コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

紀平梨花回転軸

紀平梨花が描く世界女王の青写真、浅田真央超え3冠達成

鬼門の「SP対策」が勝利へのカギ

フィギュアスケート女子シングルの紀平梨花。
米国のコロラドで年明け2回目となる合宿を張っています。
自らも最重要と位置づける「世界選手権2019」へ向けた総仕上げが目的です。
シニアデビューシーズンの国際大会を7戦全勝で締め括ります。

紀平梨花は直近3試合で68点台以下と出遅れ、ショートプログラム(SP)が「鬼門」となっています。
「まずはショートという気持ち」「いいイメージが整った状態で臨む」と語っており、世界女王のカギは「SP対策」と考えています。

コロラド合宿ではプログラムのブラッシュアップを図るのは当然として、とくに代名詞となり、最大の得点源となる「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)」の精度を磨きます。
チャレンジカップ(チャレンジ杯)では回転軸がかなり傾いていました。
このところ高難度ジャンプの調子が落ち、出来栄え点(GOE)も低くなっています。

SPノーミスでライバルは戦意喪失

紀平梨花はグランプリ(GP)シリーズ2戦2勝で出場したGPファイナルでは、SPでトリプルアクセルをクリーンに決め、 82.51点という驚異的な世界最高得点を叩き出しました。
ロシアの平昌五輪金メダリスト、アリーナ・ザギトワなどライバルに重圧がかかりました。
この時点で勝負がついています。
フリースケーティング(FS)で16歳と思えない落ち着いた演技を見せて逃げ切りました。
強さが際立つ、会心の試合運びです。

今シーズンは2位に留まった全日本選手権を含む出場全試合のFSで1位の点数を記録しています。
主要国際大会6戦6勝のうち、実に4勝が「逆転優勝」となっています。
したがって、SPでノーミスの演技を行えればライバルは戦意を喪失してしまいます。
世界女王の座を確実にするには、やはりSPで出遅れないことです。
(あすのブログで述べていますが、かならずしもトリプルアクセルを決めることを意味しません。)

紀平梨花は自国さいたま開催の世界選手権で、憧れの浅田真央が果たせなかった女子シングル初となるGPファイナル、四大陸選手権と合わせた同一シーズン「3冠達成」を目指しています。
本人の頭のなかにはすでに勝利の青写真が描かれています。
ファンと国民の期待に応えてくれるでしょう。

category:紀平梨花ブログはこちら。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年3月6日「世界ランキング上昇、紀平梨花が不利な滑走順を回避」はこちら。

⇒2019年3月4日「紀平梨花は4回転サルコウで女・羽生結弦を目指す」はこちら。

⇒2019年3月3日「消音動画同時再生で分かる紀平梨花のぶっちぎり」はこちら。

⇒2019年3月2日「濱田美栄コーチが同行、紀平梨花は世界一で締め括り」はこちら。

⇒2019年3月1日「紀平梨花、回転軸の傾きと回転不足が気になるジャンプ」はこちら。

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紀平梨花、回転軸の傾きと回転不足が気になるジャンプ

どちらもスケート靴を新調した影響か?

フィギュアスケート女子シングルの紀平梨花が26日にチャレンジカップから帰国しました。

4位のショートプログラム(SP)から得意のフリースケーティング(FS)で逆転し、国際大会6戦6勝と連勝記録を伸ばしました。
いつもどおり見事でしたが、私が気になったのはジャンプの出来でした。
まっすぐな空中姿勢を保てるはずなのに、代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で「回転軸」が大きく傾いていました。
コンビネーションジャンプでは「回転不足」も取られています。
紀平梨花らしくありません。

SPでは踏み切った後に、どうやら諦めてダブルアクセル(2回転半ジャンプ)に変えました。
が、優勝を狙ったFSでは跳ぶと決めていて、強引に回って着氷でこらえました。
大会前にスケート靴を新調し、その調整にてこずったという記事も見かけました。
回転軸の傾きや回転不足がそれに起因するものならば、心配することはないでしょう。

シーズン後半からジャンプの調子が下降

しかし、トリプルアクセルを含む高難度ジャンプの調子がシーズン半ばの全日本選手権辺りから下降気味に思えます。

チャレンジカップでは回り切るため、ジャンプの高さを出すのが精一杯という様子でした。
助走のスピードがなく、ジャンプの幅が出ません。
したがって、着氷後の流れもよくありません。
それ以前に、体が疲れているせいか、スケーティングそのものに伸びと切れが乏しいと感じました。
(動画が暗く、画質が悪くて、視力の衰えた私にそう見えた可能性もあります。)
紀平梨花はすべての要素で出来栄え点(GOE)を稼げますが、それが物足りません。

チャレンジカップは世界選手権へ向けた最後の実戦の機会ですから、現時点の「課題」を明確にできれば十分なのかもしれませんが・・・。

逆転優勝は世界選手権優勝への不安材料

紀平梨花はトリプルアクセルのSPでの失敗を踏まえてFSでの成功につなげてきました。
これまでのところFSで大崩れしていません。
何せ2位に留まった全日本選手権を含む今シーズンの全試合でFS1位ですから。

しかし、トップクラスの選手は自身のピークを世界選手権に合わせてきます。
この大会ではSPでの大きな出遅れは避けなければなりません。
私はせいぜい5点差以内に収めておかないと優勝を逃す可能性があると考えます。

紀平梨花は逆転優勝がパターン化しており、極論すれば「SPで失敗しないとFSで成功できない」ようになっています。
世界選手権への大きな不安材料です。

コロラド合宿はブラッシュアップ最優先

私はコロラド合宿でプログラムのブラッシュアップを最優先してほしい。
トリプルアクセルを3本決め、SPでもFSでも1位の完全優勝で今シーズンを締め括り、だれもが認める「世界女王」として来シーズンを迎えてください。
この選手は表彰台の真ん中がよく似合う。

今大会は日本開催ですので、ファンどころか国民の期待の重圧がのしかかってきます。
練習どおりに滑ること、跳ぶことは容易でありません。
くれぐれも合宿でけがをしたり、ジャンプの調子を崩したりすることがないように・・・。

本人も言うとおり、この大会で勝ってこそのチャンピオンです。

category:紀平梨花ブログはこちら。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年2月28日「紀平梨花のコロラド合宿はけがとジャンプ崩壊のリスク」はこちら。

⇒2019年2月25日「紀平梨花は国際大会6戦全勝で世界選手権へ確かな道筋」はこちら。

⇒2019年2月23日「謎が深まる紀平梨花とスケート靴の繊細な関係」はこちら。

⇒2019年2月21日「紀平梨花が自己ベストで3冠達成宣言」はこちら。

⇒2019年2月17日「紀平梨花がチャレンジカップ、コロラド合宿へ」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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