年齢制限のトリプルアクセルジャンパー
宮原知子と本田真凜に手加減無用

全日本フィギュアスケート選手権が平昌五輪代表最終選考会を兼ねて行われています。
十代後半の有力選手は競技人生をかけて大一番に臨んでいます。
ところが、「五輪前年の7月1日までに15歳になっていなければならない」という年齢制限により出場資格のない紀平梨花が大きな注目を集めています。

国際スケート連盟公認のジュニアGPファイナルのフリースケーティング(FS)で史上初めてトリプルアクセル(3回転半)−3回転トウループのコンビネーションジャンプを決めています。
ジュニアGPファイナルではショートプログラム(SP)でダブルアクセルを入れなければなりませんした。
しかし、全日本選手権ではSPにトリプルアクセルを組み込めます。
したがって、SPとFSで3度跳ぶという攻撃的なジャンプ構成に変えられます。

紀平梨花は公式練習でトリプルアクセル、トリプルアクセル―3回転トウループを決めました。
「すごくいいイメージができた」と無邪気に笑っています。
ノーミスで滑れば自己ベストを15点以上更新し、 210点台に届くかもしれません。

有力選手が極限の緊張と戦うなか、紀平梨花は「勝っちゃっていいんですか」くらいの気楽な立場で思い切って挑めます。
優勝争いに絡んでくると、代表選考がややこしくなります。

紀平梨花はアイスリンクの氷の状態やカメラのシャッター音などに神経質になり、集中が乱れたりしました。
それを次第に克服するとともに、持ち前の運動能力に磨きをかけてきました。

成長期の只中で身長がかなり伸びているようです。
とくに女子選手は体のバランスがちょっと変わるだけで高難度ジャンプを跳べなくなることもあります。
1〜2年後にどうなるかは分かりません。
が、北京五輪の代表切符をつかむ立場になったとき、今大会は貴重な経験になります。

濱田美栄コーチはおそらく紀平梨花に「全日本選手権で勝っちゃっていいんです」と告げています。
私も手加減は無用だと思います。
同門の宮原知子と本田真凜の得点を超える勢いで跳んでほしい。

⇒2017年12月21日「本田真凜は一発逆転、金の鳥と平昌五輪代表へ」はこちら。

◆書き加え(12月21日)

紀平梨花は朝の公式練習に臨み、トリプルアクセルを4度成功させています。
調子はかなりいいようです。

◆書き加え(12月21日)

SP「カンフーピアノ」が終わりました。
素晴らしいトリプルアクセルでした。
後半の3回転フリップ−3回転トウループもよし。
リズムを刻み、これは高得点が出そうとわくわくしながら見ていたら、最後の片手を上げた3回転ルッツが2回転になってしまいました。
素人の私にはどうしてこういうことが起こるのか分かりません。
もったいない。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年12月9日「紀平梨花は3回転半でロシア勢を吹き飛ばす」はこちら。

⇒2017年12月1日「紀平梨花はトリプルアクセルで全日本初優勝の快挙へ」はこちら。

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