

高難度ジャンプの基礎点に敵は戦意喪失

紀平梨花がFSでトリプルアクセル−3回転トウループのコンビネーションでも決めようものなら、その時点でライバルは戦意喪失です。
さらに、高難度の3回転ルッツ+3回転トウループのコンビネーションも決められ、こちらは基礎点が 10.10点です。
圧倒的な得点力といえます。

さらに、ステップやスピンも安定し、技術要素点(TES)が高い。
いまやスケーティング技術を土台とした演技構成点(PCS)も負けません。
国際大会で「無敗神話」が続くのもうなずけます。

紀平梨花は女子史上ナンバーワン選手へ

フィギュアスケートに詳しい米国の記者は「私が見てきたなかでベストの一人」と絶賛しています。
「女子フィギュアスケート史上でもっとも偉大な選手になりうる」と将来性についても太鼓判を押しました。
ジャンプを中心とした卓越した技術だけでなく、滑らかな動きにも目を奪われたようです。

⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。

ロシアメディアは四大陸選手権での逆転劇を「自分の蓄えているものをすべて使わなくても勝てる」「SPの負けを取り返すだけでなく、ライバルを後方へ置き去りにする」と称賛しています。
他の選手がベストの演技をしても、難度を落とした紀平梨花の優勝は揺るがなかった可能性が高いと結論づけました。
ノーミスを前提にすれば、紀平梨花はトリプルアクセルをSPで0本、FSで単独1本にしても大丈夫でしょう。

ロシア勢は成長期の壁に阻まれ、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワと銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワが不調に沈んでいます。
今シーズンの世界選手権での勝利を諦めているように思えます。

今シーズンFS無敗、チャコット神衣装

余談ながら、紀平梨花が今シーズンのFS「ビューティフル・ストーム」で着用しているコスチュームはファンの間で「神衣装」と呼ばれています。
バレエ・ダンス用品の総合メーカー「チャコット」がつくりました。
デザインが曲調と振付にマッチしているだけでなく、着心地もいいようです。

紀平梨花は来シーズンの候補曲がいくつかあるそうですが、どの曲になろうとも「衣装はチャコット」と語りました。
無敗神話のパワーにあやかるつもりです。

⇒2019年1月6日「紀平梨花はコスチュームにセンスとこだわり」はこちら。

category:紀平梨花ブログはこちら。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年3月7日「紀平梨花が描く世界女王の青写真、浅田真央超え3冠達成」はこちら。

⇒2019年3月6日「世界ランキング上昇、紀平梨花が不利な滑走順を回避」はこちら。

⇒2019年3月4日「紀平梨花は4回転サルコウで女・羽生結弦を目指す」はこちら。

⇒2019年3月3日「消音動画同時再生で分かる紀平梨花のぶっちぎり」はこちら。

⇒2019年3月2日「濱田美栄コーチが同行、紀平梨花は世界一で締め括り」はこちら。

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紀平梨花はコスチュームにセンスとこだわり

米国デザイナーが試合での衣装を絶賛
紀平梨花自らもデザインと機能に関与

ニューヒロインを引き立てる舞台装置

フィギュアスケート女子シングルの紀平梨花。
シニア1年目でいきなりグランプリ(GP)シリーズ2連勝を収めた勢いでGPファイナルまで制し、スターダムに駆け上がりました。
平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワが出場していたことも世界中の脚光を浴びるうえで幸運でした。
ニューヒロインの誕生にはそれを引き立てるこうした舞台装置も必須となります。

選手ですので勝たないと注目を集められないのは確かですが、私は強さに加えて美しさも評価されたと思います。
前後の跳躍と着氷を含め、トリプルアクセルをクリーンに決められる選手は決して多くありません。

しかし、彼女の最大の魅力はこのブログで幾度も記した「スケーティング」にあると考えており、見ているだけで引き込まれます。
凛とした品格と伸びやかな迫力が備わっています。
「絶品」と呼べる身のこなしは天性の美意識と強靭な体幹から醸し出されるものでしょう。

⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。

紀平梨花は血液型がいかにもO型という「おおらかさ」を感じさせます。
同時に、「繊細さ」を感じさせます。
両極端の気質を合わせ持つことが、スケーティング全体にナチュラルな美しさを生んでいます。

SPは夢のなかの少女、かわいく甘美

その紀平梨花が演技と直接関わらないところでも美しさを称えられています。
米国のファッションデザイナーが試合で着用しているコスチュームに言及しています。

ショートプログラム(SP)はドビュッシー「月の光」であり、やわらかな調べは「夢のなかの少女」です。
私には丈を短くしたネグリジェにも思えます。
「人形のようでかわいい」「ベイビーブルーとライラックの色合いが好き。フリルのついた衣装は甘美でゴージャス」とカラーとデザインをほめました。
パジャマみたいな丸いえりは紀平梨花が考案したようです。
ファッションセンスというかデザインセンスにも秀でています。

FSは大人の気配、クール&シック!

フリースケーティング(FS)はジェニファー・トーマス「ビューティフル・ストーム」。
激しい稲妻(雷鳴)から始まります。
少女を思わせるSPと対照的に、FSは大人の気配が漂います。
カラーは濃い紺、デザインはクール&シックです。
「シャープでスパンコールは明るさがあり、ビューティフル・ストームに沿った雷が基本。
上品。わずかに左右非対称のスカートに濃淡」とほめました。
このコスチュームを着用したFSは先日の全日本選手権を含め、すべて1位です。
きわめて験(げん)がいい衣装ということになります。
四大陸選手権も世界選手権も1位の得点でしょう。

⇒2018年12月9日「紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力」はこちら。

バレエ・ダンス「チャコット」の衣装

トップ選手はたいてい1シーズンごとにコスチュームを新調します。
紀平梨花は今シーズンからバレエ・ダンス用品の総合メーカー「チャコット」の衣装を着用しています。
曲調や振付にマッチするよう、本人もデザインに関与しました。

デザインと機能性をブラッシュアップ

紀平梨花は「完全主義」であり、それは全日本選手権でのスケート靴の調整にも十分に表れました。
納得のいく演技を行うため、細かい部分にも並々ならぬこだわりを見せます。
それは衣装にも及び、しかもデザインに留まりません。
大きな意味のスケーティングのしやすさ、なかでも高難度ジャンプの跳びやすさがむしろ中心です。
ファッションデザイナーが踏み込めない領域、立ち入れない聖域といえます。
当然、選手個々で感覚が異なります。

紀平梨花は女子シングルで最高難度のトリプルアクセルを跳びます。
SPで単発、FSでコンビネーションと単発です。
回転軸や空中姿勢に影響しないように左右差をなくすだけでなく、機能性を高めています。
実際に着用してその場で回転するなどしてみて、デザイナーにさまざまな要望を出してブラッシュアップに努めています。
紀平梨花は着心地がとても気に入っています。

私は愛らしさが似合うSPもさることながら、体と滑りの美しさが引き立つFSのコスチュームが好きです。
どちらも彼女のスケーティングと演技の魅力を存分に際立たせています。

(2019年1月3日執筆)

category:紀平梨花ブログはこちら。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月30日「賢い紀平梨花は4回転ジャンプを跳ばない」はこちら。

⇒2018年12月26日「紀平梨花と高橋大輔は神、全日本フィギュア視聴率」はこちら。

⇒2018年12月25日「紀平梨花と宇野昌磨はまとも、世界選手権の重圧」はこちら。

⇒2018年12月23日「なんでかな紀平梨花、トリプルアクセル赤面転倒」はこちら。

⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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